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2025-11-09

母親による子殺し」を減らす方法はある?

結構社会問題だと思う、これ。

意識的社会的問題としては、女性幼児のことを「自分の体の臓器の一部」的認識しかないものがある程度(女性による子供への差別、女尊子卑的な価値観)があるけど


こういう社会改革的・男女論的な持っていきかたは

痴漢被害左翼フェミニスト社会運動に利用されて実用的な対策(監視カメラの導入、私服警官)を妨げるので無しにしたい。


ニュースとかでよく聞く犯行動機をまとめると

もっと遊びたかった

・親にバレたく無かった

庇護されてる存在から庇護することになったストレス

子供ストレス生活問題の捌け口にする

・夫や親族へのあてつけ

が多い。


動機がさまざま過ぎて対処が難しく、単純に「母親サポートしよう」では意味が無いだけでなく「サポートを受けたく無い」も動機としてあるのがわかる。


確実な解決策としては

子殺し厳罰化

匿名出産孤児院の整備&推奨」

子育て免許化」だと思う。


まず子殺しに関して、アメリカなどに比べて子供を殺すことに関して緩すぎる。刑罰バランス殺人の中でも明らかに優しい。


匿名出産に関してや孤児院に関しては、今は社会的に良く無い雰囲気があり、また病院説教まがいのことをしてるけれど推奨すべき。子育てに自信がある人だけが子育てすればいい。

孤児院幼児教育など高等な教育を施すようにしてインセンティブを与える。離婚場合第一選択肢になるレベルにすればいい。


子育て免許化に関して、妊娠が発覚してから心理学や小児の権利、小児の医療について学ばせ、試験合格しないと育児できないようにするべき。


車椅子母親の滅多刺しとかは防げないが、大多数は救えるんじゃないか


PS:

なんか「男が〜男親が〜」とか「女は〜」とか、男女の社会構造問題に持っていこうとしてる人が居るけど、そういう「個人的なことを政治的もの」にするのを辞めようって言ってんだよね。


ピルが普及しなかったの、当時の左派フェミニストが「男の快楽ために何か女が薬を飲む必要はない」ってデモ意見主張の材料にしたから。

直接的な痴漢対策が進まなかったのも、監視カメラ私服警官導入に左翼系とフェミニストが嫌がったからだよ(女性専用車が痴漢対策として意味ないのはわかるよね……?)

個人的被害者性を簒奪して、運動に利用してたの。


個人的もの個人的ものとして、直接的な子殺しに対するアプローチをした方が結果的環境を変えるのはフランスピル普及後見ればわかること。


たとえば子育て免許制にして、運転免許よろしく知的精神的な問題を持つ人は弾くようにする。

教育強制化することで、社会へのサポートを反強制化して結果的孤立を防いだり、コミュニティへのアクセスが増えるだろ。

男性も「子育てからない」で逃げられない結果的意識改善につながるし、社会構造さえ変わるだろ。


それでも社会構造先に変えたいってなら、罪のない人間に罪被せて男や女叩きしといてください。

あなたの怒りが利用されずに、いい方向に社会が変わるといいね

2025-10-27

anond:20251027215530

自分も周りにささえられたし、善意知識や工夫をシェアしあってやっていけばいつか報われる」

ってサンタさんみたいなITの神話がよくあるけど、

国益って大事だよ?

いまごろ和製ビルゲイツみたいなのができてバンバン孤児院に金撒いてたかもしれないんだしさ

まあ入力だけならローカライズ一種として結局あっぷるかマイクロソフト地方税納税ちゃうんだろうけど。

GA(F)Aってやってることがもう国なんだよ、徴税してオーソライズしてサービスしてさぁ、

国益っていってわるけりゃIT特区みたいな?

まっさきに新製品ローンチしてもらえるような日本になってみんなで幸せになろうよ

(それが達成できちゃったのがゲーム業界なのよな)

 

まあ法務も善良な間抜けはいからピンキリではあるけど、

N社の法務部の強さは世界一ィイィィィィィだから

2025-09-19

日本人の低身長男性よりも黒人遺伝子の方が優れていた

ジョー山中

ザ・ダイナマイツ山口冨士夫

母親にも捨てられ孤児院で育ったにも関わらず、あの世代で平均以上の身長だった

しかジョー山中モデル仕事をやっており、上半身裸の写真彫像のような美しさ

その上、会場に乱入してきた全学連学生返り討ちにする腕っぷしの持ち主

間違ってもいじめられっこホビットチー牛にはならない

2025-09-17

映画貴公子を見た

魔女 witch監督だったので面白かろうと思って見たのだが、アクション自体面白かったが脚本がなんかごちゃごちゃであんまのめり込めなかった。

5点満点なら3.2点くらい。

 

主人公フィリピン人韓国人ハーフ(コピナ)のマルコ

底辺暮らしを送りながら父親捜しをしていた彼が実は富豪の息子だったことが発覚。

てんやわんわの大冒険が幕を開ける。

 

まぁ話はありがちに、富豪病気で臓器のスペアを探していたということが発覚、

韓国に到着したマルコは3つの勢力から追われることになる。

 

1.富豪財産を総取りしたい長男

  彼は長年富豪の手足として働き、彼の心臓を治すことで遺言の書き換えを狙っており

  そのためにマルコを何としても無事に迎え入れ、手術を行う(なおマルコは死ぬ)必要がある。

2.富豪財産を総取りしたい後妻の娘。

  病気富豪にはさっさと死んでもらいたいが息子がいることが発覚したため

  そいつ殺害し「息子は発見したけど死にました」ということにし、現状のまま遺言通り遺産相続したい。

3.謎の貴公子

  なんかよくわからんけどずーっとマルコを追いかけてくる。

 

で、マルコ貴公子ダブル主人公的に話は進んでいくんだけど、貴公子目的永久不明なのでずっと「これ何の話?」ってなってしまう。

特に中盤はこの意味不明チェイスがずっと続くから話進まないなぁ、退屈だなぁってなる。

貴公子は1と2の勢力とも戦いを繰り広げるため、どっちかの味方ってわけでもなさそうでより混乱。

 

最終的に、実は貴公子は2の勢力から依頼されてマルコ富豪の息子だとでっち上げ人間であることが発覚する。

息子がいるらしいが誰かはわからん

わからんからとりあえず、っぽい奴を息子ということにして殺しちゃえばいいじゃん。

じゃあその道のプロである貴公子くん、なんかいいやつを一人頼むよ。

という話である

ここがいかにも驚きのトリックが!みたいな感じで貴公子はいかにして無関係マルコを息子に仕立て上げたのか

という話が描かれる。うん、まぁ、すごくはあるんだけどさぁ……

で、最終的に貴公子コピノだったんだよね~今回の事件お金孤児院復興するぞ!とかなるんだけど、

 

それは貴公子マルコを追いかける理由にはなんないよねぇ!銃とかも撃ってたしさぁ!

