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はてなキーワード: 貯金とは

2025-11-24

anond:20251124000423

Kpopはここの日本人が考えてる数十倍海外で人気だし

日本より競争力の高いメーカー多いし

貯金が残ってるだけで今は普通に日本の方が下じゃないですかね

2025-11-23

anond:20251123124228

かに今年結婚した35歳だけど

結婚式 → 350万(海外

新婚旅行 → 150万(結婚式と合わせてやった)

婚約指輪 → 70万

結婚指輪 → 50万

新築マンション → 頭金1000万

家具 → 100万円

家電 → 50万

かかったわ

そのせいで貯金が2000万に減って不安…まぁ妻の貯金が1000万あるからいざというときはなんとかなるけど

26歳、人生に飽きた

人生に飽きてきた

しょうもない人間自分語りです

もし、あなたが暇で暇でしょうがなかったら読んでいって欲しい

6歳の時に父を亡くした、交通事故だった

それからは母が1人で自分を育ててくれた

中学卒業してから地元の先輩の紹介で現場仕事をしながら高校に通った

田舎だが地元では二番目に賢い高校だった

一番にはなれなかったが、後悔はなかった

母も地元の友人も喜んでくれた

母がパート給料10年間貯めてくれたお陰で週一は塾に通えた

家計が苦しいことはよく分かっていたので、試験で思うように結果が出ない時期は心が苦しかった

受験東大を受けたが当然落ちた、結果を報告した時の母の悲しそうな顔は忘れられない

結果が出た次の日の朝から現場で働いた

高校3年間働かせて貰った社長受験の結果を伝えると、「ウチで働かないか」と言ってくれた

当時は免許を持っておらず仕事に支障をきたしていたこともあり、社長から卒業祝いとして免許を取れるだけのお金をいただいた

自動車学校地元の先輩と偶然再開した

(先輩は学生時代に無免許でパクられており、数年間免許が取れなかったらしい)

先輩に近況を話すと「大学には行った方がいい」と熱弁された

お金のことや仕事のこと、社長への恩があるといいやんわりと断ったが、その日の夜には地元から金を集めてきて「この金でもう一年やって東大行けよ」って言ってくれた

翌日、社長にこのことを相談したら「免許代のことは気にしなくていいからお前の好きなようにやれ」って言ってくれた

仕事一服時間職場の先輩たちが予備校や塾を一緒に探してくれた

浪人は苦しかった

から働いて、予備校講義を受けて、夜にまた働いた

仕事のない日は予備校が開く前にドアの前で待ち、閉まるまで勉強した

終電がなくなった時には地元同級生が迎えにきてくれた

半年予備校に通い、2度目の受験をした

東大には受からなかったが、関東国立大学に受かることができた

合格を報告した時に母は泣きながら抱きついて喜んでくれた

職場社長も、先輩たちも、地元同級生・先輩・後輩、みんな喜んでくれた

恩なら報いなくてはいけないと思った

大学での生活は楽しくも苦しかった

家賃光熱費携帯学費税金、生きてるだけなのに口座残高がみるみる減っていった

飲食店バイト生活を維持していたが、コロナ流行り、店が閉店した

ちょうど研究室の配属が始まり生活が忙しくなった

化学研究室あるあるだろうが、とにかく時間拘束が厳しかった

土日も朝から研究室にいないと電話がかかってくるような研究室だった

金が足りなくなり、軽い気持ち消費者金融に頼った

そこから借金が膨れるのに時間は掛からなかった

クレジットカード家賃の催促で起こされる日々が続いた

コロナが明け、ようやくバイトが見つかってから借金の返済に追われる毎日だった

そんな日々が何年か続き、大学に入ってから6年が経った

地元には中々帰れなかったが、大学院を卒業して、祖父母名前を知っている会社に入ることができた

新卒1年目は分からない事ばかりであっという間だったが、仕事を覚えて、残った借金を返すことに必死だった

幸い、給料世間一般で言えばかなりいい方で、いつのまにか借金はなくなり、人並みに貯金が出来ていた

社会人1年目の冬からは親に仕送りが出来るようになった

年末ボーナス地元の先輩や現場仕事をしていた頃の社長に金を返してお礼を言えた

お世話になった人たちとご飯に行って、一丁前に伝票を持ったりした

これからは恩を返す人生だと思った

関東に戻れば、朝起きて、働いて、帰って、寝るだけの生活が続く

月末には給料が入り、恩を返す

ふと思えば、20数年間、趣味というものが何もなかった

子供の頃は金がなくて欲しいものは買えなかったし、学生時代仕事バイトに追われて時間がなかった

今は違う。好きなことをするだけの時間お金もある。

でも、やりたいことも、行きたい場所も、食べないものも何も湧いてこない。

借金を返したり、恩を返したりすること以外自分には何もないことに気がついた

毎日食べるコンビニご飯も、寝る前に惰性でするオナニーも、いつか喧嘩が絶えなくなるだけの恋人との関係も、勝っても高々数万の為に何時間も使わされるギャンブルも、現場時代の名残りで吸い続けていただけのタバコも全部飽きていた

別に人生に飽きても死ぬ訳でも、死にたい訳でもない

何かが変わる訳でも、何かを変える訳でもない

でも、それ以来、自分からはより何もなくなってしまった

タバコギャンブル馬鹿馬鹿しくなって辞めてしまった

毎日、朝起きて、働いて、帰って、寝るだけの生活が続いている

恩を返す以外にオレは何をすればいいんだろうか

2025-11-22

生活苦しい奴って自業自得じゃない?

日本で真面目に働いてれば、苦しくなることなんてないでしょ

俺は年収800万弱者男性だけど全然生活苦しくないしな

嘘、今月は20ソシャゲ課金してしまたか生活苦しいよ

貯金も3000万しかない

anond:20251120233108

少子化人手不足なので、高校まで卒業できたら、どこかに就職はできるだろ。

高収入じゃなくても実家から出ないんだったら貯金できるし、普通に老後まで暮らせるだろ。

とにかく息子が、親との関係が悪くならないように、あと成人まで非行に走らないように気を配れ。そしたら普通に幸せに暮らせる。

みんなが皆んな、高学歴職歴高収入になれるわけないんだから

anond:20251120233108

あんまり子供自分のようにコントロールしない方がいいんでないの?😟

まあ、最悪のケースを考えるにしても、子供が自立できなかったら、最低限援助するお金はいると思うので、それを貯金するとか、

そこで援助しないで、生活保護使え、という方針の親もいるだろうし、みんながみんな裕福でもないからねぇ…😟

あと、無理して子供やらせて、子供がそれをきっかけに目覚める場合と、

逆に、親にやらされたそれを過剰に嫌いになる場合があるから

俺だったら、例えばピアノやってみる?ギターやってみる?みたいに言って、俺が自分楽器を弾かせるなら話が早いんだけど、

仮に俺が音楽素養がまったくない人だとしたら、体験教室に一緒に行って、終わったらどうだった?みたいに感想聞いて、

面白そうと思うようだったら、お金に余裕があったらやらせてみたらいいし、逆ならそこで話は終わりだし、

あと、やってみたけど、途中で嫌いになった、やりたくなくなった、って場合は、そこでやめちゃっていいと思うんだよね、

無理に続けても嫌いになるだけだよ…😟

俺は子供の頃、無理にピアノ空手剣道、あと何だったかな、強制されて、

まあ、色々あったけど、どれもちょっと嫌いになっちゃって、

中年になってから、体育の授業で嫌いになった水泳、カナヅチなまま死ぬのもなんだしな、と思ってやったら、泳げるようになったし、

大学時代挫折したギターまたやってみるか、と思ってやり始めたら面白くて止まらなくなって、

やっぱり鍵盤だよなあ、とか、DAW買おう、プラグインとか音源買おう、みたいに沼にハマっていったんで、

子供の頃に親に強制されたり、嫌になったと言っても無理矢理通わされたりしなければ、

自分から選んで、もうちょっと早くやってた気がするんだよね、自分場合は、

親に強制されて、あと、学校体育教師指導方法おかしいんで、嫌な印象を植え付けられちゃったんだよね…😟

パソコンゲーム開発を親に強制される、ってことはなかったから、これは子供の頃から今まで続いてる趣味だよね…😟

自分から選んで、これだ!って思った趣味は、そこから長続きするよね

2025-11-21

老後資金インフレを考えたら1億円でも足りないらしい

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1997A0Z11C25A1000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1763579235

 

いや、真面目な話

老後資金1億円を貯めるためにビクビクしながら貯金株式投資だけやって現役時代を過ごすとか

まりにも愚かすぎないか

多少は貯金投資もするとして、金が尽きたら安楽死人生終わりにできるオプションはあるべきでしょ

別に生活保護受けてでも生に齧りつきたい奴はそう生きればいいけど

現役時代をほどほどに遊んで、金が無い老後生活なんてつまらいからさっさと死にたいって人はたくさん出てくると思うよ?

