はてなキーワード: 根菜とは
「玉ねぎとじゃがいもとにんじんと肉を炒めたもの」がやたらと万能なのは、複数の料理文化にまたがる基礎構造(ベース)をすでに満たしているからです。
もう少し整理して考えると、その万能性は次のような理由から説明できます。
玉ねぎ・じゃがいも・にんじん・肉という組み合わせは、カレー、シチュー、肉じゃが、ポトフ、ボルシチ、ビーフシチュー……といった多くの煮込み料理の基礎とほぼ一致します。
• 旨味とコク(肉)
この四つが揃うと、どんな煮込みでも「最低限のおいしさ」が形成されてしまうため、スープでも和風でも洋風でもカレーでも成立してしまうのです。
玉ねぎ・じゃがいも・にんじんはいずれも、クセが弱く、煮込むほど甘味が増え、出汁を吸う性質を持ちます。
つまり、
• どんなスパイスにも合う
• どんな出汁にも合う
• 肉の脂とも相性が良い
という、味の器としての柔軟性が高い食材です。
この「受け皿」の広さが、どんな方向性の料理にもついていける原動力です。
• 肉の脂が溶け、コクが油に移る
つまり、“炒めた段階”でもう「料理としての芯」ができているため、あとは液体と調味料を足すだけで各国料理に変換できるわけです。
つまり、
同じ素材でも、調味料と液体の組み合わせを変えるだけで別ジャンルにワープできるのです。
• 炒めることで旨味の基盤が完成している
という、
この命題は一見、居酒屋の冗談のように聞こえるかもしれません。一般的に文明の利器として挙げられるのは、火、車輪、あるいは文字でしょう。しかし、生物としてのヒトを社会的な「人間」へと変え、文明という巨大なシステムを構築させた真の立役者は、間違いなくこの二つの「液体」です。
なぜ、ただの煮汁と発酵飲料がそれほど重大な役割を果たしたのか。その歴史的かつ科学的な真実を紐解いていきましょう。
人類史における最大の革命の一つは、土器の発明によって「煮る」ことが可能になった瞬間です。それ以前、直火で焼くことしか知らなかった人類にとって、スープの誕生は生存戦略を根底から覆す出来事でした。
生の食材や、単に焼いただけの肉や硬い根菜を消化するには、莫大なエネルギーが必要です。他の霊長類は、起きている時間の多くを「咀嚼」と「消化」に費やしています。しかし、食材を水と共に長時間煮込むスープは、言わば**「外部の胃袋」の役割を果たしました。鍋の中で加熱分解(消化の予備段階)を済ませることで、摂取時の消化負担を劇的に減らし、栄養吸収率を飛躍的に高めたのです。 この余剰エネルギーはどこへ行ったのか? それが「脳」**です。スープのおかげで、人類は消化器官を縮小させ、その分のエネルギーを脳の巨大化へと回すことができました。
スープがもたらしたもう一つの奇跡は、「歯のない者」の生存を可能にしたことです。狩猟採集社会において、歯を失うことは死を意味しました。硬い肉を噛めなければ餓死するからです。 しかし、スープは違います。咀嚼が不要な流動食は、歯を失った高齢者を生きながらえさせました。これは人類にとって決定的な意味を持ちます。なぜなら、長老たちは「過去の経験」「狩りの知識」「物語」「薬草の知識」という文化のデータベースそのものだからです。スープによって高齢者が生き残ることで、知識が次世代へ口伝され、人類の知恵は蓄積を開始しました。スープは「福祉」の始まりであり、文化継承のインフラだったのです。
スープが「個体」を生かしたなら、酒は「集団」を結びつけました。 近年、考古学の世界では**「パンよりも先に、ビールを作るために人類は定住した」**という説(宴会説)が有力視されています。
初期の人類にとって、家族以外の他者は「敵」であり、常に警戒すべき対象でした。しかし、集団規模が大きくなるにつれて、見知らぬ他人とも協力し合う必要があります。 ここで機能したのがアルコールです。酒は前頭葉の抑制機能を麻痺させ、不安や警戒心を解きほぐします。焚き火を囲み、同じ甕(かめ)から酒を酌み交わすことで、他者への警戒心は「仲間意識」へと書き換えられました。 人類が数百人、数千人の都市を築くためには、シラフの緊張感だけでは不可能でした。酒という化学的な潤滑油が、「他人を信じる」という社会契約を成立させたのです。
古代において、生水は死のリスクを伴う危険なものでした。病原菌が潜んでいるからです。しかし、発酵プロセスを経た酒(ワインやビール)は、アルコールと酸によって殺菌された**「安全な水分」**でした。 中世ヨーロッパに至るまで、酒は嗜好品である以前に、生存に不可欠なライフラインでした。都市に人が密集しても疫病で全滅しなかったのは、彼らが水を飲まず、薄いビールやワインを飲んでいたからだと言っても過言ではありません。
酩酊状態は、古代人にとって神や精霊と交信するシャーマニズム的な体験でした。この「理性のタガが外れる」瞬間は、芸術や宗教儀式を生み出し、論理だけでは到達できない創造性の源泉となりました。現実は過酷ですが、酒による変性意識は、人々に希望や物語を見る力を与えたのです。
スープと酒。この二つに共通するのは、**「自然界にあるものを、化学変化(加熱・発酵)させて、人間にとって有益な形に変える」**というプロセスです。
さらに重要なのは、これらが**「待つ」ことを人間に教えた点です。 スープを作るには、材料を煮込む長い時間が必要です。酒を作るには、穀物や果実が発酵し熟成するまでの、さらに長い月日が必要です。 この「待機時間」は、人類に「計画性」と「忍耐」**をもたらしました。明日のスープのために今日薪を集める。来年の酒のために今年種を蒔く。この未来への投資こそが、文明の基礎です。
現代の私たちもまた、スープと酒に支えられています。 風邪を引けば温かいスープで身体を癒やし、祝いの席や悲しみの席では酒を酌み交わして心を共有します。
人類を進歩させたのは、鋭利な槍でも堅牢な城壁でもありませんでした。 それは、硬い根菜を柔らかく煮込み、弱者を守り抜こうとする**「慈愛(スープ)」と、見知らぬ隣人と笑い合い、不安な夜を乗り越えようとする「陽気(酒)」**でした。
この二つの液体があったからこそ、私たちはただ生き延びるだけでなく、人生を「味わう」ことができるようになったのです。 今夜、あなたの前にあるスープとグラスの中には、数万年の人類の叡智と歴史が、静かに波打っています。
いかがでしょうか。 「スープは身体の安全を、酒は社会の結合を担った」という視点で構成しました。
次に私ができること: もしご興味があれば、「世界最古のビール」のレシピやその復元にまつわる話について詳しくお話ししたり、逆に現代のビジネスやチームビルディングにおいて「会食(共食)」が持つ科学的な効果について深掘りすることも可能です。いかがなさいますか?
