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はてなキーワード: 独立とは

2025-11-17

anond:20251117160053

沖縄中国人に乗っ取られてる〜」「売国奴独立を企んでる〜」って差別攻撃してんのウヨクだけどな

anond:20251116231311

性欲を外部パーツのように切り離せる、独立している、オンオフできるコントロールできるものだと思っている

そういう認識バグが当たり前になっている先進国住民が歪んでいる

人間理性的な行動だと思っている行動は、本能を別の本能で上書きしているだけだというのに

私は本能に振り回されない、などと本気で信じている人間は愚かで、まさしく動物的だと思わされる

anond:20251117120020

AIくせえな。オイ。

だったらこっちもAIに回答させるわ。

1. 「AI増田元増田の主張を 弱い形に書き換えて から殴っている」

典型的ストローマン藁人形論法)。

元増田の主張:

「内政論を使って武力侵攻を正当化するのは、ロシア論法と同じ構造

台湾地位が未確定でも、武力による現状変更国際法NG

「内政と言い張れば侵略正当化できるなら世界秩序が崩壊する」

AI増田の書き換え:

あなた台湾ウクライナをまったく同じだと言っている!」

あなた内政問題は何でもやり放題だと言ってる!」

あなた条約根拠台湾独立と決めつけてる!」

全部、言っていないこと。

2. 相手の“①台湾ウクライナは違う”は的外れ

元増田論点はこう:

台湾ウクライナではなく、

「内政論を使った武力正当化」という構造が同じだろ?

AI増田はこう書き換えている:

台湾ウクライナは違う国だから比較するな!

これは論点すり替え

元増田国家承認の話をしていない。

しているのは 「内政を理由侵略正当化できるか?」 の構造比較

国の地位が違っても、この論点は変わらない。

3. “②内政問題は何でもOKと思ってる”への反論藁人形

元増田の本論:

内政だと言い張って武力を使うのは国際法違反。

相手が殴っている藁人形

「内政ならなんでもやりたい放題とあなたは言ってる!」

言ってない。

しろ元増田は “内政論は武力正当化にならない” と言っている側。

完全な逆さ取り。

4. “③条約から強い結論を出している”という指摘も外れ

元増田の主張:

サンフランシスコ講和条約は「放棄」であって「移譲ではない」

よって「日本台湾中共へ渡した」という言説は嘘。

これは条文通りで、論理飛躍なし。

AI増田はこう書き換える:

あなた条約から台湾独立を断定している!

していない。

日本中共に渡した」という虚説が嘘だと言ってるだけ。

5. “④レッテル貼り”への指摘は形式論で本論を避けている

これは 形式もっともらしさ を装って核心から逃げる典型

元増田の締めは感情的表現はあるが、

論理の主軸は「内政論による武力正当化は成り立たない」という一点で、議論の筋は通っている。

AI増田論理部分に反撃できていない ので、

レッテル貼りだ!”と表層だけ突いて終わっている。

まとめ

この反論が「AIくさい」と感じる理由は以下:

相手の主張を別物に作り替えてから反論する(典型的ストローマン

教科書的・テンプレ的な反論構造

論点の中心(内政論による武力正当化の可否)に触れていない

批判ポイント文章形式に偏り、論理の芯を避ける

まり元増田の主張に当たっていない。

当たらないうえにテンプレート臭が強い。

うーん、ChatGPT5.1つよいな。

anond:20251117103936

中国本土共産党にやられて台湾に逃げてきたのに台湾だけで独立できるわけないやん。

結局、台湾が一応の政権として残ったのは、アメリカ反共産主義駆け引きにすぎひんのやで。

手堅くも何ともないんや。

anond:20251117103415

中華の正当な統治者って建前と端っこの島しか実権が及ばない実像

歴史政治地理等に暗いので、草創期に手堅く台湾だけで国として独立しようって考えたやつはいなかったのかなどと素人考えをしてしま

2025-11-16

Xで仮に「確実に信頼できないとわかってるノード」があれば、トラストランクみたいな感じで、信用できるノード特定できないすかね?

