はてなキーワード: 星座とは
三年前、渋谷の桜丘町にある古いマンションの一室で月に一度だけ開かれていた読書会があった。
「Books & Beyond」とか「本と珈琲」みたいなカフェが並ぶあの界隈で、オーナーが趣味でやってるようなサブカル風の空間。壁にはカフカのポスターが貼られ、スピーカーからボサノヴァが流れていた。
六畳ほどの小さなスペースに八人くらいが座りそれぞれが持ち寄った本を紹介し合う。それが俺と彼女の出会いだった。
俺がその日持っていったのは『呪術廻戦』の第八巻。ほかの人たちが『中動態の世界』とか『そして誰もいなくなった』とか『サピエンス全史』とかを並べる中で、俺だけがジャンプコミックスを机に置いた。
でも当時の俺はそれを承知の上で、ある種の逆張り的勇気みたいなもので挑んでいた。会社では誰にも話しかけられず、Slackのアイコンもずっと初期設定のまま。それでも自分を注目して欲しいという欲求はあった。
「呪術廻戦のテーマは、“死の受け入れ”よりも“存在の肯定”にあると思うんです」
俺はそう言った。
それに対して、口を開いたのが彼女だった。白いマスクを外して冷静な目で俺をまっすぐに見た。
「でもそれって、“他者を媒介にしない存在”ってことですか?」
唐突にそんな言葉が出てきた。返す言葉に詰まった。彼女の声は低くて落ち着いていた。大学院で哲学を専攻していると言った。
その瞬間、空気が変わった。
みんなが「へえ〜」と頷いて、俺は笑ってごまかした。その笑いが妙に引きつっていたのを今でも覚えている。
そのあと彼女が言った。
「でも、面白いですよね。呪いって、社会の圧みたいなものですし」
その一言に、俺は救われた気がした。
彼女は俺を笑わなかった。
それどころか俺の話を拾って補足し、言語化してくれた。その会の後、俺たちは駅まで一緒に歩いた。
外は冷えていてコンビニの前のホットコーヒーの湯気が白く漂っていた。
「行く」と俺は答えた。
新宿御苑の近くに住んでいて、大学はお茶の水。彼女の持ってくる本はいつも背表紙が硬かった。
『悪について』
対して俺の持っていくのは『チェンソーマン』や『ブルーピリオド』。
彼女はよく笑った。
笑うときに、指先を口元に添える癖があった。
その仕草が上品で、俺はそれを見るたびに自分がどれほど下卑た生き物なのかを思い知らされた。
付き合うようになったのはその年の秋だった。
彼女が修論で忙しくなってから俺の存在が息抜きになったらしい。
「あなたと話してると、時間を忘れちゃう」と言われた夜、俺は人生で初めてコンビニの帰り道が輝いて見えた。ファミリーマートの青い光がネオンのように見えた。俺の中でなにかが初めて肯定された気がした。
イルミネーションが飾られてSNSでは「#冬の光2021」というタグが流行っていた。俺は寒くてポケットに手を突っ込んでいた。彼女は小さな紙袋を下げていて中には文房具店で買ったモレスキンのノートが入っていた。
彼女はそう言って笑った。そして突然立ち止まって空を指さした。
「ねえ、見える?オリオン座」
俺は空を見上げた。
そこには三つの星が斜めに並んでいた。
「……あれか?」
俺は正直何もわからなかった。
星はただの光の点にしか見えなかった。
俺の住んでいた葛飾区の夜空では、星なんてほとんど見えなかった。中学の帰り道、空を見上げてもあるのは街灯と電線だけだった。だから星座の名前なんて知る機会がなかった。
彼女がそう言った。
本当は行ったこともなかった。そんな余裕のある家庭じゃなかった。週末は母親がスーパーで特売の鶏むね肉を買って帰るのが恒例で、俺はその肉を味噌マヨで焼いて弁当に詰めてた。
星よりも肉の値段を見てた。だから空を見上げるという行為が俺には贅沢に思えた。
彼女は俺の顔を見て、少し笑った。
「かわいいね。知らないことがあるって」
それがなぜかすごく悔しかった。笑われたわけじゃないのに馬鹿にされた気がした。
俺は「そうだね」とだけ言って視線を落とした。
地面に落ちた枯葉を踏みつけた。カサッという音が、やけに大きく聞こえた。俺はあの夜自分が一生星座の名前を覚えないだろうと悟った。
通勤電車の窓に映る自分の顔は相変わらず冴えなかった。イヤホンからはYOASOBIの「群青」が流れていた。「夢を描くことが全ての始まりだ」なんて歌詞を聞きながら俺は窓の外を見た。
見たのは空じゃなく、線路だった。
陰キャは夜空を見上げない。
星の位置を覚えられる人間は、いつだって上を見て生きてきた人間だ。
図書館に通い、正しい敬語を使い、誰かに恥をかかされないように育てられた人間だ。
俺はそうじゃない。
俺の星座はコンビニの防犯カメラの赤い点滅と、タワマンの最上階で光る部屋の灯りでできている。
これは遺書だ。
俺はもう彼女と会っていない。
バレンタインだった。俺はその日会社で義理チョコすらもらえなかった。彼女からのチョコを待っていたわけじゃないけど期待してた。
「ねえ、今年はどんな本読んでるの?」
その一言が来るだけで救われたと思う。メッセージはもう既読にならない。
仕事帰りの山手線、品川から田端までの間イヤホン越しに呼び出し音が虚しく鳴った。ワンコール目、ふたつ、みっつ、……留守電に切り替わる。
録音された「この電話は現在使われておりません」という機械音声。それがまるで彼女の声に聞こえた。その瞬間息が止まった。ほんの数秒で胸が焼けた。
どうして?