マルコめっちゃタフだから助かってるだけでマルコさくらももこのほうだったら100回死んでたよねぇ!

しかも依頼主も殺しちゃってるし、こいつホンマに私絶対に失敗しないのでが口癖のプロ仕事人か?

金のために無関係の貧しいコピナ悪の組織に売り渡しといて「あなたは死なないわ。私が守るもの」って

マッチポンプってレヴェルじゃねぇぞ!

しかも本当にマルコを救うことが目的ならさっさと明かして共闘すればええがな。

お前がニコニコしながら銃振り回して追いかけるから自体がどんどん複雑で面倒くさい方向に行ってんじゃん。

こいつホンマに私絶対に失敗しな(以下略)

全然スッキリしないよ!?ガバガバってレベルじゃねぇぞ

 

監督パク・フンジョンって魔女とかVIPとか悪魔を見たとか脚本面でもわりと優れた監督から

期待して見たのに、アクションはよかったけど他はかなりグダグダでかなりがっかりした。

こんなもん撮ってる暇あったら魔女シリーズさくさく作って完結させんかい

2025-09-13

無能子供産んで欲しくないけど、有能な人が子育てで消耗するのは社会の損失だと思う

乳母システムって正しかったんだなあ。

いっそのこと国が将来の労働力にするために優秀な遺伝子をかけあわせて代理母に産ませて国営孤児院で育てりゃいいんじゃないかな。

2025-08-14

マックがするべきだった唯一つの正解

転売ヤーっぽい外人が現れたら「あーそういえば◯◯の所の信号機を曲がった所に孤児院があるんだよなー。カードが欲しいだけなら食べ物はアソコの子供たちに寄付するとかすればいいのにー(棒)」と独り言を言うように指示しておけばよかったのにな—(棒)

2025-07-17

少子化対策ってさ

子供を産むことに明確な利があることにしないと無理な段階まで来てるんじゃないの

子供は老後の介護のため、社会の将来のためだから」とか「生物として子孫を残すのは当然」だから「産むことそのものが利じゃん」っていう人がいるのはわかるよ

でもそういう人は勝手に産んで勝手に育ててるんだわ

「産むことに利がないじゃん、利よりも損が大きいじゃん」って考える人が増えたか出生率が上がらないんじゃないの


ここで、今の少子化対策について見てみると、やれ育休がどうだの、産休がどうだの、産休・育休明けのキャリアが不利にならない制度作りだの、高校無償化だの、

「産んだ後に育てやす環境しましょうよ」に主眼が置かれている

これって「利」なの?

かに「利」ではあるけど、後ろ向きというか、「損失を回避するための利」だと思うのね


増田がいってるのはもっと単純で「個人にとって明確に利になること」をすればいいんじゃないのと思うわけよ

極論、子供産んだら1億円上げます。って言ったら大体のやつが産もうと考えんじゃないの

なに?1億円はやり過ぎだ?おっしゃる通りです

じゃあ1000万円なら?100万円なら?

先述した「産んだ後に育てやす環境」を作るためにも予算がかかるんだから予算の使い方を産んだ人の実利になるように考えればいいのになと思うんだよね

勿論問題点もあるよ。例えば現金給付なら産んですぐに殺しちゃうんじゃないかとか、お金目当てで生まれ子供幸せにならないんじゃね。とかね

それも含めて議論していけばいいんと思うんだ


他にはちょっと方向を変えて、「不利」にならないことを「利」とするとかね

具体的には、独身税、非出産税の導入とかだね

さらに、子供がかわいくないだの、経済的に育てられるかわからないだので、育てること自体に対する不安に対して、公金で孤児院運営することで受け皿とするとかね

ここら辺は既存検討されてる「損失を回避するための利」に近しい側面を持ってるけどね


糞みたいな案なのは重々承知だけど、少子化対策を考えるってならもうちょっと多角的視点持っていいんじゃないですか

2025-06-21

自分史上最低のラブコメ漫画家ジャンプで打ち切られた

自分史上最低のラブコメ漫画家ジャンプに帰還

anond:20241123225630

先日増田でこのような日記を書きました。この中で私は筒井先生の新連載であった『シドクラフトの最終推理』を「きっと長期連載になるのでしょう」と書きましたが、残念なことに今週発売したジャンプで27話で打ち切りになってしまいました。

掲載順も早々に最下位を取るなど良くありませんでしたし、単行本売上もギャグ漫画のロボコより下(追記単行本が売れづらいギャグ漫画でそれなりに売れているロボコはすごいですが、一方でギャグ漫画以外でロボコより売れないと長期連載は難しいかと思います)でしたのでいずれそうなるだろうとは思っていましたが想像より早かったです。

前の増田ブコメで「よし、打ち切られるか長期連載になるか俺と勝負だ。」と勝負を仕掛けられていましたので私が勝負に負けてしまった形になります

そのため負けた責任としてなぜ私は長期連載になると思っていたのか、にも関わらずなぜ打ち切られてしまったのかを自分なりに整理して書き留めます

結論から言えば私が筒井先生ファンであるという軛から逃れられていなかったのが根本的な理由だと感じました。元々増田のようにファンを辞めていたつもりだったのですが、そのようにはなれていなかったようでした。

以下に私なりに整理した内容を書いていきますが、ネタバレがありますので注意してください。

主人公の造形

主人公シドクラフト些細な異変に気付ける洞察力と、犯人物理的に制圧する実力を持ち合わせた名探偵でありながら、一方で女性モテたいと思いながらも全然モテず、更に好きになった相手がことごとく犯罪者であるという不幸の星の下に生まれ人物です。

ジャンプで成人男性主人公になること自体は昔からこち亀ぬ~べ~銀魂など人気作品がありますし、今もSAKAMOTO DAYS看板級の人気を博していますのでよくあることです。

