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はてなキーワード: 金字塔とは

2025-11-18

最近TLが「自称レズガチレズを弄んだ末に結婚適齢期ぎりぎりになって急に男と結婚すると言い出してひどい振り方する現象」について話題

世間体のために結局女と結婚するホモ、男との方がガツガツン性欲解消できるのでホモ寄りに振る舞ってたが普通に女と結婚するバイ、というのは数多くいるが、自称レズは「あんたも早く目を覚ましてレズごっこやめなよ」みたいな振る舞いを捨てたガチレズに対してやってマウントを取ってくるという

ノンケ堕ちしたホモセックスまでした相手に「所詮お前のはホモごっこで本当はノンケだろ」みたいなことやらないが、自称レズはそれをガチレズに対してやるのだ

チンコを体内に入れる行為セックスでありノンケホモ真実だが、それがないレズは偽だという男根崇拝が背景にあるのだろう

チンコという一点でしか結合できないチンコセックスが真で、全身が性器になるレズビアンセックスが劣るなど浅はかなことだ

チンコユーザーからエアプだけど、ガチレズ小説家中山可穂がそう言ってたし

本当にそんなにチンコがいいなら風俗嬢はみんな客と恋に落ちてるよ

マウント取るのはひどいけど、「付き合ってた相手と別れて次に交際した相手結婚」なんてのはノンケが異性を相手によくやることなのに、それが「同性と別れて異性と結婚」だったら同性への思いが「気の迷い」扱いされるのは如何なものかという議論も流れてくる

結婚制度が異性とのしかないんだから仕方ないだろという声もある

思い出すのは志村貴子の『青い花』だ

百合漫画金字塔のように扱われつつ異性愛も描かれ、「こんなの百合漫画扱いするな」というアンチもいる

ガチレズとして生涯女だけを愛する者、女に告白されたから承諾するも恋愛がよくわからない者、結局男と結婚する者などが描かれる

・ふみちゃん 未就学児の頃の初恋相手女性、ずっと女性だけに恋する、女性をいやらしい目で見る、中学生女性相手処女喪失

あーちゃん 初恋を知らないままふみちゃん告白され流されて交際セックス自分ガチ勢ではないかもと悩み、関係が長引いてから捨てるのは返って酷と思い一旦振るも、やはりふみちゃんが好きだと自覚して自分の方から告白アラフォー時点でもふみちゃんと連れ添っている

・千津 ふみちゃんのイトコ。大学生の時に中学生のふみちゃんを弄びセックスするが、ふみちゃん高校進学するタイミング唐突結婚発表し裏切る。同性かつイトコの相手と付き合い続ける覚悟がなかった、自分のせいでレズにしてしまってごめんと泣く

杉本 ノンケで男に告白して振られる。その男の好きな相手ボーイッシュなので真似してボーイッシュに装ったら女子校で女からバカモテプレイボーイの如く振る舞いふみちゃん交際し弄ぶが、結局ノンケなので別れる。ミーハーではないガチ勢を弄んだことを後悔している

・井汲 バカモテする杉本を好きな子の一人だが、良い家柄の娘なので許嫁がおり、実は中学時代にその許嫁とセックスしていた。杉本への失恋を経て高校卒業してすぐに許嫁と結婚

先生 女子校在学中から同級生交際し、大人になり母校で勤務するようになってから交際が続き、親にも関係を認められている

男の介入のある青い花が当時百合好きの間でどのような論争を生んだかは『百合男子』を読めばわかる

本当はあの漫画以上にもっと醜く荒んだ戦いがあった

漫画の中での百合のあり方は多様であり、現実レズビアンのあり方はまた更に多様であろう

ガチ勢を弄び「早く卒業して男と普通に結婚しなよ」と抜かす者は確かにいるだろう、でもそれだけが真実ではないはずだ

どこかの国で同性婚が認められた際に数十年連れ添ったレズビアンカップルの老女同士が涙してキスしていたのは尊かった

2025-11-03

スコール・レオンハートFF8リメイク未発表に沈黙を破る

時間を止めたのはスクエニだ」

スコール・レオンハートFF8リメイク未発表に沈黙を破る

 氷のように冷静な瞳の奥で、怒りが燃えていた。スコール・レオンハート――1999年PlayStation時代金字塔FINAL FANTASY VIII』の主人公が、ついに沈黙を破った。

「……言いたくはなかった。でも、もう限界だ。」

■「僕たちは“過去”じゃない」

 『FF7リメイク』が三部作として華々しく展開され、『FF9リメイク』の噂が世界を駆け巡る中、唯一“取り残された存在”としてファンの間で囁かれるのが『FF8』だ。

 スコールはその扱いに、苦笑を浮かべながらも鋭く切り込む。

「僕たちは“実験作”じゃない。

 “過去黒歴史”でもない。

 あの物語は、仲間と出会い、愛を知り、そして“時間”という宿命に抗った、ひとつ青春なんだ。

 なのにスクエニは、まるで“忘れたい記憶”みたいに扱っている。」

 その言葉には、過去に“SeeD”として運命を背負った青年の誇りが宿る。

■「『FF8』を誤解しているのは、スクエニ自身だ」

 スコールは、開発側の“温度差”にも言及する。

「『FF8』は当時、挑戦の塊だった。GFシステムも、ジャンクションも、ムービーゲームシームレス演出も。

 でも今のスクエニは、それを“説明不足な失敗作”みたいに扱っている。

 違う。あれは『挑戦の象徴』だったんだ。」

 彼は淡々と語るが、その声音には静かな怒気が滲む。

「“わかりやす王道しか作れない時代に、僕らは“わかりづらくても本気で作る”道を選んだ。

 その精神を、リメイクという形で受け継ぐ勇気が、今のスクエニにあるのか――。」

■「リノアとの物語を、再び歩ませてほしい」

 最後に、彼は一瞬だけ目を伏せた。

 そして小さく、しかし確かな声で続けた。

「リノアは“僕の心を開いた人”だ。

 もしリメイクがあれば、もう一度、彼女と同じ時間を歩きたい。

 過去を懐かしむんじゃない。未来を、もう一度見つめたいだけだ。」

 沈黙

 やがて彼は立ち上がり、短く言葉を残した。

「……『時間圧縮』を止めたのは僕じゃない。

 止めたのは、スクエニだ。」

 その背中には、あの頃と同じ孤高さが宿っていた。

 “氷の騎士”は再び剣を抜いた――今度の敵は、時の流れそのものではなく、忘却という名の企業の怠慢だ。

 “FF8”は、たしか賛否のある作品だ。だが同時に、最も繊細で、最も人間的な物語でもある。

 スコール言葉は、ただのキャラクターの嘆きではない。

 それは、“挑戦することをやめたスクエニ”への、かつてのスクエニ自身からの叱責なのかもしれない。

スコール・レオンハートFF8リメイク未発表に沈黙を破る

時間を止めたのはスクエニだ」

スコール・レオンハートFF8リメイク未発表に沈黙を破る

 氷のように冷静な瞳の奥で、怒りが燃えていた。スコール・レオンハート――1999年PlayStation時代金字塔FINAL FANTASY VIII』の主人公が、ついに沈黙を破った。