そういう人はさっさと死んでもらった方が国も国民も助かるんだから、そのための道は開いておきましょうよ

2025-11-20

私も下方婚した

年収1000万、夫350万の同い年で

生活費も毎月お互い15万を口座にいれてたけど先月から10万、私20万になった

家事は私の方が多くやってるし飯も3食作ってる

年収も私の方が高いけど私の方が忙しいので当然っちゃ当然である

休みらしい休みほとんどない

明らかに家事負担が偏ることに一回キレて、アプリ導入して家事ポイント制になってから

夫も積極的家事してくれて、今は風呂トイレ洗濯が夫、料理キッチン関連は私と分担できてる

割合可視化大事

ちなみに家電3種の神器は導入済み。なかったらもっと悲惨だったかもしれない

子供作ろうかという話はしていて

それまでに貯金しなきゃなと思ってるけど

夫に貯金ほとんどないので私の金から全てを賄うことになるんだろうなと思ってる

妊娠出産育児と稼ぎ頭の役割をどう両立すべきかを最近はよく考えてる

自営業なのでうまいことやりくりしたい

そんなこんなで私の負担トータルで見ても「今」も「未来」もずっと重いわけだけど

とにかく私のことが大好きで、私の仕事成功応援してくれて、私より子供の遊び相手うまいから気にしてない

山上被告報道を見ていて思ったこ

長くなったので読みにくいかもしれません

あと、あまりここの空気感理解できていないかもしれません

半年ROMれてませんが匿名性が必要だったのでここに書かせていただきます

乱文ご容赦ください

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

テレビ山上被告裁判報道が流れてくるたびに

援護が無さすぎるのではないかと思い、やっぱり納得がいかないと感じたので

ここに書きにきた

 

 

 

以前から何度も書こうと思っていたけれど

どうしても書けないまま 何年も過ぎてしまったが

まり社会の様子は変わらず、

まり山上被告裁判報道を見るのが辛かったので

なんとか書き始めた

 

 

ーーーここからは私が統一教会にいた頃の話が出てきます

フラッシュバックなど、読むのが嫌だと感じる場合スルーしてくださいーーー

 

 

 

 

 

あの日の銃撃の報道は今も忘れられない

呆然とした

 

正直なところ

ショックとか 人が亡くなったということ以上に

 

「どうして今になって」と思った

 

 

 

私が統一教会から逃げ出して10年は経っていて、

ようやく悪夢を見て、ドキドキしながら目覚めることが無くなってきていた頃だった

 

 

 

逃げ出した後も燃え尽き症候群のようになり

ベッドから起き上がれなくなる日が続いて

一度は「こんなに辛いならもう死のう」と思ったけれど

 

死ぬ元気があるならそれで好きなことしようぜ…死にたいなら

いつでもそのボタン自分が持ってるんだから もう私は誰にも縛られてないんだから」と思い

 

 

 

誰にも助けてもらえないので(親に話したが困惑されて流されただけだったので)

自ら自立支援センターにかかり、カウンセリングを受け、

それでもなかなか人への恐怖や組織へ入る恐怖を克服できなかったので

バイトもできず

 

ニートを経て、なんとかフリーランスを細々始めて

それでも人が怖くて怖くて

いつも人の顔が見れず震えて汗をかいたり

人と会ったあとは部屋で寝て起き上がれなかったり

遠出ができなかったり

 

 

そういうことがようやくひと段落つき始めていた頃

「ようやく最近少しずつ人と話せるようになってきたな」

「ようやく教団の元仲間から説得のメールが来ることも無くなってきたな」

と思っていた頃に

 

その事件報道で流れた

 

 

 

なんだかバカバカしくなってしまった

 

 

誰にも言えなくて

から付き合いのある友人にも言えなくて

両親に言っても「よく出てきたな」と言われるだけで

具体的なケアは何もしてもらえない中で

自分で考えて一歩一歩、精神ケアに励んだ10年間

 

宗教施設で共同生活をしていて就活タイミングを逃しました」

「経歴に書けることがありません」

宗教施設生活していた影響で人が怖くてしょうがなくてバイトすらできません」

燃え尽き症候群のようになって社会生活を人並みに送ることがどうしても難しいです」

 

そんなことの説明をしようがなく

 

ただひたすら周りからの、

「この人どうして朝起きれないんだろう」「なんか付き合い悪いな」

学生時代の話してくれないな」「この人いっつも何してるんだろう 無職?」

「なんで結婚しないの」「なんでハロワ行かないの」「なんでもっと営業しないの」

「なんでいっつもお金が無いの」

あらゆる なんで? に耐えながら

 

ひたすら自分の足で立つことができるようになるように

 

一生懸命もう一度歩く練習をし続けた10年間

 

 

 

1発の銃声で 毎日のように統一教会名前テレビで聞くようになってしまった

 

 

 

 

ずっと社会から可視だった存在が 透明人間だった自分

無かったことになっている自分の在籍期間6年とリハビリ生活10年間が

 

突然色を与えられたような感覚

 

 

しかった

 

その行為自体賞賛はできるはずもないけれど 思いは複雑だった

ただ悲しかった

 

 

山上被告はとても辛かったんじゃないだろうかとは思った

 

 

 

 

あれは叫びだと私には感じられた

それくらい 中にいると社会生活している人とは隔絶され 外の声は届かないし

中の声もまた外には届かなくなる

 

 

そこには長らく透明な分厚い分厚い壁があって中と外は隔絶されていた

 

 

あの1発の弾がそれを壊した

尊い人命と共に

 

 

その重大さを社会にどこまで理解してもらえているのか 分からない

 

 

 

 

 

その苦しみは 多分本気であの中で一生懸命やった人にしかからないだろうと思う

 

 

 

 

それでもそこから私が逃げ出せたのは

ある程度、状況を俯瞰して見る(ある種冷笑的な)感覚を身につけていたからで

そこに関しては、私は自分漫画アニメ好きのオタクでよかったなと思っている

 

マジで漫画みたいなこと言うやんw」という茶化しが自分の中でできていたこと、

不真面目だったため、外の読み物やテレビは見てはいけないことになっていたが

隠れてコンビニ漫画立ち読みしていたこと、

伝道(いわゆる勧誘)もこっそりトイレに隠れてサボりまくっていたことなど

 

中の人からすると酷い不真面目、規律違反的なことをやっていたために

最後の一歩(あ、ここにいたら私の人生、誰も保証してくれないんじゃないか?)

