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2025-10-21

anond:20251020175719

人種身長、年齢、全ての限界を超えて男子100m決勝に進んだアジア人スプリンター蘇炳添(ソヘイテン)の話をしようと思う

距離界は長らく黒人選手の独壇場とされてきた。爆発的なパワーと大きな歩幅はアフリカスプリンターの大きな強みだ。

蘇炳添は173cmと小柄で、アジア人の骨格が不利だと見なされていた。さらスプリント選手ピークは20代半ばと言われる中、30歳を超えても挑戦を続けていた。

常識的に考えれば、世界トップで戦える条件は揃っていなかった。

そんな数々の限界を打ち破り、アジア人として実に89年ぶりにオリンピック男子100m決勝の舞台に立ったのが、中国蘇炳添である

2010年代日本では桐生祥秀山県亮太らが台頭し、誰がアジア人初の9秒台に到達するかが注目されていた。

その競り合いの先陣を切ったのが、2015年世界陸上北京大会で9秒99をマークした蘇炳添だ。

アジア人として史上初めて10秒の壁を破り、世界中を驚かせた。

蘇炳添武器は鋭いスタートだ。爆発的な初速でリードを奪い、室内60m走ではアジア記録を次々と更新し、世界の強豪と互角に走れる下地を築いていった。

2018年には9秒91、9秒92複数回9秒台をマークし、実力として世界最速に近い領域に居続けることを証明した。

この時点で既にアジア史上最高のスプリンターであることは疑いようがなく、30歳を超えた彼がそのまま引退しても伝説として語り継がれただろう。

(ちなみにウサイン・ボルトが現役を退いたのは31歳だった)

だが、蘇炳添物語は終わらなかった。

迎えた2021年31歳で臨んだ東京オリンピック準決勝

年々高まる男子100mのレベルに阻まれ日本桐生祥秀山縣亮太多田修平の3人は惜しくも予選敗退。

テレビの前の陸上ファン最後の望みを託したのは、アジア人で唯一準決勝に駒を進めた蘇炳添だった。

だが、その期待は同時に不安でもあった。

なぜなら蘇炳添が走る準決勝第三組は「死の組」と呼ぶにふさわしい激戦区だったからだ。

アメリカロニー・ベイカー、自己ベスト9秒83。

南アフリカアカニ・シンビネ、自己ベスト9秒82。

そしてイタリアマルセルジェイコブス、自己ベスト9秒80。この男こそ後に東京五輪金メダルを掴むことになる選手だ。

決勝に進めるのは各組上位2人、そして準決勝全体でタイム上位の2人。

第三組の顔ぶれを見れば、その争いが絶望的に険しいことは明らかだった。

この組を突破するのはほとんど不可能ではないかと、多くの陸上ファンが思っていた

31歳になった蘇炳添は、静まり返るスタジアムの中でスターティングブロックに腰を下ろした。

号砲が鳴った瞬間、その身体はまるで弾丸のように飛び出した。

他の選手よりも明らかに一歩前に出る会心スタート。室内60mでアジア記録を連発してきた男の真骨頂が、この世界最高の舞台完璧に決まった。

世界トップスプリンターたちが猛然と追い上げる中、蘇炳添最後の一歩まで粘り、胸を突き出しフィニッシュラインを駆け抜けた。

結果は1着。

アジア人が100m準決勝を着順で突破する。それだけでも歴史的な快挙だった。

だが、真の衝撃はその先に待っていた。

場内の視線は一斉に、電光掲示板へと集まる。

9秒83

世界歴代12位(当時)の大記録だった。

その数字確認した瞬間、蘇炳添感情を爆発させた。カメラの前で何度もガッツポーズを繰り返す。

大声で叫びながら歓喜を全身で表現する姿は、これまで積み重ねてきた努力が一気に解き放たれたかのようだった。

動画解析によれば、蘇炳添レース中盤、60m地点を 6秒29 で通過していたという。

これは非公式ながら、現在の室内60m走の世界記録をも上回る驚異的なタイムだ。

蘇炳添人類史上最速のスタートダッシュを、オリンピック準決勝という極限の舞台でやってのけたのである

決勝は準決勝からわずか2時間後に行われた。

100m走身体の消耗が激しく、蘇炳添準決勝で全力を出し切っていた。十分な回復ができないまま臨んだ決勝の舞台

結果は6位、タイムは9秒98。

メダルには届かなかったが、それでも同じ日に2度も9秒台を叩き出したという事実が、彼の実力を雄弁に物語っていた。

アジア人が9秒8台で100mを走った。

その事実は、世界中の陸上ファンに衝撃を与えた。

YouTubeには蘇炳添準決勝の走りが無数にアップロードされ、ファン編集したドキュメンタリー動画は瞬く間に1000万再生突破した。(現在権利関係で削除されているが、当時の熱狂ぶりを物語っている。)