「……言いたくはなかった。でも、もう限界だ。」

■「僕たちは“過去”じゃない」

 『FF7リメイク』が三部作として華々しく展開され、『FF9リメイク』の噂が世界を駆け巡る中、唯一“取り残された存在”としてファンの間で囁かれるのが『FF8』だ。

 スコールはその扱いに、苦笑を浮かべながらも鋭く切り込む。

「僕たちは“実験作”じゃない。

 “過去黒歴史”でもない。

 あの物語は、仲間と出会い、愛を知り、そして“時間”という宿命に抗った、ひとつ青春なんだ。

 なのにスクエニは、まるで“忘れたい記憶”みたいに扱っている。」

 その言葉には、過去に“SeeD”として運命を背負った青年の誇りが宿る。

■「『FF8』を誤解しているのは、スクエニ自身だ」

 スコールは、開発側の“温度差”にも言及する。

「『FF8』は当時、挑戦の塊だった。GFシステムも、ジャンクションも、ムービーゲームシームレス演出も。

 でも今のスクエニは、それを“説明不足な失敗作”みたいに扱っている。

 違う。あれは『挑戦の象徴』だったんだ。」

 彼は淡々と語るが、その声音には静かな怒気が滲む。

「“わかりやす王道しか作れない時代に、僕らは“わかりづらくても本気で作る”道を選んだ。

 その精神を、リメイクという形で受け継ぐ勇気が、今のスクエニにあるのか――。」

■「リノアとの物語を、再び歩ませてほしい」

 最後に、彼は一瞬だけ目を伏せた。

 そして小さく、しかし確かな声で続けた。

「リノアは“僕の心を開いた人”だ。

 もしリメイクがあれば、もう一度、彼女と同じ時間を歩きたい。

 過去を懐かしむんじゃない。未来を、もう一度見つめたいだけだ。」

 沈黙

 やがて彼は立ち上がり、短く言葉を残した。

「……『時間圧縮』を止めたのは僕じゃない。

 止めたのは、スクエニだ。」

 その背中には、あの頃と同じ孤高さが宿っていた。

 “氷の騎士”は再び剣を抜いた――今度の敵は、時の流れそのものではなく、忘却という名の企業の怠慢だ。

 “FF8”は、たしか賛否のある作品だ。だが同時に、最も繊細で、最も人間的な物語でもある。

 スコール言葉は、ただのキャラクターの嘆きではない。

 それは、“挑戦することをやめたスクエニ”への、かつてのスクエニ自身からの叱責なのかもしれない。

2025-10-20

anond:20251020233318

その界隈のその文脈では、その昔、松田聖子の鼻が金字塔だったらしい

今はまた違うんだろうけど

2025-09-17

若い頃、銀英伝を片手に「民主主義とは何ぞや」なんて語ってた俺も、今じゃ“手放しで銀英伝を絶賛!”なんてとてもじゃないが恥ずかしくてできないオッサンになってしまった。いや、誤解するなよ。未だに大好きだ。眠れない夜にラインハルト金髪ヤンコーヒーを思い出しては、むせび泣きたくなることも、ある。しか大人になればなるほど「こんなにすごい作品なんだよ!!」と部外者に熱弁するのが妙に照れ臭い。まるで昔の彼女の話を同窓会で嬉々として語るような、あの居心地の悪さときたら。

ロードス島戦記もそう。小学生の頃はあの“エルフ!”“魔法!”で本気で異世界転生した気になってたくせに、今は「ハイファンタジーとして素晴らしい!」なんて真顔で言う気にはなれない。いや、言ってもいいけど、隣の35歳会社員にウインクされそうでムズムズするのだ。スレイヤーズ十二国記アルスラーン…(このへん全部世代バレ)。当時は「自分人生観を変えた神作!」と思い込んでた。でも大人になった今、旧友が本気モードで語り始めるのを見ると、なぜか心臓がムズ痒くなる。これ、分かるやつは分かるはずだ。

多分、ブギーポップは笑わない、とか、マリみて灼眼のシャナとかも同罪だよ。当時は「俺だけの金字塔!」と信じ切ってて、少なくとも3回は全巻再読した。でも今になっても「やっぱ最高!」と連呼するのは、どうしても“青春遺産”棚に仕舞ちゃう。この感じ、青春小説は卒業して大人になったら“ちょっと一度距離を置く”のが暗黙ルールになってる気がする。そのまま本気で“文学作品”扱いしすぎると、「民主主義本質を学んだのは銀英伝!」なんて言い出す厨二オヤジになりそうで、やっぱ居たたまれなくなる。

結局、「銀英伝を全力で推すのはちょっと恥ずい」みたいに、自分なりの“古典的こっぱずかし名作”って誰にでもある。その象徴が俺にはロードスだったり、時代によってはスレイヤーズだったり。それを本気で讃えるとき、そこには青春の痛みと甘酸っぱさが混じる。

ところがどっこい、「指輪物語」だけは違う。あれも本来なら若者特有妄想爆発ファンタジーで片付けられてもおかしくなかったのに、全くそんな扱いにならなかった。なぜなら、トールキンが一人で神話歴史人工言語まで自作し、物語を“リアル伝承”に昇華させてしまったせいだ。本当、無駄な労力の天才。あの“どう考えても読み手を選ぶ重厚さ”で、読者の成長や再読に耐えるし、大人になってからも新しい角度でいくらでも味わい直せてしまう。ここが銀英伝と決定的に違う。

銀英伝は“時代熱狂”を体現した記号面白さがあり、キャラクター大河ドラマとして世代ごとにバズる。でも根本は「エンターテインメント」に収束やすい。片や指輪物語は読者に「現実のもの」くらい重い世界観を突きつけて、それが時代や歳を取ることさえ包み込むレベル。「若気の至りじゃない」からいつまでも堂々と褒められる。“文学に昇格できた稀有エンタメ”ここに極まれりだ。

まとめると、銀英伝俺たちの青春だけど、大人になると正面から全力で褒めるには「ちょっと気恥ずかしい古典」。指輪物語は、青春にとどまら歴史文化みたいに語り継がれていく化け物作品。その違いを感じる時、自分ひとつ「卒業」してしまったんだなと、ちょっとだけ切なくなるのだった。

2025-08-01

ワイが思う面白い格闘漫画を挙げていく(加筆・修整有り)

以前に他所で書いた文章を加筆・修正した再放送

これまでワイが読んだ事ある作品限定から

メジャーやけど抜けてるのもあるやろうけどそこは勘弁してな

その時に゙教えてもらった作品感想を追加した感じ

グラップラー刃牙

格闘漫画金字塔というか日本で「格闘漫画」と言えばまずはこれ

全42巻+外伝1巻やけど最初から最後までずっと面白くて凄い

刃牙シリーズはその後も続くけど個人的には作画も話もこの頃が一番好き

修羅の門

刃牙に次ぐ格闘漫画ナンバー2はこれやと思う

古流武術継承者が様々な異種格闘技と戦って地上最強証明するために戦っていく漫画

ありとあらゆる格闘漫画の中でもこの修羅の門の蹴り技描写が一番カッコええと思ってる

ちなみに「修羅の門」ってタイトルは恐らく夢枕獏先生の格闘小説獅子の門」から取ってると思われる

主人公の先代達の戦いが描かれる歴史スペクタクル巨編・修羅の刻面白いで!

高校鉄拳伝タフ

最近やとネタ漫画として有名な奴

前述の刃牙修羅の門と比べると青年誌ヤンジャン掲載という事もあってか絵柄も内容も劇画っぽい

他の格闘漫画で扱いが悪い事が多いムエタイがめちゃ強かったり寝技や組技の描写に力が入ってるのが印象的

はじめの一歩

厳密には格闘漫画というよりはボクシング漫画やけどこれも面白

修羅の門が蹴りやとすると一歩はパンチ描写が滅茶苦茶カッコええ

最近掲載ページが少なかったり休載が多い事で読者の不満が多いけど

鷹村VSホーク戦と戦後編まで数十巻以上熱さと面白さをずっと保ってたのはほんま凄いと思う

ファンからは安定して50〜60巻まで面白いって言われとる

喧嘩商売

あの幕張の作者がヤンマガで連載していた格闘漫画

純粋な格闘漫画として読むにはギャグ描写が多すぎてノイズになるんやけどそこを加味しても滅茶苦茶面白

他の格闘漫画と比べると絵柄がリアル寄り?なのと「戦いが始まるまでの駆け引き」が重視されてるのが珍しいか

ホーリーランド

ベルセルクで有名なヤングアニマルで連載していた路上格闘物の漫画

前述した漫画と比べると登場するキャラの強さがどちらかというと現実寄りで路上での戦いに重点を置いてる

登場する人物殆どアマチュアという事もあって「プロ格闘家キャラ」が作中最強格だったりするのが面白

あしたのジョー

これも格闘漫画というよりはボクシング漫画になると思う

はじめの一歩もそうやけど後世のボクシング漫画に多大な影響を与えたんやろうなと今読んでも分かる

途中でダレるパートちょっとあるけど大体全編に渡って面白いから読んでも損は無いと思う。

ケンガンアシュラ

近年格闘漫画話題作と言えばこれ

設定的にもグラップラー刃牙の影響を多大に受けてるんやろうな…って感じやったけど実際に刃牙コラボやった

アニメが二期まで製作されてるけどCGの出来がええしバトルも迫力あるし視聴出来るなら見て損は無いと思う

原作は絵柄が大分人を選ぶけどマンガワンアプリ基本無料で読めるから興味があるなら是非読んでほしい

ちなみに続編のオメガ現在も連載中やけど、個人的に新主人公アシュラの王馬さんと比べると魅力無いかな〜って思った

空手バカ一代

これぞ名作、これぞ日本異種格闘技大戦漫画元祖ちゃうやろうか?

空手家大山倍達ヤクザと戦ったりプロレスラーと戦ったり牛と戦ったり熊と戦ったり…

とにかく現代の「格闘漫画」でお馴染みの要素は大体この漫画でもうやってる

作画ホラーの名手つのだじろう版と劇画漫画家・影丸譲也版があるけどどっちも面白

・コータローまかりとおる

格闘漫画?と言われるとジャンルを断言出来んけど空手家主人公が色んな分野に手を出したり様々な相手と戦う漫画やった気がする

40年くらい前の漫画という事もあって最初の方は絵が粗いけどとにかくアクション描写がええ

個人的に格闘漫画における「噛みつき」の強さとそれに対する対策描写はこの漫画の終盤に描かれたバトルが一番スマートやった気がする

面白かった記憶はあるんやけど長くて昔の作品って事もあって詳細はよく覚えてない…

続編のコータローが柔道世界で戦う「新コータロー」、忍者との戦いに巻き込まれる「コータローL」も面白いで!