という感覚に至れた、というところがある

 

 

 

しかし、そんな不真面目な私であっても

逃げ出すことが良いことなのか悪いことなのか、その時点では判別はできていなかった

 

 

神や、いわゆるお父様お母様(教祖)に背くことになるわけなので

正直ここから出てその後どんなことが訪れても覚悟を決めようというような気持ちはあった

 

 

なぜならいわゆる統一教会が言うところの「神のみ旨」を放棄することになるわけなので、

そうなった時に自分に何かよくないことが起きるかも、私だけじゃなく家族も何かよくないことが起きるかも、

という感覚が強く自分支配していて そこに対して否定できる確証はなかったからだ

私が死ななくても 私の代わりに誰かが死ぬかも、と本気で思っていた

 

不真面目な信者であってもこのくらいにはどっぷり浸かっていた

 

 

 

 

それでも私は「本当に神様がいて 神様が私を愛しているとしたら

私のこの選択も祝福してくれるんじゃないか」という気持ちも微かに持っていた

それを信じたい、という気持ちだったと思う

 

そうであったらいいな、という感じで

 

もちろん確証も何もない

 

 

こんなふうになったか

今だからそんなふうに言えているだけで

その時には全く確証がなかった

 

 

 

 

 

ただ今言えるのは「神様がいるとすれば 統一教会にいる人も愛していると思うし

私のことも愛しているんじゃないかと思う」ということだ

 

これは信仰心ではなく

私が少しずつ回復して自分を取り戻す過程でたどり着いた

今の段階での結論というか、

信念的なものではあると思う

確証はないけれど「そうなんじゃないか?」と思っている、というようなことだ

 

「そうでなきゃやってられるか」というような思いでもある

 

 

 

 

 

神がいようがいまいが関係なく日々は続くし

私の場合 立ち止まっていても誰かが

大丈夫?私がなんとかしてあげる 任せて」と

手を引いてくれるような状況は皆無だったか

自分の足で一歩ずつ歩くしかなかった

 

(唯一打ち明けたカウンセラーの人も宗教的な苦しみまでは理解してケアしてくれなかったし 

かといって宗教的ものに再度頼るのはもう懲り懲りだった

被害者コミュニティもあったかもしれないがまたそこから出られなくなるのではと思い、

組織に属するのが怖かった

両親は受け身なので私が動かない限り私の状況は好転するわけがなかった)

 

 

ただ言えるのは、自分で少しずつ歩く過程で人に支えてもらえることはあった、ということだ

理解できないなりに 両親は私の過去を酷くなじることはなかったし、生活支援してくれた

「よく出てきたな それはなかなかできないことだぞ」と肯定はしてくれた

自立支援センターも、電話をかけたものの一人で行くのが怖かったので着いてきてもらった

 

理解してくれていようがしてくれなかろうが 都度都度助けてくれる人はい

 

 

 

カウンセラーの人が言ってくれたことのいくつかは今も自分を支えてくれている

 

(私は自分の中に宗教施設にいたという負い目があったので、とにかく人に疑われるということが怖かった

自分の話をするのが怖く、いつボロを出しておかしなことを話してしまわないかと怖かった

そのせいか言葉がなかなか出てこなかったけど「ペラペラ話す人よりちょっとずつ一言一言話す人の方が信頼感があるよ」と言ってもらえたので 今は辿々しくても少しずつ言葉を並べられるようになった

だいぶ人と話すことが怖くなくなった)

 

 

 

 

神がいようがいまいが 関係なく日々は続いていく、というのはそういう感覚

 

 

 

 

 

 

私がいたのは学生寮のようなところで

信者に向け講義をするような人材を育てることを目的としている寮だった

世話役夫婦が1組

20〜25人くらいの規模で

マンションの3部屋(うち1部屋は夫婦の家)を借りて男女別れて住んでいた

 

みんな割と若かったと思う

20歳後半〜大学生くらいが所属していた

 

私は2世ではない

勧誘されて大学1年生で所属した

 

 

まだ規制が緩かったので大学内でも駅のコンコースでも勧誘を行なっていた

 

声をかけられた時も怪しいなとは思っていたが 半ば分かっていてついていった

最初から開示されていたわけではないが

いわゆるビデオセンターでの履修がひと段落した頃に

統一教会だと開示を受けた上で「寮に入らないか」というような打診を受けたので

なんとなく流れで、面白そうなので入ることにした

あと、みんな、人が良い人たちだった、というのがあった

 

 

でも入教したキッカケには結局、自分の中に将来自分が働いているビジョンが湧かなかったり

将来に対する漠然とした逃げのような気持ちがあったのだと思う

 

社会一般基準で勤めることは難しいんじゃないかという漠然とした不安があった

 

 

この時このような逃げの姿勢でいなければ

こんなに長く苦しむことはなかったなと今になってみれば思う

 

 

 

 

施設での生活としては

朝早くから起きて

原理講論を音読したり、勉強会をしたり、祈りをしたり、敬拝をしたりする

 

 

学生なので献金は求められなかったが

仕送りは全て世話役夫婦に預ける形になっていて自由には使えなかった

お金は全て「聖別」といって、清められ

そういう清められたお金は「神様とお父様お母様のお金」と言い含められる

 

そうして外から買ってきたものも塩と祈りで毎回清めていて、

清められていないものは手をつけてはいけない

 

お金はとにかく厳しく管理されていて好きなものは買えなかった

 

 

大学内ではあまり交遊を持たないように言われていたので

友人と遊びに行く、呑みに行くなどの経験も皆無だ

もちろん遊びにお金を使うことができないので 自由な交遊はできない、と言っていい

 

学校から帰ってきたら即駅のコンコースや他大学伝道という名の勧誘に行く

 

 

長期休暇は県外へ、車中泊をしながら1日中歩いてフキンの訪問販売をする

これも教会からすれば宗教活動の一環のようなもの

当然ながらより多く売れた方が良いわけだが私はいつもほとんど売れなかった

そんなことをしながら公園などで車の中で寝泊まりをする

1ヶ月寮には帰れない 

 

家族には内部のことは言えないことになっていて

帰省も数日しかできなかった

 

 

 

これらを聞いて楽しそう、と思うだろうか?

こういう生活が性に合っている人がいるのは事実

 

けれど楽しいと思うことを排除し、自分否定し、自分の望むもの否定して、

それを全てみ旨に捧げるというのが信仰の道だった

 

苦しければ苦しいほど条件になる、そういう発想なのだ

(そういう発想が多額の献金要求にも繋がったのかもしれない が その要求正当性は無いと思う)

 

 

私が寮内で大きな声で笑っていたら先輩に

あなたが来てから、こんな大きな声で笑ってもいいんだなって 初めて思ったの」と言われた

そういう場所だったのだ

聞いた時はドン引きした

 

 

 

 

それでもやっている時は一生懸命だった

けれど これは本当に人を幸せにするような活動なのか?という疑問がずっとあった

 

(そういった活動などが条件となり積み重ねられ、

その条件が満ちると間接的に人を幸せにする、という考え方なので

目の前の相手を即幸せ気持ちにさせたかどうかはあまり重要ではない)

(どれだけ苦労を重ねるか 自分の欲や怠惰否定できるかの方が

より大きな条件になるという考え方になる)

(親が子を置いて宗教活動邁進することになるのは、そういう仕組みゆえだ)

 

 

 

 

そうして大学からの6年間を

人になかなか言うことができないような生活で費やしてしまたことは

勿体ないことだったと素直に思っている

 

 

勿体なかったと言うと「でもあなたのその過去も今に繋がっているじゃない?」

というような返しを親からされることがあるが

 

 

 

これを言われると いつも胸が詰まり

説明のできないいろんな思いが去来して胸がぐるぐるする

 

 

しなくてもいい苦労というのはある、ということで

誰も「統一教会が許せない」とも「あなたが失ったものを思うと本当に悲しい」とも

言ってくれる人はいなかった

 

私の、誰にも相談できなかった日々、1人苦しんだ日々を

肯定しろ」と暗に言われているような気がするのだ

 

 

私が逃げ出すことによって自分家族も不幸な目に遭って死ぬかもしれない

もしひどい事が起こるなら私に起こしてくださいと

恐怖とプレッシャーに押し潰されながら綱渡りしていた日々を

誰にも相談できなかった日々を

 

 

肯定しないといけないのだろうか?

