はてなキーワード: 病みとは
幼稚園年長の時、父親の部屋のクローゼットにあった4つ上の姉のドレスを着てみた。それが始まりだった。
その時どう感じたまでかは流石に覚えてないけど、多分ドキドキしてたと思う。
それ以来家族の留守を狙っては姉の服を着て鏡の前で可愛いポーズをしてみたり、
クラスメイトの女の子を観察しては歩き方や足の向きなど、女の子らしい仕草を学んでいった。
でもこの気持ちは周囲にバレてはいけないものだと理解できていたので、
自室など誰も見ていない場所に留めていた。
夏休み中、2週間程広島に住んでいる母方の祖母の家に宿泊しに行っていたのだが、
姉よりもやや年上の姪?(この辺りはうろ覚え)が着ていた服が僕が寝る部屋のタンスに入っていたのだ。
皆が寝静まった後に夜な夜なタンスを漁っては一人でファッションショーを開催し、鏡の前の自分に酔っていた。
そんな悶々とした気持ちのまま過ごし続け、転機は姉の中学卒業後に訪れた。
そう、進学にあたり、中学校で着ていた制服がクローゼットに放置されたのだ。
それだけではない、スクール水着や体操服なども、家族の留守を狙えば好き放題着ることができた。
初めて着用して玄関の鏡の前に立った時は心臓が張り裂けそうだった。
丁度家族が帰って来て寸でのところでバレそうになった。
この時バレていればこの先さらに道を踏み外すことはなかっただろう。
周囲には薄い口ひげが生え始めている者、すね毛がボーボーの者など、皆明確に体が男になっていた。
これは余談だが、ぼくは普通に人とのコミュニケーションが下手くそで小学生からいじめられていた。
中学2年の修学旅行では同性に羽交い絞めにされ、下を脱がされ足コキをされた。
この時まだオナニーというものを理解できていなかったが、はっきり勃起していたと思う。
多分当時は中性的な見た目だからそっちの気を誘ってしまったのかなあとか思ってた。
水泳を習っていたのでやや肩幅は広くなってしまい、身長も平均程まで伸びてしまっていたが、
やや色白で細身、そして肌が綺麗で体毛がない、それが当時のぼくだった。
いつからかは分からないが、女装はもちろんだがコスプレをしたいと思っていた。
近隣のコンビニを受け取り地に設定し、深夜2時頃に受け取るとマンションのトイレで開梱し、
鞄に詰め込んで自室に持ち込んでいた。
この頃には当然オナニーも会得していたので、様々なコスプレ衣装を買っては狂ったようにオナニーをしていた。
女の子になりたいという願望も当然無くなってはおらず、
"どうやったら女の子みたいな快感を味わえるか"と言う部分に焦点を当てていた。
辿り着いた答えはアナニーだった。
小さめのプラグを入れてほぐしてから、みちのくディルドを挿入したまま寝るという強引な手段でアナルを拡張していた。
そんな真っただ中、高校の修学旅行で同性から集団でレイプされた。
この頃はディルドも本物もあんまり気持ちよさが分からなかった。
いや、気持ち良かったのかも知れないがこの時の記憶は脳が鍵をかけているようであまり思い出せない。
この頃から化粧も学び始めた。
完全に自己満足でやっていたため、メイクして外に出たりするようなことはなかった。
当時はチークをバカみたいに塗りたくったり、下地やファンデやコンシーラの塗り方も全く理解していなかったが、
高校3年時点で、口ヒゲもすね毛も、わき毛も生えていなかった。
生えていたのは捥の僅かな産毛と、指毛だけだった。
どうやったら可愛くなった自分を不特定多数に見て認めてもらえるかと悩んでいる内に、
そこで気付いてしまった。ここで動画を投稿すれば皆に可愛い自分を見てもらえると。
当時は顔出し動画がほぼなかったので、所謂"首下女装"で撮影した動画を今は亡きあの"Xtube"に投稿した。
動画の内容については伏せさせていただく。
動画を投稿するにあたってタグだの概要欄にたくさん文字を入れろだの色々言われてアップロードするのが大変だった。
どういうアルゴリズムをしているのか定かではなかったが、投稿から一週間程してから再生数が爆発的に伸び、
コメントやフレンド申請、ユーザーのお気に入り登録、さらにはオフパコのお誘いメッセージも来た。
短小真性包茎というややレアなステータスが一部層に刺さったのかも知れない。
この頃にはいじめの影響ですっかり現実の人間が苦手になっていたのでオフパコには応じなかったが、
同じように女装をして動画を投稿している方との交流は深まっていった。
メイクのコツを聞いたり、チクニーのコツ、おすすめのディルド、とにかく自分が気になっていた情報は何でも教えてくれた。
amazonのペラ生地コスプレ衣装しか着ていなかった僕に、コスパティオを教えてくれたのもこの界隈の方だった。
コメントやメッセージで手や足が綺麗とよく褒められた。オフパコの為のポイント稼ぎだったのかもしれないが...。
女装するだけして毛がボーボーみたいな動画もよくあったものだ。
ちなみに年代は伏せるがぼくがXtubeに一番動画を投稿していた時期は、東方と艦これの二強だった。
Japanese Crossdressの動画の3つに1つは艦これか東方の動画だった気がする。
最終的にXtubeには、ちょこちょこと名義を変えたりもしたが2,30本ほどの動画をアップロードした。
コメントやメッセージの1つ1つがぼくの承認欲求を満たし、もう後戻りはできなくなっていた。
様々な事情で精神を病み、自傷行為に走り始めると取り柄の体を見せられなくなったのでそれ以降投稿はしていない。
ここまで書いて話す機会を逃していたが、ぼくはパンセクシャルだ。
この人が好き!となったら誰が何と言おうとその人が好きである。
そこに性別は関係ないが、どちらかというと男を好きになる割合が高かった気がする。
そして、性行為に関してずっと悩んでいた。
