「何の気なしに」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 何の気なしにとは

2025-11-05

AI仕事を奪われそうになったプログラマー

とある地域イベントで、大学提携して学生アプリを作ることになったのね。

そこで大学から要請があって、地方でしがないプログラマーをやってる俺こと増田学生が作るアプリの面倒を見ることになったのね。

~~どうでもいいけど追記~~

地方提携したのは大学

その大学ゼミから手伝いの要請があって、外部の増田が手伝ってる。

知らない人は知らないかもだけど、別に珍しくもないよくある話。

別に信じてもらわなくてもいい部分だけど。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さすが学生たちは若くて吸収する力があって、プログラミング学者ながらもAIを駆使してアプリを完成に導いたわけ。

そこで何の気なしに教授が言ったのよ。

「これだけAIが発達してきたらプログラマーも厳しいんじゃないですか?(お前ができてることを学生たちがこんなに簡単にできるようになってしまっては)」的なニュアンスのことを。

そりゃそうだよね。

こちとら30年も地方プログラマーやってて初老にもさしかかる頃にできてることを、かたや学生たちは20代前半でAI使って1ヶ月でアプリ開発できちゃうんだもん。

そこで俺は言ってやったわけよ。

「そうですね。(サッカーだって小学生幼稚園だってできます

"うちの学生たちだってサッカーボールを蹴ったらゴールに入れられますよ、どうです?すごいでしょう?"

そうですか?私はそうは思いません。

サッカーができたからといって、ゴールにボールを入れられたからといって、プロサッカー選手にはなれませんし、誰もその試合を見たいと思ってお金を払ってくれません。

プログラマーも同じです。アプリが稼働したか仕事があるわけではありません。

プロとしてお客のニーズを満たすために存在するのです)」

とね。

実際、イベント中にWEBアプリとして稼働するために多くのことを増田サポートしたし、それはプログラミング学者が1ヶ月の中で想定して稼働にまで導くには無理な部分だったし、絶対に30年の経験がないと先回りできないところだったりするわけで。

年寄りから子供まで参加する地域イベントで、ペアレンタルコントロール化のスマホでもアクセスできるようにlet's encryptでHTTPSにしておいたり、データーの持ち方的にイベント中にgit更新がかかるとデーターが飛ぶ恐れがあるんで先回りしてガードしてたり、スムーズイベントの進行を妨げないようなバックドアを仕込んでおいたり、あえて決め打ちのハードコードを仕込むことで印刷工程に間に合わせたり。

この膨大な量のコンテキスト人間の方が処理できるうちは、AI仕事は奪われないと思った。

2025-10-01

今の日本普通生活を支えているのは低賃金外国人

anond:20251001014423

コンビニも、飲食店も、日本人が当たり前だと思って何の気なしに享受しているサービスの大半は低賃金で働く外国人によって支えられている。

高度人材海外から来ても来なくても日本生活水準には大した影響ないけど、低賃金労働者が来なくなったら日本普通生活簡単に瓦解する。

賃金を上げれば日本人はそれらの仕事をするようになるかも知れないが、その賃金上昇がサービス価格に反映されたら直近の米騒動の時のように白々しく文句を言って買い叩こうとするだろうし、実際に客足は遠のいて商売は立ち行かなくなり賃金を上げた雇用は失われるだろう。

そもそも賃金を上げたところで日本人の数が減っていくんだから働き手が見つかる保証もない。

日本人が減るなら需要も減る、と言うのは大雑把に言えば間違いではないが、問題は消費人口より労働人口の方が先に減ることだ。

今の50代が寿命で死に絶える頃にはマシになるだろうが、それまでの間はなかなか減らない消費人口を激減し続ける労働人口で支える地獄が待っている。

少子化解決の目処も立たない状況なので、その後も程度が落ち着くだけで同じ地獄なのは変わらないが。

異文化で育った人を受け入れなきゃ立ち行かないけど、異文化アレルギー遺伝子レベルで刷り込まれてるこの国には100年後ぐらいまで移民受け入れは無理だと思う。

そのぐらい異文化日常的に接することに免疫がない。

人口減少のデメリットが少しずつ顕在化してるとは言え、危機感もまだ全然足りないか妥協も当然あり得ない。

ただ異文化との摩擦に反発する。

海外流出した仕事国内に取り戻せ、みたいな意見最近よく目にするけど、海外限界まで賃金下がった仕事が今更国内に戻ってきて一体誰がやるのか。

どうにもならんことだらけだな。若い世代は御愁傷様。頑張って生きていってくれ。

負の遺産押し付ける上の世代を切り捨てたくなるのはどうしようもないけど、その切り捨てられる側にいずれ自分もなるんだって事は忘れないでほしい。

今の老人をいたわれってことではなく、自分たちの判断で将来の自分の首を絞めないように気をつけてほしい。

2025-09-21

同級生たちはみんな都会に行ってしまったけど、僕は超ドがつく田舎暮らし続けている。

バスは一日に一本、コンビニ本屋もない。

町役場掲示板けが情報の窓口みたいな生活だ。

どこか取り残されたような寂しさのなか、ただ淡々毎日を重ねている。

最近になって、同級生女子たちがぽつぽつと田舎に帰ってくるようになった。帰省してきて、何の気なしに僕の家へ寄る。

そして、突然の告白

昔、僕のことが好きだったんだって

なぜかみんなが僕に告白してくれて、

一夜を僕と過ごして、

そしてまた都会に戻っていく。

これでいいんだろうか?

なんだかとてもヤリチンになったみたいで居心地が悪い。

でも、女の子たちはみんな晴々とし顔をして故郷去っていく。

これでいいのかもしれない。

あとには静かな部屋と、いつも通りの山の空気が残るだけだ。

ここで暮らしている理由なんて特にない。帰省しては去っていく彼女たちの姿を見送るたびに、世界は思っていた以上に広いのかもしれないと、少しだけ思う。

物語にするつもりもないし、何か特別な展開を期待しているわけでもない。

ただ、そんな出来事ひとつひとつが、この田舎で暮らす自分の心に静かに降り積もっていく。

人生には意味づけなんて要らないのだ。

おや、誰か来たようだ

玄関から彼女たちの声が聞こえる。

2025-09-19

元彼を供養する

元彼結婚した。

未練は全くない。けど、嬉しそうな笑顔で写る彼を見ると薄暗い感情がふつふつと湧き出る。

お前は私にあんなに酷いことをしたのにそんな素振り一個も見せずに「僕は幸せになるんです」って顔でのうのうと生きてるんだな。

復讐がしたいわけでも、ましてや復縁したいなんて一ミリも思ってない。だけどあまりに酷くて友達にも家族にも言えなかった全てを吐き出さないと、元彼と付き合ってた頃の私が可哀想で惨めで仕方がなくなってしまった。

元彼奥さん、これを読んで彼のことだと気づくだろうか。せめて、どうか気づかないくらいには奥さんのことを大切にしていてほしいと願う。

彼とは大学から社会人にかけて付き合った。まず前提として私も相当悪い。喧嘩ふっかけるし煽るし急にキレるし察してちゃんだった。その場の感情支配されて大層暴れていたし、彼も私のことが好きなら全て従うべきという思想ナチュラルに持っていた。今考えるととんでもない女だった。それは大いに反省している。当時のとんでもないわがまま女の私も併せて供養しよう。

元カノとの修羅場

全てはここから始まった。元々同じ大学の友人だった。特に恋愛感情は抱いてなかったが、まあ付き合うのはナシではない、くらい。そんな彼に遠距離彼女ができた。2人はいたって順調そうに見えたし、私は私でおめでと〜お似合いだね〜と生ぬるいコメントをインスタのストーリーに送っていた。そして詳しい経緯は省くが、私が彼の家に泊まることになった。私も彼も本当に最悪。正直私は宿くらいにしか思っていなかったが、ナシではない男ではあったため何の気なしに関係を持ってしまった。遠距離からバレないだろうと、関係を続けるうちにだんだんと好きになってしまい、それは彼も同じだった。そして遂に彼女と別れて、私と付き合うと決意してくれた。しかし彼が妙なことを言う。彼女と別れるために直接会いに行くと。電話LINEじゃなくて直接言って別れないと、と謎の主張をする頑固な彼にイライラして、でも本当に別れてくれるんだよね、と期待と不安の間で連絡を待っていた。そして彼からLINEが来た。と思ったら、「○○(元彼)の彼女ですけど」「今彼は隣で寝てるよ」「もちろんやることやってるから

