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2025-10-06

エイサー自衛隊

はじめに

沖縄で、全島エイサーまつりというイベント自衛隊が出場したことと、それに対して抗議の声が上がったことが問題になっている。批判する側は、自衛隊エイサーまつりに出場したこと問題視し、対抗する側は自衛隊理由批判することは職業差別だと主張している。沖縄県議会では9月後半の代表質問一般質問で主に自民党議員が多数この問題を取り上げ、10月8日に「自衛隊に対する職業差別を許さない抗議決議」を提案しようとしている。

Togetterでは沖縄タイムス記者発言を捉えて「職業差別だ」と批判する方のまとめが複数上がっているが、件の記者発言は論外として、今回の出場は経緯や選出基準不透明であったりして、逆に自衛隊稚拙な宣撫活動喝破されたのを取り繕っているように見えるので、その点について述べる。

なお、自衛隊沖縄復帰直後に住民登録さえ拒否されるオウム真理教ばりの扱いをされていたことや大学入学した自衛官大学生がボイコットしたこと、他方でかつて防衛局長が辺野古基地建設書類提出を「犯す」という表現女性への性暴力にたとえたことや先日中防衛大臣自衛隊への抗議を「過度な妨害活動」と呼んだこと、エイサー自体が近年の太鼓偏重アンプ使用による高出力化によって伝統の枠を超えて迷惑の域に達しているのではないかとの議論があることなど、エイサー自衛隊にまつわる論点は多数あるが、ここでは割愛する。

エイサーについて・沖縄全島エイサーまつりについて

エイサーは、沖縄お盆先祖を迎えるための踊りで、期限は一遍踊念仏にあるとも言われているが、現在ではおおむね太鼓を持つ男衆と手踊りの女衆に分かれた夏の風物詩的に定着している。学校でも運動会演目として行われることが多く、「北海道では全員学校YOSAKOIソーランを踊る」というくらいには、沖縄の子どもは全員踊ったことがあるはずだ。

お盆に踊られる本格的なものは、旧暦の盆の3日間を中心に、夜中に町々を練り歩く形で行われる。これを道ジュネーという。かつては各地域で道ジュネーとして行われていたものを、コンクールにしようと1956年に始まったのが全島エイサーまつりの前身であり、約70年の歴史があることになる。なお「全島」というのは復帰前の沖縄で、沖縄全土を表す言葉として「全琉」と同じくらいよく用いられていた用語である。「順位付けはなじまない」としてコンクール形式は早々に廃止され、現在では各地のエイサーを一度に見ることができるイベントとして定着している。

伝統的に、全島エイサーまつりは盆の行事としてのエイサーが行われる旧暦7月15日の直後の金・土・日に行われることになっており、今年は9月12・13・14の3日間にわたって行われた。自衛隊はそのうち初日に登場している。初日はここ数年は本式に習って道ジュネーを行うこととしていて、一定ルートを選ばれた団体が次々に更新する、ディズニーランドパレードのような形で行われている。それと同時に、道ジュネーのゴール近くに固定演舞会場を設け、そこでもエイサー披露されるのだが、その固定演舞会場での出場者に自衛隊エイサーが登場している。

まず、エイサー地元行事で、出場するほとんどは地域青年会となっている。学生時代学校単位で踊っていたエイサーも、大人になって踊るのは青年単位となるのが基本で、それ以外は芸能ショーなどを行う団体が少数あるだけだ。同じく伝統行事ハーリーが職域対抗戦を設けているのとは一線を画している。なお、毎年5月に行われる手こぎボート競争である那覇ハーリー一般団体の部には陸海空の自衛隊米軍が参加しており、これに対する異論を聞いたことはない。

エイサーまつりの参加団体について

今回、3日間を通じて青年会以外で出場した団体は以下のとおりである

https://www.zentoeisa.com/schedule/

琉球風車と名桜エイサー大学エイサーサークル東京と名のつく2つは県外でエイサーをやっている団体琉球祭り太鼓はショーを行っている団体だ。また、青年会以外のエイサーは「子ども団体特別出演団体募集」として例年募集され、選定結果も公開されている。

今回、選定結果が一切発表されず、8月プログラム公開で明らかになったのが自衛隊吉本風太鼓の2団体だ。吉本-はよしもと沖縄エンタテインメント所属芸人による団体で、吉本自衛隊の2団体けが、ほぼ存在しないと先に描いたプロ以外の職場単位エイサー団体となっている。勘ぐると、自衛隊だけだと目立つから吉本にも出場を依頼したのではないか、と考えてしまう。同サイト2011年からの出場団体掲載されているが、

が出場した例は1つもない。

違和感の正体

これまで何十年か、エイサーまつりを見てきた者の感覚としては、エイサーまつりは青年のもので、県外・大学女性子ども団体がそれに付随するもの、というのが一般的なのではないか。そこに突然現れた自衛隊は、これまでの歴史上も異質なものであり、突然選定されたことに対しては戸惑いを覚えるであろう。(コンクール形式ではなくなったとは言え)エイサーまつりは地域対抗のもの、という意識は強いはずだ。そこに自衛隊を出すというのは、演舞自体がどうこうという以前に、場違いものに見えたはずだ。自衛隊が無理矢理に参加したのか、主催者が無理矢理に参加させたのか分からないが、自衛隊地域に溶け込んでいますよ、というアピール拙速にしようとして反発を受けたもののように見える。