東京五輪男子100mの話題は「誰が金メダルを取ったか」ではなく、「蘇炳添が9秒83で走った」というニュースで持ちきりだった。

男子100mの記憶に残るレースといえば、真っ先に思い浮かぶのはウサイン・ボルトだろう。

2008年北京五輪で胸を叩きながら駆け抜けた9秒69(当時の世界新記録)、2009年ベルリン世界陸上で叩き出した人類最速の9秒58。

そして2012年ロンドン五輪男子100m決勝。

世界歴代1位から5位までのスプリンターが一堂に会した史上最速決戦の中で、ボルトは圧巻の9秒63(五輪記録)を記録し、自らの王座を守り抜いた。

彼の走りは、人間はここまで速くなれるのかというロマン世界中に刻み込んだ。

それ以上に私の記憶に焼き付いているのが、東京五輪男子100m準決勝である

自分と同じアジア人で、もしかしたら自分よりも背が低いかもしれない男が、大柄な黒人スプリンターたちを一瞬で置き去りにする圧倒的なスタート

その光景は、アジア人スプリンター可能性を根底から覆す瞬間だった。

カール・ルイスよりも速いアジア人がいる。

その事実ロマンを感じずにはいられない。




ちなみに、ウサイン・ボルトが記録した9秒58の時の60m通過タイムはおよそ6秒30と言われている。

一般的に、身長の高い選手は加速局面を苦手とし、スタートが遅い傾向にある。

それにもかかわらず、身長ほぼ2mのボルトが、173cmの蘇炳添と同じスタートダッシュを見せられるというのは、まさに異次元しか言いようがない。

2025-09-26

総裁選裏目ってる

はてブ批判されてても「そうは言っても世間では受け入れられてるでしょ」なのだ

今朝がたの新聞記事にまで「総裁選しらけムード」と見出し踊ってて「そっかー」となった

 

自民総裁選、たぶん元ネタ米大統領選挙予備選だと思うんだけど、

あれの真似すれば宣伝で稼げると算盤はじいたメディア界隈と、

メディア露出が増えて顔が売れれば美味しいと思った自民党との思惑合致で盛り上げにいって、

実際、かなり成功したと思う

まさか今回ここまで逆効果になるとは、冷笑気味に眺めてる自分も思わんかった

 

なんでだろねと考えると、まあ、候補者がショボすぎる、に尽きるんだろう

進次郎を農水大臣にして露出を増やしたら早々にボロを出しまくったのが致命的という気がする

ボンクラなのは周囲もわかってたんだろうから、アレはギリギリまで露出させず隠しといて、

国政の本選挙ときの顔見世にだけ使うが正解だったんだろうな

 

逆にいや、切れるカードがなさすぎて参院選の前段階準備なんてショボいとこに進次郎を使うしかなかった、

そのぐらい自民党はもう打てる手が限られてる、とも言えそう

 

にしても、なんで石破降ろしにあそこまで拘ったんだろう

世界陸上日本に持ってくるのだって金かかったろうし、

せっかくスポーツ報道支持率を盛り返せるチャンスだったろうに、

石破降ろしで政局を被せちゃって無駄遣いになっちゃった

なにより、自民党のいいとこは組織力と団結力だったはずなのに総裁任期前で強引に引きずり下ろすとか、

民主党政権時の民主党内ゲバみたい

迷走してるって印象がかなり強まってしまった

 

いっそ今出馬してる面子を全員切って、まるきりのニューフェイス大勢出したほうが良かったんじゃないかなあ

2025-09-23

今更なんだけどさ

世界陸上リレーアメリカが救済レースさせてもらえたのって公平性がどうのこうのってわけがないよね?

陸上からなさすぎてアメリカ復活してて、なんかWBCの時みたいな神の手が働いたのかと思ったけど、救済策自体レギュレーションにあるんだよね?

