自民党結党70年、分極化の時代に「保守」を再定義できるか
自民党結党70年、分極化の時代に「保守」を再定義できるか
高市早苗内閣は高支持率で始動したが、衆参両院とも過半数をもたぬ現状は、なお結党以来の危機にあるといえよう。保守層を参政党などに侵食され、自民党の支持率は低迷を脱していない。
それを浮き彫りにしたのが10月の宮城県知事選である。自民党の推した現職が6選を果たしたが、参政党の支援を受けた自民党元参院議員に瀬戸際まで追い込まれた。
多選の現職には不満が募っていた。そこに兵庫県知事選のように真偽不明の情…




