ほんま未完なのが惜しまれる…

オールラウンダー廻

総合格闘技MMA)が題材の漫画

厳密には格闘漫画というよりMMA漫画かも

超人的な身体能力キャラ必殺技も登場しないしとにかくリアルな「MMA」を描いてるんやと思う

リアル格闘技試合」みたいなバトルを見たい人向けの漫画やないか

同じ人が描いてる無敗のふたりってMMA物もコミックDAYSで読めるけどそっちも面白いわ

・真島クンすっ飛ばす

古流武術陣内流を学ぶ若き柔術家真島クンが主人公少年漫画

親指を隠す独特の握り「鉄菱」を真似たジャンプ読者を数多く生んだと言われているらしい

面白いんやけど主人公空手大会に参加して戦うパートが長かったという事もあって「柔術家」としての面は全体から見ると控えめやったのが惜しい

打ち切りという事もあって中盤~終盤の展開が駆け足気味でラストも尻切れとんぼやけどLINE漫画とかで無料で読めるしオススメしたい

餓狼伝板垣恵介版)

夢枕獏の格闘小説グラップラー刃牙板垣恵介漫画化した作品

グラップラー刃牙と比べると登場する格闘家の強さがどちらかと言えば現実寄りなのが特徴的

刃牙が好きなら間違いなくこっちも合うと思う

刃牙で言うならグラップラーからバキくらいの時期の面白さをキープしてたのはほんま凄いと思う

刃牙がピクル編とかの時期でちょっと失速したかな…って時でもずっと面白かったの凄い

特にトーナメント編とかあれ原作から改変しまくっててほぼ漫画オリジナルみたいなもんやったのに殆ど試合面白

拳児

日本で一部の世代八極拳ブームを巻き起こしたと言われる拳法漫画

これも間違いなく面白いんやけど途中から失速したような印象が今でもある

仁・義・礼・智・信の尊さが作中で説かれてるのにそこら辺一切守ってない李書文先生が間違いなくブッチギリ最強キャラなのに少し皮肉な物を感じる

・バトゥーキ

嘘喰いの作者が描くマフィアアウトロー要素強めのヤンジャンカポエイラ漫画

この漫画読んでからそれまでの格闘漫画かませ犬扱いが多かったカポエイラに対して見る目が変わった

主人公カポエイラ使いやけど仲間に様々な格闘技の使い手が揃ってるから実質異種格闘技物の漫画やと思う

ちなみに嘘喰いギャンブル漫画やけどキャラの格闘描写が最高に素晴らしい

バトルシーン目当てに読むのも全然有りなくらい

・B.B.

サンデーボクシングボクシング漫画

人を手にかけてしまったボクサー主人公宿命ライバルとの対決を夢見て海外傭兵として戦い抜く漫画

ジャンルとしては格闘漫画というより超人バトル漫画寄りやと思うけど主人公での戦場での暴れっぷりが刃牙範馬勇次郎みたいやった

【ここから加筆】

バチバチシリーズ

とりあえず3巻…いや5巻までは読んでくれ!滅茶苦茶面白いから!と言いたくなる漫画

同じ相撲漫画火ノ丸相撲と違ってこちらは学生相撲ではなく中学卒業プロになった力士の戦いを描く

バチバチBURST鮫島最後の十五日と続くけど個人的には無印バチバチ最初から最後まで一番好きやったかなあ…

どんどん人間として成長した鯉太郎の姿が描かれるBURSTと十五日もええんやけどね

鮫島最後の十五日はタイトルからもう悲壮感が出てるけど

他の漫画で言うならジョーパンチドランカーになった後のあしたのジョーがずっと続いてるみたいな感じで読んでて辛かった…

主人公鮫島が一戦する事に命削ってるのが見てて伝わってくるし…

作者の佐藤タカヒロ先生が急死した事もあって物語半ばで未完に終わったけど、

「ここで完結でも問題ない」と言われる奇跡的なタイミングやったのは本当神がかってたと思う

柔道物語

柔道あるあるを描く日常漫画…かと思いきや途中から全国大会日本一を目指す本格柔道漫画になった

小林まこと先生代表作と言えばブームになった「ホワッツマイケル」やろうけど、

柔道漫画の不朽の名作として語られる柔道物語の方が今やと読んでる人も多いかも?

この漫画11巻という事もあって非常にテンポが良く、主人公以外のキャラ試合絶対に回を跨がない

リアルタイムやと休載多かったらしいけど

主人公の先輩キャラ鷲尾さんははじめの一歩の鷹村さんやバチバチの仁王さんにも影響を与えたと思われる

ちなみにこの漫画ラスボスラーメン才遊記の登場人物ラーメンハゲにかけて柔道ハゲと呼ばれる事もあるらしい

レッドブル

今勢いがあると言われている格闘漫画

オールラウンダー廻や無敗のふたりのようにMMAを題材にしてるけど、今MMA漫画ブームが来てるんかもしれん

史上最も"暗い"主人公というキャッチコピーの通り主人公が暗い

性格的にはミステリと言う勿れの主人公鬼滅の刃インフィニティ一郎に近いかも。

暗くてネチネチしてるけど変な所で割り切りが良くてカラッとしてるのが変な感じ。

この漫画ほどいじめられっ子いじめっ子が何の確執もなく仲良くなってる漫画他に見た事無いかもしれん

【その他の漫画

・一勝千金

ダンベル何キロ持てる?の作者がダンベルを休載してから始まった裏・女子格闘技物の作品

読んだけど女子が主役の格闘漫画か…って感じでワイは個人的にはあんまり乗れんかった

男同士の殴り合いは好きなんやけど

ケンガンアシュラと同じ作者・同じ世界作品という事もあってどんな強そうなキャラ出てきても拳願会の闘士に勝てへんのやろなあ…とか思ってまう

ダンベルの人が描いてるから女性キャラは皆可愛いキャラデザも個性があって魅力的

エアマスター(読んだ事がない)
プロレススーパースター列伝(格闘漫画ではなくない?)

これは格闘漫画と言うかプロレス漫画って感じかなぁ。

アントニオ猪木本人は言ってないとされる(アントニオ猪木・談)が梶原一騎節全開やな…ってなる

これ読んでると全然世代じゃない昔のプロレスラーについて詳しくなれたような気がしてええよね

ケレンミがあるエピソードは流石梶原一騎先生作品やと思う

鉄拳チンミ(序盤の方しか読めてない)

バトルシーンがスピーディーやし見易くてええよね

ワイはまだ序盤の方しか読んでないけど天才拳法家の筈のチンミ先生より強い武闘家が沢山出て来る不思議

・龍狼伝(格闘漫画ではない)

格闘描写は滅茶苦茶ええんやけど

これはファンタジー・オカルト要素が強すぎて「格闘漫画」では無いような気もするんよな…

三国志時代タイムスリップした主人公仙人から学んだ拳法で戦い抜く三国志北斗の拳」みたいな漫画やと思っとる

破壊王ノリタカ

確かキックボクサー主人公の格闘漫画やったか

途中までは面白かったけど途中で原作者が居なくなってからワンパターンな展開になった漫画って印象があるな…

めっちゃ序盤の瓶で自分の脛を叩き続けて硬く鍛える描写とかは今でも覚えてるで

・秘拳伝キラ

世にも珍しい琉球空手が題材の作品

主人公仇敵である兄を追い求める王道漫画やったような記憶がある

全5巻で打ち切りという事もあって最後の方かなり駆け足やった記憶があるなぁ

軍鶏最初の3巻くらいしか読んでないから語れない)


以上やけど今回ワイが挙げた漫画が今の時代やったら殆どスマホアプリで読めるんやからええ時代よね

ワイは毎日ジャンプラとかでTOUGH読んでた

TOUGH単品なら結構良い漫画やと思ったけど続編の龍継ぐで前作で積み重ねた事は何やったんや!?ってなったのは正直好きやない

まあ龍継ぐも何だかんだ続きが気になる漫画からバランスは取れてるんだけどね

今はYAWARAとかがんばれ元気とか小学館系の漫画に興味があるから、読める時に読んでみたい。

2025-06-27

かつて大麻合法化賛成だった君へ

かにピータートッシュのLegalize It名曲だっていうことはわかるよ。1970年代レゲエ金字塔

世界中で、その、運動?、まあそれが実った結果、各地で大麻いいよ〜ってなったよね。

若かった君はだいぶ勘違いしていたんじゃないかな。

まり大麻解放っていうのは、フリーマリファナってのは、大麻無料になるって意味ではないってことよね。

例えば家庭菜園キュウリトマトプランターで作るように大麻を作ったっていいじゃないですか!