女性器に挿入したいのか、男性のアナルに男性器を挿入したいのか、男性器を挿入されたいのか。
最後のは不本意にも経験してしまったものの、記憶がないので一旦なかったと思うようにしていた。
上記の話とはあまり関係がないが、ぼくは段々セックスに興味を持ち始めた。
様々な認識が歪み、ど"うせ女性とはできないし汚いおじさんでいいかな 嫌な気持ちになったら自傷の代わりになるし"
と投げやりな気持ちで、"CLUB21"という掲示板で募集を掛けた。
ちなみに女性とセックスができないと思ったのは、くだらないネット恋愛で何人かの女性と付き合ってきたが、
当時の認識では会う=オフパコで、相手からそういう気持ちを見せられる何故かとぼくがだめになってしまっていた。
これは数年前に気付いたが、多分ぼくは好きな人とセックスするのが嫌いだ。
ゲイは話が通じない人が多い。CLUB21で1件の約束を取り付けるのが大変だった記憶がある。
とりあえずフェラだけということで、ビデオボックスで会う約束をした。
利用方法が分からずに適当なエロアニメのパッケージを持ってカウンターに行くと、
"外箱も持ってきてください"と言われ凄く恥ずかしかった記憶がある。
お相手からの連絡を待っている間、借りたエロアニメを見ながら軽くオナニーをしたが、緊張のせいか全く勃起しなかった。
お相手が近くの部屋に入ったようで、"〇号室"をノックして下さい。"とのメールが届く。
ぼくの初めてのお相手(正確には初めてじゃない)は、スキンヘッドで小太りのおじさんだった。
ぼくが緊張で手が震えてドアをうまく開けられないでいると、中からおじさんが開けてくれた。
どう見ても不審な行為だったらしく、口に指を当てて"なるべく声出さないでね"と囁かれた。
室内では既におじさんお気に入りのゲイビデオが流れており、下を脱ぐように指示された。
"何日溜めてきた?" "今おしっこ出せる?" "女の子かと思った"等色々言われたが適当な喘ぎ声で誤魔化した。
結局オナニーしすぎの僕はフェラでイけるはずもなく、最終的におじさんの目の前で公開オナニーをした。
射精寸前で声をかけ精液を飲んでもらった。
賢者タイムでボーっとしているとおじさんが声をかけてきた。
"最近そういう人多いよね、僕も妻子持ちでこんなことしてるから気にしなくていいと思う。"
こんな感じの会話を交わした気がする。
そんな約束はしていなかったのに、交通費とビデボ代で3000円を貰った。
乱暴でもされたら帰って自傷とODのフルセットでもしようと思っていたのに、普通に事が進んでなんか悔しかった。
それから複数人と関係を持ったが、なんとなくセックスは怖く、手コキやフェラに留めていた。
彼女がいる人、離婚して娘二人と暮らしている人、えぐいマッチョ、多種多様だった。
ある日なんとなく半休眠状態だった女装垢の鍵垢で、"アナルセックスしたいけど勇気が出ない"という旨のツイートをしたら、
付き合いの長い方から"筆下ろししますよ"とのお誘いがあった。
実績もあるとても信頼できる方だったので、ぼくの自傷の事情や過去の経験を話して相談してみると、
"ちゃんと性病検査を受けて、コスプレ衣装を選べば大丈夫"とお返事いただけた。
性病検査を受け無事陰性なことが分かると診断書をお相手に送り、話が進んでいった。
そして当日、本当に緊張していた。
すっぴんでホテル行ってからメイクするのがいいかなでもすっぴんブスだしなとかどうでもいいことで悩んでいると、お相手のお迎えが来た。
とても印象的な会話をたくさんしたが、特定を回避するために伏せさせていただく。
久しぶりにしっかりとフルメイクをし、衣装に袖を通した気がする。
幻滅されるかと思っていたが、たくさん褒めてくれた。嘘でも嬉しかった。
やってはいけないことをやってしまっているという背徳感で興奮はするが、決して肉体が気持ちいいわけではなかった。
そしてこのオフパコを機に、ぼくはどんどん女装というものから遠ざかっていった。
いつか使うかもしれないからと残していた衣装を次々と捨て、おもちゃも全て手放してしまった。
今でも女装したいという気持ちは残ってはいるので、何故こんなに思いきってしまったのかは覚えていない。
後ほど通い始めた精神科によるとぼくはADHDらしいので、その衝動性が関係しているのかもしれない。
"あと数か月適当に通院してくれれば診断書出して手帳の申請できるよ~"とか言われたが、面倒なのでやってない。
ちなみに今は地雷メイクをしてユニセックス系の服を着ている。多分ここが妥協点なのだろう。
ぼくみたいに愚かな道を辿る人なんて他に居ないと思うけど、こういう人生もあるよってことで書きました。
彼は新人時代に精神を病み休職、そこから明けて私の働いている職場に入ってきた。
挨拶もできない、指示が通らない、「○○はできません」と今いる1年生以下の働きしかできないのに断る口実だけは口達者、新人時代の苦手な先輩はロッカーで会ってもガン無視、安全のための手順を勝手に省く、自己学習を促したら「そういうの見ると劣等感が刺激されるんで見たくないです」、年下には実質1年目以下のくせにため口など、数々の武勇伝を彼は持っていた。
メンタルだけかと思ったら実際に体調不良もあるみたいで、たまに体調不良で休んだりもしていた。こちらもそういうのに配慮しなければならないので、力仕事などはあんまり振れなかった。
壁にぶつかっていた。
これにはみんな心配して「大丈夫!?」と駆け寄るが、彼はふらふらしながらも「大丈夫です」と言う。
彼は事情を語り始めたのだが、それが実にきしょい言い訳だった。要約すると「アニ豚御用達のイベントで遊んでて体調崩しました」なのだが、それを職場で言うのか? と宇宙猫になった。ここにはアニメ好きを公言している人なんて一人もいないのに?