ですから成人男性であるというのはさほどのマイナスではありません。では何がダメと感じたかというと小~高校生男子の憧れの対象になっていないように感じました。

先に上げた主人公普段はスケベだったりだらしなかったりしています

ただいざというときには他の誰にもできない方法犯人を捕まえたり生徒を救ったり敵を倒したりする。普段はだらしないけどいざというとき活躍する。そういう姿に少年たちは大人の格好良さを感じるわけじゃないですか。昼行灯活躍するというのはこの格好良さの定番の一つで、先に上げた主人公たちもそのフォーマットに則っています

シド場合は逆で、普段名探偵らしく推理も格闘もこなしますが、いざ恋愛になるとヒロインエリオ)の男装に気づかなかったり※、女性ちょっと触れたくらいでひゃあーー!?とか叫んだり胸が当たったくらいで気絶したりしてしまます

※終盤で明かされましたが、主人公シドにはあらゆる嘘を一瞬で見抜いてしまうために嘘ばかりつく人間たちにうんざりしていたという過去がありました。そんなとき助手に応募してきたエリオシド男装していることを一目で見抜きましたが、ひたむきに自分を慕ってくるエリオの姿を見て、この子のことは何があっても信じようと思い(=男という嘘も自分自身に本当だと信じ込ませた)、人間不信になっていたところを救われたという設定がありました。

要するに普段はカッコいいのにいざというときにはヘタれてしまます。これは憧れというより、応援したくなる、共感できる主人公ムーブのように感じます

一方で文武両道完璧イケメン主人公なのに恋愛で上手くいかないというのは中々思春期の男には想像しづらく、応援共感したいという気持ちで好感を持たせるムーブ主人公なのに、応援共感できる設定ではないのかなと。

そういう意味主人公が成人男性なのに憧れられない、かといって応援したいとも思われないのは主人公の造形が失敗しているのかなと感じました。

終盤のシリアス展開ではカッコよかったので早いうちからこういう姿も見たかったです。

後は成人男性ちょっとエロいシチュになったくらいでひゃあー!?だのはわー!?だの可愛いデフォルメ顔で叫んでるの結構キツかったです。大人だろ。

ヒロインの造形

今作ではメインヒロイン3人中2人、それも1話に出た2人が男っぽい服装男装というスタイルでした。

だいぶ挑戦的だなと思いましたが、個人的には筒井先生の絵なら十分行けると思っていました。

露出が少なくても筒井先生可愛い女の子が描けますし、1話時点では出ていませんでしたが途中から真冬そっくりのルルが3人目のヒロインとして出てきましたので、十分カバーできると思っていたのですが、結果的はいわゆるヒロインからズラしすぎてしまったのかなと思います

ミステリ要素の薄さ

本作はラブコメミステリと名乗っているとおり、ミステリ要素があります

ただあくまラブコメがメイン、ミステリはサブなのでトリックはほぼなく1話完結。その話の中でこういうコマセリフがあるから犯人はこの人という程度のものです。

まり金田一コナンのような推理要素はあまりなく、漫画に書いてある描写シドが語って解決するという、小学校低学年向けのミステリ的な感じです。

これは個人的にはプラス要素で、筒井先生といえばラブコメですからミステリがその邪魔にならないからいいと思っていました。

ただレビューを見るとミステリ要素を期待していた読者もいたようで、そういった方からは低評価のようでした。確かにキャラクターと一緒に事件を追っている感じはしなかったです。

結果的には推理を入れるなどしてミステリ要素を強めたほうが良かったのかもしれません。

もっとも、大謎としてゼロクラフトという悪役の正体がヒロインの一人だったという展開がありましたので、筒井先生ラブコメがウケてミステリも続けられればミステリ好きも満足できたのではないかと思うと残念です。

ただ曲がりなりにも推理ものなのに、記憶も行動も操作可能催眠ができる黒幕がいるというのが真相の核にあるのは白けました。

ヒロインの可愛らしさ

これは簡単に言うとヒロインが可愛くないコマがあるということですね。ぼく勉では筒井先生の描かれる美少女イデアを確かに掴んでいたと思うのですが、それがシド推では失われてしまったように感じました。

可愛くないコマくらいいくらでもあるだろうと思われるかもしれませんが、ぼく勉連載時にはどのヒロインも1コマたりとも可愛くないなと感じたことはありませんでした。元ファンとして断言します。それなのにシド推はたった20ちょっとなのにいくつかそういうコマがありました。

これはキャラデザによるものではありません。現にシド推一巻発売時に掲載されたぼく勉特別編の真冬うるかにもそういうコマがありました。

筒井先生作画環境が変わってしまった結果なのか、単に絵柄の変化によるものなのか私にはわかりませんが、筒井先生ヒロインの可愛さが一番の武器だったと思うので、それを逃してしまったのは大きなマイナスだったと思います

参考(真冬先生

連載中

https://i.imgur.com/S55ocgs.png https://i.imgur.com/G1SqOqv.png ぼくたちは勉強ができない問37 ぼくたちは勉強ができない問184 より

特別

https://i.imgur.com/Nu8hgiY.png https://i.imgur.com/zLxhB31.png ぼくたちは勉強ができない 特別編 より

ぼく勉との類似点

ぼく勉の中でうるかが成幸にずっと見ててねと言っているエピソードがありましたが、シド推でもシドが見ていてくれたとかいエピソードがありました。

また真冬と成幸で疑似親子のエピソードがありましたが、それもシド推で、見た目が真冬先生と同じようなルルとシドでやっていました。

もちろん同じ話ではないのですが、前作を読んでいれば思い起こすことは当然にする展開でした。

個人的にはそのエピソードぼくたちは勉強ができないという作品の成幸とうるか、成幸と真冬経験したエピソードなので、同じ作者とはいえそれを違うキャラクターがやるのは見ていて相当違和感がありました。

もちろん逆に嬉しい人もいるかと思いますが、他にも前作ヒロイン絵画にいるとか孤児院の子どもが前作に出てきた子どもであるとか、ファンが喜びそうな反面、見飽きてしまったり新規さんお断りであったりと感じられてしまうことはあるかなと思いました。

またぼく勉と似た設定として、主人公シドは実は探偵をやめて静かに暮らしたいと思っていますシドだけではなくヒロインの3人にも軽重はありますが本当はやめたい(やりたい)けど我慢していることがあります

