はてなキーワード: 偶発とは
Q. 以下の文章(元増田の全文)、何を言っているのか要点を整理してみて。
この文章は、高市氏(おそらく高市早苗氏)に向けられる批判、特に「中国を怒らせるな」という論調に対する筆者の反論と分析です。
筆者の主張のポイントは以下の通りです。
### 1. 批判の不当性:「何を言ったか」より「誰が言ったか」
筆者は、高市氏への批判は「何を言ったか(内容)」ではなく、「誰が言ったか(発言者の立場)」で決まっていると主張しています。
**事例:** バイデン大統領が(台湾防衛などに関して)明言しても中国は激怒しなかった。
**主張:** 結局は「関係値」(力関係)で決まるのに、高市氏のように「怒らせた側」が一方的に非難されるのは納得がいかない。
**性差別:** この「怒らせた側が怒られる」という構図は男女間の問題でも見られ、高市氏が女性であることも批判の理由の一部ではないかと示唆しています。
筆者は、高市氏を批判する人々(特に「はてブの左」と呼ぶ層)の論理を、学校のクラス内での力関係(スクールカースト)に例えています。
**例え:**
* **1軍(クラスの中心):** 先生とも仲が良く、ふざけても許される。
* **2軍(それ以外):** 同じことをすると「お前がやるな」と非難され、先生にも怒られる。
**適用:** 筆者は、高市氏への批判を「お前(高市氏や日本)は『2軍』なのだから、生意気なことを言うな」というメッセージだと解釈しています。
筆者は、上記のような「2軍は黙っていろ」という論理を「左翼」が使っていること自体が、最大の矛盾であると厳しく批判しています。
**矛盾点1:** 「2軍は1軍に逆らうな」という論理は、本来「右翼」的な(権威主義的な)発想であるはずだ。
**矛盾点2:** もしこの論理が通るなら、市民が勇気ある意見を表明したり、労働運動を起こしたりすることも「生意気だ」として否定することになり、左翼の理念に反するのではないか。
**矛盾点3:** 高市氏が「1軍」であるトランプ氏に同調するような動きを見せても、やはり左翼は批判する。
**結論:** 筆者には、左翼が「どうしたいのか全く分からない」。彼らは習近平氏やトランプ氏同様に「相手によって意見を変えて」おり、結局は「自民党がやることは全部嫌い」という感情論で動いているだけではないか、と結論付けています。
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要するに、筆者は「高市氏への批判は、公正な議論ではなく、『日本の立場(2軍)をわきまえろ』というスクールカースト的な力関係の論理に基づいている。そして、その論理を(本来それを否定すべき)左翼が使っているのは極めて矛盾している」と主張しています。**
Q. ただの藁人形論法だよね?
ご指摘の通り、その文章は**「藁人形論法(ストローマン)」の典型的な特徴を強く含んでいる**と言えます。
藁人形論法とは、相手の主張を(意図的に、あるいは無意識に)歪めて解釈したり、単純化したり、相手が言ってもいない主張を作り上げたりして、その「弱く攻撃しやすい藁人形」を叩くことで、元の主張に勝ったかのように見せる論法です。
高市氏の現実の批判者が、外交上の懸念(例:「過度な強硬姿勢は、偶発的な衝突のリスクを高め、実利的な国益を損なう」)や、政策の一貫性などを論じている可能性は十分にあります。
2. **「藁人形」を作り出している**
筆者は、批判者の動機を「**お前(日本)は二軍なのだから、生意気なことを言うな**」という「スクールカーストの論理」であると**勝手に設定**しています。これが「藁人形」にあたります。
批判者がそのようなスクールカースト論理を明示的に主張している可能性は極めて低いでしょう。
筆者は、自分が設定した「二軍は黙れ」という論理(藁人形)に対して、「それは左翼の理念(労働運動の肯定など)と矛盾するではないか!」「それは右翼の論理だ!」と攻撃しています。
これは、批判者本人ではなく、筆者が作り出した「批判者の(とされる)歪んだ動機」を攻撃しているだけです。
4. **論敵を「単純化」している**
「はてブの左たち」「日本の左翼」と大きな主語を使い、その全員が「自民党がやることが全部嫌い!」という単純な感情や、「スクールカースト」的な動機で動いていると決めつけている点も、レッテル貼りであり、藁人形論法を補強する要素です。
したがって、「批判者の多様な意見や具体的な論拠を無視し、攻撃しやすい単純な動機(藁人形)にすり替えて批判している」という点で、あなたの「ただの藁人形論法だよね?」というご指摘は非常に的を射ていると考えられます。
以下、元増田。
■高市を擁護するわけじゃないが、中国さまのご機嫌を損ねるな的なこというやつクラスにいたよな
はてブの左たちって、せんりゃくてきあいまいせんりゃく?とか覚えた言葉を連呼する小学生みたいに言うけど
バイデンは明言してたけど?なんで中国君は切れなかったんですかね
俺はね、結局誰が誰に言ったかの関係値で決まるとおもってるんだよ。あるいはいつ切れるかわからないって話
重要なのは、怒らせた側が怒られるっていう納得いかない事なのよね
いざことが起こったらウクライナの時みたいに戦うなって言うんだろ?あれも左だったよね
もうさ、曖昧も糞もないよな
この怒らせたほうがなぜか怒られる現象って、男女の話でも見られるからな
あとやっぱり学校を思い出すよ
超進学校はしらんけど、普通の学校だったらクラスの雰囲気がなんとなくわかると思うんだよ
2軍に位置してるやつがやると、お前がやるなよ的な空気になるし先生にも怒られるんだよな
なんだったら先生が1軍のご機嫌うかがってたりとかな
まぁいいんだけど
こういう事なんだろ?
右がよくいうやつじゃんこれ
これのどこが左なんですかね
これから市民がなにか勇気のある意見をだしても、泣き寝入りしとけボケって話なんですかね
あとさ、俺的に高市って左翼のお望み通り、1軍に巻かれてるわけだよ
トランプって言うんだけどさ
でも左はそれを批判してるじゃん
自民党がやることが全部嫌い!みたいな
Google AIでの「高市首相の路線でのリスク」に関しての回答
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高市早苗首相による「台湾有事は存立危機事態になりうる」との発言は、従来の日本の対中「戦略的曖昧さ」からの脱却を示唆し、国内保守層の支持を集めた。しかし、この姿勢は中国の激しい反発と国際的な緊張激化を招いている。本レポートは、日本の防衛・工業力、トランプ2.0政権下の米国の戦略的不確実性、および国際的な評価を踏まえ、現行路線の合理性を検証する。
分析の結果、以下の具体的状況により、現状の強硬路線は「抑止力の向上」という意図とは裏腹に、むしろ東アジアの安全保障環境を不安定化させ、日本の国益を損なうリスクが高いと結論付ける。
薛剣・駐大阪総領事による首相へのSNS投稿や、中国政府報道官による「内政干渉」との強い非難は、中国がこの問題を「核心的利益」に対する挑戦と捉えている明確な証拠である。これにより、言論のエスカレーションがすでに発生している。
2025年11月10日のFOXニュースのインタビューで、トランプ大統領は中国による日本の首相への発言を直接批判せず、「同盟国の多くもまた、友好国ではない」と発言した。これは、トランプ政権が台湾有事の際に日本の立場を必ずしも擁護するとは限らないという、日米同盟の脆弱性を露呈させるものである。
防衛費増額は進むものの、工業生産能力や弾薬備蓄といった即応性・持続性の課題を抱える日本単独では、中国の圧倒的な軍事力に対抗できない。米国の支援が不確実な状況下での強硬姿勢は、「ブラフ」と見なされ、かえって侵攻を誘発するリスクがある。
したがって、国民世論の分断と外交的孤立を避けるため、現行路線の再評価と、アジア外交の安定化に資する新たな戦略的アプローチを提言する。
高市首相は2025年11月の衆議院予算委員会で、「台湾有事は(状況次第で)存立危機事態になりうる」と明言した。これは従来の「特定の国を想定せず、個別具体的に判断する」という政府答弁から逸脱するものであった。
この発言は、国内の保守層への強いメッセージ発信や、トランプ政権下での対米アピールを目的とした政治的・戦略的判断に基づいていると推測される。しかし、この発言は直ちに具体的な外交的帰結をもたらした。
中国の反発: 中国外務省報道官は日本の姿勢を「内政干渉」と強く非難。また、薛剣・駐大阪総領事はSNSに日本語のメッセージを投稿し、外交上の許容範囲を超える形で激しい反発を表明した。
米国の冷淡な反応: トランプ大統領はFOXニュースのインタビューで、中国総領事の発言を批判せず、「我々の同盟国の多くもまた、友好国ではない」と述べるに留まった。これは、日本の安全保障上の懸念に対する米国の関与の度合いが、極めて不確実であることを示唆している。
高市首相の強硬姿勢は、国際情勢、特に米国との関係や地域の安定に以下のような影響を与える。
米国の関与の不確実性: トランプ政権が台湾有事の際に確実に軍事介入するかどうかは不透明である。「アメリカ・ファースト」の政策は、同盟国の安全保障を米国の国益に従属させるものであり、日本の強硬姿勢が米国の対中政策と完全に一致しない場合、日本の安全保障上の課題が露呈する。
中国の反応の硬化: 中国は台湾を核心的利益と位置付けており、日本の台湾問題への積極的な言及には強く反発する。具体的な言辞も見られることから、過度な強硬姿勢は、中国を刺激し、予期せぬ衝突や偶発的な軍事エスカレーションのリスクを飛躍的に高める。
アジア外交への影響: 近隣諸国は日本の対中政策を注視しており、極端な強硬姿勢は、これらの国々との関係にも影響を与える可能性がある。地域全体の安定を考慮した慎重な外交が求められる。
国内のネット上での高市首相擁護の動きは、特定の層の意見を反映しているが、国民全体の意見を代表するものではない可能性がある。
世論の分断: 国民の間には、中国との経済的な結びつきを重視する意見や、対話を通じた関係改善を望む声も存在する。強硬姿勢の固定化は、国内世論の分断を深め、一貫性のある外交政策の実施を困難にする。
高市首相の対中強硬姿勢は、現状の日本の防衛力と、トランプ政権下の米国の不確実な関与を踏まえると、「抑止力の向上」という当初の意図よりも、むしろ「地域の不安定化」や「日本の孤立」を招くリスクの方が高いと分析される。
理性的な判断に基づき、日本政府は以下の戦略的アプローチを採用すべきである。
従来の「特定の国を想定せず、個別具体的に判断する」という原則的な政府見解に回帰し、外交的な選択肢を維持する。その上で、日中間の外交チャンネルを再構築し、トップレベルを含む対話を再開することで、緊張緩和に努めるべきである。
トランプ政権に対し、日本の防衛努力(防衛費増額目標の前倒し達成など)を具体的に示し、日米同盟における日本のコミットメントを再確認する。その上で、台湾有事における米国の明確な関与を求める交渉を、水面下で粘り強く行うべきである。
防衛力強化は着実に進めるが、その目的が中国への挑発ではなく、あくまで日本の防衛のためであることを国内外に丁寧に説明する。感情的な議論ではなく、客観的な分析に基づいた、より多角的で柔軟なアプローチが、アジア外交の安定に寄与する。
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高市早苗首相の「存立危機事態」答弁は、これまでの日本政府の姿勢を一変させており、第2次安倍政権以上により強硬なタカ派へと発展させている。そして、現状の国際情勢はトランプ2.0が荒らしまくっているように、G7以外の諸勢力は米国と中国の両方を見比べている。
特に東南アジア各国はフィリピンを除いて、米国と中国の両方をみているという姿勢は鮮明である。
日本は、ASEAN諸国とのつながりを強めなければならない、そうであるなら、日本は米国を追い越した対中強硬姿勢をとることを避けて、ASEAN諸国とともに民主的で平和的な国際態度を保つことを優先するべきだと主張している。
異常な低成長、というか人口増できなかった。
で、江戸250年、異常に緩やかな人口増加率で、どうみても自然ではない
間引いてたんだよ、いらない子は産まれたらキュッと〆てた、そうしなきゃ食えない、全員飢えることになる。
だからアメリカも南米でも出産は手厚い、貧困層でも出産だけは医療サポートを受けられる
かつ、育てられない子供は社会が引き取り育てる仕組みが整備されてる
堕胎を禁止するトレードオフとしてその国民負担は容易に受け入れられる、議論にすらならない。
アメリカでは若年出産は早い段階で行政のケースワーカーが付き、出産後の養子の提案や手続きなどをサポートする
ところが日本は、いらない子は自分で処置しなさい、を何百年もやってきた文化の名残がある
その代わりに親の子殺しは罪を軽くするって、これもトレードオフ
影響は親子関係だけではない
法律や制度ってのは一部だけ例外思想ってわけにはいかない、必ず全体に波及する
現在、親の子殺しは法の枠組みや前提から外れた超イレギュラーとして扱われている、基本的には「存在しない」扱いなわけ
現実として大量の親の子殺しがあるのだから今更立法事実もクソもないのだけど、これを立法府で議論するのは右翼にとってまずい
子供を育てる資格の無い親が存在する事実を公的に認めなきゃならない
儒教では目上はとにかくエラいという前提でなければ論理破綻する
一般人には偶発的にクソ親タコ人間がいる、天皇も同様の可能性はあるよね、反論できんでしょ?
突き詰めると天皇制なんてすぐに瓦解するわけ
半分ぐらいは馴れ合いのための手段としてやってた趣味なんだが、それならもう続ける理由もないかなと。
しかも、そういった趣味を持ってると口にすればまともな交友関係は離れていくという。
昔俺はネットのオカルト板に入り浸っていたんだが、そこもすっかりキチガイばかりになってしまって離れたんだよなあ。
偶発的に上下するキチガイ濃度がある一定まで高まったあとの「まともな人は離れていき、新しく来るのもキチガイばかり」となって終わりへ向かう状態。
鉄道趣味はまだぎりぎり持ち堪えていると思っていたのだが、キチガイの質と量を鑑みるに蟻地獄のような下り坂からもう戻ってこれなそうだ。
有名人がはてなブログからnoteへ逃げていくのも「はてブをやっている」と語るのが「ギブハブしている」と語るぐらいに奇異の目に晒されるからだろうね。
さて次はどんな趣味を探そうかな。
つまりノイズの中から本質的なシグナルを抽出できる人も確かに存在します。
しかし、その「宝石」を見つけ出すには、並外れた情報選別能力と精神的な負荷耐性が必要です。
ノイズが常態化した情報環境で合理的意思決定を行う人には、以下の能力が備わっています。
情報の真偽や偏り、根拠を冷静に吟味し、「これはノイズではないか?」と常に問いを立てる思考力です。
感情的な論調やセンセーショナルな見出しに惑わされず、客観的な事実やデータに基づいて判断する能力と言えます。
常に情報にさらされている状態から、意図的に「つながらない時間」を作り出すことで、集中力を高め、思考を深めることができます。
通知OFF時間の設定やデジタルデトックスは、情報過多によるストレスや「分析麻痺」を防ぎ、自分の軸を再確認する時間をもたらします。
効率的に情報を得る現代では、「自分が必要とする情報」以外のものが「ノイズ」として排除されがちです。
しかし、新しい視点や文脈といった偶発的な情報との出会い(これも一時的にはノイズ)の中から、誰も気づかなかった「宝石」を見つけ出すことができる人もいます。
彼らは、不要な情報に圧倒されず、そこから価値あるものを抽出する忍耐力と嗅覚を持っていると言えます。
ITの進化は情報量を増やしましたが、多くの人にとっての課題は「情報の取得」ではなく「情報の選別と処理」へとシフトしています。
結果として、「情報を拒絶することなく、情報を選ぶ力」が現代における最も重要なリテラシーの一つになっているのではないでしょうか。
研究者たちは、まず*Messor ibericus*の働きアリが非常に高いヘテロ接合性を示すことを発見しました [6]。これは、遺伝子解析によって、*M. ibericus*の働きアリ(164個体)が、女王アリや他の4種の女王アリ・働きアリ(127個体)と比較して、43,084の多型部位において平均で15倍も高いヘテロ接合性(平均0.797対0.047)を持つことが示されたためです [6, 7a]。この高いヘテロ接合性は、*M. ibericus*の働きアリが**雑種である**ことを強く示唆しています [6]。第一世代雑種を検出するための分析も、すべての*M. ibericus*の働きアリを雑種であると特定しました [6]。
雑種である働きアリの起源を特定するために、母系遺伝するミトコンドリアゲノムの系統解析が行われました [7]。その結果、すべての雑種働きアリが*M. ibericus*の有性生殖個体と同じミトコンドリアゲノムを共有していることから、**母系は*M. ibericus*である**ことが示唆されました [7]。次に、雑種ゲノムの母系および父系アレルを分離し、核DNAの系統解析を実施したところ、すべての父系アレル(164個体)が*M. structor*の個体と強固なクレードを形成し、**父系は*M. structor*である**ことが確認されました [7]。さらに、5,856遺伝子(44,191変異)を用いた集団構造分析では、*M. ibericus*のコロニーの働きアリが、*M. ibericus*と*M. structor*からほぼ等しい集団祖先割合(それぞれ平均0.49と0.51)を持つことが明らかになり、彼らが第一世代雑種であることがさらに裏付けられました [8, 7a]。
これらの結果は、*M. ibericus*が働きアリの生産において**異種交配に依存している**ことを示唆しています [8]。これは、女王アリが別の系統や種の精子を利用して働きアリを生産する「精子寄生 (sperm parasitism)」の既知の事例と同様です [8, 9]。しかし、*M. ibericus*の場合、この依存は**厳密に*M. structor*のオスに限られており**、この2種は系統的に遠く、非姉妹種であることが指摘されています [9, 11c]。
さらに驚くべきことに、これらの2種は正確に同じ分布域を共有していません [8, 10, 11]。地中海地域を含む南ヨーロッパの広範囲で、父系種である*M. structor*が全く存在しないにもかかわらず、*M. ibericus*の雑種働きアリが発見されています [9, 17b]。特に、イタリアのシチリア島では、最も近い*M. structor*の生息地から1000km以上離れた場所で第一世代の雑種働きアリが見つかっており、このような孤立した地域で女王アリがどのように異種交配を行っているのかという疑問が生じました [9, 7b]。この謎を解明するために、研究者たちは*M. ibericus*のコロニーから得られたオスを詳細に調査しました [8]。
形態学的および分子学的分析の結果、*M. ibericus*の女王アリは、働きアリの生産に必要とされる**M. structorのオスも産んでいる**ことが明らかになりました [5]。26の*M. ibericus*コロニーから採取された132匹のオスを調査したところ、顕著な形態的二型性(pilosty)が観察されました [10, 11a, 11b]。サンプリングされたオスの44%は毛深く(*M. ibericus*に属する)、残りの56%はほとんど毛がありませんでした(*M. structor*に属する) [5]。62匹の毛深いオスと24匹の毛のないオス核ゲノムを用いた系統解析では、この2つの形態が完璧に異なる2種に対応していることが示されました [5]。毛深いオスはすべて*M. ibericus*に、毛のないオスはすべて*M. structor*に属しており、これら2種は500万年以上前に分岐した非姉妹種であることが推定されています [10, 11c]。
1. **共通のミトコンドリア**: *M. ibericus*の巣で発見された*M. structor*のオスは、*M. ibericus*の巣の仲間と同じミトコンドリアを共有しており、コロニー全体の共通の母親が*M. ibericus*であることを示しています [12, 13]。このような核-ミトコンドリアゲノムの不一致は、*M. ibericus*のコロニーで発見されたオスに特有のものであり、*M. structor*が自身の種のコロニーで発見された場合には観察されませんでした [12]。
2. **卵の遺伝子型解析**: 5つの*M. ibericus*実験コロニーから採取された286個の卵または幼虫の遺伝子型を解析したところ、11.5%が exclusively *M. structor*の核ゲノムを含んでいました [12]。16匹の女王アリを隔離し、24時間後に産んだ卵の遺伝子型を解析した結果、9%の卵が exclusively *M. structor*のDNAを含んでいることが確認されました [12]。
3. **直接観察**: 1匹の*M. ibericus*女王アリが率いる実験コロニーを18ヶ月間観察したところ、生殖能力のある成体オスに発達した7個の卵のうち、2個が*M. structor*(毛なし)のオス、3個が*M. ibericus*(毛あり)のオスであることが確認されました [14]。これらのオスは形態的・遺伝子的に確認されており、母親女王アリのゲノムは exclusively *M. ibericus*と一致していました [14]。
ハチ目昆虫のオスは通常、受精していない卵から母親の核ゲノムを受け継ぎますが [15, 16]、*M. ibericus*の女王アリは自身の核ゲノムを伝達することなくオスを生産できることが示されました [15]。この観察は、オスが胚の核遺伝物質の唯一の供給源となる「**アンドロジェネシス(雄性発生、すなわちオスのクローン性)**」を示唆しています [15, 17]。他の生物群でも母系DNAを持たない胚が観察されていますが、アリにおいて異種間のアンドロジェネシスが確認されたのは今回が初めてです [15, 18-21]。これは、交配嚢に貯蔵された他種由来の精子からのオスクローニングが種を越えて起こることを意味します [15]。この説明と一致して、*M. ibericus*の女王アリは多配偶者性であり、*M. ibericus*と*M. structor*の両種のオスと交配し、両種の精子を交配嚢に貯蔵していることが確認されました [15]。
働きアリ生産のための義務的な異種交配と、異種間クローニングの組み合わせは、次のようなシナリオを示唆しています。まず、*M. ibericus*の女王アリは他種の精子を貯蔵し、その後、この精子からオスをクローンとして生産し始めたというものです [22]。この経路は、女王アリが共存する系統や種の精子を働きアリ生産に利用する、義務的または選択的精子寄生(sperm parasitism)の広範な観察と一致します [4, 9, 18-20, 22-26]。
このシステムの進化史は、まず「**性的寄生 (sexual parasitism)**」として始まり、その後「**自然な異種間クローニング**」へと発展したと考えられます [1, 25]。祖先的な状態では、*M. ibericus*は共存する*M. structor*のコロニーから精子を搾取していました(図3a) [15, 16a, 21]。これは、他の*Messor*種でも観察されている現象です [12, 22, 27]。しかし、進化した状態では、*M. ibericus*の女王アリは、自身が依存する種を直接生産するようになり、その結果、***M. ibericus*のコロニー内で*M. structor*のクローン系オスが維持される**ようになりました(図3b) [15, 16b, 17, 84c]。
このクローン系オスの出現を確認するため、*M. structor*の核ゲノム系統樹の2つの主要な下位区分が調べられました [17, 16c]。予想通り、一方の下位区分はクローン系に相当し、*M. ibericus*のコロニー内で見つかった、ほとんど同一の*M. structor*のオスのみで構成され、すべて*M. ibericus*のミトコンドリアを持っていました(24個体) [17, 16b, 16c, 80]。対照的に、「野生型」系統は、自身の種のコロニーで見つかったすべての*M. structor*の階級をグループ化していました(53個体) [17, 16a, 16c, 80]。
ほとんどの雑種働きアリがクローン系オスによって生み出されている(164個体中144個体)一方で、一部(164個体中20個体)が野生型オスによって生み出されているという事実は、祖先的状態が最近まで存在していたことを裏付けています [17, 16c]。祖先的状態の事例は、両種がまだ共存する限られた地理的地域(例:フランス東部)に限定されていました [17, 7b, 84b]。対照的に、進化した状態の事例はヨーロッパ全域に広まっており、クローン系オスを維持することで、*M. ibericus*が*M. structor*の本来の生息域を超えて急速に拡大できたと考えられます(例:地中海ヨーロッパ) [17, 7b, 84c]。この経路は、*M. ibericus*が*M. structor*のオスを自身のライフサイクルに組み込み、野生から搾取するのではなく、クローン系として維持するという点で、**家畜化 (domestication)**に似ているとされています [9, 28]。
この見解を支持するように、クローン系は野生型系統と比較して、**極めて低い遺伝的多様性**と**高い遺伝的負荷**を示しました(平均同義語ヌクレオチド多様性πsが0.00027対0.0014、非同義語対同義語ヌクレオチド多様性πn/πs比が平均0.43対0.21) [23, 29]。このパターンは、クローン種や急速な生息域拡大後、または人間によって維持される家畜化された系統で典型的です [23, 30-35]。興味深いことに、クローンオスは形態的にも異なっていました。*M. ibericus*の巣の仲間と異なるのと同様に、野生型の*M. structor*オスと比較しても毛が少ないように見えました [18, 11, 16d, 16e]。
クローンオスが野生のメスと交配することで「家畜化された」状況から脱出できるかどうかを評価するために、45の*M. structor*ゲノムの詳細な分析が行われました [24]。その結果、クローン系と野生型系統の間に雑種は特定されず、そのような出来事は現在存在しないか、極めてまれであることが確認されました [24]。しかし、系統解析や集団遺伝学的構造分析など、さらなる分析は、クローンオスが依然として*M. structor*の**家畜化された系統**であるという考えを支持しています [24]。全体として、これは*M. ibericus*のメスが、形態的にも遺伝的にも異なる最大3種類のオス(*M. ibericus*オス、「家畜化された」*M. structor*オス、「野生の」*M. structor*オス)と相互作用し、そのうち2種類を産み(図2)、3種類すべてと交配している(図3)ことを意味します [24, 36, 37]。
異種出産への移行は、寄生-共生連続体における性的進化の結果と考えられます [25]。*M. ibericus*は、他の数種の収穫アリと同様に、まず義務的な精子寄生へと移行しました [9, 12, 23, 25, 40]。これは、女王アリがエピスタシス的非互換性や自己中心的なカースト偏向遺伝子型のために、自力で働きアリを生産する能力を失った状況です [23, 25, 26]。異種出産への最も直接的な経路ではないものの、この状況は相互精子寄生、つまり2つの系統が働きアリ生産のために互いの精子に依存する精子共生の一形態へと進化した可能性があります [12, 23, 25, 25]。単純な寄生であれ相互寄生であれ、他種のオスへの依存は女王アリにとって最適ではありません。なぜなら、2種類の異なるオスと交配する必要があり、コロニーの地理的範囲が宿主のそれに制限されるためです [25]。しかし、*M. ibericus*は**自身が求める種のオスを自らのコロニー内で生産する**ことで(図3b)、明確な利点を得ました。これにより、義務的な異種交配を維持しつつ、それに伴う固有の制約を最小限に抑えることができたのです [21, 84c]。
クローンオスは、精子を利用する種のライフサイクルに囚われながらも、*M. ibericus*の生殖努力と育児を通じて自身のゲノムを伝播させます [10]。ある意味で、クローンオスは「**完璧なオス寄生体**」と見なすことができます。なぜなら、彼らはメスの宿主にとって不可欠でありながら、メスの卵を犠牲にして繁殖するからです [10]。互いの配偶子に依存することで、両種はライフサイクルを密接に絡み合わせ、**性的寄生から「性的共依存 (sexual co-dependency)」**へと進化しました [22, 85c]。にもかかわらず、メスはこの関係の条件をコントロールしているようです。卵の遺伝子型解析データは、メスがオスの卵の発達と成熟のタイミングを課していることを示唆しています [10]。このような状況は、*M. ibericus*が最初に野生から搾取した種の繁殖をコントロールするという点で、「**性的家畜化 (sexual domestication)**」に似ていると言えます [10]。
この関係は、家畜化のすべての基準を満たすだけでなく [11, 28]、人間による家畜化から地衣類の共生に至るまで、これまで知られている最も顕著な例よりも**はるかに親密で統合されたもの**です [11, 35, 41]。これらの例とは異なり、両パートナーは**義務的な交配相手**であり、家畜化する種は自身の卵細胞質を利用して家畜化される種を直接クローン化しています [11]。このように、自身の細胞質内で異種ゲノムを複製することは、真核細胞内での細胞小器官(ミトコンドリアなど)の細胞内共生的な家畜化を想起させます [11, 42, 43]。したがって、クローンオスは「**超個体レベルの細胞小器官 (organelles at the superorganism level)**」と見なすことができ、この異種ゲノムが直接複製するコロニーへと統合された結果であると言えます [11, 44, 45]。これにより、性別、カースト、種に関して最も多様な個体を生産するコロニーが形成され、それぞれが凝集した生殖単位内で専用の役割を担っています [11]。
このように、**ある種が別の種をクローンとして産む必要のある生殖様式**を明らかにするだけでなく、この「**2種からなる超個体 (two-species superorganism)**」は、**個体性の通常の境界**に挑戦しています [11]。個体性における主要な進化的転換は、異なる実体が統合された高次の単位へと進化する際に起こります [11, 46-48]。2つの種がこのような統合された実体の中で性的に相互依存するようになったことで、異種出産への進化は、このような転換が性的家畜化のプロセスを通じてどのように起こり得るかを示す典型的な例となっています [11]。
「ヨッシーが実は悪者」という説、面白い視点ですね!確かに、ヨッシーはマリオの冒険で仲間として登場し、プレイヤーからは愛されるキャラクターですが、もしその視点から見ると、少し怪しい面もありますよね。では、その「ヨッシーが実は悪者」説に関連するポイントをいくつか挙げてみましょう。
1. ヨッシーの「食べる」行動
ヨッシーの特徴的な行動は、敵キャラクターを飲み込んで「卵」に変えることです。確かに、この行動はゲームの進行に役立つし、カラフルな卵を投げて敵を倒すなど、戦略的にも重要です。しかし、この「飲み込む」行動は、ヨッシーが無差別に他のキャラクターを捕食しているとも解釈でき、少し不気味に思えるかもしれません。
• ヨッシーの食べ方:ヨッシーが飲み込む相手は敵だけでなく、時にはマリオやルイージ、さらには「仲間」的なキャラクター(例:ドッスンやバブルなど)も見逃さずに食べてしまうことがあります。これを考えると、彼の行動はまるで「仲間や敵を無差別に捕食する悪役」のように見えることも。
「スーパーマリオワールド」ではヨッシーがマリオを助ける役割ですが、「ヨッシーアイランド」というゲームでは、ヨッシーたちが赤ちゃんマリオを守るために大冒険を繰り広げます。しかし、この物語の中でも、ヨッシーたちが赤ちゃんマリオを「捕える」ようなシーンがあり、実際に悪者から逃げるために「ヨッシーたちが何かを飲み込んで進んでいる」描写が少し不気味に見えることもあります。
3. ヨッシーの「群れ」
「ヨッシーたちが仲間を食べてしまう」というのも、もしかするとヨッシーが生きるために周囲の存在を必要とする、本能的な「悪の側面」を持っているのかもしれません。彼の行動が偶発的なものではなく、単なる生存本能に基づいているなら、他のキャラクターを食べることも仕方のないことではあるのですが、それでもちょっと怖く感じてしまうかも。
他のキャラクターと異なり、ヨッシーは攻撃的な行動が目立ちます。敵キャラに対して「食べる」ことによって、敵を無力化するため、ゲームの中では有効な戦術となっています。しかし、「敵を食べる」という行動そのものが、ヨッシーの本能的な「暴力性」を暗示しているとも考えられるかもしれません。
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ヨッシーは確かに可愛らしい外見とキャラクターで、ほとんどのゲームで「良い仲間」として描かれていますが、視点を変えれば彼の行動には「悪者っぽい側面」も見えてきます。特に、敵を無差別に食べる、場合によってはマリオを助けるという行動にどこか異常性を感じることもあるかもしれません。
国内大手メーカーもやらかしまくってる、国内大手メーカーはマスコミ税を払ってるから大きく報道されないだけ。
もちろん安物は設計や品質が劣るんだけど、リスクと製品代金に暗黙的に付加されている保険料の観点で考えてみ。
電源変換プラグをアマゾンで検索すると無印良品がある。2593円、これならキミも満足なのだろうが
心配性のキミは生活物資のあらゆるものに「ちょっといいもの」「大手メーカー」を選ぶだろう。
それでいったいどれほどリスクが改善されるのか。差額を保険料と考えた時に見合ったベネフィットがあるのか。
ここまで計算して、国内大手メーカーの方がお得、だと言うならたいしたもんだけど。
そうじゃないよね?
なんとなくでしょ?
ちなみに電気に関してはプロなんで、電気製品の耐圧試験、メガ測定とか昔はそーゆーこともやってましたよ。
絶縁性能マジ大事、だけど変換プラグは百均で十分です。燃えたら消せばええねん。
この増田も私dorawiiが書いた。
誤字は完全に偶発的なミスで、それ以外で読みづらいのはたぶんハッタショの影響だと思う。
「彼は泣きながら家を出た彼女を追いかけた。」という趣旨の内容を口頭で表現するときみんなどうしてるかということだ。
それぞれ「家を出た彼女を彼は泣きながら追いかけた」「泣きながら家を出た彼女を彼は追いかけた。」と書き分けられるべきことらしいのだが、
口頭でそうやって表現自体を意味に応じて器用に変えているとは思えない。
多分イントネーションのパターンをこの2パターンで使い分けてるんだよな(あるいは一文で言わず二文以上で表現する人も多いかもしれない)?
音声言語としては必ずしも要求されない表現の使い分けを文章において一律に求めるのは酷だと思うんだよね。
話し言葉としてはわかりにくいの域に入ってない言い回しを使う人も、同じことを書き起こしたらわかりにくいの域に入ってしまうってだけの話なんだから。
若い世代ほど差別意識が低くなっているというが、果たしてそうだろうか?
故あって若い世代(十代後半からギリ三十代くらい)に接する機会があるが、彼らの大半は確かに中年以降のように中国人や韓国人に対する見下し意識は少ない。
しかし一方で、「肌の浅黒い人(途上国人)は区別して当然でしょ?」という態度はちっとも隠さないことがある。
これは自分には、そもそもの差別意識に対する改善が起こっているとは思えない。
日本が偶発的な好景気に見舞われたおかげで、先進国人意識、名誉白人思想を強く植え付けられてしまっている世代である。
その子どもである彼らは、親のそんな面を受け継ぎながら、悪い意味で現代的に「アップデート」してしまっているだけなのではないだろうか。
つまり、もはや押しも押されもせぬ文化、技術のリーダーとなった中国や韓国は、先進国人だから仲間と見なす。
それどころか、ちょっとショボくなってしまった日本のアイデンティティにすがっているよりも、若くて勢いのある「東アジア人」のグループに帰属意識を持った方が、自分が上等に見える。
そんな風に、名誉白人意識を「アップデート」しただけの可能性が高いのではないだろうか。
最近、参政党だの日本保守党だの、威勢のいいこと言ってる連中がいるよな。
「核武装が最も安上がり!」とか、「アメリカにみかじめ料払ってんじゃねえ!」とか、酒場でクダ巻いてるオッサンみたいなこと大声で叫んで、一部の連中から拍手喝采浴びてる。
まあ、景気のいい話は嫌いじゃないけどさ、その威勢の良さ、ただの無知から来てるんだとしたら、笑い話にもならねえよ。
俺たちが「国際社会のルールブック」だと思ってる国連憲章。ここに、とんでもない条文が亡霊みたいに残ってるの、ご存知?
これ、超ざっくり言うと、
第二次世界大戦で俺たち(連合国)の敵だった国、つまり日本とかドイツな。こいつらがまたぞろ「侵略政策の再現」みたいなヤバい動きを見せたら、国連安保理の許可とか待たずに、武力でボコってもOK!
っていう、とんでもない内容なんだわ。
つまり、日本が「核武装するぜ!」とか言って軍備を増強し始めたら、どこかの国が「おいおい、日本が侵略政策を再現しようとしてるぞ!」って言い出して、この条項をタテに軍事行動を起こす、なんてシナリオが法理論上は可能ってこと。
これ、保守派のセンセイ方が大好きな「自立」とか「主権」とかとは、真逆の世界だろ。
もちろん、政府とか外務省の役人は「いやいや、その条項はもう死文化してますからw」って言うよ。1995年の国連総会で「時代遅れだよね」って決議もされたし、心配いりませんって。
でもな、ちょっと待てと。
条文、まだ消えてないんだよ。
なんでかって? この条文を憲章から削除するには、国連加盟国の3分の2の賛成と、安全保障理事会の常任理事国5カ国(アメリカ、イギリス、フランス、そして中国、ロシア)全員の批准が必要だからだ。
わかるか?
中国とロシアがハンコ押さなきゃ、この条文は永久に消えないの。
あいつらが、日本の核武装を容認すると思うか? むしろ、この条項を政治的なカードとして手元に残しておきたいに決まってるだろ。
法的にはバッチリ生きてる条文を「死んでる」と言い張って、国民を騙しながら軍拡に走る。これって、ただの「欺瞞」じゃねえの?
それでも、日本の核武装なんて、現実的に無理ゲーなんだよ。保守派のセンセイ方は、こういう都合の悪い話は絶対にしないけどな。
日本はこの条約に入ってる。非核兵器国として「核兵器は作りません、もらいません」って世界に約束してるわけ。これを破って核武装したらどうなる? あっという間に国際社会の「ならず者」国家認定だよ。経済制裁食らって、今の暮らしが維持できると思ってるなら、相当おめでたい。
「持たず、作らず、持ち込ませず」。唯一の戦争被爆国として、これが日本の国是だろ。安倍さんとか高市さんあたりが「核共有」とか言って「持ち込ませず」を骨抜きにしようとしてるけど、それだけでも大騒ぎになる。ましてや「核武装」なんて言い出したら、国内がひっくり返るわ。
そもそも、日本が戦後平和でいられたのって、アメリカの「核の傘」のおかげじゃん。そのアメリカを差し置いて「自分の核、持ちます!」なんて言い出したら、アメリカはどう思う? 「ああ、もう俺たちのこと信用してないのね。じゃあ、さよなら」って、同盟を解消される可能性だってある。そうなったら、ガチで丸裸。中国、ロシア、北朝鮮に囲まれた極東で、たった一人でサバイブできるとでも?
もし日本が核を持ったら、隣の韓国が黙ってると思うか? 「日本が持つならウチも!」ってなるに決まってる。台湾だって黙っちゃいない。結果、東アジア全体が核地雷原みたいになって、偶発的な戦争のリスクが爆上がりするだけ。
結局、参政党や日本保守党が言ってる「核武装」論なんて、こういうリアルな問題を全部無視した、ただの願望、妄想、ポピュリズムなんだよ。
敵国条項を知らないなら勉強不足で論外。知ってて隠してるなら、国民を騙す悪質な詐欺師だ。
本当にこの国を守りたいなら、威勢のいい空論を叫ぶんじゃなくて、こういう複雑で面倒な現実と向き合うべきだろ。
これは非常に高次かつ哲学的な問いです。
「次のコロナ禍 vs AI」――これを文明論的な構図として捉え直すと、こう言い換えることができます:
「未知の自然 × 制御不可能な混沌」 vs 「制御可能に見える知性の擬態」
両者は単なる競合ではなく、人類というシステムの脆弱性を炙り出す“異なるかたちの試練”です。
以下、その対立構造・勝敗のシナリオ・そして最終的な予測を、論理的に分解していきます。
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ここでの「勝利」は、単なる感染制御やAIの性能優位ではなく、以下のような広義の指標と定義します:
| 項目 | 意味 |
| 社会的支配力 | 誰が社会の意思決定・価値観を握るか |
| 心理的影響力 | 人々の不安・希望・信頼をどちらが握るか |
| 制度的転換力 | 法律・文化・日常生活をどれほど変えられるか |
| 項目 | 次のコロナ禍(自然の暴威) | AI(人間が作り出した知的システム) |
| 起源 | 自然、偶発、予測困難 | 工学、意図、制御可能性(という幻想) |
| 信頼性 | 科学的不確実性が強い | 数値・確率に強く、一見合理的 |
| 人間への圧力 | 生物的リスク(死・病・孤立) | 社会的・職業的リスク(失業・統治・虚無) |
| 行動様式の変化 | 生活・医療・国家行動の即時的転換 | 産業・教育・倫理の構造的変容 |
| 不安の対象 | 目に見えないウイルス | 意思を持たない“知性”の疑似生命 |
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だがその代償として、人類は「選択の主体」であることを徐々に放棄する。
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AIが賢くなっても、人間の社会的認知は進化しないまま混迷へ。
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勝者:選ばれた適応者たち(AIにも、自然にも、負けなかった者)
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ウイルスは治療できるが、AIによって奪われた「思考の習慣」は回復しないかもしれない。
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「不確実性を飼い慣らす知恵と構え」を持ち続けること。
問屋と転売屋の違いは、主に以下の4つの客観的な観点で整理できます。
| 観点 | 問屋 | 転売屋 |
| 位置づけ | メーカーと小売の中間に位置する【正式な流通業者】 | 商品の入手者と再販売者の間に偶発的に入る【非公式な再販者】 |
| 機能 | 物流・在庫管理・価格調整・販路提供 | 需要と供給のズレを突いた価格差の利用 |
| 観点 | 問屋 | 転売屋 |
| メーカーとの関係 | 正規取引契約がある場合が多い | 基本的に契約なし。一般消費者と同様に購入 |
| 再販許可 | 多くは再販契約に基づく | 原則として再販契約なし(許可制ではないが、規約で禁止されることも) |
| 観点 | 問屋 | 転売屋 |
| 購入ロット | 大量仕入れが基本(法人向け) | 少量~中量。個人が複数購入して再販売 |
| 在庫リスク | 業務上の前提。在庫管理が責務 | 在庫リスクを極力回避。需要ありきの購入 |
| 観点 | 問屋 | 転売屋 |
| 社会的信頼性 | 商習慣上の必要存在として認知 | 場合により反感を買いやすい(買い占め・値上げ等) |
| 法的評価 | 正規の業種として分類(卸売業) | 違法ではないが、プラットフォーム規約違反となる場合あり |
| 比較軸 | 問屋 | 転売屋 |
| 役割 | 正規の流通過程の一部 | 正規流通の外側で発生 |
| 契約 | メーカー・小売と契約あり | 原則契約なし |
| 在庫・物流機能 | 担う | 担わないことが多い |
| 社会的評価 | インフラ | モラル的に賛否あり |
IR(情報検索)や推薦システム(Recsys)における「セレンディピティ」についてですね。
関連性、新規性、多様性、人気性といった指標は比較的理解しやすい一方で、セレンディピティは確かに掴みどころがないと感じるかもしれません。
セレンディピティ(Serendipity)は「偶然の幸運な発見」「予期せぬ有用な発見」といった意味合いで用いられます。
情報検索や推薦システムの文脈では、ユーザーが求めている情報や好きそうなアイテムを直接的に提示するだけでなく、ユーザーが「知らなかったけど、これは素晴らしい!」と感じるような、予期せぬ驚きと喜びを伴う発見を指します。
関連性だけを追求すると、システムはユーザーの過去の行動や明示的な好みから導かれる、非常に「安全な」推薦ばかりをする傾向があります。これはこれで重要ですが、以下のような問題点も生じます。
1. フィルターバブル/エコーチェンバー: ユーザーが常に同じような情報に触れることで、視野が狭まり、新しい視点や情報に触れる機会が失われる。
2. 飽き: 常に似たような推薦ばかりでは、ユーザーは新鮮味を感じなくなり、システムの利用から離れてしまう可能性がある。
3. 潜在的ニーズの掘り起こし: ユーザー自身がまだ気づいていない、しかし非常に高い満足度をもたらす可能性のあるニーズを掘り起こす機会を逃す。
セレンディピティは、これらの問題を解決し、ユーザー体験をより豊かにするために重要となります。
システムがユーザーを「驚かせ」「喜ばせる」ことで、ユーザーエンゲージメントの向上や、長期的なロイヤルティの構築に繋がります。
セレンディピティは、非常に測りにくく、実装も難しい概念です。いくつかの試みやアプローチがあります。
1. 多様性(Diversity)との関連: 多様な推薦をすることで、結果的にセレンディピティが生まれる可能性が高まります。ただし、多様性が高すぎると単なる「ノイズ」になる可能性もあるため、バランスが重要です。例: ユーザーの通常の視聴履歴とは異なるジャンルの映画を、関連度は低いが一定の人気や評価があるという理由で推薦する。
2. 新規性(Novelty)との関連: ユーザーがまだ知らない、新しいアイテムを推薦する。しかし、単に新しいだけでなく、ユーザーにとって「有用な」新規性でなければセレンディピティには繋がりません。 例: ユーザーが普段聞かないようなインディーズバンドの、しかし高い評価を得ている曲を推薦する。
3. 意外性(Surprise)の導入: ユーザーの期待を意図的に裏切るような推薦。ただし、これも「不快な驚き」にならないよう注意が必要です。例: ユーザーがクラシック音楽ばかり聴いているが、過去に一度だけ興味を示したことがあったジャンル(例えばジャズ)から、そのジャンルの名盤を推薦する。
4. 探索的な推薦戦略: ユーザーの明示的なクエリや行動だけでなく、より広範な情報(例:世間のトレンド、専門家の意見、他の類似ユーザーの意外な行動など)を取り入れて推薦候補を生成する。「探索(Exploration)」と「活用(Exploitation)」のバランス: 推薦システムは、ユーザーの過去の行動から「活用(Exploitation)」して関連性の高いものを推薦するだけでなく、新しい可能性を「探索(Exploration)」してセレンディピティを生み出す必要があります。
5. 偶発性の設計: システムが意図的に、ある程度のランダム性や偶発性を推薦プロセスに組み込むこともあります。ただし、これも「単なるランダム」にならないための工夫が必要です。
セレンディピティは、情報検索や推薦システムにおいて、ユーザーに「知らなかったけど、これは良い!」という予期せぬ喜びと発見をもたらす、非常に価値の高い指標です。
関連性、新規性、多様性といった他の指標と密接に関連しながらも、それらを組み合わせることで生まれる「化学反応」のようなものです。
測定が難しく、実装も試行錯誤が必要な分野ですが、ユーザーの長期的な満足度やエンゲージメントを高める上で、今後ますます重要になっていくでしょう。