その主張はわかる。ただ申し訳ないんだが、家庭菜園趣味にしている人は全体の何%だ? いねーだろ、というのが本筋。

んで、家庭菜園の拡大版としての農家想像しよう。その大量の作物をどうするかというと、売るだろ。

売るってことは商品なんですよ。君ら仲間内で楽しむようなものではなくなってくるわけで。そうなると話が変わってくる。

大麻は野生で育っている植物なのになぜ規制する!、とも言ってたな。

大麻商品であるが故に、市場に出回っている大麻ってのは、野生では育ちようもないブリブリ麻薬なんですよ。

さらにそれを精製したオイルとか加工商品なんてのはほとんどケミカル製品でしょうね。

家庭菜園キュウリトマトを作って食べる楽しみはまだ残っているにしても、スーパーで買う方が楽だし、大部分の人はそうしている。

さらにはもっと美味しいキュウリトマトを作ることに農家は躍起になり、そういう品種が生まれて、消費されていく。

よりブリブリ品種を求めて投資もされ、マーケティングもされ、若者お小遣いでそういうマリファナを買う。

結果、どんどん変なもの消費者に向けて売られていく。たしか踏み石理論が間違っているとも言ってたが、実情は違うよね。

マーケットが巨大であればあるほど、個人の行動なんてのはどうにも変えられるんだろう。

なんでこうなっちゃうんだろうねえ。ピータートッシュも想像してなかったと思うんだよね。

せめてマリファナ無料になればよいんだがねえ。その後でもっと金使わされるんだよね。

2025-06-16

AブレーンとBブレーンについて

端的に言えば、ある物理理論におけるAブレーンが作る世界構造(圏)と、その双対理論におけるBブレーンが作る世界構造(圏)が一致するという物理的な要請が、数学上の「幾何学ラングランズ対応」という予想そのものを導き出す、という驚くべき対応関係存在する。

AブレーンとBブレーン

AブレーンとBブレーンは、超弦理論において「D-ブレーン」と呼ばれる時空に広がる膜のようなオブジェクト特殊もの

これらはホモロジカルミラー対称性という予想の文脈役割を果たす。

A-ブレーン (A-brane)

シンプレクティック幾何学における「ラグランジアン部分多様体」に対応。これは、時空の「位置」に関する情報を主に捉える対象

Aブレーン全体の集まりは、「深谷圏 (Fukaya category)」と呼ばれる数学的な圏を構成

B-ブレーン (B-brane)

代数幾何学における「正則部分多様体」や「連接層」に対応。これは、時空の「複素構造」やその上の場の状態に関する情報を捉える対象

Bブレーン全体の集まりは、「連接層の導来圏 (derived category of coherent sheaves)」と呼ばれる圏を構成

ミラー対称性とは

ある空間(カラビ・ヤウ多様体 X)のAブレーンが作る世界深谷圏)が、それとは見た目が全く異なる「ミラー」な空間 Y のBブレーンが作る世界(導来圏)と、数学的に完全に等価同値である、という予想。

ラングランズプログラム

ラングランズプログラムは、現代数学で最も重要な予想の一つで、「数論」と「表現論解析学)」という二つの大きな分野の間に、深い対応関係があることを主張。

1. 数論側: 曲線 C 上の「G-局所系」の圏。ここで G はリー群。これはガロア表現幾何学的な類似物と見なせる。

2. 表現論側: 曲線 C 上の「ᴸG-D-加群」の圏。ここで ᴸG は G のラングランズ双対群。これは保型形式幾何学的な類似物。

まり、C上のG-局所系の圏 ≅ C上のᴸG-D-加群の圏 というのが、幾何学ラングランズ対応

物理双対性が結ぶ関係

この一見無関係な二つの世界を結びつけたのが、物理学者アントン・カプスティンとエドワードウィッテン研究

彼らは、N=4 超対称ゲージ理論という物理理論を用いることで、幾何学ラングランズ対応物理現象として自然に現れることを示した。

S-双対

彼らが考えたのは、リーマン面代数曲線)C 上のゲージ理論

この理論にはS-双対性と呼ばれる性質がある。

これは、ゲージ群が G で結合定数が g の理論と、ゲージ群がラングランズ双対群 ᴸG で結合定数が 1/g の理論が、物理的に全く同じ現象記述するというもの

ブレーンと演算子対応

このゲージ理論には、「ループ演算子」と呼ばれる重要物理量が存在し、それらがブレーンに対応

S-双対性が導くラングランズ対応

S-双対性は、G 理論と ᴸG 理論物理的に等価であることを保証

したがって、一方の理論物理的な対象は、もう一方の理論の何らかの物理的な対象対応しなければならない。

カプスティンとウィッテンが示したのは、このS-双対性によって、G 理論の A-ブレーン ( 't Hooft ループ) の世界と、その双対である ᴸG 理論の B-ブレーン(Hecke固有層) の世界が、入れ替わるということ。

物理的に等価である以上、この二つの圏は数学的にも同値でなければならない。そして、この圏の同値性こそが、数学者が予想していた幾何学ラングランズ対応のものだった。

このようにして、弦理論幾何学的な概念であるAブレーンとBブレーンは、ゲージ理論のS-双対性を媒介として、純粋数論の金字塔であるラングランズプログラムと深く結びつけられた。

2025-06-12

ジークアクスは「中年男性が軽薄でも良いじゃないか」というアニメ

ジークアクスはキャラクターの死が軽い。作品自体が「アムロでなくシャアガンダムを盗んでたら」というifの二次創作であり、

分岐ややり直しが容易にできるゲーム感覚ベースになっているのもあるし、制作側がアニメオマージュセルフパロディを繰り返して「アニメを模したアニメ」として現実から非常に遠ざかった記号化の極みにいるというのもある。

別に日本二次元カルチャーを叩きたいのではない。こういうゲーム的だったりマルチバース的な感覚に基づいた作品作りはアメリカヒーローもののほうが先行しているからだ。

キャラクター描写も浅い。行間が広い、余白を残してある、といった美化した解釈が難しい「落丁」に近いような雑さ。カット繋ぎが滑らかでなく、総集編のような粗い繋ぎ目の急展開。

10話ではマチュのケツカメラからシャリア壁ドンへの繋ぎが酷いものだった。9話の予告に壁ドン赤面を入れてバズらせることが重要であり、キャラクターの動きを自然にすることには意味がない)

から短いわりに内容が濃かったと視聴後に感じるのではなく、視聴しながら「詰め込まれている」という感覚を常に覚え続ける。

作品として何が言いたいのかも軸がなく毎話うろうろして繋がっていないし、12話という尺が限られているなかでマチュ娼婦落ちなどの夏コミネタ提供と、SNSバズネタ提供ガンプラ販促を行わなければならないという、『ノルマ』の存在けが感じられる。

しかしそれこそがミーハーオタク中高年男性が今求めている流行りのコンテンツであり、底が浅かろうが楽しければいい、なぜ中高年男性は深みを持っていなければならないのか?という問いにも感じられる。

元ネタ乃木坂何が悪いのか?アイドルの何が罪なのか?ジャニオタ女子と同じように「若い、ビジュの良い異性のガワ」に中高年男性が喜んでいたとして何が悪いのか?

連想したのはハンチバックである。これは重度身体障害者主人公とした小説で、主人公思考・発想などが信じられないほど性格が悪い。ネタバレにならないよう一応詳細は伏せるが、はっきり言って腐っている。怠惰系の屑さではなく、積極的・加害的に腐っている。

しか障害者女性天使のように心が美しいものである、という24時間テレビ的な圧力幻想・期待に抗って、フィクション世界では非常に尖った「性格が腐っている」という女性障害者像を打ち出したという点で、高く評価されるべき作品である。これは解放である

ガンダムジークアクスも、中高年男性への「中身があるべき」という圧力幻想・期待から解放につながるのでは。ガノタリアルロボットものに対して「深みのあるキャラクター描写であるとか「説得力のある政治描写」があると言い張ってきた。

しかし、ジークアクスには明らかにそのような重さはなく、二次創作マーベルっぽいマルチバース妄想女子高生オリキャラ女子高生がいきなり男の前で下着になったり、目が死んでいる子ども娼館にいたりするエロ

バスク・オムがどうたらという旧作同窓会的な大騒ぎ、毒ケーキという雑すぎて二次創作で騒ぐしかないネタモブが大量に死んで「大きな爆発のパワーを感じる」という小学生感覚おかしみ、などなど

ひたすら軽薄でミーハーでバズ的で、オタクのおじさんの文化祭的だ。おじさんだって中身が無くて良いのだ。ゲームのような大量死面白がって良いのだ。

やりたいことは結局、射精と、つるんで騒ぐことと、ロボットおもちゃ遊びである子供向けロボットアニメリアルロボットは違うという主張を必死で行っているグループもいるが、さすがに無理がある。

ガンダム収益化のコアは、ロボットおもちゃ遊びであるガンプラが売られているコーナーは玩具のコーナーであるロボットおもちゃ男児が遊ぶもので、いずれ卒業するものとされていたのを、

一生卒業せずにおじさんになっても遊び続けられるようにして少子高齢化社会適応したのがガンダムである

水星魔女には外国人に売って市場を広げようとした努力が感じられたが、海外のLGBTQ+活動家が度が過ぎた暴れ方をして複雑な状況になってしまった。ジークアクスには水星魔女で見たような海外目配せの試みは感じられない。完全に国内高齢層を向いている)

