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はてなキーワード: 一つの中国とは

2025-11-16

感情論外交を語るな

今の中国の振る舞いが気に食わない、高市氏の発言スカッとした。それは結構だ。個人の感想としては自由だろう。だが、それを国家外交戦略として肯定し、従来の「どっちつかず」な態度を「弱腰」だの「中国への阿り」だのと断じるのは、あまり国際政治イロハが分かっていない。「敵か味方か」「善か悪か」という幼稚な二元論しか世界を見られないのなら、外交について語るのはやめたほうがいい。

面子」は感情ではなくシステム

まず決定的に理解が足りていないのは、中国という国家における「面子」の機能だ。お前らはこれを「中国人のプライド」程度の、単なる感情問題だと思っているのだろう。だから相手の顔色をうかがう必要はない」などと言えるのだ。

中国共産党体制において、面子とは統治正当性担保するシステムのものである。「中華民族復興」を掲げる以上、核心的利益台湾など)で公然面子を潰されれば、彼らは体制維持のために、経済合理性無視してでも強硬手段に出ざるを得なくなる。つまり相手面子を潰すという行為は、相手から合理的判断(=戦争は損だからやめておこうという判断)」を奪い、暴発へと追い込むトリガーを引くことに他ならない。

高市氏の発言が危ういのはまさにここだ。「守る意思」を示すのは良い。だが、それを言葉にして相手の逃げ道を塞げば、相手コスト度外視で殴り返してくる。相手を暴発させずにコストだけを認識させる、そのギリギリラインを突くのが外交であり、素人喧嘩自慢とはわけが違うのだ。

敵の中の「味方」を殺す愚策

さら絶望なのは相手国を一枚岩の「悪の帝国」としてしか捉えていない点だ。中国共産党内部にも、経済合理性を重視し、欧米との協調模索する穏健派(非強硬派)は確実に存在する。彼らは、今の独裁体制の中で息を潜めながら、強硬派暴走を止める機会を窺っている。

日本が「一つの中国」という建前(面子)を維持し続ける最大の意義はここにある。我々が面子を立ててやることで、中国国内穏健派に「日本配慮しているのだから、我々も過激な行動は慎むべきだ」と主張するための論拠(武器)を与えているのだ。

それを「白黒つけろ」といって放り投げればどうなるか。

中国国内ナショナリズム一色に染まり穏健派は「売国奴」として粛清されるか、沈黙するしかなくなる。結果、中国意思決定は強硬派に一本化され、軍事衝突リスクは跳ね上がる。「どっちつかず」をやめるというのは、敵の内部にいるブレーキ役を自らの手で殺すのと同義だ。これほど利敵行為に近い愚策があるか?

配慮」と「賛同」の区別もつかないのか

最近ネットでは「中国配慮するリベラル中国の手先だ」といった短絡的な言説が溢れているが、知性の劣化もここに極まれりだ。「相手の主張に賛成すること」と、「国益のために相手面子配慮マネジメント)すること」は、全く別のレイヤーの話である

一つの中国」を表面的に支持しつつ、裏で台湾実質的関係を強化する。この「戦略的曖昧さ」こそが、中国を縛り付け、現状変更を許さず、かつ戦争という最悪のコスト回避するための、最も冷徹計算高い「封じ込め政策なのだ。これを「信念がない」「コウモリだ」と批判するのは、高度な嘘で成り立っている国際社会現実から目を背け、自分気持ちのいいカタルシスを求めているだけに過ぎない。

スカッとしたいなら映画でも見ていろ。

我々が求めているのは、一時の感情的満足ではなく、明日平和に暮らせるという実利だ。そのためなら、笑顔で嘘をつき、嫌いな相手面子を立てることくらい、大人なら当たり前にやるべきことだろう。

2025-11-15

anond:20251115000541

ご指摘の通り、日本政府は長年、「台湾有事日本有事と直結する可能性が高い」との認識を示してきました。例えば、岸田前政権下の防衛白書(2021-2024年)では、台湾海峡の緊張を「地域平和と安定に対する最大の懸念要因」と位置づけ、日米同盟の強化を強調していましたが、存立危機事態認定については「ケースバイケースで判断」と曖昧に留めていました。これは、日中共同声明1972年)に基づく「一つの中国原則尊重し、中国との外交関係悪化を避けるための配慮です。

