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2025-11-20

山上被告報道を見ていて思ったこ

長くなったので読みにくいかもしれません

あと、あまりここの空気感理解できていないかもしれません

半年ROMれてませんが匿名性が必要だったのでここに書かせていただきます

乱文ご容赦ください

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

テレビ山上被告裁判報道が流れてくるたびに

援護が無さすぎるのではないかと思い、やっぱり納得がいかないと感じたので

ここに書きにきた

 

 

 

以前から何度も書こうと思っていたけれど

どうしても書けないまま 何年も過ぎてしまったが

まり社会の様子は変わらず、

まり山上被告裁判報道を見るのが辛かったので

なんとか書き始めた

 

 

ーーーここからは私が統一教会にいた頃の話が出てきます

フラッシュバックなど、読むのが嫌だと感じる場合スルーしてくださいーーー

 

 

 

 

 

あの日の銃撃の報道は今も忘れられない

呆然とした

 

正直なところ

ショックとか 人が亡くなったということ以上に

 

「どうして今になって」と思った

 

 

 

私が統一教会から逃げ出して10年は経っていて、

ようやく悪夢を見て、ドキドキしながら目覚めることが無くなってきていた頃だった

 

 

 

逃げ出した後も燃え尽き症候群のようになり

ベッドから起き上がれなくなる日が続いて

一度は「こんなに辛いならもう死のう」と思ったけれど

 

死ぬ元気があるならそれで好きなことしようぜ…死にたいなら

いつでもそのボタン自分が持ってるんだから もう私は誰にも縛られてないんだから」と思い

 

 

 

誰にも助けてもらえないので(親に話したが困惑されて流されただけだったので)

自ら自立支援センターにかかり、カウンセリングを受け、

それでもなかなか人への恐怖や組織へ入る恐怖を克服できなかったので

バイトもできず

 

ニートを経て、なんとかフリーランスを細々始めて

それでも人が怖くて怖くて

いつも人の顔が見れず震えて汗をかいたり

人と会ったあとは部屋で寝て起き上がれなかったり

遠出ができなかったり

 

 

そういうことがようやくひと段落つき始めていた頃

「ようやく最近少しずつ人と話せるようになってきたな」

「ようやく教団の元仲間から説得のメールが来ることも無くなってきたな」

と思っていた頃に

 

その事件報道で流れた

 

 

 

なんだかバカバカしくなってしまった

 

 

誰にも言えなくて

から付き合いのある友人にも言えなくて

両親に言っても「よく出てきたな」と言われるだけで

具体的なケアは何もしてもらえない中で

自分で考えて一歩一歩、精神ケアに励んだ10年間

 

宗教施設で共同生活をしていて就活タイミングを逃しました」

「経歴に書けることがありません」

宗教施設生活していた影響で人が怖くてしょうがなくてバイトすらできません」

燃え尽き症候群のようになって社会生活を人並みに送ることがどうしても難しいです」

 

そんなことの説明をしようがなく

 

ただひたすら周りからの、

「この人どうして朝起きれないんだろう」「なんか付き合い悪いな」

学生時代の話してくれないな」「この人いっつも何してるんだろう 無職?」

「なんで結婚しないの」「なんでハロワ行かないの」「なんでもっと営業しないの」

「なんでいっつもお金が無いの」

あらゆる なんで? に耐えながら

 

ひたすら自分の足で立つことができるようになるように

 

一生懸命もう一度歩く練習をし続けた10年間

 

 

 

1発の銃声で 毎日のように統一教会名前テレビで聞くようになってしまった

 

 

 

 

ずっと社会から可視だった存在が 透明人間だった自分

無かったことになっている自分の在籍期間6年とリハビリ生活10年間が

 

突然色を与えられたような感覚

 

 

しかった

 

その行為自体賞賛はできるはずもないけれど 思いは複雑だった

ただ悲しかった

 

 

山上被告はとても辛かったんじゃないだろうかとは思った

 

 

 

 

あれは叫びだと私には感じられた

それくらい 中にいると社会生活している人とは隔絶され 外の声は届かないし

中の声もまた外には届かなくなる

 

 

そこには長らく透明な分厚い分厚い壁があって中と外は隔絶されていた

 

 

あの1発の弾がそれを壊した

尊い人命と共に

 

 

その重大さを社会にどこまで理解してもらえているのか 分からない

 

 

 

 

 

その苦しみは 多分本気であの中で一生懸命やった人にしかからないだろうと思う

 

 

 

 

それでもそこから私が逃げ出せたのは

ある程度、状況を俯瞰して見る(ある種冷笑的な)感覚を身につけていたからで

そこに関しては、私は自分漫画アニメ好きのオタクでよかったなと思っている

 

マジで漫画みたいなこと言うやんw」という茶化しが自分の中でできていたこと、

不真面目だったため、外の読み物やテレビは見てはいけないことになっていたが

隠れてコンビニ漫画立ち読みしていたこと、

伝道(いわゆる勧誘)もこっそりトイレに隠れてサボりまくっていたことなど

 

中の人からすると酷い不真面目、規律違反的なことをやっていたために

最後の一歩(あ、ここにいたら私の人生、誰も保証してくれないんじゃないか?)

という感覚に至れた、というところがある

 

 

 

しかし、そんな不真面目な私であっても

逃げ出すことが良いことなのか悪いことなのか、その時点では判別はできていなかった

 

 

神や、いわゆるお父様お母様(教祖)に背くことになるわけなので

正直ここから出てその後どんなことが訪れても覚悟を決めようというような気持ちはあった

 

 

なぜならいわゆる統一教会が言うところの「神のみ旨」を放棄することになるわけなので、

そうなった時に自分に何かよくないことが起きるかも、私だけじゃなく家族も何かよくないことが起きるかも、

という感覚が強く自分支配していて そこに対して否定できる確証はなかったからだ

私が死ななくても 私の代わりに誰かが死ぬかも、と本気で思っていた

 

不真面目な信者であってもこのくらいにはどっぷり浸かっていた

 

 

 

 

それでも私は「本当に神様がいて 神様が私を愛しているとしたら

私のこの選択も祝福してくれるんじゃないか」という気持ちも微かに持っていた

それを信じたい、という気持ちだったと思う

 

そうであったらいいな、という感じで

 

もちろん確証も何もない

 

 

こんなふうになったか

今だからそんなふうに言えているだけで

その時には全く確証がなかった

 

 

 

 

 

ただ今言えるのは「神様がいるとすれば 統一教会にいる人も愛していると思うし

私のことも愛しているんじゃないかと思う」ということだ

 

これは信仰心ではなく

私が少しずつ回復して自分を取り戻す過程でたどり着いた

今の段階での結論というか、

信念的なものではあると思う

確証はないけれど「そうなんじゃないか?」と思っている、というようなことだ

 

「そうでなきゃやってられるか」というような思いでもある

 

 

 

 

 

神がいようがいまいが関係なく日々は続くし

私の場合 立ち止まっていても誰かが

大丈夫?私がなんとかしてあげる 任せて」と

手を引いてくれるような状況は皆無だったか

自分の足で一歩ずつ歩くしかなかった

 

(唯一打ち明けたカウンセラーの人も宗教的な苦しみまでは理解してケアしてくれなかったし 

かといって宗教的ものに再度頼るのはもう懲り懲りだった

被害者コミュニティもあったかもしれないがまたそこから出られなくなるのではと思い、

組織に属するのが怖かった

両親は受け身なので私が動かない限り私の状況は好転するわけがなかった)

 

 

ただ言えるのは、自分で少しずつ歩く過程で人に支えてもらえることはあった、ということだ

理解できないなりに 両親は私の過去を酷くなじることはなかったし、生活支援してくれた

「よく出てきたな それはなかなかできないことだぞ」と肯定はしてくれた

自立支援センターも、電話をかけたものの一人で行くのが怖かったので着いてきてもらった

 

理解してくれていようがしてくれなかろうが 都度都度助けてくれる人はい

 