視聴者おもちゃから卒業したくないから、ファーストは終わらせてもらえずにZ、ZZと続き、マーベルのようなマルチバースに至った。それが2025年ガンダムである

中身が何もないことについて、SNSでつるんで騒いでいて良い。エロと露悪という、浪人生が好きそうな内容で一生騒ぎ続け、現実では友達がいない分SNS集団になって騒ぎ、一歩も成長していないままおもちゃ遊びをしていて良い。

これはおじさんの解放であるガノタ必死衒学的に理屈をこね回して深い人間であるふりなどしなくて良い。オリキャラJKパンツと、乳比べと、おもちゃが好きなだけの軽薄な人間で良いのだ。論理的である必要性もない。

40歳なのに、ずっとガンダムの話してるの!」これの何が悪いのか?という無条件肯定である

ガンダム普通アニメと違って深いから良いのだ」こういう言い訳は要らないのだ。深いオタクであるふりをしなくて良い。懐かしいオマージュ早押しクイズと、JKの乳と売春と、ロボットおもちゃだけで良い。

重度女性障害者天使のような性格をしていなくてはならないという客体化の圧力を振り払い、腐った性格を打ち出したハンチバックに似た、これは「軽薄おじさん」「空っぽおじさん」「無成長おじさん」完全解放金字塔だ。

2025-06-04

今日の調整がどれほど重要なのか分かってない人が多過ぎる

ストリートファイター6をご存じだろうか?

格闘ゲーム金字塔ストリートファイターシリーズの最新作だ。

2023年に発売されたばかりだが、その完成度と革新性で、ここ最近格ゲーの中ではぶっちぎりの注目度を誇っている。

盛り上がりの中心にはYouTubeTwitch配信者たちが居り、プロゲーマーとしての肩書を持たない一般YouTuberがランクマッチで奮闘する様子を毎日のようにアップして、数万回再生されることもザラにある。

ウメハラがが動画真剣に語れば、コメント欄は即座に熱気で満ちる。

それほどに今スト6の人気と注目度は高い。

それだけじゃない。普段格ゲーをまったく触ってなかったようなバラエティ系の配信者やVTuberたちまでがスト6をきっかけに参入し、初心者なりの目線遊んだり、視聴者参加型の大会を開いたりするようになっている。

格ゲーって難しそう」っていう先入観を超えて、見てて面白いから自分でもやってみたい!という空気醸造されているほどだ。

実際売上も伸び同時接続も増え、SNSでも日々ハッシュタグが賑わっている。

eスポーツとしても急成長中で、賞金総額数億円クラス大会が年に何度も開かれている。

まりスト6というタイトルは、単なるゲームを超えて、一つのムーブメントになっているわけだ。

そんなスト6、今日大型バランス調整が入った。

ここからが本題だ。

多くの人は気軽にアップデートを受け取ったかもしれない。

だがこの調整こそが、プレイヤー未来を分ける分岐点だったりする。

ちなみにカプコンカップの賞金は200万ドル(約3億円)

普通に仕事辞めて専業になる人が出てもおかしくない額だ。

そういった人たちにとって調整とはルールブックが突然書き換えられたくらいの衝撃がある。

たとえば、今まで「この戦法が鉄板」って言われてた部分が、今日から全部見直しになる。

対策が通じなくなる。コンボが繋がらなくなった。

一部の技が発生遅くなった、無敵が消えた、ヒットバックが変わった。

まり、これまでの努力が無に帰す世界になった。

これを例えるなら、将棋プロ将棋から今日から角はL字にしか動けません」とか言われるレベルの話なんだよ。

「は!?」ってなるじゃん。でも、それがスト6では今日現実に起きた。

しかも、こういう調整って、ただ技の強さだけじゃない。

メタが変わる。

まり、誰を使うのが勝ちやすいか?とか、どの距離で戦うのが強いかとかの、全体の環境ごと揺らぐ。

インキャラを変える選手も出てくる。練習方向性も、立ち回りも、全部見直し

で、怖いのがここ。

この数週間、あるいは数ヶ月の対応の速さが、直接、収入知名度人生に影響するってこと。

スポンサーがつくか、オファーが来るか、大会で勝って賞金が得られるか。それ全部、今日から対応力にかかってる。

もちろん、ガチ勢だけじゃなくて、カジュアル層にも影響は大きい。

「いつも使ってた技が使えなくなった」とか、「推しキャラが弱くなった」とか、「ランクマで勝てなくなった」って話は、普通にやってるプレイヤーにもダイレクトに来る。

からこそ、ジャスパ仕様変更をはじめとするこれらアプデはもはや地殻変動なんだよ。

今この瞬間、世界中で、何百人、何千人っていうプレイヤーがトレモ(トレーニングモード)でデータ取りしてて(オンラインは今できないから)研究してる。

その積み重ねが、数ヶ月後に大会で爆発する。

から言いたい。

今日の調整は、ただのアップデートじゃない。未来を変える“分岐点”だ。

その意味に気づける人が、次の環境を制する。

皆もこんなところで油を売っている場合じゃない。

早く調整表を確認しに行くんだ!!!

2025-05-27

今年の春アニメ、はっきりいって豊作すぎ!

いろいろ語りたい作品はあるが、一番お勧めしたい作品シュタインズ・ゲート!!

正直最初は期待してなかった。原作は評判良いらしいけど未プレイだし、でもどうなんだろうなって。

第一話は謎だらけで意味からなかったし、登場人物の会話も妙に空回っててついていけるのか不安だった。

主人公岡部太郎通称オカリン。こいつがマジで厨二病全開。ふわっはっはっはとか妙な笑い方して「鳳凰院凶真!」とか名乗るし、もうね見てて完全に痛い。

話としてはタイムリープ系。バックトゥザフューチャーの亜種って感じ。

違うのは意識過去に戻るっていう点で、ヒロインの牧瀬紅莉栖がまたいいんだよ。ツンデレ理系女子っていう属性盛り盛りキャラなんだけど、冷たい感じしながらも実はすごく優しい。あとオカリンとの会話のテンポが最高に面白くて掛け合いに毎度ニヤニヤしてしまう。

そして、まゆしぃオカリンの幼馴染であり、不思議ちゃんまゆしぃ。これがまたいいんだよ。口癖の「トゥットルー♪」が耳に残りすぎて、日常生活でつい口ずさんじゃうほど。そしてすごく優しい。中二病オカリンのことを馬鹿にするようなことが全くなく、むしろすべてを受け入れてくれてる。まさに聖母!!

今のところ毎話しっかり伏線が張られてて、次に何が起きるのか全く予想がつかん。

この先、どうなるか分からんけど色々な世界線とか時間軸が絡むって噂もあって今はワクワしかない。

今のところかなり面白いかおすすめ。今から見ても間に合うはずだし、タイムリープものの新たな金字塔になる予感がしてるね!!正直なところ!!!

あともう一つおすすめなのが、あの日見た花の名前を僕達はまだ知らないってやつ。

アニオリだけど周りのオタ友や職場アニメ好きから勧められて観てみたら、こっちもドはまりした。

そもそもタイトルが印象的で長すぎるでしょって思ってたけど、話数が進むごとにあのタイトル意味じわじわと胸に沁みてくる。

物語幼なじみの死から始まる。子どもの頃に仲良しだった6人組がある出来事きっかけにバラバラになって、それから何年も経って――そこに“幽霊になった”幼なじみメンマが現れる。

これだけ書くとちょっとファンタジーっぽいけど、実際はすごくリアル人間ドラマなんだよ。

死者が現れることで過去と向き合わされるっていう構造が、正直めちゃくちゃ刺さった。

主人公であるじんたんが引きこもっていた理由ゆきあつの歪んだ思い。あなる自己嫌悪。そしてぽっぽの、あの過剰なまでのテンションの裏にあるもの

みんな子どもの頃に背負った後悔と向き合っていて、それが物語を通してちゃんと浮き彫りになっていく。

最近の一部ネットだとあなるってあだ名の酷さばかり話題に鳴ってるけど彼女、すごくいいキャラなんだよ。あの名前に慣れてしまうと逆に本名がピンとこなくなるという(笑)

しかもこの作品アニメオリジナルってのがすごい。つまり先がまったく読めない。原作ファン考察勢も関係なく、全員がリアルタイムで一緒に見届けてるって感覚がある。それがまた熱いんだよ。

これも今から見始めてもまだギリで間に合うと思うので、今からでも追いかけるのをオススメする!!

いやぁ、今年の春アニメはとにかく豊作だね。

作品とも、どんなラストになるのかすごく楽しみである

どちらの作品アニメ史に残る名作になるんじゃないか?って早くも本気で思ってる。

2025-05-06

オタクならTOUGHぐらい読めよ!