おい、全然別れ話してないやんけ。そこから彼女と壮絶なレスバを繰り広げたが、もちろん100:0で私が悪いので相手圧勝だった。どうやら浮気を疑った彼女が寝てる間に携帯を見たらしい。そして携帯が彼の元に帰り、「やっぱ浮気してたんじゃん」「どういうつもり?」「どういう気持ちなの今」と、今度は私がレスバの興奮冷めやらぬ状態で彼を責め立てた。そして彼から驚きの返答。

増田ちゃん浮気相手なのに浮気してたんじゃんっておかしくない?」

から言い訳をさせてもらうと、この時は気が動転していて、確かに私が浮気相手だったのだが適切な単語がすぐに出てこなかった。しかもっと言い訳をさせてもらえるなら当時の彼は私が本命で、もう彼女とは別れる寸前みたいなこと言っていた。そのため私の中ではもうすでに本命彼女に昇格していたような錯覚を起こしており、彼女から凸られたとき浮気だー!と思ってしまった。

その後何回か揉めたが結局付き合った。当時の私の決断には言葉も出ないがそれだけ好きだったのか…

自分の行動は今も本当に恥じていて、ごく限られた友達しか話せていない。なんの言い訳もできない100%私の過失です。あの時の遠距離彼女に心から申し訳なくて、何度謝っても足りないんだと思う。今でもふと彼女のことを思い出す時がある。こんなこと絶対私に言われたくないだろうけど、幸せであってほしい。彼女とのやり取りの最後に「お前は次に付き合った人に浮気されるよ」と言われた。嫌だけど、考えたくないけどその言葉は受け入れようと思った。浮気はされてないけど、彼にもその次付き合った人もまあまあのクズだったからそれで痛い目は一応見てます。本当にごめんなさい。

・深夜の大喧嘩

付き合ってしばらく経った頃、2人で初めて旅行した。二泊三日の旅行の後お互い疲れて寝ようとした時些細な喧嘩が始まった。原因はもう覚えてないくら些細なことだった。だんだんヒートアップして、遂に彼が私に手を挙げた。男性の力をきっとその時初めて実感して本当に死ぬかと思った。夜中だったけど出ていけと言われて(彼の一人暮らしの家だった)、せめて朝までいさせてと懇願したが追い出された。なんとか近くの友人の家に泊めてもらうことができたが、私の心の中は暴力を振るわれたことの恐怖でいっぱいで涙が止まらなかった。あの時泊めてくれた友達、ごめん。本当にありがとう。今度会った時改めてちゃんとお礼を言おう。その後別れる決意をしたものの、彼が泣きながら書いた手紙を読んで復縁を決意する。ほんまにアホかい

喧嘩のすぐ後は絶対に別れる!!!と決めていたのに、彼が泣いて懇願する姿を見ると「私も彼もこんなに好きなんだから別れる必要なくない…?」と思えてきてしまったのだ。暴力を振るわれたことへの怒りや悲しみより、別れることへの寂しさがいつの間にか上回ってしまい、「私が我慢すれば、成長すればいいんだ!彼と付き合い続けられるんだ!」とそれを正当化してしまった。今考えると典型的DV男と別れられない女でしかないな。そしてこの事件も親や友達に話すと絶対に別れろと言われるのでいえなかった。周りに反対される恋愛なんか絶対しないほうがいいのにね。

・それとなくモラハラ

今になって気づいたがちょっとモラハラ気質だった。私があまりにもわがままだったため、「俺と別れるともう誰とも付き合えないよ」と言われた。

私があまりにも鈍臭いため、自動車免許を取ろうとしても「俺が運転するから取らなくていいよ」と言われた。当時は彼が運転してくれるからいか〜と思っていたが、別れた後勝手可能性を狭められていたことに腹が立ち一念発起して免許取得した。そして運転は本当に下手だった。

・彼の実家で超アウェイ

付き合ってしばらく経ったまだ大学生の頃、彼の実家に遊びに行った。直前に決まった上に泊まり。どう考えても私が非常識すぎる。それは本当にごめんなさい。だけど彼があろうかとか「母さんが急に来て困っちゃうね〜って言ってたよ」と私に報告して来やがった。お母様のお気持ちは全くもってその通りであり、なんの異論もございません。だけどそれを私に言うの有り得ないでしょうよ。そしてとんでもないアウェイを感じて明日やっぱり帰る、と告げても「今帰ったら俺の実家が楽しくないですって言ってるようなもんでしょ」と帰してもらえなかった。

そしてめげずに社会人になってからも彼の実家を再び訪れた。今度はご飯だけ頂いた。彼には妹がいて相当溺愛していた。人見知りなのかあまり話してくれず、私はなんとか心を開いてもらおうと話しかけた。志望大学私たちと同じと知ったので「なんでうちの大学がいいと思ったの?」そう聞いても目も合わさず小さい声で「分からない」と言われてしまった。あの、一応確認ですが高校生ですよね?しか高校3年生でしたよね?彼女は今現在社会の中で人とコミュニケーションを取って生きていけているのでしょうか。心配です。

そして私が妹ちゃんとなんとか話そうとしていると横から彼が「そんなとこ言われてもわかんないもんね〜?」もうその後の記憶あんまりなくて、多分ほとんど喋らなかった気がする。ただでさえ緊張している彼の実家なのに私はずっと1人だった。唯一の味方だと思っていた彼は全然敵陣地にいた。

・私の優先順位どうなっとんねん

社会人になって配属が決まってから遠距離だった。学生の時と比べると会える休日はとても貴重で月に一回会えるのはそれさそれは心待ちにしていた。ある月の三連休、かなり前から会う約束をしていた。しかしその1ヶ月ほど前に電話で彼から急に「その三連休妹の引っ越し手伝いに行くことになったから」と告げられる。前述の通り彼は妹を溺愛していた。確かに大切な家族の、男手が必要な一日であることは間違いない。だけど私が何ヶ月も前から楽しみにしていて、社会人にとって貴重なお休みを、遠距離からこそ絶対会いたかったのにそんな決定事項で言われたのが腹立たしいし、悲しかった。行きたい気持ちはわかるからこそ、私に一度伺いを立てるくらいの気遣いをして欲しかった。キレ散らかしたかったのは山々だが、流石に社会人になり少しは大人になっていた私は「○○くんの決めることに私は口出しはできないけど、社会人で、遠距離恋愛で、引越しよりも前から約束してた貴重な三連休ってことと、引っ越しが決定事項であるかのように言われた私の気持ちを考えてみて欲しい。それから決断して。」とできるだけ怒りが伝わらないように慎重に伝えた。そして即答で「わかった、引っ越しには行く(原文ママ)」と言われた。はは、この時はさすがちょっとずっこけた。この時くらいから段々と気持ちが冷めてきていた。

・性のお猿さん事件簿

彼は今考えると性欲モンスターだった。彼の伝説を並べれば枚挙にいとまがない。その伝説の一部を手短にお見せする。

電話で大興奮

彼の帰省中などに電話すると久しぶりに声を聞けたからなのか大興奮していた。電話はいつも途中からまともな会話ができなくなっていた。

②お外でも大興奮

家では飽き足らず外でも大興奮。私がちょっと体のラインが出る服を着ようもんなら「ちょっとそこのトイレ行かない!?」と多目的トイレを指差す始末。私の名誉のために言わせていただくと一度もその誘いに乗ったことはない。

避妊しない

本当に最悪中の最悪。間違っても妊娠しなくてよかった。

Tinderやってた

前述の修羅場事件があってから私は彼の携帯を見ずにはいられなくなってしまっていた。そしていつものスマホパトロール中、Tinderをやっていることを発見してしまったのである。どう揉めてどう解決したのかも覚えてないけどそのまま付き合ってました。あーあ。

かいものを挙げればキリがないけど、話して面白いエピソードと言えばこれくらいだと思う。

思えば彼は付き合った当初からずっと結婚したいと言っていた。決して私と、ではなかったと思う。家庭の事情から愛情に飢えていた彼は結婚して自分の家庭を早く持ちたかったんだな、きっと。良かったね、夢が叶って。私はあなたと別れて本当に良かったと思う。あなたのその性格果たして今どうなっているのかは見当もつかないし、別に知りたいとも思わないけどもう誰かを傷つけるのはやめなよ。

さようなら

2025-09-11

anond:20250911151202

ユーザー要望に耳を貸してはならない」これ常識になってほしい。

何故ならユーザー専門家ではないからね。

口先でiPhone miniがほしいと言ってようと、実際はAirを買うのが民衆なのさ。

オレら一般ピープルは、何の気なしに

iPhone miniがほしいなぁ〜〜」

くらいのテンションで呟くが、世界トップ企業経営判断次第で莫大なカネが消し飛びかねない。

ミスると何万人単位失業者が路頭に迷いうるんよ。

からアップルiPhone Airを作ったなら、人々が本当にほしいものはiPhone Air

何の気なしに調べたらウォーキング30分で300kcal消費とか出てきた

昔はもっと少なくて80kcalとかだったような?