高市首相発言の違いは以下の点にあります

具体性の増大:従来は「可能性が高い」との抽象的な表現が主流でしたが、高市氏の答弁は「戦艦を使った武力行使」を例に挙げ、「どう考えても存立危機事態になり得る」と断定的に述べた点です。これにより、日本台湾有事集団的自衛権他国支援のための武力行使)を行使するシナリオを、国民国際社会に強く印象づけました。

タイミングの影響:発言直後、中国抗日戦勝80周年の機運が高まる中でこれを「反日感情を煽る行為」と捉え、反応を強めました。石破茂幹事長自民党からも、「歴代政権は断定を避けてきた」との批判が出ています

この「一歩踏み込んだ」表現が、発言内容そのものではなく、外交文脈での解釈をめぐる問題を生みました。国内では防衛強化派から支持を集めましたが、野党一部メディアからは「緊張を助長する」との声が上がっています

2025-11-12

anond:20251111185602

そもそも台湾有事海上封鎖!ってのもアレで、日本外交力があれば別に確保はできるんだよな

特に念頭にある中台問題あくまでも一つの中国って内戦の延長だから世界理解を得るために封鎖しないのは普通にありえるし

でも一つの中国原則だと、台湾中華人民共和国なんだろ?

例えば、住民票台湾に移したら、移転先は中華人民共和国ってことで事務処理されるんだろ?

役所的には。

2025-11-11

anond:20251111093811

すごく鋭い視点ですね。

実は「戦略的あいまいさをやめて、明確化(strategic clarity)した結果、逆に情勢を不安定化させた」例は、現代史の中でいくつもあります代表的ものをいくつか挙げます

■① 2003年イラク戦争前の「悪の枢軸発言米国

ジョージ・W・ブッシュ政権イラクイラン北朝鮮を「悪の枢軸」と名指しして「体制転換(regime change)」を公言しました。

これにより、あいまいだったアメリカ方針が「明確に敵視」に転換。

結果どうなったかというと、

イランは「次は自分たちの番だ」と恐れ、核開発を急加速。

北朝鮮は「抑止のためには核しかない」としてNPTを脱退し、核実験路線突入

まり、「あいまいさを捨てたことで、敵側に先制的な行動を促してしまった」典型例です。

■② 2014年ウクライナへのNATO拡大明言(欧米

冷戦後NATO旧ソ連圏への拡大を「あいまい」にしていました。

しかし、2008年ブカレスト会議で「ウクライナジョージアは将来加盟する」と明言。

この「明確化」がロシアにとって「NATOがいずれ我が国境に来る」という恐怖を確定させ、

結果として2008年グルジア侵攻、2014年クリミア併合2022年の全面侵攻へとつながった、という見方専門家の間で強いです。

まり、「明確にした瞬間に、相手が『今のうちにやるしかない』と決断する」構図。

あいまいさがあれば、抑止が機能していた可能性が高い。

■③ 1950年朝鮮戦争戦前米国声明

ディーン・アチソン国務長官演説で「アメリカ防衛線アリューシャン列島日本沖縄フィリピンを結ぶ」と発言し、朝鮮半島を外した。

これが北朝鮮スターリンに「アメリカ韓国を守らない」と受け取られ、侵攻を決断させた。

まりあいまいさを欠いた結果、戦争が始まった事例です。

■④ 現代米中関係における台湾防衛の「明言リスク

アメリカが「台湾防衛を明確に公約すべき」との声がありますが、

それを本当にやると、中国は「それなら武力統一の準備を早める」と判断しかねない。

現状の戦略的あいまいさ(台湾関係法+一つの中国政策)は、

「やるかもしれない」「やらないかもしれない」という抑止のバランスで保たれています

ここを明確化したら、東アジア安全保障構造が一気に緊張化する可能性が高い。


要するに、

あいまいさをなくせばスッキリする」と思うのは国内政治的には分かりやすいけど、

国際政治現場では、あいまいさこそが“冷静な抑止”の土台なんです。

言い換えれば——

「明言する勇気」よりも、「黙ってバランスを取る冷静さ」の方が、はるかに難しく、そして重要です。

2025-07-27

劉仲敬と各国の言論人との思想的結びつき

日本反中言論人との相性

日本保守派言論人は、安全保障経済技術現実的リスクを重視し、「中国」という単一大国モデル立脚して警戒を表明します。一方で劉仲敬は中国を多様な文明圏(諸夏)の集合と捉え、中央集権的な「大中華」神話解体理論的に唱えます。このため、表面的には「中国への警戒」という点で共通しますが、日本言論人が問題とする「中国の脅威」を、劉はより深層の歴史構造として捉えています日本言論界が打ち出す防衛強化や経済安全保障策に対し、劉の文明圏論は政策根拠として理論裏付けを与え得る――こうした点で両者は補完的です。ただし、劉の抽象的・学究的アプローチ大衆向けの論調とはやや距離があるため、直接の協業や共同声明のような即時的連携には向かないというズレもあります