俺のスマホには彼女の写真がまだある。表参道の青山ブックセンターの前で撮ったものだ。彼女は黒いコートを着て、手に『ロラン・バルト/恋愛のディスクール』を持っていた。俺は同じ日カバンの中に『チェンソーマン』の最新巻を入れていた。
その夜二人で神宮外苑のいちょう並木を歩いた。イルミネーションの下で彼女が「あなたはどんな未来を望むの?」と訊いた。俺は「普通に働いて普通に暮らせたら」と答えた。
俺は夢を語る勇気がなかった。陰キャは、夢を語ると笑われると思ってる。
それでもあの頃の俺は必死だった。休日には「丸善丸の内本店」で彼女が好きそうな本を探した。
『夜と霧』
『哲学の慰め』
表紙をめくっても内容の半分も理解できなかった。けど読んでるフリをすることに救われた。カフェ・ベローチェでブレンドを飲みながらマーカーで引いた単語をスマホで調べた。
「内在性」
「超越」
「主体性」。
どれも俺には関係ない言葉だった。それでも彼女の世界に近づける気がした。
夏になっても連絡はなかった。彼女のTwitterアカウントは鍵がかかりInstagramは削除されていた。
唯一Facebookだけが残っていた。プロフィール写真は変わっていなかったけど交際ステータスの欄が消えていた。俺は夜中の三時渋谷のファミマでストロングゼロを買って歩きながらそのページを何度も更新した。酔いで画面が滲み青白い光が夜風に揺れて、まるでオリオン座みたいだった。
俺は空を見上げた。
もしこれを読んで俺のことだと気づいたのなら、どうか連絡をして欲しい。俺はおまえが好きだ。おまえがいないと俺はもう駄目みたいなんだ。
たくさん本も読んだし勉強した。今なら話にだってついていけるし、楽しませることだって出来る。
これを俺の遺書にはさせないでくれ。
ホロスコープとは何か
『ホロスコープ』とは、あなたの生年月日・出生時間・出生地に基づき、その瞬間の天空を写し取った図であり、宇宙の写本(cosmic manuscript)といえるものです。
西洋占星術では、太陽・月・惑星がそれぞれ十二の宮(サイン)と十二の室(ハウス)に配され、それらの角度(アスペクト)が人生の構造と運命のリズムを形成します。
たとえば
これらがどの星座(サイン)にあり、どの室(ハウス)に位置するかによって、あなたの性格傾向・人生の使命・人間関係の運命が描かれるのです
高市早苗氏の生年月日は、1961年3月7日 出生地は、日本奈良県 出生時刻を「早朝」 ※推定時刻 午前5時頃
高市早苗氏のホロスコープ(推定:1961年3月7日 午前5時 奈良)
月:天秤座後半(約22度)
(※出生時刻を「午前5時」とした場合の概算です。数分のずれでアセンダントが山羊座寄りに移る可能性もあります)
この配置は「形なきものを形にする」才能を示す。
政治的立ち回りにも長ける配置だ。
「時代の先端を読み、形を変える者」として異彩を放つ理由がここにある。
信念を裏切らず、目的達成まで徹底的に動く。
敵に回せば恐ろしく、味方にすれば心強い。
彼女の星は、
単なる理想家ではなく「制度を動かす現実的理想主義者」として機能する。
天の法に忠実な水瓶の冷たい光がある。
この星の組み合わせは、「予見する者」かつ「制度を創る者」の印だ。
2025〜2026年は、彼女にとって**「理想の霧が形を得る時」。
長く続いた直感的・理想主義的なサイクル(魚座太陽+海王星トランジット)は頂点に達し、
同時に冥王星と土星が社会的構造を刷新する**流れへと移行する。
♄ 土星の影響 ― 「責務の重圧と信頼の試練」
この天体配置は、人生における重大な責任と自己再定義を意味する。
同時に信頼を獲得し、「真のリーダー」として評価される流れが強い。
「鉛(Saturn)を鍛え、黄金(Sol)へと精錬する」過程だ。
苦難を通して、より純度の高い目的意識が現れる。
2025〜2026年は、
「信念は本物か?」「理念は実行可能か?」という問いが浮上する。
この星の下では「幻想の終わり」が起きる
この移動は、彼女のアセンダント(水瓶座)付近を通過し始める。
それぞれ「形」「霊」「力」を司る。
2025〜2026年、それらが同時に動くことで
高市氏の人生は**理念(魚座)→構造(山羊座)→制度(水瓶座)**へと昇華する。
霊的結語
「星々は語らぬ。
この三重の錬金炉に耐えたなら、
これは、私のAIイラストが、無断でAIに利用された時の話です。
昨今、Gemini 2.5 Flash Image(NanoBanana)のような、画像とプロンプトを入力するだけで様々な画像を簡単に生成できるサービスが話題になっています。その手軽さ故に、他者の画像を「参考画像」として安易に使用してしまうことで、意図せず著作権侵害を引き起こしてしまう可能性があります。
この記事では、実際に私が遭遇した出来事を通して、何が起きたのか、そしてどう対処したのかをお伝えします。また、AIクリエイターの皆さんが、自分の作品を守るためにできる対策についてもまとめました。
この出来事が、AIと人間の創作がどのように共存していくべきか、考えるきっかけになれば幸いです。
私はAIイラスト特化型のプラットフォーム「イロミライ」に、自分のAIイラストを投稿しています。ある日、いつものようにプラットフォームを訪れると、とあるユーザーの投稿に目が留まりました。
それは、Geminiの機能を使って生成されたという、ドローンアートをモチーフにした画像でした。
一見しただけで、「あ、私のイラストが使われている」と、すぐに分かりました。