こんなんだったら毎日30分歩くだけで絶対痩せるじゃん

2025-09-10

1年かけても婚約者と再構築できない話

2022年の冬から結婚を前提に同棲しているカップルの話。

◯ 私

22歳、医療従事

婚約者彼氏

24歳、専門職

ゲームで知り合い、好きになって付き合って、2022年から同棲を始めた。

彼氏の方は「私ちゃんが初めての彼女」らしく、傍から見てもベタ惚れデレデレで、私に対しても毎日かわいいだいすきみたいな愛情表現を常に欠かさなタイプ

対する私はそれなりに恋愛経験があり、彼氏のことは当初は別にきじゃなかったものの、猛アタックを受けるうちに興味を持って好きになって、結果的バカップルといわれるように。

私が当時住んでいた物件契約更新タイミングで、せっかくならと同棲を始めて、1年半くらいはしょうもない喧嘩こそすれ仲良くいちゃこら過ごしていた。

1Kの部屋に住んでいたので常に一緒にいた。

それがおかしくなったのは、彼氏仕事とかの都合で1LDKの物件引っ越し半年が経ったころだった。

彼氏は以前からヴァロラント(FPSゲーム)が好きで、ちょっと空き時間があればヴァロを開いて射撃訓練場にいる人だった。

私が仕事で遅くなるからごはんは先に食べてて、と連絡を入れても、ヴァロに夢中で連絡に気付かず、私が帰宅してそれを知って叱る(ごはんちゃんと食べてよ!という叱り)、というのはもはや日常茶飯事だった。

2023年の冬、何かのきっかけで彼氏ゲーム漬け生活拍車がかかり、仕事から帰ったらごはんをかき込むように爆速で食べて友達通話しながらヴァロ→平日でも3時頃までヴァロ→6時半に起きて仕事……という生活が続くようになった。

睡眠不足が祟ってか、コロナ感染して4日間も高熱に苦しんでいた。

さすがに体に悪いので、「せめてごはんちゃんと噛んで食べて、夜は1時には寝なさい」と言った。ゲーム中は構ってもらえなくてだいぶ寂しい思いをしたが、それよりも彼氏が体調を崩すことの方がよくないと思っていたし、まあそういう波なんだろう、いずれこっちを向いてくれるだろう、と思って、そのへんは何も言わなかった。

結局、その忠告をした当日は、彼氏は4時までゲームをしていた。

我が家は「寝るときは一緒に寝室に行く」「おやすみのチューをする」というルールを設けていた(照)ので、最初は私も必死に3時過ぎまで起きていたが、次第に彼氏を置いてひとりで寝室に行き眠るようになった。私にも仕事があるし、ずーっと背を向けられて、壁に向かって何時間もこっちを振り返ることもない姿を見続けるのが辛かった。

先に寝てしまうのでおやすみのチューなんてもちろんしなくなって、次第に普段の会話も業務連絡程度になっていった。

ハグキスもしない、時間さえあればゲームをしているのでセックスもしない。

彼氏は日曜が唯一の休日で、以前は買い物ついでにデートをしたり……なんてこともあったが、それも一切なくなった。

日曜日は朝7時に起きてひとりでゲーム、私が起きてきたら朝食を食べて昼までゲーム、昼食を食べて夕方までゲーム、買い物に行って夕食を食べたらまたゲーム。毎週その繰り返し。

次第に食事の内容も「ゲームをしながらつまめるもの」を求めるようになり、食卓ではスマホゲームの実況を見ているので、会話もしなくなった。

そのころになると私もいよいよ嫌になってきて、ゲーム辞めてよ、寂しい、なんて言うようになっていた。

でも、その瞬間ゲームの片手間にこっちを見るだけで、何も変わらなかった。私が生理痛で寝込んでいても、飲み物ひとつも持ってきてくれることはなかった。私よりゲームの方が好きみたいだった。

ゴールデンウィークに入り、カレンダー準拠私たちはお互いに長い連休を得た。

その頃にしては珍しく、彼氏が「せっかくだから5月3日は私ちゃんが好きな水族館デートをしよう」と言ってくれて、私は泣いて喜んだ。私のことまだ忘れてなかったんだ、みたいな安心感がすごくて、わんわん泣いて、当日は何を着ていこうかな、どのバッグで行こうかな、美容室いっちゃおうかな、って浮かれていた。

私が寝室のクローゼットで服を選んで、リビングにいる彼氏に「この服、デートにどうかな?」って持っていったら、彼氏は壁に向かってしゃべっていた。

寝室に戻って泣いた。

ゴールデンウィーク中の彼氏生活リズムくそもない生活をしていた。

朝9時に起きてゲーム、私が起きてきたら朝食を食べて昼までゲーム、昼食を食べて夕方までゲーム、買い物に行って夕食を食べたらまたゲーム、朝5時に寝て、朝9時にはまたゲーム、のループ。嘘みたいだよね。嘘だって思いたかった。

そんな生活最中だったか水族館デートの当日は揺すってもくすぐっても全然起きなくて、結局家を出たのはお昼をだいぶ過ぎたころ。

八景島に行ったんだけど、時間も遅いしそもそも混んでるしで閉館までに回り切れなくて、私が見たかったペンギンイベントにも間に合わなかった。

彼氏は一生けんめい話を振ってくれたり変なダジャレを言ったりして私を励ましてた?けど、正直私の中では、もう無理だという感情しか沸いてこなくなっていた。

ゲームのためなら7時に起きられるのに、私とのデートのためには午前中に起きることすらできないの?

そもそも次の日朝からデートなのに、朝までゲームしてるって何?

この人と結婚なんかしたら、この先何年もこうやって放置されるの?

いろんな不満と悲しさがうわーっと押し寄せてきて、家に帰って早々、私は別れ話を切り出した。

私は上に書いたような不満を吐き出して、彼氏言い訳もしないでただ「ごめん…」だけを言い続けて、別れ話は2時間くらい続いた。

で、結局別れなかった。

彼氏は「「私ちゃん人生のすべて。私ちゃんより大切なものはないかゲーム時間を減らす」と約束してくれて、寂しさから別れ話を切り出していた私はそれを信じて、再構築することを誓って別れ話を終えた。私はギャン泣きして彼氏に抱きついた。何か月ぶりかのハグだった。

その日、彼氏は3時までゲームをしていた。

私の中でなにかが消えた。

もうなんか、すべてがどうでもよくなってしまった。

あんなに熱い話し合いをした直後、普通ゲームしなくない?

