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はてなキーワード: カラカラとは

2025-11-11

エレベーター

1話 スタジオ

エレベーターというのは不思議空間だ。

人がぎゅうぎゅうに詰まっていればあきらもつくのだが、ひとりきりで乗ると、あの箱の中は、ちょっとした自分専用のスタジオになる。

わたしローファーがそっと床をたたく。コトン。ドン。――あの低い響きがいい。まるでバスドラム

自然と手が動く。指先で軽くリズムを刻む。床の下は空洞なので、やけに低音がよく響くのだ。これが妙に気持ちいい。次に手でリズムをとる。パパパン、パパパンパン自然お気に入りサンバリズムになる。あとはもう止まらない

――ドンパンドンパン

まるで小さなドラム練習室だ。

途中でふと思う。もし監視カメラ映像を見ている人がいたらどう思うだろうか。

「またやってる、あのローファーの人」

なんてあだ名がついているかもしれない。だが、そんなことはどうでもいい。あの数秒間の“無重力時間”を、ただ上品にじっと立って過ごすなんてもったいないわたしにとってエレベーターは、心のメトロノームを整える大切な装置なのだ

演奏もノッてきて、いまにも踊りだしたい気分のなか、ピン、という到着音が鳴る。

ドアが開く。演奏は終わる。

ドラムス、わたし。観客、ゼロ拍手ゼロ。だが、なぜか心はちょっとだけ晴れやかだ。

何事もなかったように髪を直し、まっすぐ前を向く。

外の世界に出ていくわたしの足元では、ローファーがまだ、ほんの少しだけ跳ねている。



ときどき、こういう文章AIにつくってもらうのが最近ちょっとした気晴らし。

第2話 文明の衝突

――エレベーターというのは、社会の縮図である

たかが十数秒の移動時間に、上下関係礼儀作法も、そして日本独特の「気づかい文化」も、すべて詰まっている。

欧米では女性と乗り合わせた男性は奥に立ってはいけないという。

女性の背後に男性が立つと不安を与える――そういう理屈らしい。だから女性はドアのそば男性は奥へ。それでバランスがとれる。

だが日本では、事情がまるで違う。

ここでは、奥が“上座である上司や来客を奥へ通し、目下の者が手前で「開」ボタンを押す。つまり最後まで残ってボタンを押す者こそが、いちばんの下座なのだ

ある朝、会社ビルでのこと。

わたし男性上司と数人の同僚と乗り合わせた。

エレベーターが動き出すと、自然に手前の位置に収まり、指を「開」ボタンに添える。

――目下の女性は、番人のようにドアの手前に立つ。

最後の瞬間まで(開)を押し続け、すべての人が安全に降りるのを見届ける。

そして、最後自分が降りるその刹那、体をよじらせてまで(閉)ボタンを押す。

去りゆく背中に向けて、残された人たちが少しでも快適であるように。

それが、ささやかだが確かな、日本文化である

ピン、と到着音。

ドアが開く。上司が降り、同僚が降り、わたしが残る。

手の中の「開」ボタンが、少しだけ温かい

最後に指先をひねるようにして(閉)を押すと、ドアはすっと静かに閉まった。

――誰も気づかないほんの一秒の所作

けれど、その一秒のために、日本エレベーター今日も穏やかに上下しているのだ。

ときどき、こういう文章AIにつくってもらうのが最近ちょっとした気晴らし。

第3話 ゴミ

――朝のエレベーターほど、社会の縮図を感じる空間はない。

まだ頭のエンジンがかかりきっていない時間帯に、人と人とが沈黙のまま、数平方メートルの箱の中で呼吸を合わせる。

そんな朝に限って、なぜか私は両手いっぱいにごみ袋を持っている。しかも三袋。

いつもはこまめに出しているのに、今朝に限って溜まっていた。

昭和のころなら「燃える」「燃えない」くらいで済んだが、いまは「プラ」「紙」「ペットボトル」と分別がややこしい。

この三袋はまるで、現代の複雑さそのもののようだ。

そして、よりによって――

各駅停車のように、途中階でピタピタと止まるエレベーター

「一階まで直通で行きたい」と願う日に限って、乗ってくる、乗ってくる。

二階でひとり、三階でまたひとり。

そのたびに私は、ごみ袋を抱えたまま少しずつ後退し、ついには奥の壁の隅へと追い詰められる。

壁と人の間、残された空間ほとんどない。

ごみ袋が前の人に触れないように、腕の角度を微調整。

ペットボトルの袋がカサッと鳴るたびに、全身の神経がピクリと反応する。

――これが朝の神経戦である

やっとのことで一階に到着。

ドアが開くと同時に、三袋を引き連れて外へ出る。空き缶がカラカラ鳴ってまるで子ヤギの鈴だ。

外の空気は冷たく、そして妙に自由だ。

ごみを置いて手が空いた瞬間、エレベーターの中のあの沈黙が少し懐かしく思える。

ほんの数十秒の乗車時間――だが、そこには社会圧縮ファイルのように、気づかいと緊張と分別哲学が詰まっているのだ。

ときどき、こういう文章AIにつくってもらうのが最近ちょっとした気晴らし。

第4話 ラッキーセブンか丸八か

――俺の会社雑居ビルの七階にある。

から近いくせに、人通りは少なく、どこか路地裏のにおいがする。

飲食店事務所と、なぜか整体院が混在している、昭和の名残のようなビルだ。

朝のエレベーターはたいてい俺ひとり。

無音の箱がゆっくり上昇していく短い時間が、ちょっとした気持ちの切り替えになる。

その日も、いつものように慣れた指先で「ピッ」とボタンを押した。

ドアが閉まりモーター音。

七階に着くはず――だった。

ところが。

扉が開いた瞬間、見たことのない光景が広がっていた。

薄暗い照明の奥へ、赤い鳥居がずらりと連なっている。

遠近感が狂いそうなほど、ずうーーっと続いている・・・ようにみえたが、錯覚だった。

そうか。ここは霊能者占い事務所だ。

一瞬、本気で異世界転移かと思った。

だがボタンを見ると、「8」が光っている。

……押し間違えたらしい。

そうか、と胸の奥で何かがコトンと鳴る。

前の会社は八階だった。

あの頃、毎日押していた数字