 

 

 

 

 

 

山上被告統一教会否定してくれたのだ

 

 

 

この状況になるまで誰もそれをすることができなかった

 

 

その事実はとても重いと思う

 

 

 

 

 

 

世間自助自助と言うが

 

 

それは助ける力がない人たちが口を揃えて言う言葉のようにも思える

 

 

 

自助とはそんなに簡単にできることではない

 

 

とても、とても苦しいもの

 

 

  

  

 

山上被告は 自助をする以外になかった

 

それがこの方法だったのだ

 

この方法以外で彼が救われることもなかっただろうと思う

 

 

 

それくらい救いの手が届かない場所なのだ

 

 

 

 

山上被告自分自分を救うしかなかった結果がこれだったのではないだろうかと思う

 

 

 

 

  

 

私が入教して実感したことは、宗教に関わっている人は意外と多い、ということだ

私のいた寮の中にも、親が創価学会だったがそれに反発して統一教会に来た人もいた

(その人は非常に熱心な人だったが その後心身を崩して入院されたりしていた)

 

気になったのは、世話役夫婦奥さんの方はいつも病気がちで寝てばかりだったことだ

いつも辛そうだなと思っていた

断食をしたり敬拝をしたり長時間伝道をしたり 体を酷使することも多かったので

体を悪くしている人も多かった

 

2世の子に会ったこともある

 

 

みんな普通の人たちだ

 

 

ただ 社会では可視化されていなかっただけだ

 

 

 

そこにいる人たちは みんなそれぞれがんばって生きている

 

 

 

 

それを食い物にする、というのがおかしな話で

 

どんな宗教であっても「献金しなければ救われない」というのはおかしいことだと思う

 

 

 

 

 

正直に言えば 宗教法人は本当に好き放題するところは好き放題やっていると思う

人の気持ちは弱いので それで救われるなら払ってしまうわけだけど

 

その人が人生を構築する大切なお金

 

 

なんとかもう少し規制ができてほしい

 

 

 

 

少なくともその行き過ぎた状態が、あのような悲惨事件帰結したのだということを思うと

そこをきちんと、法なりなんなりで整備しないというのは、単純に理解に苦しむ

 

 

 

状況がもう少し良くなってくれることを願う

 

 

 

山上被告がやったことを私は責めることができない

あの事件が無ければ少なくとも私の16年は社会の中では意味を持たず透明なままだったし

こんな話は絶対にできなかっただろうと思う

 

 

 

誰も助けてくれなかったのだ

山上被告も、誰も助けてくれなかったんだろうと思う

 

それを思うと本当に胸が苦しい

 

 

何度も書くが

誰かが助けてくれるはずがないのだ

 

からも気付かれない、社会から気付かれないようになっている

そういう構造になっているのだ

 

 

 

 

本来なら自分のために使われていたであろうはずのお金

楽しい家族旅行、欲しかったおもちゃ勉強するための本、服、車

普通の人が当たり前に経験する友人との時間家族と過ごせた時間

そういうものに付随する思い出全てが

目の前でそのまま宗教団体に手渡されていってしま

 

 

その悔しさ 悲しさ 苦しみを思うと計り知れない

 

 

 

 

私の失った16年  いや、それでは比較にならないほどの苦しみと絶望だと思う

 

 

 

それらは 決して帰ってはこない

 

 

 

 

泡になって 帰ってこない

 

 

 

 

 

 

 

 

私に限って言えば自業自得だったと自分を納得させられる

けれど山上被告に関してはそうではなかったと思う

親が宗教活動にハマるなんていうのは交通事故のようで あまりにも避けようがない

加えてそれを身内がどうにかするなんていうのはほぼ不可能だと言っていい

なんなら母親被害を受けた側、交通事故に遭った側だとも感じられる

 

 

 

内情を知る人の弁護がなさすぎる気がする

法廷ではもしかしたらあるのかもしれないが

 

宗教にどっぷりハマっている身内がいる状況」

宗教にどっぷりハマっているとはどういう状態なのか」

をどれくらいの人がリアル想像できるだろうか

 

 

 

私は最後、逃げ出す前に

世話役夫婦相談をしていた

もしこの人たちがもう少し私に向き合ってくれていたら

私はまだ教会にいたかもしれない

 

けれど最終的な結論として

「ああ この人たちは神に祈りお父様お母様に祈る以上のことはしてくれないんだ」と思った

 

話が一方通行でこれ以上話してもしょうがないと感じられた

 

 

彼らは「神のみ旨」という大義によって動いていて

お父様の言葉、お母様の言葉に終始帰結する

 

それが最終的な答えになるので話ができないのだ

 

「こうこうこういうことで悩んでいる」

と悩みを打ち明けても

「では祈りだ 敬拝だ 献金だ 聖地に行こう」

神のみ旨はこうだ」「お父様お母様はこう言っている」

その堂々巡りになる

 

そこを信じて同じことを繰り返せばいいのだ

それが信仰なのだという教えなので

他の話は通じない

 

 

一切だ 一切通じない

 

 

その虚しさは 本気で話をしようとした人間しかからないだろうと思う

 

皆良い人たちなのだ

信頼もしていた

個人で見れば仲間や世話になった人たちだ 頭が悪いわけでもおかしいわけでもない

 

けれどそうであればあるほど ある一定のところから会話ができなくなることが辛い

 

 

 

逃げた後、私は入教前に元々住んでいたアパートに帰った

入寮時にそこを解約すると家族おかしく思われるのでそのまま残しておく慣わしなの

ただその鍵は世話役夫婦に預ける形になっていて

入教すると元の家には特別なことでもない限り入ることはできなくなる

 

記憶が薄いが、そこに帰れたということは

私はもしかしたらスペアキーを持っていたのかもしれない

 

 

しばらくその部屋には仲間が何度も説得に訪れた

手紙が置いてあったり食べ物がドアの取っ手にかかっていたりした

 

無視をし続けていたところ

ある時、眠っていて目を覚ましたら目の前に女性の仲間(先輩)がいて、私を覗き込んでいた

預けたままになっていた鍵を使って勝手に部屋の中に入ってきていたのだ

心臓が止まりそうなほど驚いたし実際叫んだと思う

 

その人に悪気はなかった

 

けれど、「神のためならそれができる」そういう思考回路になってしまうのだ

「神のために、この人を救わないといけない」

神のみ旨であればこの行いは許される」

そういう思考回路で人の気持ち簡単に踏み躙ってしま

 

 

私は何度も何度も「あなたたちを見ると色んなことを思い出して怖くて震えて辛いので何も送らないでほしい 会いにこないでほしい」と伝えた

 

やがて手紙が来たり食べ物が置いてあるということは無くなった

 

私はその後、1度体を完全に壊したのでその Permalink | 記事への反応(2) | 22:48

親の年収知ってた?

親の年収最近まで知らなかった。

家庭としてお金の話をしないのもあった。

子供の頃の雑感として、

・周りより良い方っぽい。

・ある程度は貯金あるような感じ。

だった。

親の書類を整理してたら見つけて、

自分と同じ歳のときにこんなに貰ってたのか...」と。

お金の話は誰にもできない。

お金の話は誰にもできない。

ここでいう、お金、は自分資産の話だ。

人生を送る中で、お金はどうしても付き纏う。

働き始めて給料を得るようになって、どれくらい貯金するのかといった、未来形の話はできても、今いくらあるのか、どういう形であるのか、話ができるのは、せいぜい配偶者まで、親や子を含めて他人に話ができない。

他人に話をした時の反応が怖いのだ。

どんなに気を許して話ができる友人でも、お金の話だけはできない。

多いと思われて羨ましがられたり、少ないと思われて蔑まれるのが嫌なのだ

話ができないということは相談ができない。

できないか自分勉強をするしかない。

勉強しつつ、貯金投資NISAideco、持ち家など、いろいろな形で資産を持つようになった。

そうすると今度は承認欲求が芽生えてくる。

頑張ってきた自分を話したくなる、自慢したくなるのだ。

しかし話せる相手はいない。

キャバクラに行ってマネー自慢ができるような輩にもなれない中途半端な男は、その小さな心を抱えたまま、はてなに書き記して満足するしかないのだ。

妻が仕事を辞めたいと言い出した

理由を聞けば、仕事が辛く苦痛で、このまま60歳ぐらいまでこの生活が続く事に耐えられない、だから家事に専念したいという


少なくとも子供が出来るまでは共働き貯金すると決めていたのに、と反対したら、

減る分の収入は、俺の小遣いカットと、俺が深夜コンビニバイトダブルワークする事で何とかなるから、それで良いでしょって言われた

現在の俺の小遣い月三万と、バイト収入、後はコンビニから弁当パンの廃棄貰えばあなたの食費も浮くよねと、嬉しそうに言われた


さすがに耐えきれなくなって離婚を申し入れたら、「これはDVだ!」って言われて、吼えて泣いて暴れて散々な目にあった

辛くてもう働けないと言っているのに、私が辛いのに寄り添ってくれないと泣く妻と、実家に帰った妻の様子を見に行った時

散々都合の良い夢物語叫びながら、抱き合って泣いてる義母を見て、本当に悲しくなった

同じ生き物とすら思えなかった


流石に呆れている様子だった義父に、あの様子が変わらない限り離婚は不可避であるとだけ伝えて、家に戻った

何でモラハラ経済DV全開な要求をしておいて、自分被害者だと泣けるのだろうか?