最終的にはやりたくないことをやめてやりたいことをやろうという結論に達するわけですが、ぼく勉は開始前からヒロインはその結論に達していて、そのために努力しようというところから始まっているので、ぼく勉のときより年齢設定が上がっているのに精神面では後退しているのは個人的には非常に引っかかりました。

設定がふわふわ

今作のヒロインの一人であり怪盗でもあるルルには、悪人からしか盗まないという設定があります。にも関わらず彼女の初登場回のエピソード彼女が狙った美術館美術品を主人公が守って終わりという展開でしたので、主人公悪人を守ったことになり、それでいいのかという疑問が残ってしまますそもそも普通に展示されている美術品を盗むわけなので、美術館のどこがどう悪人なのかわかりません。

他にも昔主人公ヒロイン冤罪を晴らしたときの年齢が青年から子供に急に変わったり、催眠術を術者の声真似をして無効化できるようになったのに声真似をするキャラがなぜかその場所をすぐ離れたり、細部にこだわりがあまり感じられない印象でした。

前作でもシチュエーション重視の強引な設定はありましたが現代日本なので読者がなんとなく補完できていたけれど、近代ロンドンは読者が補完できないので違和感が大きくなってしまうのかなと感じました。

ラブコメにしては殺伐としすぎている

ラブコメミステリですけど普通に人が死ぬんですよね。その横できゃあああ師匠さすがっすー!!!みたいなことされてもテンションがついていけないところがありました。

コナン比較されることもありますが、コナン時代を経て殺人事件がある種メタツッコミされるような定番化した後にやり始めたのであって、序盤からそれ以上のノリで軽く扱われるものとは少し事情が違うのかなと思います。それにコナンには黒の組織を潰して新一に戻らないと蘭とまともに恋愛できないという感じでミステリ恋愛に繋がりがありますが、シド推は特にそういうのないんですよね。

ラブコメとの相乗効果がないタイプミステリだったので、そういった点でも殺伐としすぎる事件が多かったと感じました。

主人公目的が薄い

一話目を読んだ印象ではモテたいというのが目的だと思っていたのですが、モテたいという動機は早々になくなってしまいました。探偵として積極的活躍するというモチベーション特にありません。

途中でゼロクラフトというシドを狙う悪役が現れましたが、シド積極的に捕まえようと動くわけでもなく襲ってくるのを迎え撃つというだけでした。

その少し後、中盤から終盤くらいにようやく探偵をやめて穏やかに暮らしたいという夢があること明かされました。

このように主人公のやりたいことや目的がはっきりしないので、嫌々ながら探偵をやっている主人公美女三人が集まって事件解決するだけみたいな話になっていました。

ハーレムラブコメって意外と恋愛だけやるのは少ないです。ニセコイ約束女の子を探す目的がありましたし、いちご100%映画を作る目標がありました。

そういうフォーマットとは違って恋愛けが主題で、事件には受け身で巻き込まれるだけという形になってしまっていたので、その意味でも分かりづらかったのかなと思います

それでも長期連載になると思っていた理由

マイナス面は上記が主なものかなと思います。一部は1話から察することができるものではありましたが、それでも私は長期連載になるだろうと感じていました。

理由としてはまず筒井先生の絵が素晴らしかたことですね。キャラデザマイナスは正直に言えばあったと思いますが、それでもしっかり可愛かったですし、他の連載陣と比べても十分上位に入る上手さだと思います

また筒井先生の一番の武器ヒロインの豊かな感情表現した顔が描けることだと思いますが、これは連載陣の中でも一番だと思っていますラブコメではこれが何より強みになると思っていましたので、多少のハンデがあったところで他のライバルたちに負けないだろうと思っていました。

他にはとにかく読みやすいことですね。読んでいて何がどうなっているのか読みづらい、どう時間が流れているのかわからない、なんとなく読んでいて違和感がある。そういったことが一切ありません。

わかりやすく読みやすいようにデザインされていて、そのせいで無茶な設定でもなんとなく読み飛ばせてしまうという欠点もありますが、とにかく読みやすいということは読まれやすいということで、広く読者をカバーする必要がある中では強い武器だと思っていました。

私は元々筒井先生が好きでしたから、前作からこのような要素が保たれていたので長期連載になるだろうと思っていました。

結果的にはこれらの要素を過大評価していたために予想を外してしまっていたのだと思います

私は筒井先生ファンであるという軛から逃れられてはいなかったのだなと、このような結果が出て初めて実感しました。

余談

最後最終回についてです。筒井先生の良いところと悪いところがふんだんに詰まっていて、まさに筒井先生面目躍如だなという回でした。(個人的にはお世辞抜きで面白い最終回だったなとは思っています。)

簡単に流れを書くと、シドスフレに君が好きだ、探偵を辞めるから2人で静かに暮らそうと告白するも、他の2人のヒロインやその他のキャラたちがたくさん出てきてなんとなくうやむやになり、最後探偵本能に導かれてまだ探偵を続けることになるという最終回でした。

良いところ

まずは印象的な見開きの使い方ですね。ジャンプラ読者に配慮したのかシド推は見開きが少なかったように思いますが、筒井先生のここぞというシーンでの見開きの使い方は非常に巧みで、スフレ告白するシーンでのカメラを引いた見開きは素晴らしかったです。

他にも告白前後シドスフレキャラクターの表情の繊細さや、告白してからの全キャラ総出のドタバタギャグなど、ライトで明るい描写も非常に楽しかったです。

決めシーンでの繊細な感情描写ライトなシーンでの明るく軽い描写、どちらも高レベルでこなせる筒井先生面目躍如だったと思います

悪いところ

端的に言うとキャラクターの心情を全く顧みないことですね。

まずスフレ探偵を辞めると言って告白したことですが、この数話前に男装していた自分助手であるエリオに対して、男も女もどうでもいい、キミにそばにいてほしいんだって言っているんですよね。

このセリフを言ってから作中時間で数日しか経っていないのに探偵を辞めるとか言い出すのさすがに薄情すぎると思います

また告白した後のなんとなくうやむやの部分ですが、色々あってエリオもルルも自分シドの好きな相手だと思い込んでるんですよね。

完全に振られてる女に自分が選ばれたと思わせて糠喜びさせてるんですよ。

普通に振られるよりよほど残酷グロいなと思いますが、この辺りに筒井先生のなんとなくそれっぽい雰囲気にすることを優先して先のことを考えないところ、キャラクターのことや言動整合性を考えていないところが詰まっていて、本当に筒井先生だなと思いました。