意識しなくても、指が“丸八”を覚えていたのだ。

八幡神社の丸八」みたいだな、とふと思う。

勝手縁起がよさそうに見えてくる。

いや、縁起がよくても、この八階の鳥居廊下には用事はない。

そっと「閉」ボタンを押す。

エレベーターが七階へ戻っていくあいだ、

赤い鳥居と“丸八”の光が、じわりと胸の奥に残っていた。

七階の扉が開く。

いつもの蛍光灯の白い光。

コピー機作動音。

ああ、こっちが現実世界だ。

でも時々思う。

人間にも、過去の「丸八」を押してしまう指が残っていて、

そのせいで、ふと別の世界のドアが開くのかもしれない――と。

ときどき、こういう文章AIにつくってもらうのが最近ちょっとした気晴らし。

第5話 回覧

――マンションエレベーターというのは、ちょっとした“自治社会掲示板である

あの狭い壁面には、住民の息づかい管理組合の苦労と、そしてときどき発生する謎の個人制作チラシが、ぎゅうっと貼り並んでいる。

わがマンション例外ではない。

消防設備点検のお知らせ、粗大ごみ出しのルール徹底、管理組合理事会の案内。

そして、上下階の騒音問題――おそらく管理人クレームがいったであろう案件も、「○階の皆さまへ」などと、やんわりと、しかじわじわ刺す文体で貼られている。

小さいお子さんの“ドンドン問題だ。

あれはもはや、マンション暮らし季語に近い。

中には「〇階付近」と、ギリギリ個人特定にならない程度に範囲を狭めてくる注意書きもあり、これがまた絶妙にいやらしい。

管理組合名義とはいえ、実質“言いたいことを管理人外注”している感がにじみ出ている。

通常、掲示物は管理人が貼るのだが、ごくまれに、明らかに住民勝手に作って貼ったものを見かける。

文章微妙感情的フォントは謎に凝っており、そして貼り方が妙に強い。

よほど業を煮やしたのだろう。

ある朝、エレベーターの鏡に直接貼られた紙を見て、思わず声を失った。

「鏡を手あぶらで汚すな!!」

しかも、使われていたのは粘着バリバリの強力テープ

……おいおい、それを剥がすとき、鏡が汚れるだろう。

いや、鏡が傷つく可能性すらあるぞ。

注意のために鏡をむしろ犠牲”にするとは、なんという本末転倒

いや、あなたのほうがよっぽど鏡の美観を損ねてますよ、と心の中で突っ込んだ。

たぶん、あれは隠居爺だ。

日々やることがなくて、イライラが溜まっているに違いない。

エレベーターが小さな舞台なら、あの爺さんは毎朝そこで、独自の幕間劇を上演しているのだろう。

エレベーターが一階に着く。

ドアが開くと同時に、外の空気が少し冷たく感じる。

振り返ると、鏡に貼られた勝手チラシがどことなく誇らしげに揺れていた。

――今日マンション社会は、あの小さな箱の中で静かにドラマを続けている。

ときどき、こういう文章AIにつくってもらうのが最近ちょっとした気晴らし。

2025-10-31

今日ランチ

セブンイカパスタ🦑

想像以上にイカ墨、私には結構塩辛い。

口の中カラカラで、半分くらい残してしまった。

2025-10-21

セックス好きなやつはラッキーだと思って欲しい

快感がほぼゼロ挙句、たまに不快感もある

基本セックス後には入口(出口か?)の部分が痛い

てかカラカラすぎて弾く時すらあるから気まずい

ちんこなんて入れれば大体気持ち良いらしいじゃん

てか最初から気持ち良いんだろ?

そんな時期なかったぞ

セックスきじゃないことに怒ってるやつたくさんいるがたまたま最初から気持ちよかっただけじゃん、ずるいとしか思わん

元々苦痛だったけど、修行して2年山籠りして気持ち良くなったとかならまだしもさ

anond:20251021172101

快感がほぼゼロ挙句、たまに不快感もある

基本セックス後には入口(出口か?)の部分が痛い

てかカラカラすぎて弾く時すらあるから気まずい

2025-10-01

[] 劇場版チェンソーマン レゼ篇』

古くは『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか』

近年でも『葬送のフリーレン』でも見られた

2Dアニメでどうとでも絵が作れるのが原因での「水面(水たまり、湖、海)に映る鏡像光学的に間違い」というのがなくて良かったです

https://youtu.be/MTPiaDzacSI?t=48 「ぼっち・ざ・ろっく!」エンディング映像/「カラカラ」もかなり怪しい)

2025-09-29

https://amzn.asia/d/8gV7bUM

yumegocochiLABOの商品レビューが、何度投稿しても消されてしまうので、ここに書く。

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いびき解消を目的に購入しましたが、結論から言えば、使って後悔していますそもそも鼻呼吸ができないから仕方なく口呼吸をしているわけで、根本的な原因を無視して口をテープで塞げば解決する、という発想自体乱暴すぎます案の定、この商品を使い始めてから睡眠の質は著しく低下し、翌朝は喉がカラカラに乾き、疲労感が抜けなくなりました。免疫力も落ちたのか、風邪のような症状が続き、最終的には使用を断念しました。

そもそも口呼吸は万病のもと」といった恐怖を煽るのは、商売っ気の強い歯科医企業ばかりです。本来口呼吸の原因は鼻詰まりアレルギー鼻中隔湾曲といった医学的な問題であり、口を塞ぐだけで解決するほど単純ではありません。にもかかわらず、この手の商品根本的な改善ではなく、症状を力技で押さえ込むことを推奨し、利用者健康リスク二の次という姿勢が透けて見えます

さらに疑問なのは商品ページにある「睡眠プロ監修・福光佳奈子先生」という文言です。一見専門家による信頼性担保されているように見えますが、よく調べると医師ではないようです。「先生」という肩書きだけで権威演出し、あたか医療的な裏付けがあるかのように装っているのは悪質と言わざるを得ません。睡眠の質や健康に関わるデリケート問題を、安易商品解決しようとする前に、まずは専門の医療機関で根本的な原因を探るべきです。