なお、自衛官個人エイサーに参加することの是非を論じている者はほとんどいないと思われる。今回、彼らは「陸上自衛隊第15旅団」を名乗って参加し、メンバーは全て自衛隊員で、エイサーに使う道具は全て自衛隊公費で購入していることが明らかになっている。「自発的活動文句を付けるのは職業差別だ」という反論は、これらの事情を踏まえると意味をなさなくなっている。青年単位で参加するのが基本のエイサーまつりに、無理矢理職場単位で参加した・させたことが前例に外れていて、そのことについての説明がないのが問題だ、というのが違和感を覚える側の意見であろう。

余談

ちなみに、前市長急逝を受けて今年当選した沖縄市長で前県議会議員の花城大輔氏は高校卒業から4年間を陸上自衛官として過ごした経歴があり、現在沖縄県議会の沖縄選挙区から選出されている小渡良太郎氏の父で元県議の小渡享氏も防衛大卒で元海上自衛官である

2025-06-21

この記事はけっこう刺さってしまったなあ。このおじいさん2010年当時95歳か。この世代戦争体験生の声で聞ける時代は、もう終ってしまったのだなあ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b0b23e248c99cadd393ab67a11a0a5ce4a6662d

「許してくれ、許してくれ」とガマで泣き崩れた 沖縄戦母子を撃った90代の元日本兵が謝罪

6/19(木) 6:04配信

沖縄タイムス

兵士の照屋さん(仮名)が住民あやめしまったと告白した時に巡った壕。入り口に生える草は光がさす方に背を伸ばしていた=3月6日沖縄本島(竹花徹朗撮影

 

 「私は銃の引き金を引いてしまった。今でも何度も夢に見る。苦しくて、苦しくて。このにおいは間違いなくあの親子のいた場所です」

 2010年のある日、沖縄本島内のガマで、照屋さん(仮名)は泣き崩れた。90代半ばの元日本兵。言葉にならないような震えた声で「許してくれ、許してくれ」と何度も謝った。

 臨床心理士吉川麻衣子さん(49)=那覇市=が沖縄戦体験者でつくるグループ「語り合いの場」を立ち上げて5年目だった。

 参加の意思があるか、ないか体験者に繰り返し確認するのが吉川さんの手法だ。

 事前面談が21回に及んだ照屋さんは、吉川さんにだけ、自身過去を打ち明けていた。「みんなの前では語らないけれど、場には参加したい」との相談に、吉川さんは「無理しないで、自分のペースとタイミングを大切にしましょう」と伝えた。

 体験者は照屋さんを含め9人。グループは月1回、それぞれの戦争体験で関わりのある場所を巡ったり、公民館で集ったりした。

 「私は兵士でした」。照屋さんはそう自己紹介した以外、ほとんど口を開かず、表情も変えずに部屋の隅でじっと座っていた。記憶が残る戦地をどう巡るか意見を出し合った時も、「私にはそういった所はないので、みんなに任せます」と仏頂面だった。

 それでも、会を重ねるごとに表情は和らいでいった。吉川さんと出会って6年が過ぎた頃、「話がある」と切り出した。「いまさら申し訳ない。皆さんがいい、って言ってくれたら、あのガマで手を合わせたい」。吉川さんは「ようやく照屋さんのタイミングが来たのだな」と受け止めた。

 慰霊の日を終えた後の夏の日だった。照屋さんは仲間たちとあのガマを訪れた。

 意を決したように入り口に近寄るが、すぐに立ち止まる。しばらくして再び歩を進めると、また止まった。

 そんな動作を何度か繰り返すと、仲間の男性が照屋さんの手を取り、中へ入った。

 「間違いない」。照屋さんはそうつぶやくと、ごつごつとした岩場に膝をつき、嗚咽(おえつ)を漏らした。

■元兵士 65年後の告白 妻子は原爆で命落とす

 90代半ばの元日本兵、照屋さん(仮名)は一通り泣いた後、語り出した。

 所属部隊のガマが米軍に見つかったこと。住民避難していたガマを部隊が使うと決めたこと。ガマには住民がぎゅうぎゅう詰めで、上官が「ここは今から我々が使うから、一人残らず出て行け」と命じたこと。痩せ細って泣く赤ん坊を抱いた母親が照屋さんの足にすがり「お願いです。この子だけは生かして」と叫んだこと。そして照屋さんがその親子を銃で撃ったこと-。

 告白の後、参加者全員で線香をたいて手を合わせた。メンバーの一人に「話してくれてありがとう」と声をかけられると、今度は声を上げ、子どものように涙を流した。

 帰り際「一人では二度とあの場所に近づけないと思っていたが、みんなが背中を押してくれた」と頭を下げた。「戦争の時にしてしまたことは消えないけれど、供養になれば…」と言葉を継いだ。

 照屋さんは1915年沖縄本島中部で生まれた。厳しい父と優しい母に育てられ、かけっこが得意だった。25歳の時、五つ年下の女性結婚。生まれた娘には豊かな子に育ってほしいという願いを込め、「トミ」と名付けた。

 太平洋戦争東南アジア戦地出兵。「家族を守るため自分の命をささげる」との決意だった。戦争が激しくなった44年、沖縄に配属された。日本軍と県は住民の県外疎開を促していた。照屋さんと入れ替わるように妻と子は船に乗った。

