米政権、東南ア貿易協定に「ポイズンピル条項」 中国と協力なら破棄も
米政権、東南ア貿易協定に「ポイズンピル条項」 中国と協力なら破棄も
【シンガポール=佐藤史佳】米国とマレーシアが締結した貿易協定を巡り、マレーシア国内で反発が広がっている。米国の利益や安全保障を脅かす協定を他国と結んだ場合、米国が一方的に破棄できる条項を含んでいるためだ。主権侵害だとの批判が出ており、専門家は「ポイズンピル(毒薬)条項」と指摘する。
協定は他国を名指ししていないが、中国を念頭とする。米国はカンボジアとも同様の協定を結んだ。タイやベトナムとの今後の…



