2025-09-22

白人選手が大活躍した世界陸上2025、アジア人選手の結果

陸上を腐すのによく使われる言葉が「黒人だらけ」というものだが、今回はトラック種目でも白人選手活躍が目立ってたよね

アジア人は隅に追いやられていたと思われつつ目立たないところでメダルを取ってた

日中韓の獲得メダル

日本 銅2(男女競歩2枚)

中国 銀2(男子競歩女子ハンマー)、銅2(男子幅跳、女子ハンマー

韓国 銀1(男子高跳)

織田裕二世界陸上名言を生み出す

1980年代東側諸国ドーピングの疑いが濃い記録を「やんちゃな記録」

これは定着しそう

2025-09-21

世界陸上黒人陸上改名しろ

はいはい黒人遺伝子最強ですねー

黒人同士が競技してるところ見ても楽しくないよ

2025-09-19

親が世界陸上に出ていたアフリカ日本人選手を「シャバーニ(イケメンで有名なゴリラ)みたい」と言っていたのでさすがに注意した

ヤバイよ、と伝えても「いや、差別じゃなくてカッコいいって言いたいだけだから」とか言ってくる

ならゴリラに例えずカッコいいだけで良いだろって何度言っても褒めてるから褒めてるからって反論してきて、最後は一応良くないことだとわかってくれた感じだけど、これはまたどこかで言うだろうなと不安

別にアップデートしろとか俺が特別ポリコレに敏感なわけではないけど、移民も増えるであろう日本でこの感覚でいたらいつかどこかで殺されるのではないか不安を覚える

2025-09-16

世界陸上日本人活躍と肌の色見てもまだ移民に反対する奴いるのかよ・・・

俺はもう漫画ちゃんと読めないのかもしれない

Xで、世界陸上でライルズという選手が、呪術廻戦に登場する五条悟の無量空処を真似ていたっていうポストを見た。

子供の頃はこういうの真似してたなぁ。

でも、今は違った。無量空処はわかるけど、その指の結び方なんて知らない。

おかしい。呪術廻戦は面白かったはずなのに。

 

子供の頃と違って、漫画に集中できてない。

文字と絵だけ見て、適当に流し読みするだけになっているんだと思う。

なんかすごく悲しい。あの頃に戻りたい。

2025-09-15

ランニング楽しくない

特に趣味もないしやりたいこともないので、ランニングを始めた。学生の頃陸上部だったので、走り慣れてはいるけど、最初ちょっと走っただけで脚上がらないし、息も上がって死ぬかと思ったし、筋肉痛とか脚の張りがヤバくて毎日できなかった。

今はだいぶ慣れてきたけど楽しくなる気配が無い。走りたくねぇ〜と思いながら家を出て、帰ってきたら何やってんだろと思う。

一応友達地元駅伝大会に出るので今はそれを目標にしてて、定期的に目標のために何かしらの大会に出る様にしてる。

でも本当に楽しくない。ニコニコで走ってるインフルエンサーさん素晴らしいと思う。夜に苦悶の表情で汗だくで走ってる自分とは大違い。

ウエア買ったりするとその時はテンション上がるけど一瞬で帰りたくなる。とりあえず健康になりたい、とかダイエットしたいっていう意味もあって続けるけど身体には何の変化も無く、意味を感じられない。

高いシューズとかスポーツウォッチ?とか買えばまたテンション上がるかな?今ランシューはどのメーカー流行りなんだろう。

世界陸上やってるからテンション上がってきたのでランニング行ってくるけど、戻ってきたらまた後悔に苛まれそう。もしここでもランニングしてる人いたら一緒に頑張りましょうね。

2025-09-14

anond:20250913170513

自分も体育ド下手でさ、マラソンは学年のビリ、リレー迷惑かけるだけだった。なんで走るのかわけわかんないよ。普通に生きていればそんなに長く・早く走る必要はないのに、なぜわざわざ人体に負荷をかけるの?って今でも思う。

世界陸上やってるみたいだけど果てしなく意味わかんないもん。

美術館夫婦で行けばいいじゃん。お金があるならヘルパーでも雇って自分時間を作りなよ。あとディズニーは本当に親子で行けないのかな?ディズニーでなくても花畑に行くとか、家族で楽しめることはあると思うよ。

2025-09-13

世界陸上見てて思ったこ

あった瞬間顔が小さいことを指摘するインタビュアー

髪の毛がサラサラしてることを指摘するインタビュアー

褒めてるつもりかもしれんけど、見てて不愉快な気分になるよ

2025-09-11

今度の週末に世界陸上観戦のために上京するんですけど

国立競技場付近食事の美味しいおすすめのお店があったら教えてください!