 45年8月15日日本敗戦を伝える玉音放送収容所で聞いてうなだれた。ようやく戦争が終わったと実感したが、県外に渡った妻子とは連絡が取れなかった。行き先は聞いていなかった。

 2人が長崎疎開し、原爆で命を落としたことを知ったのは数年後のこと。自分が殺してしまった親子への罪悪感と、心の拠(よ)り所だった家族を失い「生きている価値がない」との絶望から沖縄を離れたが、仕事関係で間もなく戻らざるを得なくなった。

 それでも故郷集落には足が向かなかった。手元に1枚だけ残った妻と子の写真は肌身離さず持ち歩き、なるべく人と接しないよう、ひっそり暮らした。

 戦時体験を明かすまで65年。照屋さんと対話を重ねてきた臨床心理士吉川麻衣子さん(49)は「話したからといって、罪悪感を払拭したいという思いがあったわけでも、自分行為正当化たかったわけでもないと思う」と胸の内を推察する。

 「照屋さんにとってこの場なら大丈夫安心して、自分で話せるようになるのに、それだけの時間必要だった。私はただ待って、機が熟したと本人が感じた時にそっと背中を押すという距離感を保ってきた」と振り返った。(戦後80年取材班吉田伸)

この記事、読んでいて本当につらかった。

なにより衝撃だったのは、泣き叫ぶ子どもだけでなく、その母親まで撃ったということ。あまりに酷すぎて、もし自分家族だったら、このおじいさんを絶対に許せないと思った。久米島守備隊の住民虐殺事件など、日本軍の行動を思い出しても、本当にひどい。

きっと、当時の兵士にとって、住民は守るべき存在ではなく、戦闘の妨げになる「障害」と見なされていたのだろう。でも、もしそうだとしたら、一体何のために戦っていたのか? 普通に考えれば疑問に思うはずだ。だが、その「普通に考える」という倫理観は、命の危機さらされた極限状態では働かなくなってしまものなのだろう。

一方で、彼は自分の妻子を県外に避難させようとした。冷静な倫理観を失っていなかったともいえる。しかし、妻子は長崎原爆により命を落とすという皮肉な結果を迎える。「因果応報」という言葉が浮かぶが、亡くなった家族にとってはあまり残酷すぎる結末だ。


このおじいさんは1915年まれ。つまり、戦中派(特攻世代)より一回り上の世代にあたる。戦後80年、この世代体験談を聞ける機会はもはや残されていない。「普通に考えればわかるはずの倫理」が破綻した時代を生きた世代だ。象徴的な人物としては大岡昇平奥崎謙三俳優では池辺良。池辺のエッセイには、部下に恨まれ将校が海に放り込まれエピソードなどがさらっと描かれており、ユーモアを交えて将校時代下克上が語られている。奥崎は、部下の処刑をめぐって上官を追及したドキュメンタリーで知られる。


戦争体験世代は、大きく三つに分けられる。

第一に、1910年代以前の生まれの「戦争指導した大人世代」。上官や責任ある立場戦争に関与し、戦後沈黙を保って生き延びた人々。戦場人間性喪失し、それでも帰ってきた。

第二に、大正末期から昭和一桁生まれの「特攻・戦中派世代」。三島由紀夫鶴田浩二吉田満らが代表で、国のためひとのために尽くし、「美しく死ぬこと」に倫理見出し、ある種過剰に倫理的だった。岡本喜八映画作品にみられるこうした倫理へのアンチテーゼもまた戦中派の主題となった。

第三に、終戦時に少年期だった「焼け跡世代」。彼ら子供に目には、戦争から帰って沈黙した親たちの世代国家報恩を信じて裏切られた兄たちの世代ギャップみえていたはずだ。


このうち、戦後戦争体験を最も語ったのは特攻世代だった。戦前派は血塗られた過去沈黙を貫き、焼け跡派は語れるほどの戦地体験を持たなかった。

特攻世代の特徴は「死の意味」を内面化しようとしたこと。彼らにとっては、「美しく死ぬ」ことで自分運命を受け入れるしかなかった。その純粋さが戦後道徳観につながり、吉田満に代表される感性現代保守層理想視されてもいる。

しかしその倫理観には、自己満足欺瞞が含まれている可能性もある。過去自分の非を、倫理的になった「現在自分」が糾弾するかたちには、どこか自己満足偽善が入り込んでいる。ご都合主義というやつだ。

そして、その倫理観被害者に対しても危うい。「恨まれて当然のことをした」という構図を強化してしまいかねない。戦場での行為は謝って済む話ではないことがほとんどだ。怨恨抽象化され、「慰安婦」や「ホロコースト」のように象徴的な言葉として拡散され、世代を超えて敵意の燃料となっていく。

脚本家橋田壽賀子も戦中派世代。「おしん」に出てくる夫・竜三は、隣組組長として若者たち戦場に送り出した責任をとって自決する。そこには戦中派の「死によってけじめをつける」という倫理観が濃く反映されている。

死によって責任を取るという倫理のあり方は、戦争中は自分戦意を煽っておきながら戦後になると民主主義的な道徳を語り始めた知識人自己批判にも似て、実は同根なのかもしれない。終戦直後、小林秀雄は「近代の超克」を自省する知識人たちを相手に、「僕は無智だから反省なぞしない。利巧な奴はたんと反省してみるがいいじゃないか」と言い放った。