もちろんそのとき直接抗議したよ。今日くらいは一緒に寝ようよ、さっき別れ話を乗り越えたばっかりなんだよ、って。

そしたらお姫様抱っこで私を寝室に運んで、ほっぺにチューをして、「すぐにやめてこっちに来るからちょっと待ってて」って言った。

私は信じて待ってたけど、1時間経っても2時間経っても、彼氏は寝室に来なかった。ちらっとリビングを覗きに行ったら、まだ壁に向かって話しながらゲームをしてた。

私の中に残っていた寂しさとか好きって気持ちとかが今度こそさっぱりなくなった。

寝室に戻って、眠くなるアレルギーの薬を飲んで強引に寝た。

次の朝、8時に起きたら、彼氏はもう起きてリビングにいて、ゲームをしていた。

そんな状態のままゴールデンウィークが終わり、私はといえば、完全に冷め切っていた。

家に帰っても彼氏ゲーム、私はネットサーフィン時間になったら勝手に寝る。

完全に家庭内別居状態になっていて、当然会話をしてもぼんやり空気が悪いので、私はだんだん家に帰らなくなった。

高校の先輩と飲みに行ったり、友達の家に泊めてもらったり、男女関係なく毎晩飲み歩いた。

そしてついに男を作った。

これに関しては理由は何であれ私の非だと思う。

とりあえず、私は家に帰らず男とごはんやらホテルやらに通うようになって、いよいよ彼氏とは疎遠になっていった。

8月に入ったころ、彼氏に「最近家にいないけど、浮気でもしてるの?」と詰められた。

曰く、私が家にほぼいない状態が続いてしばらく経った頃、さすがに放置しすぎたかなと思って焦ってゲームをやめ、ごはんを作って私の帰りを待つようになったのに、私は帰ってこない。

身寄りがなく、職場が家の目と鼻の先である私が家出したとは考えられなかった彼氏は、私のSNSを追いかけて、男と仲良くしているのを見つけたらしかった。

私は咄嗟に謝ったけど、心の奥底では、なんで私だけが謝らなきゃいけないの?とも思っていた。

浮気はもちろん最悪の行為。だけど、何ヶ月も私を放置した向こうには一切の非もないの?って。

私は何回も話し合おうって言ったし、意見も言ったし、向こうから同意も得たはずなのに、その日のうちに裏切られた。何回もそんなことがあったから愛想が尽きたのに、これって私だけが悪いのか?って。

そこから家の中は以前にも増して冷戦状態になり、私はますます彼氏のことが嫌になった。

彼氏は今度こそ本当にゲーム時間を減らしたみたいで、毎日仕事の合間にも夜にも朝にもLINEを送ってくるようになったけど、私は「そうなんだ」「ふーん」「がんばれー」みたいな返信しかしなくなっていた。

「私ちゃんとの時間がほしいか今日は早く帰ってきてね」という連絡を無視して、男と吞んだくれた。

さらなんだよもう遅いよって思って、ホテルトイレでひとり泣いた。

9月、私の誕生日があった。

さすがに今日くらいは家にいるべきか?と悩んでいたら、珍しく彼氏が「新宿に買い物に行きたい」と言いだした。

その日は平日だったのと、彼氏普段都心は人が多くて嫌い」と言って都心でのデートや買い物を断固拒否していた人だったので、ほえー珍しい、と思って、何の気なしに適当についていくことにした。

彼氏新宿について入ったのは南口サマンサで、買い物というのは私の誕生日プレゼントだった。私が好きそうな淡いピンクのバッグを選んで買って、家に帰って、手紙と一緒に渡された。

このときまでは、今さらなんなんだよと思っていた。

半年近く私を放ってゲーム三昧だったくせに、バッグくれたくらいで気持ちなんか戻んないよ、って思った。

とりあえずありがとうと言って受け取って、時間時間からシャワーに行った。

上がってリビングに戻ってきたら、彼氏ソファーで寝ていた。

今日は早寝なんですねwと思ってベッドで寝るように促そうとしたら、彼氏の頭の近くに、画面つけっぱなしの彼氏スマホが転がっていた。

そうやってつけっぱで寝るから充電なくて仕事中困るんだろ、とイラっとしてスマホを手に取ると、LINE keepのトーク画面。

「やっぱり僕は私ちゃんのことが好きなんだよね」

「早く会いたい」

誕生日デートしたい」

とかなんだかんだ書いてあって、私はその瞬間ぶわっと泣き出した。

そういうのは直接言えよとめちゃめちゃイライラした。と同時に、なんでこんなことになっちゃったんだろう、って思ってどうしようもなくなった。

何回も話し合って、私は男と縁を切って、彼氏ゲームを辞めることを約束して、再構築を決めた。

しばらくはぎこちない感じだったけど、だんだん私も好きって気持ちが戻ってきて、前みたいにおやすみのチューもするようになった。

そんなこんなで1年近く経って、先日、また私の誕生日が来た。

今年もバッグをもらって(※彼氏が、私のお気に入りのショルダーバッグを破壊してしまったため)、手紙もついてきた。

そこには、「この1年は、お互いに言いたいことを言い合って、良い関係を築けたと思います。ずっと一緒にいようね」と書いてあった。

その場は嬉しくてまた泣いたんだけど、ひとりになって手紙を読み返していたとき自分の心の中にもやもやした影がいることに気が付いた。

再構築を約束してから、私は飲み歩くのをやめて家にいるようになって、男とも縁を切った。

浮気したことを心から謝り反省して、男友達との交流もつときは逐一連絡したり、紹介したり、私なりに少しでも信頼を得られるように動いてきたつもり。

では、彼氏は?

結論から言うと、彼氏はまだヴァロラントをやっている。まあ、2時には寝るようになったけど。

ただ、あんまりゲームが好きそうなんで、取り上げるのは悪いなと思い、一緒にできるオンラインゲームを見つけてきて彼氏を誘ったら、見事にはまってくれた。

最初のうちは一緒にやっていたけど、次第に、私が寝た後にひとりでやり続けるようになってきた。

日曜日、朝目が覚めたら、「洗濯がてらリビングゲームしてるね。私ちゃんは疲れてるだろうから寝てていいからね」って、優しい顔。

私はもう浮気するつもりも、あのときみたいに話し合いを諦めることもしたくないと思っている。

本当に彼氏のことが好きで、本気で再構築したいから。「私ちゃんは寂しいと浮気ちゃうもんね」ってイジられても、毎回心から謝罪して、頭を下げている。

でも、本当にこれでいいのかな。

本当に私たち、再構築に成功したのかな。

未だに彼氏がヴァロラントをしている背中を見ると、吐き気パニック発作を起こしてしまう。

朝方目が覚めて隣に彼氏がいないと、あのときのことを思い出してリビングに走って向かってしまう(大体、トイレ行ってるだけなんだけど)。

彼氏は、再構築どころか、「雨降って地固まるって僕たちのことだね」なんて呑気に言う。

私だけが、1年前に取り残されている。

2025-09-06

弱者男性がメロいは性欲って言ってきてドン引き。メロいはもっとピュア言葉なんだよ

その日、社内は不気味なほど静まり返っていた。

蛍光灯の光は妙に白く、机の上の影だけがじわじわと伸びている。

私は、何の気なしに呟いた――「新卒の子メロいよね」。

……その瞬間、背後の空気が凍りついた。

低く湿った声が耳の奥に染み込んでくる。

「それは……セクハラだ……やめろ……」

振り向いた先、弱者男性が立っていた。

肌は青白く、濁った瞳が私を射抜く。

その視線は、人を値踏みするようでありながら、何か飢えた獣のようでもあった。

セクシャル要素……どこ?

メロいは可愛さを伝える、澄んだ言葉のはずだ。

だが、彼の口から吐き出されたとたん、泥沼の底に引きずり込まれたみたいに、粘りつく淫靡さを帯びてしまう。

家に帰り、妻に尋ねた。

「メロいって……性欲ある言葉かな?」

彼女怪訝そうに笑い、「そんなわけない」と即答した。

その平凡な答えが、昼間の異様さをさらに際立たせ、胸の奥が冷たくなる。

数日後、この話を新卒の子にもしてみた。

彼女は無言で顔をしかめ、そのまま視線を逸らした。

あれは嫌悪というより、恐怖の表情だった気がする。

弱者男性って、どれだけ常識から外れているんだろう。

そして……そんなんだからモテないんだよって思いました😅

――そう呟きながらも、背中に絡みつく彼の視線は、今も取れない。

まるで、私の言葉を「穢れ」に変える権利を、あの男だけが持っているかのように。

2025-06-13

AIで大騒ぎしてる人たちへ──メタバースって覚えてる?

最近AIAIって、なんかちょっと騒ぎすぎじゃない?って話。

逆張りって言われたらそれまでなんだけど。

AI自体はすごいし、自分ふつうに使ってる。画像生成とか、文章たたき台作ったり、すごく便利。

でも、何か「未来根底から変わる」みたいな大騒ぎって、どこかで見たことあるな、と。

思い出してみてほしい。「メタバース」「VR元年」「バーチャルオフィス」…

会議は全部VRになる!とか、通勤不要になる!とか、聞いたことないですか?

