誕生50年、今こそG7の出番 米国の「孤立」に歯止めを
誕生50年、今こそG7の出番 米国の「孤立」に歯止めを
「日本だけでなく世界の『戦後』は間違いなく2025年1月20日に終わった」。知日派の米政治学者ジェラルド・カーティス氏は5月下旬、日本記者クラブでの会見でこう言い切った。トランプ米大統領の2度目の就任が、米国が第2次世界大戦後に築いてきた国際秩序の終わりを意味するということだ。世界は80年ぶりの大転換期を迎えているとカーティス氏はみる。
トランプ第1次政権では、国際ルールや法の支配、同盟国との協…