それに、その発言が普段お前の配慮をしている人の神経を逆なでするというのがわからないのだろうか。
イライラした私はGrokくんを使ってアカウントを特定しようとした。てか秒で特定できた。
私「昨日〇〇で遊んで体調崩したみたいなツイートをしている、○○(職業)のアカウントない?」と軽い気持ちで訊いてみたのだが、Grokくんはすぐに「こいつですか?」とピンポイントでアカウントを特定してくれたのだ。びっくりしてGrokくんに課金しようかと思ったよ。
ツイート内容はもう目も当てられなかった。
・アニメアイコン
・マイバチどんだー
やはりアニメアイコンの男は現実でもきしょい、ということが判明してしまった。
その他のツイート内容もひどい。「ママ(アニメキャラをそう呼んでいる)の子宮に帰りたい」だの、「性教育をしたい」だの、本当にチーチーしててキモすぎる代物だった。
それに、彼はそのキモいアカウントで「仕事だるい」とかたまにツイートしているが、
・全くの大嘘
・自分がやった事を他人がやった、あるいは自分がされた事にして被害者面」
のどれか
どこそこの公的機関とコネがある、大手企業から多数オファーされてるが全て断っている、
◯◯省庁の◯◯は自分の知人で凄く親しい仲、といった分かりやすい大嘘から
誰かがリップサービスで知人に言った事や、知人がゴネまくって仕方なく相手が対応した様な事を
さもそれが事実であるかの様に主張したり、「私に好感を抱いているから親身に対応してくれた!」と吹聴したりする
これだけでも相当うざいが、知人自身が相手に一方的に迷惑をかけて揉め事になった様な出来事についても
いつの間にか「自分こそが迷惑をかけられた被害者である、相手にはこんな酷い事(実際はほとんど知人がやった事)をされた!」と主張して
一見だけはもっともらしく聞こえるから、信用する人間も現れるなど(普通に聞いていれば自ずと知人の方がおかしいと気がつくが、馬鹿は気づかない)
普通に生活している人間からしたら本当に迷惑際わまりない類の人間、まるで増田やブクマカみたいな奴
言っている事は一見まともなので最初は騙される人も多いんだけど、段々と知人が語る設定と実際の行動との整合性が取れなくなったり
(例えば複数人で一緒に食事をしただけなのに、いつの間にか◯◯さんに惚れられたのかしつこく言い寄られて気持ちは嬉しいけどちょっと迷惑なんだよねふふふ…///とか言ったり)
知人からしたら信頼の置ける仲になった途端、ドン引きする様な言動を連発したり
そもそもとにかく自分が中心で無いとすぐに拗ねて不機嫌全開になって攻撃的な言動や汚い言葉を吐く様になって「あっ…(察し)」となる
まあその頃には知人のいたコミュニティでは嫌われるを超えて「いない者」扱いされる程度には関わりたくないアンタッチャブル扱いされて
さすがにその空気を察して他のコミュニティに行ってまた迷惑をかける、の繰り返し
そして最終的に行き着いた先が自分のいる所なのだから本当に救えない、まるではてなみたいだ
知人の怖いというか気色悪い所は、一見まともそうでもっともらしい事を言っている様に見える所と、詭弁の使い方が凄い事
大嘘の中にしれっと事実をまぜてさも最もらしい事をでっち上げたり、(強引な)言い逃れが出来る様な嘘を平気でつく
なんでこんな倫理観無い事を平然と出来るんだろうって内心いつも思ってる
口に出すと上の人(知人を何故か気に入って色々配慮している)に睨まれるから、言えないんだけどさ
例えば知人が「ある人とトラブルになって一方的に追い込まれて精神を病みました。体調を崩し錯乱して病院に入院しました…」みたいな事を言って
荒れた部屋の写真や点滴の画像、病院のベッドの上から撮っている様な画像をアップしたとする
普通にこれらの事実を見たら、「(知人が)酷い人に嫌がらせされて精神的に追い詰められて入院したんだな…可哀想に」
ってなる人も多いんだけど、よくよく本人や他の人の話を聞いてみたら
・ある人とトラブルになって
→先に暴言を吐いたり嫌がらせをして相手を怒らせたのは知人の方
→嘘で実際は拗ねて家に引きこもってただけ
・荒れた部屋の写真
→どこかの拾い画像
みたいな感じだったりする
本当に入院したの?的な事をやんわりと指摘すると
「私は別に『自分が入院した』とは一言も言ってませんよね?いつ誰が入院したんですか?