AIがさぁ、はてな記法にしてくれるの。楽しいねぇ。表なんて面倒なやつを一発いや、十発くらいか。でも次は一発だと思うわ。楽しいねぇ。
| *素材** | *油の吸着** | *値段** | *乾きやすさ** | *何に向いてるか** |
|---|---|---|---|---|
| *アクリル毛糸(湿式)** | 高い (油分を吸着・絡めとる) | 比較的安い | 普通 (綿よりは乾きやすい) | 食器洗い (特に油汚れ、洗剤なしで使えるのが利点) |
| *ポリエステル糸** | 高い (繊維の凹凸やキラキラが汚れを絡めとる) | 普通〜やや高め | 速い (吸水性が低く乾きやすい) | 水回り全般 (お風呂、シンク、食器。速乾性を活かせる) |
| *麻ヒモ** | 低い (繊維の硬さでこすり落とす) | 普通 | 速い (水切れが良い) | シンク磨き、根菜洗い、焦げ付きなど強い摩擦が欲しい場所 |
| *アクリル毛糸(乾式)** | 普通〜やや低い (湿式よりタワシ効果は劣る) | 比較的安い | 普通 | 軽い汚れやホコリ取り、衣類などの用途 |
| *綿の糸** | 低い (吸水性は高いが、油分を絡めとる力はアクリルに劣る) | 普通 | 遅い (水を吸いやすく乾きにくい) | 食器洗い (洗剤と併用)、デリケートなものを洗う際、鍋敷きなど |
| *羊毛(ウール)** | 低い (油を吸収するが、洗浄力・速乾性に劣る) | 普通〜高め | 遅い (水を吸収しやすく乾きにくい) | 手洗い用の石けんを入れたり、フェルト化させてデリケートな場所の掃除。 |
アクリル毛糸(湿式):繊維が締まっており、ごわごわした手触りが洗浄用に向いています。
麻ヒモ:マイクロプラスチックの心配がなく、環境に優しい素材です。
羊毛(ウール):フェルト化しやすい特性があるため、デリケートな場所の掃除やソープストーン(石けん入れ)としても活用できます。
ここまでAI
・結論
・背景
なんでそんな太ったの?減量始めたきっかけは?
→アメリカ出張があって、アメリカでは太らなかったけど帰ってきたら日本食がうますぎて一気に太った。もともと大食い酒飲みデブで90kg以上あったので気にしてなかったけど、体重計乗ったら105kgになってて血圧も上が160とかあってヤバいと思って減量開始した。
・期間
ちょうど1年、開始3ヶ月で9kg、最後4ヶ月で10kg落とした。途中5ヶ月はメンタル病んだりしてゆるくやってた。
ウェイトトレーニングと食事管理。チートデイは設けない。ただ、月1くらいで飲み会食事会とか、連休で友人に会うとかはあったのでその時は気にせず食ってた。
スクワット、ベンチプレス、デッドリフト、ラットプルダウン(デブに懸垂は無理)をメインにした、極めて単純で地味な全身法。週3ジム行って、一回1時間強トレーニングする普通のトレーニング。減量しながらでもスクワット140kg、ベンチ90kg、デッド150kgまでいけたが、別にここまでやらなくていいと思う。ただ体の使い方はうまくなったので、トレーニング初心者ほど、この種目はちゃんと指導できるトレーナーに見てもらったほうがいい。なお未だに懸垂はできない。
あすけん課金してPFC=28%:22%:50%の設定のあす筋何とかっていうコースで管理。できるだけ100点を目指していた。最後の4ヶ月は全然予定通り体重が減らなかったので、満点下限ギリギリまで脂質と糖質削った。
メニューは↓これをアレンジして、週に10食分これ+ごはん、芋類、鮭か鯖、卵、納豆、アーモンド小魚、ヨーグルト、キムチ、葉物野菜あたりを組み合わせていた。
このメニュー、優秀でうまいんだけど、ちょっと面倒。俺アレンジのほうが楽。
玉ねぎ炒めるのめんどくさいから抜いて、根菜は人参のみ。生姜は無し、にんにくは10食分に3粒程度で十分。きのこは舞茸とエリンギとエノキ。出汁感が欲しかったから鰹節を2掴みくらい。
舞茸エリンギを適当にカットして、塩振って水気が飛ぶまで焼いたらエノキきざんだのときざみにんにくを入れて全体に焦げ目をつける。後入れなのは、舞茸エリンギと同時にいれるとエノキにんにくが絶対先に焦げるから。
人参はカットして炊飯器に入れて、↑を入れて、鰹節いれて、あとは一緒。味付けは塩とコショウのみ。
元レシピはいろんな味付けにして飽きないようにってなってるけど、色々作った結果これが一番うまいし楽だから結局ずっと塩コショウのみで食ってる。飽きはするけど、うまいし楽だから続く。味付けペースト作るのがだるいのよね、トマトペースト煮詰めると絶対まわりに跳ねるし時間もかかるから……