総じていうと打ち切りが決まったであろう後半、シリアスが入ってから面白かったです。逆にそれまではぼく勉の焼き直し感が強く退屈でした。

キャラの強さがぼく勉と比べて大きく違った点だと感じました。逆に言えばこのキャラ好きな人には打ち切りは納得いかないだろうなと思います

最後にまとめます

ラブコメ   ぼく勉よりつまらない上に同じノリなので見飽きている。

ミステリ   推理要素が薄くてつまらない。

キャラクター ぼく勉と比べて魅力がない。

こういった点が打ち切りになってしまった原因なのかなと思います

筒井先生が今後どのような分野でご活躍なされるかはわかりませんが、良い点も悪い点も変わってなかったので、あえて言えば絵は多少悪化していると思いますが、きっとどこかでご活躍なされるのだろうなと思います

ただまあこれもファン目線かもしれないですね。

2025-06-06

子ども家庭庁の予算7兆円で孤児院経営したほうがよくない?

チャッピーの試算によると100人程度の孤児院の経費は年間4、5億程度らしい

3000軒立てても必要経費は1、2兆円、30万人底上げされれば少子化対策としてはとりあえず十分だし

そもそも子どもがいないだろ、という意見もあるだろうが受け入れ祝い金1000万くらい預ける側に渡せば金目で産んでくれるやつもいるだろう

その予算は初年度10万人としても1兆円

施設に余裕があるとき世界中戦災孤児などを集めてしっかり教育すればいいわけから道徳ポイントも稼げるし、雇用も生まれ

マジでいい案だと思うんだよねこれ、実質的子どもを買うという倫理的問題以外は

2025-05-16

"「物語キーを握る少女」が監督の娘の名前とかやったら引くやろ これはそういうやつや 端っこの1個2個やったらええけど数でそれくらいの印象になっとる 多すぎるねん"

ブレンパワード登場人物

伊佐未依衣子→主人公の姉。富野監督奥さんは自著だとああこ(亜阿子/阿々子)として登場。良い子とああこをかけている。ブレンパワードヒロイン宇都宮比瑪だが、物語宇都宮比瑪を残しオルファンと同化した姉を助けに行くところで終わる。

ユキオ・アカリクマゾー→ヒロイン宇都宮比瑪と同じ孤児院にいたカツレツキッカポジのガキたち。男・女・男だがそれぞれ富野監督の娘・娘・飼い犬の名前引用している。幸緒さんは後にGのレコンギスタアイキャッチダンス振り付け担当している。


富野監督のコンテ演出時のペンネーム斧谷稔→亜阿子さんの実際の旧姓が斧谷だったということらしい。斧谷を使い始めたのは亜阿子さんと交際した後の時期から

2025-05-04

ロマン・アブラモヴィッチからメールが届いた。

ロマン・アブラモヴィッチからメールが届いた。誰だかしらんが、ものすごく馴れ馴れしいやつだ。

へい、親友はん!

わてはロマン・アブラモビッチっちゅうもんや。昔はチェルシーフットボールクラブオーナーやったんやけど、もう売っぱらってしもて、ウクライナへのロシアの侵攻をホンマにアカンと思てるから、その売ったお金は全部チャリティ寄付したんや。プーチン大統領決断にはずっと反対しとったし、もう完全に縁切って、友達やのうなったんや。

グーグル検索で、あんさんメールアドレスとプロフィール見つけて、立派な人やなあって思ったんや。それでな、あんさんにわての口座管理人に連絡取ってほしいんや。連絡先は、あんさんから返事が来て、詳しい情報教えてもろたら、すぐ送るわ。その口座管理人が、1億ドル(100,000,000米ドルものお金あんさんが受け取れるように手伝うてくれるんや。このお金を受け取ったら、そのうちの6割を、あんさんが選んだええチャリティ団体とか、孤児院寄付してほしいんや。残りはあんさんが持っといてええで。資金を受け取るには、その口座管理人に協力してな。それと、このやり取りの間は、電話とかでの連絡は一切なしやで。セキュリティ上の理由や。

ほんでな、わての口座管理人に伝えるために、下の情報を教えてほしいんや。もうそ管理人には、この話は伝えとるから

フルネーム      
国籍出身国      
現在住んでる国:      
年齢:      
性別      

早よ返事くれるの待っとるで。

ほな、よろしゅう!

ロマン・アブラモビッチ

チェルシーFCオーナー

2025-04-16

anond:20250416122124

現実問題中絶を望まれるくらいの子どもがその環境で育つの倫理的かどうかって話なんじゃないの

孤児院にしても理解環境も整ってないし

2025-02-26

anond:20250226081444

男性もまったく裸一貫自分の力だけってのはいないよ

実家が太いか貴族富豪庇護受けるかのどっちか

信長実家織田家だし、秀吉信長の覚えがめでたかたか出世できた。なんもないとこからポッと偉人は出ない。

女の業績を語る時には庇護がセットになる一方、男の業績ではそれは語られないというだけ。

「女は性を武器にできる」って言うけど、男はホモソーシャル武器にできるわけで、ありがちな話だと、偉い人のキャバクラ通いに付き合って可愛がられてのし上がるみたいなやり方できるのは男限定だよね。

強者オスにどう取り入るかの方法が違うだけで、強者オスの庇護を受けて偉くなることには変わらない。

あと増田が例に上げてる人たちな。

ナイチンゲールに関しては家柄がすごいから動かせる人脈もすごかったのは事実だけど、それ以前の問題として当時のそういう家柄の女性はお家で刺繍でもして良いお家にお嫁に行くというのが当たり前、小さいこからそう育てられた制約を本人のパワーでぶっ飛ばし、当時は最底辺職業看護師として戦地に赴くって時点で行動力ヤバいし、パトロンがすごかったか成功したという感じは全然しない。ナイチンゲール女性可愛いからいろいろ融通してもらえたってことはなく、相当強引にネゴって話つけてることが多い。