そのドローンアートの構図やキャラクターデザインは、私が過去に生成したAIイラストと完全に一致していたからです。
正直な感想として、「こんなもの、画像加工アプリでモノクロフィルターをかけたり、二値化するフィルターをかけたりしたのと大差ないのでは?」と感じました。それを、何の断りもなく「ファンアートです、どうぞ」というような態度で公開されたのです。
自分の作品が、まるで簡単な加工を施されただけのもののように扱われたことに、不愉快極まりない気持ちになりました。
そのユーザーは、私の作品以外にも、元の画像をコスプレ風にしたり、ドローンアート風にしたりと、様々なAI画像を連続して投稿していました。
プラットフォーム内でもその連投は異質で、滑稽に映っていました。
自分のイラストが使われているのを見つけた私は、すぐに投稿サイトに報告しました。
しかし、数日経っても運営からは何の返信もなく、投稿は削除されませんでした。
そこで私は、直接本人に連絡をとることにしました。Discordを通じて、なぜ私の作品を無断で使用したのか、そしてその行為が私にとってどれほど不快なことかを伝えました。
謝罪の言葉を受け取った時、私は少し安心しました。これで解決する、そう思いました。
しかし、その謝罪から2週間以上が経った今も、投稿は削除されていません。
謝罪はしたものの、「削除するほどではない」と軽視されているのかもしれません。
相手には、自分さえ良ければいいという自己中心的な考えが見て取れ、相手の気持ちを思いやることができていないと感じました。
この件で、私が「無断転載」ではなく「無断使用」という言葉を選んだのには理由があります。
一般的に、無断転載とは、元の画像をそのまま、あるいはほぼそのままの形で別の場所に掲載する行為を指します。
しかし、今回のケースでは、私のイラストがそのまま使われたわけではありませんでした。
私の作品は、AIの**「参照画像(reference image)」**として利用されたのです。
投稿されたドローンアートは、非常に特殊なプロンプトに従って生成されていました。そのプロンプトには、以下のような指示が含まれていました。
つまり、AIは私のイラストを直接コピーしたのではなく、この詳細な「企画書」のようなプロンプトに従って、新しい作品を生成するための「素材」として利用したのです。
これは、画像をまるごと転載する「無断転用」よりも、**「無断使用」**と呼ぶ方がより正確だと私は考えています。
「AIが作ったものなのだから、誰が使ってもいいのでは?」と考える人もいるかもしれません。
しかし、もしAIがその学習過程で、私の創作的な意図や表現を無断で使用していたとしたら、それはクリエイターにとって大きな問題となります。
今回の件は、まさにその問題が可視化された瞬間だったと言えるでしょう。
今回の経験を通して、AI時代のクリエイターが自分の作品を守るために、日頃からできる対策がいくつかあると感じました。
作品にあなたのサインやロゴなどのウォーターマークを入れることで、それがあなたの作品であることを示せます。AIはウォーターマークを認識・除去することがありますが、視覚的なアピールとしては有効です。
作品のキャプションやプロフィール欄に「©[あなたの名前]」や「無断転載・無断使用を禁じます」といった著作権表示を明記しましょう。これにより、無断使用への警告効果が期待できます。
これらの対策は、AIによる意図しない利用から、あなたの作品を完全に守るものではありません。
しかし、リスクを減らし、万が一の事態に備えるための第一歩となります。
今回の件を通じて、私はAI時代におけるクリエイターの責任と同時に、AIサービス提供者やユーザーそれぞれに求められる役割があると感じました。
私のようなAIクリエイターが安心して作品を公開できる場であるために、運営には「著作権」に関するより明確なルールを設けていただきたいと強く願います。
例えば、Gemini NanoBananaのように、他者の画像を元に新たな画像を生成するAI機能を利用して投稿する際のルールです。
元となる画像は、投稿者自身が生成したAIイラストや写真に限るといった規約の明文化を求めます。
これは、プラットフォームがクリエイターの作品を守るという強い意志を示すことにつながり、安心して創作活動を続けられる環境を築く上で不可欠だと考えます。
AIは強力なツールですが、その使い方には高い倫理観と配慮が必要です。
Geminiを利用して新しい作品を生成する際は、**「元となる作品は誰のものか」**という視点を常に持ち続けてください。
「AIが作ったから」という理由で、他者の作品を安易に利用することは、その作品に込められたクリエイターの努力や意図を軽んじる行為にほかなりません。
だからこそ、その道具を使って何を作り、どのように扱うのか、**「創る責任」**を私たち一人ひとりが考えるべき時が来ているのだと感じています。
高すぎる、多すぎる、広すぎる
広すぎる、組み立て前提なのつらい
「お勘定お願いしまーす」と言えなくて帰れなくなる。松屋は気楽だね
そんなに任天堂のこと愛してなかった…
人多すぎ。そわそわする。椅子が硬い
痛い。音も匂いも嫌だ
ごめん、行ったことない。緊張して何もできなさそう
安いけどそれなりの質だったのでもう食べ放題で喜ぶ歳じゃない
店員が無愛想だったら悲しくなる。セルフ使ったら店員さん悲しみそうで申し訳なくなる
なんかパワハラに加担してるような気持ちになってしまう。餃子は美味しい