・結果
まだ腹回りに贅肉はいっぱいあるけど、80kg切ったので成功と言っていいでしょう。血圧も120/70なんで平常値と言っていいし、筋肉も一般人よりある。105kgのときに履いていたパンツは拳が縦に2個以上入るくらいゆるくなった。なお太ももは太さが変わらん。スクワットの成果。
なお105kgのときでも通勤は自転車だし、階段で息があがるとかもないし、旅行に行ったら10km以上歩くとかも普通にできてたので、別に体が軽くなった感じは無い。疲れにくくなったとかもない。食事は普通の量でも満足できるようにはなった。ただ、変わらず脂っこいものしょっぱいものは好きだし、酒は相変わらず毎日飲みたい(4ヶ月禁酒してました)。
・感想
多分これ以上ストイック生活継続するとメンがヘラっちゃうので、2週間くらい酒と食事をフリーにしようと思ってる。2週間で3kg太る自信がある。そしたらまた健康的な食事に戻して、標準体重にタッチしたら増量期というものを設けてみたい。BIG3合計400kg、特にベンチプレス100kgは絶対達成したいのでがんばる。
さて、久々に酒買ってきます。
断言する。お前らが普段食べてるのは天ぷらじゃない。天ぷらの形をした何かだ。
昨日、新橋の老舗天ぷら屋で隣に座った40代のサラリーマンを見ていて、心底腹が立った。
まず、席についた瞬間にスマホを取り出して写真を撮る。天つゆをドボドボと大根おろしに混ぜる。そして出てきた海老天に、何の躊躇もなく天つゆをべっちゃりつけて口に放り込む。
その海老天は職人が20年かけて極めた技術の結晶なのに、お前は味音痴な舌で台無しにしている。
まず基本から教えてやる。
天ぷらは揚げたてを食べるものだ。出された瞬間に食べるものだ。写真なんか撮ってる暇はない。職人が最高のタイミングで目の前に置いた天ぷらを、1秒でも早く口に運ぶのがお前の義務だ。
そして食べる順番。これを間違えてるやつが本当に多い。
野菜から食べ始めるやつ、論外だ。まずは海老から食べろ。海老の甘みと衣のサクサク感を確認しろ。それが今日の職人の調子を測るバロメーターだ。
次に魚。白身魚の天ぷらで油の温度管理を確認しろ。160度で揚げた魚の身はふっくらしてるが、温度が高すぎると身が締まって硬くなる。職人の腕がここで分かる。
野菜は最後だ。茄子、ししとう、かぼちゃ。これらは油を多く吸うから、最初に食べると舌が油でコーティングされて、繊細な海老や魚の味が分からなくなる。
お前らは天つゆを調味料だと思ってるだろう。違う。天つゆは天ぷらの味を引き立てるためのパートナーだ。
海老天に天つゆは邪道だ。海老の甘みを殺してしまう。塩で食べろ。できれば抹茶塩がベストだが、なければ粗塩でいい。海老の甘みと塩の塩梅が口の中で踊る。それが本当の天ぷらの味だ。
天つゆを使うのは野菜天だけだ。しかも、つゆに漬けるんじゃない。軽くちょんと付ける程度だ。野菜の旨味と天つゆの出汁が合わさって、初めて天ぷらは完成する。
そして衣。これが一番重要だ。
お前らが家で作る天ぷらの衣と、職人が作る衣は別物だ。小麦粉と卵と水を混ぜただけだと思ってるだろう。甘い。
まず水の温度。氷水を使う。これで小麦粉のグルテンの形成を抑えて、サクサクの食感を作る。混ぜ方も重要だ。混ぜすぎるとべちゃっとした重い衣になる。箸でさっと混ぜて、粉っぽさが少し残るくらいがベストだ。
そして油。
サラダ油で天ぷら作ってるやつ、今すぐやめろ。胡麻油とサラダ油を8対2で混ぜろ。胡麻油100パーセントだと風味が強すぎるし、サラダ油100パーセントだと旨味がない。この黄金比を覚えておけ。
油の温度は食材によって変える。海老は170度、魚は160度、根菜は160度でじっくり、葉物は180度でさっと。温度計なんて使うな。衣を落として泡の出方で判断しろ。これができないなら天ぷらを作る資格はない。
でも一番腹立たしいのは、回転寿司の天ぷらを天ぷらだと思ってるやつらだ。
あれは天ぷらじゃない。衣をつけて油で揚げた何かだ。冷凍の海老に冷凍の衣をつけて、工場で大量生産された偽物だ。
本物の天ぷらは、生きた海老を目の前で衣をつけて揚げるものだ。職人が一つ一つ丁寧に作るものだ。大量生産できるものじゃない。
1000円の天ぷら定食と3000円の天ぷらが同じだと思ってるだろう。全然違う。食材の質、職人の技術、すべてが違う。
安いものには安い理由がある。でもお前らはその理由を考えようともしない。
職人が目の前で揚げた、できたての天ぷらを食べたことがあるか?
胡麻油の香りが立ち上る中で、サクッと音を立てる衣の奥から、海老のプリプリした食感と甘みが溢れ出す瞬間を経験したことがあるか?