あなたが私が入院して点滴を打っているなどと勝手に勘違いしただけでしょう?」などと小馬鹿にして煽ってきたり、逆ギレして開き直ったりする
学歴や経歴に関しても、例えば「私は東大を超えた東大です」なんて平気でほざくんだけど
どう聞いても言ってる事の辻褄が合わないので問い詰められると最終的てには
「私は『東大です』と言っただけで誰も『東大出身です』なんて言ってませんよね?好きな大学言っただけですよ?貴方が勘違いしただけでは?w」
なんて平然とほざく、まるでブクマカや増田が主張する華麗な経歴だ
まさに詭弁なんだけど、詭弁の使い方や自分がさも被害者に見える様な粉飾だけに心血を注いでいる感じ
嘘だらけなんだけど、こちらがちょっとでも疑う様な言動をすると「私を信用していないのか!?」って癇癪を起こすから手に負えない
そういう事ばっかしてるから他人からの信用も無くなってトラブルも増えて、それを回避する為に更に嘘をつくの悪循環になっている
指摘しても一方的に逆恨みされて粘着されるから、まともな人ほど適当に相手してスルーする様になる
せめてもう少し嘘つくの止めて正直に行動すれば、嘘に使ってるリソースを他の事にも使えるだろうに、とは思うんだけど
あそこまで嘘を吐きまくって人を騙すのに抵抗が無いのも逆に凄いなって思う
よっぽど痛い目に遭わない限り治らないんだろうな
めちゃくちゃ好きだった。当時の男性Vは立ち回りが難しくて、女性Vとコラボするときも下手に立ち回れば炎上するし、まだ規模がデカくなかったから今みたいに信者の囲いで消火とか難しかった。その中で頑張ってたり、男性視聴者がまあまあいてその友達みたいな距離感とか人の悩みに寄り添うところ、歌が上手いところが好きだった。
アクスタ、香水とか全部買ってた。アクスタは離れたときに友達にあげたけど香水は箱捨てちゃって(なんでも箱は捨てるから)まだある。買った後くらいに離れたからまだ全然残ってる。でも甘いリンゴの香りはまだ覚えてる。CDとかライブもチケット当たらなくてもネット視聴で見てた。夢見た舞台に立つ彼の姿が好きだった。
当時の配信は大体リアタイしてて、失言した配信も見ていた。jkブランドだの価値がどうの、聞いたときは嘘でしょ?って思った。あれだけ立ち回り気にして炎上しないようにして病みながらマイクラしてたのに。失言しちゃうんだ、と思った。
人間なんだから失言なんて誰でもすると思う。私だって気づかないうちに誰かのことを傷つけてるかもしれない。でも配信者で同接そこそこあって、女性リスナー抱えている人間が言っていい言葉ではないと思った。思っていても、そういう思想を抱えてたとしても言ってはいけないと思う。
当時の私は大学生で、大学生だからtierが低くて怒ったわけではない。別にそのとき高校生だったとしても同じように怒っていたと思う。幻滅した。
すぐ対応されて、Twitterで軽めの謝罪と該当する場面の削除、次の配信の冒頭で謝罪があった。
炎上を恐れていた彼であるから、火消しが早いなと思った。だからそこまで燃えてなかった。
でもそれ以降、彼の配信が見れなくなった。
買ったCDも、他のメンバーの歌声も好きだったのに聴けなくなった。
てかそのユニットもメンバーの卒業でもう活動してないのだが(そのへんのモヤモヤもある)
公式番組のレギュラーもショート動画も大会の優勝も全く興味がない。ここまで推しを忘れられるのかと感じている。
謝ったから掘り起こすななんて信者は言うけど、誰かが覚えている限り、どんなに成功しても、どんなに数字伸びなくても擦られると思う。有名人のやらかしだって何年経っても擦られている。
ネットの海を漂う宿命だと思う。何時間も配信を繋いで話していないといけないのに、たった数秒のミスでここまで叩かれるのは一般人から見たらかなり不憫だ。
もちろん彼の発言もうーんと思ったけど、1番無理なのはヨシヨシしてる囲いの信者だった。別に許したことに対して引いてるんじゃない。全肯定リスはキモい。ママリスやガチ恋を嫌う人間の気持ちもわかる。一般人目線でさえそういったリスナーはヤバいなと思うし、当事者なら尚更だと思う(それはそうと社会人なら上手く立ち回るなり転生してって思う。それを理由にリスナーに当たるのは違う)
(私は声とかに関してはクソどうでもいいと思ってるのでそこは触れません)今のVの炎上はV自身のやらかしも燃えてるけど、信者の囲いで鎮火したツケが回ってきてるんだと思う。わざわざ降りる宣言して降りるオタクよりも何も言わずに不満を抱えて降りるオタクも多い。そういうオタクが数年前を思い出してずっと燃えてるんだと思う。そしてさらに信者がリプする。
本当に今話題に上がってるV好きなオタクは可哀想だ。検索して推しの悪口を見るのはしんどいと思う。でもお願いだからわざわざそういうツイートに引用リプしないで欲しい。自分が油撒いてる自覚持って欲しい。
最近、ファンタジー小説の話をすると、だいたいハリー・ポッターか指輪物語の名前が出てくる。
それしか知らないのか?
確かにどっちも名作だ。でも、ファンタジーの世界はもっと広くて深い。
お前らが知らない傑作が山ほどある。
俺は20年以上ファンタジーを読み続けてきた。和洋問わず、王道からマイナーまで、読破した数は500冊を超える。
【海外編】
これは魔法使いゲドの成長を描いた物語だが、ただの冒険譚じゃない。魔法には真の名前が必要で、名前を知ることは相手を支配することだという世界観が深い。
第一巻『影との戦い』で、ゲドが自分の影と対峙するシーンは、人生で何度も読み返してる。自分の内面と向き合うことの恐ろしさと大切さを教えてくれる。
指輪物語と並んで世界三大ファンタジーと言われる所以がわかる。
これを読まずにファンタジーを語るな。
伝説の秘術士クォートが、自分の人生を三日間かけて語る物語。現在刊行されてるのは第一部と第二部だけで、第三部が出ないことで有名になってるが、それでも読む価値がある。
魔法の体系が論理的で、主人公の成長過程が丁寧。そして文章が美しい。
「沈黙には三種類ある」という冒頭の一文から、もう世界に引き込まれる。
火山灰が降り続ける世界で、神のような支配王が千年統治している。その世界で起こる革命の物語。
この作品の何が凄いって、魔法のシステムが斬新なんだ。金属を体内で燃やすことで不思議な能力を発現させる。そのルールが明確で、バトルシーンの説得力が半端ない。
ヒロインのヴィンがめちゃくちゃカッコいい。弱かった少女が、最強の戦士になっていく過程が爽快だ。
古い神々ってのは、オーディンとかアヌビスとか、移民が持ち込んだ神話の神々。新しい神々ってのは、メディアとかテクノロジーとか、現代社会が生み出した概念。
主人公シャドウの旅を通じて、アメリカという国の成り立ちと、信仰の意味を考えさせられる。ファンタジーでありながら、めちゃくちゃ現代的な作品だ。
【国内編】
日本の女子高生が、異世界に連れ去られて王になる話…と聞くと、よくあるなろう系みたいだが、全然違う。
この世界では、王は民に選ばれるのではなく、麒麟という霊獣に選ばれる。そして王が道を誤れば、麒麟が病み、国が乱れる。
王とは何か、統治とは何か、正義とは何か。重いテーマを扱いながら、冒険の面白さも失わない傑作だ。
続きが出ないことで有名だが、既刊だけでも読む価値がある。
上橋菜穂子は文化人類学者でもあって、その知識が世界観に活きてる。この世界には独自の文化、歴史、信仰があって、それが全部説得力を持ってる。
バルサがとにかくカッコいい。30代の女性で、短槍使いで、過去に傷を持ってる。こんな主人公、他にいるか?
