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2025-06-18

anond:20250618194240

(legal) procedure

_ steps that have to be taken to achieve a certain legal result

property

_ (a) something over which a person can have a right that exclude others (b) the connection between an owner and the thing he owns

public law

_ constitutional and administrative law

registration

_ (a) a legal rule made by the executive (b) a rule creating a minor crime

remedies

_ steps that a person who had suffered legal wrong can take

repeal

_ revoke a law

rescind

_ undo a contract or other arrangement

restitution

restoring a benefit to the person from whom one got it

right

_ a person's interest that must be respected by other people and by the state

sanction

_ something unpleasant which can be imposed on a person or state that does wrong

separation of powers

_ the ptinciple that the function of the legislature, the executive government and judges are distinct and should be entrusted to different people

sovereign

_ (a) a state that is independent in international law (b) a legislature that can make any law it chooses

specific performance state

_ an order to carry out a promise as agreed

state

_ (a) a country that is independent in international law (b) in some federation the regions (e.g. California, New South Wales) are called ‘states’

statute

_ a law that made by a legislature

strict liability

_ being liable to punishment or to pay even if not personally at fault

subjective (as opposed to objectie

_ defending on a particular person's make-up, opinion etc.

(legal) system

_ the laws of a perticular state or cointry or of the international community

testator

_ a person who makes a will stating what is to happen to his property when he dies

tort

_ a wrong for which the person harmed can claim compensation. Called a delict in civil law counties

treaty

_ a binding agreement between states

valid

_ legally binding

2025-03-03

人口あたりのレイプ数」をちゃんと出すよ!

頑張ってまとめる

元ネタ

人口あたりのレイプ件数20年で30パーセント以上減少」というデータをもとに日本人男性を叩くフェミニストたち

https://posfie.com/@DamDam347/p/d8DQppZ

過去20年間で変化なし。

https://x.com/tmaita77/status/1895066646815088676

 

よく見るツッコミ

他国定義が変わっている

暗数が多い

 

ここ25年くらいの法改正

 

日本

2017年、「強姦罪」が「強制性交等罪」に変更される

内容:膣性交のみ→肛門や口腔への挿入行為も含む

2023年、不同意性交

内容:被害者抵抗拒否できない状況(心理的圧力など)での性交処罰対象性交同意年齢の13歳から16歳への引き上げ

 

アメリカ

2013年、Rapeの定義変更

内容:性別を問わず、「あらゆる非同意の挿入行為(口腔・肛門含む)」をレイプとして集計

 

イギリスイングランドウェールズ

2003年、Sexual Offences Act 2003

内容:口腔や肛門への挿入も包含性別を問わず適用可能

 

ドイツ

2016年、No means No(Nein heißt Nein)

内容:暴行脅迫要件を必ずしも伴わなくても、被害者の明確な拒否があれば処罰対象

 

フランス

2018年、厳罰化

内容:15歳未満の行為を厳しく処罰する

2021年:性的同意年齢の明確化

内容:15歳未満との性行為同意の有無にかかわらず強姦扱い

 

スウェーデン

2018年、同意

内容:暴力脅迫の有無にかかわらず、明確な同意がなければレイプとみなす

 

中国

2015年、量刑強化や児童への性的虐待などの取締まり強化

内容:主に量刑によるもの

 

韓国

2013年、性暴力関連法

内容:非同意性交処罰範囲を拡大、被害者保護制度の整備

 

レイプ判定の違い

 

主に、不同意だけでアウトか、挿入以外(尻、口、指)もアウトか

 

日本不同意だけ◯、挿入以外◯

アメリカ不同意だけ◯、挿入以外◯

イギリス不同意だけ◯、挿入以外x

ドイツ不同意だけ◯、挿入以外◯

フランス不同意だけ◯、挿入以外◯

スウェーデン不同意だけ◯、挿入以外◯

中国不同意だけx、挿入以外x

韓国不同意だけ△、挿入以外x

 

日本2023年の法改正欧米の厳しい国に足並みをそろえた格好(ここ30年くらいは大体そう)

 

なお、より広範な行為レイプ扱いとなる、つまり厳しい国でランキングにするとこうなる

スウェーデンアメリカドイツフランス日本イギリス韓国中国

 

スウェーデンは「Yes means YES」というレベル同意必要

 

2003年頃と、2022〜2024年の10万人あたりのレイプ件数

 

本題

まずこの期間の間にすべての国で法改正が進んだので、「増えるのは当たり前」です

また、法改正の内容が若干異なるので、結局「治安の悪化」はデータからわかりません

泣き寝入りする人が減った可能性もありますし、暗数が減った可能性もあります、単純に治安悪化した可能性もあります

 