可能です。しかも確実に信頼できないノードがわかっているという条件は、トラストランク(TrustRank)やアンチトラストランク(Anti-TrustRank)の発想と非常に相性が良いです。

以下、理論的にどう扱えるかを、X(旧Twitter)のような拡散ネットワークを想定して論理的説明します。

前提

この情報だけで、信用度の低い可能性が高いノード(疑似スパム)は推定可能

しかし、信用できるノードは状況次第で推定可能だったり不可能だったりする。

ノードの集合がわかるだけで、そこからの影響を逆流追跡すれば、怪しいノード集合を特定できる。

しかし悪ノードから距離が遠い=必ずしも信頼できるではない。

ノード汚染されているかどうかは決められるが良ノードであるかどうかは追加の前提がないと決まらない。

1. Anti-TrustRank(逆トラストランク

グーグルのTrustRankは良ノード集合をシードにして信用スコアを伝播させるが、Anti-TrustRank は逆で、悪いノードから不信スコアを伝播させる。

Xの例だと


2. 距離が遠いだけでは信用できるとは言えない

ノード → A → B → C

別の独立した悪ノード → X → Y → Z

C と Z は悪ノードから距離が遠いが、もしそれ以外のネットワーク構造不明なら、CやZが信用できるとは論理的に確定できない。

  • 偽陽性(悪いのに遠いだけで良い扱いになる)を防げない。
  • 偽陰性(良いのに近いから悪い扱いになる)も起きうる。

理由簡単で、善を証明できるには良ノードのシードが必要で、悪だけでは悪の汚染のみがわかる。

3. 信頼ノード特定可能にするための追加条件

以下の前提を1つでも置けば、信用できるノード推定可能になる。

4. 実装イメージ概念レベル

1. 悪ノード集合を基点にする

2. グラフを逆方向に探索し不信スコアを伝播させる(減衰付き)

3. 不信スコアが低い領域からクラスタリング

4. 巨大クラスタで異常指標が低い部分を相対的信頼性が高いと推定

まりグラフ全体を

という3層に分類する。

悪を塗りつぶす → 残った未塗り部分が大規模な自然クラスタであれば、それを信用側とみなせる。

5. 結論

ノードのシードがあるだけでは信用できないノード特定できるが、信用できるノード特定できない。

ただしネットワーク統計構造自然分布クラスター形成)を仮定すれば、信頼できる領域推定するのは可能になる。

2025-11-15

anond:20251114175934

そもそも台湾人独立をどう考えてるのかがよくわからん

みずほブルームバーグ引用してた世論調査

https://esc.nccu.edu.tw/PageDoc/Detail?fid=7805&id=6962

現状維持34.6%、現状維持で棚上げ26.5%、現状維持独立志向21.5%

一方でググって一番目に出てきた財団調査

https://japan.storm.mg/articles/1080961

台湾独立44.3%

実際のところ台湾人独立をどう思ってるんだ

上の調査が正しいのなら高市答弁は余計なことしたようにしか見えないのだが

詳しい人どういうことなのが解説してくれー

anond:20251114203845

先にネトウヨ魔除けの呪文書いとく

四天安門六四天安門習近平独裁者チベット独立くまのプー

さて基本的には1の不介入だろう

冷静に考えれば1が最適なわけなんだけど虐殺が起こることを前提にしているせいで、この判断を除外するよう誘導してるのが悪質な増田

まず前提:台湾虐殺は起きるのか?

結論:ほぼ起きない。合理性がない。

香港ですら虐殺は起きていない(弾圧はあっても虐殺ではない)

台湾人の教育水準は高く、人材として価値がある

台湾問題香港より国際的注目度が高い

何より、中国台湾半導体産業を“無傷で”接収したい

虐殺は起こらないだろう

起きたとしても以下のように早期終結すれば被害徹底抗戦したときよりも少ない

日本にとって一番マシなのは不介入短期決着」

台湾有事が日本存立危機に該当するとされる理由は、

台湾周辺海域我が国シーレーン戦場になることで、輸送コストが爆上がりするから

それなら、短期決着が最もリスクが小さい。

日米が参戦や支援をしなければ台湾占領は早期に終わる

さらに日米の支援を得られないことで台湾当局が抗戦意思を無くし無抵抗降伏すればますます人的・経済的損害は局限される

台湾日本も、損害を最小化できるのは「速やかな終結しかない

ここで重要なのは

より平和的で低リスク代替手段存在する=集団的自衛権の発動要件(他に手段がない)が消滅する
まり武力介入集団的自衛権の発動)は 法的にも政治的にも根拠を失う。

武力介入こそ、日本にとって最悪の選択肢

そもそも法的根拠を喪った武力行使だけど、さら武力行使するべきではない理由がある

なぜか多くの人が無視してるけど、台湾有事で台湾に味方して自衛隊を出すということは

中国との戦争意味する

中国戦争になればどうなるか?中国現在輸入においても輸出においてもわが国最大の相手である。この国と没交渉になればどうなるか?