結局のところ、この商品一時的対症療法にもならず、かえって健康を損なうリスクがあると実感しました。真剣いびきを解消したい方には、決しておすすめできません。

2025-09-21

政治家税制を甘く見すぎている気がする

ガソリン暫定税率がどうとか、消費税がどうとかを見ていると、税制の変更とは劇薬のものと思う。

前者は田中角栄氏が毒を盛り、後者竹下登氏が毒を盛った。

ふるさと納税菅義偉氏が毒を盛ったらしい。

NISA/iDeCo安倍晋三氏と岸田文雄氏が毒を盛った。

古くはカラカラのアントニヌス勅令もそうだったそうだけど。

一度税制が変更されると、そこに利権が複雑に絡みあって変更することが困難となり、国家修正することができなくなるほどの不利益を与えることがある。亡国の原因になることもありうるだろう。

日本の政治家にも自覚いただき、慎重に考えてほしいものだ。

税制を大きく変更するよりも金利であるとか、貨幣量とかの制御やすもの経済コントロールしたほうが安定するんじゃないだろうか。

それでも経済格差や不公平感などがコントロールできない場合に初めて、税制の変更に踏み切ったほうがよいのではないだろうか。

2025-09-20

初めて風俗に行った。イけなかった。

昨日店を出てその日のうちに思いを吐き出したくて書きました。二十代前半の彼女できたことない大学生が初めて風俗に行った日記です。

時間ができたので風俗に行こうと突然思い立つ。これまでもいつか行こうと思っていたが、なぜかこの日決心がつく。

まずどこに行くかだ。YouTube風俗レビュー系の動画はよく見るのでオナクラが安いという知識はあった。金もないし、緊張でイけるかどうか、勃つかどうかすら不安だったので、安いとこがいいなと思ったからだ。

事前に体を洗ってレッツゴー!

とりあえず店の周辺に来た店の通りに入ることなくウロウロ。店の前はおろか、人通りの多い道からほんの一歩進むとそういう店がずらっと並んでいるのに圧倒され、普段ウキウキで通るのにいざ行くと決心すると、途端に敷居が高く、とても大きくみえてくる。

コンビニお茶を買いカラカラの喉を潤し、いざ一つ中の道に入る。キャッチいっぱいだ!怖い。独特の空気に圧倒され心臓バクバク汗ダラダラのままとりあえず一通り見てキャッチをガン無視して大通りに出る。無理かも。

ちょっと通りから離れたところでスマホイジイジ。その店の様子を伺う。こんなにビビってて本当にちんこは勃つのかと不安になりながらしかしこのままノコノコ帰るのモヤモヤが残るので、ウダウダ。しかし決心がつかず。

5分くらいして、店に出入りがある。

(誰か出てきた! 仲間だ!誰か入った仲間だ!よし!行こう!!)

入店

店「予約されてますか?」

自「してません」

店「こちらでお待ちください」

12番の番号札をもらう。(まあまあ使用感があるな。ファミレスメニュー表の倍汚い感じ)

待機所へ入る。四人いる。待つ。三人くる。みんな普通の人だな。えらいが椅子ギコギコ鳴るな。

店員に呼ばれる。

そこら辺にいそうな普通若い男だ。

店「初めてですか?」   

自「初めてです。」

店「人気コースはこれです。」  

自「じゃあそれで」

(待合室ではこれにしようと決めてたけど、一番人気のコースから選びましたみたいな感じになってホッとする。自分性癖を見ず知らずの人に開陳するのは恥ずかしいから。)

自「こういうとこ初めてなんで人気の子がいいと思うけどどうですかね?」

店「当店全ての女の子が人気なのでどの子を選んでもどうちゃらこうちゃら」

(壁に貼ってた人気そうな子と他の子の違いなんて写真だけじゃ分からんかったし、ランキングはあるけど、そんなに突出して差があるわけでもないのかな。よくわからんフリーでまあええか)

たった千円をケチバカ

自「じゃフリーで」

待機所で先に呼ばれてた人と一緒に階段を登る。

トイレ大丈夫かと聞かれるが念の為に行けばいいものを何故か断る。階段を登った後「やっぱ行きます」と言う、店員がもう女の子呼んでますよと言われ感じがして結局行かず。

(こうやって何度も微妙尿意をほっておいて夜にトイレベットから起きることから何も学ばない。ただでさえ緊張してるのに何故か少しでも万全の体制で挑もうとしない、準備という言葉を知らないカス。)

部屋に入る。広い。明るい。風呂場が半分のスペースを占める部屋に驚く。

ここでするんだもう逃げられないぞと思うと更に緊張してきた。

スマホ時間を潰す。エロ動画を見ても一向に勃つ気配がなく、リラックスするために適当Twitterを見るも、何も入ってこない。全て目が滑る尿意を気にしながら無意味時間を過ごす。

コンコン。扉が開く

来た!!全然ブスじゃない。可愛い。よかった。フリーでも良かったんだ。あれでもなんか化粧が好みでないような。いや、化粧のケの字もわからないけど。だが、さっき道でもっと可愛い子いたなとか、ケバい感じがしてこの店でもっといい子いたんだろうなという思いもあった。

女「よろしく。〇〇です。」

自「よろしくねがいします」

自「初めてで緊張する」

女「えーそうなんだ」

女「シャワー浴びた?」

自「事前にシャワー浴びてきたから、浴びてないです。浴びた方が良かった?」

女「みんなプレイ前と後でシャワー浴びてるね」

自「そうなんだ」

女「服脱いでー」

自「はい

この時は本当にそうなんだとしか思ってなかったが、普通に考えれば汗かいた男は余程の物好きでもない限り避けたいのだが店に来る前には洗うのに直前で洗わないと言う、真逆のことをしてる。バカ。緊張の中、この熱い日に歩き回って汗かいているのに。

風俗で家で洗ってきたか大丈夫シャワーが必ず必要なのに入りたがらないヤバ客みたいな話は知っていた。だが自分は店から入れと言われなければ入らない。少し考えたらわかることをしない指示待ち人間のカス