法改正を考えると、日本だけ2024年のデータ必要です、他の国は2022年の方が正確だからこのまま使いましょう

ソース

https://x.com/tmaita77/status/1895066646815088676

 

2024年の不同意性交罪は3936件で、人口10万人あたり、3.17件です

ソースhttps://www.npa.go.jp/publications/statistics/kikakubunseki/r6_jyosei.pdf

 

日本   1.9 → 3.17

アメリカ 32.3 → 41.8件

イギリス 25.1 → 117.3件

ドイツ 10.8 → 15.1件

フランス 17.4 → 58.9件

スウェーデン 24.9 → 85.6件

参考値:韓国12件、中国約1〜2件

 

ちゃんと増えてます

グラフ見ると、来年あたり日本はもう少し増える可能性あるかも?)

 

結論

2024年最新データでは、日本他国と条件がほぼ一致してるので、定義の差は言えない

そのうえで、日本はだいたい10万人あたり3件強で、これは欧米諸国より一桁少ないし、何なら欧米法改正前より少ない

 

暗数

暗数の話きらい、悪魔の証明になるじゃん

一応調べたけど

日本でよく言われる未通報率は90%だが、10倍しても31件で欧米よりは少ない(ドイツよりは多くなる)

・よくあるツッコミだが、バカ他国暗数がないと思ってる↓

米国司法省犯罪被害調査(NCVS: National Crime Victimization Survey)やRAINN(性的暴力被害者支援団体)などの推計では、少なくとも半数以上、60~80%前後警察に報告されていないとされます

イギリスCrime Survey for England and Wales犯罪被害調査)によると、性暴力被害のうち通報されるのは全体の15~20%程度 という数字がしばしば報告され

ドイツ連邦家族省などが支援する研究では、強姦被害の70~80%が未通報 と見られるとの推計もある

フランス政府系の調査被害者支援団体の報告によると、60~80%程度が警察通報されていない可能性が高いと言われる

スウェーデンは国際比較で「報告件数」が高い国として知られる一方、それでも 半数以上、場合によっては60~70%程度 は未通報推定

韓国暴力被害者支援センター女性家族部などの調査では、半数~70%以上が警察に届け出ていないというデータが示されることが多い

 

協力:ChatGPT o1

 

_____

 

所感:

・ここ20年の法改正の動きが知れて面白かった、不同意罪ってトレンドだったんだね

2024年の数値が出たらまたSNSで騒ぐんだろうな、2年以内に

日本件数が少ないのは単なる民族的ものだよね、最強のセックスレス大国だぞ、知らんけど

2022-12-04

2位とはなんだったのか

2009年11月のいわいる事業仕分けから、もう13年も経った。「2位じゃダメなんですか?」の質問発言で非常に曰く付きとなったアレだ。

ところが最近、13年も経ってまだなおナゼ「2位」という言葉が出てきたか理解できてない人がかなりいる事を知った。それどころか、スーパーコンピュータの京は、事業仕分け時点で世界一になることが明白だったなどという認識まで飛び出す始末である

ただ、資料もなしにどこが変だと言っても仕方あるまい。何がどうして「2位」なのか、少し語ろうじゃないか

アーキテクチャ

初期の次世代スーパーコンピュータ (この時点では名前が付いていなかったが、以下わかりやすく京と呼ぶ) 計画 は、補助金を投入してのHPC産業育成に目を向けられていた[1]。世界一の性能を出していた海洋研究開発機構地球シミュレータが、NECのSXシリーズベースにしたベクトル型であり、ベクトル型のスーパーコンピュータ日本お家芸とみなされていた。これを育成することが一つの目標。そして、立ち遅れていた当時の世界スーパーコンピュータの潮流、スカラ型の開発に追いつくこと。これがもう一つの目標となった。結果、世界でも類を見ないベクトル型とスカラ型のハイブリットなどという中途半端方式になる。実に日本的な玉虫色の決定と言えるだろう。しかし、補助金の注ぎ込みが不足し、事業者持ち出しの負担が大きくなってしまった。結果、事業負担が高額になることを嫌い、NEC日立撤退する[2]。これにより、世界の潮流通りのスカラ型とならざるをえなくなった。