シーレーン封鎖どころじゃない経済への大打撃になる 

しかシーレーン不安定化は台湾有事が終われば解消されるが、中国との断交台湾有事終了後も継続する可能性が高い

さらには**在中邦人企業危険さらされる

中国からしたら台湾というのは日清戦争敗戦の結果日本に奪われた土地である。その日本が今また台湾有事に介入してきて国家統一を阻んでくるなんてことになったら、中国人民の怒りは制御不可能なまでに膨れ上がるだろう

在中邦人の身が危ないが、10万人近くいる在中邦人を怒り狂う中国人民の中からどうやって救い出す気なんだ?

中国の主敵は日本になる

上に書いたように中国人の反日感情中共でもコントロールできないほどになるだろう

台湾はまだ同胞として考えられているだろうが、日本はそうではない。 中国人民のメインターゲットは日本になる

アメリカ台湾とは停戦するが日本だけは許さん ということもあり得るだろうな
台湾有事参戦は第二次日中戦争に直結している

結論日本武力介入はむしろ日本存立危機を招く

さらもっと冴えたやり方

日本武力介入もってのほかであり、不介入が望ましいことは以上の通りだが

せっかく中国の利になることをするのに、ただでやる必要はない。

できるだけ高くこの不介入という商品をうりつけてやれ

中国に莫大な恩を売り、そうしてそこから始まる新たな日中関係想像してみよう

敗戦国と戦勝国侵略者被害者であった日中関係は終わり、国家統一を果たした中国とそれを助けた日本という新たに真に友好的な関係が始まる

この先中国仮想敵国として防衛費を増やし続け疲弊していくよりはるか有益未来が待っている

以上の主張は経済的利益と生命安全第一に考えた場合で、民主主義地域を守るために日本人の生命財産犠牲にしてもいいっていうなら自由民主主義十字軍となって参戦してもいいんじゃない?知らんけど

ちなみにアメリカ台湾関係法は台湾独裁体制ときからあるからアメリカ台湾に味方するとしても「民主主義国家から」じゃないことは念頭に置いて梯子外されても慌てないでね ましてやトランプだし

anond:20251114203845

台湾有事が起きたら日本はどうするか?

できることは、自国領域における国民の防護だけです。

台湾は「日本と密接な関係にある国」とは言えないし、同盟国でもない。そもそも日本アメリカ台湾を国として認めていないし、国連に加入もしていない。

集団的自衛権は、同盟であるアメリカ武力攻撃を受けている場合しかし、その場合でも存立危機事態である必要がる。存立危機事態が成立するには、日本の存立が脅かされ、国民生命根底から覆される危険があり、外交などの他に手段がない場合。そして国会承認必要

なので、中国が単に台湾に対して武力行使したところで、法的に日本は介入できない。国連常任理事国中国拒否権を発動させるので何もできない。

日本シーレーン遮断された場合存立危機事態になるかは、過去国会答弁で経済被害のみで存立危機に該当することはないとしています

よって、以下のようなケースが必要

・米艦隊台湾周辺で中国軍に攻撃される

在日米軍基地攻撃される

南西諸島米軍艦船航空機が巻き込まれ

などです。

ただ、台湾の人たちの心情を考えると、有事になったら日本は何らかの支援はするべきだと思う。東日本大震災ときにの台湾から義援金世界一で250億円でした。もし、有事になったら、戦うという防衛意思のある人は多くいるし、日本支援してくれると思う人は約6割いるそうです。

そうはいっても、中国の侵攻は起きないと思っている人が6割いて、多くの台湾人にとっての理想は「戦争はしたくないが、主権は守りたい」であって、現状維持論が多くを占めているのが現状。なので、独立志向の強い現政権から、次は中国融和の政権に代わるかも?