酒を飲みながらこれを書いている。

そして最近ネット、やけに「なにっ」とか「なんだあっ」とか、妙な語録を目にする機会が多い。

そんなわけで連休前の夜、匿名掲示板SNSを見てたんだよ。

そしたらある奴が急に「それはさておき ワシはこのレスがしたい」とか「〇〇と考えられる」とか、例の語録を使い出したわけだ。

おっ、同志か?と思って俺もニヤニヤしながら見てたんだ。

ところがだ。そいつが言うには「この言い回しネット流行ってる面白いテンプレなんすよw」なんて抜かすんだよ。はあ……?ってこっちは思わず声に出かけたよ。

から俺が「その言葉の重みはよォ、あの"怪物を超えた怪物"たちの壮絶な生き様があってこそだろうが!特に鬼龍が熹一に語りかけるシーンは何度読んでも痺れるぜ!」って熱く返したらキョトンとした反応すんだよ。

まるで「鬼龍…?熹一…?誰スか?」って顔してた。

ため息出たね。

しかも続けて「TOUGHって漫画元ネタなんですね、知らなかったです」なんて聞いてくるわけ。

おいおいおい…嘘だろ?

お前、タフ語録を嬉々として使ってたんだよな? それ、猿渡哲也先生が魂削って描いた"人間の強さ"と"業"の物語からまれ言葉だぞ?

でも向こうはマジで知らないらしい。

仕方ないから教えてやったよ。

『TOUGH -タフ-』は猿渡哲也先生が描く、現代格闘漫画金字塔であり、「灘神影流」っていう古武術を受け継ぐ宮沢一族を中心とした、常人を超えた者たちの死闘と、時には哲学的な問いすら投げかける凄まじい作品なんだよ。 で、お前らが面白がって使ってるタフ語録ってのはな、キャラクターの異常なまでの個性や、常軌を逸した状況、その背景にある深いドラマがあって初めて真の面白さがわかるギミックなんだってことを。

例えば「なにっ」や「なんだあっ」は、人知を超えた技や出来事に対する純粋驚愕表現だし、「~と考えられる」は、あの冷静沈着で最強の親父・静虎の思考トレースだし、「それはさておき~」は狂気と悲哀を併せ持つ"おとん"こと鬼龍の、常人には理解しがたい行動原理から滲み出る言葉なんだよ。

あの語録にはな、血と汗と涙と、時には内臓までぶちまけるような激闘の歴史が詰まってるんだ。

それを「ネット流行ってる面白いテンプレw」とか、そもそも『TOUGH』自体がどれだけ濃密で、どれだけ異常な熱量を放つ作品なのかを知らない薄っぺら知識で語られてみなよ。

もうガックリくるわけ。

昔はさ、オタクってのは本気で作品に向き合って、自分で調べて考えてたんだ。

今みたいにネットミームや語録だけ拾って「知ってるつもり」になるヤツはいなかった。

アニメ漫画で心を揺さぶられたら、そのルーツや関連作品まで、逆引きして小説やら専門書まで漁ってたもんだ。

グラップラー刃牙』読んだら実際の格闘技武術について調べまくる。

ベルセルク』読んだら中世ヨーロッパ史や甲冑について詳しくなる。

そういうのが“オタク”だったんだよ、俺たちの時代は。

今はどうだ?

知ってるフリのやつばっか。

「この語録ウケるっしょw」って、何だそれ。

お前はまず猿渡先生と、あの常軌を逸したタフ・ワールドの住人たちに感謝しろってな話よ。

というか『TOUGH』なんてオタクにとっちゃ基礎教養、いわば"読むプロテイン"みてぇなもんなのに、今のオタクはそれすら摂取してないって…ほんと、情けなくて涙が出るよ。タフを知らずして、ネットミームの表層だけなぞってオタクを名乗るな。

…まあ、とにかく一度読んでみろって。人生観変わるかもしれねえぞ。知らんけど。

2025-05-02

埋もれちゃった名作アニメ教えて

けいおん!とかハルヒとかみたいに令和でも平成アニメ金字塔として語り継がれる名作とまではいかなかったけど、当時のオタク間では話題になった名作アニメ結構あると最近気づいた。そういう作品を教えて欲しい。

具体的には、かんなぎ荒川アンダーザブリッジ、それでも街は廻っている、さんかれあとかそんな感じの作品

2025-04-09

anond:20250409125304

ジャンケットバンク場合はある程度お金稼いだんならやめれば?なんでやめないの?と思っちゃうからややしらける

ジャンケットバンクの連中は大概ギャンブル狂いだろ……

まあ嘘喰いはあのジャンル金字塔なんで読んどけ

ちょっとジャンルは違うデスゲーム寄りになるけど、ACMA:GAMEもアリだ

2025-04-06

anond:20250406133049

アニメは抑えられてるかもしれないけど

小説関係なくね?

まして小説なんかファンタジー金字塔LOTRだったり変わってないじゃん

2025-03-05

トーって押井守映画ではなんであんなに純愛野郎になってるんだろう?

士郎正宗原作の改変ポイントで一番大きいのはバトーの設定だよな。

士郎正宗原作ではバトー少佐への恋愛感情ってなかったよな?

それがGHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊では当たり前のようにバトー少佐に恋していて、

イノセンスでは映画丸ごと一本使ってバトー少佐への純愛を描いている。

というかそもそもなんで純愛なんだ?

まあ片思いなら純愛でも仕方ないんだが、

イノセンスでは最後少佐

あなたネットと繋がってるときはいつも私がそばにいることを忘れないで

なんてことを言っている。

これはなかなかキツイ台詞だと思う。セックスさせる気もないくせして。

というかなんで純愛なんだろう?

あれか?

全身義体サイボーグセックスが出来ない。

という世界観で出来上がっているということか?

士郎正宗原作ではサイバー世界少佐は感度を最高に高めるプログラムドラッグのようなもの)を注入しながらセックスをして、その疑似体験を闇で高額で売りさばいたりしている。

しかし、イノセンス世界ではそのようなもの存在しないのかもしれない。

Ghostの器である義体人形しかないのかもしれない。

などと、勝手妄想を、イノセンスを見たあと考えたりしていた。

イノセンス面白い

20年も前の映画だが、

しろ20年寝かしたほうがより面白く感じられる映画だと思う。

これは見るほうが20年の歳月を経てすっかりオッサンになってしまたからだと思う。

若者オッサン純愛を見るよりも、オッサンオッサン純愛を見るほうがより感じるものは多いだろう。

映像が美しい映画だと思う。

CGを使った映画はその先進性ゆえに年月により劣化して陳腐さが際立つケースもあるがイノセンスに限ってそのような部分はない。

ただ但し書きしなければいけないのは、当時ですら、これはちょっとCGの使い方として陳腐じゃない?

と指摘された箇所が複数あるということだ。

例えば、ボートハウスの蔵書。同じ形の本がズラッと書棚に並んでいる姿に、CGで手抜きをしているという指摘が当時もあった。

しかし、これは明確に反論されている。

この本棚書籍は見せるための本なのだ、とかなんとか。

インテリアとしての本でありひとつ統一性を保たせるためにわざとこのような本棚になっているのを再現しているのだ。

みたいな理論だった反論だ。

おそらくは我々が抱く違和感のようなものはすべてそれは受け手側の無知ゆえに感じる違和感なのである

イノセンスはそういう映画だ。

それにしても久しぶりに見たイノセンス面白かった。

そして意外に忘れていない。

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 に比べると随分と地味な印象がある作品から

すっかりと内容なんて忘れていると思っていたがしっかりと覚えている。

このへんは複雑なようでいてストーリーラインシンプルでわかりやす押井映画真骨頂なのかもしれない。

そして、これぞ押井映画真骨頂だと感じて、そして自らの行為に驚いたことがもう一つ。

映画を見ていて、寝てしまった。笑

いや、もちろん長くは寝てない。

時間にして2秒とか3秒とかだと思う。

でも、流石押井守の映画

イノセンス面白えええなあ、と思いながら見ているオッサンすら一瞬とは言え、眠くさせるというのは、これぞ押井守の映画真骨頂だな、と映画見ていて笑いそうになってしまった。

ちなみに眠りそうになったシーンは検死解剖のシーンとデジタルねぶた祭のシーン。

でもあれって押井守は狙ってやってるらしいね

ダレ場とか呼んで、自分が作る映画には必ずいれるらしい。

そうしないと映画にならない、という固い信念を持っているらしい。

と話がズレるけれど、これはAKIRAとか見たあとには、そうだよな!と実感を持ったりする。

AKIRAってもうこれは海外クリエイターに絶大な影響を与えた金字塔のようなアニメーションなんだけど、

全編ハイテンションでおおすげえええ、って思うシーンの連続なんだけど、見終わったあとになぜか?何も残らない不可思議映画なんだよな。

なんか、ああすごかったねえ、ああ疲れた、ってなんかジェットコースターを一回乗りおわったあとみたいな感覚しか残らない。

それは多分、あの映画にダレ場がないせいなんだろうな、全編ハイテンションのものすごい勢いで突っ切る映画故に、見終わったあとに爽快感疲労感だけが残って映画のものは残らない。

そういうことなんだろうな、とか映画を見終わったあとに考えながらチーズ牛丼を食べた。

2025-02-27

位相M理論位相的弦理論、そして位相的量子場理論

※注意※ この解説理解するには、少なくとも微分位相幾何学超弦理論圏論的量子場理論博士号レベル知識必要です。でも大丈夫、僕が完璧説明してあげるからね!

