高校留学を地元に還元 台湾で学んだ地震対応、青森の防災に生かす
データで読む地域再生
高校生が海外留学で課題解決力を磨いている。留学した高校生は2023年度で3万4885人。ピークの7割強だが、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ21年度の11倍超になった。青森県は地域課題の解決策を学ぶ高校生を海外に送り出す。愛媛県では留学経験者が起業して街おこしする。留学が地域の力になる人材を育む。
文部科学省が公表した最新23年度のデータによると、全高校生のうち留学した比率(留学率)は全国で1....

「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。