アメリカ反中言論人との相性

米国の対中論者は、覇権競争人権問題貿易軍事面での衝突を中心に据え、「自由主義陣営オーソリタリアン体制」という価値対立を前面に出します。劉仲敬もまた米中を対立する二つの文明圏とみなし、その構造必然性を指摘する点では親和性があります特に中央集権的な中華体制民主化できない」とする劉の見解は、米国側の「中国は変われない脅威」という議論学問的に補強します。しかし、米国言論人が提唱しがちな軍事同盟強化や経済制裁の即効策に対し、劉はむしろ中国内部の多元自治・分裂を促す戦略示唆するため、手法論では差異があります。長期的視野での「文明共存」を標榜する劉の立場は、米国短期的・戦略思考とは一歩引いた関係と言えます

台湾反中言論人との相性

台湾言論人は、自国主権民主制度を守る切実さゆえに、感情的かつ愛国的に「中国統一圧力」を批判します。劉仲敬もまた「一つの中国」を虚構と見なす点で共鳴し、台湾独立した「夏」の一つと評価します。そのため、理論的には台湾側が狙う「国際社会への承認」や「軍事的抑止」よりもさらに深い歴史文明論を提供でき、台湾アイデンティティ確立裏付け哲学的支柱になり得ます。ただし、台湾現実主義的な安全保障外交路線(米中間を巧みに泳ぐ戦略)に対し、劉の「中国解体」的アプローチは極端と受け取られることもあるため、政策レベルでの直結性は限定的です。

香港反中言論人との相性

香港言論人は「一国二制度」の破綻言論弾圧を肌で感じ、切実かつ直接的に自由法の支配回復を訴えます。劉仲敬が香港独立した文明圏と認め、その自治文化圏尊重する立場は、まさに香港民主派の理念合致します。特に中央約束脆弱」という劉の批判は、香港人が経験した裏切り感に理論言い訳を与えるものです。反面、香港言論は目の前の弾圧と闘う実践性が強く、劉の長期的・理想的な「多元的連合体」像は今すぐの救いになりにくいという難しさがありますしか精神的支柱としては大きな共鳴を呼び、思想的な結びつきは最も強いと言えるでしょう。

https://anond.hatelabo.jp/20250727122945

劉仲敬から見た台湾位置づけと評価

https://anond.hatelabo.jp/20250727120239

劉仲敬から見た台湾位置づけと評価

1. 台湾独立した「夏(文明圏)」の一つ

劉仲敬は台湾中国大陸の一部として一律に扱うのではなく、歴史的文化的独自文明圏として捉えています。つまり台湾中国の周辺の亜流や単なる「一県」ではなく、独立した文明圏ひとつです。

2. 多民族多文化の複合体としての台湾

台湾には漢民族系だけでなく、原住民や後から移民、そして独自言語文化があります。こうした多様性台湾を単なる中国の一部とは異なる存在にしています

3. 中国大陸中央集権統一モデルへの批判立場

劉仲敬は中国共産党の「一つの中国政策や「中華民族統一神話批判し、台湾独立自治は「自然歴史的帰結」と見る傾向があります

4. 台湾独自政治的文化的主体性承認

彼は台湾民主化自由主義的な政治体制評価し、中国大陸中央集権体制とは別の政治文化圏として尊重しています

5. 琉球沖縄)や他の周辺地域との比較

劉仲敬は琉球新疆チベットなどもそれぞれ独立した「夏」として評価しており、台湾も同様に多元的文明圏の一つである位置づけています

まとめ

ポイント 劉仲敬の見解

台湾独立した文明圏(夏) 中国の一部ではなく、歴史的文化的独立した存在

多民族多文化の融合体 原住民移民など多様な民族文化共存している

中国中央政府統一神話否定一つの中国政策虚構政治的神話とみなす

台湾民主的政治体制評価 自由主義的な政治文化圏として尊重

周辺地域と並ぶ多元的文明圏 琉球新疆チベットと同様に独自文明圏として認識

2025-03-21

台湾は国ではありません。

日中共同声明第三項より、

中華人民共和国政府は、台湾中華人民共和国領土の不可分の一部であることを重ねて表明する。

日本国政府は、この中華人民共和国政府立場を十分理解し、尊重し、ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する。