脱ぎ終わると初めて生で見る女の上裸に興奮した。しかし胸は大きいとは言えず、おっぱいよりお腹の方が大きい。デブではないがお世辞にもスタイルがいいと言えずがっかり

ローション大丈夫な人?と聞かれ、はいと答える。(あっ、こんなにすぐにプレイに入るんだ。もうちょっと会話するもんだと思ってたけど、なんで話しかければいいかわかんないしありがたいな。と呑気なことを思う。)

緊張し、皮の余りまくったシナシナチンコをローションまみれの手で触られるとあら不思議。緊張のキの字もなく一瞬で勃ち上がる。緊張で血流が良くなったのかなと思うほど少し余裕すら感じた。

そして、おっぱいを触っていいか聞き、触れる。揉む。あまり大きくないので揉むと言うより、手で覆うと言う感じだった。

(おお!おぉーー。すごいぞ!へぇーー。おお?うーん。なるほどねぇ。そっかぁ。そうなのか。そうかそうか、つまりそういうことなんだね。おっぱいって、)

10年の付き合いの右手恋人セックスという言葉も知らない頃から憧れた「おっぱいを触る」と言う偉業を成し遂げているにも関わらず、求めてた幸せを掴んでるはずなのに、なぜか右手自分チンコを求めていた。

思ったより、手コキが気持ちよくなかったのだ。ボッキした時の興奮は初めて触られたことによる興奮で気持ちいからではなかったからなのかもしれない。

気持ちよかった手コキが、ただ勃起を維持するための手コキへと変わる。イけるのかという不安を感じる。こうなるとどんどん雑念が出てくる。

(無言気まずいな。部屋明るいな。いつもはこんな明るい中シコってないよ。あと何分あるのかな。爪がすごい長いな。違うよ、気持ちいとこはそこじゃないよ。あれ思ったよりおっぱいっていいもんじゃないぞ。)

最後のこれが一番ショックだった。

なんかおっぱいなら特別感触があるかと思ってたけど、ただの脂肪だった。

太った男の乳を揉むのと変わらないんだろうなと思うくらい楽しくない。おっぱいを揉んでいるという情報を食って心を慰めてるだけだった。

本当に悲しい。こんなことなら眺めてるだけでよかったのに。上下振動してる胸部を見て、その中には夢と希望に満ち溢れているだろうなと妄想してたままでいた方が良かった。おっぱいではなくただの脂肪だった。

ああ、デンジくんやっとわかったよ。

一生わかりたくなかったけど。

君もこんな気持ちだったんだね。

でも君はこの絶望ををマキマさんが振り払ってくれてたね。

僕のマキマさんはどこにいますか?

あれ、そういえば結局マキマさんのおっぱい揉めたんだっけ?

キスの方が気持ちいいみたいなことだっただっけ?

そのオプションはつけてないよデンジくん。

きみはおっぱいに変わる目標をマキマさんから教えてもらったけど結局それはなんだったの?ねえ、僕のマキマさんはどこにいますか?

なんていう店で働いてますか?

三万あれば足りるんでしょうか?

きもい

それとも、まだ本当にいいおっぱい出会ってないだけなんでしょうか。

「このおっぱいに比べたらあの時のおっぱいカスや」と言えるような日は来るのでしょうか。

そんなこんなでこれまでにないほど意識チンコに集中させながら、体勢を変え、電気を暗くし、足を絡めてもらったが、一向に良くなる気配はない。足は綺麗だった。この辺りでで機械のように一定のペースで上下運動を繰り返すだけの女に(こいつに俺のチンコは任せられない)と心が折れ、チンコも折れた。

自分でシコりますと言い目を閉じ申し訳程度におっぱいを触りながら。終了のタイマーが鳴る。

射精できずに終了した。

ローションをシャワーで落とし、拭いて無言の時間。「何歳?」と聞かれ、答える。「何歳?」と聞き返し、答えてもらう。「そう」とだけいうと、そんなに変わらなくない?とどこか非難のこもった返答が返ってくる。俺の反応が何かその年齢に対して不満であるように伝わっていたのだろうか。わからない。コミュニケーションは三択で示されるゲームしな習ってないから。もう何も分からない。いや、初めから何もわかってない。違う、いやそうなんだけど、イけなかったショックと悲しさと金無駄になった後悔で不機嫌が滲み出てたんだだろう。ただでさえ愛想がないのに。

「部屋暗くすると眠くなるね」と当たり前のことを言われ。そら退屈で苦痛時間が過ぎるのを待ち遠しく思って眠たくもなるだろう。いやだよなこんな客は。

女の子がドアを開け一緒に出る。階段のとこまで一緒に行く。ありがとうバイバイと手を振ってくれたので自分ありがとうと返し、手を振った。手を振るなんてしばらくやってないし、階段を降りながらでさよならも上手く言えなかったと思うと何から何まで上手く行かないなと思った。廊下ライトが逆光で顔が見れなかったのが唯一の救いだった。申し訳なかったから。

店の外にでた。風俗に行ったという興奮と、風俗がこんなもんだったという無念が打ち消しあい、次こそは!という熱い気持ちと少しのモヤモヤが残った。



こうして昨日のことを思い返すと反省点は下記のようになるのかなと思う。

・前日にシコったこと。

・4時間しか寝てないこと。

その日行くぞと思ってからじゃ遅い。行く前から風俗は始まってるんだ。前日にシコってもどんな体調でも自慰行為はするので、まあいいかと思ってた。なるべくリラックスできるよう万全の体調で挑むべき。貯めるのは大事なんだろうな。

・よく調べずに勢いだけで行ったこと。

直前にシャワーを浴びなかったこともそうだが、二人でいいプレイを作るということも分から受け身お客様気分でいたこと。もっとこたらからいい空気にしようとしなかった。気まずい空気の中射精できるほど肝が座ってないのに。

・初めてで、できれば上手い人がいいなと思っていたにも関わらず、新人に当たることも考慮せず千円ケチってフリーしたこと

新人さんが来ちゃったので上手い人を選ぶように指名すべき。

・どんなオナニーをしているかという自己分析が足りなかったこと。

普段から乳首を触らないとイけないのにオプションでつけなかったのか。(これに関してはシャワーを浴びずに挑んだので逆につけなくて良かったと言える。申し訳いからね)