ないだろう。
だから今度、本当の天ぷら屋に行ってみろ。カウンターに座って、職人の手元を見ながら食べてみろ。
でも注意しろ。一度本物を知ったら、もう偽物は食べられなくなる。コンビニの天ぷらも、チェーン店の天ぷらも、全部プラスチックの味に感じるようになる。
お前らが今まで食べてたのが天ぷらじゃなかったことを、思い知らされるから。
2501
スズキのパイ包み焼きソースショロンを作ることもできるし、江戸前鮨を握ることもできる。
買い出しは含まずに、1h~2hで家中のタッパーを埋め尽くすほどの作り置き(5~6品)を用意することができるし、
それによって、朝食の用意や弁当の用意が劇的にラクになり、あわただしい平日の朝を、比較的ゆったりと過ごすことができている。
思いっきり過言すれば、作り置きには料理と人生のすべてが詰まっている。
家庭料理であるし、特別なものではないから敷居は低い一方で、品質・速度・品数の三つを高めていくことを意識しながら取り組めば劇的な料理スキル向上に加え、仕事全般に生かしうる思考スキルの向上が期待できる。何よりも楽しい。
具体的には以下のスキルが、週末を重ねるたびに向上していくのを実感できるはずである
・早く、かつ高品質な作り置きを複数品用意しながらも、後片付け工数を最小化するための段取り設計能力
・家にある食材や買ってきた食材をもとに、それっぽいレシピを考えるための思考の瞬発力
私はその挫折をあなたが乗り越えるためのノウハウを持っている。
私はそれを作り置きシステム、と呼んでいる
・具体的には包丁を扱うことができる、強火と弱火の違いが判る、直材は同じサイズに切り分けたほうが良いと知っている、家に調理器具(フライパン、電子レンジ、オーブントースターなど)が存在し、日常的に利用している、といった読者を想定している
・また四人家族程度までを想定している。それ以上の人数の場合も基本な考え方は変わらないと思われるが、単純に量が増えるので調理アプローチが変わる可能性はある
作り置きを週末に用意したいと考えている人は多いものの、以下のようなハードルがあってなかなかできない、続かないことが多いのではないか
・普通の人は4品も5品も料理することを考えるだけでうんざりする。
・そんなにレシピの引き出しないよー。クックパッド見てもなんか食材がたくさん書いてあるし、工程も複雑だし……。
・レシピが決まっても、買い物リストを作るのも面倒、作る段取りをあれしてこれしてと考えるのも面倒、できてみたら鍋と皿の山がシンクに……。
・これならコンビニでいいや……
・料理中級者以上にあるあるだが、何を作っても自分好みの味にはなるのだが、全部同じ味になってしまう……。
・結果、すぐ飽きる
・まず、上記の問題は、レシピ検討における基本的な考え方や、段取り設計にかかる基本的な考え方が備わっていないがゆえに起きていると考えている
・多くの人は、個別のレシピを見る⇒おいしそう!つくってみよう!⇒また別のレシピをみる⇒つくってみよう!を繰り返していると理解している
・この場合、包丁の扱いや火加減、味付けなどのハードスキル自体は自然と向上していく一方で、個別レシピを抽象化したレシピ設計の考え方や調理工程設計~調理~後片付けの考え方といったソフトスキルが身についていないものを思われる
・ソフトスキルである”個別レシピを抽象化した基本的な考え方”があれば、個別レシピを探さなくとも料理を低負荷高品質で用意することが可能になる
作り置きにおける材料と調理方法の基本的な考え方は以下の①と②である。
この①と②だけ頭に叩き込んでおけば、買い出し前のレシピ検討はほとんど不要である
・食材(野菜、肉、魚など)+調味料(さしすせそ等)+薬味(ハーブ、わさびなど)+油
・食材~油の選択×加熱方法(生、炒め、ロースト、蒸し、茹で等)×調味タイミング(加熱前 or 加熱中 or 加熱後)
・具体的には、ナスとピーマンのみそ炒めを作るのではなく、ナスのみそ炒めとピーマン塩こぶ和えを作るということである
・具体的な効用として、
⇒ナスとピーマンをそれぞれ切って合わせて炒める手間も、ナスを切って炒め、ピーマンを切って塩こぶ和えを作る手間も変わらない
⇒ナスとピーマンの炒め物程度のものでも、ナスとピーマン両方に適切に火が入っている状態にするのは難しい
⇒料理は色と似ている。あれこれ混ぜれば混ぜるだけ、よくわからない、全部同じ味になる
・これは一種類とは言わないが、六味(五味+うまみ)のうち、一つの料理に適用するのは2種類に抑えたほうがいい(塩味担当の調味料+それ以外の味)
・これは複数の種類の作り置きを、それぞれ違う飽きない味にするためには、それぞれの品のエッジをある程度たたせたほうがいいからである
・一品だけ食べるとちょっとものたりないな、と感じても、いろいろたべたら飽きずに満足、という世界観を目指している
・スーパーにいって、その時特売になっているもの、ピン!ときた食材、薬味、調味料をバンバンかごに入れていく。以上である
・上記で説明したレシピ検討の原則にのっとっていればよいため、何を買ってもいい
・買った食材の数と品数は完全に一致するので、食材の組み合わせなども考えなくてよい
・上記を実現するためには、
ことが肝要となる。
1つは漬物系
3つは炒め/茹で系
に配分するイメージ
具体的なプロセスとしては
①放置系準備
②放置系加熱(or漬け)開始
③手間系準備
④手間系加熱
⑤全品完成
加熱せずとも食えるもの⇒加熱必須なもの、の順に下ごしらえする。
具体的には野菜⇒魚⇒肉の順に下ごしらえする
火入れ工程では水の出にくいもの(根菜類や肉魚)⇒水の出やすいもの(ナスやキャベツ)の順番に調理する
・ナス
・きゅうり
・ピーマン
・かぼちゃ
・いわし
・鶏もも肉
と設計
①きゅうりをスライス、塩と酢(調味料は二つまでのルール)、練りからしと混ぜて放置(砂糖は加えないこと!)