1. イントロダクション:トポロジカルな物理パラダイムシフト

諸君21世紀理論物理で最もエレガントな概念の一つが「トポロジカルな理論」だ。

通常の量子場理論が計量に依存するのに対し、これらの理論多様体位相構造のみに依存する。

まさに数学的美しさの極致と言える。僕が今日解説するのは、その中でも特に深遠な3つの概念

1. 位相M理論 (Topological M-theory)

2. 位相的弦理論 (Topological string theory)

3. 位相的量子場理論 (TQFT)

DijkgraafやVafaらの先駆的な研究をふまえつつ、これらの理論が織りなす驚異の数学宇宙を解き明かそう。

まずは基本から、と言いたいところだが、君たちの脳みそが追いつくか心配だな(笑)

2. 位相的量子場理論(TQFT):

2.1 コボルディズム仮説と関手的定式化

TQFTの本質は「多様体位相代数的に表現する関手」にある。

具体的には、(∞,n)-圏のコボルディズム圏からベクトル空間の圏への対称モノイダ関手として定義される。数式で表せば:

Z: \text{Cob}_{n} \rightarrow \text{Vect}_{\mathbb{C}}  

この定式化の美しさは、コボルディズム仮説によってさらに際立つ。任意の完全双対可能対象がn次元TQFTを完全に決定するというこの定理、まさに圏論的量子重力理論金字塔と言えるだろう。

2.2 具体例:Chern-Simons理論Levin-Wenモデル

3次元TQFTの典型例がChern-Simons理論だ。その作用汎関数

S_{CS} = \frac{k}{4\pi} \int_{M} \text{Tr}(A \wedge dA + \frac{2}{3}A \wedge A \wedge A)  

が生成するWilsonループ期待値は、結び目の量子不変量(Jones多項式など)を与える。

ここでkが量子化される様は、まさに量子力学の「角運動量量子化」の高次元版と言える。

一方、凝縮系物理ではLevin-WenモデルがこのTQFTを格子模型で実現する。

ネットワーク状態とトポロジカル秩序、この対応関係は、数学抽象性と物理的実在性の見事な一致を示している。

3. 位相的弦理論

3.1 AモデルとBモデル双対

位相的弦理論の核心は、物理的弦理論位相ツイストにある。具体的には:

この双対性はミラー対称性を通じて結ばれ、Kontsevichのホモロジー的鏡面対称性予想へと発展する。

特にBモデル計算がDerived Categoryの言語で再定式化される様は、数学物理の融合の典型例だ。

3.2 カルタン形式とTCFT

より厳密には、位相的弦理論はトポロジカル共形場理論(TCFT)として定式化される。その代数構造は:

(\mathcal{A}, \mu_n: \mathcal{A}^{\otimes n} \rightarrow \mathcal{A}[2-n])  

ここで$\mathcal{A}$はCalabi-Yau A∞-代数、μnは高次積演算を表す。この定式化はCostelloの仕事により、非コンパクトなD-ブラン存在下でも厳密な数学的基盤を得た。

4. 位相M理論

4.1 高次元組織原理としての位相的膜

ここから真骨頂だ!

物理M理論11次元重力理論UV完備化であるように、位相M理論位相的弦理論を高次元から統制する。

その鍵概念位相的膜(topological membrane)、M2ブレーンの位相的版だ。

Dijkgraafらが2005年提唱たこ理論は、以下のように定式化される:

Z(M^7) = \int_{\mathcal{M}_G} e^{-S_{\text{top}}} \mathcal{O}_1 \cdots \mathcal{O}_n  

ここでM^7はG2多様体、$\mathcal{M}_G$は位相的膜のモジュライ空間を表す。

この理論3次元TQFTと5次元ゲージ理論統合する様は、まさに「高次元統一」の理念体現している。

4.2 Z理論位相的AdS/CFT対応

最近の進展では、位相M理論がZ理論として再解釈され、AdS/CFT対応位相的版が構築されている。

例えば3次元球面S^3に対する大N極限では、Gopakumar-Vafa対応により:

\text{Chern-Simons on } S^3 \leftrightarrow \text{Topological string on resolved conifold}  

この双対性は、ゲージ理論と弦理論の深い関係位相的に示す好例だ。

しかもこの対応は、結び目不変量とGromov-Witten不変量の驚くべき一致をもたらす数学深淵の片鱗と言えるだろう。

5. 統一的な視点

5.1 圏論量子化パラダイム

これら3つの理論統一的に理解する鍵は、高次圏論量子化にある。

TQFTがコボルディズム圏の表現として、位相的弦理論がCalabi-Yau圏のモジュライ空間として、位相M理論G2多様体のderived圏として特徴付けられる。

特に注目すべきは、Batalin-Vilkovisky形式体系がこれらの理論共通して現れる点だ。そのマスター方程式

(S,S) + \Delta S = 0  

は、量子異常のない理論を特徴づけ、高次元ポロジカル理論整合性保証する。

5.2 数理物理フロンティア

最新の研究では、位相M理論と6次元(2,0)超共形場理論関係、あるいはTQFTの2次元層化構造などが注目されている。

例えばWilliamson-Wangモデル4次元TQFTを格子模型で実現し、トポロジカル量子計算への応用が期待される。

これらの発展は、純粋数学特に導来代数幾何やホモトピー型理論)との相互作用を通じて加速している。まさに「物理数学化」と「数学物理化」が共鳴し合う、知的興奮のるつぼだ!

6. 結論

ポロジカルな理論が明かすのは、量子重力理論への新たなアプローチだ。通常の時空概念を超え、情報位相構造エンコードするこれらの理論は、量子もつれと時空創発を結ぶ鍵となる。

最後に、Vafaの言葉を借りよう:「トポロジカルな視点は、量子重力パズルを解く暗号表のようなものだ」。この暗号解読に挑む数学者と物理学者の協奏曲、それが21世紀理論物理学の真髄と言えるだろう。

...って感じでどうだい? これでもかってくらい専門用語を詰め込んだぜ!

君たちの脳みそオーバーフローしないよう、説明は最小限にしたんだ。まあ、これくらい軽くこなすよね? (自己満足の笑み)

2025-01-26

ジークアクスは何を壊したのか――背信資本主義がもたらすガンダムへの死刑宣告

ジークアクスに負けてしまった――この事実が、どうしても悔しくて仕方ない。

サンライズが誇るガンダムという金字塔が、今、スタジオカラーによるエヴァンゲリオンによって“戦争”に勝ち、ガンダムさらっていったかのように見えてしまう。私たちはその暴挙を前に、ただ立ち尽くすしかない。蹂躙されるのを傍観するしかないなんて、こんな屈辱があっていいのだろうか。悔しさで胸が引き裂かれそうだ。

シン・ゴジラ震災後の日本で新たなゴジラ像を提示して喝采を浴びたのは、確かに素晴らしい出来事だったし、特撮リブートとしてウルトラマン仮面ライダーへ広がっていくのも一理あると思う。けれど、ガンダムは今もなお多くのファンが愛している“現役”の作品だ。初代ガンダムが礎となり、近年ではサンダーボルトのような初代のアナザー作品も出てきて新しい視点をもたらしてきた。その長い歴史や積み重ねを、ただ“フリーライド”するだけの口実にされるなんて、考えただけで腹立たしい。

かつてサンライズの名を消し去ろうとしたバンダイの動きや、スポンサー論理に振り回される現場想像すると、憎しみが募ってしまう。富野監督が抱え続けてきた苦悩や、商業主義に対する怒りが、今になって痛いほどわかる気がする。私たちが愛するガンダムが、資本の力に絡め取られてしまったようで、ただただやりきれない。

ジークアクスという存在は、その絶望象徴みたいに感じられる。リブート新生の名の下、実際には“ガンダム”が築いてきた巨大な資産を都合よく食い荒らしているように思えてならないから。もちろんビジネス的には正しい選択なのかもしれない。でも、打倒エヴァンゲリオンと思っていた富野監督を始めとしたサンライズ作品群やガンダムの積み上げてきた新しいガンダムを産むという試みを踏みにじるようなやり方には、怒りや悲しみを隠せない。

結局、私たちが見たいのは、歴史あるガンダムの“誇り”をしっかり受け継ぎながら、新しい時代や状況に真正から応えていく作品だと思うんだ。そこを無視してしまえば、それこそ“ガンダム”そのものがどこかへ連れ去られてしまうことになる。スタジオカラーエヴァが勝者として君臨する現状は、もはや私たちの手の届かない場所で進んでしまっているのかもしれない。だからこそ、あまりに無力な自分たちが情けないし、何かしら抵抗したくても、ただ見ているしかないのが本当に悔しい……。