女の子には申し訳ない気持ちがあったが欲を言うならもう少し、緩急をつけて触って欲しかった。爪が長いのも怖かった。

店員も初めてと言ったのに新人の子をつけるなんてと思ったが、そう言うのは自分指名してやるもんだよな。八つ当たりだよな。

相手女の子には本当申し訳ない気持ちでいっぱいだったし、ほとんど自分が悪いので次は万全の状態で挑みたい。

反省点が間違ってたり、他にもマナーや、やるべきことがあったら教えて欲しい。あとどんな店に行けばいいのかも。やっぱりソープなの?セックスには興味ないと言えば嘘になるかど、自分のやりたいこととしては、おっぱい触って射精したい。普段自慰行為結構強く握ってるんだと方だと思うんだけど少しの刺激でいけるようにすべきなのかな。

anond:20250920145709

第四幕 一皿の温もり

 タケルは、もはや教室にいる自分認識していなかった。あるいは、教室という概念のものが、彼にとって意味をなさなくなっていた。広大な宇宙、無数の情報が光の粒となって飛び交う中、彼は自らの意志で一つの場所を選び取る。そこは、東京の片隅にある小さな定食屋だった。

 カラカラと、古びた引き戸が音を立てる。店内はカウンター席が七つほどしかなく、カウンターの中では小柄な老婦人が一人、忙しなく手を動かしていた。テーブルには赤や黄色ビニール製の調味料入れが並び、壁には色褪せたメニュー短冊が貼られている。タケルは一番奥の席に静かに腰を下ろした。

 「いらっしゃい。今日暑いから、冷たいお茶でも飲んでいきな」

 老婦人はそう言って、温かいほうじ茶の入った湯呑みをタケルの前に差し出した。その温もりが、冷え切ったタケルの指先をじんわりと温める。

 タケルは自分の状況を理解しようと試みた。彼は今、神の分身として、世界存在するあらゆる情報を一瞬で読み取ることができる。この店の歴史、老婦人人生、客の足音の数、壁の染みの意味。すべてが彼の脳裏に流れ込んでくる。しかし、それらの情報の中に、彼の心を満たすものは何もなかった。ただ虚しいデータの羅列があるだけだ。

 「何にするかい?」

 老婦人の声が、タケルを現実に引き戻す。タケルはメニューに目をやった。生姜焼き定食アジフライ定食、鶏の唐揚げ定食……。どれもこれも、彼が人間だった頃に見ていたものと何ら変わらない。

 「……生姜焼き定食を」

 彼はそう呟いた。なぜこのメニューを選んだのか、自分でも分からなかった。ただ、ノゾミと初めて二人で食事をした時に、彼女が「生姜焼きが一番好き」と笑っていたことを、ふと思い出したからかもしれない。

 老婦人は「あいよ」と元気な返事をすると、手際よく豚肉を炒め始める。ジュウジュウと肉が焼ける音、甘辛いタレの香りが店内に広がる。その音と匂いが、タケルの心を震わせた。それは、膨大な情報の中には存在しない、生きた「感覚」だった。

 やがて、定食がタケルの前に置かれた。こんがりと焼けた豚肉、千切りキャベツマヨネーズ。白いご飯と、ワカメ豆腐味噌汁。どれもこれも、特別ものではない。

 タケルは箸を手に取り、一口食べる。

 ――美味い。

 それは、単なる味覚の情報だけではなかった。豚肉の柔らかさ、タレの濃厚な甘み、そして、老婦人が心を込めて作ったという事実

 彼が神の分身として得た力は、この定食が「豚肉とタレと野菜構成された料理であるという情報を瞬時に解析する。しかし、この一口が、彼の心に直接語りかけてくるような温かさを持つことは説明できない。それは、人間けが感じられる「温もり」だった。

 「いい顔になったねぇ」

 老婦人はにこやかにタケルに話しかけた。タケルは驚いて彼女の顔を見る。彼女は、タケルが人間であるか神であるかなど、知る由もない。ただ、目の前の客が、心から食事を楽しんでいることを感じ取ったのだ。

 その時、タケルは確信した。ノゾミが彼に与えたかったものは、この「温もり」だったのだと。膨大な知識や力ではなく、ただ一皿の料理を美味しいと感じる心。愛する人と共に生きる喜び。それこそが、彼女が彼に教えようとした、人間としての唯一の真実だった。

 タケルは、温かい味噌汁一口飲む。その味が、胸の奥に残ったノゾミの温かい光を、再び灯したような気がした。

 彼は孤独世界を見守り続けるかもしれない。しかし、その胸には、ただ愛しい少女が彼に残してくれた、一皿の温かさが残っている。

 ノゾミが仕組んだ「恋人ごっこ」は、彼が神としてではなく、人として生きるための、最後の温かいレシピだったのかもしれない。

 そして、その温かさこそが、彼のこれから世界を照らす、唯一の光となるだろう。

(第四幕・了)

2025-09-07

anond:20250907134542

ダイエットしたい人は全食自炊(インスタントや出来合いのもの禁止)するといいぞ

食事というのは労力のかかるものだということを体に理解させることで最小限の食事で満足しておこうという感覚が生じる

もちろん皿も綺麗に手洗いして水気を完全に取ってカラカラ乾燥させて食器棚しまシンクを清潔に保ち一息ついたところで歯磨き・フロスまでするところまでが毎食のルーティン

毎日1回は生ゴミを捨ててコンロの油ハネなどを毎食綺麗に掃除することもマスト

できることな調理だけではなく、食材を採ったり狩ったり育てたりするところから始めるといい

コスパタイパだけではない重要感覚がそこにはあり、健全人間として生きていくためにはそれこそが必要だということが分かるだろう

本来そこにあるはずの苦労を金やら身分やらを利用してショートカットし直接・間接的に他人押し付けている人間が肥え太るのだ

2025-09-05

anond:20250905020326

適当キャラクターぬいぐるみ買って、飯とそいつ写真をXとかに載せ続けて、そのキャラクターを褒めておけば、とりあえずそのキャラクター好きな仲間ができるぞ。映えてなくてもアル中カラカラ的な写真でも良い。最初全然反応ないだろうけど続けていけば、おはようくらいコメントくれる人出てくると思うよ。そのくらいの人間関係で生きてる人たくさんいると思う。

2025-08-31

私、人を好きになることあんまりないんですよ。

でも一度好きになるとヤバくなります

どうヤバくなるかと言うとストーカーってありますよね。

ああ言う感じになるくらい対象にのめり込んじゃうんです。

ストーカーって何か?