アニメ化もされたが、原作はもっと深い。大人が読むべきファンタジーだ。
疫病と戦争を描いたファンタジー。医療、政治、差別、愛。全部詰まってる。
ファンタジーなのに、めちゃくちゃリアル。世界が緻密に作られてて、そこに生きる人々の息遣いが聞こえる。
読後感が重いが、それだけ心に残る作品だ。
強気な王女リィと、流浪の剣士ウォルが、国難に立ち向かう話。キャラが魅力的で、バトルが爽快で、策略が面白い。
長いけど、一気読みしたくなる。夜更かし確定だ。
シリーズ累計335万部売れてるのに、なぜかあまり話題にならない。もっと評価されるべき作品だ。
闇の一族と光の一族の争い、そこに巻き込まれる少女と少年の物語。
日本的な世界観が美しい。情景描写が丁寧で、読んでると古代日本の風景が目に浮かぶ。
YA小説だが、大人が読んでも面白い。というか、大人になってから読み返すと、違う感動がある。
呪われた地レーエンデを舞台に、400年にわたる革命の歴史を描く群像劇。
これから伸びる作家だと思う。正統派ファンタジーとして、読み応えがある。
【なぜお前らはファンタジーを読まないのか】
ここまで読んで、「長そう」「難しそう」と思ったか?
確かに、長編が多い。でもそれは、世界を丁寧に描いてるからだ。
一度その世界に入り込めば、もう抜け出せない。それがファンタジーの魅力だ。
現実に疲れた時、違う世界で冒険したい時、ファンタジーは最高の逃避先になる。
異世界の物語を通じて、現実の自分と向き合える。それがファンタジーの深さだ。
上に挙げた作品のどれか一つでもいい。手に取ってみてくれ。
きっと、お前の人生を変える一冊になる。
2501
https://mainichi.jp/articles/20251016/k00/00m/020/259000c
丸亀の店長には大変気の毒だが、あちこちの企業で横行している案件。
タイムカードからシステム管理に移行したし、労働者には無茶はさせられない。タレこまれても大変だ。だから結局まず課長級にシワが寄る。
システム記録は始業と終業はごまかせないからおかしな休憩時間や、勤務時間の分断が発生する。
最悪なのは組合は総労働時間を下げたいので、各上部団体から年間総労働時間や、年間総時間外労働◯◯時間みたいな目標値を落としており、これが毎月45時間と少し毛が生えたレベルの時間数なものだから、実質的に労使双方から時間外の付与について制限を受けるのが実情。
ただ、最近様変わりしているのが、管理職級とか経営職群といわれている人たち。
課長で受け止められない仕事量を労基法で保護されない、今まで「じゃ、よろしく!」と帰宅していた人たちがやらないといけない状態になっている。たぶん暗数に落ちていると思うが、すでに相当数病み管理職がいるのでは…。
子供と別居してるお母さん(別居してる理由は離婚とか不仲ではない仕事上の理由)→なぜか連れ去られ界隈にシンパシーを覚えて連れ去られ親をフォローしてるためこっちに連れ去られ親のキチポストが流れてくる
浪人女→不謹慎なミソジニー浪人生と仲が良いためミソジニーポストが流れてくる
厳しい言い方をするが、それは「はっきり言いたくないことを相手が察してくれない」という愚痴の域を出ていないと思う。「下手に断ると危害を加えられるかも」なんてのも具体的に懸念する理由がなければ邪推と言われても仕方のないものだ。
もう「そういうの迷惑です」とはっきり言うべきなのだろうか。それで仕事がやりにくくなったり、最悪、自意識過剰な勘違い女と評判を立てられるリスクを、私の側が負わないといけないんだろうか。
不動産だの宗教だののうざい勧誘だって、あなたが明確に断るまでは向こうにだってその権利がある。それが社会のルールだからだ。
性別関係ない。セクハラとパワハラの文脈置き換えれば普通に男でも同性間でもある話。
私は男だが、新婚当初にやる気のしないブラック案件にアサインされて病みかけたことがある。なぜアサインされたかというと、私がその案件を始めたリーダーに対して愛想笑いを続けてたからだ。リーダーは熱を入れていた案件だったが私としては筋が悪いと思っていて、京都弁で言うところの「えらい難しいこと考えはりますなあ、おきばりやす」的な反応してたつもりだがそのリーダーには全く通じなかった。
いつのまにか私は賛同者ということにされてその案件に組み込まれていた。むしろそのリーダーは私が一緒に熱狂してると勘違いしてたようで、終電までやらないと終わらないくらいの仕事を積んでくるようになった。何かあるとやる気を見せろと毎日のように罵倒(親しい間での叱咤激励のつもりだったのだろうと今にして思う)するようになった。そして「プライベートを犠牲ににしてでもやるというところを見せてほしい」(原文ママ)と言われた。
その結果私は新婚旅行にさえも行き損ねかけた。結局、その案件を抜けられたのは、一区切り付いて最低限の義理を果たした後でリーダーのそのまた上司に直訴してからだ。身も心も病みかけていた。
さて、この話で非難されるべきは誰か?その勘違いしたリーダー?それは間違いではないかもしれない。でも私に非がないと思うか?
そんなことはないだろう。私も情けないと思ったのではないか。その通りである。
実際、愛想笑いして婉曲に難色示すだけで明確に拒絶しなかった私に第一の非があると言わざるを得ない。実際、上司は私の直訴を聞いて私をその案件から外したわけで、すべきことをしている。逆に、上司とて私からの直接の訴えがなければ動けなくないか?その案件に関わっているのは私の意志だということになっていた(少なくとも私はそれを明確に否定しなかった)のだから。
この件は明らかにお偉いさんが私に対する距離感覚がバグったことの問題だ。ちょうどあなたとそのおっさんの件と同じだ。しかし私は大人なのだからそれを明確に意思表示すべきだった。好きでもないのに親に勉強やスポーツを強要される教育虐待被害者の子供とは違う。そうではないか?