おかしくなる前から、変なフェミ系のインフルエンサーに影響されたらしく、

やたらと女性被害者という言説や、他責的で無責任言動を平気で吐く様になったが、

こうも人格おかしくなるとは思わなかった


本当に最悪だ

日本フェミ死ね

なんでこんな死にたいのか考えてみたけど解決しなかった

近頃、とにかく死にたい

毎年10月から11月はこういう感じになるので、季節のせいであることは分かっている。12月になる頃にはだいたいなんかなんとかなってるから大丈夫

でも年々ひどくなっている気もする。それに、毎年ウワーッとはなるにせよ、そもそもなんでこういう死にたい感情に襲われるかがよく分からなかったので、何か直接的な原因がないものか、人生についてちょっと考えてみた。



仕事面白くないが、面白くないだけだ。

元々社福祉とか一次産業とかインフラとか配送業かに憧れがあった。誰かの生活を支える、縁の下の力持ちってかっこいい。でも増田危機管理能力がない。忘れ物は多いし、ケアレスミス死ぬほどするし、どんなに我慢しようとしたって余計な改善をしようとして結局改悪してしまう。保守運転とか一番苦手な分野だ。トラックどころか自分の体一つだって乗りこなせない。事故を起こさないため、誰かを殺さないため、そういう職業にはつかないほうがいいと思って生きている。

からから金を搾取することだけを考えているカスみたいなサービス下請けで、自分一人を養えるだけの端金をもらって、犯罪を起こしてないからそれでいいのだと必死に言い聞かせている。上手く出来なくてもカスの弊社が困るだけだからいくらミスしても罪悪感はない。

だがこれは直接死にたい原因ではない。やっとることはカスサービス形態ではあるが、ある程度転職にも使えそうな汎用的な職能の成長は出来るし、上司や同僚は増田の手助けや活躍を褒めてくれるし、そういった点でやりがい的なものがないわけでもない。業務自体はそこそこ向いてると思えるし、人間関係は良好と言って良いだろう。金額面も、自分一人を養えるくらいの金額は稼げているし、それによって欲しいもの我慢したり、望んだ生活を手放さなければならないほどではない。元々欲は薄い方だ。少ないながら貯金もしているし、いざとなれば親や友人を頼れば金がなくても多少の間はなんとかなる。労働自体は憎むほど忌み嫌ってるわけではないから、生涯現役でも全然構わない。

金銭や将来の不安職場人間関係悪化などがあって死にたいわけではない。

友人関係も悪いわけではない。

かにたびたび「人間じゃない」とか「常識的気遣いが足りない」とか「普通考えれば分かることがどうして出来ないのか」とか言われたりもするが、それでも根気強く付き合いを続けてくれる友人ばかりだ。何も言わずに去られるより全然マシなので、そういう耳に痛い言葉も言ってくれるだけでありがたい。一度も傷つけたことのない、あるいは傷つけられたことのない友人は確かにいないのだが、それでもみんな大事な友人だ。

そういう大事な友人にご迷惑をおかけすることで罪悪感で潰れそうになることはあるが、例えば無茶な振り回し方をしてきたり、金銭を貸せとやたらたかって返さなかったり、そういうガチトラブルに発展するような友人諸兄ではないし、増田もそういうことをしないよう、礼節を忘れないように重々気をつけている。それでもたまにうっかり日々の会話で地雷を踏んで怒らせることはあるものの、友人同士が「それは言い過ぎ」とか「お互い様」とか仲裁してくれるので、増田自身尊厳も守ってもらえていると思う。友人とボロカス喧嘩をして死にたい夜もないことはないが、それは大抵一時的ものだし、直近はそういう感じで険悪になってる相手はいない。

家族関係も悪くない。

父も母も理屈で話せば分かる人であるし、親戚一同もなんだかんだ元気に暮らしている。不謹慎ニュースを見て爆笑する叔父や、身の回りの世話を全部してあげないと心配で夜も眠れない叔母、とにかくプライドが高く他人を見下したり注目を集めたりしないと気がすまない従兄弟信仰押し付けはないもの新興宗教にどっぷり献金している祖父母など、アクが強くはあるが、こちらに実害はないので可愛い範囲で収まるものだ。肉親に怒鳴ったり、暴力を振るったり、金銭トラブルを持ち込んだり、結婚強要したりする人はいない。

まあ、両親に恨みがないと言えば嘘になる。幼稚園の頃に甘えようとすり寄ったら「は?鬱陶しい、ひっつくな」と引き剥がされたり、小学生の頃いじめられていた時に増田の言い分を一切聞かず「あなたにも悪いところがなかったかよく考えてみよう?」と3時間近く諭してきたり、愛着の面では問題があったのは確かだ。しかしそれは増田に対して愛情がなかったというよりは、それが彼らの愛着限界なのだ。飼っているウサギすら、部屋の中で凍死しかけていることに気づかなかった両親である。それを思えば、衣食住を保障してくれたのは事実だし、危険なことは叱ってくれた。大学まで学費も出してくれたし、両親の行きたいところにではあるが旅行にもそこそこ連れて行ってもらっていた。彼らにしてはだいぶ努力していたのだろうと今なら分かる。

から半年に一度程度は顔を見せに帰省しているし、それがめちゃくちゃ苦痛というわけでもない。全ては過去のことであり、無、凪、平熱、そういった単語がふさわしい関係性だ。これもまた、直接の原因ではない。

恋愛関係はないし、それを後ろめたくも思っていない。

増田Xジェンダー、リスロマンティック、アセクシャル三拍子揃った人間だ。その上、それでもどうしても起こる性欲の発散方法は「対象年齢・性別を問わないリョナ創作」と来た。絶対に世に出してはいけない、リアル人間に向けるなんて以ての外という嗜好をしている。

幸いなことに、告白されたことも、したいと思うほど惹かれた人も人生にいない。誰かを傷つけてしまうくらいならそれでいいと思っている。「恋愛理解できないのは正常ではない」と思って恋愛小説恋愛漫画を読んでは、イーッ!分からん!と一人で暴れていたこともあるが、それは「普通人生を送ること」に固執していたからであって、もう普通じゃなくていいやと開き直った今は、一人で生きていく覚悟がとっくに出来ている。

から恋愛ができなくて人生つまんなくて死にたいというわけでもない。

趣味はある。

増田創作が好きだ。物語を書くのが好きだ。随筆も、批判も、絵も、彫刻も、歌も、踊りも、とにかく何かを表現することが好きだ。それは自分の中にある感情思考を(作品に限らずこういった文章などでも)表し、発散することで一時的な沈静が見込めるからだ。だから誰かのために書いてるわけじゃなく、褒められるために書いているわけでもなく、ただひたすら自分衝動を、犯罪ではない範囲で発散できることに喜びを感じている。