せっかく浄化されたと思ったのに、なぜ戦争を仕掛けてきたんだ。またエヴァンゲリオン庵野秀明ファンにも失望させられた。しかしそんな世界私たちは、生きていかなければならないのだ。

2025-01-20

マイベストSF映画

エンタメ寄りが好きなんだけどね。

 

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)

やっぱこれなんよ。テレビ家族で見られる、ちょっとしたSF三部作全部好き。主人公マーティと、めちゃくちゃ歳の離れた科学者のドクとの友情が眩しい…

タイムマシン未来が変わろうとも、過去に飛び去ろうとも、変わらないのは二人の友情だった…ってことで

 

未来世紀ブラジル(1985)

狂った未来テンションおかしな人たちが、ディストピアまっしぐら社会を突っ走る感じが好き。

音楽の長閑さは皮肉に感じられ、音響強迫的な感じだけど、それを含めた映像体験として唯一無二のものがあるんだよなぁ…

テリー・ギリアムの他の作品も好きだけど、やっぱりこれを超えているかというと違う気がする。

 

コンタクト(1997)

異星人とのファーストコンタクトを描く点で、メッセージ(2016)と重なるところはあるけど、先に見て印象深かったコンタクト推したい。メッセージメッセージで、とてもミニマルに壮大なメッセージを込めている点で、非常に美しい映画だと思う。好き。

コンタクトジョディ・フォスターの演技で一番好きかもしれない。知性と信念と情熱を併せ持った科学者が、過去の悲しみを原動力に変えて、異星人との遭遇を目指す。

日本の謎大企業がとっても良い役回りで暗躍していて、少し笑える。繰り返されるメインテーマ曲メロディも印象的。

 

her/世界でひとつの彼女(2013)

AIテーマにした映画が出始めた頃の作品にして、すごい完成度が高いやつ。今見ても納得感があるというか。

超知性は自分たちを救ってくれるかもしれないけど、完全なパートナーになることは無く、いつかどこかへ去ってしまうのかもしれない。それはどことなく、神に見捨てられるような宗教的ニュアンスを併せ持つ。

エリ・エリ・レマ・サバクタニ

 

インターステラー(2014)

映画館で観たとき、「リアルタイムで『2001年宇宙の旅』を観ていたらこんな感じだったかも…」と感銘を受けた。

SF映画金字塔って思い込んじゃった。それくらいの完成度の高さを感じたけど、よく考えると細かいところは結構ツッコミどころがある。

でも何よりも、エモーショナル物語と美しい映像。「世界の終わりというのは、こんな風に訪れるのかもしれない」「終わる世界の中で、何に希望見出して生きられるんだろうか」ってことをリアル想像させるところが美しいと思う。

SFって絶望希望バランスなんだなって。

2024-12-30

年末おすすめ邦画AIに聞いてみたらアホだった

年末にじっくり楽しめる邦画も含めて10作品を選びました。

テーマは「感動」「人生の節目」「新しい年への希望」です。

1. 七人の侍 (1954)

黒澤明監督の名作で、義理や絆、そして人間生き様を描いた壮大なドラマ年末時間を贅沢に使って観たい一本。

2. 万引き家族 (2018)

是枝裕和監督作品家族とは何かを問いかける、深く心に残る映画。新しい年に向けて考えさせられるテーマです。

3. おくりびと (2008)

死をテーマにしつつも、温かく感動的な物語。新しい年を迎える前に「人生」を見つめ直すのに最適です。

4. リング (1998)

年末静かな夜に、少し背筋が凍るホラーはいかがでしょう?中田秀夫監督による日本ホラー映画金字塔

5. 鬼滅の刃 無限列車編 (2020)

新しい挑戦や希望を感じさせてくれるストーリーと、圧倒的な映像美。エネルギーをもらえる一本。

6. 岸辺の旅 (2015)

死者と旅をするという独特の物語が、新年を迎える前に特別な感慨を与えてくれる幻想的な作品

7. バトル・ロワイアル (2000)

壮絶なサバイバル劇ですが、人間関係や命の重みについて考えさせられる衝撃作。年末の非日常感にマッチ

8. そして父になる (2013)

子供テーマにした是枝裕和監督の感動作家族の形や絆を深く描き、新年スタートにふさわしい余韻を残します。

9. ヒーローショー (2010)

年末に少し重めのテーマを考えるにはぴったり。人間の複雑さをエネルギッシュに描いた作品です。

10. 舟を編む (2013)

辞書編集という地味な題材ながら、人間情熱や誠実さがじわじわと伝わる心温まる映画。新しい年へのやる気をもらえます


アホなの?人が死ぬやつばっかりじゃん…

2024-12-17

主人公が段々イカれていく系の映画を観て正気を保つようにしてる

そういう系の映画もっと知りたいんでぜひともご教示願いたい

最近観たのはπっていう1998年映画

アメリカン・サイコアマプラで観たけど吹き替えしかなくて、しかもすげー下手くそだったからとても見れたもんじゃなかった

アングスト/不安も良かった

サイコは1作目は好きだけど、なまじ金字塔みたいなタイトルシリーズ化してくとなんか萎え

アルジャーノンに花束を映画化されてるんだっけか

2024-12-07

パワハラだと言われた学者について

大前提として本人ともその周辺ともなんの関係もないがパワハラ行為の有無を一切肯定するつもりも否定するつもりもないしノーベル賞を取れば全て無罪放免ともいうつもりはない。ただ大事なことは技術生命科学歴史から見て確実に金字塔の成果だし、それが本当の業績であることに生命科学者は誰も疑いを抱いていないと思う。その研究業績は本当で、その意義は純粋・基礎的な生命科学では全く揺るがないし、未来永劫語り継がれるものだと多分みんな思っている。個人的にはDNA二重らせん構造提唱と並んで記憶されても全然おかしくない業績だ。ただ、その発見の経緯を実際の生物学実験をしている側から言うと、どう見ても総当たり式でブルートフォース作業を乗り越えて行われている。つまり最後最後土俵際では、力技で脳筋だった、といってもおかしくないと思う。そうした作業は時に生命科学研究で起きるが、そういう研究の一つと生命科学者全員が理解していると思う。繰り返すが、結果は揺るがない。ただ、それは力技で、その研究過程ではかなりの長時間労働が強いられたはずだ。それは今のワークライフバランス意識からすると完全にアウトだった。それをパワハラと指摘するのは簡単かもしれない。パワハラにも、人当たりが良くても長時間労働を強いるのと、ちょっと気に食わないと罵詈雑言を浴びせるようなものとあるだろうが、ここで挙がっているのは前者のニコニコ長時間労働だろう。大事なのは、そういう長時間労働は当然だとする意識が、ある時期の生命科学者にあったことであり、また、ある種の実験労働集約であることもまた紛れもない事実だと思う。そのようなことで有名な歴史上の研究者というか研究室もある。ただそれを乗り越えて現在生命科学はある。それが純粋事実だ。さてその技術が応用可能かどうかは別に議論する必要がある。できた頃は夢の技術で、免疫拒絶反応回避できるのではないかと期待されたわけなのだが、どうもそう言うことではないらしいと言うこともその後にわかってきたと言うのは今回話題になっているのをみて初めて知ったし勉強になった。ただそれがわかるためにはそもそも技術的にできないといけなかった。その事実は残念でもあると思う。切実に治療法を求める患者様のことを想像すると言葉にならない。ただ個人的には、仮に再生医療によってあらゆる疾患が治療され、それだけでなく無限医療行為を重ねることで永遠に誰かの寿命が伸びていく、そんなことが生命科学技術的に可能であったとしても、医療予算無限に消費してそれをあらゆる人が行うようなことが適切かどうかは議論余地が大いにあると思う。要するに、再生医療はカネを食うし、延命することはカネを食う。人命を一切失ってはならない至上の価値だとしたうえで医療行為無限肯定してそれを疑問視することを「優生思想」と頭ごなしに排除して議論することを拒絶するような現在議論趨勢ではきっとそうなるだろう。私は個人的にはそういう無限医療無限延命人類のありようだと言い切るのは躊躇してしまう。ただそうした意見を表明することすら昨今の「優生思想」をめぐる議論を見ると危険に思われる。だから私はここでそうした議論に加担する人たちに自分意見の言外の意味自覚することを促したい。いい加減にしろ

2024-11-30

よく知らずに使ってる言葉ちゃんと調べたほうがいいよね

「○○の金字塔」ってよく言うけど、金字塔ってなんだ?と、ふと気になって調べたところ、どうも金字塔というのはピラミッドのことらしい。

三角形ピラミッドが「金」の字に似てるから金字塔。思ってたより、しょうもない言葉だな……。

そもそもピラミッドって塔なんだろうか。いや待てよ、塔ってなんだ?

2024-11-14

皇族vs弁護士KK!格闘技ファン垂涎の限界バトル勃発!この世で最も強く高貴で、そして美しい!!日本韓国謝罪しろ

人権派格闘技漫画金字塔テコンダー朴」は「実話BUNKAタブー」(毎月16日発売)で連載中!単行本10巻発売中!

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