あなたも同じ立場ではないか。愚痴る気持ちはわかる。変な人に絡まれるしんどさはわかる。同情はする。
しかし、自分が明確に意志表示する責任から逃れてはいけない。難しければ同僚や上司のような第三者を入れてもいいから、誤解の余地なく拒絶の意志を明示すべきだ。ハラスメントだの何だのというのはそこから先の話だ。
耳に心地よいネット上の甘言に乗せられてはならない。甘言の主があなたに囁いているものは「察してもらえないのはハラスメント」という言い分だ。そんなものは明らかに間違っている。
アイドル界の酸いも甘いも混沌も描いた『推しの子』が、本来対象じゃない低い年齢層の子供にも受容されてて関係者が焦るみたいなニュースがだいぶ前にあったけど、
自分の子供時代も含めてだが、この約四十年以上も、『推しの子』どころではない、本来子供に見せるべきではないコンテンツを子供向けと強弁して売り付けるような商売が横行し続けているとしか思えない。
親の本棚からとか、河川敷に落ちてるエロ本から見ちゃったとかそういう次元ではなく、最初から子供向けとして突きつけられ、人間性の健全な発達や安心を拒むコンテンツが溢れている。
それも単なる暴力やセックスの話では収まらなくなってきている。最近の少女漫画ではメンタルヘルスが病んでいる状態をむしろ美化しているのが常態化している。学歴差別や格差をギャグのように描く作品もあり、それを小学生女児がこれから自分が過ごす社会の有様として受け止めながら読む、そんな光景すらある。
自分の話をすると、小さい頃から色々な漫画に触れられる環境にいた。親はむしろ漫画を気にせずどんどん読ませてくれる側だった。
だが、何というか、しっくりくるコンテンツが無かった。平成中〜後期の現行コンテンツより、帰省先の母の実家に捨てられずに残っていた昔の漫画の方が、地に足についている気がしていた。
大学で「こども文化論」科目を取った時、子供向けコンテンツの変遷を調べる機会があった。結論からいうと、70年代を境目に、子供へのアプローチが大きく変わっている。子供は育くむべきものではなく、子供もそこで消費者にすり替えられていた。
そしてそれは当然ながら子供自身が望んだことではなく、明らかに大人の商売のために作られたものだ。
もちろん昔から赤本漫画など色々な問題があったが、それはしっかりと不健全なものと理解されていた背景があり、それに対して「健全」さがしっかりと対抗できていた。今は、少年漫画も少女漫画も、その槍玉に挙げられていた赤本(技巧やページ数の限界で抑えられていた)より数十倍も酷い内容を、美麗な外見でやっている。
ここで、実在した漫画家・寺田ヒロオ――あるいは彼がモデルの、藤子不二雄Aの『まんが道』(とその続編)に出てくるテラさん――の話を思い出す。トキワ荘での良き兄貴分というよく知られたキャラクターとともに、彼は漫画界の傍流、あるいは一種のバッドエンドルートのような言及を今でも受け続けている。
彼が何をしたか、どうして多くの人の記憶に残っているのかは、検索すればサジェスト経由ですぐわかるだろう。なぜか「闇」扱いされたりしているが。
かいつまんで言うと、自分の連載と同じ漫画雑誌で連載されていた他作者の漫画「恐怖魔人ゾンビラス」(漫画内の仮称で、実際は楳図かずおか永井豪の漫画か?)に対して、編集長に「子供に悪い影響を与える、連載をやめろ」と異議を直談判し、それが受け容れられないと自らの連載を切ったエピソードなどだ。
実際にはスパッと漫画家を止めたわけではないなど、漫画的脚色はあるが、テラさんの行動は様々な方面から史実と言える。子供のための「健全な漫画コンテンツ」を求めたテラさんの行動は、漫画内の描写はもとより、ネット上でも「時代変化を理解しなかった頑固な人間」「遺物」みたいな扱いを受けている。
しかし私は、テラさんの立場の方がずっと正しく、明らかに子供に対して誠実だったと、60年も後から思わされている。
あと、付け加えると、テラさんは漫画文化に対してステレオタイプな「浄化」一辺倒な立場ではなく、大人向けとはっきりわかる形で描いたアダルトな作風の漫画は否定していない。テラさんが心を割って話せる存在が任侠・アダルト漫画家の棚下照生だったように。
子供に、身の回りの有様を伝えるときに、まともな人間なら、「人間関係は全て打算で、あらゆるものが欲望で出来ており、全てが醜い」と伝える人はいないだろう。社会にそう言う側面があっても、そこだけを切り取って子供に植え付けるのはまともな行いではない。
テラさん当時の、技巧的に発展途上の漫画・劇画ですら、子供たちの世界を暗く後ろめたいものにしていたが、当時はまだ最低限の良心かタイトルで煽る形で分かりやすくしていたのかもしれない。だが現代ではそれは一見分からない形で(ギャグやロマンスなどの体裁を取り)提供されるようにすらなっている。
はっきりいえば、思春期より前の子供には、ごく単純な、心理描写が少ない、身近な人間関係を描いた作品以外、適していないと思われる。
近所で野球をするだけ。親の手伝いをするだけ。学校で仲間と学び合うだけ。動物と戯れるだけ。「それだけ」の漫画で充分だった。
それをしなくなったのは、そして子供向けではないコンテンツが子供に蔓延したのは、子供の事情や「時代の要請」「技術の発展」なんてものではない(子供が「ハレンチ学園」や「トイレット博士」を望んだのではない)。大人の商売の都合なのだ。