知識人たちのある種の自己嫌悪に対する小林の態度は考えさせられる。

岸田秀は「ものぐさ精神分析」のなかで、酒を飲んでやらかししまった失態を例に挙げ、なぜ反省しているのに何度も同じことを繰り返すのか、そもそも自己嫌悪」とは何かを分析した。倫理的に覚醒した自分コントロールを失って暴れた自分を自省し、本来自分倫理的で、酔って暴れた自分本来自分ではなかったという卑怯ポジショニングのもとで成り立っているからだと喝破した。

戦争記憶も同じことがいえるはずだ。

現代SNS社会では、こうした加害者欺瞞的な贖罪被害者がつけ込む形で、この構造さらに先鋭化する。加害者には「反省し続ける姿勢」が求められ、被害者には「傷ついたままであること」が期待されてしまう。

ときに「病みアピ」とも呼ばれる行動は、関心を集めるための戦略になりがちだ。弱ったときは周囲が心配してくれ、攻撃されれば誰かが擁護してくれる──そんな「おいしい被害者」のポジション依存してしまい、自分でも気づかぬうちに抜け出せなくなってしまう。


でも本当に必要なのは、「赦し」なのだと思う。贖罪再生きっかけにすぎない。

この記事に描かれた世代は、「死を美化する」戦中派とは違い、倫理的な生き方などできなかった。理不尽で泥臭い体験を抱え、時にはそれを笑いに変えてでも、ぶざまに生きてきた人たちだ。過去行為を忘れたい、でも忘れられない──その葛藤とともに、不器用に、ぶざまに、しかし確かに生きてきた。

この世代葛藤を描いだ作品に、山田洋次原作少年寅次郎』(脚本岡田惠和)がある。戦地から戻った父が罪悪感から娘の顔を直視できなくなる場面がある。彼は中国戦線で同じ年ごろの子どもを殺していたからだ。その罪の重みと、生きていかなければならない現実とのあいだで沈黙する姿が描かれる。魂が抜けたように無口な毎日を過ごす夫に対して、いつものちゃらんぽらん性格にもどってほしい、とつぶやく妻のセリフは印象的だ。ひとたび戦場倫理破綻してしまった人間に対するまなざしとはそういうものだったのだろう。

これに対して戦中派の苦悩を描いだ作品として、山田太一ドラマ男たちの旅路』も思い出す。特攻記憶を引きずる鶴田浩二と、彼に恋する部下を演じた桃井かおり上司役の池辺良の三者が見せたのは、世代間の倫理観の激突だった。上司役の池辺良が放った「筋を通すな」という一言は、戦中派の倫理観に対する戦前からの強烈なカウンターだった。山田太一の、戦前派と戦中派の葛藤に対する繊細なまなざしがここに凝縮されている。

記事のおじいさんはまさに沈黙してきた世代だ。生きるために沖縄に戻らざるを得なかったこと、その土地暮らしたこと、そして65年の沈黙。たった一度の涙より、その沈黙の重さにこそリアリティがある。

贖罪でも正当化でもない」と吉川さんは言った。語らなかった時間のほうが、語られた言葉よりも重いのだと思う。

私たちは「贖罪の涙」や「被害者トラウマ」ばかりに注目しがちだが、本当に大事なのは、「赦し」へ向かうゆっくりとしたプロセスだ。

「話してくれてありがとう」と言ってくれるグループ存在。「自分のペースとタイミング」で見守る吉川さんのような人の存在。そのほうがよほど重い。

被害者の側も、いつまでも被害者であり続ける」ことはできない。

辺見庸の『もの食う人々』では、フィリピン住民が「日本兵に家族ブタ丸焼きのように食べられた。でももう恨んでいない」と淡々と語った。その表情に、辺見は「悲しんでいる余裕もなく生きてきた強さ」を見たという。

人生って、つらい経験ほど上書き保存楽しい記憶名前をつけて保存──本来そうあるべきなのに、振り返ると逆になっていることが多い。

贖罪より、赦しの方がずっと尊く、強い。

人間、図太く生きていたいものだ。戦前派の多くはそうして沈黙を貫いてきた。自分もそうありたいし、あのおじいさんも赦されてほしい。

65年経って懺悔されても──という思いもあるが、戦争人間性を狂わせるということは、後世の私たちが覚えておけばいい。

山田太一で思い出した「太一」つながりで、昨日は国分太一番組降板話題になっていた。あれがどんな問題だったかは知らないが、この記事のおじいさんのことを思えば、本当に取るに足らない騒ぎに思えてしまう。

もちろん、軽々しく比較するべきではないけれど、それでも、そう感じてしま自分がいる。

れいに生きられなくてもいい。社会も、彼のことをそっと忘れてあげればいい。そう観念して、生きていくしかない。

2025-05-13

2000年頃の高校修学旅行

語り部のおばあちゃん日本軍米軍自衛隊がとか言ってたけどな

展示物もミスリード狙っててなんだかなと思った

語り部のおばあちゃん正規かどうか知らんけどそういうことを感情で言ってたことは事実だと思うぞ

戦争が悪いとかじゃなく軍隊が悪いになってる人が陥りがちなことだなと思ってたけど

これって今は否定しちゃ駄目なんでしょ 笑っちゃうよな 感情論がいつの間にか日本の歴史すらを書き換えてんだもん

「日本軍は県民を殺していない」 沖縄戦を巡り参政党・神谷代表 自民・西田氏の発言に同調 青森で街頭演説 | 沖縄タイムス+プラス

2024-08-06

anond:20240805223215

差別はしないようにしようね」は右も左も同意できる。それが無くせないということを学んだのが保守部落解放同盟の手口に学び、移民を導入し、過激LGBTアイヌ沖縄にまで存在しない差別叫び差別格差を作り出して「差別マネタイズ」「格差アービトラージ」しようとしてるのが貧困体験格差NPO一般法人、立憲共産れい在日公明沖縄タイムス達。唱えれば差別がなくなると信じてるのが人間心理矛盾や不合理を扱ったフロイトラカンなどの存在も知らず、共産公明に利用されている境界知能。

