特集
戦後80年
日本の終戦から、2025年で80年。「戦後80年」を考えるニュースをまとめました。
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「機銃掃射」風化させない 三重・伊賀鉄丸山駅に「平和のサイン」
2025/11/17 13:00 -
「返せ」では一方通行 母の苦労胸に、元国後島民2世が「共住」模索
2025/11/16 11:15 -
松本清張が問うた「戦争と平和」 北九州・記念館で企画展開催
2025/11/15 10:45 -
「平和への祈り込め演奏」 ギタリストの大竹史朗さん、東京で公演
2025/11/15 06:30 -
長生炭鉱遺骨収容 厚労相、否定的考え「対応可能な範囲超えている」
2025/11/14 17:09 -
東ティモール「最後の慰安婦」 戦後80年、日本人夫婦に託した思い
2025/11/13 05:31 -
なじみの風景が一変、旧日本軍火薬庫爆発 父は被害者救済に奔走した
2025/11/12 07:45 -
朝鮮半島出身者の証言記録 映画「よみがえる声」15日に福岡で上映
2025/11/10 09:45
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「機銃掃射」風化させない 三重・伊賀鉄丸山駅に「平和のサイン」
2025/11/17 13:00 784文字1945(昭和20)年8月8日、近鉄伊賀線(現伊賀鉄道)の2両編成の列車が丸山駅(三重県伊賀市枅川)近くの鉄橋で米軍機からの機銃掃射を受け12人が死亡、23人が重軽傷を負った--。80年前の悲劇を風化させることなく後世に伝えようと、伊賀市が丸山駅舎内に「平和のサイン」ボードを設置した。【山口敬人】
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「返せ」では一方通行 母の苦労胸に、元国後島民2世が「共住」模索
2025/11/16 11:15 1283文字「住所欄が『未定』のまんま。やっぱり苦労したんだな」 札幌市内で今年5月、終戦後に北方領土から北海道に引き揚げた元島民が乗った乗船名簿の閲覧会があった。 中標津町で印刷会社を営む舘下雅志さん(66)は、国後島から1948年9月に10代で引き揚げた母の名前を見つけた。 自分が生まれる前のできごとだが
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松本清張が問うた「戦争と平和」 北九州・記念館で企画展開催
2025/11/15 10:45 1020文字北九州市小倉北区城内の松本清張記念館で、戦後80年特別企画展「軍都の風景と占領の影 松本清張の戦前・戦後」が開かれている。松本清張(1909~92年)を軸に、小倉ゆかりの森鷗外(1862~1922年)や山口市出身の詩人、中原中也(07~37年)といった文学者と軍都の接点などを紹介し、文学作品を通し
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「平和への祈り込め演奏」 ギタリストの大竹史朗さん、東京で公演
2025/11/15 06:30 696文字米ニューヨーク在住の日本人ギタリスト、大竹史朗さんのライブコンサートが16日、東京・六本木のキーストンクラブ東京で開かれる。戦後80年にちなみ、アルゼンチンのギターの巨匠、故アタウアルパ・ユパンキ(1908~92年)の詩に大竹さん自ら曲をつけた「ヒロシマ~忘れえぬ町」やバッハの曲をアレンジした「ヒ
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長生炭鉱遺骨収容 厚労相、否定的考え「対応可能な範囲超えている」
2025/11/14 17:09 362文字太平洋戦争中に水没事故が起きた海底炭鉱「長生炭鉱」(山口県宇部市)を巡り、市民団体が国に協力を求めている犠牲者の遺骨収容に向けた現地調査について、上野賢一郎厚生労働相は14日の閣議後の記者会見で「対応可能な範囲を超えている」と述べ、国として改めて否定的な考えを示した。 長生炭鉱では1942年に大規
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東ティモール「最後の慰安婦」 戦後80年、日本人夫婦に託した思い
2025/11/13 05:31 1653文字東ティモールは第二次大戦中の3年半、日本軍の占領下にあった。元日本兵らの手記や証言には慰安所の存在が残り、現地の女性たちも従軍慰安婦としての体験を語り継いできた。 当事者の多くはすでに亡くなっているが、戦後80年の節目に、「最後の生存者」とされる女性の声を記録した日本人夫婦がいる。 <関連記事>
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なじみの風景が一変、旧日本軍火薬庫爆発 父は被害者救済に奔走した
2025/11/12 07:45 1223文字終戦から3カ月後、福岡県添田町落合で旧日本軍の火薬庫が爆発し、地区住民ら296人が死傷、家屋135戸が倒壊する事故があった。1945年11月12日、「二又トンネル爆発事故」。占領米軍のずさんな焼却処理によって生じた惨事だった。 「あそこの山が爆発で吹き飛んで向こう側が見えるようになった。爆発前には
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朝鮮半島出身者の証言記録 映画「よみがえる声」15日に福岡で上映
2025/11/10 09:45 591文字広島、長崎での被爆や炭鉱での強制労働などを巡る朝鮮半島出身者の証言を記録したドキュメンタリー映画「よみがえる声」の自主上映会が15日、福岡市早良区の西南学院大学内にある西南コミュニティーセンターで開かれる。 映画は、在日朝鮮人2世の映画監督、朴壽南(パクスナム)さん(90)と長女の朴麻衣さん(57
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85歳被爆者が初証言 当時4歳、記憶がなくても 母から聞いた惨状
2025/11/9 09:45 694文字エフコープ生活協同組合(福岡県篠栗町)が10月末に開いた平和を考えるイベントで、福岡市早良区の伊藤靖夫さん(85)が広島で被爆した体験を初めて証言した。伊藤さんは母から聞いた被爆当時の惨状を語り、次世代に伝えたいことを聞かれると「二度と新たな被爆者を出してほしくない」と力強く訴えた。 1945年8
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「無色・無償・無名」だからこそ 「保存の会」が残せた戦争体験の肉声
2025/11/9 05:01 3409文字「戦場体験放映保存の会」の活動の柱は、元兵士・軍属や民間人の肉声を動画で収録して保存、インターネットで順次放映することだ。 発案したのは、上田哲氏(1928~2008年)。元NHK記者で、後に社会党の衆院議員を務めた。晩年、「世論力テレビ」というインターネット放送局を運営し、元兵士へのインタビュー
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