また、他人のそういう一面を見るのも好きだ。孤独ではない、と、他のどんな娯楽よりも、どんな脳内物質の分泌よりも、最も確かに感じられるし、癒されるからだ。みんな苦しくて孤独なのだと実感できるからだ。そしてそれらを十全に納得のいくまで突き詰めようと、他人創作物をしゃぶりつくしたり、自分表現を究めたりしようと思うと、百年に満たない短い人生を食いつぶすには、十分すぎるくらい時間がかかる。

これも死にたい原因ではない。むしろ趣味のことを考えれば、死んでいる場合ではないのだ。

これと言ったトラウマもない。

いや、ないことはない。小学校の頃は確かに治安が悪かったし、その中で最も低いカースト層にいたのは確かだ。靴箱に砂を詰め込まれたこともあったし、掃除の時はちりとりに集めたゴミを引き出しにそのまま流し込まれたこともあった。濡れた雑巾を頭に投げつけられたこともあった。ドッジボール執拗ボールをぶつけられることもあった。体育の二人一組ではいつもハブられていたし、仕方なしに増田を組まざるを得なかったやつは、増田の触れたところを校庭の土でこすって払った。まるで土のほうが汚くないとでも言いたげに。

クラスメイト全員敵だからいるわけがないのに、脅迫的に好きな人を聞き出され、最もいじめてきた回数が少ない人の名前をあげたら、翌日からそいついじめられ始めて、他人を好いてはいけないと思い知ったこともあった。給食着やテーブルクロスを、本当は持ち回り当番なのに毎週持ち帰らされて、親に「じゃんけんで負けた」「牛乳こぼした責任で」と嘘をついた。もちろんああいう感じの親なので「あんたはどうしてそうなんだろうね」と気づかれもしなかった。

「視界に入るな」「半径2メートルに近づくな」「菌が伝染るから学級文庫・机・プリント・日誌・配膳皿などに)触るな」あるいはもっと直球に「死ね」も全部日常的に言われていた。学級崩壊でまともに授業が受けられなくて教育機会を損失して、その頃に本来学ぶべきだった分野は今でもちょっと苦手意識がある。毎年劇をやるはずの発表会では制御不能判断されて、ペットボトルでお米を育ててみましたといううっすい内容を、誰がどこを喋るかまで一言一句ガッチガチに固められて発表させられた。自主性なんて言葉は死んでいた。若い新卒教師毎日授業で泣いていて、その頃にはとっくに泣き疲れて感情に蓋をしていた増田は、その涙を「煽るだけなのに」と冷ややかな目で見ていた。

カースト中の下だった傍観者クラスメイト大学で再会して、一緒に「小学校の思い出」とかいうクソみたいなグループワークの授業を受けざるを得なかった時、給食の班机で菌が伝染るからとやられていたみたいに1cmあけて机を組まれた瞬間、増田の心にヒビが入り、割れ目が出来て人格が四つに分かれしまい、今も元に戻らなかったりしている。そういう意味では、たしかトラウマと呼んでもいいのかもしれない。

それでも直接的な殴る蹴るという暴力は振るわれなかったからマシな方だったと信じている。記憶があり、はっきりと思い出せて、これだけの内容を泣かずに書けるようになっただけかなり寛解してきている。それに、当時の自分だって箒で殴り返すなどそこそこやり返したり、いじめっ子と同質になって増田よりもっとカーストの低い支援学級の子に対して、自分にされたことをそのままやり返すみたいにしていじめたりだってしていた。当時飼っていたハムスター憂さ晴らし虐待していた。弱いものさらに弱いものを叩き、ブルースは加速していた。そういう感じでなんだかんだ適応して元気にやっていた。

それらへの後悔に苦しみながら、同時にその延長で今も友人にライン超えの発言をしたり、逆に踏み越えてはいけないラインを踏み越えられてもその場では分からなかったり、自覚がないままキレ返してしま制御不能に陥ったり、暴力脅迫支配を伴わない合意の上での性行為では興奮できなかったり、記憶は共有しているもの人格割れしま解離性同一性障害まで秒読み状態だったりと、後遺症は色濃く残っている。

けれど、でも犯罪をしないで済むくらいの範囲で誤魔化しきれているし、それ以上を望んだりもしない。だからこれもまた、今の増田をむしばんでいる死にたさの原因ではない。その時期はとっくに乗り越えてあり、過去過去、今は今として整理がついていて、そういう自分のあり方を受け入れている。



仕事趣味、友人、恋愛家族趣味過去

人生構成するだいたい全部に、人並みの不満や後悔はあれど、満足していないわけでもない。人間関係にも金銭にも将来にも不安はない。上を見ればきりはないが、下を見てもきりがない。自分人生自分のものであり、それ以上でもそれ以下でもない。

増田には確固たる自己があり、誰にも侵食されていない。

私は私だ。

なのに何故こんなにも死にたいのか。

胸を打つこの衝動は何か。

線路に飛び込め、七階から落ちろ、溺れて死ね、とにかく死ね、そう囁き続ける声が内側に蔓延るのか。

思春期という言葉を藁のように握りしめて、この衝動的な嵐が、年齢を経れば終わってくれると、ただ若さなのだと、そう信じてしがみついてきたのに、どうしてアラサーになってもまだ衰える気配がないのか。

自己不安定な時期など、とうに過ぎていると言うのに。

自己、ああ、そうだ。この自己だ。

この衝動こそが死にたさの原因であり、結果だ。

この自己こそが死にたさの真の原因ではないのか。

本当はやりたい仕事を諦めて現状に甘んじている?

友人と上手く付き合うことが出来ない?

両親の愛着が足りなかった?

恋愛が怖くて最初から諦めている?

趣味が実質逃避になっている?

過去に嫌なことがあって未だに引きずっている?

幸せになろうとすること全てにブレーキをかけてしまっている?

全ては結果に過ぎない。

最初存在しているこの「自己」こそが引き起こした、必然の結果に過ぎない。

死にたいのは、嫌なことがあったのが原因じゃない。

嫌なことを引き起こすような自分に全ての原因があるということから、いよいよ目を逸らせなくなってしまたからだ。

増田はずっと、衝動、癇癪、叫びのような化け物を心に飼って、共に生きてきた。

こいつを野放しにしたら、とてもじゃないが人間社会では生きていけない、というかまず肉体が耐えきれなくて崩壊するような、触れるもの全てを敵と認識する、爆発的なエネルギーけがひたすら渦巻いている、自壊を厭わない衝動の化け物。

その化け物を飼い慣らすことだけが増田の今の全てを形作っている。

仕事や友人の選び方、楽しめる趣味思考、行動、言葉、その全部全部が、この化け物を静かに眠らせておくことだけに全力を注ぐように構成されている。

そしてそれが漏れ出てしまった瞬間、必ずトラブルが起こる。嫌なことは全てそうやって起きている。

全ての嫌なことに原因は、増田自身だった。

そう、気がついてしまった。

両親、友人、そして過去の思い出は、一般的社会に溶け込める人間たちが、その化け物を目の前にした時の、ごくありふれた正常な反応に過ぎない。

全ては結果なのだ

思えば最初から物心ついた時にはもう、そいつと一緒に生きていた。

その場の思いつきで突拍子もないことをして、危険危険だと分かっていながら飛び込まずにはいられない、じっとしてはいられないという性質を、持て余していた。

両親が増田のことを「あんたのことはよく分からない」と困惑して言った日のことをよく覚えている。

友人が「増田人間じゃなくて増田という生き物なんだね」としみじみ言った日のことも。

増田いじめて泣かせたクラスメイトが「だっての子最初に嫌なことをしてきたんだもん」と言ったことも。

先生が「どうしてそんなことしたの?」と泣いている増田を問い詰めたことも。

「泣いていたら分かんないよ。先生悪くないよね?なんで先生のこと怒るの?」と寄り添いのかけらもない態度をとったことも。

そして増田はただ、嫌がらせをしようとすら思ってもいなくて、そうすることしか出来なかった、それ以外のやりようがあるなんて考えつきもしなかっただけなのだと、説明出来なかったことも。