CPUはというと、世界スーパーコンピュータの潮流では当時から既に汎用のx86アーキテクチャCPUが既に多くなってきていた中、富士通SPARC64VIIIfxを採用した。よく国産CPU表現されているが、SPARCの名で分かる通り、当然命令セットは米国Sun Microsystems (現 Oracle) のセカンドソースであり、端から端まで国産というわけではない。更に、業務UNIXをささえるマシンとして一世を風靡したSPARCではあるが、当時ですらもう下火となっていた。京の事業費の約半分、実に600億円が、この専用CPUに注ぎ込まれることになった。なぜその選択をしたのか。富士通サイトには省電力と安定性が理由として書かれている[3]。しかし、その省電力という目標も、後述するように微妙な結果となってしまった。また、ソフトウェアの使いまわしも微妙となった。

目標性能

計画2005年に始まる。世界でも類を見ないベクトル型とスカラ型のハイブリットという構成もあり、概念設計にはしっかり時間を費やした。2007年9月には性能目標10P FLOPSと示した[4]。稼働開始は2010年2012年に完成という工程も同時に示されている。直前の2007年6月のTOP500を見ると[5]、1位のIBM BlueGene/Lが370TFLOPS。5年後に30倍という性能を目指したことになる。当時の発表としては、世界一が取れるような計画だったが、しか日進月歩の分野で5年は結果的に長かった。

さて、前述のように、ベクトル陣営2009年5月撤退を決めた。10P FLOPSの性能と決定した時には、ベクトル側も居たのに、そこがぽっかり空いた状態10P FLOPSのあてはいつついたのだろうか? 2009年7月報告書[6]では、スカラ単体で10P FLOPSを達成できること、ベクトル部は存在していても接続まわりの性能が不足していて問題があったことが表明されている。結果的に、なくなってよかったというトホホな内容だ。さて、同報告書では、稼働開始前の2011年6月に、ベンチマークだけでも10P FLOPSを達成してTOP500の1位を目指すと書いてある。どうしてこうなったのだろうか。

強すぎたライバルたち

遡ること半年2009年2月3日米国国家安全保障局(NNSA)はIBMと新しいスーパーコンピュータ Sequoiaを展開すると発表した[7]。性能は20P FLOPS、京の予定性能の実に2倍を達成するという発表だ。しかも、提供開始は2011年2012年。京の1年も前になる可能性があるという。

そう、双方が計画通りなら、京は2012年提供を開始する時には既に2位になっているという話題が出ていたのだ。なるほど、あせって2011年ベンチマークだけでも「トップを取った」という実績を残したいわけである

さて、その後のSequoiaはというと?

ある意味計画通りだろう、2012年提供が開始され、2012年6月のTOP500[8]では予定通り20P FLOPSを叩き出し、1位になる。しかし、2012年11月のTOP500[9]では、Crayとオークリッジ国立研究所が作ったTitanが叩き出した27P FLOPSという数字ににあっさりと抜き去られ、2位になる。まるで幽遊白書ラストのような展開だ。しかも、SequoiaIBMPowerアーキテクチャで構築されたA2プロセッサだったのに対して、TitanはAMD OpteronNVIDIA K20Xの組み合わせ。汎用性でも差を開けられている。これはお手上げというものだろう。

事業仕分け

さて、話は京に戻す。京が有名になったのは2009年11月13日の行政刷新会議、いわいる事業仕分けである(ここは参考文献は要るまい)。このときまで、そんな計画があることを知らなかった人の方が多かったのではないだろうか。どういうニュアンスで言ったかからない、まるで日本を貶めているかのように聞こえる「2位じゃダメなんですか?」という言葉が非常にインパクトを与えたことだろう。

さて、じゃぁ何が2位なのか。だ。前述の通り、この時点ではIBMSequoiaに追い抜かされることが見えていた。TitanはGPU調達など細かい話が決まってきたのは2010年なので、この時点ではほとんど影がなかったはず。ということで、3位じゃなくて2位としたのは、Sequoia意識してのことだろう。つまり、「2位じゃダメなんですか?」というのは、1位を諦めて2位の性能で我慢するべきということではなく、客観的に見れば「2位になるのが見えているのだけど、何で1位と言ってるの?」という話になってくるのが見て取れる。蓮舫氏がそこを意識してたか知らんけど。

共同事業者撤退し、一応強気に「大丈夫」と言ってはいるが、本当に達成できるかは周りから疑問符が付くグダグダプロジェクト状況、ほぼ専用設計で量産時にどういう問題が出るかわからないCPUソフトウェア新規制作税金の投入は中途半端で、産業を育成したいのか企業負担を増やしたいのかよくわからない(だから撤退する事業者が出る)。そもそもここで出来たスーパーコンピュータCPU抜きにしても売れるのか分からない。そりゃ、金田康正教授でなくても、京にはため息が出るというものだ。