2024-01-23

沖縄浜比嘉島で起きている異常事態

2021年以降、同じ場所で同じような死亡事故が続発している。

沖縄本島東側にある橋でつながった小さな島で、橋を渡り切ったところがT字路になっていて、そこに激突死している。

事態を受けて看板やクッションドラムを設置してるのに昨日また起きてしまった。

異常だと思わないか

道路工学人間工学特異点とでもいうべき現象が起きていないか

現場の様子は2022年沖縄タイムス記事によくまとまっている。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1118603

ストビュー2019年から2023年4月まで4回撮影されている。

https://maps.app.goo.gl/C9vcGMUxnnKjou6R7

2024-01-16

anond:20240116192031

毎日新聞弱者を救うためなら何でもすると思うけど。

それくらいの覚悟がなきゃジャーナリズムなんてやってられないよ。

TBSも、文春も、沖縄タイムスも。

みんな矜持を持って報道してる。

2023-05-14

辺野古デモ応援する立場ならバスカフェ現場での「デモ」は受け入れるしかないよね?

どちらも行政事業批判する市民自発的に行っているデモだよねって話。

今のところ直接的にスタッフバスに手出しせずにヤジ飛ばし配信しているだけの迷惑ユーチューバーの方が、警備員への暴行容疑で逮捕者出した辺野古デモよりも平和的な言論活動とさえ言える。

Colabo「バスカフェ」に相次ぐ妨害 活動再開も先行き不透明 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20230430/k00/00m/040/051000c

辺野古基地:初の逮捕者 警備員への暴行容疑 沖縄タイムスプラス ニュース 沖縄タイムスプラス.

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/47941

あい迷惑ユーチューバーを片っ端から逮捕できるように条例法律を変えたとしたら、それを使って国家権力は大喜びで辺野古デモ参加者を片っ端から逮捕するに違いない。

自分辺野古デモ迷惑ユーチューバーも等しく迷惑な連中だと思ってるけど、あれらを簡単に潰せる強権的な独裁国家みたいな日本は嫌なので、暴力が伴わない限り言論の自由としてどちらも受け入れるしかないという立場を取るけど。

みなさんはどうでしょうか?

2023-04-28

排除アート醜悪だね

意地悪なベンチ バス停にも公園にも 公共の場で増殖する「排除アート」 | 沖縄タイムスプラス ニュース | 沖縄タイムス...

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1142116

いくら外面は綺麗に着飾った芸術作品でも、アーティストパトロンの性根が腐っていたら、醜悪さが滲み出て悪臭を放つ。

ジャングルに咲くくっせえ腐敗植物の花みたいだよね。

市民はお互いの違いを認めあえるような、多様な出会いを求めて公園に来ているのに、行政側が勝手忖度して「邪魔」「迷惑」と思われそうな市民を追い出している。

ここは人権問題多様性問題に詳しい新聞社弁護士教授などが連携して、排除アートの方を公園から排除したい。

自治体職員の首は人事的に難しいかもだけど、せめて意地悪アーティストだけでも追い出したいね

公園ちゃんとなったら、ホームレス男性女性と、地域女子児童男子児童交流会なども新聞社支援のもとで定期的に開催したい。

マンガのじゃりん子チエに出てくるような、貧富もジェンダーも年齢も子どもの有無も経歴も国籍軍籍も肌の色も関係なく、市民がお互いに交流できる公園を創っていきたい。

2023-04-27

ホームレス公園にいない世の中のほうがいいだろ

意地悪なベンチ バス停にも公園にも 公共の場で増殖する「排除アート」 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

意味不明なんだけど、公園市民の憩いの場や遊びの場だろ。いつからホームレス宿泊施設になったんだ?

そりゃあ一時保護施設排除されたなら問題だろうけど、公園がベンチを不当に占拠するホームレス排除するのは目的から言って当たり前だろう。

一昔前はそれこそ都内の大きい公園にはどこでもホームレス不法占拠してて、それをなんども追い払ってやっと今の正常な状態に戻ったんだからわけわからん事言うな。

ホームレス公園にいない世の中のほうがいいだろ

意地悪なベンチ バス停にも公園にも 公共の場で増殖する「排除アート」 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

意味不明なんだけど、公園市民の憩いの場や遊びの場だろ。いつからホームレス宿泊施設になったんだ?

そりゃあ一時保護施設排除されたなら問題だろうけど、公園がベンチを不当に占拠するホームレス排除するのは目的から言って当たり前だろう。

一昔前はそれこそ都内の大きい公園にはどこでもホームレス不法占拠してて、それをなんども追い払ってやっと今の正常な状態に戻ったんだからわけわからん事言うな。

ホームレス公園にいない世の中のほうがいいだろ

意地悪なベンチ バス停にも公園にも 公共の場で増殖する「排除アート」 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

意味不明なんだけど、公園市民の憩いの場や遊びの場だろ。いつからホームレス宿泊施設になったんだ?