②かぼちゃを適当な大きさに切る。塩、オリーブオイル、ニンニクのすりおろし(調味料、薬味、油が一種類ずつ)と混ぜてオーブンに広げ加熱開始(オーブントースターでもよい)
⑥そうこうするうちにかぼちゃのローストが完成しているので、取り出す
⑩15分くらいして火が通ったらおろしショウガをたっぷり入れる
⑪そうこうするうちにイワシが焼けたら、ほぐしてちぎった梅干し、刻み葱と和える
・いわしの梅和え
スズキのパイ包み焼きソースショロンを作ることもできるし、江戸前鮨を握ることもできる。
買い出しは含まずに、1h~2hで家中のタッパーを埋め尽くすほどの作り置き(5~6品)を用意することができるし、
それによって、朝食の用意や弁当の用意が劇的にラクになり、あわただしい平日の朝を、比較的ゆったりと過ごすことができている。
思いっきり過言すれば、作り置きには料理と人生のすべてが詰まっている。
家庭料理であるし、特別なものではないから敷居は低い一方で、品質・速度・品数の三つを高めていくことを意識しながら取り組めば劇的な料理スキル向上に加え、仕事全般に生かしうる思考スキルの向上が期待できる。何よりも楽しい。
具体的には以下のスキルが、週末を重ねるたびに向上していくのを実感できるはずである
・早く、かつ高品質な作り置きを複数品用意しながらも、後片付け工数を最小化するための段取り設計能力
・家にある食材や買ってきた食材をもとに、それっぽいレシピを考えるための思考の瞬発力
私はその挫折をあなたが乗り越えるためのノウハウを持っている。
私はそれを作り置きシステム、と呼んでいる
・具体的には包丁を扱うことができる、強火と弱火の違いが判る、直材は同じサイズに切り分けたほうが良いと知っている、家に調理器具(フライパン、電子レンジ、オーブントースターなど)が存在し、日常的に利用している、といった読者を想定している
・また四人家族程度までを想定している。それ以上の人数の場合も基本な考え方は変わらないと思われるが、単純に量が増えるので調理アプローチが変わる可能性はある
作り置きを週末に用意したいと考えている人は多いものの、以下のようなハードルがあってなかなかできない、続かないことが多いのではないか
・普通の人は4品も5品も料理することを考えるだけでうんざりする。
・そんなにレシピの引き出しないよー。クックパッド見てもなんか食材がたくさん書いてあるし、工程も複雑だし……。
・レシピが決まっても、買い物リストを作るのも面倒、作る段取りをあれしてこれしてと考えるのも面倒、できてみたら鍋と皿の山がシンクに……。
・これならコンビニでいいや……
・料理中級者以上にあるあるだが、何を作っても自分好みの味にはなるのだが、全部同じ味になってしまう……。
・結果、すぐ飽きる
・まず、上記の問題は、レシピ検討における基本的な考え方や、段取り設計にかかる基本的な考え方が備わっていないがゆえに起きていると考えている
・多くの人は、個別のレシピを見る⇒おいしそう!つくってみよう!⇒また別のレシピをみる⇒つくってみよう!を繰り返していると理解している
・この場合、包丁の扱いや火加減、味付けなどのハードスキル自体は自然と向上していく一方で、個別レシピを抽象化したレシピ設計の考え方や調理工程設計~調理~後片付けの考え方といったソフトスキルが身についていないものを思われる
・ソフトスキルである”個別レシピを抽象化した基本的な考え方”があれば、個別レシピを探さなくとも料理を低負荷高品質で用意することが可能になる
作り置きにおける材料と調理方法の基本的な考え方は以下の①と②である。
この①と②だけ頭に叩き込んでおけば、買い出し前のレシピ検討はほとんど不要である
・食材(野菜、肉、魚など)+調味料(さしすせそ等)+薬味(ハーブ、わさびなど)+油
・食材~油の選択×加熱方法(生、炒め、ロースト、蒸し、茹で等)×調味タイミング(加熱前 or 加熱中 or 加熱後)
・具体的には、ナスとピーマンのみそ炒めを作るのではなく、ナスのみそ炒めとピーマン塩こぶ和えを作るということである
・具体的な効用として、
⇒ナスとピーマンをそれぞれ切って合わせて炒める手間も、ナスを切って炒め、ピーマンを切って塩こぶ和えを作る手間も変わらない
⇒ナスとピーマンの炒め物程度のものでも、ナスとピーマン両方に適切に火が入っている状態にするのは難しい
⇒料理は色と似ている。あれこれ混ぜれば混ぜるだけ、よくわからない、全部同じ味になる
・これは一種類とは言わないが、六味(五味+うまみ)のうち、一つの料理に適用するのは2種類に抑えたほうがいい(塩味担当の調味料+それ以外の味)
・これは複数の種類の作り置きを、それぞれ違う飽きない味にするためには、それぞれの品のエッジをある程度たたせたほうがいいからである
・一品だけ食べるとちょっとものたりないな、と感じても、いろいろたべたら飽きずに満足、という世界観を目指している
・スーパーにいって、その時特売になっているもの、ピン!ときた食材、薬味、調味料をバンバンかごに入れていく。以上である
・上記で説明したレシピ検討の原則にのっとっていればよいため、何を買ってもいい
・買った食材の数と品数は完全に一致するので、食材の組み合わせなども考えなくてよい
・上記を実現するためには、
ことが肝要となる。
1つは漬物系
3つは炒め/茹で系
に配分するイメージ
具体的なプロセスとしては
①放置系準備
②放置系加熱(or漬け)開始
③手間系準備
④手間系加熱
⑤全品完成
加熱せずとも食えるもの⇒加熱必須なもの、の順に下ごしらえする。
具体的には野菜⇒魚⇒肉の順に下ごしらえする
火入れ工程では水の出にくいもの(根菜類や肉魚)⇒水の出やすいもの(ナスやキャベツ)の順番に調理する
・ナス
・きゅうり
・ピーマン
・かぼちゃ
・いわし
・鶏もも肉
と設計
①きゅうりをスライス、塩と酢(調味料は二つまでのルール)、練りからしと混ぜて放置(砂糖は加えないこと!)