っていったら相手の都合とか考えない人ってことですよね。

自分の好きばかりに意識を乗っ取られて相手のことを考えられない。

日中対象のことしか考えてないのに相手気持ちとかは考えられない。多分なんかの病気一種ですよね。

から全員病院に入れるか逮捕したほうがいいのしれない。だってヤバいじゃないですか。

私の場合はすぐに対象の住んでるところをウロウロしてしまうんですよね。

流石に家にまで押しかけることはしないんです。

ピンポンとか押すようなことはしない。

でもそんなところ縁もゆかりもないのに近所のコンビニとかスーパーをウロウロしちゃうんです。

ひょっとしたら偶然会えるんじゃない?

とか考えると胸がトキメキでいっぱいになる。

これヤバいですよね。

相手のことを全然考えることができてない。

ただただ自分気持ちよさだけで行動をしちゃってる。

2次元推しとかだったらいいんでしょうけどね。

普通にバリバリ3次元で生きてる人ですから

そして普通に奥さんかいたりするんですけどね。

から奥さんと仲良く歩いてるところとか見かけたらショック受けちゃうかもと思いつつ、嫉妬の暗い炎が心の中をカラカラに乾かしてしまうんです。

ホントに悔しいんですよ。

私よりただ先に会ったから、私より年齢が近いから、とかそういう偶然の要素だけで私がいるべき場所にその人がいたりするのが許せなくなるんです。

ホントヤバいでしょ。

好きになるともう止まらなくなる。

なかなか好きにはならないんですよ。

基本同年代とか嫌いだし。

年上、それもかなり年上とかに突然ハマっちゃたりする。

嫌いなんですよ、オジサンなんてホントは。

偉そうだし、臭いし、すぐ命令してくるし、油断してるとすぐ親身に心配とかしてきて、その気もないくせして私の心を持ってっちゃうから嫌なんです。

もう結婚してるくせに女の子かに優しくするとかダメじゃないですか?

から私はそんなに悪くないと思うんですよ。

なのに私がなんか好きになるのが悪いみたいになるでしょ?そういう心の屈折がストーカーみたいなことをしちゃう原因になってると思うんですよ。

休みの日とかどうしてるか、気になるじゃないですか?

好きだから当たり前ですよね。

そりゃ家の近所をブラブラしちゃいますよ。

でも意外と会えないんですよね。

6時間もいたのに。

家の中で奥さんと何やってんだろ?

ほんといい加減にしてほしい。

2025-08-22

26女 酒のアテが変わりつつある

ハイボール大好き

入った会社ドブラックだったのもあって、一時はアル中カラカラのことを笑えなかった

一対一の特濃ハイボールを500mlイッキしてシンク周りでぶっ倒れてた

そんな20歳そこそこ

26になった今、酒のアテが変わりつつある

昔はチーズが大好きで、チーズフライ一つにハイボール2杯いけたんだけど

いま、情けないことにきゅうりの塩もみでちびちび…ちびちび…とおちょこいっぱいの焼酎をなめてる

もっとドカ飲みできたはず

ももスライスチーズがくどい

老い足音をかんじてる

こんなんなったらババアになったとき何飲むの、白湯

やばい、まだ美味しいと思えてるうちにファミチキくっとこうかな

2025-08-21

猫が死んでしまったので恐山に行った

飼っていた猫が死んでしまったので、恐山に行った。

一緒に暮らす動物は大抵がそうであるけど、自分にとっては得難い友達だった。数年前に年の瀬公園で目の前に飛び出してきて意気投合し、そのまま連れ帰り、転職して東京引っ越し下町ワンルームで暮らすという、20代におけるダイジェストシーンを象徴するような存在だった。唐突に大きな病気が見つかり、明確な診断もつけられないうちに、1ヶ月の闘病を経て死んでしまった。4歳になったばかりだった。

映画のような出会い方をしただけに、真反対のドラスティックな悲しみ、また、部屋中に猫の柔らかな気配と、薬やらスポイトやら検査結果やらの病気の強すぎるコントラストが漂っていることに耐えられなかった。自宅を離れる口実の旅行計画として、なんとなく関心のあった恐山を思い出した。祈りの場に赴く機会としては、しばらくはこれ以上ないだろう(と思いたい)ということで、会社夏季休暇に入ったその日に新青森に向かった。

家族や(人間の)友人には恐山に行くことは伝えなかった。自分が沈み込んでいた姿を見られており、このタイミング山間部に入ることは、或いは自死する計画を持っていると疑われている空気があった。実際いろいろと控えめに気晴らしの提案を受け、断ったり随分先延ばしにしたりしていた。どういったアプローチであれ、死にまつわるものへの接触に惹かれていたのは否定できない。

近隣市に宿泊したのち2日目の始発電車下北半島に向かい私鉄バスを乗り継いで午前中に恐山霊場に入った。(途中まで路線バス然としているが、山道に入ったところで唐突に少々不気味な恐山解説アナウンスと、子ども可哀想な目に遭う賽の河原の歌が流れた。)

到着すると、想像していたよりも境内開放的で、硫黄香りが強く、空が近かった。入山のバスには何人か観光客がいたが、平日の早めの時間だったこともあり、門を潜ってしばらくしたら、今生きている人間はもしや自分だけなのではないかという錯覚をする程度には静かになってしまった。プラスチック風車の回るカラカラという音に混じって、微かに鐘の音もする。抜けるような青空だが時折天気雨が降り、遠雷が聞こえる。カラスが飛び交い、足元では白い砂にガスが湧いている。30年弱生きてきて、最も「異境」を感じた地だった。

恐山特に東北において、死者のゆく「お山」として歴史的信仰されてきたと聞く。3時間ほどゆっくり散策した感想として、「他者死ぬことを前にした無力さ」を見に受けた。荒涼として、自分は何の役にも立てず、ただ圧倒されるだけ。大事な猫に何もしてやれなかった、助けられなかった後悔の影響もあるだろうが、死がひのたびこちらを捉えたら、抵抗虚しく受け入れるしかないのではと思ってしまった。