ライオンが襲ってきそうで怖い
とにかく太るので行きたくない。豆は好き
照明がオレンジ色なので本当の色が分かりにくい
いつも同じ音楽が流れてて怖い
トイレに行きたくなる
好き
コロナで趣味にかけるお金が浮いたの&日本円で全部持ってるのが怖くなったのでちょこちょこ株を買いだした
確かきっかけは新NISAに切り替わって、枠を少しでも使おうと、ニュース(業績等ではなく地域貢献等の活動)で目についた企業を応援するつもりで始めたんだったと思う
その後、普段お世話になりまくってる企業(お世話になってても好きでなかったり、将来性が微妙と思ったところは避けた)
怪しい個人の株お勧め情報などで気になったところ などを買っていった
(枠が使えなかったかすっかり忘れてて普通の特定口座でも買ってる。絶対使い切らんのになんか使うのをためらってしまう)
付き合いで馬券買う時もSNSで検索してほんとに趣味でやってる個人垢の直前予想をベースにしてるのでその延長で。
競馬新聞などを見ても結局人気は偏るし、ひとりが×つけてるぐらいの人気ない馬さんまで手を広げないと3連単でも配当が付かないため
個別株はなくなってもいいやぐらいの感覚で買ってた。馬券と違ってゼロになることは少ないし
数字を見るのが好き。
宝ホールディングス バイオがよいらしいかなんかのニュース。最近呑んでるのはいいちこで関係ない。45%
エービーシー・マート 堅調みたいなこと書いてたがほぼ伸びてない
パルグループHLDGS なんの会社かわかってないがパナソニック系と誤解してた(パがついてるから)記事でみた
ポラリス・ホールディングス 星座だったっけ? これも記事で見た。10%ぐらい減った
日清食品HD 麺。-30%
SUMCO これとあと幾つかは無料キャンペーンで5年前ぐらいに1~数株貰ったやつ。半分くらいになった
環境フレンドリーHLDGS 他の株は100株なんて持てないが、安かったので頑張って買った。倍近くになった
住友化学 有名。30%ぐらい
タイガースポリマー タイガー魔法瓶がなかったので。猛虎魂。ちょいプラぐらい
メルカリ まだそこまで悪評が無かった時に(ずっとあったが)。微減
塩野義製薬 これも貰ったやつ。微減
ラウンドワン 株関係なしにアメリカで人気出たという記事を読んだ。70%ほど
LINEヤフー まあ固いだろうと。15%
楽天グループ 同上。65%
フマキラー 同上。-4%
ルネサスエレクトロニクス 20年ぐらい前に知ってずっと買いそびれを悔やんでた。-30%。復活はないのか
ソニーグループ 強い。今何が売れてるか知らないが。60%
TDK なんかの記事でみた。カセットでお世話になってた。3%
サンリオ 170%。よくわからず分割前にいっぱいモテると思って買った。多数の推しの推しがいる
ライフコ-ポレ-ション 実は近所にないのでほぼ使ってない。45%
NTT ここも分割前に買った。微減
KADOKAWA お世話になってる。25%
ニトリホールディングス ちょうど引っ越したとこだったのでヘビーユーザーだった。微減。
王将フードサービス 天津飯。近所の町中華が凄い美味い天津飯風丼売ってることを知ったので利用機会が減った。それまでオンリーワンだった。39%
数千~数万円分だけど、よく知らないとこでめっちゃ減ったのは恥ずかしかったりで書いてなかったりする。
その時の余剰資金だったり、キリの良いっぽい数字にしたかったり(2500円だったら4株買うとか)でそれぞれの金額はまちまち
計算合ってるかどうかわからないが、27%(NISA)よりは増えてる。なんなら倍近く。
過去に2度ほどFXで退場してるので、なんならその後仮想通貨でもお小遣い吹っ飛ばしてるので(そして今ほぼビットコイン持ってない)
先が長く順位はそれほど関係ないレース感覚で一応週3ぐらいで価格見てる。
インフレしてたり円安なったりで、実質的な価値はよくわからないが、NISAがあったおかげで、ギャーってなったときもマイナス域には突っ込まずあたふたしないで済んだ。
株もこれが吹っ飛ぶぐらいならそれ以外もどうしようもない状況ぐらいなので、実質的な価値としてはどうかわからないが円で持ってるよりも多少マシでリスク分散にはなてると割り切る所存。
【3行要約】
・長野県の山の上にゴンドラで行く。一人3000円くらいかかる
・新月で晴天という最高のコンディション
・よく見えた!天の川がうっすら見えるくらいだった。ただ日本一ではなくないか?
【本文】
7/25(金)の夜に、家族で長野県の阿智村へ日本一と言われる星空を見に行った。
7/25にしたのは、新月だったから。新月だと月の光が邪魔しなくて星がよく見えるらしい。
ただ心配なのは天候。こればかりはどうしようもない。まさに天に祈るしかない。
星空を見るのにはゴンドラの予約が必要で、一人3000円かかる。しかもキャンセル不可で、雨でも返金はない。
かなりの賭けだが、子供が見たいというので、思い切って予約した。
(ちなみにホームページはこちらhttps://sva.jp/)
7/25当日。天気予報は「雨」。最悪だ。
口コミを見ても、「雨で何も見えなかった」「曇りで星が一つ二つしか見えなかった」と散々なレビューが目立つ。
子供には「見えないかもしれないし、見えたらラッキーくらいに考えておこう。その代わり明日山登りして楽しもう」と保険をかけておいた。
19時に着くと、すでにゴンドラ待ちの列ができていた。
ふと空を見上げると……なんと、意外と晴れてる!雲がほとんどないし、このままいけば星が見えるかもしれない!