そりゃあ一時保護施設排除されたなら問題だろうけど、公園がベンチを不当に占拠するホームレス排除するのは目的から言って当たり前だろう。

一昔前はそれこそ都内の大きい公園にはどこでもホームレス不法占拠してて、それをなんども追い払ってやっと今の正常な状態に戻ったんだからわけわからん事言うな。

でもお前らホームレスがベンチで寝てたりテント張ってたりする公園自分の子供を遊ばせたりはしないんですよね

意地悪なベンチ バス停にも公園にも 公共の場で増殖する「排除アート」 | 沖縄タイムスプラス ニュース | 沖縄タイムスプラス

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1142116

綺麗ごとやめてくれますか?

2023-01-30

anond:20230129200226

沖縄タイムスとか東京新聞と一緒で、沖縄中国接収されれば貢献者の一人として優遇されるやろ。

2023-01-24

琉球新報沖縄タイムス佐藤優氏、ゼレンスキー大統領等の組み合わせでオンライン公開討論会やれば盛り上がりそう

平和の実現に向けて何をすべきか

現実主義的な平和への最短経路は何か

インテリジェンスに富んだ討論からみんなが学びを深めそう

2023-01-20

沖縄コラボを支持する夢アノン

宮原ジェフリーいちろう🍠

@ichiro_jeffrey

39歳キュレーターライター。たまに船乗り日比ハーフさつまいもが好き。3ヶ月に1度、雑誌月刊ART collectors'」に展覧会レビュー寄稿してるよ。著書『沖縄泡沫候補バトルロイヤル』(ボーダーインク沖縄タイムス+プラス #エキスパートEye コメンテーター #海邦2階派

ジャーナリスト代代木(dài dài mù)jeffrey.tokyo

009年11月からTwitterを利用しています

2,322 フォロー

3,860 フォロワー

宮原ジェフリーいちろう🍠

@ichiro_jeffrey

ひろゆき」とか「NHK党」とか「暇空茜」とか、挙句は「煉獄コロアキ」みたいな存在をまともに取り上げて向き合わなければならない時代の不幸。

午後6:41 · 2023年1月19日

<<

https://twitter.com/ichiro_jeffrey/status/1616008037445300224

言いたいことははっきり書こうよ。

2022-11-14

沖縄大学ならではの強みを琉大は生かしたい

anond:20221114125130

琉球大学ということで思い立つけど、アファーマティブアクションアフリカ受験生の枠を作ってほしい。

東大ダイバーシティ危機感上野先生祝辞で共有したし、一足先に動いた東工大も今まさに話題になっているとこだけど、沖縄にある琉大もこの機会に抜本的なアクションを起こしたい。

沖縄にはアメリカルーツも持つ人々も少なくなく、アメリカにならったアファーマティブアクションもすぐ取り入れられる土壌がある。

そこで琉球大学受験一般枠のうち、100人程度の範囲で、アフリカ系の受験生の専用枠にするのはどうだろうか。

沖縄科学技術大学院大学では世界中から様々な肌の色や性の学生が集まって多様性に富んでいるけど、琉大はまだまだ画一的

東大と同じく、琉大も地元出身者が大半を占めるという貧弱な多様性課題を抱えている。

しか入学者のほとんどが日本国籍者らしく、このままでは大学院大学の方ばかり注目されて琉大が没落してしまう。

そこでまず、できることから

アフリカ系の受験生、続いてヨーロッパ系の受験生積極的に受け入れることで、アジア系日本国籍者ばかりだった琉大の多様性が増強され、偏差値だけしかとりえのない画一的大学群をごぼう抜きできる。

琉大を世界から選ばれる大学にできる。

琉球新報沖縄科学技術大学院大学沖縄タイムスに代表されるように、多様性を尊ぶ組織文化沖縄には根付いている。

琉大もそれに続いて、積極的人種国籍出身地の多様性を増強していけるはず。

2022-11-09

anond:20221109001618

オレンジジュースアルコールは入ってませんよ」←こういう返答するやつって、ただの馬鹿じゃないのかもしれないよね。沖縄タイムス阿倍tweet見てるとこういうのよくある。

2022-10-21

anond:20221021202617

どうやったら琉球新報沖縄タイムスに敬意を持ってもらえるようになるんだろう

シンポジウム開きたい(できれば那覇だけでなく東京とか大阪の同時中継で)

2022-10-09

anond:20221009172325

そのトンデモ意見を言った宮原ジェフリーいちろうとか、

当事者以外は語るなと言い放った沖縄タイムス記者阿部岳とか、

逮捕有罪執行猶予してるのにまだ活動リーダーである山城博治とか、

完全に無能な味方だよね、こんな人達が先陣切ってる陣営に、

偏った考えの人ならともかく普通の人はどう考えても賛同したくない。

からこそ、自己批判内省して、こういう人たちは表舞台から降りてもらわないと支持は増えない。

沖縄タイムス朝日産経も共同もNYTもWapoも朝鮮日報ハンギョレ世界日報も...