あの頃、メタバースってめちゃ持ち上げられてたよね。FacebookがMetaになって、〇〇空間がどうのって。でも今どうなった? あれ、やってる人…いる?

バーチャル会議とか、どこ行った? あの熱量は何処

ただ、AIはそれとは違うってのもわかる。インターネット以来の革命ってのも納得できる。

でも「人間仕事は消える!」とか「我々の存在意義とは?」みたいな、やたらとセンセーショナル論調には、正直むず痒さを感じてしまう。

それ、ちょっとした“AI台風”に浮かれてる小学生みたいじゃない?

明日台風学校休みだー!」ってテンション上がって、宿題もやらずに寝て、朝起きたら晴れててがっかり…みたいな。

からちゃん宿題やっとこうね、って話です。




たまたまAIってドラゴンボールで例えると何?」ってコメントを見つけたので

何の気なしに考えてみたんだけど、たぶん“サイボーグフリーザ”だと思う。

圧倒的なボスキャラだったフリーザが、パワーアップして帰ってくる。

しかも強いパパ連れて。そりゃ「もう終わりだ…」ってなるよね。

でも、未来から来たトランクスが一瞬で倒すじゃん。

あれ見て「騒ぎすぎだったな…」って思った人、多いんじゃない?

たぶん、AIもそんな感じで、騒がれてるほどの“絶望”は来ないと思ってる。

そしてそのうち「未来トランクス」的な存在がフッっと現れるんだろうなとも思ってる。

フリーザの方も後からゴールデンとかブラックかになってまた現れるかもしれないけどね。





…ごめん、ドラゴンボールそんなに詳しくない。

2025-05-27

博多女性はきれい男性はまぁまぁ」発言って20代とか30代あたりもか、かなり引くと思うんだよね

言っちゃうのは引かれるのがわからいからだと思うけど、引かれるのがわからないって状況が一番まずいと思う

それって同質性が高い組織、環境にいることの現れで、政治家がそういう環境にどっぷりと浸かっていていていいのかなって思うんだよね

そもそも20代、30代の政治家が少ないし、若い政治家スタッフとの交流があったとしても引く発言だと伝えられないから、榛葉は何の気なしに言えてしま

恐らく国会議員の多くも同様に同質性の中にしかいないのだと思うけど、それが見えるってのはやっぱりマズイでしょう

現場の声を聞く、みたいなのは多くが体面的なものだと思うけど、この人は体面ですらないのかなって思ってしまって厳しいなと

2025-05-13

anond:20250513124447

おまえの投稿リンクあったじゃん

何の気なしにそれをクリックしたわけよ

リンク先の投稿には俺が投稿したことを示す鉛筆マークがついてたわけよ

え?これ俺へのトラバかって思ってレスしたわけ

完全に偶然、びっくりしたわ

2025-05-12

2013年エリザベス女王杯を、なんとなーくテレビをつけたら放送していたので、何の気なしに見た

なんだかよくわからないけど引き込まれそれからずっと競馬が好きだった

当時中学生だったのでお金はかけられなかったけど、毎週競馬番組を見ていた

メイショウマンボのことはずっと応援していた

自分お金をかけられる年齢になる前に引退したので残念ながら馬券はゲットできなかった

メイショウマンボの子供がデビューした時は嬉しかった

メイショウイチヒメのデビュー時には成人していたので、以降はレースのたびに馬券を買った

なかなか産駒は勝てないでいるけど、メイショウマンボのことが好きだから負けてもどうってことなかった

メイショウマンボの子供が走っていることが嬉しかった

5月の頭、メイショウマンボが亡くなったとニュースが出た

信じられなかった

なんだか競馬を見る気になれず、天皇賞・春も見なかった

自分競馬ではなくメイショウマンボが好きだったのかもしれない

でもメイショウマンボの血は幸い残ったので、子々孫々応援していきたいと思う

悲しいなあ

産駒がいてもこんなに悲しいんだから、産駒がいないまま亡くなった馬のファンは本当に身を切られるように辛いだろうな

2025-04-12

は? どうなってんだお前らコラァ!?

何の気なしにちょっと増田をのぞいて見たら

丹精込めて書いたオレからメッセージ増田タイムライナー増田ブクマカにもガンスルーされ

代わりに気付いたときリアクションの方にコメントがたくさん付いてる・・・

はあーーーーー (クソ長ため息

仕方ない、感謝状でも書くか・・・

2025-03-19

コンビニおにぎり見て日本の貧富差の拡大を痛感した

たった今何の気なしにコンビニ行ってきたときとあるおにぎり見て貧富差の拡大を痛感した。

そのおにぎりは麦飯におかずを混ぜたおにぎりで98円だったんだけど、同じコンビニ

店内調理手作りおにぎりも売ってて、そっちは250円とか300円とかするわけよ。

もちろん、おにぎりから最近の米不足の影響もあるんだろうけど、それにしたって

米が高いから麦を混ぜるって、江戸時代小作人かよって思った。

パッケージ健康志向を打ち出すために五穀米的な、って感じでもないかホントにただ貧富の差が強調される感じだった。

アメリカの狂いっぷりといい、この件といい、ホントに凄い時代に生きてるなって実感する。

2025-03-18

「おいどんたい」という謎の言葉

先日、何の気なしに「おいどんたい」とグーグル検索した。

たぶん、「おいどん」が一人称場合、語尾は「たい」なのだろうかというくだらないことが知りたかったんだと思う。

すると、GoogleAIが”「おいどんたい」は、敵を欺くために自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと、苦肉の謀略を意味する言葉です。”と説明してきた。

まりにも知らない意味すぎる。

初めは、アガサ博士の「わしじゃよ」みたいなネットミームで、「おいどん」が一人称の策士キャラ裏切りものキャラでもいるのかと思った。

私が知らないネットミームなのかなと予想したわけだ。しかし、「おいどんたい」で画像検索やXでの検索をしてもそれらしきものは出てこない。

今一度、おいどんたいを検索して、よく見たところコトバンクから引用しているらしい。

しかし、コトバンクを見ても「おいどん」にも「おいどんたい」にもそんな意味掲載はもちろんない。

よくわからないので「敵を欺くために自分の身や味方を苦しめて行うはかりごと」という提示された意味の方でGoogle検索してみた。

どうやら「苦肉の策」の意味をなぜかGoogleAIは「おいどんたい」の意味として拾ってきているらしい。

なぜそうなっているのかは私にはよく理屈がわからなかった。

脳内には謎だなと思う気持ちと、苦肉の策を選ぶ場面で「(この策を進言したのは)おいどんたい」とすごむ西郷隆盛の顔が浮かんでいる。

2025-02-24

anond:20250224044312

男が何の気なしにしてる仕草を見て女がカワイイと思う場面もあるからなあ

見る側の解釈勝手だがそれを社会ルール規定しようとするのは暴力なのよ

2025-01-12

増田で「私が書きました」ってやるの

ブコメに素っ気なく「(私が)書いた」って臆面もなくやってるやつが時々いる。

このサイトは「はてな匿名ダイアリー」で、トップページに「名前を隠して楽しく日記。」とも書かれている。

増田」って俗称も「Anonymous Diary(アノニマスダアリー)」からきている。

そんな匿名の場で“名乗り”をあげることはコンセプトを無視してる。

なぜそんなことをするのか、まあ察しはつく。

誰が書いたかっていう担保をするためと、はてブにおいて注目されやす媒体からだ。

前者に関しては「はてなブログでやれ」と思うのだが、たぶん個人用のブログを作って書くほどのことがあまりないのだろう。

から気軽に書ける匿名ダイアリーでやってるのかもしれないが、より適切な手段があるのにそれを無視してる点は覆らない。

後者は「自分の書いたものがより注目されたい、それを書いた自分という“個”を認知してもらいたい」ってところだろう。

承認欲求のもの結構だが「名前を隠して楽しく日記。」という場で、それを求める……。

匿名の場で誰が書いたとか、書いたものが注目されるとかされないだとかを重視する……。

いずれにしろ大した理由もなく、何の気なしにやってるんだろうけど。

名前を隠して楽しく日記

2024-12-14

生成AIがつくった音楽意図せず聞いていたという話

パソコンで何かをするときYoutube音楽をまとめた動画を聞いていることがある。最近タイトルがない曲を大量にアップロードしている音楽動画がたくさんあることに気づいた。どうも調べてみると、生成AIで作った音楽をまとめて投稿しているらしい。私は何の気なしにAIで作った音楽集を聞いていた。それだけならどうということもない話だが・・・