 

 

カウンセラーの人が言ってくれたことのいくつかは今も自分を支えてくれている

 

(私は自分の中に宗教施設にいたという負い目があったので、とにかく人に疑われるということが怖かった

自分の話をするのが怖く、いつボロを出しておかしなことを話してしまわないかと怖かった

そのせいか言葉がなかなか出てこなかったけど「ペラペラ話す人よりちょっとずつ一言一言話す人の方が信頼感があるよ」と言ってもらえたので 今は辿々しくても少しずつ言葉を並べられるようになった

だいぶ人と話すことが怖くなくなった)

 

 

 

 

神がいようがいまいが 関係なく日々は続いていく、というのはそういう感覚

 

 

 

 

 

 

私がいたのは学生寮のようなところで

信者に向け講義をするような人材を育てることを目的としている寮だった

世話役夫婦が1組

20〜25人くらいの規模で

マンションの3部屋(うち1部屋は夫婦の家)を借りて男女別れて住んでいた

 

みんな割と若かったと思う

20歳後半〜大学生くらいが所属していた

 

私は2世ではない

勧誘されて大学1年生で所属した

 

 

まだ規制が緩かったので大学内でも駅のコンコースでも勧誘を行なっていた

 

声をかけられた時も怪しいなとは思っていたが 半ば分かっていてついていった

最初から開示されていたわけではないが

いわゆるビデオセンターでの履修がひと段落した頃に

統一教会だと開示を受けた上で「寮に入らないか」というような打診を受けたので

なんとなく流れで、面白そうなので入ることにした

あと、みんな、人が良い人たちだった、というのがあった

 

 

でも入教したキッカケには結局、自分の中に将来自分が働いているビジョンが湧かなかったり

将来に対する漠然とした逃げのような気持ちがあったのだと思う

 

社会一般基準で勤めることは難しいんじゃないかという漠然とした不安があった

 

 

この時このような逃げの姿勢でいなければ

こんなに長く苦しむことはなかったなと今になってみれば思う

 

 

 

 

施設での生活としては

朝早くから起きて

原理講論を音読したり、勉強会をしたり、祈りをしたり、敬拝をしたりする

 

 

学生なので献金は求められなかったが

仕送りは全て世話役夫婦に預ける形になっていて自由には使えなかった

お金は全て「聖別」といって、清められ

そういう清められたお金は「神様とお父様お母様のお金」と言い含められる

 

そうして外から買ってきたものも塩と祈りで毎回清めていて、

清められていないものは手をつけてはいけない

 

お金はとにかく厳しく管理されていて好きなものは買えなかった

 

 

大学内ではあまり交遊を持たないように言われていたので

友人と遊びに行く、呑みに行くなどの経験も皆無だ

もちろん遊びにお金を使うことができないので 自由な交遊はできない、と言っていい

 

学校から帰ってきたら即駅のコンコースや他大学伝道という名の勧誘に行く

 

 

長期休暇は県外へ、車中泊をしながら1日中歩いてフキンの訪問販売をする

これも教会からすれば宗教活動の一環のようなもの

当然ながらより多く売れた方が良いわけだが私はいつもほとんど売れなかった

そんなことをしながら公園などで車の中で寝泊まりをする

1ヶ月寮には帰れない 

 

家族には内部のことは言えないことになっていて

帰省も数日しかできなかった

 

 

 

これらを聞いて楽しそう、と思うだろうか?

こういう生活が性に合っている人がいるのは事実

 

けれど楽しいと思うことを排除し、自分否定し、自分の望むもの否定して、

それを全てみ旨に捧げるというのが信仰の道だった

 

苦しければ苦しいほど条件になる、そういう発想なのだ

(そういう発想が多額の献金要求にも繋がったのかもしれない が その要求正当性は無いと思う)

 

 

私が寮内で大きな声で笑っていたら先輩に

あなたが来てから、こんな大きな声で笑ってもいいんだなって 初めて思ったの」と言われた

そういう場所だったのだ

聞いた時はドン引きした

 

 

 

 

それでもやっている時は一生懸命だった

けれど これは本当に人を幸せにするような活動なのか?という疑問がずっとあった

 

(そういった活動などが条件となり積み重ねられ、

その条件が満ちると間接的に人を幸せにする、という考え方なので

目の前の相手を即幸せ気持ちにさせたかどうかはあまり重要ではない)

(どれだけ苦労を重ねるか 自分の欲や怠惰否定できるかの方が

より大きな条件になるという考え方になる)

(親が子を置いて宗教活動邁進することになるのは、そういう仕組みゆえだ)

 

 

 

 

そうして大学からの6年間を

人になかなか言うことができないような生活で費やしてしまたことは

勿体ないことだったと素直に思っている

 

 

勿体なかったと言うと「でもあなたのその過去も今に繋がっているじゃない?」

というような返しを親からされることがあるが

 

 

 

これを言われると いつも胸が詰まり

説明のできないいろんな思いが去来して胸がぐるぐるする

 

 

しなくてもいい苦労というのはある、ということで

誰も「統一教会が許せない」とも「あなたが失ったものを思うと本当に悲しい」とも

言ってくれる人はいなかった

 

私の、誰にも相談できなかった日々、1人苦しんだ日々を

肯定しろ」と暗に言われているような気がするのだ

 

 

私が逃げ出すことによって自分家族も不幸な目に遭って死ぬかもしれない

もしひどい事が起こるなら私に起こしてくださいと

恐怖とプレッシャーに押し潰されながら綱渡りしていた日々を

誰にも相談できなかった日々を

 

 

肯定しないといけないのだろうか?

 

 

 

 

 

 

山上被告統一教会否定してくれたのだ

 

 

 

この状況になるまで誰もそれをすることができなかった

 

 

その事実はとても重いと思う

 

 

 

 

 

 

世間自助自助と言うが

 

 

それは助ける力がない人たちが口を揃えて言う言葉のようにも思える

 

 

 

自助とはそんなに簡単にできることではない

 

 

とても、とても苦しいもの

 

 

  

  

 

山上被告は 自助をする以外になかった

 

それがこの方法だったのだ

 

この方法以外で彼が救われることもなかっただろうと思う

 

 

 

それくらい救いの手が届かない場所なのだ

 

 

 

 

山上被告自分自分を救うしかなかった結果がこれだったのではないだろうかと思う

 

 

 

 

  

 

私が入教して実感したことは、宗教に関わっている人は意外と多い、ということだ

私のいた寮の中にも、親が創価学会だったがそれに反発して統一教会に来た人もいた

(その人は非常に熱心な人だったが その後心身を崩して入院されたりしていた)

 

気になったのは、世話役夫婦奥さんの方はいつも病気がちで寝てばかりだったことだ

いつも辛そうだなと思っていた

断食をしたり敬拝をしたり長時間伝道をしたり 体を酷使することも多かったので

体を悪くしている人も多かった

 

2世の子に会ったこともある

 

 

みんな普通の人たちだ

 

 

ただ 社会では可視化されていなかっただけだ

 

 

 

そこにいる人たちは みんなそれぞれがんばって生きている

 

 

 

 

それを食い物にする、というのがおかしな話で

 

どんな宗教であっても「献金しなければ救われない」というのはおかしいことだと思う

 

 

 

 

 

正直に言えば 宗教法人は本当に好き放題するところは好き放題やっていると思う

人の気持ちは弱いので それで救われるなら払ってしまうわけだけど

 

その人が人生を構築する大切なお金

 

 

なんとかもう少し規制ができてほしい

 

 

 

 

少なくともその行き過ぎた状態が、あのような悲惨事件帰結したのだということを思うと

そこをきちんと、法なりなんなりで整備しないというのは、単純に理解に苦しむ

 

 

 

状況がもう少し良くなってくれることを願う

 

 

 

山上被告がやったことを私は責めることができない

あの事件が無ければ少なくとも私の16年は社会の中では意味を持たず透明なままだったし

こんな話は絶対にできなかっただろうと思う

 