よく覚えている。

それらは全部、増田おかしかっただけで、みんなはただ、当たり前に困っていただけだ。

そして増田自身も、困っていた。

ただ、それだけだった。

よく分からないものは愛せない、未知は排斥する、ああ、そうだろうとも。それにしたって、みんなの方にだってもう少し上手くやりようがあるようにも感じるけれど、でも、人間完璧じゃない。上手く出来ないことだってあるし、それを責めたってどうにもならなくて、仕方がない。

からみんな、距離を取る。うん、まったくもって正しい。あなた自分を守るために、増田人生破壊されないために、必要距離だろうとも。

でも、増田だって、こんなのと一緒に生きていくのはもううんざりなんだ。

私は私と一緒に生きていくのが疲れた

そして私は、その内側の化け物から距離を取れない。

みんなみたいに、そっと距離を取ることができない。

ずっと近くにいる。

ずっと隣にいる。

剥がしようもなく側にいる。

趣味だって、ただそうすれば抱えた癇癪がマシになるからやっているに過ぎない。こいつから逃れられないから、仕方なく好きにさせてやってもいい場所を作っているに過ぎない。

本当は絵や文章なんか書かなくても気分が晴れるならそれが一番楽なはずだ。誰も傷つけずに、安心して一人で好きなだけ打ち込めるというだけの、苦しみから逃れるために必要なだけの、ただの麻酔だ。

文章を書いたり、絵を描いたりで努力できるのはすごいね」と褒めてもらえることもあるけれど、違うんだよ。それをやらないとあなた危害を加えてしまいそうだから仕方なくやっているだけなんだ。全然立派でも何ともない。犯罪者予備軍が犯罪をしないためにギャンブルや酒に溺れているのと一緒なんだ、これは。

依存で、中毒で、全然褒められたようなものじゃない。

厄介な人をあしらう術に長けた者たちだけが、周りに残っているのがその証左だ。

衝動性を逃がす以外のモチベーションはないから、創作で食っていこうとしてもクオリティにムラがあって仕事にならないのがその証左だ。

自分は化け物だ。

人間じゃない。

人間になんかなれっこない。

必死に身につけた人間性の全てが、衝動の化け物が眠る上に構築してあるというただ一点を理由に、崩れていく。

その眠る化け物が少し身じろぎするだけで、目覚めるまでもなく、増田の積み上げた全てを崩壊させる。

人間になんか、最初からなれっこなかった。

増田は自らの意思人生選択したのではなく、選択できる範囲の中で選ばされるしか出来なかった。

好きなもの一つ、「自分」の意志では決められない。化け物を起こさないようにごくごく慎重に、刺激しないものだけを選んでいる。

全部全部こいつのせいなんだよ。

化け物を一番殺したいのは増田なんだよ。

私の人生を全部めちゃくちゃにしてきて我慢ばっかりさせるような化け物を、一番憎んでいるのは私自身なんだよ。

両親を困らせたくなかった。

クラスの子と上手くやりたかった。

いじめられたくなかった。

ハムスターだって死なせたくなかった。

恋愛が怖いと思いたくなかった。

趣味だって昔は運動が好きだったはずだ。

仕事だって人の役に立つ誇らしい仕事がしたかった。

友達を傷つけるようなことなんて、今だって一個も言いたくない。

なのに全部できない。

全部全部、壊すのは増田だ。

私なんだよ。



死にたい

もう、こいつと一緒に生きていくことに疲れてしまった。

何もかも破壊して、めちゃくちゃにして終わらせたいという衝動が、朝も昼も夜もずっとずっと苛む。

増田にできるのは、この化け物を思い通りにさせず、誰をも傷つけることなく、自らの死以外の罪をこの肉体に起こさせないことだけなのではないか、という気分になってくる。

どんな声かけも慰めも麻酔も、虚しいばかりだ。

それよりも、慰めてくれた誰かに牙を剥きたくない。

恩を仇で返したくない。

そんな気持ちのほうが、ずっとずっと大きく膨らんでいってしまう。

無理に結婚子育てをしていなくて良かった。

死んではいけない理由を作ってしまっていなくて良かった。

それは誰かを不幸にするから

愛されないまま死んで忘れられることだけが増田にできる唯一の社会貢献だ。

せめてそれだけはさせてほしい。

許してほしい。

ごめんなさい。

まれてごめんなさい。

2025-11-19

年収もウン千万レベル独身時代貯金も軽く億を超えてる俺氏、数年前に結婚して奥さん専業主婦子どもはいま3歳と1歳。

飲み会とかでも、若い子が「それだけ稼いでたら奥さんも何も文句言ってこないでしょ」とか言われることもある。

お前らもそれだけ稼いでたら奥さん家事育児ほとんどやってくれてると思うやん?

でも現実はそんなことは全然ないで。普通に家事育児も7:3ぐらいでやってるし、それでも「お金もあるんだから、数年仕事休むとか減らすとかして家事育児に集中してよ」と言われる始末だ。

みんなこれが現実やで。

anond:20251118205909

多分同業でほぼ同年代のものです。

投稿者様の心理に心当たりがあったのでコメントします。的外れだったらごめんなさい。

私の場合は両親共高学歴でずっとプレッシャーをかけられながら育ちました。なので社会にでて実家と縁が切れて自分の金で好きなことが出来るようになった時は凄くうれしかったです。しかし、次第に自分の中に面倒なコンプレックスがあり、それが生きづらさの原因になっていると思いました。以下に今回の話と関係ありそうな2点を挙げます

・金に対する強過ぎる拘り

自分で稼げるようになったことにより、親から解放され、好きなように生きられるようになった。逆に言えば金こそが他者から自分を守ってくれる盾であり、貯金額こそが自分自分らしく生きられる残機である。結果金、更にいうと金の元である仕事に対する拘りが強くなりすぎ、悪いところで吝嗇癖・仕事優先癖が出てしまう。

平穏人生を生きてきた人間に対する理不尽な憎しみ

自分は親から半ば脅迫されながら必死努力して生きてきた。呪わしい過去ではあるが、一方でだからこそ今の自分があるという自負もある。しかし実際社会に出てみれば大抵の人間自分ほど努力も緊張も強いられていないし、それでも普通に幸せに生きている。じゃあ私の今までの人生はなんだったんだ、自分ほど努力してない奴がお気楽に生きてるのおかしいじゃないか、という怒り、嫉妬、虚しさ。結果として何の非もない相手に謎の憎しみを向けてしまう。

みたいな心理自分の中にあるな〜ということに気付きました。気付いたところでそれがなくなる訳ではないのですが、とりあえず気付いているのでそれに伴う行動を意識的回避することは出来るようになりました。(他人が絡むときは出費を惜しまない、他人の苦労を比較するようなことを言わないなど)

投稿者様の心理が私と同じとは限らないし、具体的な解決方法がある訳ではないのですが、ひとまず「モラハラ気質」「自分が悪い」と決めつけないで、そう思ってしま心理の背景にある理由分析してみるのがよいのではないかと思います。そうすれば少なくとも意図せずに相手との関係を壊すような言動しづらくなると思います

anond:20251118205909

一度仕事をお辞めになって

貯金も使わず聖人のようなご夫君に半年でいいから養ってもらうといいと思います

契約結婚うまく行かんのよな

結婚なんか別れない前提なら60年とかいう超長距離マラソンなわけだけど

契約時には「今考えられる条件」しかほぼ出てこない。

今考えられる条件ってことは「今の環境が続く限りは達成できる条件」であり

「今の環境が続く限り」はお互いに同意した幸福世界で生きていけるけど実際にはそうはならないことも多い。

もろちん「なんかあったときの特約」みたいなのをガチガチに詰めてもいいけど

たぶんそこまでする奴って途中で割に合わんなこれってなって結婚自体やめて

セフレとか同棲に落ち着きそう。

 