この声明にあるように、これが1972年より変わらない日本政府立場です。

近年であれば、令和5年5月9日国会にて

一 中華人民共和国政府が自らの立場について表明し、これに対し日本政府が「十分理解し、尊重し、ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する」と述べた日中共同声明は、台湾中国領土の不可分の一部であるという、いわゆる「一つの中国」を日本政府が認めたものであるとの認識は正しいか。正しくないのであれば、日本政府が「一つの中国」を認めない理由は何か。

という質問について

一について 台湾に関する我が国政府立場は、昭和四十七年の日本国政府中華人民共和国政府共同声明第三項にあるとおり、「台湾中華人民共和国領土の不可分の一部である」との中華人民共和国政府立場を十分理解し、尊重するというものである

と、当時の岸田文雄総理大臣が答弁しています

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b211055.htm

日本アメリカの犬ですので、有事の際にも基本的には中華人民共和国政府立場尊重しつつ、最終的にはアメリカ判断追従すると思われます

anond:20250320202126

増田台湾の現状、つまり独自政治体制民主主義さらには多様な文化背景を強調して、台湾独立国家として存在していると主張していますしかし、この主張に対しては、いくつかの疑念が生じる点があります

まず、台湾現在独自政府憲法を有していることは事実です。しかし、その政治体制が発展した背景には、国共内戦冷戦構造といった特殊歴史的経緯があるため、「自発的独立」というよりも、外部勢力の介入や国際政治の影響が大きく作用している側面が無視できません。例えば、台湾国際社会で「一つの中国」として扱われる理由の一つに、戦後ポツダム宣言や開羅宣言に基づく返還の国際合意がある点が挙げられます。これらは、台湾歴史的中国の一部であったという事実裏付けものです。

また、増田台湾における多様な民族文化肯定的に捉え、独自アイデンティティ形成されていると述べていますしかし、歴史的には台湾清朝時代から中国行政区画として運用されており、後に国際的合意の下で中国返還されるべきだという議論も根強いのが現実です。つまり台湾内部の文化多様性は、中国大陸から移民交流の結果であり、これをもってして台湾根本的に独立した存在であると断定するのは、歴史連続性を無視しているのではないかという疑念があります

さらに、台湾独自政治運営している現状が、すなわち民主主義の成果であるという点も、外部から圧力冷戦時代の影響を背景にしているため、その「独立性」が本質的自発的ものなのか、あるいは一時的国際政治産物なのかという疑問が残ります日本の歴史国際政治の現状を考えれば、台湾問題は単なる内部の運営体制だけでなく、過去から続く歴史的連続性や国際法上の合意さらには大国間の力関係が複雑に絡み合っている問題であることを忘れてはなりません。

このように、増田の主張には、台湾の現状を強調する一方で、歴史的背景や国際政治文脈を十分に考慮していないという批判可能です。日本の多くの方々は、台湾民主主義独自政治体制に魅力を感じる一方で、歴史的事実国際法上の合意といった観点からは、台湾本来中国の一部であるという見方理解されるべきではないか、という疑念を抱くかもしれません。

