はてなキーワード: ドレミとは
カラオケ練習動画をいくつか見れば理解できるかと思ったが全然分からなかった。
音程以外の要素が変化すると音の高い低いが全くわからなくなる。
たとえばピアノでドレミファソラシドと変化させた時、ドとミの違いは分かるし、ミとシはどっちが高いのか把握できる。
Cとドが同じ高さでハモるらしいが、そもそも俺にはそれらが同じ高さなのかが分からない。
同じ色相の赤同士なら「どっちが彩度が高い?」と言われて何となく分かる。
でも赤と青に対して「どっちが彩度が高い?」と言われるとよっぽど違いないと分からない。
だけど訓練していけばどんな色相の組み合わせてこられても「こっちの方が明度が高いね。彩度はこっちが高い」って言い当てられるようになる。
音程もきっと同じなんだろう。
何が起きているのか原理は分かる。
同じ音色の楽器を使って相対音感のモノマネがどんなに出来たところで、別の楽器と組み合わせた途端に何もわからなくなるなら無意味なのだ。
そこは分かる。
どうしたらいいんだ。
暑いすぎて
もしかして私のところだけだと思うんだけど、
古い長くもう使っているHDDレコーダーがあまりに私の出掛けている日中に室内気温が上がりすぎてなのか、
熱暴走してる、
チャンエル設定がいちいち解除されて
なんか真っ黒な画面で上手く受信出来ないのよね。
これHDDレコーダーの電源を入れ直したら、
つまり
再起動したらなんか直るのよね。
夏場に起こりがちな印象なので、
つーか夏に起きてばかりなのよね。
だからきっと熱が関係あるのかしら?って私は名探偵出ました!名推理です!って
犯人は夏!
罪な夏ね!
そう言いたいわ。
なんか若干頭痛いのこれも熱のせいなのかしら?
ほんのりお酒やルービーを飲み過ぎたときとは違うなんか頭の痛さなのよね。
身体に熱がこもっているのかしら?
尋常じゃないこの気温の上がりっぷりにもはや為す術がないし
冷やしナスだってナスすべすべの紫色の採れたて露地栽培の近所の趣味で菜園している人が、
1袋100円!つって売ってるけれど
使い切れないのよね。
サッと電子レンジにでもかけてクタクタにしてサッと出汁醤油か何かをかけて、
美味しくいただけたらナスすべがあるかもしれないわ。
ナスカの地上絵が新たに大量に見つかって発見されたってニュース少し前にあったのみ掛けたけれど、
そのぐらい夏ね。
囓るだけでキュウリれるけれど、
なにかエグ味があると思うのよね。
だからサッと熱を通した方がいい、
そこで天日干し何とかならないかしらー?って
半分に切って天日干ししたら一瞬でドライトマトが出来ちゃった感覚と一緒のヤツの
ナスすべがあると思わない?
私はそのドライ茄子を使いこなすレシィピを知らないので文字通りナスすべがないわ。
暑いので仕方ないわね。
グッと耐えて凌ぐしかないわ。
そんでさー、
この時期野良猫ってどこで涼んでいるのかしら?
盛夏の時には夜にだって見かけないのよね。
無事に暮らしているのかしら?
心配になるけれど
私は自分自身の心配をしなくてはいけないぐらいな優先度の暑さ。
これ幸いか、
食欲はあんので、
あちゃー!
一昨日買って使ってなかった豚肉があったの忘れてて
ブタだけに!って
これ忘れずに使わなくちゃ傷んじゃうので、
サッと湯通しして
困ったときのごまダレドレッシングをドレミファソラシドのように掛け回して食べたら
それはもう冷しゃぶ!
でも夏じゃない!
素麺食べたいじゃない!
素麺茹でるのが灼熱の太陽とシスコムーン的な暑さコンロの前に立てないのよね。
だから秋口から秋の気配を感じたところで素麺の季節になるかも知れない。
まえ、
なんかなくなっちゃって、
残念なのよね。
素麺ってお店で食べる分にはなんか手間かかるのかしら?
あー、
暑いので動きたくないわね。
じーっとしていたいわ。
涼しいバスが空いていたらノリノリで乗って帰ろうかナーって思っているところよ。
とにかく
暑いので気を付けないとーって感じね。
うふふ。
ションテン上げていこう!ってことで、
やったー!