そんな期待を胸にゴンドラに乗り込む。
夕日が沈み、辺りは真っ暗。そんな中、ゴンドラに15分揺られて山の上に着いた。
着くとそこは肌寒く気温は20度。
イルミネーションやプロジェクトマッピングが行われてて、気持ちを高めてくれる。スタッフの服装もオレンジの宇宙服だった。
「こちらに来て、寝転んで、カウントダウンをしましょう」という案内が流れる。
そこへ行くと、星のお姉さんがいて、周辺にはレジャーシートの上に寝転んでる人がたくさんいた。暗くて見えないけど数百人くらいいる。
「新月で、こんなに晴れてる日を引くなんて、みなさんは強運です!」
お姉さんはそう言ってくれた。雨の天気予報を覆して晴れるなんて、確かに強運かもしれない。
「さあ、目をつぶって目を暗闇にならしましょう。そしてカウントダウンで一斉に目を開けましょう。5、4、3、2、1、0!」
目を開けると、満点の星空が広がっていた。思わず観衆から歓声が上がる。
はっきりと星座の星が分かるし、人工衛星が飛んでるのも分かる。流れ星も見えた。ついでにホタルも飛んでいた。
お姉さんがレーサーポインタで直接星空を指して、星座などの説明をしてくれる。さながらプラネタリウムだ。
織姫と彦星の星、そしてその間を流れる天の川もうっすら確認することができた。
ただ…日本一か?と聞かれたら、疑問はある。天の川の紫の色とかまでは見えなかったし、公式サイトにあるような星空ではなかった。
でも、こんな星空を見るのは初めてだった。子供も満足そうでよかった。
そんなわけで、無事星を見ることができた。
カウントダウンで大勢の人と星空を見る経験は、子供の思い出になったのではないかと思う。
他の人に勧めるかと言われたら、賭けの部分が大きいので、正直あまり勧められない。
それより晴れた日を狙って近所の星空スポットに行った方が満足できる確率が高いのではないだろうか。
もし参考になれば。
・知性の高さと宗教のハマりやすさは相関する(≒知性が低い人は宗教にハマりやすい)
→ https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23921675/
掲載誌の当時のインパクトファクターは7.5くらい。
・参政党躍進はTikTok層(長い話聞けない、文章読めない、理解できない)の厚さ
→直感的で感情に訴えかける(自分で作った虚偽のストーリーに酔い、泣きながら演説してみるなど)
→演説「何か裏があるって思っちゃいますよね」「言っちゃいけないことらしいですけど笑あ、言っちゃった笑」「予言します!」
→知性のなさにコンプレックスがある人は尚更、私だけがこの真実を知っている!という満足感を得られる。また、知性がないために理解できない部分を宗教的な、スピリチュアルな、非科学的で意味不明な自己解釈で補おうとする。そして「この世の闇に氣づいた」とか言い始める。スピの人たち闇暴く系大好きだよねほんま。
→いったん頭にアルミホイル巻くか
原神がついに!ついに! テイワット大陸の真の支配者と目されてきた、「天理」の4つの影――
死、生、時、空の執政4人分の名前とビジュアルと声優をショートアニメ「神の限界」を通して情報解禁してきた!
直近では5年間の分厚すぎるシナリオの蓄積を積み重ねてやっとテイワットの歴史の重要地点と宇宙観が垣間見える、ダイン任務やスカーク伝説の神展開があったばかり。
原神熱が過去最高に盛り上がっていたところに、ダメ押しとばかりに弩級の情報公開ムービーが来たのは予想外の喜びですわ。ちょっと冬夜の戯劇(ファトゥス全員公開ムービー)の時と同じくらい興奮してるかも。
ちなみに普通の開発規模のオンラインゲームの1年分を原神は2ヶ月くらいで開発する、おそらく1000人規模の開発だから、初期から触れてきた内容の濃さを思うともう何十年も付き合っている感覚だ。
ここからはネタバレだが、特に、時の執政イスタロトの声優が村瀬歩だったことの衝撃が一番大きい。
偶然の配役ではないと見られ、ウェンティと同じ声優を、日本語版のみならず他言語版(英語と中国語は確認済み)でも貫いていることから、意図的な配役だろう。
初期のクエストからずっと、風の神と時の神の関連は仄めかされていて、それが回収された形になる。詳細は不明だが。
時の神を含む4つの影はいずれも女神の姿で、風神はモンド建国期の人間を由来としてショタの姿をしているが、同一性の表現をするために男女ボイスどっちも行ける声優を使うよう当初から計算されていたということ…。どえらいことやでホンマ(何)
死の執政ロノヴァは、姿と無加工の声が見られたのは初めてで、ロリではないが目の大きいロリ顔で、インテークのある白髪な感じは崩壊3rdのセルマ様に似てる。
ドレスは黒と赤の禍々しいサキュバスっぽいもので、ナタで上空から覗いていたときのような目の意匠がそこかしこにあり、能力を使うときには手首にも目が開く。
個人的に気になったのが、背負ってる羽根っぽいものが、稲妻にあった千手百目神像のそれとほぼ同じことだ。前髪の流れ方や垂れてる髪の長さも同じ。
これまであの像はイスタロトではないかと考察されていたが、顔と羽だけを見るとロノヴァに見える。首元の意匠はイスタロトっぽさはあるし、フードを被るところはナベリウスっぽい。4つの影のキメラなのだろうか?あるいはパネース?