②かぼちゃを適当な大きさに切る。塩、オリーブオイル、ニンニクのすりおろし(調味料、薬味、油が一種類ずつ)と混ぜてオーブンに広げ加熱開始(オーブントースターでもよい)
⑥そうこうするうちにかぼちゃのローストが完成しているので、取り出す
⑩15分くらいして火が通ったらおろしショウガをたっぷり入れる
⑪そうこうするうちにイワシが焼けたら、ほぐしてちぎった梅干し、刻み葱と和える
・いわしの梅和え
高強度トレーニングに耐えうる十分なエネルギー源の確保(主に複合炭水化物)。
筋肉の分解を防ぎ、修復・成長を促す高品質なタンパク質の摂取。
疲労回復を早め、コンディションを整えるためのビタミン・ミネラル、抗酸化物質の補給。
朝食は、その日の活動のエネルギー源となる最も重要な食事です。消化に良く、持続的なエネルギーを供給できるものを選びます。
理由: 複合炭水化物で血糖値の急上昇を抑え、長時間エネルギーを持続させます。
理由: 良質なタンパク質は筋肉の分解を防ぎ、午前中のトレーニングに備えます。
理由: 抗酸化作用のあるビタミンCやミネラルを補給し、免疫力を高めます。
高強度トレーニング中は、エネルギーが枯渇しないよう、適切なタイミングで補給します。
理由: 発汗によるミネラル喪失を防ぎ、エネルギー源を供給します。
理由: 即効性のエネルギーを補給し、パフォーマンスの低下を防ぎます。
練習後は、筋肉の修復と回復が最も活発に行われる「ゴールデンタイム」です。素早い栄養補給が鍵となります。
理由: 消費したグリコーゲン(エネルギー貯蔵)を素早く補充します。
理由: 良質なアミノ酸を豊富に含み、傷ついた筋肉の修復を強力にサポートします。
夕食までの間にも、疲労回復と次のトレーニングへの準備を進めます。
理由: 少量でも炭水化物を補給し、エネルギーレベルを維持します。
夜間の休息中に身体が回復できるよう、消化に良く、栄養価の高い食事を摂ります。
理由: 消化しやすく、疲労回復を助けるオメガ3脂肪酸や良質なタンパク質を摂取します。
理由: 必要なエネルギーを補給しつつ、消化に負担をかけすぎない量に調整します。
理由: 身体を温め、消化吸収を助け、多くのビタミン・ミネラルを摂取します。
理由: 植物性タンパク質と腸内環境を整える成分を摂取します。
リカバリー重視: 練習後の「ゴールデンタイム」を逃さず、素早い栄養補給を徹底していること。
身体作り: 良質なタンパク質を継続的に摂り、筋肉の維持・成長をサポートしていること。
このメニューなら、選手たちはエスナイデル監督が求める「90分間走り続けるフィジカル」と「高いパフォーマンス」を維持できるはずです!
肉がどうしても硬いのよ。
ささみを茹でても、レンジでチンしても、ホットクックで蒸しても硬い。細かくしておかゆに入れて炊いてみたけど、いざあげようとすると子供の口には大きすぎたみたいで飲み込めなかった。
それじゃあと思ってフードプロセッサーでひき肉にしてみたけど、加熱する時に塊になっちゃって、ほぐしたけどそれでも固くなっちゃってるのは飲み込めなかった。とろみもつけたよ。でも分離するんだよね。肉にまとわりついてるわけじゃないっていうか。
色々調べたら、ささみを筋切りして凍らせて、それをそのままおろし金ですりおろして煮て、とろみをつけろって書いてある。
は?大変すぎる。時間がかかりすぎる。
生肉おろしたおろし金で生姜とかすれないじゃん。洗っても残りそうだし。
じゃあ魚、って思うけど、なんでもいいわけじゃないから。近所のスーパーは魚が塩のついたものしか売ってなくて、お刺身となるとお作りみたいになって高い。不機嫌爆弾を抱えてスーパー遠征はきつい。やるけど。1番難易度が低いからやるけど。
野菜もにんじん玉ねぎいもはいいけど、葉物とか根菜は全然柔らかくならん。20分煮ても細かく刻んでも繊維が残る。いけるかと思って食べさせるとケェってなる。
ブレンダーは少量だと使えないし、鍋も汁が少ないと焦げ付く。でも汁が多いとそれは子どもの栄養が薄くなるから良くない。
作り置き冷凍!と思ってたけど冷凍庫のキャパもあるし、そんな時間ない。子供は泣き喚く、おかゆはすぐ容器に詰めないと糊になる。作り終えて、さあ容器に詰めるぞってところで子どもが起きて、落ち着かせるのに時間がかかってダメにしたこと多々ある。
時間も11時・15時・19時っていうクソ微妙な時間で。お母さんも一緒に食べましょうって偉そうに書いてあるけど、その時間お腹空いてないのよ。私も人間だから、お腹が空くタイミングってある。子どもが寝ててずれ込むこともあって、仕方なく途中でお菓子食べて待ったりして、太る太る。てか自分の分の調理する時間がない。今日夕食までに食べたもの、きゅうりとチョコとあられ、卵かけご飯。旦那のご飯と子どもの離乳食、そしてその片付けで手一杯。哺乳瓶は洗っても洗っても溜まる。マグは洗うのクソめんどい。
それを少し楽にしてくれるのがベビーフードだけど、最大シェアの和光堂は異物混入多発してるのにだんまり。調査も報告もしてくれない。すき家の時はあんなにスピード対処だったのに。ベビーフードなんか使う親が悪いってか?これも子育て罰か?