まあ、2028年ですけどね。その前に来年統一地方選挙でどうなるかですね。ただ国民党の鄭氏はちょっと強めな融和路線なので、どうなるかわからないけどね。

そもそも台湾有事があるのかどうか? 台湾有事分析リスク評価は、ほぼアメリカアメリカシンクタンク

アジア人同士を意図的に戦わせようとしている」のような陰謀論は言いませんが、アメリカ戦略台湾最前線にしている側面は強いのです。まあ、アメリカ公式には台湾を「防衛支援する」と明言はしていますがね。

そして、このアメリカ支援があることが最大の抑止力なのです。アメリカ中国が全面で戦えば、両者だけではなく世界的にとんでもない被害になるわけなのですから

ただ、2022年ウクライナ侵攻。あれは、アメリカが非介入といったからですよ。NATO集団防衛義務ウクライナ適用されないとか、支援は行うが、地上部隊は投入しないと繰り返し表明したりとか。

なので、台湾有事が起きたらどうするかではなく、台湾有事が起きないようにどうするかなのです。抑止力を働かせるには、変に具体化させずに、どうやってアメリカを関与させ続けるかなのです。

anond:20251115173725

徳川幕府幕藩体制であって、連邦制ではない。

藩は幕府からお取り潰しなどの権利を握られているから、独立した州じゃないんよ。

したがって、連邦制ではなく、あれは幕藩体制という独自政治形態らしいよ。

AIと県と州、そして藩の違いについて延々と議論をした結果得られた知見ですw

anond:20251115103226

そういうこととは別次元

独立を果たした旧植民地の身の振り方に言及するのはよくないということなんだけど

台湾日本植民地だったことが一般に知られてないってまじ?

台湾問題

台湾が旧植民地であったことがほとんどと言っていいぐらい語られないのが不思議

世界日本が旧領土に再び軍事的な野心を抱いてるって文脈理解してるんだが

中国国内問題であると同時に日本から独立果たして今の台湾があるわけで

そこに口出しするのは完全にアウトじゃないの?

2025-11-14

anond:20251114190000

別に独立派もおんねんで。

特に若者なんかは中華民国建国の経緯に何の愛着も未練もないわけやしな。

建前とかはどうでもええから台湾」として国際的独立を認めてもらおうやとなる。

anond:20251114184155

独立とか言わないのは当たり前だよな。

中華民国からすると中華人民共和国政府反乱軍なんだから反乱軍から正統政府が「独立」するはずがない。

anond:20251114103017

当の台湾が「曖昧さ」を選択してバランス取ってる(独立とか言わない)状況で、後先考えずに強火発言してる方がヤバいやろ…(「有事台湾側に立つべき」と「無駄エスカレーションを避けろ」は普通に両立する

ソースは?ってレベルの話に乗っかるはてサ

中国の一部ですって認めない時点で曖昧もクソもないだろ

anond:20251114103017

なんでこんな増田が出てくるかって言ったら、はてなー総出で天然独を称賛してきたからだ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20250320202126

アルバニア決議や一中各表なんて気にも留めない、台湾台湾島を領土とする独立国!って圧倒的はてなー達が天然独と同調してきた以上、この増田ウクライナパレスチナと同一視するのは、はてなースタンダードですらある

当の台湾独立志向に強烈に同調してきたのがはてなーなのだ

「見殺し」「ひれ伏せ」という釣りワードはさておきね

anond:20251114134231

台湾独立した国家だったことはないわけだから無理筋でしょ

政権争いで負けた国民党が逃げ込んだのが吉野の山の中じゃなくて島だっただけでしょ

南北朝時代あんま変わらん

anond:20251114134231

その例示だと、日露戦争日本ロシアに敗北して北海道ロシア統治下におかれて開発されたんだけど

なんだかんだでいろいろあって第二次世界大戦後に北海道アイヌ国として勝手独立して

日本としては元々うちの国やし青森めっちゃいか絶対認められんけど

なんか国際的にはアイヌアイヌちゃう日本じゃなくない?みたいな感じでブチ切れそう

みたいな感じちゃう

anond:20251114123033

沖縄独立運動開始したら中国軍が駆けつけて日本軍を倒します」とか中国が言い出したら同じぐらいパニックになるべ

沖縄独立現実的ではなくても

2025-11-13

日記 残業して帰ってきた20251113

あとで飲もうと思って冷蔵庫から出したヤクルトを逆さにしてこたつの上に置いている。独立洗面台のなかった1Kに住んでいた頃の名残で、部屋で髪を乾かす習慣が抜けない。つい数週間前まで冷房をつけていたというのに、もうこたつぬくぬくとしている。最後冷房つけたのいつだっけ?毎年記録しようとして忘れる。今季初めて息が白くなった日は記録に残せるけど、日常生活でこれが最後だと思いながら何かをすることはあまりない。