 

 

誰も助けてくれなかったのだ

山上被告も、誰も助けてくれなかったんだろうと思う

 

それを思うと本当に胸が苦しい

 

 

何度も書くが

誰かが助けてくれるはずがないのだ

 

からも気付かれない、社会から気付かれないようになっている

そういう構造になっているのだ

 

 

 

 

本来なら自分のために使われていたであろうはずのお金

楽しい家族旅行、欲しかったおもちゃ勉強するための本、服、車

普通の人が当たり前に経験する友人との時間家族と過ごせた時間

そういうものに付随する思い出全てが

目の前でそのまま宗教団体に手渡されていってしま

 

 

その悔しさ 悲しさ 苦しみを思うと計り知れない

 

 

 

 

私の失った16年  いや、それでは比較にならないほどの苦しみと絶望だと思う

 

 

 

それらは 決して帰ってはこない

 

 

 

 

泡になって 帰ってこない

 

 

 

 

 

 

 

 

私に限って言えば自業自得だったと自分を納得させられる

けれど山上被告に関してはそうではなかったと思う

親が宗教活動にハマるなんていうのは交通事故のようで あまりにも避けようがない

加えてそれを身内がどうにかするなんていうのはほぼ不可能だと言っていい

なんなら母親被害を受けた側、交通事故に遭った側だとも感じられる

 

 

 

内情を知る人の弁護がなさすぎる気がする

法廷ではもしかしたらあるのかもしれないが

 

宗教にどっぷりハマっている身内がいる状況」

宗教にどっぷりハマっているとはどういう状態なのか」

をどれくらいの人がリアル想像できるだろうか

 

 

 

私は最後、逃げ出す前に

世話役夫婦相談をしていた

もしこの人たちがもう少し私に向き合ってくれていたら

私はまだ教会にいたかもしれない

 

けれど最終的な結論として

「ああ この人たちは神に祈りお父様お母様に祈る以上のことはしてくれないんだ」と思った

 

話が一方通行でこれ以上話してもしょうがないと感じられた

 

 

彼らは「神のみ旨」という大義によって動いていて

お父様の言葉、お母様の言葉に終始帰結する

 

それが最終的な答えになるので話ができないのだ

 

「こうこうこういうことで悩んでいる」

と悩みを打ち明けても

「では祈りだ 敬拝だ 献金だ 聖地に行こう」

神のみ旨はこうだ」「お父様お母様はこう言っている」

その堂々巡りになる

 

そこを信じて同じことを繰り返せばいいのだ

それが信仰なのだという教えなので

他の話は通じない

 

 

一切だ 一切通じない

 

 

その虚しさは 本気で話をしようとした人間しかからないだろうと思う

 

皆良い人たちなのだ

信頼もしていた

個人で見れば仲間や世話になった人たちだ 頭が悪いわけでもおかしいわけでもない

 

けれどそうであればあるほど ある一定のところから会話ができなくなることが辛い

 

 

 

逃げた後、私は入教前に元々住んでいたアパートに帰った

入寮時にそこを解約すると家族おかしく思われるのでそのまま残しておく慣わしなの

ただその鍵は世話役夫婦に預ける形になっていて

入教すると元の家には特別なことでもない限り入ることはできなくなる

 

記憶が薄いが、そこに帰れたということは

私はもしかしたらスペアキーを持っていたのかもしれない

 

 

しばらくその部屋には仲間が何度も説得に訪れた

手紙が置いてあったり食べ物がドアの取っ手にかかっていたりした

 

無視をし続けていたところ

ある時、眠っていて目を覚ましたら目の前に女性の仲間(先輩)がいて、私を覗き込んでいた

預けたままになっていた鍵を使って勝手に部屋の中に入ってきていたのだ

心臓が止まりそうなほど驚いたし実際叫んだと思う

 

その人に悪気はなかった

 

けれど、「神のためならそれができる」そういう思考回路になってしまうのだ

「神のために、この人を救わないといけない」

神のみ旨であればこの行いは許される」

そういう思考回路で人の気持ち簡単に踏み躙ってしま

 

 

私は何度も何度も「あなたたちを見ると色んなことを思い出して怖くて震えて辛いので何も送らないでほしい 会いにこないでほしい」と伝えた

 

やがて手紙が来たり食べ物が置いてあるということは無くなった

 

私はその後、1度体を完全に壊したのでその Permalink | 記事への反応(2) | 22:48

2025-11-19

ドラゴンクエストシリーズラスボスの強さランキング

No1. 破壊神シドー DQII

世界のもの破壊目的としており、その存在自体世界崩壊危機純粋破壊衝動と力は全シリーズでもトップクラス

No2. オルゴ・デミーラ DQVII

世界を完全に石版に封印し、何千年もの間、過去現在から世界支配し続けていたという、支配の実績と期間が圧倒的。

No3. デスタムーア DQVI

夢の世界現実世界の両方を支配下に置き、世界意思すらも操ろうとした。多次元的な支配力を持つ。

No4. ゾーマ DQIII

光の存在である勇者を打ち破り、世界永遠の闇と寒気に閉ざそうとした大魔王。闇の衣をまとうことで、並の攻撃無効化する。

No5. 創造神マデサゴーラ DQ X

世界アストルティア)の創造主である存在を吸収・模倣し、神に匹敵する、あるいは超える力を得た。

No6. ウルナーガ&ウルナーガの闇 DQXI

世界を滅ぼす邪神の力を呼び起こそうとした魔道士。後に登場する真のラスボスへの影響力を持つ存在

No7. 魔王ルノーガ(真のラスボスDQXI

時のオーブ破壊し、世界を闇で覆い尽くした存在。異形の姿となって主人公たちを窮地に陥れた。

No8. ラプソーン DQVIII

神の園を破壊し、世界を暗黒に包もうとした邪悪魔物聖地破壊や人々の石化など、被害スケールが大きい。

No.9 ミルドラース DQV

魔界全体を統べる大魔王であり、光の教団を裏から操り、勇者の血を絶とうと画策した策略家。

No10. 竜王 DQI

世界を半壊させ、闇に閉ざした最初魔王。全てはここから始まったという歴史的象徴的な意味でも強大。

2025-11-16

ポケgoしてるときの顔がだいたい障○者顔

近所の公園ポケモンGo聖地で、土日になるとポケモンユーザー公園がいっぱいになる。本当に邪魔。みんなスマホみて前見てない。前に気をつけてますよー、って顔してるけど気をつけてない。こちらは幼児連れとベビーカーなんだけど、幼児マジでぶつかりそう。ベビーカー車輪もたまにぶつかってる。よけきれなくて当たってしまってすまんやけど、そっちもスマホみるのやめてほしい。

あとポケモンGoの日でいちばん嫌なのが、スマホ見てる顔が、ぼけっとしてて顔つきが白痴っぽいこと。知的問題ありそうな顔だらけになるのが怖い。友達がいて「よっしゃー」とか言いながらプレイしてくれると嬉しい。ぽかんとした顔だらけになるポケモンgoの日は嫌だ。今日も嫌だった。明日もポケgoの日かもしれない。嫌だ。