2025-01-01

今年の世界陸上東京でやるらしいけど

外人連中はカタールW杯の時みたいにゲイ権利がどうとか、また変なアピールするんだろうか

まあ、北京で夏冬2回も五輪やっちゃった時点で、何を騒ごうが所詮茶番しかないわけだが

2024-08-04

XY染色体ボクサー問題の詳しい背景

今のところ一番科学的背景もしっかり書かれていて参考になる記事

全体的にみると、IOCがクソという結論しかならんな…

https://quillette.com/2024/08/03/xy-athletes-in-womens-olympic-boxing-paris-2024-controversy-explained-khelif-yu-ting/

なぜ彼女たちの女子カテゴリーへの出場資格問題になっているのか?

国際ボクシング協会IBA)は7月31日声明を発表し、「認められた」テストにより、ケリフと林が女子競技資格基準を満たしていないことが証明されたと説明した。IBAによれば、これはテストステロン検査ではなく、遺伝子検査のことだという。

2023年3月24日IBAは林玉婷選手とイマーヌ・ケリフ選手IBA女子世界ボクシング選手ニューデリー2023から失格とした。この失格処分は、IBA規則に定められた女子大会への参加資格を満たしていなかったことによるものである。綿密な審査の結果下されたこの決定は、競技の公正さと最大限の完全性を維持するために極めて重要かつ必要ものであった。

注目すべき点は、選手たちはテストステロン検査を受けたわけではなく、別途認められた検査を受けたこである。この検査は、両選手必要資格基準を満たしておらず、他の女子競技者よりも競技上の優位性があることを決定的に示すものであった。

2023年3月24日IBAが下した決定は、その後2023年3月25日IBA理事会によって批准された。この決定の公式記録は、IBAウェブサイトからアクセスできる。

失格処分は、両選手に対して行われた以下の2つの検査に基づいている:

林玉婷はIBAの決定をスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴しなかった。イマネ・ケリフは当初CASに上訴していたが、途中で上訴を取り下げたため、IBAの決定には法的拘束力がある。

IBA関係者は別途、両選手がXY染色体を持ち、テストステロン("高T")レベルが高いことを付け加えている。

「高T」とは、女性カテゴリーに属するアスリートについて語るときに、女性範囲を逸脱したテストステロン値を表現する方法ひとつである。すぐ下の図1からわかるように、男性女性のTレベルは13歳くらいで分岐します。下の図1と図2の両方から思春期初期以降は男性女性のTレベルに重なりがないことが明らかであるドーピング男性であることは、成人アスリートが "高T "である可能性のある2つの方法である

5-ARDおよびPAISのアスリートは、XY染色体補体を持っており、精巣があり、精巣は正常な女性範囲外のテストステロンを産生し、アンドロゲン受容体はその「高T」を読み取り、処理する。その後、彼らの循環Tレベルは、通常のパフォーマンス向上効果を持ち続けます

言い換えれば、5-ARDアスリートトランス女性および性的標準的男性女性比較した以下の図3に示すように、男性標準からの変化(外性器の未発達など)は競技パフォーマンスには無関係である彼女たちが女性競技に参加するときは、男性の優位性を発揮する。

ケリフと林はDSD女子カテゴリーに不適格なのか?

この質問に対する答えは、現在3つのバージョンがある。

ひとつは、IOC信頼性に欠けると主張するIBAのもので、ケリフとリンにはDSDがあり、不適格であるというものだ。つまりIBAまたはその代表者は、彼らが男性優位の遺伝男性であると言っている。後者一般的に、彼らのTが生物学的に利用可能であることを意味し、アンドロゲン不感症ではないことを意味する。

もうひとつは、ソーシャルメディアや一部の報道トレンドになっている、ケリフとリンはXX染色体、卵巣、すべてにおいて完全に女性であるという、根拠もないコメントである選手たちの表現型が男性であるという点は認めるが、多くの女性(彼らはトランス女性を含むと広義に読む傾向がある)が男性的な表現型を持っており、これはその前提を受け入れるだけの問題だと言う人もいる。

3つ目は、IOCの高度に暗号化された声明を注意深く解析すると、IOC現在立場であるように思われる。ケリフとリンには男性優位のXY DSDがあるかもしれないが、彼らは生まれとき女性として識別され、現在もそのように識別され続けているため、女性なのだ

IOCはここ数日、ケリフとリンへの攻撃を嘆くことに多くの時間を費やしている。本当にひどいことだ。しかし、この不安定な状況は、ほとんどIOC自身が作り出したものだ。スポーツにおけるセックスジェンダーとの複雑な関係を考えれば、予想されたことではあるが、どうしようもなく複雑なメッセージを送っている。

