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グラウンドで飼い主待ち続け… 火災で取り残された犬を保護 大分

火災現場近くのグラウンドで、消防団員が発見した際の犬のミノ君=飼い主の渡辺敏夫さん提供
火災現場近くのグラウンドで、消防団員が発見した際の犬のミノ君=飼い主の渡辺敏夫さん提供

 火の手に阻まれ、生き別れになった愛犬ミノが生きていた――。大分市佐賀関の火災現場に取り残されていた12歳の雄の雑種犬・ミノが20日に保護され、避難所に身を寄せていた飼い主の渡辺敏夫さん(64)、妻の寿賀子さん(64)と2日ぶりに再会した。

 渡辺さん夫婦が避難している佐賀関市民センターの公民館。20日午前10時過ぎ、消防団の男性に連れられたミノが姿を見せると、寿賀子さんは「もしかしたら無事でと思ってはいたけれど」と信じられない様子。寿賀子さんに頭をなでられ、いつものように鼻をクンクン鳴らしながら、しっぽを振って喜ぶミノの姿に敏夫さんもほっと胸をなで下ろした。

 大分市佐賀関で住宅など約170棟が焼け、1人が死亡した大規模火災は、発生から丸2日たった20日夕も鎮火に至っていない。一方、佐賀関半島の陸地にある住宅街や山林は火が燃え広がる恐れのない「鎮圧状態」となり、大分県警は火元などを調べる現場検証を始めた。

 火災が起きた18日夕、間もな…

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