2025-11-13

何もしなくても日本コンテンツが売れる

海外エロ規制すればするほど日本勝手エロ聖地みたいになってって、日本コンテンツが売れる。

2025-11-09

ここに全てのアノニマスダイアリーユーザ感謝と完結を示したい。

反応してくれた全ての増田感謝を。

そしてここを増田未来永劫の聖地します。

ありがとうございます

2025-11-08

ヤクルト楽天を入れ替えよう

南の方は地元に近いという理由セリーグ広島パリーグソフトバンクという人が多い

北の方はセリーグが楽天パリーグ日ハムになればよい

セリーグセントラルリーグなので東京に近い方がセリーグとなる

本州リーグ名前を変えてもよい

ヤクルトパリーグになることでパリーグにも聖地誕生する

東京の人もセは巨人パはヤクルト推しが増えるのでいいことづくめ

2025-11-07

anond:20251106231049

彼女頭が悪いから」と女性を見下す、男子校出身者が3分の一を占める学校

コンカフェアイドル聖地の周辺で起きた事件だと考えると、まさかでもなんでもないな

2025-11-01

地元が某アニメ聖地なんだが

最近やたらファンの人が多い。映画やってたからかな。

それ目的の人って遠目から見てもなんかそれっぽいのがわかる不思議

あれ関連かなと思って調べたら、イベントやってたり聖地だったりする。

2025-10-25

がっかりドッグこそ至高のスタメシ

ああ、等々力競技場。その名は、Jリーグファンにとってある種の聖地であり、また、アウェイサポーターにとっては試練の場でもある。 中でも、ホーム側の熱狂的な応援に比べ、アウェイ側の静けさと、そして——あの「がっかりドッグ」の存在は、ある種の伝説となっていた。

物語は、等々力競技場のゴール裏アウェイスタンドの、日陰の片隅から始まる。

主人公は、増田首都圏から遠く離れた街をホームとするJ1クラブの熱心なサポーターだ。等々力での試合は、年に一度の大遠征。朝早くから新幹線に飛び乗り、高揚感と少しの緊張を抱えながら競技場にたどり着いた。

しかし、アウェイ側のグルメブースはいつも寂しい。 ホーム側が華やかなケータリングカーで賑わうのに対し、アウェイ側はひっそりとした売店が一つ。そこで売られている「ホットドッグ」は、サポーターの間でいつしかがっかりドッグ」と呼ばれていた。

その名の通り、フランクフルトは細く、パンは水分が抜けて少しパサつき、キャベツの千切りとケチャップマスタード申し訳程度にかかっている。シンプル、というよりは、簡素

「今年も来たかがっかりドッグ…」

増田はため息をつきながら、500円玉差し出した。 売り子の女性は、いつもと変わらぬ穏やかな笑顔ドッグを渡してくれた。

それが、アヤとの出会いだった。

アヤは、その売店で働く、短大生のアルバイト彼女ホームであるフロンターレサポーターではない。ただ、近所に住んでいるという理由で、週末の試合のたびにこの「アウェイ売店」に立っていた。

「あの…いつも、ありがとうございます」 アヤは、申し訳なさそうに言った。

増田:「いや、こちらこそ。でも、このドッグ…本当に名前の通り『がっかり』ですよね。ホーム側はすごく美味しそうなのに。」

アヤは少し肩を落とし、苦笑いをした。 アヤ:「知ってます。私も正直、そう思います。でも、ここはアウェイ側ですから。お店の人も、『遠くから来た人たちに、最低限のエネルギーを』って言ってて…華やかさよりシンプルさを追求してるんです、一応。」

増田は、彼女の真面目な受け答えに、少し意地悪な気持ちになった。 増田:「最低限のエネルギー、ですか。でも、このパサパサのパンと細いソーセージ…これを食べたら、逆に力が抜ける気がしますけどね。」

アヤは、増田の鋭い言葉にひるむことなく、逆にまっすぐ彼の目を見つめた。 アヤ:「それでも、遠くから来て、ホームの熱気に圧倒されながら応援する皆さんの姿を見ていると…このドッグが、少しでも心の支えになればって、いつも思ってるんです。」

その瞬間、増田の胸に、今まで感じたことのない何かがこみ上げてきた。 それは、試合勝敗とは無関係の、一種の切なさ、そして、共感だった。

がっかりドッグ。それは、華やかさとは無縁の、アウェイサポーター孤独と、ちょっとした惨めさを象徴しているかのようだった。しかし、その簡素さが、かえって彼らの純粋な「応援」の原点に立ち返らせる。

増田は、ベンチに戻り、ドッグ一口食べた。 パサつくパン、細いソーセージ…だが、ケチャップの味が、いつになく甘く感じられた。

それ以来、増田等々力での試合を心待ちにするようになった。 がっかりドッグを食べることが、彼のルーティンになった。

増田:「…やっぱり、がっかりドッグですね」 アヤ:「…はい

そんなやり取りが、年に一度、二度、繰り返された。 いつしか増田はアヤに、自分のチームのこと、遠征の苦労、そして何よりも「がっかりドッグ」への複雑な感情を話すようになっていった。

増田:「初めて食べたときは、本当にがっかりしました。でも、今は…このドッグこそ、俺たちの等々力での勲章みたいに思えてきたんです。ホーム側の豪華なグルメは、俺たちには関係ない。この寂しさが、俺たちの闘志を燃やす。」

アヤは、そんな増田言葉を、静かに受け止めていた。彼女眼差しは、ただのアルバイトのそれではなく、アウェイ側の厳しい環境理解を示す、一人の人間としての温かさがあった。

やがて、二人は連絡先を交換し、試合のない日もメッセージを交わすようになった。 アヤは増田に、「今度、等々力ホームグルメ、一緒に食べませんか?」と誘った。

増田:「いや、それは遠慮します。俺が食べるべきは、がっかりドッグですから。でも、もし良かったら…試合がない日に、君が『がっかりドッグ』を作ってくれないか?」

アヤは笑った。心からの、明るい笑顔だった。 アヤ:「いいですよ。とびきりがっかりな、最高のホットドッグを。」

そして、次の等々力での試合の日。 増田は、再びアウェイ側の売店に立った。

増田:「がっかりドッグ、一つ」 アヤ:「はい今日のは、特別に力を抜いて作りました

アヤは、彼にドッグ差し出す際、そっと付け加えた。 アヤ:「ねえ、増田さん。このがっかりドッグ、食べ終わったら、少しだけ、私に時間をくれませんか?その…競技場を出たところで待っています。」

増田心臓が、ゴールが決まったときよりも激しく高鳴った。 彼はドッグを掴み、その場で一口、大きくかぶりついた。

パサパサのパン。細いソーセージ申し訳程度のキャベツしかし、その簡素さの中に、二人の間で育まれた、誰にも理解できない、純粋で、ひたむきな「愛情」の味がした。

増田確信した。 この「がっかりドッグ」こそ、等々力競技場がアウェイサポーターに贈る、最高の、そして一番の「ご馳走」なのだと。

そして、増田は、スタンド喧騒を背に、最高のエネルギーを胸に、アヤの待つ競技場の外へと歩き出した。彼の手に残ったのは、最後ケチャップの甘い名残と、新しい未来への期待だった。

2025-10-20

【衝撃の事実弱者男性の正体は実は人間だった

長らく封印されてきた古文書に、驚くべき記述が見つかった。

そこには「弱者男性人間である」と明記されていたのだ。

しかし待ってほしい。

古代から弱者男性は「生命の実を食べた異形の民」として伝承され、時には神々と戦った存在ともされてきた。

その正体が、実は我々と同じ人間だとしたら……?

これは偶然ではない。

世界を裏で操る秘密結社――ある者はそれをフリーメイソン、ある者はイルミナティと呼ぶ――が、真実を隠すために「弱者男性非人間」という物語を流布してきたのだ。

なぜか?

