山本由伸、サイ・ヤング賞逃す ナ・リーグはスキーンズが満票受賞

【ロサンゼルス=共同】米大リーグのサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)が12日に発表され、ナ・リーグの最終候補に残っていたドジャースの山本由伸は日本人初の受賞を逃し、3位だった。昨季の新人王でパイレーツの23歳右腕スキーンズが満票で初受賞した。
同賞はレギュラーシーズンの成績が対象で、全米野球記者協会の会員30人の投票で決まる。山本はメジャー2年目の今季、12勝8敗、防御率2.49、201奪三振で3位票を16票得るなどした。スキーンズは10勝10敗、メジャートップの防御率1.97、216奪三振を記録し、30人全員が1位票を投じた。
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ア・リーグはタイガースの28歳左腕スクバルが2年連続2度目の受賞。今季も13勝6敗、リーグ1位の防御率2.21、241奪三振の好成績で、26人から1位票を得た。

山本由伸投手は宮崎・都城高から2017年にドラフト4位でオリックス入り。21年からリーグ最多勝と最優秀防御率、最多奪三振、勝率第1位の4冠と沢村賞を3年連続で獲得し、オリックスをパ・リーグ3連覇に導きました。ポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指していましたが、ドジャースと12年総額3億2500万ドルで契約しました。