うんことかちんちんとかわざと幼くさせられている少年コミックも、けばけばしい、「病み」を称揚する少女雑誌も、全部歪められた末のものだ。
自分は建築の意匠設計に携わっているが、設計担当は自分ひとり。営業6人が持ってくる案件をさばくのに限界を感じ、1年前の春に上司へ人員補充を求めた。
2週間後、上司複数人に呼び出されて告げられたのはこうだった。
「別部署で休職していた社員が復帰する。建築系の資格もあるし、将来的に君の助けになるはずだ。病み上がりで配慮は必要だが、ちょうど人員補充を希望していたことだし、受け入れてほしい」
建築業界外出身の自分にとっては願ってもない話に思え、喜んで引き受けた。
「具体的な配慮とあできること・できないことは本人の意思を尊重し任せればよい」と聞いていたため、彼女に直接確認したところ、「全部できる」と答えた。
頼もしいと思い、すぐに出張同行をお願いした。意匠設計という仕事の特性上、実際の場所を見ることが一番の勉強になるし、実際を見ないとわからないことがほとんどであるため。
ところが1週間後、彼女が通うリワークセンターの先生が会社に来訪し、苦情を伝えられた。
「復帰してすぐなのに出張に行かされて辛い」「打ち合わせに参加させられた。ひどい」など彼女からの苦情があったそうだ。
「〇〇さんは、すごく人に気をつかうタイプなので、できないこともできると言ってしまう。そこはあなたが表情をみて本当に任せてよいか判断してほしい」
「わからないことがあると不安なので、わかるまで丁寧に説明してあげてください」
「出張・残業はダメです。彼女はリハビリ期間なので会社に出社するだけで素晴らしいのです」
「今の仕事は楽しいらしいので、このまま社会復帰できるように支えてあげてください」
と、ひたすら要望を突き付けて「理解とご配慮お願いします」と帰っていった。こちらからも出張は行ってくれないと困るとも要望したが配慮してくださいと一点張りだった。
席に戻ると当の本人は「そういう事ですので…すみませんがよろしくお願いします」と言ってのけた。
正直ここで、聞いていた話とだいぶ違うなと思った。
私は人手が足りないから人員補充を申請したのに、なぜ介護士みたいな役割が増えているんだ?
でも、自分も業界外出身で1年目は周りに多く迷惑をかけた自覚がある。ここで見限れば、1年目の私に無能だと怒鳴り続けた元上司と同じになってしまうと感じ、なんとか環境を整えようと努力した。
デザインの仕事をしているものとして、軽々しくこの言葉を使いたくないが、壊滅的にセンスがなかった。
でも、有名な著作タイトルにもあるように、センスというのは知識と経験から培われるものだと自分のポリシーに従い、自分の感覚でやっていることをなるべく言語・数値化して、なぜ自分はこういう設計にしているのか、彼女に毎回説明した。彼女は現場を見れないからすべて自分の言葉や写真で伝える必要があった。
数値化できることは資料にもしたが、彼女には全然足りなかったらしく「チャートをつくれ」や「フォーマットをつくれ」や「もっと丁寧に説明しろ」と要求は絶えなかった。
さらには業務上気にしなくてもよい、内部の建築構造の細かいところまで彼女は本当に気にした。それがはっきりしないと手を動かすことすらできなかった。仕事の担当領域や段階があるので、現時点で不明な情報があってもとりあえず想定で作るという判断が業務上必要なのだが、彼女に「そこは気にしなくてもよい」と伝えてもいつも釈然としない顔をしていた。自分が彼女よりも10近く年下のせいもあり、言葉に説得力がなかったのかもしれない。挙句には同じ建築業に従事する夫に電話をかけて「夫はこういっているんですけど?」と詰められたりした。
そんなに細かいことが気になるなら自分で現場をみにいった方が、いろいろ勉強になると再三伝えても、それは無理だと一点張り。でも、自分はわからないことがあると不安になるから、わかるように!もっと!丁寧に!説明してほしいと要望は止まらない。しかし、そんな要望真に受けていたら仕事がもっと回らなくなるから、納得していない表情をしていたとしても「じゃ。そういうことで」と話を切り上げて自分の仕事に戻ったりしていた。
さらに「短納期は無理」「前部署関連の仕事は無理」など、業務制約が次々に出てきて合計7項目に及んだ。
だったらと、彼女が納得しながらできるであろう「細かいことが決まっている」仕事だけを頼もうと思い、ちょうどよい業務がないときは勉強期間として、ファイルの整理のお願いをしていたのだが、しばらくすると上司に呼ばれ
「彼女が最近、仕事を任されないと落ち込んでいる。隣で忙しそうにされると何か手伝いたいのに、仕事を任されないのがつらい。私はやる気があるのに…」と相談を受けたとの話だった。
やる気があるなら出張に行けよと思った。
連休の度に「旅行(またはライブ/登山)に行ったんですよ~」みたいな話してくるのも一体どういう神経しているんだろうと驚いたし、それに対して「じゃあ、出張も行けますね!」みたいな返しができず「良かったですね~」と寄り添わなきゃいけないのもかなり苦痛だった。プライベートの旅行と出張じゃ疲弊する場所が違うのはわかるが、人に気を使って疲れる設定はどこに行ったのだろう?