イラスト音楽、どちらもAIで生成できる

実は私はイラストを描いてお小遣いを得ているような人間だ。イラストレーターとして独り立ちできるような根性も実力もないが、細々と副業程度で描いている。イラストと生成AIについてはX(Twitter)周辺でかなり紛糾する話題になっているし、はてな匿名に生成AIイラスト投稿もいくつか見かけるからたことがある人も多いと思う。簡単に言うと、著作権無視してネット画像を漁った上で生成したイラスト著作権はどうなっているのか?こうして生み出されるイラスト仕事が奪われるのではないか?というのが議論の骨子である。私はしがないながらもイラストレーターなのでイラスト関連の生成AIについてはかなり敏感になっていたのだが、音楽については完全に視野の外にあった。そんな私が生成AI音楽出会ったのだった。

音楽に疎い人は、生成AIと気づかない

言いたいことは、見だしにある通りだ。音楽に疎い人は、生成AIで生み出された音楽と気づかない。例えばどこかの飲食店BGMとして流れている音楽に、生成AI音楽が紛れていても、音楽オンチの私は絶対に気づかない。

世の中には音楽に救われる人もいる。音楽歌詞メロディをしっかりと味わう人もいる。しかし正直なところ、私は音楽なんてなくたってどうってこともない人間だ。音楽オンチ音楽については冷淡でいる。だから生成された音楽があっても気づかないし、見つけてもなんとも思わなかった。同じことはイラストにも言えるだろう。イラストに興味がない人ならば、いくら生成AIだかと言われてもピンとこない。だったらイラスト制作会社が生成AI使ったってなんの反発も受けないし、やるだろう。安くつくから。面倒な発注をせずにちゃちゃっと作っちゃえば、パッと見きれいなイラストが作れる。細部を見るとおかしなところがあっても、ほとんどの人は気にしない。

将来的に俳優脚本ユーザーサポート医療などで生成AIを使う場面は増えてくる。そうなると有益から使うという考え方と、著作権お仕事を守らなければならない考えが今以上に激しくぶつかり合う場面が出てくるかもしれない。ユーザーサポートAIで代行するのは楽だとしても、お仕事なくなるんじゃない?医療診断でAIを使うとお医者さんは間違いが減らせて患者さんも助かるけど、それって医者治療方針を最終判断するだけの存在にならない?俳優著作権があるけれど、そういう人を使うより文句も言わず何でもやってくれるAI俳優CM出てもらったほうが安くつかない?

とまあ色々書いてきたけど、結論とかなにもないです。寝る前に布団の中でグルグル考えていたこと書いただけです。おやすみなさい。

2024-11-24

おっさんnobodyknows+ファーストテイクを見て泣く

数日前のこと、Youtube音楽を聞いていた。誰か特定歌手が目当てだったわけではない。

適当音楽動画を開いて聞き、曲が終わったら右の動画リンクに表示されている音楽動画クリックして聞く。そんなことを繰り返していた。

そうして十曲ぐらい聞いた後だったと思うが、気がつくとnobodyknowsの「ココロオドル」の公式MVを開いていた。

ENJOY 音楽は鳴り続ける  IT'S JOIN 届けたい 胸の鼓動 ココロオドル アンコール わかす Dance Dance Dance(READY GO!)

いつ聞いてもノリがよくて楽しい曲だ。そしていつ見てもnobodyknows より女達のほうが映っている時間の長いMV映像意味不明だ。

思えばこの曲との付き合いは長い。もう20年近く聞いている。ただ「ココロオドル」という曲は馴染みが深いがnobodyknowsというグループには特に思入れがない。

自分にとってこの曲はニコニコ動画の思い出と不可分に結びついているため、あまりnobodyknowsの曲であるという感覚がない。

いや、正直に言えば「ココロオドル」は好きだが、nobodyknowsは好きではなかった。

別に何かはっきりと嫌いになるような理由があったわけではない。自分は彼らのライブに行ったこともなく、人間性も知らない。

じゃあなぜ毛嫌いしていたか理由は単純で彼らがヤンキーだったからだ。といっても、彼らが本当に不良だったのかどうかは知らない。たぶん違うだろう。

彼らはヤンキーといっても、反社会的勢力とかではなくて、今でいうところのマイルドヤンキー若者版という感じだった。当時はマイルドヤンキーという言葉はなくて、こういう若者のことをB系と呼んでいた気がする。

nobodyknowsだけじゃなくて、当時のHIPHOP界隈はほぼ全員このB系だったと思う。はっきり言うと自分は彼らのことを嫌っていた。見下していた。自分人生とは関係がない人たちとみなして関わらないようにしていた。

自分ヤンキーいであることを差し引いて考えても、彼らはみんな同じような格好して、同じような歌詞ばかり書いて、同じようなツレと女と車の話ばかりしていて、HIPだHOPだと言ってるくせに、自分たちが一番型にはまっているのがダサいと思っていた。

まあ、それはともかく、「ココロオドルはいい曲である。Nobodyknowsにあまりいいイメージをもっていない自分がずっと好きなんだから、逆説的にそれだけ曲がすごいとも言える。

それで「ココロオドル」を聞きながら、何の気なしに動画コメント欄を見ると、やたらと「THE FIRST TAKE」に関するコメントが多いことに気づいた。

どうやらnobodyknows+が「THE FIRST TAKE」に出演したらしい。しかも、非常に評判がよい。THE FIRST TAKEを見て「感動した」だの「泣いた」だのそんなコメントであふれていた。

(知らない人のために説明すると「THE FIRST TAKE」というのはYoutubeチャンネルを持っている音楽番組のことだ。特徴としては一発撮りであるということ。つまり、歌の途中で間違ったり、発声いまいちだったりしても、リテイクはなしで、そのまま動画にして公開する。そういう番組であるもっとも、自分も星街すいせいが出演したときニュースになっていたな、ぐらいの知識しかないので、あまり偉そうなことはいえない)

自分にはそのコメント理解不能だった。ココロオドルはいい曲だが、彼らのTHE FIRST TAKEを見て何を泣くことがある。

画面右を見るとリコメンド動画の一番上に、その「THE FIRST TAKE ココロオドル」回の動画があった。だからせっかくだから見ておいてやるかぐらいの気持ちクリックした。

動画が始まると、画面中にゆるい恰好をしたおっさん達がぞろぞろと出てきた。このおっさん達が20年ほど歳を重ねたnobodyknowsだった。かつてのB系ボーイはおっさんになっていた。おっさん達はマイクテストをやり始めたが、声も20年分歳をとっていた。

これ大丈夫かな、とちょっと心配になったところで、もう何度聞いたかからないあの歌がアカペラで始まった。

ENJOY 音楽は鳴り続ける  IT'S JOIN 届けたい 胸の鼓動

そしてどうなったか

やばいくらい感動したね。

動画が終わるころには涙が流れてたもん。

なんなんだろうこの涙は。いい年したおっさんが、なにを泣くことがある(よく考えると自分おっさんになってたわ)。

いやあ、言葉ではうまく言い表せないが、信じられないぐらいかっこよかったね。

聞いてるうちに自分脳内で、20年分の日々がフラッシュバックを起こしていた。といってもあまりいい思い出はない。悪い思い出もあんまりない。とりたててどうこういうことのない20年だったが、とにかく自分フラッシュバックの海の中で泣いていた。

考えるとこれは少し不思議なことだ。というのも、自分は先ほど若いころの彼らが歌うココロオドルを聞いていたのだ。その時はこんなふうに歳月を思い泣くことはなかった。なんなら薄ら笑いを浮かべながら、ベビースター食ってたぐらいだ。

