大相撲九州場所千秋楽は23日、福岡市の福岡国際センターであり、関脇・安青錦(あおにしき)(21)=本名・ダニーロ・ヤブグシシン、ウクライナ出身、安治川部屋=が12勝3敗で初優勝した。ウクライナ出身力士の優勝も初となった。
安青錦は千秋楽で大関・琴桜に勝ち、横綱・豊昇龍との優勝決定戦も制した。
21歳8カ月での初優勝は、年6場所制が定着した1958年以降初土俵では白鵬の21歳2カ月に次ぐ4位の年少記録。
安青錦はウクライナ中部ビンニツァ出身。ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに母国を離れ、2022年春から関西大相撲部で稽古(けいこ)を始めた。22年12月に安治川部屋に研修生として入門、23年秋場所で初土俵を踏んだ。
安青錦は今年の秋場所で新小結、九州場所で新関脇に昇進した。初土俵から所要13場所での関脇昇進は、58年以降初土俵の力士で、幕下付け出しを除いて最速だった。【林大樹】
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