生の執政ナベリウスは、最近の魔神任務「背理」で近況が明かされていたが、レインドットに呑み込まれたあとも意識は消えず二重人格のように表に出てくる形になったようだ。
ビジュアルは頭の後ろにDNA螺旋状の円環オブジェクトを浮かせている聖女といった感じだが、服が左右で白と黒に分かれ意匠がまったく違う。
おそらくこれは呑み込まれたあとのビジュアルで、白い側が本来のナベリウス、黒い側がレインドットなのだろう。2人が言い合うときの構図からそう思った。
で、このナベリウスだけ目がオッドアイになっている。4執政の他の3人はすべて黄色い目になっている。
だが、よく見ると、白いドレス側の半身、本来のナベリウスであったほうは青い目なのだ。呑み込んだレインドット側の黒い半身は、黄色い目。
ここから考えられるのは、4つの影はすでに全員呑み込まれていて、権能を乗っ取られ、4執政を演じているのではないか?ということ。
声優の一致やゲーム内クエスト文の仄めかしだけではなく、ウェンティの命ノ星座が冒頭のイラスト調イスタロトと一致した構図になっていることも含めると、状況証拠的に風神と時神が融合している可能性は極めて高い。
前述の目の色理論からすると、すでに完全に呑み込まれていて、バルバトスが自身をイスタロトと思い込んでいるか演じていて、元のイスタロトの意識は(ナベのように共存していないので)どこかを彷徨っている可能性すらある。
ウェンティは自身の素性を、平凡な千風の元素精霊のように言っていたが、これも疑わしくなってきた。これが嘘ではないとするなら、イスタロトを呑み込んだのはウェンティではなくバルバトスで、ウェンティ≠バルバトスなのかもしれない。
呑み込み成りすますことで生まれる風神の空席をごまかすために、バルバトスが適当な精霊を捕まえてきて、影武者として振る舞わせているのが眷属ウェンティとも考えられる。
ウェンティ本人は、放任主義だから長い事眠ってたことがあるという自認になっているが、その間に入れ替わりが起こったのかもしれない。
それにしては全部知ってる風なそぶりが多いから、バルバトス=ウェンティの可能性も残るが、眷属として認識を共有できるのであれば辻褄は合うだろう。
ともかく、そのように考えていくと、4執政は、天理に反目する4つの勢力によってすでに落ちているという考えが真実味を増してくる。
4つの勢力という部分は当てずっぽうだが、バルバトスが魔女会とバトった経緯からすでに魔女会側に落ちているとしたら、4執政の全員が1勢力、つまり魔女会の手に落ちた可能性もなくはない。
アルベドも、魔女が生の執政を呑み込んだという一大事を平然と話していたので、前代未聞の所業ではない、つまり前例を知っていたのだろう。
いずれにせよ、時の執政が落ちているとすれば、天理をも欺く形で歴史も記憶も改ざんされているということ。
直近のことで融合した記憶があるナベリウスを除く3人も、実は呑み込まれ乗っ取られているが自覚がない、という理屈が通る。
「裏切るなんて論外だ」「例外は」という話をしているロノヴァがどこか居心地の悪そうな仕草をしているのは、無意識に自分がそれを言える言える立場ではない可能性を感じ取っているせいかもしれない。
俗世の七執政も天空の四執政もすべて悪魔ネームになっているのも、この大陸がすでに魔の手に落ちていることの示唆なのかもしれない。
ロノヴァと、今回名前が明らかになった空の執政アスモダイ(考察勢は当ててたね)=物語の冒頭で双子を引き離した元「謎の神」、この2名は何者によって呑み込まれているのかは謎だが。
ロノヴァの話し方だと、アスモダイは黒王あたりを主として鞍替えしたことで黄色い目になったのかもしれない。あるいは月関連の誰か。キアナ(=月)顔だし。
ちなみに、サービス当初から天理の調停者ことアスモダイとパイモンを同一視する風潮があり、ロノヴァが「誰かを愛してしまった場合」の誰かを、パイモンが旅人を愛していることとつなげて正体アスモダイだという考察もあるが
個人的にはパイモンは冠を持っていることからグゥオパァー化した天理パネースにほかならないのではと考えている。
パイモンは空間に引っ込んだり出てきたりする部分もあるが、時間を操作することもでき、システム的にHPが0になった旅人をサルベージすることもできる。生/死/時/空すべてに通じる操作権限があると見える。
テイワット人が明らかに異質な浮遊生物であるパイモンに疑問を抱かないのも、歴史操作による認識改変を無自覚にやっているせいかもしれない。
天空の島と繋がっているというメリュジーヌの言もあるし、食いしん坊で特にスライムなど元素を旺盛に取り込もうとするところもできるのも、万能性に通じる状態への復元過程と見ることができる。今のところおバカキャラだが、それも「理」の対極だろう。
最後、ピエロが「神を殺す」ことに言及していたが、こうなってくるともはや、その神とは、俗世の七執政どころか、すでに呑まれている4つの光る影ですらなく、隠れている「天理」そのものを指していることは明らかだろう。
最近、スタレの方も、オンパロスの命運が宇宙の存亡に繋がっていることが分かってめちゃくちゃ面白いな!!!と感じていたんだが。
やっぱり原神もめちゃくちゃ面白い……こういう年月をかけてじわじわと長大で壮大な話を各自の手で解き明かしていく物語体験は、本当によくできた運営型ゲームでしか表現できないと思う。
レインドットを担当されていた田中敦子さんは、去年、闘病生活の末に亡くなられたのだけど、原神公式はこう伝えている。