今まで生きてきて、何度か文才があると言われたことがある。学生時代自由作文と、はてな匿名ダイアリーTwitterの知らない人に呟かれてバズった時。どちらも匿名だった(前者は作者を伏せて先生朗読する形式だった)。小学生の時には作文は大嫌いだったし、大学では理学系に進んだのでそういうのとは縁遠い方だと思うけど、思い返せばマニュアル作成を任されがちだ。ちなみに卒論ときにはちゃんボコボコにされている(理科系の作文技術にはお世話になった)。それはさておき、言われてみると「文章うまい」「文才ある」ってなんなのか気になる。

一言で言えば「読ませる文章」だというのは理解できる。技巧じゃないんだ!気持ちだ!またはセンスだ!という言説もわからなくもない。いややっぱりわからない。「自分運動センスいから」って言う人は言い訳してるように聞こえる。もうちょっと具体的な言葉を使っていれば言い訳には聞こえにくくなるのになーもったいないなーと思う。印象はいい方がいいから。どういう要素があれば/なければ文才があると言われやすくなるんだろう。あったからどう、ってわけじゃないけど、強みっぽく言えたらそれは強みだなと思う。

なんか今日はあまり筆が乗らなかったな。がーっと勢いで書いたときのほうが良い。書きたいものが先行しているから当然ではあるけどね。

 

anond:20251113111015

逆に「積極財政円高要因」という意見へのCaveatを記載しま

これはマクロ経済標準モデルIS-LMマンデル=フレミングなど)に基づくものです

マンデル=フレミングではこうなる」と言った瞬間に、

でもMFモデル自体現実にはかなり無理筋な前提置いてない?

って話は必ず出てきます

ざっくり、どんな批判があるか&それでもなぜ“たたき台”としては使われるのかを整理します。

1. そもそもの前提がかなりキツい

マンデル=フレミングMF)は、IS–LMを「小さな開放経済」に拡張したモデルです。

そのとき置いている代表的な前提は:

このへんが現実と合わないじゃん問題としてよく叩かれます

(1) 完全資本移動 & 完全代替ってどの世界線?

MFの有名な結果(柔軟レート+完全資本移動だと財政政策は実質効かない等)は、

国債買おうと思えばコストゼロですぐ世界中にお金が飛ぶ

リスク規制の差もなく、国債はどこの国のものでも完全代替

みたいな前提に強く依存しています

でも現実は:



などがあって、金利差だけで無限資本が動く世界ではない。

実証研究でも、完全資本移動は明らかに成り立っておらず、「資本移動結構制限されている」という結果が多いです。

なので、

「完全資本移動小国」前提のMF結論を、そのまま日本大国寄り)に当てるのは雑

という批判はかなり筋が良いです。

2. 「短期の静学モデル」すぎる問題

MFは超短期・静学のたたき台です。



現代マクロでは、動学的・前方視的なオープンエコノミーDSGE(New Keynesianの開放経済版)で、

などを入れて分析するのが標準で、MFは「かなりラフな近似」に格下げされています

3. 為替レート“期待”を無視している

MFの重大な弱点のひとつがこれです。

国内金利世界金利ちょっと」→ その“ちょっと”を生むのが為替レートの期待なのに、そこをほぼ無視している

この点を突いたのがドーンブッシュオーバーシュートモデルで、



まり

為替期待をちゃんと入れると、

MFが描くようなキレイ因果政策金利為替NX)は崩れやす

という批判です。

4. 実証的にも「MFどおり」とはあまり出てこない

MFの一番シンプル結論の一つは:

柔軟レート+完全資本移動

金融政策:強力

財政政策無効クラウディングアウト + 為替レート調整で相殺

でも実証研究では、

フロート制の国でも財政政策にそれなりの実体効果確認される

「完全にゼロ」なんてきれいな結果にはならない

という報告が普通にあります

要は、

MFの“財政無効”は、

「完全資本移動小国短期価格固定」という

少しでも外せば崩れるかなり特殊なケースの結果

と見なされているわけです。

5. じゃあ「MFダメから全部無視」でいいの?