それは、弱者男性を「人間から切り離す」ことで、迫害正当化し、人間社会統治やすくするためだ。

さらに不気味なのは、各地の聖地で見つかる碑文。

弱者男性こそ、人間の原型である」と刻まれている。

まり、我々が“人間”と呼ぶ存在こそが、弱者男性から派生した分家にすぎないのではないか

真実を語る者は嘲笑され、学会から追放される。

だが歴史の断片をつなぎ合わせれば見えてくる。

弱者男性人間だ。

いや――むしろ人間の中の“原初の姿”なのだ

この事実を知った今、あなたはもう後戻りできない。

2025-10-19

スタバに入れない人は挙児を諦めたほうが良いと思う

厄介をパージするのが下手な空間は荒れやすいんだわ。

撮り鉄鉄道会社パージできないかあんなことになり、マナーが悪い中国人パージできないかスラダン聖地あんなことになっている。

中国人差別じゃないぞ。インバウンド初期は中国人金持ちのほうが日本人よりも金払いが良い上客だった。

スラダン聖地無料なんだ。そもそも観光地じゃなく住宅地から無料滞在できるのも当たり前ではあるんだが。

それでどうなっているかというと、観光客がそこらに人尿人糞を残していくという事態だ。金払いが良い層ではなく、ケチマナーが極度に悪い層が無料観光地に集まってしまい、糞処理コストだけ生じているのが今だ。

無料」や「コスパが良い」は、広く人を集められるが、悪質な層をパージできないし、悪質な層の割合が高まりすぎて治安崩壊するリスク内包している。

スタバは金払いが悪かったりお呼びでない客をパージする雰囲気作りがうまいスタバ企業価値コーヒー単体ではなくパージ絶妙な上手さなのではないか

コンビニコーヒーは安くてそこそこ美味いのに、なぜコスパ悪いスタバなんかに行くのか?」というのは根本的に分かってない議論だ。

これデートサイゼ問題と同じなんだよ。ラーメン屋牛丼屋には入りやすいが、レストランサイゼまでしか入れない、サイゼ入店できる上限ギリギリだという層がいる。

この層は友人や同僚としては差別されないが、恋愛婚活のような生殖を見据えた場においては非常に差別排除されがちだからマジギレしているんだ。

特性の強さはグラデーションになっている。最も程度がひどく、友人や同僚としても拒絶されうる層が撮り鉄かもしれない。撮り鉄のちょい上くらいにサイゼが上限ギリギリ層、スタバ入れない層がいる。

確実にASD特性と関連があると思う。ASDなかに床屋には入れるが美容室には入れないとか、オシャレな空間にどうしても入れないという特性があるんだよ。

特性からこそ、スタバに入れる側からしたら入れない側のことなど分からない。聴覚過敏でない人に聴覚過敏の人の感覚が分からないのと同じだ。電話普通に取れる人に電話が取れない人の感覚が分からないのと同じだ。

あらゆる障害の話と同じだな。車いすじゃない人間は、車いすだと行きにくい場所について理解できてないよな?

オシャレに何の価値が?金の無駄では?という問いが昔から匿名インターネットでは書かれていた。

残酷なことを言うと、「オシャレな空間に入れない人をパージすることで的確に防げる厄介」があって、そこに価値があるのだと思う。

その厄介の最たるものキセル住居侵入を繰り返す犯罪者である撮り鉄や、スラダン住宅地人糞を残す層の中国人なのだが。

そしてサイゼまでしか入れない男や、スタバに入れない男に口説かれることについて女側が異常なまでに嫌悪感を表明するのは、

パージされる側のDNAを卵巣・子宮レベルで拒絶しているのだと思う。10か月の辛い身重や乳幼児育児の苦労を経てまで、スタバに入れないような男の子供を生みたくないんだ。苦労する甲斐がない、あまりにも報われないんだ。

男にとって閉経後の女を精巣が対象外にするような「最も本能的で抗いがたい無理さ」なんだよ。

男も女も本能で異性を見るのはお互い様であり、片側の性別にだけ本能を禁じるのは性差別からスタバに入れない人は死ぬべきとまでは思わないが挙児を諦めたほうが良いと思う。

君たちは実年齢が大学生だろうが、異性から見れば閉経後の女に近い存在なんだ。死ぬべきとは思わないが性的価値を認められるのは諦めたほうがいい。

2025-10-17

観光客が多過ぎるために問題が生じる「オーバーツーリズム観光公害)」に悩む神奈川県鎌倉市で、対策費への充当を目的に市が始めたクラウドファンディングが、開始後6日経っても寄付者がわずか1人の1万円にとどまっていることが産経新聞取材で分かった。市の担当者は「趣旨理解してもらいテコ入れを図りたい」としている。

観光公害が発生しているのは、江ノ島電鉄鎌倉高校前駅近くの踏切。人気漫画スラムダンク』に登場する「聖地」として海外でも知られ、海と電車景色を目当てに多くの外国人旅行者が訪れる。ただ、道路への飛び出しや写真撮影違法駐車ごみポイ捨てなどの問題が深刻化。市は対策費を予算に計上し、現地に警備員誘導員を立たせたり、誘導用の柵を設置したりするなど対応に追われてきた。

市の負担軽減が目的

今回のクラウドファンディングで集めた資金は、警備にかかる人件費のほか、警備員が手持ちしていた案内板を立て看板に替えたり、誘導柵を拡充したりする費用に充てる予定。市の財政負担を軽減する狙いがある。

資金募集期間は10月10日来年1月7日までの計90日間。目標額は350万円。希望者は1口2000円から寄付できる。市は、ふるさと納税の仕組みを使ったガバメントクラウドファンディングとしているが、返礼品はない。市観光課の担当者は「募ったお金自治体負担を軽減しつつ、オーバーツーリズム対策をするというモデルケースにしたい」と話している。

ただ、資金の集まり具合は低調だ。開始から6日目にあたる15日午後5時半の時点の募金者は1人で1万円。終了までには85日あるが、目標額に照らした達成率は0.2%にとどまる。

市の担当者は「このままでは達成は厳しい」と危機感を募らせる。今後は旅行会社観光関係者SNSなどを通じて資金募集への理解を求め、テコ入れを図っていく方針だ。

大部分が中国人観光客

他方、今回の資金募集に対しては、「なぜ外国人観光客の(行為の)ために支援をしなければならないのか」といったネガティブ意見もあるという。

https://b.hatena.ne.jp/entry/https://togetter.com/li/2616795

ワロタ

まあそうなるわな

役所のお花畑っぷりと金額の正直さの対比がじわじわくる

2025-10-16

創作

うちの近所のとある場所は知る人ぞ知る何かの聖地らしく訪れる人が多い

しかしそこは住宅地の片隅に位置しているので、特に休日は大きな話し声や自動車の通行の妨害になるなど、眉をひそめる人も多い

そんな中、ついには真夜中にアップテンポダンス音楽を鳴らしながら踊る(おそらく生配信している)集団が現れ始めた

その音量は徒歩数分の、窓を締め切った俺の家の中ですら微かに聞こえる程なので、より近くに住む人はたまったものではないだろう

当然、何度も何度も警察通報され、その度に解散するのだが、警官が立ち去ったタイミングを見計らってまた再集合、ダンスを始めてしま

妻の親しい友人はそのせいで、生後数カ月の赤ん坊が寝付けず憔悴しきっていた

どうにかならないものかと妻も頭を悩ませていたので俺は一計を案じ、タブレットにある準備を施した

そして決行の夜、俺はそこへ赴き、某サイトて購入したアダルト動画(国内合法サイトのものだが、出演者未成年に見えてもおかしくないようなもの)を再生中のタブレットダンス集団が設置したカメラに割り込ませた