達成できたこと、できなかったこ

さて、京は何を達成したのだろうか? 京は完成前ではあるものベンチマーク実施し、見事11P FLOPSを叩き出し、2011年6月[10]と2011年11月[11]のTOP500でトップに躍り出る。この分野に日本ありと示した…かどうかはわからないが、一つの実績として言えるのは間違いない。いや、経緯のグダグダからして、見事なプロジェクト進行だったと称賛できる。しかし、前述の通り供用を開始した2012年9月[12]にはTOP500ではSequoiaに追い越されており、直後のTOP500ではTitanにも追い越されて3位となっていた。1位は、ベンチマークだけの存在だったと言える。

では目標産業育成としてはどうだっただろうか。京をベースにしたスーパーコンピュータ PRIMEHPC FX10[13]やFX100は、東大[14]、名大[15]、キヤノン[16]、九大[17]、信大[18]、JAXA[19]、核融合科学研究所[20]、気象庁気象研究所と、調べるだけでも国内実績は多くある。国外実績は、台湾中央気象局[21]、シンガポールナショナルスパコンセンター豪州 NCI、英国 HPC Walesと、それなりにある。ただどうだろう。産業としてうまくいったのだろうか。有価証券報告書を見ても、その他のセグメントに入ってしまっているため状況がつかめない[22]。謎ではある。とはいえもし、産業としてそれなりに育ったのならば、有価証券報告書で報告する事業セグメントとして独立したものを与えられてしかるべきだったのではなかろうか。少なくとも1000億も出したのだ。そのくらいではあってほしかった。更に言うなれば特に競争の激しい国外市場をうまく取り込めたかというと、産業育成という視点では頑張ったとは思うものの心もとない結果だったように、少なくとも私には見える。

消費電力の面はどうだろうか。上述の通り、SPARCを使う理由には省電力が上げられていた。これをライバルSequoia、Titanと比較してみよう。2012年11月のTOP500[9]で見ると、京は12.6MW消費するとあるSequoiaは7.8MW、Titanは8.2MWだ。実はこの時の報告のあるスーパーコンピュータの中で、最大の電力消費量を誇っている。高いほうがいいのではなく、消費電力は低いほうがいいので、これはかなり問題がある。

費用面はどうだろうか。これもライバル比較してみよう。京は日本円にして1120億円かかっている。対してSequoiaは2億5000万ドル[23]、Titanは9700万米ドル[24]だ。2012年11月で見るとドル相場は82円なので、Sequoiaは約205億円、Titanは80億円となるだろうか。京のプロセッサ開発費を除いたとしても、数字が違いすぎるのだ。


纏めてみよう。京は、一時期でベンチマーク上だとしても、TOP500で1位を取った。これは「夢を与え」(平尾公彦氏)た結果だったろう。しかし、それは砂上の楼閣でもあった。しかしそれを実現するための費用米国の5~10倍で、性能は実は半分、消費電力は1.5倍という結果になり、産業育成も盛り上がったかどうかは判然としない。こんなところだろうか。

さいごに

近年のスーパーコンピュータを含めたHPC分野はどうなっているだろうか。近年のクラウドコンピューティングの流れを当然HPC分野も受けており、主要プレイヤーとしてAWS名前が挙がっている[25]。またレポートでは挙がっていないものの、Google Cloudも猛追しており、円周率計算では1位を叩き出している[26]。必要な時に、必要な規模で構築できるクラウドコンピューティングの波は、さてHPC分野でどこまで浸透していくのだろうか。産業育成の方向が、2009年時点では確かにハードウェア開発だったろう。しかし、事業仕分けへの反発により、日本方向性を間違ってしまったのではないか。私は、そんな気がしてならない。


[1] ttps://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/hyouka/kentou/super/haihu01/siryo2-3.pdf

[2] ttp://www.nec.co.jp/press/ja/0905/1402.html

[3] ttps://www.fujitsu.com/jp/about/businesspolicy/tech/k/whatis/processor/

[4] ttp://web.archive.org/web/20130207162431/https://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2007/070914/index.html

[5] ttps://www.top500.org/lists/top500/2007/06/

[6] ttp://www.jaist.ac.jp/cmsf/meeting/14-3.pdf

[7] ttps://www.llnl.gov/news/nnsa-awards-ibm-contract-build-next-generation-supercomputer