マリー・キュリー帝政ロシアの圧迫で公に活動ができなくなった学者の家の子で、貧困の中で育ち、家庭教師とかして家族を養いながら自活して、そのあと姉を頼ってパリに出て、苦学して奨学金もらってどうにか研究すすめた、ってとこまでが人生第一章。別にピエール・キュリーだって太いパトロンというわけでもなく、研究バカ同士のパートナー婚だし、ようやく研究の芽がでだしたこからってとこでピエール事故死する。で、一人で遺児を育てながら偉大な業績を打ち立てた。さら子どもノーベル賞受賞する学者に育てた。ピエール庇護研究できたみたいに思ってそうだけど、事実全然違うよ。むちゃくちゃ過酷人生日本でいうと野口英世ぐらい過酷

ちなみに野口英世は有力なパトロンがいたわけではなく、故郷集落の人たちのクラファンで高等教育を受けてる。男でもこういうのはむしろ珍しい。

ココ・シャネルマリリンモンローとかと同ジャンル孤児院から枕営業のし上がった人って感じはあるけど、ナイチンゲールマリー・キュリー別に性とか関係なく普通にパワー型の偉人だよ。

特にマリー・キュリーに関しては太い実家も女使って動かしたパトロン存在しないよ。自分で働いて奨学金もらって生きてきた人だよ。

あと、女性偉人ゼロからのし上がった人といえば、「奇跡の人サリヴァン先生人生はすごいと思う。

ちなみに「奇跡の人」とは三重苦を乗り越えたヘレン・ケラーではなくサリヴァン先生のほうだよ。

ヘレン・ケラー増田が言うように実家が太いし、三重苦の娘のためにグラハムベルの伝手で家庭教師を探しまくらせるほど親の愛情もあったが、サリヴァン先生は完全にゼロからスタート

あの時代に女で天涯孤独孤児盲目、最底辺の救貧院育ち。その時点で人生詰んでるじゃん。

盲学校出たとしてもロクな仕事がないのが普通のところ、卒業タイミンググラハム・ベルヘレン・ケラー家庭教師を探しに来て採用されたのはほぼ奇跡

2025-01-26

anond:20250126164227

めちゃくちゃ手厚く教育費用かけて、孤児院卒がエリートへの近道みたいになるとなお良い

オスマン帝国のイエニチェリみたいな感じ。親が進んで孤児院に入れる

欧米カトリック系ですらやべーのに国策孤児院カジュアル化なんてしたらプレデターだらけになるんじゃないの

……もしかしてそれが狙い?

2024-12-17

小学生の時に姉の蔵書の中から読んだ「切り刻まれ食べられたミスプディング悲劇」という少女漫画が忘れられない

~あらすじ~

若きイケメン伯爵は一夜を共にしてほしいと女に言い寄られるが、どうも女は明らかに浮ついたビッチではなく、求めに応じていたら怖がってやっぱやめると言い出した

詳しく聞き出してみると、女は最近夜中に不自然な深い眠りに落ちることがあり、目覚めてから胸騒ぎに駆られて家の中を調べると血のついたモノが見つかったりする

そしてそんな夜は、巷を騒がせている男ばかり狙う連続殺人事件が発生しているのだという

もとは孤児幼児期記憶に欠落がありいろいろと不安な女は自分犯人ではないかと恐れを抱いていた

そんなことを最愛の夫にも相談できず、適当な男と一夜を共にして夜間に不審な振る舞いをしないか目撃していてほしかったのだという

伯爵面白がり、最近死んだ者たちを調べ上げ、共通項を見つけた

彼らはかつて、孤児少女麻薬漬け性奴隷にして弄んだとして報道された変態グループの者たちだった

麻薬の入ったプティングを刻んで参加者たちで分け合い、離脱症状のでている少女に「もう我々のお腹に入ってしまったよ、奉仕をしないと追加はないよ」と言うのが恒例だったが、

ある時に麻薬への欲求に狂った少女参加者の男の腹を食い破って殺害する事件が起きたことで表沙汰になった

少女被害者として保護されその行方は知れないが、もしかしたら件の女がそうかもしれない伯爵は思う

でも色々調べた結果、実はその少女とは女装させられた少年で、女の夫こそが麻薬漬けにされて殺人事件を起こした子供だったと判明する

夫は女装ホモ奴隷にされた過去払拭し、麻薬への渇望を絶ち、同じ孤児院にいた同じような悲しみを背負う女に恋をして、成長した後で過去を隠して女にプロポーズした

過去がバレないように眼鏡をかけてチー牛のふりをしていたが、性奴隷時代に押された焼印を見られたことでかつての変態貴族の一人に正体がバレてしまった

「君が子供じゃなくなってもいける、チー牛おっさんを装っても君はまだ女装すればいける、殺人過去バラされたくなければ昔のように従いなさい」と変態要求してきた

夫は女に眠剤を仕込んで起きられないようにした上で、自分過去を知る者たちを一人ずつ殺害し、夫婦生活を守ろうとしていた

変態をなんとか全員仕留めきった後で妻にそのことが露見し、伯爵は「変態が悪いんだから別に告発したりはしない」とは言うものの、

妻はそんな恐ろしいことをした夫を受け入れられずにキモがってしまい、夫は自分の首を切りつけて自殺

夫は謎の連続殺人事件最後被害者ということにされて弔われた

妻は、夫の手を取れずに死に追いやった責任を持ち生涯彼を思い寡婦として生きると葬儀に来た伯爵に語った

~~

この作品のせいで目覚めたもの

女装少年

麻薬漬けの子

性奴隷にされる子供

カニバリズム子供大人が望ましい)