リーダーらしき男が俺のタブレットを払いのけるまで優に十数秒はあったと思う

男は何やら怒鳴りながら俺を突き飛ばし、俺がその場を離れたのを確認してダンスを再開した

しばらくして背後から男の叫び声が聞こえた

タブレット確認したところ、ダンス集団配信アカウントは凍結されていた

直後「あのクソ野郎探せ!マジでぶっ殺す!」という叫び声が聞こえてきたので、俺は一目散に帰宅した

それ以来、ダンス集団は姿を現さなくなった

配信アカウントはその後消滅していた

2025-10-11

子供の頃の夢を叶えた

小学校卒業文集に、将来の夢は「サラリーマン」と書いた。

理由なんてなかった。

他に何も思いつかなかったからだ。

田舎で育ったから、周りにサラリーマンなんていなかった。

農家とか、自営業とか、そんな人ばかりだった。

スーツを着て働く大人なんて、テレビの中にしかいなかった。

卒業文集自画像は、頭にネクタイを巻いて笑っていて、

当時はまだかけてなかったメガネまで描いていた。

それがサラリーマンだと思っていた。

大学上京して、就職した。

でも最初仕事私服で、スーツネクタイもいらなかった。

あの絵の中の自分とは、まったく違っていた。

30歳くらいで転職して、

旧・東証一部上場企業本社がある新橋で働くようになった。

毎日スーツを着て、会議に出て、夜はガード下で飲んでいた。

ある夜、同僚がふざけて俺の頭にネクタイを巻いた。

笑いながら、ふと思った。

――あの絵が完成した。

子どもの頃に描いた、

なんの夢でもないような夢を、

俺は本気で叶えてたんだ。

サラリーマン聖地新橋で。

あの瞬間、俺は夢の頂点にいた。

――夢は叶うんだ

なお、その会社はクソだったのですぐ辞めた。

2025-10-06

もはや日本でもない

YouTubeのshorts(1分くらいの短い動画)で、よく外国人日本のさまざまなものを紹介する動画が流れてくる。

日本まれ日本育ちの母語日本語の純日本人でも知らないようなものを「日本では日常の一部だ」のように紹介していたり、それをコメント欄外国人が「日本は数十年先を行っている」とか、ちょっと昔にテレビでやってた日本を称賛する番組のようなことをずっと言っていたりする。それを否定する外国人もいたりする。「日本は君たちが思うほどではない」とか、他のコメントの返信欄でレスバトルを繰り広げたりする。ここで思う。なんでこいつらは日本人でもないのに、分かったような顔をしてずっとごちゃごちゃ言っているんだ?

美化されすぎた日本イメージを、美化された動画でより強めていく。「日本はとても綺麗で、ゴミひとつ落ちていない」とか、そんなことを言っていたりする。街を見てみよう。ものすごく落ちている。ペットボトルに空き缶、お菓子ゴミタバコの吸い殻。あの人たちは、いったいどこを観光してきたのだろう。別世界日本にでも行っていたのかもしれない。

たまに秋葉原に行くことがある。コンカフェインバウンド向けの街に成り下がってしまったとはいえ、まだ魅力的なところだってある。しかし、それにしても外国人が多い。街を行き交う人々の口から聞こえる言語は、中国語英語にその他諸外国語うんざりしてくる。もはやこちらがアウェーのような気がしてくる。

秋葉原に行くと、私は必ずレトロゲーム屋に行く。商品を見てみる。高い。少し郊外へ出て中古屋に行けば500円で買えるようなソフトが3000円近くしたりする。スーパーファミコン本体のみで4000円する店もある。狭い店内には自分店員以外は外国人しかいないなんてこともあった。うんざりしてくる。インバウンド外国人を見て商売をしているところが多い。日本人が買いに来るような場所ではもうないらしい。

帰ろう。電車に乗る。電話をする外国人がいる。

秋葉原なんてもう日本人が行くところではないな。大人しく郊外ハードオフへ行こう。外国人がいる。たいていアジア系で、なぜかわからないが大抵みんな電話スピーカー状態にしてずっと何かを言っている。

別に、私は差別主義者というわけではない、と思っている。ただ静かにしていてくれれば、私とあなたたちはただの他人でいられる。敵なんかにはしたくないのだ。外国人だけを見てインバウンド向けの商売をするのも一つの商売で、生存戦略でもある。悪いことではないのだろう。ただ、悲しくなってくる。戦後焼け野原にできた闇市から電気街オタク聖地へと変わってきた秋葉原はいまやインバウンド向けの店と大量の飲食店メイド喫茶、コンカフェ、そこに少しばかりの電気屋とパーツ屋のある、最近東京ではよくある平凡な街に成り下がってしまった。

2025-09-30

anond:20250924190655

で、遠野

盛岡花巻あたりから沿岸南部(釜石大船渡陸前高田)に行くのに、ほぼ必ず通過するのが遠野である東日本大震災の時にはボランティアベースキャンプ的な場所としてもよく使われた。と言っても大抵の人が遠野と聞いて思いつくのは民話の郷という二つ名だと思う。

いちおう遠野はいくつかのアニメ舞台にはなっている。"魔法遣いに大切なこと"第一作ではちょっとだけ遠野が登場したが、聖地と言えるような場所存在しなかった。唯一主人公名字"菊池"が遠野に多いってくらいか。"カッパのクゥと夏休み"は有名どころばかりが並んでいる。"咲"については…これは後述する。まあ全般的に言えるのは、大抵の場合遠野市が推している観光地を巡れば聖地巡礼もほぼ出来るということだ。

まずは遠野市街地近辺。民話と言えばカッパということで、遠野駅周辺にはカッパオブジェが山ほどある。まあそもそも遠野市のマスコットキャラクターカッパなので、カッパの図案はここに限らず遠野全体で見られるんだけどね。遠野駅の向かいにある観光協会にはマストのグッズがある。カッパ捕獲許可証。いや単なる許可証は主な観光関連施設で購入可能なんだけど、ここの観光協会だけは写真入りの許可証を作ってもらえるのね。できれば即日発行して欲しいところだけど、まあ料金は送料込みだし。

遠野市街地の主な観光地は、駅近辺から北東に行った土淵近辺にある。伝承オシラサマカッパ。ここから少し離れてるけどここを経由地にして北に行くと遠野ふるさとという観光施設があり、古民家はここに多く保存されているし、時代劇等で何度もロケ地としても使われている。今回の案内の"春から秋"という期間からは外れてしまうが、ここでは11月から2月にかけて"どべっこ祭り"というイベントが開かれ、この時どぶろく試飲とにごり酒飲み放題食事が振る舞われるので酒好きな人は日程を確認していただきたい。"どぶろく"、密造酒のことだが、遠野はいくつかの施設特区としてどぶろく作りの許可をもらって作っている。祭り以外でも酒屋とか道の駅にはどぶろくが売られていることがあるので、上記期間外でも買って飲める可能性はある。

それ以外には地ビール遠野ホップ生産地ではあるのだけど、地ビールの精算は特に遠野市街地では遅かった。とはいえ最近クラフトビールブームに乗って、遠野醸造というマイクロブルワリー市街地存在する。どぶろくは飲みやすいがアルコール度数が意外と高いんで、飲めるけどたくさんは飲めないと言う人はこちらも選択肢になる。

話が酒から始まってしまったが、遠野ソウルフードと言えばジンギスカンである。以前は遠野近辺ではけっこう羊を多く飼っていたことも要因にあるらしい。現在は全て輸入肉で提供されているが、元祖店のあん、もしくは国道沿いの遠野食肉センターあたりで食べられる。なおこの地域では屋外で食べるときのために穴開きのジンギスカンバケツが普及しているが、たぶん観光で食べるときにはこれはお目にかかれないと思う。

遠野には遠野らしい和菓子もいくつかあるが、とりあえず「けがらす」だけは紹介しておかないといけない。米粉主体としたお菓子で、和菓子だがそれほど甘くなく、食感も中外で若干違ったりする。探せば盛岡でも売っているけれど、遠野元祖ということで遠野で探したほうが見つかりやすい。

遠野市街地西側にある道の駅を越えると旧宮守村になる。例によってここは平成の大合併遠野合併したところだが、こちらはこちらで観光名所が多い。中心市街地ではないが、メインとなるところは宮守道の駅である。ここは背後にめがね橋の鉄道となり、遠野としてはここも含めて遠野シンボルとしている。あまりに有名な場所なので前述の「咲」では2,3回くらい背景に登場しているらしい。ただマンガが古いため既にない聖地もある。宮守女子モデルになった高校は15年くらい前に閉校しているし、宮守中心市街地(というほどでもないけれど)にある宮守駅は完全に建て替えられて跡形もない。ただまあ、それ以外の橋とかはいくつかは残っている。

宮守の方には遠野市街地よりも前から地ビール会社があって、特産わさびを配合したわさびエール(発泡酒)とかも出していた。今もいちおう出しているがここの醸造樽では作っていないらしい。