元気付けて今日の暑さを乗り切るわ。
おにぎり自分で作ってきてたの節制していた分たまにはションテン上げでもいいと思わない?
ぎりぎり間に合う感じよ!
暑いわー。
水分補給はしっかりとね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
曲名が覚えだせないとそれを鼻歌風に単純化したもののリズムだけを書いた怪文書で聞いてくる人がやたら(主に知恵袋に)いたわけだが、
今のAIは会議の録音から発言者も区別した議事録が作れるほどになっている。
それならば、音声データには自分の鼻歌、プロンプトには「曲名がわからないのでそのリズムだけを自分なりに文字起こししてみたが、提出した鼻歌を参考にその文字起こしをドレミ等の音階に対応したカタカナで書き直して」
と書けば「テッテッテー~」みたいな文字起こしが「ドッミーラー~」みたいなものになって返ってくるのではないだろうか。
ああいった質問に性質上致命的に書けているのは音階であって、音階さえ共有できれば見た人はピアノ等で演奏して曲の主旋律だけでも大雑把ながら確認できるようになる。
それだけでも特定しやすさが飛躍的に向上するには十分であって、曲質問界隈において大きすぎる一歩を印する技術革新に思われる。
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その人本当に通して見たの?
少し疑問になったが
この場合の「「なんか人が死んじゃう」は「アニメ」にかかった感想じゃないかな
今までその人が持ってた「アニメ」のイメージと違ったから驚いたのでは
その人も
>刑事ドラマとか時代劇とか見て育つんじゃないの?歴史の授業とか
とか、実写では人が死ぬのを見てきたと思うんだよ
もしかすると今まで見たことないと言ってもおジャ魔女ドレミとか幼少期にはTVで流れていたかも
そしてそういう子供向けアニメで「アニメ」全般のイメージが固定されてたんじゃないかな
海外の人が、日本のアニメを自国の子供向けの単調なカートゥーンのイメージを持ちながら見たら映画やドラマシリーズ同様シリアスな展開もあって驚いた、みたいな感想を言うことあるけど
それと近いものがあったんじゃない
世代違うけどNHKの世界名作劇場だっけ?ああいう、(人が死ぬこともあるし、過酷な展開になることもあるけど)基本はふんわりした世界観がアニメだと思ってたから驚いたんじゃないかな
今までの新連載とは明確に違う点が多々あったから
【登場人物】
ウィトゲンシュタイン(ボケ):厳格な哲学者風だがどこかズレた言動
--------------
[舞台はシンプルな漫才スタジオ。ウィトゲンシュタインはスーツ姿で厳格な風貌、山田はカジュアルな私服]
山田「えー今日はですね、20世紀最大の哲学者と言われるルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインさんと漫才を!」
ウィトゲンシュタイン「(ドイツ語風のアクセント)我々の言語は蟻が砂糖を運ぶように表象を運搬するのだ」
山田「いきなりわけわかんないこと言い出した!普通に日本語でお願いしますよ」
ウィトゲンシュタイン「(突然普通の日本語に)ああ失礼。今日は言語の限界について考察しながら笑いを生成しよう」
ウィトゲンシュタイン「では問おう。このマイクスタンドは存在するか?」
ウィトゲンシュタイン「いや、君は『マイクスタンド』という言葉の用法を暗黙裡に了解しているだけだ。もしこれが(ポケットからリンゴを取り出す)リンゴだったら?」
ウィトゲンシュタイン「(リンゴを頭に乗せる)今この文脈では帽子だ」
ウィトゲンシュタイン「(真顔で)言語ゲームのルールが変わったのだ。ここで(突然山田の肩を叩く)『痛い!』と言うのは?」
ウィトゲンシュタイン「ほら、言葉と現実の関係は常に流動的だ。君が『痛い』と言った瞬間、それは痛みになる」
ウィトゲンシュタイン「(突然床に寝転ぶ)今私は机になった」
ウィトゲンシュタイン「(起き上がりながら)家族写真を見て『母さん』と言う時、その言葉は単なる記号ではない。生活形式全体が滲み出ている」