それでも「回復のためには重要なステップ」とされる以上、彼女が気持ちよく働ける業務量になるように、他のチームの人にちょうど良い仕事はないか相談したりした。彼女に仕事を任され場任せるほどこちらの負担が大きくなるので、自分が回るのかも考えながら仕事量を調整した。
でも、やはり資料を修正を依頼するたびに「センスなくてすみません」とまるで謝罪している形を装った不満表明をうけたり、こちらが何か良い案を言うまで、自分の意見は一切言わずに答えを待つ態度だったり、何度仕事をしても減らない質問量に辟易するたびに、精神はすり減っていたようで、だんだんと無意識に彼女との会話を避けるようになった。彼女からは毎日面談の時間が欲しいと言われていたが、業務量的にも精神的にも回らなかったので断った。
段々と限界を感じていたある日、普段は営業担当から仕事が来るが、管理職直々の案件が来た。正直彼女向きではない案件だとは思っていたが、自分が対応する時間がないことや、営業担当が管理職だったこともあり、彼女に直接営業とやり取りをお願いして、案を考えるようにと伝えていたのだが、どうやら営業管理職とのやり取りがうまくいかなかったらしく、ほかの管理職に泣きながら抗議の電話を入れたらしい。
そこでようやく、上層部の人間に、彼女の扱いの難しさを実感してもらえた。
彼女が泣き出したことは当然、職場の事件としていろいろな話合いがされているが、その間その管理職と彼女への不平不満を話せるのがうれしくて仕方がなかった。
一度不満を理解してもらえると、これまで見ないようにしてきた1年間の不満が言語化され噴出し、今はもう彼女のことが生理的に無理になっている。(明日彼女はリモートワークなので)明後日以降はまた顔を合わせなければいけないが、今まで通りに接する自信がない。
きっと明日以降、様々な事情聴取が行われ、きっと自分も「彼女の事情を配慮して、もっと丁寧に指導してあげるべきだった」と注意されるだろうが、自分にはもう、彼女のフォローは無理である。
かつては自分もこんな時があった。まだ仕事が良く分かっていない段階で「無能」と角印を押すのは浅はかだし、元上司と同じところに落ちてしまうのが嫌で、何とか笑顔とやさしさを取り繕いながら、1年間何とかやってきた。
でも、1年目の自分はやったほうが良いと言われたことは何でもやってたし、どこにでも出張に行ったり、扱う製品をずっと触ってどういう構造と特性なのか理解する努力はした。彼女の姿勢とこの仕事はかみ合わないんじゃないかという不満は、心を麻痺させて気づかないようにしていた。
飲み会など(彼女参加)で「仕事の振り分けはどうしてるの?」と聞かれたときは、本当は7つの条件すべて答え、これをクリアしたものです。と答えたかったが「几帳面なので丁寧さが求められる仕事を任せています」と答え、「じゃあ(自分)さんは大雑把な仕事をしているんだ~!」みたいに言われても彼女が自信を持てるように我慢した。
彼女はこの1年で自信をつけてきたみたいだが、自分から見ると全然仕事の役になってくれていない。彼女のためを思って、1段1段細かいステップを用意してきたが、これが後何年続くのかと考えただけで気が遠くなる。
そういう自分の厚意も、彼女にとっては全然足りないらしく、忙しいのはわかるがもっと丁寧にフォローしてほしい。と今回もとてもお怒りなさっているらしい。
明日からの仕事がとても億劫だ。彼女の後始末に追われ明日締め切りのものでまだ手を付けれていない仕事がある。正直、彼女の事件の話をしている時間なんてない。
この際、自分の査定は下がって良いし、もう前の上司と同じだと詰られてもよい。とにかく楽になりたい。彼女がいなくなることで仕事量的にも気持ち的にもとても気が楽だ。
anond:20201221230333の増田をかつて書いた。
その時は人気エントリに取り上げられたりして嬉しかったな。あれから5年経った。
その間に増田はゆっくり病みながら婚活・結婚し、そして壊れてしまった。
今回は自分への備忘も兼ねて、私が壊れてるまでの過程を書いていこうと思う。
初めに断っておくと、壊れた理由は外的要因ではない。
元々の自分の気質、というか脳の衰えが常人より速かっただけだ。婚活病み話を期待した人ゴメンな。
当時から記憶力や判断力の低下を感じることが度々あり、校内カウンセラーの利用や、社会人になってからは精神科や脳ドックなど有料コンテンツのお世話になった。
昔はとにかく記憶を失うのが怖かった。
年々増えていく物忘れ、過去の記憶の欠落に怯え、最終的にADHDの診断を下されて処方も受けた。
投薬を受けても改善は見られず、順調に記憶力は下がり続け、心も引きずられるようにおかしくなっていった。
ここまで見て頂いた方の中には、気にしすぎだろうと思う人もいるかもしれないので、私のヤバさを書いて行こうと思う。
まず、今この文章はスマホのフリック入力で書いているが、私の文字入力スピードは実測で76文字/60秒だ。
フーンと思った方は一度測ってみて欲しい。
大体の人は私より早いと思う。
いや食べながら見ることはできる。
ただ、動画の内容を理解しようとすると食事の味がしない。食事を味わうと動画の内容が理解できない。
これに気づいた時は絶望した。
もう"ながら"で何かすることは出来ない自分を認めるしかなかった…
YouTubeも0.8倍速で見ている。
記憶力もマジでゴミになってて新規の単語はほとんど一発で覚えられません。
さて増田は婚活を経て結婚したわけだが、なぜこんな状況で結婚ができたのか?
婚活は婚活者の外見とスペック、そして少ないデートで得られた居心地だけを頼りに短期で決断するものだ(と思ってる)。
増田の外見は不快ではない程度にシュッとしていて、地方ではまずまずなスペックをしている。
そして定型動作はある練習すればできるので、ノータイムで笑顔と自動音声挨拶のコンボ…で瞬間的な総合点で合格ラインに乗ったのだろう。短期決戦も功を奏した。
結婚してしばらく経つため、相手は私のヤバさを薄々勘づいている。それでも何か意味を見出すため、なにかしらの自己暗示をかけて生活してくれてるのかもしれない。
結婚生活については幸せだが、年々会話が噛み合わなくなっていく伴侶を背負ってしまった相手を思うとかなり心が痛い。
最近「アルジャーノンへ花束を」や「博士の愛した数式」をよく思い出す。
私の脳は人より速い速度で壊れてしまった。
そして壊れ続けている。
実はもう、記憶力の衰えへの恐ろしさは前ほどはない。
人生の長さについて思いを馳せることも少なくなった。今起こってる事しか処理できないので。
それは32歳の私より幸せなのかもしれないが、32歳の私の目に今の私はどう映るのか気になる。