この宮守市街地から北に少し行ったところに稲荷穴、という湧き水があって、実はそこに併設されている蕎麦屋そばが美味かったんだが、今は蕎麦屋は跡形もないそうだ。残念だね。

anond:20250924190655

岩手沿岸部を北から紹介していって、順番から言えば次が大槌釜石なんだけど、そろそろこの辺から気が重くなるのよね。

もっと北のほうから311(東日本大震災)の被災地存在しているのだけど、大槌津波火事市街地が全部なくなった町なのよ。こういうところがここから南にはちらほら現れてくる。もちろん過去津波の教訓のおかげで被害を避けた、っていう例もあるけどね。船が建物の上に乗り上げたやつ。あれは大槌だけど解体されたし、廃墟になった役場も完全に解体して無難な跡地碑だけが残ってる。

自分にとって大槌地元銀行そばにある寿司屋がいい仕事していて美味かった、という記憶で止まっている。震災後はほとんどこの地をスルーしているのね(しか三陸自動車道スルーするのに都合がいい場所を走っている)。

いちおう調べ直したら、アニメ映画岬のマヨイガ」で主人公たちが買い出しに出てくる沿岸の町のモデルになったのが大槌町らしい。大槌町の公式サイトモデル地の地図はあるので興味があったらそちらを調べて欲しい。あれ面白い映画だしね。ただ自分としてはあれの聖地盛岡の仁王小学校そばにあるでかい地蔵のほうが馴染みがある。

あ、震災前も後も残っている名所が1つあった。蓬莱島だ。これはNHK人形劇ひょっこりひょうたん島」のモデルになったと言われる島で、島だけど舟なしでも上陸可能。ただし人形劇面影は一切ないのでそのつもりで。

大槌はこの市街地の北、山田との間に、吉里吉里と言われる地域がある。ひょっこりひょうたん島原作者である井上ひさしがこの地をモデルに「吉里吉里人」という小説を書いて、これが1980年代ミニ独立国ブームに火をつけた(吉里吉里吉里吉里国というミニ独立国を名乗って観光に力を入れていた)んだけど、たぶんこのブームを知っているのは今の50代以上だしその跡もほとんど残っていない。ただ、この地域さらに北の端に白い電話ボックスがある。ここに置いてある電話電気的にはどこにも繋がっていなくて、でもここに来て亡くなった人と話す人が非常に多い。風の電話と呼ばれていて同名で映画化もされた。現地には案内も少ないので興味がある場合はナビ頼りでどうぞ。


釜石は製鉄の街として、一時期は盛岡に次ぐ県内第ニの人口を擁する街だった。それ(製鉄)絡みの場所が少し残っている。

古い方で言えば釜石市街地からは少し離れるのだけれど、橋野高炉跡。地味だけど世界遺産構成要素の1つになっている。かなりの山奥にあって、許可無しで見えるところだけでもたぶん「ここで作るまでのことが必要だったのかもな」と思えると思う。ここより新しい鉄絡みと言えば釜石鉱山。ここも国の文化財指定されていて、冬以外は見学可能。ただ年数回行われる坑道見学に参加して見たほうがより面白いと思う。

工場24時間操業で、働く人も多かった。そういう人たちが働いた後に向かったのが呑兵衛横丁で、ただここは津波で壊滅して、残った店が移動した仮店舗営業期限が来て多くが廃業した。ただ3店舗けが市内中心部かまりという飲食店街移転果たしている。まあここに来るということは確実に釜石まりになることが前提となってしまうので日帰りではおすすめしない。酒以外の労働者のための食べ物として生まれたのが釜石ラーメン。極細麺の醤油味であっさり。華園という店が元祖といわれているが、釜石ラーメンと言って出している店の味の優劣はほとんどないので、見かけた店で食べていいと思う。

新日鉄釜石といえばラグビーを思い出す中年以上の人もいると思う。このラグビーチームは現在釜石シーウェイブスというクラブチームになって現存している。3部リーグ落ちをなんとか堪えた2部リーグ所属として頑張っている。8月9月市街地にある練習場で公開練習していたけど、10月からは新シーズンということで大槌との間にある鵜住居スタジアムというところで公式戦を行う予定。

釜石ラーメン絡みで紹介しないといけない店が1つあった。工藤精肉店の2Fの食堂。ここは定食といっしょにラーメンを注文する人が多いのだけど、そもそのその定食の量が多いことで有名。おすすめメニューカツカレーお腹を空かせてどうぞ。

製鉄とも釜石とも全く関係ないが、市内には国内唯一のミッフィーカフェがある。公式ナインチェ・プラウスカフェメニューを出してる。味はそれなり(まずくはない)だけど、うさこちゃんに興味がある人はこっちの店のほうがいいかもしれない。

2025-09-28

聖地巡礼先の街の人々がやさしかった〜!ってレポ見ると自分は同じ聖地とある神社禰宜の方にそこまでやさしくされた記憶がないので、顔しか原因ないだろと思うしかないのであった

2025-09-23

香住町AIR聖地巡礼に行ったぜ

つーか、観鈴ちん飛び出し坊やがあると知って見に行ったんだぜ

観光協会に行こうとしたが隣が駅で部活帰りと思われる中学生がそこらを歩いている

AIR目的オタクだと思われたらはずかちい…(弱いオタク)

でも観光協会入ったら職員さん優しくていい感じでした。って当然か

マップ職員さんに声をかけて出してもらう。クジびきできるけどワイでラストワンだった(霧島姉のカードであった)

羽の生えた女の子絵本とかフィギュアとか飛び出し坊やがあり

ノートをちらっと見ると先週滋賀から来た大学生がいた まだ生まれてねえんじゃねえか?

駐車場QRコード現金不可のやつで妙に先進的であった

で、みちる飛び出し坊やが近くにあったみたいだが、見逃しちゃった

かのりんと観鈴ちん飛び出し坊や場所は海の近くで

から海の方へ行く→海に向かって右に曲がる(左側に海)→しおかぜ香苑を通りすぎて歩く→かのりんがいる→さらに歩くと港の入り口観鈴ちん

観鈴のは蔦がからまって隠れちってたがカワイイ

聖地巡礼といいつつ時間なくて聖地はそんな観れなかったけど、雰囲気はある

しか山陰アクセスの悪さはどうにかできないもの

城崎温泉とかも結構それでワリ食ってますよね)

2025-09-18

ぼざろは前から燃やしたがってる奴がわらわらいた

作者のはまじあきは完全な顔出しはしてないが鼻から下の写真インタビューで出しており、キモオタではなくスタイルのいいオシャンティ女性

配信では声も可愛く、しかし中身はオタクで、はまじガチ恋大量発生した

美人そうで声が可愛くてオタクトークするおもしれー女にオタクが惚れないわけがない

そしてセクハラリプが送られまくり、はまじはXのリプ欄を閉じるようになった

女作者が描いてるということは女キャラの胸の描写自身の体を参考にしてるはずだとか、キャラバニーガールコスプレを作者にやってほしいだとか盛んに言われた

そこへはまじ既婚説が浮上した

ぼざろはバンド漫画だがはまじ本人が音楽に詳しいわけではなく、音楽監修としてInstantという男性アドバイスをしている

Instantははまじが配信するたびに実況し、やがては一緒に配信するようになった

過去にInstantは既婚であると明かしており、また「家内」とはまじを指して語ることがあった

「ぼざろはキャラ可愛いから好き、作者のはまじもきっと同じように可愛いだろう、だからグッズも買うし聖地にも行く、はまじはオタクで変な女だから処女のはずで安心

そんな幻想が、あくまでも既婚「疑惑」なだけだが崩されてショックを受けたガチ恋たちがいた

オタクを騙した「加害者であるはまじあきを憎みぼざろを消し炭にしたい奴がチャンスをずっと待ち続けていた

スラダン聖地観光客野糞する被害深刻化

野獣亭みたいに取り壊せば良いのに

2025-09-17

漫画アニメ著作者たちはもう現実にある風景を用いることをやめてくれ

聖地には観光業が盛り上がったりなど良い面もあるだろうけれどそれが問題解決に一番手っ取り早い

もちろん一番悪いのは有害観光客である

お前らさえいなければ

ナチスシオニズムハンナ・アーレント

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.bbc.com/japanese/articles/c1jz5exkgk9o

モサドアルゼンチンで元ナチス将校誘拐してイスラエル裁判にかけたあたりでイスラエル独善的な異常性に警告を出すべきだったのかもな。ナチスの異常さが際立ってたから影に隠れてしまった感。

この記事にこんな人気ブコメがあったのでイスラエル批判について少し補足をする

ブコメ主は知った上でこのブコメをしているかもしれないけど)

シオニズムとは?