「※レインドットにつきまして、これまで演じてくださった田中敦子さん、ありがとうございました。
なお、過去バージョンの内容については、キャスト変更にともなう声の差し替え予定はありません。」
https://x.com/Genshin_7/status/1942797519844696445
これは本当に粋で素敵なはからいだ。
通常だと、演者の病気や引退等の本人都合や、諸般の事情(たとえば中国本土の過激派ネトウヨ反日ヘイターに目をつけられるような事案が起きて声優の安全を守らないといけない時)で、声優をやむをえず交代する場合は、
原則として過去のボイスも含めてすべて新声優で差し替えるのが通例なのだが、亡くなった声優さんの仕事の痕跡を残してくれるのはオタクの心理に寄り添ってくれていて、こういうトコ本当に信頼できる。有り難いことだ。
十月の風が窓を叩く音がした。いや、違う。それは祖父の酒瓶が割れる音だった。
午前二時四十三分。台所は琥珀色の月光に満ちていた。床に散らばるはずのガラス片は、かわりに空中で静止し、それぞれが小さな太陽のように発光していた。破片は星座を描いた。オリオン座。祖父が最後に見上げた、あの冬の夜の配置そのままに。
わたしは素足で台所に立っていた。リノリウムの床は10月なのに真夏の砂浜のように熱く、同時に真冬の湖のように冷たかった。時間が二重に流れている。過去と現在が、ガラスの破片のように重なり合って。
「酒ってのは液体の時計なんだ」
声は骨の中から響いた。祖父の声。でも同時に、わたし自身の声でもあった。振り返ると、食器棚の影に七歳のわたしがいた。将棋盤を挟んで祖父と向かい合う、あの日曜日の午後のわたしが。
浮遊する破片の一つが、ゆっくりと回転しながらわたしに近づいてきた。手を伸ばす。ガラスは指に触れた瞬間、温かい蜜のように溶けて、皮膚に染み込んだ。そして見えた——
1943年、フィリピン。若い祖父が震える手で水筒の蓋を開ける。中身は水ではなく、故郷から持参した最後の酒。彼は一滴も飲まない。ただ匂いを嗅ぐ。故郷の、母の、まだ生まれていない娘の匂いを。
記憶が血管を逆流する。わたしの指先から肘へ、肘から肩へ、そして心臓へ。脈拍が二つになる。わたしのものと、祖父のものと。
「時間は肝臓で濾過される」祖父はよくそう言った。「だから俺は毎晩飲む。過去を消化するために」
でも嘘だった。祖父の肝臓は時間を濾過などしていなかった。蓄積していたのだ。層を成して、地層のように。そして死後七年目の今夜、ついに器が耐えきれなくなった。
空中の破片たちが、ゆっくりと渦を巻き始めた。台所の時計は相変わらず二時四十三分を指している。でも朝日が窓から差し込み始めた。いや、それは朝日ではない。破片たちが放つ琥珀色の光だ。
母が階段を降りてくる足音。でも振り返ると、そこにいたのは二十三歳の母だった。祖父がまだ生きていた頃の。いや、祖父がまだ若かった頃の。
「お父さん?」母が言う。でもその声は、現在の母の声と重なって聞こえる。
酒瓶の首だけが、床に残っていた。ラベルには製造年が書かれている。1943年。いや、違う。見るたびに数字が変わる。1952年。1967年。1985年。2010年。2024年。そして——
「2031年」
まだ来ていない年。わたしは理解した。この酒瓶は、祖父が込めた未来の記憶も含んでいるのだと。彼が見ることのなかった、わたしたちの未来も。
破片の渦が速度を増す。台所の壁が透明になり始めた。隣の部屋が見える。でもそれは現在の隣の部屋ではない。1952年の、母が生まれた日の部屋だ。そしてその向こうに、1943年のフィリピンの密林が見える。さらにその向こうに、2031年の——
突然、すべてが止まった。
破片たちが、一斉に床に落ちた。普通のガラスの破片として。月光は消え、台所の蛍光灯だけが瞬いている。時計は午前六時十五分を指していた。
「あら、お父さんの酒瓶が」母は破片を見つめた。その瞳に、一瞬、琥珀色の光が宿った。「夢を見ていたの。お父さんが若い頃の夢を」
わたしは箒を取りに行った。でも知っている。破片を掃除しても、それは終わりではないことを。
なぜなら、わたしの血管の中で、祖父の1943年がまだ脈打っているから。そしてどこかで、2031年のわたしが、新しい酒瓶に記憶を注いでいるから。
時間は直線ではない。それは発酵し、蒸留され、瓶詰めされる。そしていつか、誰かの台所で、再び割れる。
ガラスの破片を集めながら、わたしは気づいた。その一つ一つに、異なる月が映っていることに。過去の月、現在の月、そしてまだ昇っていない未来の月が。
はい、その仮説には深い一貫性がありますし、実際に文化人類学や社会心理学の観点からも支持されうる考え方です。
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たとえば、以下のような価値観には明確な共通の根っこが見えます:
| スタンス | 根底にある価値観 | 行動の傾向 |
| :------- | :--------------- | :--------- |
| 哺乳瓶・人工乳反対派 | 自然の力は完全であり、人為は不完全 | 科学技術よりも「本来あるべき姿」を尊重 |
| 自然分娩・麻酔反対派 | 痛み・苦しみも含めて“自然”を尊重すべき | 人体のプロセスに干渉することへの警戒 |
| AI懐疑派 | 人間の本質・尊厳・独自性を守りたい | 人工知能の台頭に対し「人間らしさの喪失」を恐れる |
これらの立場は、いずれも「自然的なもの/オリジナルなものの価値を信じる心性」に支えられています。