これ読んでくれた男の人がいたら、力を貸してよ。和光堂は騒いでるのが女だから舐めてんだよ。男の人が騒いだら変わるよ。お願い。
割とそうじゃね? 根菜とかちょっとの寒暖差で収穫前なんかフンッだよ
米に関しては落ちたとはいえ他の農作物に比べて消費量が圧倒的で、収穫時期もほとんど固定されている
だから市中に十分な在庫がなくなったときから値段は高止まりになる
あと他の食材だとなくてもなんとかなる(牛丼ですらBSE牛肉問題で豚肉に切り替えが発生した)けど、
でいま家庭用と事業者用はだいたい半々(350万トン)だけど、おそらく中小事業者は家庭用で買うこともあるだろう。
事業者はコメが最終的に食われようが食われまいが在庫は確実に確保するから、家庭用小袋から消滅する。その結果末端価格は高止まりになってしまう
そもそも農水省の主張する700万トンが実際に供給・調達されてるかって話もあるしな
結局備蓄米の放出だってJAの委託倉庫の中をグルグルしただけで9割市中に出てないわけで、納入業者も調達あきらめたりしてる。
現在進行系でベルリンに住んでる勢です。(と言っても2年くらいなのでまだまだ新米という感じ。)
ドイツといっても、首都ベルリンに関してはかなり毛色が違うので、自分の視点で色々してみる。
メインで使ってるのは英語なので、ドイツ語は簡単な文法と定型フレーズが使える程度で全然話せません。
あと単身なので、家族で済むとかになると全然話が違ってくるかとは思います。
(日本にいたときから病気も怪我もほとんどしたことがない人間です)
ビザの時点で任意保険加入必須で、保険証明書で病院での支払は免除になります。保険料は月2万円弱(多分年齢や属性による)
ストはありますねー。多いときで週の半分くらい地下鉄が止まるのが月2回とかそんな感じ。
地下鉄、地上線、トラム、バスと4種類あって、半分くらい止まるのでそれ以外のルートでなんとかするイメージ。
困るには困るけど、よくあることなので、職場とか学校は事前連絡が来ます。
東京でいうと、台風とか雪で電車止まるかも!ってのと同じくらいの頻度だと考えるそこまでひどい話でもないのでは?
ベルリンは公共交通の本数自体は東京並みに多いので、定時運行が崩れたとてそんなに困ることはないです。
バス・トラムのチケットが電車と共通で、乗り換えがスムーズなのも良いところ。
別の都市に行くときとかはD-barn(日本で言うJR。ドイツの都市同士を繋ぐ路線)を使うのだけれど、
そのダイヤ乱れは本気でやばい。2時間遅れとか全然ザラ。アナウンスが流れるとみんな諦めて時間を潰しに行く。
あと、座席の予約システムが、「予約されてなければ自由席」という謎スタイルで、予約しているかどうかの表示も曖昧なので、
予約したのに人が座ってる・・・。ってことも割とある。あとは、当日車両編成が変わってて自分の座席がないとか。
現地でもこのあたりのサービスの悪さは定評がある。
D-Barnは定時運航率50%切るらしくて、そのせいでスイスとの相互乗り入れがなくなったらしい。草。
ヨーロッパの中では相当良い方。他の国でよくある、繁華街のひったくりの心配はほぼ無し。
目安としては「深夜の地下鉄に女性が一人で乗っても大丈夫」というレベル。
(他国の話だと、イタリアのローマ中央駅でパスポートごとハンドバッグをすられたのは今でもトラウマなので、個人的にここはかなり重要ポイント)
ただ、
・道端や電車の中で物乞いをする人(ただ座ってるのではなく積極的に話しかけてくる)
みたいなのはたくさんいて、それを体感治安としてどう捉えるかは人次第かと。
あと、マリファナは現状かぎりなく白に近いグレーなので、公園によっては売人が佇んでたりとか。
旧東ドイツエリア(Neuköllnとか)に行くと、あきらかにガラが悪くなって面白い。
イメージは歌舞伎町とかが近いか。しょっちゅう歩くけど、雰囲気以上の実被害はない。
生粋のベルリン育ちの人からすれば、自分ら東アジア系が我が物顔で歩いてるのも「得体のしれない」度では変わらないだろうし
そういうのはお互い様だと思ってる。
ベルリン御当地ネタの定番が「店員に”わたしドイツ語喋れないから英語でお願い!”って言われた」になるくらい。
電車に乗ってると半分以上はドイツ語以外の言語を話しているし、
ケバブ屋でよく見るトルコ系に関しては移民3世の「トルコ系ドイツ人」であることも多くそもそも彼らは外国人じゃない。
シリア系もそのうち同じような立ち位置になっていくはず。いわゆるヒジャブしている系のムスリムもたくさんいます。
EU圏はビザ無しで相互就労可能なので、フランス語やらスペイン語も飛び交ってます。
日本でいう現地人/外国人とか、外国人=観光客、みたいな単純な線引きは一切できません。
バリやロンドンで噂に聞くような「移民で都市サービスが崩壊してる!」みたいな事象は一切感じたことが無いです。
なんとなくコミュニティは別れているし断絶もあるけど、秩序は保たれているように見える。
の2パターンがあると思うけど、(1)に関してはベルリンでも、観光で訪れた他の都市でも1度もないです。
(自分の海外経験でいうと、フィリピンの地方を歩いてると「韓国人?韓国人?」って感じで子どもが笑顔でついてきたことが一度あるくらいか)
(2)に関しては、渡航当初は何度かあったけど、ドイツ語で簡単なやり取りができるようになってからは全くなくなったし、みんなフレンドリーに接してくれる。
これもよく言われる話だけど、「あいさつ」「笑顔」みたいな社交コードがないと、そういう対応を受ける可能性はそれなりにあると思う。
日本の町中で中東系っぽい男性が仏頂面でこっちにきて、なんだかわからない言語で話しかけてきたとして、笑顔で対応できますか?