[8] ttps://www.top500.org/lists/top500/2012/06/

[9] ttps://www.top500.org/lists/top500/2012/11/

[10] ttps://www.top500.org/lists/top500/2011/06/

[11] ttps://www.top500.org/lists/top500/2011/11/

[12] ttps://www.riken.jp/pr/news/2012/20120927/

[13] ttps://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-24020620111107

[14] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/11/14.html

[15] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/05/15.html

[16] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/08/6.html

[17] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/08/22.html

[18] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2014/02/13.html

[19] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2014/04/7.html

[20] ttps://nsrp.nifs.ac.jp/news/PS-next.html

[21] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2012/06/25.html

[22] ttps://pr.fujitsu.com/jp/ir/secreports/2015/pdf/03.pdf

[23] ttps://arstechnica.com/information-technology/2012/06/with-16-petaflops-and-1-6m-cores-doe-supercomputer-is-worlds-fastest/

[24] ttps://web.archive.org/web/20120727053123/http://www.hpcwire.com/hpcwire/2011-10-11/gpus_will_morph_ornl_s_jaguar_into_20-petaflop_titan.html

[25] ttps://www.sdki.jp/reports/high-performance-computing-market/109365

[26] ttps://cloud.google.com/blog/ja/products/compute/calculating-100-trillion-digits-of-pi-on-google-cloud

2016-06-28

日本的にいうとスコットランド北海道、じゃない。

イギリスEU離脱問題で、Twitterとかで「スコットランド日本でいえば北海道みたいなものからー」という人が意外に多くてびっくり。

スコットランド北海道地理的環境は似ているけど、歴史的に言えば全然違うよ。

強いていえば、東北地方だよ。特にアイヌ文化がそこそこ残っている東北北部

まあ、北海道こそアイヌ文化の本場だけどさ、スコットランド的な意味では歴史性が全然違うんだよ。

現代では東北会津地方以外は「維新史観」に洗脳されて、他の地方との歴史連続性を当然視する向きがあるけどね。

そんなわけで、イギリスの各行政区分「国(country)」を日本にあてはめると、

イングランド

東北を除く本州の大部分。ロンドン東京遷都されずに京都がそのまま首都になった感じ。

あと、カンタベリー大聖堂のあるイングランド南東部は、お遍路とか宗教的聖地という意味四国に近いかな。

でも、実はイングランド王室って、発祥フランスだったりするので、日本に無理やりあてはめると

中国大陸発祥一族日本征服したことになってしまうので、まるで騎馬民族征服王朝説ですね(笑)

ちなみに、イギリスフランス文化的関係は、日本中国関係結構似てます

ウェールズ

九州に近い。王太子が「ウェールズ公Prince of Wales)」と呼ばれるように、他の地域に比べてイングランドとの一体性が強い。

九州宮崎県)が皇室ルーツであるように、かの有名な「アーサー王伝説」もウェールズに縁が深い。

ウェールズ人は怒りっぽいというステロタイプがあるけど、熊本人が怒りっぽい(肥後もっこす)というのとちょっと似てる。

スコットランド

上で述べたように、東北地方に近い。中央政府イングランド)にずっと対抗してきた歴史があり、文化や(遺伝子レベルで見た)人種結構違う。

東北地方地名にはアイヌ語に由来するものが多い(気仙沼の「ヌマ」とか)けど、スコットランド独自の語彙が少なくない(ゲール語)。

じゃあ、同じケルト文化圏コーンウェールとかどうなんだと突っ込まれそうだけど、強いていえば北陸東北日本海側あたりですかね?

北アイルランド

この地域こそ北海道に近い。でも、本当は朝鮮併合後日本から独立しなかった朝鮮半島、というイメージが最も似ている。

カトリックを中心とした民族運動についていけなかったプロテスタント系の住民が多く、アイルランド共和国から分離したので、

無理やりイメージすれば、今の北朝鮮にあたる地域平壌新義州あたり)だけが日本から独立しなかったという感じ。

ほら、こう書くだけでどうしてテロを伴う激しい独立運動が起きたか簡単理解できるでしょう? 最近はまったく平和ですが。

ついでに言うと、マン島とか王室保護領は、独自文化圏という意味沖縄および八重山諸島っぽい感じですかね。


<追記>

この前バラエティ番組で "United Kingdom" を「連合国」って訳したフリップを使っていたけど、

United Kingdom は「国連United Nations)」とは違って、United が形容している名詞単数形から

「(複数の)王国群の連合」ではなくて、「(複数王国が)統合された単一王国」が正しいのね。

実は「連合王国」という公式訳はちょっと誤訳気味だというのは業界(何の業界だw)では有名な話。

イギリスイングランド王室が各王国王位兼業することで、形式的に各王国の形を残しながらも

事実上統一国家になった王国なんですね。

から複数王国連合ではなくて、複数王国統合された単一王国理解するべきなんです。

2016-02-27

 
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