メディア中間中立でないなんてみんな()知ってることだけれど

自ら偏向報道していますなんて公言するのは違うでしょ

2022-10-07

アベプラ座り込み抗議の実態とは?ひろゆきと考える」一部書き起こ

しょーもない議論だったので書き起こし 残り部分暇な人いたら埋めて

   

大空:NPO法人あなたのいばしょ理事長 新著に「死んでもいいけど死んじゃだめ」23

阿部沖縄タイムス記者 基地問題を精力的に取材 著書に「ルポ沖縄 国家暴力」など

   

   

~~略、誰か書き起こして~~

   

大空:これは3000日以上ということは8年以上ですよね

   ですからそれだけ長い間、雨の日も風の日も台風の日もそこで座り込みをして抗議の意思を示してきたと

   やっぱりそこにとくに本土人間安全保障上の問題で、日本全国の問題なんだけれども、やっぱり一定リスペクトはあって良いだろうと思いつつ

   さっき阿部さんはこの座り込み論をまだやるんだと、決着したと、で、せやろうがいおじさんは枝葉中の枝葉の議論だとおっしゃったんですね、座り込み定義問題

   

大空:でも僕はそう思わないんです。僕すごく共感する部分あるんですけど、抗議運動に。

   ただ座り込みとかハンガーストライキってたとえば、刑務所の中にいる人とか、入管施設にいる人とか、自らの身体のみを用いて、抗議運動を示すわけですよ。

   それが非常にカジュアル化しているということはその行為が持ち意味自体ものすごく弱体化しているということに気づかないとダメですよ。

   阿部さんさっきね、あそこはひろゆきさんが笑ったと、笑える特権があると、おっしゃったんだけれども、

   いやいや、自分10分なり15分なり、1日3回選んでやるかやらないかということを、座り込みするかしないかということを決められる権利があるあの人達には

   そういった意味ではあの人達特権階級にいるわけですよ。抗議運動をしている人たちも。だから本当に、運動論として完全に僕は失敗だと思いますよ。

   完全になにも手足も拘束されて、なんの抗議の意思自分身体を用いて以外、選択肢がない人たちのために、

   やっぱりハンガーストライキとか座り込みとか、自分身体を用いる抗議運動選択肢はとっておかないといけなかったのに、

   最近原発のこともそうだし、気候変動のこともそうだし、若い人も含めて、非常にカジュアルハンガーストライキとか座り込みとかやってるんですよ。

   これ本当に入管施設でそういうふうなことをしたときに、ああ、どうせカジュアルなのね、となっちゃ可能性が僕はすごくあると思うんですね。

   

大空:僕はい23歳ですよ。大学生とき孤独対策担当大臣を作ってくれと政策提言したんです。いま日本は3代目の孤独担当大臣置いてますよ。

   やっぱりリベラル側はね、体制に対してのものすごい批判的な見方があって、政策提言とかアドボカシーとか、

   そういった抗議とか書面運動以外の、民主主義的なプロセスをやっぱり軽視してきた部分もあると思うんですね。

   やっぱりリベラル運動自体アップデートしていく、あの場におじいちゃんしかいなかったじゃないですか、

   やっぱりそこをもっとアップデートしていくということをリベラル側が努力してやってかないと、

   この問題、なかなか進まないし、若い人に関心持ってもらえなくなると思う、そういった意味ではこの定義ってめちゃくちゃ大事から

   これを機にね、定義したらいいじゃないですか、僕はそういった良いきっかけになればいいなと思いますね。

   

平石ありがとうございます阿部さんいかがですか、いまの話。

   

阿部:ええ、ありがとうございます。いままず座り込みハンガーストライキを大空さんがごっちゃにして話されてたので

  

大空:いや、ごっちゃにしてない。2つのことを指してるんです。ごっちゃにしてない。

平石阿部さんどうぞ。

阿部:なんで違うかというと、ハンガーストライキはあれじゃないですか、ずっとやらないと、それこそ2日やった3日やったと言えないですけど、

   座り込みトラックが来るのを止めるために座り込みをできるわけですからハンガーストライキ連続性が求められるわけですね。

   ですけど座り込みはそうではありませんから、いま別のことを1つにされるのはちょっとハンガーストライキの話は置いておきましょう、というだけのことです。

   

大空:ハンガーストライキも実は最近の抗議運動でやってるんですよ、記者さんだったらご存知かと思いますけど、

   やってますよね経産省の前とかでね、1日限定とか2日間3日間だけ若い人がやってるわけじゃないですか。

   だから基本的には一緒の問題だと思いますよ。

阿部:ええ、沖縄でもハンガーストライキはあるんだけれども、あの僕が言いたいのは連続性の話ですね。

   ハンガーストライキ連続性がないといけないので、座り込みとは違いますね、というそこです。

   

~~略、誰か書き起こして~~

   

大空:いや、そこじゃなくて、さっき申し上げたのは、座り込みだとかハンガーストライキだとかごっちゃにしてるはどうでも良いんですが、

   座り込みってところをとると、そもそも抗議活動っていうのは、連続性というものがある程度効果が得るわけですよね。

   だから昔は連続って書いてらっしゃったわけですよね、あの看板に。だから連続性が持つ意味合いがよくご理解いただいでると思うんですけど、

   僕がさっき言ったみたいに、座り込みもしくは自分身体のみを使っておこなう抗議運動というのは、

   本当に拘束されている人とか、入管施設にいる外国人の方とかね、ああいう人がやることによって非常に意味が生まれると。

   ああいう人たちが行う選択肢を奪っているわけです。そうやって別に座り込みじゃないとか、座り込みは数日でも数分でもその場限りでも良いとか言っちゃう

   だって意味なくなっちゃうんですよ。署名運動とか政策提言とかあの中にいる人たちはできないわけですよ。

   ハンガーストライキとか座り込みしかできないのに、まさにそういう行為がもっている意味が弱体化してしまうからリベラルはそこから逃げちゃだけだと思うんですね。

   