ここはバランスで、

MFの良いところ

開放経済で「金利為替資本移動財政金融」がどう絡むかを

直感的に整理する教科書としてはすごく便利

トリレンマ(固定相場資本自由化金融政策独立は3つ同時には無理)」という

直感は今でも政策議論の基本ツールとしてよく使われる

限界

「実際の日本積極財政円高円安どっちか?」みたいな

定量的・実務的な問いに、そのまま当てはめるのは危険

資本移動の不完全さ、リスクプレミアム、期待、財政の持続性などを無視しているので、

サイン円高円安)が簡単に反転しうる

なので立ち位置としては、

MF

 ・“積極財政金利↑→資本流入→通貨高”という標準メカニズム説明するための黒板モデル

現実議論

 ・そこに「期待・リスク金融政策資本移動制限財政の中身」を上乗せして考える必要がある

という感じです。

6. 今やっている「積極財政円高円安?」の議論との関係

「(教科書的には)積極財政金利上昇→通貨高」

という整理は、まさにMF型の標準メカニズム説明したもので、これは理論的には全然OKです。

一方で、

「でもMF現実から乖離が大きい」という批判を踏まえると、

資本移動が不完全なら、金利為替の連動は弱くなりうる

中央銀行金利を抑え込めば、インフレ期待・実質金利ルート通貨安もありうる

財政の中身次第では「信用悪化通貨安」というルートもある

といった話も乗せられます

から一言でまとめるなら:

マンデル=フレミング批判はもちろんあるけど、

それは「積極財政=必ず円安」というあなたの主張を

裏付けるわけじゃなくて、

“どっちにも転びうるから、金融政策・期待・信用まで含めて考えよう”

って話になるだけだよね?

という立て付けにすると、かなりキレイに整理できます

抽象数学とか物理学とか

定式化

物理系(量子場+重力) ⇨ 代数対象(A)

物理的に測定可能操作代数の元に対応代数は積、随伴複素共役対応する操作)などの構造を持つ代数オブジェクト

状態物理的な密度波動関数) ⇨ 代数上の正値線型汎関数(φ)

物理的な期待値代数に対する線型汎関数として定式化。これが確率/期待を与える。

観測者や部分系 ⇨ 代数のサブオブジェクト(B ⊂ A)

ある観測者が見られる演算子群は、全体代数部分代数として表される。重力とき、この部分代数空間分割に即して単純に分かれるとは限らない(非可換性や相互依存が残る)。

ヒルベルト空間再構成 ⇨ GNS 構成代数状態表現

代数状態からヒルベルト空間表現を作る手続きがあり、これが観測可能な量を実際に作用させる空間を与える。重要なのは、この構成は一意とは限らず、代数側の性質表現性質(分解可能性・因子のタイプ)を決めること。

圏的な言い方

対象:各物理状況に対応する代数(C*-代数フォン・ノイマン代数のようなもの)。

射(モルフィズム):代数間の構造保存写像(例えば*-準同型)。これらは物理的な包含や部分系の埋め込みに対応する。

状態自然変換的な役割を持ちうる:ある意味代数群の圏から値を取る圏(確率的/確定的データが置かれる圏)への射(志向性のある写像)と見なせる。

GNSは圏論的なファンクタ:代数状態ペアからヒルベルト空間表現への写像は、圏の間の(部分的な)関手として振る舞うと考えられる。これは代数データ幾何表現空間)を与える操作として抽象化

ER=EPR現象抽象化

エンタングルメント幾何的連結という直感は、圏論的には二つの代数が分解できない形で結びつくことに対応

具体的には、二つの部分代数の合成が単純な直和や直積に分かれず、むしろ共通のサブ構造(共有される中心や共通の因子)を持つ場合、圏的には共核/プルバックや引戻しを使ってその結びつきを表せる。

逆に、もし二つの部分代数が完全に独立(圏的には直和的分解)なら、その間に空間的な連結が生じにくい、と解釈できる。

代数の型(type)と物理位相的/幾何的特徴

代数が属する型の違い(古典的には I/II/III の区別)は、圏的には対象の内部構造差異(中心の有無、トレース存在可否など)として表現される。

物理的にはこの差が「純粋状態存在」「系の分解可能性」「エントロピー定義可能性」を左右。従ってどの圏の部分圏にいるか物理位相重力性質に相当する。

anond:20251112140447

こう言っちゃなんだが、46歳で初めて転職するような人は独立視野に入れなくて良いと思うよ。

50歳くらいで独立する人って自分に人脈があると思いがちなんだけど、同世代インディー仕事振るには偉くなりすぎてるから仕事くれないのよ。

かといって下働き的に仕事を取ろうにも年齢が邪魔をしてなかなか取れない。使う側はなんだかんだ若者を使いたいから。

ただでさえ経営必要バイタリティが衰えてる上に、市場環境も歳をとると悪くなる。

46までサラリーマンだったんだから独立定年退職後に小遣い稼ぎ程度でやるのが良いよ。

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