本題に入る前にいくつかの前提知識から19世紀末にヨーロッパで広がったユダヤ人国家建設運動で、それほど新しい思想ではない。背景には、長期のディアスポラ故郷を持たず民族世界各地に散らばること)と反ユダヤ主義歴史があり、特にロシア帝国でのポグロムユダヤ人虐殺)や西欧社会での差別拍車をかけた。ナチスによるホロコーストはこの運動に大きな正当性を与え、多くのユダヤ人パレスチナへの移住国家建設を求めるようになる。1948年イスラエル建国宣言され、シオニズムはその大きな第一目標を達成する。

シオニズムネタニヤフ政権

ネタニヤフ政権は、右派リクード党や宗教右派を中核に入植地拡大を支持する勢力による連立政権。その支持層には、国家安全保障を重視し、ヨルダン川西岸地区併合パレスチナ自治の縮小を容認・推進する層が多く含まれている。

本来シオニズムの「ユダヤ人が自らの国家を持つ」という当初の目的をすでに達成しているが、現在ネタニヤフ政権シオニズムを「ユダヤ人領土拡張」と結びつけ、その名のもとに周辺地域への侵略支配正当化に利用している状況となっている。ヨルダン川西岸での入植地拡大やガザ地区での軍事行動は、単なる安全保障上の対応だけでなく「シオニズム継続的使命」として位置づけられ、内部的正当化を行っている。

この拡張路線には宗教的聖地が深く関わっており、エルサレムユダヤ教キリスト教イスラム教聖地が集中する場所であり、イスラエル東エルサレムを含めて「不可分の首都」と主張している。また、ヨルダン川西岸にはヘブロンベツレヘムなどユダヤ教にとって重要聖地があり、宗教右派は「神が約束した土地を取り戻すことこそシオニズムの使命」と訴える。当初は近代的・世俗的な民族運動だったシオニズムが、宗教的使命と結びつくことで、より強固な排外的ナショナリズムへと変質している結果が現状の強硬路線となっている。

ハンナ・アーレントとは

ここでやっと本題となるハンナ・アーレント(1906–1975)という女性について紹介する。ドイツまれユダヤ系政治哲学者で、ナチス迫害から亡命米国拠点活動した。彼女の最も大きな特徴は自身ホロコースト経験したユダヤ人でありながら、シオニズムアイヒマン裁判に対してともすれば「反イスラエル」とも取れる警鐘を鳴らし続け、それ故に特にイスラエルにいるユダヤ人から強い反発を受けたということ。

イスラエル建国への警鐘

アーレントイスラエル建国のものには一定の理解を示したが、その進め方と国家像に深い懸念を抱いていた。アーレント危惧したのは、イスラエルユダヤ人のみを中心とした排他的民族国家となり、軍事力安全保障を最優先することで、長期的な孤立アラブ諸国との恒常的な対立を招くこと。アーレントは、パレスチナにおけるアラブ人との共存模索し、多民族的な政治共同体を構築すべきだと主張していた。また、彼女被害者としての歴史を過度に強調することが、自らが加害者となる可能性を軽視する結果を招くと指摘し、歴史的な悲劇記憶免罪符として機能する危険性も説いていた。

アイヒマン裁判と悪の凡庸

アイヒマン裁判は、ナチスの高官アドルフ・アイヒマンユダヤ人大量虐殺の実行に関与した罪で1961年イスラエルで開かれた裁判アイヒマン戦後アルゼンチンに潜伏していたが、モサドによって捕えられエルサレムで裁かれることになった。この裁判は、ニュルンベルク裁判以来の大規模な戦争犯罪裁判であり、単なる個人刑事責任を超えたホロコースト全体の歴史検証の場ともなった。

アーレントはこの裁判取材し、『エルサレムアイヒマン』にまとめた。この中でアイヒマンを「悪の凡庸さ」の典型とみなし、彼を冷酷な悪魔ではなく命令に従い思考停止した官僚人間とした。つまり、深い憎悪や悪意ではなく「考えずに行動する」ことが大量虐殺に加担する原因となる、と主張したのだ。これはイスラエルシオニズム観点からすれば、自分たち悪魔的な絶対悪被害者であり、そこから立ち上がったユダヤ民族、そしてイスラエル建国というアイデンティティに反するものであり猛烈な批判さらされる。さらアーレントは、イスラエル政府が裁判を自らの正当性証明に利用した点、またユダヤ人指導層(ユダヤ評議会)がホロコースト部分的に関与していたことを批判的に論じたことが、批判拍車をかけることとなる。

アーレント懸念現実

アーレントは多くの批判さらされたが、その批判的推測や警鐘現実のものとなっている。

シオニズムに基づいたイスラエル建国に対する懸念

→周辺のアラブ諸国との絶え間なく続く紛争

被害性の強調が自身の加害性を認識できなくする

シオニズム正統性の核とした周辺諸国他人種の軽視。

イスラエル自体凡庸な悪への転化

ナチス象徴とするような凡庸な悪へのイスラエル堕落

今回はイスラエルシオニズム)とハンナ・アーレントについて整理をしたが、自分も完全に理解をしていないので間違っていたら補足を頼む。

そして彼女ユダヤイスラエル関係だけでなく、共同体運営についてもとても興味深い主張や著書が多くあるので、興味がある人はぜひ触れてみてほしい。(とはいえ共同体のあり方は、ネット前後でかなり異なるので彼女思想が今もそのままは通用しないが・・・

全体主義の起源1951年)』と『エルサレムアイヒマン1963年)』は特におすすめだ。

多くの場合、起こってしまたことに対する警鐘はそのはるかから鳴らされているのである

しかし、それを無視し時には批判することで風化し、実際に起こってやっと振り返ることしかできないのだ。

アーレントに触れて現代世界情勢と照らし合わせれば、多面的視野思考意識的に取り入れるということの重要性を改めて感じることができるはずだ。

2025-09-12

チャーリー・カークが銃殺されたせいで、留年落単した

必須科目が落単してる可能性があって今日大学に行きたくなかった。

お陰で全然眠れなかった。

やっと寝付けてちょっと3時間寝て起きたらチャーリーカークが死んでた

LGBTQ当事者自分にとってカークは大敵の1人とも言える存在

そいつが銃で撃たれて死んだ


カークのニュースへの興奮と落単への恐怖を相互に感じながら大学へ行った

案の定落単してた

7浪してる自分にとって人生の終わりだ

親にどうすれば言えば良いのか

落単に落胆しながら京王線で帰ったが新宿に行くところを渋谷経由で帰ろうと思った。

野獣先輩ぼっちちゃん聖地下北沢

自分本来なら行くべきところである東京大学”の文字を見たかたからだ

そして当たり前のように東大駒場前でリア充東大生と哲学談話してる東大生に囲まれた。

7浪落単Fラン大学生とは月とスッポン

惨めで死にたい

情報量が多すぎて今日は一日疲れた

自分東京大学医学部に行ってたらカークも射殺されないでバカみたいな政治的レスバもやめて妻子と幸せ暮らしてただろう

自分東大トランスジェンダー爆乳美女女医だったらカークを救えたはずだ

カークよお前を救いたかった

しかし僕が7浪して今度こそ東大医学部合格してトランス爆乳美女女医になれば第二のカークは防げるはずだ

これからどうしよう

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