山田「急にまともなこと言い出した!でもそれどういう意味ですか?」
ウィトゲンシュタイン「例えば(山田のスマホを取り上げる)この機械を『文明の利器』と呼ぶか『監視社会の象徴』と呼ぶかで…」
ウィトゲンシュタイン「(スマホを耳に当てる)もしもし、カントさんですか?ヘーゲルさんと飲み会?了解です」
山田「歴代哲学者が飲み会してたらパリサイ派だらけで大変ですよ!」
ウィトゲンシュタイン「(突然真剣な顔で)言語の魔術から逃れることはできない。例えば『愛』という言葉は…」
ウィトゲンシュタイン「(唐突に)コンビニのおでんに『愛』はあるか?」
ウィトゲンシュタイン「では(ポケットから湯豆腐を取り出す)この豆腐には?」
山田「どこで温めたんですか!?しかもポケットが濡れてますよ!」
ウィトゲンシュタイン「言葉は使われることで初めて意味を獲得する。例えば(指をパチンと鳴らす)これが『愛の表現』だと定義したら?」
ウィトゲンシュタイン「(突然目を潤ませる)美しい言語ゲームだ…」
ウィトゲンシュタイン「(テーブルを叩く)論理的に考えよう!A=Aは真か?」
山田「当たり前ですよ」
ウィトゲンシュタイン「では(山田の顔を指さして)山田=バカは?」
山田「それは成り立ちません!ていうか失礼です!」
ウィトゲンシュタイン「ほら、命題の真偽は文脈に依存する」
ウィトゲンシュタイン「(コップの水を飲み干す)この行為を『渇きの解消』と呼ぶか『分子運動の一時的均衡』と呼ぶか…」
山田「普通は前者でしょ!日常生活で分子運動とか言い出したら変人です」
ウィトゲンシュタイン「(突然叫ぶ)沈黙せねばならないところについては!」
山田「急に『論考』の最後の一文!?黙るべき時じゃないですよ!」
ウィトゲンシュタイン「(落ち着きを取り戻して)私的言語の可能性について考えよう。例えば(鼻歌を歌う)この旋律は…」
ウィトゲンシュタイン「いや、私には『人生は無意味』に聞こえる」
ウィトゲンシュタイン「(観客席を指さす)あの女性の笑顔は『楽しい』の表現か、それとも『早く終われ』のサインか…」
山田「それは本人に聞かないと分かりませんよ!哲学者の妄想ですか?」
ウィトゲンシュタイン「(突然手帳を取り出す)今日の気づき:コンビニのレジ袋にヘーゲルの止揚を見た」
ウィトゲンシュタイン「(袋を頭にかぶる)今や私は現象学の幽霊だ」
ウィトゲンシュタイン「(深刻な顔で)死後の世界について…」
ウィトゲンシュタイン「(にやりと笑う)実は昨日、冷蔵庫のヨーグルトが…」
ウィトゲンシュタイン「(時計を見る)時間だ。最後に重要なことを言おう」
ウィトゲンシュタイン「(叫ぶ)世界は成立している事柄の総体である!」
(二人で礼)
[暗転]
【幕間コント】
(ウィトゲンシュタインが観客席に降りて哲学問答)
ウィトゲンシュタイン「(コップの水を差し出す)この液体はH2Oか、温もりの象徴か、それとも…」
客「ただの水です」
ウィトゲンシュタイン「正解。問いそのものが無意味なのだ」
山田「(引きずり上げながら)客を混乱させないでください!」
【最終コーナー】
ウィトゲンシュタイン「最後の命題:漫才とは(ポーズ)」
山田「それじゃ客席が凍るでしょう!普通に『笑いの芸術』ですよ!」
ウィトゲンシュタイン「(小さく笑う)ふふふ…これも一つの言語ゲームか」
[幕]
## ブロック1
対決順に紹介した方がいいので
小学5年生の頃、録音された自分の声を聞いて変な声だな、低い声だなと思った記憶は有る。
それ以前は声が高かったかと考えてみても、高い声を発した記憶がない。
男は声変わりするものと思われているのかもしれないが、しない人もいるのではないかと思う。
歌を歌っても高いパートが出ないだけで、音痴では無いと思っても、
声帯が分厚いんだと想像してるけど、これって痩せることができるんだろうか。
好きなミュージシャンの曲がほとんど歌えないから、カラオケもほぼほぼ断ってる。
声が通る人とそうではない人の差は何なんだろうと思う事も有った。