仮に若いころの彼らがファーストテイクに出ていたとしたら、自分特に何も思わなかっただろう。

中年となった彼らの歌うココロオドルからこそ、より強い喚起力を持っていた。彼らが超えてきた20年の歳月が歌といっしょに押し寄せてきたかのようだ。

ただのおっさんノスタルジーじゃねえかと言われると、否定はできない。

ただ、この良さはちょっと、そういうノスタルジーみたいなもんだけでは片づけられないと思うのだ。

そういう懐かしさとは別に、誰が見ても感動できるような、普遍的な良さがこの動画にはあると思う。

それは、つまり、かっこいい大人を見たことによる感動だ。

この動画のnobodyknowsは魅力的である。余裕があるというか色気がるというか、いい感じに丸くなっている。若いころのギラギラした感じがなくなっている。

それはある意味では、恐れ知らずの若者マイルドヤンキーになってしまったともいえるわけで、人によってはこれを老化・退廃とみるかもしれない。

だが、自分には好ましいものとして映った。昔に比べたら、当然、容姿は衰えているというか、年相応に老けているんだけど、逆に魅力が増していると感じた。

こんなふうに思ったのは自分だけではないようで、ファーストテイクのコメント欄を見ると若いと思われる人から、「大人もいいもんだと思った」とか「大人になっても面白いことはあると思えた」というコメントが多くついている。

それにしても、かっこいい大人を見たのなんていつ以来だ。ちょっと見ないぞ。少なくともここ10年は見ていない気がする。もっとかもしれん。

もちろん、彼らはシンガーとしての実力と経験があるからかっこいいわけで、普通おっさん普通に立っているだけでかっこいいわけではない。

よくよく考えてみれば、彼らも急に20年分年をとったわけじゃなくて、この20年歌ったり、仕事したりなんやかや喜怒哀楽を刻んできたわけだ。

客をわかせて、自分たちも楽しんで、そんなことを続けていたのだろうということが動画からも伝わってくる。まさに呼応する心響き続けるだ。

動画を見て、少し悔しいとも思った。

ヤンキーと見下していた彼らのほうが、はるかにかっこいい大人になっているじゃないか。それに比べて、自分はこの20年、何をやっていたんだ。

かっこいい大人になること。本当はそれはテメーが自分でやりたかたことじゃなかったか

動画を見ていてそういう悔しさも滲んできた。

ただ、勘違いしてほしくないが、動画を見て流した涙は別に悔し涙ではない。

純粋に感動の涙だ。

なんていうか、この動画のnobodyknowsって見ててすごく楽しそうなのよ。

素人が偉そうなこと言うようだが、音楽を楽しんでいる感じとでもいうのだろうか。

特に中盤、歌詞を間違えてから、みんなが笑顔になって、そこから一気にあげていくのが、本当にかっこいい。

元々のココロオドル自体が聞いていると楽しくなる曲ではあるのけど、彼らが心底楽しそうに歌っていると、なんの関係もない自分もなにか嬉しくなってくる。

自分は初めてココロオドルという曲が心で理解できたように思う。きっとそれには20年の月日が必要だったのだ。

20年前この曲を作ってくれた、nobodyknowsに感謝20年歌い続けてくれた彼らに感謝。そして20年後にかっこいい大人の姿を見せてくれたnobodyknowsにも感謝である

というわけで、かつて若者だった現おっさんや現おばさんはTHE FIRST TAKEココロオドル」を一度、見てほしい。いずれ、おっさんやおばさんになる現若い人にも見てほしい。もちろん、それ以外の年よりやガキも見て損はない。

みんなが自分と同じように感動するとは思わないけれど、少なくとも音に乗り泳ぎ続けることはできる。そういう名曲なのだ

2024-11-10

アルプス一万尺」を聴くともう「ラストエンペラー」のことしか頭に浮かばなくなった

ラストエンペラー」を観たことがある人なら分かると思う最終盤のシーン、ほんの一瞬だけど「アルプス一万尺」が流れる場面がある。

それまで何時間も、溥儀の逐われ釣られの生涯を見届けてきて、変わり果て誰もいなくなった紫禁城へ漸く“帰ってきた”溥儀と少年の関わり、筒から出てきたコロオギに幾らかの救いさえ見出されるようなクライマックスから一転、(公開当時の)現代に移り変わって最初流れるのが、平べったい電子音の「アルプス一万尺なのだ

その音はガイド女性観光客を溥儀の玉座へ注目させるためにメガホン状の機械から流したものであり、2回ほど響いた後、彼女は溥儀の生年と、彼が最後皇帝であったこと、そして没年について説明する。愛新覚羅溥儀の壮絶な生涯を見事に描写した大長編は、生きている彼に直接会ったことさえ無いであろう1人の女性が発する情感も何もない異国の電子音楽と、たった二言三言の解説だけであっさりと幕を閉じてしまう。

だけど、私はこのラストシーンが堪らなく好きだ。

人の生涯、歴史の中の出来事、それらのすべてには決してひと言では表せない様々な事象感情が複雑に絡み合っているが、そういったことに直接関係ない立場からすれば、「○○年にこういうことがあった」「この人はこういう人だった」という程度にまで情報を押し潰すことはいくらだって可能なのである。数時間をかけて「ラストエンペラー」という映画は、観る人々にとって溥儀という男への感情移入を促し、決して赤の他人のままにさせない作りをしているくせに、自発的にそれまでのすべての時間をペシャンコにしてやるこの最後の一瞬だけで、まるで頭から氷水を浴びせられたような気にさせてくるのだ。

しかし、そうして冷えた頭の前に今度現れるのは、先ほどまで印象的なシーンを演出していた溥儀の玉座──主たる皇帝を喪い空っぽになったそれと、「ラストエンペラーテーマ」なのである。劇中の様々なシーンで流れたフレーズ繋ぎ合わせたようなこの名曲は、主なき玉座を目にした時に初めて「愛新覚羅溥儀の生涯とその激動」を感覚的に突き付けるものとして完成するように思えてくる。

中の人々の中から彼ひとり分の人生が消えて見えなくなったとしても、スクリーンの目の前の人間の中に溥儀は確かに息づいている──あのラストシーンはそういった独特な感触を私に与えてくれるのだ。

ラストエンペラー」にしかない読後感のようなものを味わうにあたり、そこへ至る物悲しさを得るために「アルプス一万尺」の能天気音色ガイドの無感情解説は無くてはならないものだと私は思っている。

たまたますれ違っただけの小学生手遊びするのを見かける時、YouTube動画から偶然それが流れてくる時、或いは何の気なしに鼻歌として自分の中から出てくる時、私はその折々で「ラストエンペラー」のことをこれからも思い出し続けるのだろう。空っぽ玉座と、年老いた溥儀の微笑みを瞼の裏に映しながら……。

助けてくれ!

結婚三年目。

結婚当初の頃の妻は痩せていて、ガリガリと言っても差し支えいくらスリムだったんだ。

でも最近は随分とふっくらしてきて、それでも今ぐらいが標準的体重だと思うんだ。

先日何の気なしに「太ったよね」と口にしてしまった。

もちろん悪意なんてなかったんだ。ただ気づいたことをポロッと言ってしまっただけ。

でも言い終わると、瞬時に空気が冷えた。妻は一瞬フリーズして、何も言わないで俺の方をじっと見つめてた。

あ、やばいかもと思ったけど、もう手遅れ。

それ以来、妻は何を言っても「どすこい」としか返事してくれなくなった。

朝「行ってきます」と言うと、「どすこい」。

仕事から帰って「ただいま」に対しても「どすこい」。

夜、「おやすみ」も「どすこい」。

一体いつまで続くんだ、この謎反応…

どうすればいいんだよこれ…助けてくれ!!!