大空:だからこの機会をね、いま全然前向きな議論をぜんぜん何十分間できてないから、これを機会にいいじゃないですか、

   座り込みリベラルの方はどう思うのか、ひろゆきさんがどう思うのか色々あると思うけど、ある程度決めて、この番組別にどれだけ影響力あるかわからないけど

   でもきっかけになったら僕はすごくいいと思うので、座り込みの持つ本当の意義ってところをまだ決着してないと思う、ここをちゃんと話し合うべきじゃないかなと思いますけどね。

   

平石:どなたかおっしゃりたいことありますか。

   

阿部はい、私から一言言わせてください。

   大空さんが入管施設の方の話をされますけれど、その入管施設にいるわけでもない大空さん。

   そして、沖縄民意を踏みにじられて、どんなに反対を選挙で言ったり、県民投票で言っても、市長を作られてしまって、

   止むに止まれず座り込まないという立場にもいない大空さんが、なぜ、座り込みについて講釈をしているのかというのが、

   やっぱりそこが特権なんですよ。最初に私が言った。あのそれを考えられたほうが良いんじゃないかなと。

   

大空:当事者以外話すなというこの排他性をいかリベラルが抜け出すかということが、やっぱり日本の一番大きな課題だと思いますね。

   

阿部排他性ではなくて、発言責任のことだと思います

   自分責任を引き受けて、発言をしなければいけないので、その排他されたというということではなくて、

   自分立場を考えて、自分がここでなにを言うべきなのかをきちんと踏まえて、言うべきだと思ってますね。

   

~~略、誰か書き起こして~~

   

https://www.youtube.com/watch?v=vnD3MHD3ccE

anond:20221007155557

沖縄中国に吸収されたいってのは、どこ発祥デマなんだろうな

沖縄タイムスとかの新聞ですら中国のこと結構批判してる(ウイグル香港人権問題とか、尖閣諸島領海侵犯とか、中国機の領空侵犯かについて)んだけど、何を見たら沖縄親中だと錯覚するのだろうか

2022-04-09

結局、広告だけじゃなくて作品の中身まで使って批判したいんか

単行本1巻収録の「アイちゃん」のシリーズで何度も描かれるのは、電車内で女子高生男性会社員に胸を押し付ける場面。男性会社員は、この女子高生と会える通勤時間を「もはや憂鬱月曜日の朝に無くてはならない癒し」と捉えている。

全面広告で描かれた女子高生について、作中で男性会社員はこんな視線を向ける。

「いけないとは思いつつも 誰もが一度は目を奪われるーー

たわわに実った二つの膨らみが 少女らしく華奢な体をアンバランスに飾り立てる

男好きする設定が 制服を着て歩いているような少女

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_624f8d37e4b066ecde03f5b7

これ、広告の何処にも書かれてないし、冒頭に書いてる通り単行本の中身から拾ってるんだが、この論法広告単体の表現では無く、作品のもの政治的に正しく無ければ公共性の高い全国紙広告を出すべきでは無い)で批判するなら全国紙どころか地方紙まで使って全国に全面広告出したFGOなんて原作はR18だけどいいんか?別作品から関係ない?んなわけねーだろさっさと批判しろよ叩けよ。



政治的に正しくないR18作品原作であるFGO広告掲載した新聞一覧:

全国紙:読売新聞

東京都:東京新聞

神奈川県:神奈川新聞

千葉県:千葉日報

埼玉県:埼玉新聞

群馬県:上毛新聞

栃木県:下野新聞

茨城県:茨城新聞

静岡県:静岡新聞

山梨県:山梨日日新聞

長野県:信濃毎日新聞

新潟県:新潟日報

愛知県:中日新聞

岐阜県:岐阜新聞

福井県:福井新聞

富山県:北日本新聞

石川県:北國新聞

福岡県:西日本新聞

佐賀県:佐賀新聞

長崎県:長崎新聞

熊本県:熊本日日新聞

大分県:大分合同新聞

宮崎県:宮崎日日新聞

鹿児島県:南日本新聞

沖縄県:沖縄タイムス琉球新報

北海道:北海道新聞

青森県:東奥日報デーリー東北

秋田県:秋田魁新報

岩手県:岩手日報

山形県:山形新聞

宮城県:河北新報

福島県:福島民報

岡山県:山陽新聞

広島県:中国新聞

鳥取県:日本海新聞

島根県:山陰中央新報

山口県:山口新聞

香川県:四国新聞

徳島県:徳島新聞

愛媛県:愛媛新聞

高知県:高知新聞

大阪府:朝日新聞産経新聞

三重県:中日新聞

京都府:京都新聞(京都府内版)

滋賀県:京都新聞(滋賀県民版)

奈良県:奈良新聞

和歌山県:朝日新聞産経新聞(和歌山県版)

兵庫県:神戸新聞

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