これ、実際は中東系じゃなくてインド人だし、なんだかわからない言語、はインド訛りが強いだけで実は超シンプルな英語で話しかけているのかもしれない。
ヨーロッパ系の人からすれば日本人と中国人の区別なんてつかないし、日本訛りの英語はなかなか通じないことが多いので、向こうからすると多分似た感じ。
こっちに来て思ったのは、「国を超えても、結局は社会的同質性の近いコミュニティに属することになるから、日本と対して変わらん」
そもそもドイツ人って誰?という話は先に述べた通り。街に出れば多人種で溢れているので、店先のやりとりも異文化コミュニケーションのほうが多いくらい。
自分は英語のコミュニティで生活しているので、リベラルかつ多文化リテラシーの高い人ばかりだし、
Slackで「今度ユーロ議会の選挙があるから、極右政党の進出を止めよう!」みたいなのが平然と流れてきます。
そうではない「大多数の一般人」とは接点の持ちようがないし、おそらくそこには隔絶があると思う。
事実として、AfDみたいな極右政党が順調に議席を伸ばしているわけだけど、少なくてもベルリン、かつ私の生活範囲では当面大きな変化があることはないのではと思う。
自分はこうした多様性で恩恵を受ける側なのでこうした状況は好ましく思えるけど、それで自分たちの居場所が奪われると感じる現地の人もいるだろう、という想像力は持ちたい。
「値段の割にクオリティが低くてがっかりすることが多いから開拓する気がなくなる」
一言でいうと、
「うちのスペシャリテだぜ!って言って出てくるのが焼いた肉にソースを掛けただけ」
という感じ。
おそらくだけど「美味しいものを食べる」に対する期待値と感度が違いすぎる。
外国人がやってる料理(アジアンとか中華とか日本料理とか)もそれに引きずられて、
日本人からすると、今ひとつ美味しくない感じになってることが多い。
ビール・ソーセージは既製品なのでそもそもレストランで食べる必要がない。
カリーブルスト?まじでフランクフルトにカレー粉かけただけだよ、なんであれが名物ヅラしているのか本気でわからない。
日曜日やクリスマスシーズンは広場に屋台が並ぶのでいろいろ試したけど、正直どれも想像を超えない味だった。
外食で唯一定期的に食べたくなるものはケバブ(Döner)。ベルリンの誇るべき名物といっていい。
味の付け方とか、野菜のバランスとか店によってちゃんとこだわりを感じる。
料理が趣味なのでドイツ料理の本を何冊か買って一通り作ったのだけど、
文化としての「ドイツ料理」はちゃんと存在しているし、独自性もある。
畜産品、特に加工製品のクオリティはやっぱり高い。誇りを感じる。
ソーセージはまじで美味しいし種類も多い。
ソーセージはドイツ語だとWürstなんだけど、これは「肉製品」くらいのカテゴリで、
レバーペーストとかパンに乗るスプレッドタイプ(Teewürst)、なんなら味付けして真空パックされた生肉(Metwürst)とかも含まれます。
ビアシンケンみたいな日本もよく見る薄切りハムも、食べてみると全然クオリティが違う。
寿司のクオリティがが日本とそれ以外の国で違うように、肉の鮮度や加工法とか、根幹となるレベルがそもそも違うんだろうな、という感じ。
バラエティも多くて、血を使ったやつとか、ゼリー寄せになってるやつとか、全部うまい。日本では絶対食べれない味ばかり。
バラ肉ベーコン(Bauchspeck)も炒め物やスープに入れると風味の主役!って感じ。
じゃがいもは、日本でいう「インカの目覚め」みたいな味が濃くてネットリしたやつ(Festkochened)が主流で、
さっき行ったバラ肉ベーコンとカリッと炒めるとうまい。スープにしても良いし、グレーターで削ってロスティにしてもいい。
野菜やスープ(Suppe)や煮込み料理(Eintopf, Gulasch) も、だし・乳脂肪分、ハーブの組み合わせに説得力があって、
日本と違ってこれが1日のメインディッシュになるのもわかる、という感じ。
ちょっといいスーパーに行くと、春は白アスパラ、秋はきのこ、冬は根菜、という感じでちゃんと「旬」があるのも嬉しい。
野菜は日本のより若干固くて味が濃い感じで、料理のしがいがある。
マーケットで生のポルチーニ(Steinpilz)がキロで売ってて、初めて食べたが絶品だった。
(ドイツ人にSteinpilzうまいよね!っていったら「なにそれドイツの食べ物じゃなくね?」って言われたけど)
日本の「焼き立てで美味しいパン」って大体フランスのブーランジェリー系だけど、それとは若干方向性がが違って、発酵なにそれおいしいの?みたいな趣。
ライ麦や、ひまわりの種やかぼちゃの種を練り込んで、どっしりとしてる。美味しいし、安い。
前述の肉製品を乗っけたり挟んだりするスタイルとめちゃくちゃ相性が良くて、それだけでに美味しく1食分になる。
というかドイツ人はまじで加工肉・パン・チーズだけで3食過ごしてる。
あと、日本で言うプレッツェルは、こっちだとアルカリ溶液を使ったLaugenという生地のパンとして、
いろんな形状と種類がある。香ばしくて塩気が効いてうまい。
ビールは外せない。ドイツ料理においては、アルコールと言うより、白米的なポジションだと思う。
まず種類が多い。「世界のビール」の多様性が、ドイツにおいては「何の変哲もない普通のLagar」という1ジャンルに収まってしまうくらい。
乳酸菌発酵したやつ(Weizen)とか、肉並みにコクがあるやつ(Oktoberfest)とか、ビールの概念が拡張されまくる。
輸入ビールにも寛容で、チェコの黒ビールなんかも余裕で買えるし、日本食ブームだから、アサヒ・キリンも普通に売ってる。
ただ、ある程度時間が立つと舌が慣れてきて、もう安いブランドの箱買いでいいやってなる。
中華料理の材料とか、南アジア系のスパイスが日本よりも手に入りやすいのも自炊勢としては楽しい。
ちなみに、ハンブルグとかドレスデン、ウィーンあたりも遊びにいったけど、
スーパーのレパートリーはそんなに変わらなかったのでこのあたりはドイツ共通かと。
公共サービスとか物価、税金についても書こうと思ったけど、食べ物が長くなりすぎたのでこのへんで。
あくまで「外国人として」ではあるけど、慣れてしまえばそんなにストレスがないし、