・嫌がるおっさんへの女装強要

・黒いベールを顔にかぶった未亡人

自分のせいで死んだ男に生涯の操を立てる女

他の作品から複合的に目覚めたものもあるが

この作品のいろんなシチュエーションに電撃走り、何度も読み返したもの

2024-12-02

ヴァイル憎悪+ティント愛情の並行やってから寝ようと思ったけど失敗した

ティント愛情だけで終わってヴァイルの方まで構えなかった

あいう「一見女のような中性的美青年」ってキャラは触れ合ったら意外と逞しいみたいなのありがちだが

ティントアは指が細いとか言及あるし体格も華奢なのかな

腕力が意外と強いみたいなのはたまにあるのでそこが男っぽさか

大体のキャラが生まれ育ちに強く影響された人となりを持つ中で

ティントアは捨て子→孤児院育ち→養子縁組教会住み込みという

わりと制約強そうな生育環境なのになんであれだけ自由人なんだろう

趣味聖書読みさえやってれば敬虔扱いされて後は放任からああなったのかな

ルージョンはあんなに育ち故の屈折さに苦しんでるのに

あい性教育を全く受けないまま本能だけで正解に近づきそうなピュアな性欲を感じる

2024-11-22

ドラマ龍が如く」のレビュー

先日、全部見終わったのでレビューを書いてみようかなと。

あんまりうまくないですが、誰かしらの参考になれば…。

ゲームプレイしたこともあるため、なるべく比較にならないようにしたつもりですが、ばっちり引きずられてます

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ゲームとの比較

前提として「龍が如くアナザー」としてパラレルワールド的に話が構成されています

設定についても流用された点が多く、ゲームファンからすると視聴前に期待が高まるのもうなずけます

ゲームと同じ設定>

桐生と錦山は孤児院でともに育った親友

・澤村由美も孤児院で過ごした仲間

・錦山には妹がいる

風間おやっさんに育ててもらい、恩義がある

桐生は"親殺し"をしたこと刑務所に入り、出所から物語スタートする

・100億の行方を追うことになる

ただ、それらをつなぐパーツが少しずつ異なっているため、

ゲームファンからすると設定を"勘違い"させられる箇所が多数出てきます

<異なっている設定>

桐生は"龍の男"(地下格闘技ファイター)にあこがれており、

 ファイターになるために堂島組にはいることを希望している

桐生、錦山、由美、ミホ(錦の妹)は親しい兄弟姉妹のような関係で、悪友のような関係でもある

風間極道引退済みで、孤児院経営しているカタギ

・由美の姉「アイコ」が存在し、物語にも深くかかわってくる

若い時が1995年出所後が2005年の設定であり、年代だけでなく桐生・錦山らの若者像も異なる

・その他、ゲームと同じ名前人物が出てくるが、性格や設定が基本的に大きく異なる

ゲームそのままではないオリジナル要素の取入れについて、自分抵抗はないですが、

元を知っているゆえに要所要所で勘違いとがめられるような感覚がめんどくさくはあります

▼わかりやす

ただ個人的には別展開として楽しんでいけるタイプなので、ここまでは許容範囲内です。

受け入れがたいのは大きく異なっている設定・背景の説明があっさりしすぎていること。

例えば子供のころに見た龍の男にあこがれる設定も、いつ、どういうきっかけで見たのか?

それがなぜ少年桐生ちゃんハートをつかんだのかよくわからないのです。

その上でとある事件きっかけに桐生自分堂島組に売り込むのですが、

計画的に売り込んだのか、それとも仲間を守るために売り込んだことにしたのかがイマイチわかりにくかったです。

桐生自身が予想をしていなかった展開として進んでいるため、守るため…のように見えるのですが

 憧れも口にするのでどっちやねん!となってました)

こういう重要な要素はゲームという別の設定に親しんだ人がたくさんいるからこそ、

丁寧に、わかりやすく、「ここが違うんですよ!」と示すべきだと思うのですが、どうもその辺が弱い。

それゆえに話が進んでいくごとに「あれ?どうだったっけ?」みたいなことがちょいちょい自分の中で発生してしまい、

ストーリー全体をつかむためのノイズになっていました。

▼全体の構成と視聴するうえでのノイズ

ノイズと言えばもう一つ。

背景がゲームと異なることを説明する目的もあると思うのですが、映画1995年2005年を行き来する形で進みます

過去がこんな風に違うから現在のかれらもこんな風に違うんだよ~と説明する意味では

かに丁寧で、必要構成なのだとは思います

が!!

行き来が多い上に時代の違いをわかりやすく示すものが少ないため、

今はどっちの時代の話なのかわからなくなることが度々ありました。

演者服装髪型雰囲気が異なるのはわかるのですが、

画面としても片方が明るいとか、過去編はノイズを少し入れてるとか、

そういうわかりやすさがあってよかったのかなと。

で、最終的な解決に至るまでに、体感過去現在=7:3くらいの比率だったので、

よくよく考えたら重要であるはずの現在エピソードが大したことないんじゃないか?って気がしてくるんです。

丁寧な説明大事と書いておいてアレですが、流石に比率が寄りすぎててイマイチ

「この話はどうなるんだろう?」ではなく

「どうだったんだろう?」という答え合わせばかりで進んでしまうため、

結果的に爽快感としては弱かったのかなという印象です。

▼なんとなくの点数

ストーリー:50点

 →全体はいいのに、原作に引っ張られて残念になった感じ

構成:40点

 →もう少しやりようはあったと思う

演出:40点

 →こっちも工夫できたんじゃないかなと

エンタメ:60点

 →わりとワクワクして、次々見ちゃった

印象:70点

 →ちょっとVシネっぽい雰囲気を感じたけど、まぁアリかな。よせすぎるとアウトレイジに勝てないし

出演者:65点

 →線の細さは気になるけど、個人的には及第点。でも対戦相手ガチのムキムキすぎるので比較してしまうんだよな…

映像:50点

 →まぁ普通かな

総合:55点

 →あんまり高くない気がするけど、見れないほどじゃない。暇つぶしとしては十分。

こんな感じでした。

以下、にネタバレ分を含む内容も書きますので、視聴済みの方はどうぞ。

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▼真島のアニキノイズ

設定は違うけど、真島のアニキ原作の通りだったと思います

狂犬だし、強いし、怖いし。十分すぎるくらいにゲーム再現していたかなと。

でも!!!!でも!!!

