香港大型上場のCATL、中国政府の「支援隠し」か
香港大型上場のCATL、中国政府の「支援隠し」か
中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)が5月20日、香港で上場し、現時点で今年世界最大となる資金を株式市場から調達した。深圳では上場済みだった同社が、世界の投資家が直接、自由に取引できる香港市場に満を持して登場。自力で調達した多額の資金を更なる海外展開の強化に充てるという筋書きを、投資家は今のところ肯定的に受け止めている。
しかし、世界最大の電気自動車(EV)向け電池メーカーに躍り出…