2024-09-22

レズもの△▽はいちど観ておくべき

 はじめに断るが、俺は性的嗜好ナチュラルである成人男性である。以下の文章性的マイノリティの方々を揶揄したり侮辱するような意図は一切ないことを了承していただきたい。

 

 以前まで自慰を行う際は、一般的な内容のもの、つまり男性女性の構図が主となる内容の△▽のみを視聴していた。もちろんそういった△▽は、主な視聴者層が99%男性である。それゆえ撮影目的男性欲望を満たすためのものとなるため、一方的女性側がかなり男性に施すような内容のものが多いような気がする。もしくは、男性側が自身の好きなように女性を扱うような内容である。例えば、主観モノはその最たる例だと思う。説明するまでもないかもしれないが、主観モノは男性側の視点女性撮影したものであり、手軽に没入感を摂取することができる。さらには女性側が男性を悦に浸らせることに必死に動いてくれる感も演出でき、ある種の支配感も手に入れることができる。これまでの嗜好を振り返ってみると、個人的によく好んでこの系統作品を見あさっていたように思う。しかし好んで見ていたからとは言って、それが完璧ものであったとは言い切れない。例をあげるならば、あの画角でのキスシーンはかなり不自然に映ってしまう。主観モノでなく第三者視点撮影しているものでは、男優キス姿がもろ映り込んでしまう。この現象不快感を覚える視聴者も少なくないと思う。ならば主観モノではそれが克服できたかと思いきや、残念ながらそうではない。女優が顔を近づけるのと同時に、左上の角から急に男優の口が映り込んでくる。今までは撮影方法上仕方ないものだと割り切って、見て見ぬふりをしていた。女優の顔の影で画面が覆い隠されるのならまだしもそこに男優の右顎の影が映り込む、この時の自身の興奮に入り込んでくるわずかな違和感こそが、自慰の質を見えないところで蝕んでいた正体だったのだと、今では思う。結局男性女性の構図では不可避のキスシーン問題によって、知らずのうちにキスに対する態度が自分のなかで腐っていたのだと思う。それを裏付けるように自身の性生活のなかでも、これまでキス重要性があまり理解できないまま、とりあえず順序の初手として相手キスしていたと今では振り返る。

 先ほど、とある△▽を視聴した。具体的な作品名は伏せるが、とある女性ナンパして声をかけた女性に話をもちかけ、最終的に行為に持ち込むという内容を全3・4パターンにわたって収録したものであった。この作品が俺にとって初めてのレズもの作品であった。今まで何となく自身の嗜好が妙に変化してしまいそうで見るのを避けていたが、何の気なしにFANZA TV(△▽のサブスクみたいなやつ)をサーチ中に目に留まったため、視聴し始めた次第である。なぜなのか理由自分でもよくわからないが、この作品は入りから一度もスキップしなかった。今考えるに、この現象は天の啓示の前触れなのだったのだと思う。なんだかんだで屋内のパートに移ったそのあと、そこは驚くべき場面の連続であった。もちろんお互いがキスし始めるのだが、まずそこでその絵面の透明感に驚かされたのである男優がいないというだけで、こんなにも見やすくなるのかと。普段嫌なものとして目を背けていたものに対して、何の嫌悪感も抱かなかったのはこれが初めてだった。2人がキスしている場面に対して、一切の澱みなく心を開いている自分がそこにはいたのである。今までのキスシーンは観づらい、不自然ものだという固定観念が一瞬でひっくり返された。ちょっとずつ激しくなる唇の開き方が、徐々にナンパされた側の女性が心を開きはじめたのを表しているという、よくよく考えれば当然だけどいまいち実感していない事実感覚がようやくここで真に理解できた。これまでの慣例の中で、なぜキス行為の中での始まりとされているのか。今までなんとなくのまま受け入れていた流れの最初ステップ存在意義を初めて理由と共に受け入れることができた。その理解に至った瞬間、これでもかとキス神秘的なもののように目に映り始めた。

 一般的な△▽との最大の違いは、キスシーンの長さである普通の△▽の場合では一通りキスが終わったあと、次のステップに移ることがほとんどである。それ以降もキスちょちょっとする程度で、それよりももっと激しく、視覚を刺激するような内容に進んでいくのが常であるしかし、レズものはそうではない。行為が始まって終わるまで、ずっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっぅっとキスをしているのであるナンパした側の女性が妖艶な言葉遣い相手を甘えさせながら互いに服を脱がしあう際も、相武しあう時も、ピークを迎えるときも一切2人の唇が離れることが無いのである。この記述は本当に誇張していない。一部の読者のなかではこれだけ長時間キスシーンを観ていて飽きないのか、という疑問の声もあがるだろう。これに関しては断固として否定させていただきたい。キスを長時間行うことによって、ナンパされた側の女性の心に徐々に安心感が芽生え始め、恥の感覚がほんの少しづつ薄れていく。それと同時に緊張してこわばっていた表情筋が緩んでいき、むしろそこから一種の満足感が生まれていく。作品では、50分ほどかけてその模様が微細に変化していくさまが描かれている。あなたはこの過程を本当に最初から最後まで見届けたことがあるのか。見終わったあと、一本のドキュメンタリを見終えたぐらいの読後感が心に生まれた。その読後感は、ナンパされた側の女性が最終的に得た満足感が、視聴者である私と共有された結果生まれものなのだと思う。傍から見ている側ですらこの満足感を得られるのであれば、じゃあ当事者になればどれほど大きな充足感を得られるのだろう。こう思った瞬間に、自身の今までのキスへの態度を改めざるを得なくなった。自分が成長できるチャンスがこんなところに眠っていたとは。本当にこの世の中は知らないことだらけだということを思い知った。

2024-08-14

VisaやMasterってJCBよりカード取りやすいの?

一応会社入ったとき何の気なしにJCB取ってたか安心して使ってるわけだが

2024-06-30

アホみたいに『愛』だの『友情』だのを歌う曲はクソだ

巷には、『LOVE』だの『フレンド』だの、IQ3くらいの歌詞でヤク中かってくらい明るい曲調の素敵な曲が沢山存在する。

個人の感想だが、テレビに出るアイドル韓流アーティストゴリ押しされた若手女性シンガーがそういう曲を歌うイメージがある。

しかし、俺はどうしてもそういう曲が好きになれない。

何なら、最近子ども向けに作られた曲ですら反吐が出る。純白な幼少期に赤マントアンパンや青いデブダヌキのテーマ曲を歌っていたことすら黒歴史になりかけている。

から最近はめっきり自殺やら死やらメンヘラやら逆襲やら、暗いテーマの歌をよく聞くようになった。

夜に煙草を吸いながら、ノイズキャンセリングイヤホンドン底の歌を聴く

朝に自転車を漕ぎながら、人命を救う職場に行く前に世界をブッ壊す歌を聴く

おそらくそ理由は、俺が本当の意味社会に適合できず、愛や友情というものを信用できないかなのだと思う。

幼少期から虐められ、教師も生徒も先輩も後輩も敵。親を頼れず、逃げ場はなく、かと言って死ねる程の勇気すら持てず、その場を凌ぐ力を身に着けてここまで生き永らえてしまたから。

一応俺は周りから見れば普通にコミュニケーションが取れる人間だし、温厚で通っている筈だが、内面は絶えず死への重力支配下にある。

何時だってこの世界破壊したいと思いながら、笑顔他人の傷を縫い、病を癒している。


よくニュースで、『あんな人が自殺するなんて』『温厚そうだったのに犯罪に手を染めるとは』なんていうインタビューを見かける。

そして、ワイプに居る何も成し遂げていない自称芸能人胡散臭い驚きの表情を浮かべる。

結局それは、そのしょうもない関係性の人間が、当該の人間の中にある愛への渇望や破壊衝動を知らなかっただけではないか。或いは、その内面を見つめようとしなかった怠慢の表れではないか

死とか、絶望とか、満たされない愛欲とか、そういうことを知らない多数派が、自分たち常識という正論の刃を振り回しているだけではないか


冒頭の話に戻るが、何も考えていない恋愛友情や頑張ろうって曲が巷に溢れている現状は、きっとその社会カラクリを表しているのだろう。

から無償の愛を受けて、友人と時に喧嘩しながらも楽しく学生生活を過ごし、先輩にイジられ、後輩をイジり、それでも連帯意識を持ちながら社会へと飛び出してきた彼や彼女

彼らは、きっと愛や友情努力を信じられるから、こういう歌を楽しく聴いて、誰かを思いながら口ずさんで、能天気社会を生きている。

しかし、その裏には。

鬱屈した感情や、言葉に表すことすら億劫衝動、あるいは報われない努力や一向に改善しない自己肯定感を抱えながら、死ぬ思いで生きている人間がいることを忘れてほしくは無い。

周りに笑顔を見せていても、本心では社会中指を立てている人間がいることを、忘れてほしくは無い。

果たして、いつも頑張っている彼女は、本当に幸せなのか?

貴方何の気なしにイジった彼は、本当に笑ってくれていたのか?

お前がガキの頃に虐めたあの子は、本当にお前のことを許してくれているのか?



まあ、この駄文を読んでくれている貴方は、きっとそんな少数派がいることを忘れてはいない、素敵な人間だ。

どうせ、我々をゴミのように扱った奴らは、俺らのことなんて忘れて、アホみたいな歌の上でしょうもない人生を楽しく生きているんだから

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん