裁量労働制の対象拡大、再浮上した経団連の悲願の要望
池田将
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経団連は毎年秋に公表する政府への規制改革要望で、長年の悲願を再び盛り込んだ。仕事の進め方や時間配分を自分で決められる「裁量労働制」の対象業務の拡大だ。2019年に施行した働き方改革関連法の見直しに向けて検討が進むものの、実現への道筋は平たんではない。
「労働者にとっては働き方の柔軟化につながると同時に企業にとっては労働生産性の向上に資することが期待できる」。経団連は9月に公表した25年度の規制改...
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