IOC6月大会における選手表現性別に基づく表現使用することを禁止し、女性であることを自認する性別多様性XYアスリートの扱いを明確にするよう求める言語ガイドを発表した。

この言語ガイドは、2021年IOCがとった、性別が多様なXYアスリートは、男性であるという理由だけで、アリーナ男性優位とみなされるべきではなく、男性のTレベルは、最高の男性と最高の女性の間のパフォーマンスギャップの主な原動力として、科学的によく理解されている役割にもかかわらず、失格とされるべきではないという立場から導かれたものである

このアイデアは、キャスター・セメンヤやリア・トーマスのようなXYのアスリートに関する論争を、関連する生物学と、それについて話すために私たちが使う言葉を消すことによって、女性カテゴリーから消し去ることだった。

もちろん、IBAがケリフとリン女性カテゴリーに入れたことをIOCに指摘した時点で、IOCはこのまま逃げ切るつもりはなかった。しかし、IOCは事前に自らの手を縛っていたのである。そのため、IOC広報担当者の口から語られたことの多くは、「内部事情」と「手品」の組み合わせであると私は思う。

それでも、『Inside the Games』のアレックス・オラー氏による8月2日付の優れた記事は、この質問に対する2つのXY DSDバージョンの答えのうち、どちらかを選んでいる知識豊富記者たちが間違っていない可能性が高いことを物語っている。Oller氏のレポート全文(およびInside the Games全般)を読むことをお勧めするが、要約すると次のようになる:

形式的には、IOCはケリフとリンパスポート記載されている性別採用している。これはIOC現在性別テストと考えることができ、法的な性別性別および/または女性カテゴリー資格代理として使用している。

IOCはまた、ケリフとリンパスポート記載されているもの性別と一致していないことを示すものは何も見ていないと述べている。もちろん、IBA声明はそうではないと述べているが、IOCは、IBA声明が「恣意的」な手続きによって得られたものであるため、IBA声明は信用できないとしている。

同時にIOCは、木曜日にケリフが初優勝した後、自らのウェブサイトから、少なくともケリフは-林もそうでないにせよ-T値が高いという表記を削除したことを認めている。その説明のために、T値は関係ない、女性でもT値が高い選手はたくさんいる、と一部で述べている。

T値が高い女性アスリート(多嚢胞性卵巣を持つアスリートを含む)は、T値が女性範囲外でもなく、男性範囲内でもなく、女性範囲の上部にある。彼らの性別は疑わしいものではない。上で説明したように、女性カテゴリー競技しようとするアスリートの「高T」は、国際的スポーツでは、外因性アンドロゲンによるドーピングか、生物学的に利用可能内因性アンドロゲンによる男性であることを意味する。ケリフもリンドーピングをしているという事実はない。

余談だが、多くの連盟IOCが長年にわたってTを性差代用として使ってきたのは、それが優れたものからである。法的な性別よりも生物学的な性別を求めるのであれば、パスポートよりも正確であることは間違いない。

IOCはまた、実用的かつ無差別的に正しく判定する方法がないこと、そして科学的にケリフと林が女性であるというコンセンサスが得られていることから性別判定を断念したと述べている。

ここでのIOC発言整合させることは、内部の人間であっても不可能である専門家選手ファイルを見させたのか、そうでないのか。もしそうでなければ、科学的なコンセンサスを得ることはできない。

オリンピックムーブメント政治は、少なくとも2つの点で、この物語に大きな影響を与えている。

その第一は、IOCIBAの戦いである。IBAは偶然にも、ドーピングウクライナ戦争に対するIOC姿勢に敵意を抱いている。

もうひとつは、IOCトランス権利擁護派と協調し、性差に基づく女性カテゴリー擁護する人々に反対するという政策選択したことだ。ここでIOCIBAだけでなく、世界陸上や世界水泳といったオリンピックムーブメントで最も重要連盟とも対立している。IOCとは異なり、これらの連盟は、女性アスリートのための公正さと女性カテゴリーの維持を優先することを決定している。

女子陸上競技問題において、IOC指導者としての義務放棄している。

遺伝男性遺伝女性凌駕することに関して、明白な証拠を皆に待たせるのは間違っている。

2024-08-01

今回からメタルが国別からEU表記になってるけど

これっていつの大会からなんだろ?

東京の時はたしか違った記憶

世界陸上とかでも既にやってる?

それとも今回が初?