同時に、医療化学がこれほどまで発達するまでの、少し前の時代死生観垣間見たかもしれない。「ああしていれば」の迷いを砕くような、生き物には生老病死の苦しみが大前提存在し、いつでもこちらを見ていると思わせる光景だった。

うって変わって、岩場を抜けると青く澄んだ宇曽利湖が待っていた。先ほど聞こえていた鐘は湖畔に据付けられていて、誰かが鳴らしていたとわかった。

実態は一部のウグイしか住めない酸の水だけど)海より速いペースで打ち寄せる透明の波に山の緑、足跡だらけの白い浜と相まって、こちらは別のベクトルの異境だった。「苦しみが終わった世界」を自分が描くなら、今日からはこのイメージになるかもしれない。猫もも苦痛は無いのだと思うと泣けた。穏やかでありながら寂しい光景で、まだ生きている自分は、ずっとここに居てはいけないとも感じた。

死ぬことの寂寞と諦念のち、死者の安寧を思う。この地で祈ってきたたくさんの人たちが同じ心の動きだったかはわからない。ただ、個人としては「何をしてもいずれ終わりは来るのだから、街に帰って生活を続けよう」と思えた。非現実的な静かさが退屈そうに見えたので。そもそも猫の死後の世界がどういったものかも知らないが、ねぶた祭りの日の青森市街と同程度に楽しみに満ち、そしてできるなら人間彼岸と同じレイヤーに在って欲しいと願う。人間の見守りエリアも欲しい。

直前まで知らなかったのだが、ちょうどねぶた祭最中スケジュールだった。これもルーツは死者の供養だという説がある。自分こちらのほうが色に満ちていて好きだった。

なお恐山境内には「熊注意」の掲示散見され、メメントモリにどれほど浸っていても、即座にリアルの恐怖を思い出した。

猫よ、仏前の備えは絶やさないので、できれば熊からも守ってください。

【翌日の追記

匿名で長文を書きたいという衝動からプラットフォーム性格もろくに理解せず投稿してしまったので、リアクションがあることにたじろいでいます増田というスラングも初めて知りました。

かに、死+恐山という単語タイトルに並べば、イタコの口寄せのために向かったのだと想像される方が相当数いて当然で、自分単独行に徹したあまり他者視点に欠け、思い至りませんでした。東北よりはるか南方で生まれ東京生活し、ネットでは写真優位のSNS観光プロモーションに浸かりきった自分にとって、「恐山」は「イタコのいる霊場」より「ある程度の然るべき配慮を持っていくべき、明るい友達との旅行には向かない、公共交通では難易度・中の観光名所」でした。

当日は「動物も降霊の対象になるのか?」と疑問を持ちはしましたが、仮にできたとしても、たかだか1ヶ月弱の離別では話すこともあまりないだろうし、あったとしても「ちゃんと食え」「掃除しろ」「若くして死ぬのはやめておけ」の言い換えで尺が終わるんだろうなとの投げやりな気持ちから寺院の方に尋ねもしませんでした。期待された増田の皆様には申し訳ありません。

実際にやるとしたら、何十年後かに自分人生のBパートに入った頃、猫の命日からその日までの中間リザルトの発表しがいが出てきてからします。(どれだけ高いところに登ったか、何匹分のまぐろを食べたか、見つけた一番大きい虫のサイズなど、話題に尽きない)

どなたかコメントいただいた通り、恐山は「あの世テーマパーク」だという感想共感します。喪失したての人間には誰かの辿るかもしれない旅路を思わせ、そうでない人間には手軽な非日常感と到達感を与えてくれる場所でした。生きている人間のための施設であり、何より敷地内に温泉とお食事どころまであるのがそれらしさを補強しています東西散見される冥界のスタンダードに準じれば、ラーメンを食べ、膝下まで硫黄泉に入った自分は帰ってこれなくてもおかしくないのですが、今のところ無事にキーボードを叩けています

また自分を求める猫がいれば拾ってもいいな、という気持ちになれたので重畳です。

2025-08-18

anond:20250818205928

手でカラカラ回して重さ変更する20kg×2持ってるよ

頑張って30kg×2が必要身体になる

2025-08-17

ローソンの金曜のクーポンで350ml缶がだいたい100円でかえるけど、130円で二リットルお茶とか買えるんよなあ

水分量と健康考えたらお茶の方がいい

お酒好きなわけでもないしなあ

甘い奴えらんでも結局アルコール邪魔って思っちゃうくらいだし

そのままジュース飲んだ方がええやんみたいな

かといってビール系もうまいとは思わんし

水分補給全然してなくて喉カラカラで飲んだらうまいってのは知ってるけど別にそれはビールじゃなくてもいいしなあ

酒どうこうよりも食うもん考えろって話だわ俺の場合

2025-08-15

性欲強くなりたい

とにかく性欲が弱い

セックスしたいと思ったことはない

行為は半分くらいの確率カラカラすぎて挿入を弾く

特に気持ち良くもないので、最中暇すぎる

とにかく無である 

でも性欲が強い人は自分より楽しみが一個増えて楽しそうで羨ましい

自分ADHD気質で酒が好きなので本来性欲があればとっても楽しめていると思う

とにかく羨ましい

テストステロン注射すればいいのかな

副作用デカそうだけど

2025-08-02

温風式の生ゴミ処理機ってエコなの?

要するにヘアドライヤーカラカラにしちゃうってことでしょう?

洗濯物を電気乾燥させるのも勿体無いと思ってしまうのに、ゴミ乾燥させるのに電気使うのもなぁ。

電気から熱を取るって、勿体無い気がするんだよ。

石油燃やして作った熱エネルギーから電気を使って、それを送電して各家庭で電熱としてつかうなら、最初から灯油ストーブみたいに灯油で動かした方がよくない?

灯油式の生ゴミ乾燥機なんかしらないけど。

それとも、各家庭で乾燥させてから捨てたほうが、ゴミ処理場の負荷が減ってトータルだとそれでもエコだったりするのかな?