こもった、というのかくぐもった声というのか、どう表現すればよいのか分からないが、
これが高い声質の人との差だと思う。
こうなってくると音の高さ=音程、音色、音の大きさの事になってくるのか。
同じ周波数で音程が一緒でも、音色の違いで通る、通らないという事になってくる。
音色とは「同じ音圧、同じ周波数であっても、その波の形が異なることで...」と言われてもピンとこない。
とめどもない話になってきた。
普段アイドルはそんなに見ない。ライブもほぼ行ったことがない。坂道グループは配信でいくつか見たことあるくらい。
そんな自分がこの前、ジャイガ(OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL)で日向坂を見た。
日向坂はたまにテレビで見て、可愛いな〜と思っていたので楽しみだった(デビュー当初しかほぼ知らないけど)。
「キュン」とか「ドレミ」とか一般人でも知っている曲を数曲歌ってくれて、かわいいな〜と思っていると、なぜだか曲間に客席まで全員で寄ってきた。ステージの端っこまで来て、一列に並んでこちらに手を振ってくる。しかも誰かが何かを話しているというわけではない。ひたすら笑顔で手を振っている。オタクたちは思い思いのタオルを掲げ、一生懸命名前を呼んでいる。
アイドルのライブってこんな感じなんですか……?ファンは嬉しいのかもしれないけれど、人数が多いからか、正直かなり異様な光景に映った。
パフォーマンスは正直普通だった。可愛いけど、そんなに歌っていないし全力で踊っている感じもしないし、へぇ〜……という感じ。
四期生?新人?の子たちのユニット?が頑張っていてそれはやや好きだった。
あと、「君はハニーデュー」という曲の歌詞に全力で引いた。
女性を果物に例えた上で、「少し硬い果肉だけど」「瑞々しい若さいっぱい」て。
モニターにその歌詞とアイドルたちが一緒に映し出されていることにかなり気まずさを覚えた。
フェスが終わった後ネットで検索すると、「曲は良いのに歌詞が……」と残念がっているファンが多くて気の毒だったのと、ちょっとホッとした。いつもの(?)炎上商法なのかもしれない。
あとその曲のセンターの子は可愛かった。「見た目はごく普通」なのになんかグッと来る、みたいな歌詞にはフィットしているように思えた。
坂道グループはたまにテレビや動画で見ていて、日向坂には「正統派、全力明るいアイドル」というイメージを勝手に抱いていたので、なんか意外と普通で拍子抜けした。
もし自称絶対音感がそう言っていたら、「全ての音をドレミにあてはめようと自分から勝手に必死になっている」だけだから気を付けろ。
【おさらい】
人には「音感」というものがあり、音感が優れた人は聞こえた音に対して、ド、ド#、レ、レ#、ミ……といった音階を瞬時に言い当てることがあります。
その時、「そもそもどのくらいの高さの音がドで、どのくらいがド#、どのくらいがレ」という比較対象があるわけですが、それを自分の感覚(絶対的な基準)で持ち合わせていることを「絶対音感」といいます。
直前に鳴ったものなど、他に存在する音と比較して高低差で音階を判断するのは「相対音感」です。
で。よく絶対音感持ちは「日常聞こえるあらゆる音がドレミに聞こえる」と言われることがあるけど、これは大嘘。
聞こえるわけねーでしょ。むしろ聞こえたらおかしい。
この世のあらゆる音が「ド~シ」までの12音に必ず分類されるわけがない。
大体、ドとド#の間って結構広いんだよ。事実としてそのスキマに幾つもの無段階の音が存在するのに、それを杓子定規にドかド#かに区分けするのは何の意味もない。
色覚で言えば、目に入る全ての色を絶対7色に分類する人なんていたら「キミ絶対色持ってるんだスゴーイ」じゃなくて「アホ」でしょ。ただの。
まあ言ってもそれは半分冗談で。実際のところ絶対音感持ちは、そういった隙間の音(微分音と言われる)を聞いた場合ちゃんと「やたら高いドだな」とかわかる。
でもそれを「全ての音がドレミになる」と表現するのは違う。
自分の中にある基準のドから離れてるな~であって、ドだと言っているわけではない。