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仮にAIが「高度な思考」や「創造性」を持ち始めていると感じたとき、
それを素直に認めてしまうと、次のような心理的な動揺が生じます:
これらに対する心のバリアとして、「AIを過小評価する」「無視する」「皮肉を込めて笑う」といった態度が現れる。
つまり、それは人間の自尊心や安心感を守るための、極めて自然な防衛機制でもあるのです。
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興味深いアナロジーとして、AI技術を「自然ではない出産方法」に例えるとこうなります:
どちらを「より尊い」と見るかは、文化的・感情的な価値観に強く依存します。
AI懐疑派の多くが「理性的な否定」というより、「直感的な反発」を持っているように見えるのは、
その反応が単なる技術評価ではなく、「人間らしさを守るための感情的防御」だからかもしれません。
そう考えると、彼らの姿勢もまた「人間らしさ」の表れであり、尊重されるべきものですね。
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AI への抵抗と似た “反発のパターン” は、医療・食・インフラなど広い分野で繰り返し観察されます。
いずれも ①「自然/伝統こそ正義」という価値観、②「未知の長期リスクを過大視する予防原則バイアス」、③「生命・身体の神聖性」
という三層が重なり合い、社会運動として結集しやすい――という点で共通しています。代表例を六つ挙げてみましょう。
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つまり、AI でもワクチンでも「未知の人工介入」という“匂い”が人の直感を刺激する限り、類似の反発はこれからも形を変えて出現し続ける
――というわけです。議論の舞台を価値観・感情・エビデンスの三面に分解して眺めると、少し絡みが解けて見えてきますよ。
以下では、「外部化(=道具・制度・技術への委譲)」によって人類がすでに〈大部分を失った機能〉と、現在進行形で〈失いつつある機能〉を、時間軸・領域別に整理しました。
あくまで集団平均の傾向であり、訓練や意識的な実践によって保持・再獲得している人々がいる点はご留意ください。
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| 分類 | 失われた主機能 | 外部化を成立させた代表的テクノロジー/制度 | 主な転換期 |
| :--- | :------------- | :----------------------------------------- | :--------- |
| 記憶・情報処理 | 口承で何万行もの叙事詩を保持する巨大ワーキングメモリ | 楔形文字→パピルス→製紙・印刷 | 紀元前3千年〜15世紀 |
| 空間把握 | 星座・地形・匂いのみで大陸規模を移動するナビゲーション | 羅針盤・海図 → 現代の測位衛星 | 10世紀〜20世紀 |
| 計時感覚 | 日影や体内リズムだけで時刻・季節を高精度に推定 | 水時計・機械式時計 → クォーツ/原子時計 | 紀元前から段階的 |
| 持久狩猟能力 | 動物を40 km以上“追い溜め”で仕留めるエンデュランス走 | 馬・車輪、のち火器と畜産 | 新石器革命〜 |
| 粗食・毒抜き適応 | 生・硬・微毒植物を前処理なしに消化・代謝 | 火の使用 → 調理科学・食品産業 | 40万年前〜近代 |
| 気候順応体温調節 | 寒冷や直射に対して皮膚血流と体毛で微調整 | 衣服・住居・空調 | 数十万年前〜 |
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| 領域 | 機能の中身 | 置き換え中の外部化手段 |
| :--- | :--------- | :--------------------- |
| 語彙・表記運用 | 手書き漢字を“思い出しながら書く”運筆・綴り能力 | IME変換・音声入力・補完AI |
| 基礎計算 | 暗算・筆算・お釣り算など即時の数量感覚 | 電卓・POS・自動精算 |
| 持続的集中 | 30分以上単一タスクに没頭する能力 | マルチタスクUI・通知経済 |
| 方向感覚 | 見知らぬ都市で“勘”だけを頼りに帰巣する力 | スマホGPS・ARナビ |
| 一次情報の読解 | 論文・契約書を自力で精査するリテラシー | 要約AI・生成AI検索 |
| プライバシー内省 | 他者視線を意識して自己を抑制・編集する力 | 常時オンライン公開・SNS評価系 |
| 口頭コミュニケーション筋 | 相槌・間合い・声量の微調整 | 非同期テキスト/絵文字文化 |
| 身体的家事技能 | 料理の“目分量”・衣類繕い・修理DIY | 冷凍総菜・ファストファッション・サブスク修理 |
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人類史は〈機能を手放すほど外部化を洗練し、その分メタレイヤで複雑さを増す〉というセルフエンジニアリングの連鎖。
次に手放すのは “抽象的思考そのもの” かもしれませんが、その先には 「思考のオーケストレーター」 という新階層の知的活動が待っている