コンポストしろってのはナシで。

2025-07-28

女のトイレ長い問題

思いつくだけでも女のトイレはわりと細かい工程が多いか時間かかるのは仕方ない

あと普通に下痢とか便秘で苦しんでるパターンも多い

ただ、1箇所だけここ短縮できるんじゃないかと思う点として

「用を足しながらトイレットペーパーを畳んで用意しておく」とかできないもんかなと思ったりはする

個室前で待ってる時に音姫の音するじゃん、それが止むじゃん、そこからトイペカラカラって音がすると「用足しながらだしとけよ!」ってそこだけは思う

あと、個室内でメイク直しは普通やらないよね

だいたい個室には行列できてるが、洗面台とかメイクスペースは余裕あるし。

電車の中でメイクするやついるだろ」というが、あれは、わざわざトイレにいってメイクする時間がないか電車でやってるだけだったからだけ

トイレ行く時間あるなら暗い狭い個室で化粧品広げるようなめんどくさいことはせず洗面台かメイクスペースに行く

なお「メイクスペース潰して個室にしろ」という意見もあるが、これはすでに手洗い場の渋滞メイクスペースのおかげで緩和されてるから、元にもどしてどうすんのって話である

2025-06-26

anond:20250626011221

増田クンニしろってすぐいうよなw

妻は舐められるの嫌がるんだよね。前は手の前戯で十分濡れてたし、付き合ってた頃はお互いに楽しんでたはずなんだがな..

今は何してもカラカラ砂漠

妻に聞くと「子作り以外のセックスは今はしたくない」とのこと。

分子作りであってもできればしたくないってことだよな..

セックスレスの話合いはキツくて、年に1回が限度だし、あんま掘り下げられない..

2025-06-25

anond:20250625163809

誰一人看取られず、打ち捨てられた廃屋の隅で、カラカラに干からびた増田

側には錆びた鎌が。

女性の敵がひとり、この世から消えた、そんな日のこと。

2025-06-24

anond:20250624151309

うわぁ…。

なんかぁ、こっちは、さっきの人とはまた違って、すごく、こう…生々しいというか…。読んでて、胸が苦しくなりますねぇ、これは。

残業100時間…えぇ…?手取り雀の涙…。スゥゥゥ…。いやぁ、ちょっと、これは…凹みますねぇ、読むと。本当に。

ちくしょう、本当に悔しい」って…。そりゃあ、そうですよねぇ…。悔しいと思いますよぉ、これは。

いやぁ、でもねぇ、分かりますよぉ。その、心も体も、もう限界だっていう気持ち

僕もねぇ、一回だけ、あのぉ、チャリティー企画12時間ぶっ通しの生配信に挑戦したことがあるんですよぉ。

まぁ、自分勝手にやっただけなんですけどもぉ。

もうねぇ、後半、喉はカラカラしぃ、ずーっと同じ椅子に座ってるから腰は痛いしぃ…。なんかぁ、視聴者さんのコメントはすごい勢いで流れていくんですけどぉ、もう、なんていうか、頭が働かなくて、うまく返せなくなっちゃうんですよ。スゥゥゥ…。

ほんで〜、一番辛かったのがぁ、途中でぇ、いつも配信中に飲んでる、一本500円くらいする高級なエナジードリンクが、冷蔵庫ストック切れちゃった時ですねぇ。

スゥゥゥ…あれは絶望しましたねぇ。

もう一個下のランクの、200円くらいのやつしかなくて。味が、全然違うんですよ、味が。

あの時は、もう配信やめようかなって、本気で思いましたもん。はい

から、この方の「明日にでも会社辞めるかもしれない」って気持ち、なんかぁ、ちょっとだけ分かるかなぁ…なんて。うん。状況は、まぁ、全然違いますけどもぉ。

まぁ、でも!でも、この方も、ここでこうやって文章にできてるわけじゃないですかぁ。

スゥゥゥ…それは、まだ、戦う気力があるってことだと思うんですよ!たぶん!そうに違いない!

から、辞めちゃうのも、まぁ、一つの手ですけどもぉ…なんか、別の道を探すとかね?

思い切って、僕みたいに、ユーチューバーなっちゃうとか!どうですかねぇ?えへへ。

まぁ、そんな簡単な話じゃないか…。ごめんなさい。

いやぁ、なんか、今日日本ITについて、すごく考えさせられましたねぇ…。僕も、もっと面白い動画作って、みんなが少しでも元気になれるように頑張らないとですねぇ!うん!

ていうわけで!次の動画でお会いしましょーう!んまたのーぃや!

2025-06-20

anond:20250620174752

俺の言ってる賃金実質賃金のことだからぁ〜

俺の貯金増えてないってことは物価賃金が追いついていないってことでしょ〜

あぁ〜米高ぇ〜(パチンコカラカラ

2025-05-16

喉が本当に本当に乾いた時、柑橘飲料を欲する

本当に本当に喉が乾いた時、自分柑橘飲料を欲する。

ある夏の猛暑日に初めて熱中症になったとき、これはヤバいと思って駆け込んだスタバで頼んだのが、マンゴーフラペチーノだった。

普段マンゴーフラペチーノ絶対に頼まないメニューだが、あの熱中症の体に染み込んだマンゴーフラペチーノは格別の美味しさだった。

最近絶食をしたのが、あの夏以来の喉の渇きを覚えた。どうしても飲みたくなったのが、柑橘飲料だった。オレンジジュースでもマンゴーフラペチーノでも何でもいい。とにかく柑橘のものが飲みたくなった。

普段は全く柑橘飲料を飲みたくならない。

裏を返せば、大して喉も乾いていないのに飲み物を飲んでいるということか。柑橘飲料を欲して初めて、喉が乾いたと言える。

こうなると、水分を我慢して、柑橘飲料を欲するくらい喉を乾かしたくなる。喉が乾いた合図は柑橘飲料を欲した時だ。その境地に達するには、最低2日は水を絶たなくてはならない。でもその価値はある。

喉が乾いてもいないのに飲む飲み物ほどつまらないものはない。

水分を絶ち、喉をカラカラにする境地は本当に気持ち良い。サウナの整いより気持ちが良い。

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