ロス五輪、大リーガー参加しやすく 野球の日程前倒し

【ロサンゼルス=共同】2028年ロサンゼルス五輪の大会組織委員会は12日、競技日程の詳細を発表し、追加競技として2大会ぶりに復帰する野球は実施日を前倒しして開会式前日の7月13日(日本時間14日)に始まることが決まった。決勝は19日午後7時(同20日午前11時)開始で、組織委は「米大リーグの選手が五輪に参加しやすくなるため」と説明している。
今年7月公表の日程案では、ドジャースタジアムが会場となる野球は7月15〜20日の予定だった。注目される大リーガーの参加について、大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナーは10月に「前向きに捉えている」と発言。例年7月中旬のオールスター戦前後に設けるシーズン中断期間の拡大が検討されている。
陸上女子100メートルは予選から決勝まで全レースを開会式翌日の15日に実施。同男子100メートルは予選を15日、準決勝、決勝は16日に行う。マラソンの女子は29日、男子は大会最終日の30日の午前7時15分にスタートする。
大会の金メダル第1号は15日のトライアスロン女子となる。決勝の種目数は29日が最多で、30日の閉会式直前に競泳で最後のメダルが決まる。
ロサンゼルス五輪は史上最多の36競技、351種目を実施。初めて女子の出場枠が男子を上回る。パラリンピックの競技日程も年内に発表予定。