2025-03-20

anond:20250320122853

そもそもの話日本台湾を国として認めたことなんて一度もない

この話はもう国際的にケリがついてて自称中華民国なる勢力は国ではありません

一つの中国という名の下で中華民国はすでに亡きものとされており継承国家中華人民共和国

これはアメリカ国連ですら認めている決定事項だ

増田ブクマカはまずここを抑えるべき

それはそれとして台湾島にいる民主的政治をしてる勢力については

取引はするし中国武力台湾を叩きつぶさないでねってほかの国が中国に働きかけてやってる

これが台湾の実情

anond:20250320122853

なのは中華民国だよ。

中華民国大陸部分の中国台湾島やついでに尖閣諸島あたりを自国領土だと主張しているけど、実効支配しているのは台湾島だけだよ。

中華人民共和国大陸部分の中国だけでなく台湾島尖閣諸島領土を主張しているけど台湾島実効支配していないのと一緒。

中華民国中華人民共和国日本も、「世界中国は1つだけ」という「一つの中国原則」を支持している。

2025-03-13

anond:20250313081121

ウイグルとか台湾一つの中国などの政策に意を唱える

そんな人物採用していないんだろうか

気にしてるなら立ち位置がそちらの陣営と言われるのは致し方ない気はする

2024-07-09

anond:20240709005643

フランスでは「金の亡者」は瀕死になり、「一つの中国万歳ロシアウクライナ侵攻万歳」と叫ぶ「左派」と野合して急伸する「右派」に対抗せざるを得なかった

この時点で何も知らないの確定やん

左派がその思想ならロシアから資金援助してもらってるルペン率いる極右国民戦線連合するに決まっとるやんけ

現在政治世界には「右派」と「左派」と「金の亡者」がいて

それがきれいに三分割されたのが今のフランス議会

左派」が遠い昔に死に絶えてしまって「右派」と「金の亡者しか選択肢がないのがアメリカ

右派」はもともと存在せず、「左派」は死にかけ、宗教団体にも支えられた「金の亡者」が一強なのが日本

右派」も「左派」もそれぞれの立場なりに国民のことを考えているが、「金の亡者」は金のことしか考えない

「金の亡者」はリベラルでございという顔をして「右派」を「極右」とレッテル貼りして攻撃する

フランスでは「金の亡者」は瀕死になり、「一つの中国万歳ロシアウクライナ侵攻万歳」と叫ぶ「左派」と野合して急伸する「右派」に対抗せざるを得なかった

アメリカでは「金の亡者」は完全なボケ老人。代わりが見つからず、女ならよし、黒人ならなおよし、ってことになるかも

金融資本主義で伸長した「金の亡者」なんだから、その終わりとともに死んでいくべきなのに、下手に金だけはあるのでいろんな情報戦術で生きながらえている

ネトウヨパヨクと罵り合わせておいて美味しいところをとるという手法も、いつまで続くんでしょうね

2024-01-14

台湾話題になると「おまえ一つの中国理解してないのに台湾独立応援してんのか??中学校からやり直せよ????」という人がゾロゾロ現れる問題

下手したら台湾国名と思ってる人たちまででてきて、日本人くんさぁ、ちょっとバカすぎない?ってなる

anond:20240114074528

政治に詳しくないか政治トーク始めるのインターネットらしくて実にいいんだが、中華人民共和国中華民国も現状において一つの中国という点では同意してるし、台湾の現状は一国二制度ではなく(一国二制度マカオとか香港とかの一定自治権を持つ地域のこと)「賊軍である国民党自国領である台湾地域を不当に占領している」だし、台湾独立台湾国内のムーブメントとしては無視できないレベルの勢いはあるが、国家としてそれを主張したことは一回もない。

政治に詳しくないなら詳しくなってから語ろうや

中国台湾統一必要なこと

つい先日、台湾総統選が行われた。

政治のことはよくわからないが、中国台湾一国二制度をやめ、省の一つとして制定し、台湾を含めた「一つの中国」の実現を目標としている。

一方台湾は、中国とは全く別の独立国として建国したいという目標がある。

中国では抗日戦争ドラマ映画には悪い日本軍人が出てくるのはお決まりなのだが、それを手助けする国民党軍もまた決まって登場する。これはもう中国戦争ものといったら外せない登場人物になっている。

ストーリーはどれもお決まりパターンで最終的には絶対的である共産党軍の勝利で終わる、というものであり、勧善懲悪もの教科書のようなものばかりである

そういったドラマに慣れ親しみまた公教育などでも国民党軍の悪事に触れてきている中国人にとって台湾人とは、非国民の後代であるという認識が非常に強い。

それで特に最近は何かにつけて「台湾独立」という話題ニュースを賑わらせており、中国人ならば台湾に対して「中国を困らせる子悪党」という認識を少なからず持っている。

簡単に言うと、中国大陸人は「立派な大人」、台湾人は「悪さをしでかす悪ガキ」であり、中国人としては、悪い大人に騙されている子供台湾)に早く家に帰ってきてほしい、そんな風に台湾に対しての思いがある。