「強いていえばドだな~」みたいな言い方はするだろうけど、「僕にはドに聞こえるんだ」みたいな話にはならない(それ言ったら「普通に耳狂ってるからちゃんとチューナー使って」と返されるだろう)。
それに何より、常にあらゆる音に対してそんな評価をいちいち下しながら生きてない。
そう、ここも大きな誤解で、絶対音感があるからといって、常に絶対音感を行使してはいない。
例えば手に持てるくらいの任意の箱を想像してほしいんだけど、誰でもせいぜい2~3cmの誤差で幅を当てられると思うんだよね。「絶対サイズ感」というか、自分の中で「1cmってこのくらい」という基準がある。
でも手に取るもの全てを「あ、10cm」 「あっ、8cm」 と考えながら生きてはいない。
絶対音感もそれと同じで、「聞くつもりで聞けば」わかるし、「意識してなければ」わからない。
「全ての音を音階で捉えようとする」のは、絶対音感とは別で、「単に他人の音が気になってしゃーない人」でしかない。
自分の中に絶対的な音程の基準があるのは確かに「絶対音感」だけど、受け取った全ての聴覚情報に対して積極的に音を言い当てようとするのはそれは「強迫観念」に過ぎない。
なので、もしタイトルのことを言うような自称絶対音感持ちがいたら、まあ事実絶対音感は持っているんだと思いますが、他人の生活音にいちいち耳を傾ける神経質なヤベー奴だと思うので休ませてあげてください。
で、なんでそんな誤解が生まれたかというと理由は2つ考えられる。
1つは「絶対音感を超天才だけが持つ特殊能力だと思い過ぎ」。あの、絶対音感、全く特別じゃないです。います、普通に。
音楽家じゃなくても、多少音楽に触れる環境があった人なら持ってます。
さすがに音楽はからっきしって人にはほぼいないかもしれないけど、アマチュアの社会人音楽サークルに必ずいます。ニコニコのボカロPを集めて石投げたら多分絶対音感持ってる人にそこそこの確率で当たります。たまに「日本の歌手に絶対音感持ちは1%もいない」とかドヤる人いますが、いや、そんなわけねーです。います。
お湯の温度を触って当てるのとか、荷物を持って重さを当てるのとか、カップラーメンで体感で3分計れるとか、絶対に目覚ましなしで6時に起きられるとか、そのくらいの技能です。
(個人的には幼少時までに訓練して身に付くものという説からして怪しいと思っています)
もう1つは昔あったテレビ番組の『特命リサーチ200X』のせい。アレで絶対音感を特集した時に、周囲のガヤ音が気になってかんしゃくを起こす再現VTRが作られてたので。
あとあの番組の中で、ピアノで5和音鳴らして当てる天才小学生みたいなのが出てたけど、5音もいっぺんに鳴らされたら「和音の感じ」という情報が増えるので逆にわかりやすい。
例えば「ドレミソシ」と鳴らしたら、ベースのドを絶対音で聞き取ったうえで、「メジャーセブンスコード」と呼ばれる「ドミソシ」の音の距離感特有の雰囲気がわかり、更にドと1音差でぶつかりつつナインス(ベースを1として白鍵9番目の音)の雰囲気を出してる「レ」に気付けるので、絶対音2割相対音8割くらいでいける。もうそれ絶対音感の実験でもなんでもない。
更に、当の絶対音感持ち自身もこの誤解を抱いているのがまずい。
変にもてはやすから、「絶対音感を持っている自分スゲー」となる。まあなるまではいい。だけど、「絶対音感を持っているとあらゆる音が~」という部分までトレースしようとする。
それが絶対音感であることの証左だと思い込むから。そうじゃないと絶対音感持ちとして扱ってもらえないから。
自ら、「周囲が求める絶対音感像」をやろうとする。
結果、「天才がゆえのペナルティを抱えた自分」に酔って、頼んでもないし自分ですら望んでも無いのに勝手になんでもドレミで言い当てようとするおもしろ人間ができあがる。
そんな必要ないんで、やめましょう。
あなたや私が持っているこの能力は、「赤色を見て赤だとわかる程度」のものです。まあ便利な時はあるので、その時に使えばいい「ちょっとお得な特技」でしかないです。
無い幻想を自分からまとうのはやめましょう。誤解を更に広げるだけなので。