ロシアウクライナ戦争でNATO的団結を示すために導入したとかなんだろうか?

一部言われる

日本中共がメダル多いのムカつくので

理由だとするのは、あまりにも馬鹿すぎて有り得ないと思う

2023-10-07

テレビアジア大会放送してるけどさ、そこまで「日本代表すごい」ってやりたいの?

世界陸上とか世界水泳は毎回放送してたの知ってるけど、アジア大会なんて放送してなくなかった?

アジアしか出てないしレベル低い大会から日本人結構優勝してるけど、

そこまでして「日本人はすごいんです」ってのがやりたいの?

日本人スポーツで優勝したからって、日本人全体がスポーツ万能ってことにはならんのに、

なんか不気味・・・

2023-03-25

スポーツ界がトランス排除して何か問題あんの?

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.afpbb.com/articles/-/3456885

トランス無双したせいで大学奨学金が、みたいな話だとさすがにちょっと同情の余地もないことはないけど

オリンピック世界陸上みたいなメジャー連中だと、そもそもいちいち正義ヅラして怒る気自体がちーーーーとも起きんわ

何やったって死ぬほどどうでもいい

だって北京で夏冬2回も五輪やっちゃったんだぞ?

うその時点で正義もクソもねえじゃん

本当に”目覚めた"人たちならそこの段階でもっとキレてなきゃおかしいんだって

それで言ったら、大昔にアンサイクロペディアに集って「エクストリーム・聖火リレー」とかしょうもねえネタやってた奴らの方が、倫理的にはよほど目覚めていたじゃねえかとツッコまざるを得ない

日本五輪あんなに中止中止と大騒ぎしてた面々も、あの冬はセミみたいに静かだったよなあ?

それで今更「中東同性愛者の権利ガー」みたいなの持ち上げたって、鼻で笑われておしまいだっつの

だいたいこの先、民意コスト無視してデカイベントやれるのなんて中東中華ばっかりになるかもしれないのにどうするんだよ

あんまり騒いでたらエミレーツ航空スポンサー全部降りちまうぞ


WBCから甲子園まで、スポーツなんて商業主義に毒された興行しかない

五輪精神」なんか森叩くために持ち出すものしかなくて、とっくの昔に死んでる

社会正義が通らないのなんてカネの前には我慢するしかない

下手すりゃロシア排除すらそのうち有名無実になってしまうかもしれない

から都合のいい時だけアスリートに変な夢見るのはやめよう

所詮興行コマに過ぎない連中を、ソジャだのウォークだの多様性だのの神輿祭り上げようとするんじゃない

いか距離を取れ

それが正しいスポーツ見方ってもんだ

anond:20230426120257

2022-12-03

日本人権問題に無関心!」じゃなくて判断が遅い

「水差すのは…」W杯開催地カタールの人権侵害、日本は関心薄い? | 毎日新聞


「なんでこのタイミングで騒いでんの」って話なんだよなあ

だって遅すぎるでしょ

工事で何人死んだとかの話ならまだわかるけどさ、イスラム圏の同性愛がどうたらこたらみたいなの、昨日今日始まったような話じゃねえじゃん

それこそ女性の権利でも政治体制でもいくらでも煽れちゃう

だったら最初から中東なんかでやんなきゃよかったのに

もう北欧だけで一生ワールドカップやってなさい

野球なんかほぼアメちゃん一国でワールドシリーズなんだから、何もおかしことないぞ


つーか、この際はっきり言うけどな

スポーツイベントダシにして義憤ごっこやってるような段階なんか、もうとっくに通り越してんだわこっちは

本当に遅すぎる、タイミング

北京で夏冬2回も五輪大成功させといてさあ

ドーハにしたって世界陸上やっといてさあ

ロシア侵略してやっと、ようやく追放みたいな話が出てくるウスノロドンガメぶりでさあ

それで今更ちょーっと人権ネタ擦って茶番じみた小競り合いして、なんか意味あんのかマジで

五輪精神」なんか森殴る口実どころかとっくの昔に死んでるわバー

だいたいそんなに人様の人権が気になって眠れないならな、ウクライナそっちのけで夜中に球遊び眺めてワーキャー言ってる場合じゃねーだろ

どんだけ罪深いんだよ

しか米中関係悪化たこないだの冬ですら、ボイコットなんてせいぜい政治家が行くだの行かないだのでおしまいだったからな

アスリートを盾にされれば、今時そんな強硬手段なんか簡単に取れるわけないとわかりきっている

プロレスにしてもしょっぱすぎんの

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