再現してるからこそ、なんであんちょっとだけしか使わないのかが気になってしまうんです。

狂犬と呼ばれる武闘派で、東城会の会長も頼りにするような強い男なのに、

使われ方が完全ににぎやかしのソレ。

バトルジャンキーなら地下格闘技で対戦しかけたり、強さをアピールする描写が欲しかったし、

秘密兵器なら頼りになったり、狂気的な描写があってもよかった。

固有名詞で呼び出された上に乱闘でめちゃくちゃ活躍したのに、特に盛り上がることはなく、

何かわからんけど若桐生ちゃんケンカしたことを覚えてて、空気を読めない軽い鉄砲玉…。

ファンがっかりするだろうなぁ~というのはよくわかります

▼死の描写の不足

島大河とかアリスとか、重要人物がめちゃくちゃあっさり死んでいくのがとても納得いかない。

尺の問題とか重要じゃないからとかわかるんだけど、だったらモブのままにしておくとか、アリスエドガーは一緒にしてしまうとか、

やりようはあったんじゃないかなと…。

グロ描写を増やす必要はないけど、あっさりと死んだことにされすぎて、

あの人は何だったんだ???となってしまうのがとてももったいないと感じました。

▼錦山が重たい

ラスト桐生ちゃんお姫様抱っこする錦山。なんでその運び方にしてしまったんだろうか…。

いや、もう、竹内涼真も重たくってプルプルしてるし、その運び方に意味があると思えないし…。

普通おんぶして運べばよかったんじゃないのかな…。

あと錦山が死んだのか、死んでないのかもはっきりしないままに終わるのはどうかと思います

他にもいろいろあったけど、終わらないのでこの辺で。

2024-11-10

anond:20241110142803

からもう少子化対策なんて赤ちゃんポスト増設孤児院の充実でいいだろ

育児支援とか育休産休なんて全部ゼロでいい

保育は国家でやるから好き放題やりまくって勝手に産んで捨てろ

おk

2024-09-27

母親が知らんうちに高市信者になってたらしい

託児目的で同居してる兄夫婦から連絡入った

石破総裁誕生で母が大荒れだと

 

話を聞いてると先週頃からテレビYouTube閲覧機能で食い入るように政治系の動画特に高市動画を1日中観てたらしい

あと正義のミカタとか

からあの中卒メンヘラ馬鹿女はフェミスピ似非科学親和性があり孤児院育ちでADHDのうえ好みじゃない男を目にするたびに相手容姿を口汚く罵倒し性被害嘘松を口走るどうしようもない俗物だとは思っていたが、まさか政治に興味持ってネトウヨ属性まで加わるとは思わなんだよ

かにYouTubeをチェックしてみると高市が女だてらに舌鋒鋭く汚えおっさん共を論破する弱女ポルノに仕立て上げられた切り抜き動画が色々上がっててあの母親なら食いつくだろうなあとは思ったが、やはり昭和生まれメンヘラ中卒女なんてこんなもんなんだろうな

 

全く人をみる目がない

 

からあん被差別部落二世無責任末っ子ゴミカスクソ親父と結婚なんかするんだよ

 

 

これからネットで盛大に石破叩きを始めるんだろうが、その度にはてな民の用な良識ある市民完膚なきまでにあの馬鹿女を叩き潰し自殺に追い込んでくれることを祈るばかりだ

 

あの口裂け女共々無限地獄に堕ちろ卑しい低能馬鹿女め

2024-09-08

ジャンプSQで『魔女の怪画集』って漫画を連載していた晴智って漫画家が、カドコミで新連載を始める事を知った

こいつかー!嫌な記憶を呼び起こされたよ!

魔女の怪画集って元々Twitter(現X)に1話だけを『魔女と僕の約束』と題して上げていて、その1割がかなりバズったんだよね。

孤児院育ちの孤独少女が描いた絵に不思議な力が宿り、彼女魔女と呼ばれる。

主人公彼女が描いた絵が具現化した存在だが、彼女が生きているうちは一方的に見守るだけで彼女と話す事も触れる事も出来ず、彼女が亡くなって初めて人間の目にも見えるようになる。

とにかく1話ストーリー全体を通して、主人公魔女への一途な想いが痛い程に伝わってくる。

まり読者の大多数はこの漫画に対して、この主人公ヒロインである魔女純愛を期待していた筈だ

ところが連載の途中で、何故か生前魔女そっくり幼女が登場し、実はこっちが連載のメインヒロインなのか!?と読者に危機感を抱かせる。

幼女主人公に惚れているのは明らかで、その様子が気持ちいくらいにしつこく描かれる。とにかくあらゆる場面で幼女の健気さアピールに余念がなかったが、うっせーよ。とにかくこっちとしては心底どうでもいいし、主人公魔女純愛邪魔する脅威にしか映らない。

連載中はい主人公幼女に心変わりするかするかと戦々恐々としながらも、何とか最後まで主人公魔女に一途で、幼女を含めた人間達とはあくまで仲間として共に生きていくという終わり方だった。

良い最終でした!お疲れ様ハッピーエンドだ嬉しいなぁ!

そして単行本の最終巻となる8巻は、主人公魔女結婚式のように隣り合いその間に幼女がいて、まるで幼女が二人の娘であるかのような微笑ましい構図。

最高じゃん!と思ったよ。この時までは。

単行本でも最終回自体雑誌掲載時と同じなんだが問題はその続き。雑誌にはなかった後日談がある。

数年後、大人になった元幼女が、人間になった主人公ビジネスパートナーになっている。ていうか周りの人間の反応を見るにどう見てもそれだけではなく、主人公と元幼女カップリング成立を匂わせている。

8巻の表紙で幼女を二人の娘みたいに演出しておいてこのオチ

もうこの上なくキモい

本当に本当に最悪。

結局幼女の正体や魔女そっくりだった理由単行本でも判然とせず、推しカプを破壊された不快感けが残った。

雑誌の連載や単行本の表紙で釣っておいて、わざわざ金を出して単行本を買った読者に対してこの仕打ち

まりの不誠実さに呆れた。

たとえ成長したとはいえ出会った時には幼い子供だった相手、それも娘のような位置付けの相手に手を出す主人公気持ち悪くて仕方がない。

Xを見る限りではお子さんは息子が一人らしいが、もしも将来娘が産まれ旦那が娘に手を出しても平気なんだろうか。

2024-07-31

anond:20240731112241

フェミニストから親権を取り上げるべきだと思う。

孤児院にでも入れたほうがまだマシ。

2024-07-18

倫理的問題があるのかもしれないが、なんで産んだ後すぐ子どもを入れられる統括的な教育施設ってできないんだろ

やっぱ親元で育てた方がいいってこと?母乳必要な期間はしゃあないんかな?と思うけど、そのあとはそこに入れたら大学まで勝手に面倒見てくれるような施設ほしいんだよな

少子化すぎて困るって言うけど、最初にそこに入れるのにn万はらえばあとは勝手大人になるまで面倒見てくれればそんなすんごいコストだって気もしないし、悪くないと思うんだがなー

孤児院お金がないとか育てられないみたいな事情がないといけないけど、そうじゃなくて産んだらあとは決まった金額払えば勝手に世話してくれる施設が欲しい そしたらもっと子供産んでもいいって人増えないのかなー

障がい児だったらとか育てにくかったらどうしようみたいなリスクを嫌って子ども産まない人が減って割とありだと思うんだけどなあ

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