中国庶民レベルでもこのような台湾人に対するレッテル貼り存在する限り、台湾中国からの話に耳を傾けることは到底あり得ないだろう。

先日、中国人の友人からの話が興味深かった。

彼女とある中国人の音楽家と知り合いになって色々と話し込むうち、その人の生い立ちの話になった。なんでも、彼が幼少の頃、両親が国民党であったという理由共産党軍人に●されてしまったが故に、共産党を非常に恨んでいる、というのである。そういった観点中国共産党を見たことがなかった友人にとって、大きな衝撃だったようだ。

もし、国民党軍さえ存在せず中国が丸裸だったとしたら、日中戦争では中国にとってもっと酷い惨状になっていたのかもしれない。

中国が真に台湾統一を目指したいのであれば、共産党を中心とする歴史観ではなく、もっと幅広い視点必要なのだと思う。

簡単台湾独立とか言うな

気軽に「台湾独立する気なんだな!」「独立応援してる!」みたいに言う日本人多いけど、「台湾独立」というか「台湾とはなんぞや」だけでもめちゃくちゃスタンス色々あるからマジで簡単に言うな。学んでから言え。

  1. 台湾中国の一つの省に過ぎないよ派(一つの中国
    1. 中国とは中華人民共和国=中国共産党だよ派(これが大陸側のスタンス
    2. 中国とは中華民国であり、大陸も含めて返せよ派(現状の台中問題が始まった時の台湾側=国民党スタンス
  2. もう中華人民共和国中華民国は別の国ってことで!派(2つの中国)(独立した中華民国という別の国であり実効支配エリア台湾島+その他と考える)
  3. 中華民国じゃなくて台湾って国だよ派(生まれた時から台湾島の世代かに多い新しい概念パスポートなどの表記中華民国から台湾に変更する運動などがある)

上記以外のスタンスもあるし、上記の中にもさらに細かくスタンス違いもある。独立するぞ派と既に独立してるよね派とか。

ちなみに蔡英文スタンスWikipediaからまんまコピーすると「2016年総統就任した蔡英文民主進歩党)は、「二つの中国」の立場に立っており、既に中華民国(台湾) は独立国家であるので独立宣言などする必要がないという「天然独」の考え方である、一方で中華民国を認めず台湾独立を主張する陳水扁のような急進的な独立運動とも距離を置いている」

国民党は敵だった共産党となぜ関係もつのか?みたいな話で言うと、「ひとつ中国から台湾だけ独立とかそういうのは違うよな」に関しては一致してるから

あと、台湾は昔から台湾にいた漢民族中国共産党から逃げてきた漢民族原住民客家とかアイデンティティがたくさんあるから立場によってもちがう。原住民にとってみたら、勝手に清にされたり、漢民族入ってきたり、欧米がやってきたり、日本になったかと思えば、また中国になって、その上漢民族同士の争いに巻き込まれてる。

2023-08-14

anond:20230814171404

習近平自身がやりたいって言ってるわけよ

今までの政権でも台湾有事ちらつかせることあっても

そりゃ外交交渉で有利になろうとかそんな感じで西側ガチとは思って無かったのよ

でも習近平は違うわけよ

台湾欲しいのは経済的利益のためでもなければ、交渉で有利になるためでもない

損しようがどうしようが一つの中国という信念のためにやりたいわけよ

こういうのが一番やばいのよ

2023-06-02

anond:20230601110312

人権思想が持続可能じゃないヤバさを深刻に考えてない人が多くてびっくりするね。

あなたのその素晴らしい人権思想、100年後の人口が半減した未来で守られると思ってるんですか。

守れないでしょ。女性子供2人産むのが義務付けられててもおかしくないよ。

これくらい極端で昭和下の人レベルになってても不思議じゃないね

なによりも、強権的で国の拡大に勢いつけたい隣国がいるわけでしょ。もっと先に似たような政策やって国力の維持に力を注いで、弱った周辺国家を侵略するかもしれないよ。

植民地は当然一つの中国思想になるわけで

あなた大事にしてた人権思想なんて放棄せざるをえないね

SDGsの何が大事か分かってないな。持続可能じゃないと次の世代現代の水準も維持できないってことだよ。

2022-12-20

anond:20221220012545

しろ一つの中国を心から支持せず二枚舌でやり過ごそうとしたのでは?

某V事務所一つの中国を支持したがために中国関係あるゲームが出来ない問題

今○ガのM○とコラボしてるけど雀○が中国系なので仕方がなくM○と手を組むしか出来ないんよな

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