うちの家庭だと結婚前に夫婦生活におけるお互いの出費の内訳をかなり細かく決めて

それ以外のお金各自自由に使っていいということにした。

多少頑張って作ったので出産育児期の支払い分担の条項も追加していた。

それでお互い、子供が生まれてもある程度お金自分自由に使いながら楽しく生活できていた。

しか子供小学校3年に上がったくらいのタイミングで妻が完全失職した。

妻は求職しながら自身貯金を切り崩しながら自分が出すべき出費を払い続けていたが、

どんどん家庭はギスギスしだしてはい、終わり。

まぁこれは極端なケースだけど、知り合いの場合は夫が失職したとかではないのだけれど

妻のほうが今度は転職年収が3倍くらいになった結果、夫が「今の出費割合おかしい」と言い出した。

これまでの生活問題なく維持し続けられる収入がお互いあったので

これまでの生活を続ければいいだけだったのだが、夫側からすればそれは許容できなかったようだ。

 

つまるところ初期契約を守り続けるということは常に変化し続ける人生というものにおいては

一定不利に働きえるし、そもそも非常に難しいということだと思われる。

毎年契約更新を行い、現状に則した契約内容に変更していく必要があるが

結婚」というマックス幸せで互いへのギブの精神が一番大きいときに結ぶ契約

長年続いていい加減飽きも疲れも来ているときに結ぶ契約が同じ熱量感覚で結べるはずもなく

これが喧嘩の原因となり物別れに終わるというケースも複数観測している。

 

日本式になあなあのズブズブな結婚様式のほうが、やはり日本人には合っているように思う。

まぁ欧米式に「はい別れましょう」でもそれはそれで人生の在り方としてはいいのかもしれないけど。

anond:20251119023356

貯金するより先にやることがあると思う

2025-11-18

自分自分の考えに苦しむ人はまず認知行動療法を試せ

anond:20251118205909

元増田は割とイライラしていると思うのね。で、それを本人にぶつけない元増田はとてもえらい。自分自分客観視して、好きな人を傷つけないようにがんばっている。

これはどちらかというとアンガーマネジメントの話でもあるんだけど、基本的に「怒り」って別の感情の表出ってことが多いんですね。「傷ついた」とか「悲しかった』とか。まず、怒りを怒り以外のかたちに置き換えられないかというのを試してみた方がいい。

で、それはそうと、他人自分と違う生き物だから自分とは別の行動をとるし、自分の思い通りにならないんですよね。そういうとき、「他人を操る」のではなく「自分思考を変える」というアプローチができないかを考えてみる。

「お前の収入でできることなんか限られてるだろうが。選択肢少ないのに選ばせてやったみたいなツラすんじゃねえよ」

「どっちにしろ私が買うことになるので口出すんじゃねえよ。お前らのせいで私が一家大黒柱になってんだろうが」

貯金少ないくせに買い物してんじゃねえよ」

「私がほとんど家賃出してるの分かってんのか?」

おそらくこういう感想を見るに、元増田の中では「家庭の中で収入比率が、そのまま力関係に反映される」という考えがすごく強固にあるんじゃないかと思った。これは結構認知バイアスがかかっている気がするのね。その考え自体は程度の差はあれ一般的から別に間違ってはいない。ただ強すぎる。その思考に関して「本当にそうなんだっけ?」を考えなおしてみた方がいいと思う。

たとえば、人と人が一緒に生きてて、協力しあって家庭を築いているなら、お互いのギブアンドテイクが成立してる筈なんだ。元増田元増田の夫は、家庭に対して何をギブしているんだろうか。それを一度書き出してみたらどうか。

で、実際に書き出してみると、どこかの段階で「私の○○と旦那の××は釣り合っていない」と感じていることがわかると思う。ここはウソをつかなくていいし、自分を騙そうとしなくてもいいい。ただ、事実として「そう感じる」という認識を持ってほしい。それはただの事実なので。

たとえば、旦那が使ったという5000円の出所はどこなのか? 旦那の小遣い? それとも家庭共通の財布? そこでの5000円はどのくらいの重みがあるの? それにたいして「買い物してんじゃねえよ」とまで感じる理由は何? 何に対してそこまで怒ってしまっているの? もっと貯金をしたいという気持ち? それともお金を使っていることが許せない? なぜ許せない? 他人の行動なのに? その5000円は、あなたにとってどんな意味を持っていたのか?

こういう感じで、旦那のどんな行動に、どんな感情を抱くのか。なぜその感情を抱くのか。そういうことをもっとつぶさに整理してみてほしい(勝手想像だけど、金銭に関わる言動旦那さんが結構軽口を叩いている(ように見える)のがトリガーになってるように読めた)。

で、そういった考えを書き出して客観ししてみたときに、「この思考はなんか飛躍してるな?」と感じる部分がないかを振りかえってみるといいかもしれない。

そうやって、自分の考えを客観し、考え方を少し変えることで、もしかしたら怒りが別のかたちで整理できるかもしれない。たとえば、出てきた愚痴も実際のところは「もっと育児に協力してほしい、意思決定こちらに投げないでほしい」「車を買う悩みに共感してほしかった」「もっと安いものを買ってもよかったんじゃないか」「ものを買いすぎで家が狭くなるのがやだ」みたいな感じのことだったかもしれないわけですよ。そういう感じで、怒りの裏側にある欲求を細分化してみよう。

(追記3)下方婚したら自分が超モラハラ気質なことが分かって辛い※自分が悪い

(追記3)

自分は数年前からマーケターをしてるんだけど、バズらせるために必要なことが3つある。

SNSにかじりついてる弱者男性弱者女性を釣ること(収入だけじゃなく性格問題もね。特に自分は平均より上だと思ってるタイプの。人に何か言いたいとき自分内面コンプレックストラウマを刺激されていると気づいていない)

自分を善人だと思いたいタイプおせっかい人間を釣ること(人を救いたい人は自分が救われたい人だけどそれに気付かずひたすら人に口を出す)

拡散やすい、アフィ垢にとって都合のいい投稿にすること

ガレソ氏は正直意外だったけど。こういうの取り上げると思ってなかった。女叩き垢、性格悪めの意識高い系女垢、売女垢とかを想定してたんで。

戦場はXとインスタだけど、この肥溜めでなんとなく自分の実力を試してみたいな〜と思った。やっぱりこれからも人のやいのやいの言いたい精神を利用して食っていけるなと自信がついた。

AIライターマーケターはいなくなると思われてるけど、人に物申したい人間いるかぎり仕事はなくならない、むしろ増える気しかしない。だってAIって性格いいもん。

釣られてざまあwwこのバカ女wwしてた自分人生うまくいってると思い込みたいみなさん、心配したふりしていちいち他人人生に首突っ込みたい人生わかった気になってるみなさん、どうかこれからも僕にお金を運んでくださいね。いつもありがとうございますあなた自分人生に集中しないことで今日も僕は布団に包まれながら金稼げてます

釣られて悔しい人いたらSNS消した方がいいよ。特に交流情報収集以外が目的暇つぶし垢は。SNSって怒りとマウント(自分が本当に上とは限らない)しか娯楽のないバカ自分時間無駄にするための場所から最近政治毒親系がアツい。

そういえば妻の年収を悩んだけど、「その程度で?」って言いたがる貧乏人が湧いてきそうな額にしたwめちゃくちゃ釣れてるでしょw

おつかれっした✌🏻✌🏻✌🏻

※夫はマジのガチで何も悪くない。私だけが悪い

人間的な面で言えば超絶上方婚。夫は可哀想

いわゆる下方婚をした。

現在両方アラサーだけど私が少し年下。私が大卒年収1200万強、夫が専門卒年収400万強。

私の両親は今は仲がいいものの、父が院卒士業、母が高卒収入に数倍の差があり私が子供の頃は父がガチモラハラだった。

父方の祖母からいじめもあった。「増田の頭が悪くなったらお前のせいだ」と母が言われており、母が大好きな私は母を守るために死ぬほど勉強していた。普通に辛かった。

あたたかい家庭で育った母は小学校低学年の娘が怒鳴られながら、ストレスおでこを掻きむしって夜中まで勉強している姿を見て本当に辛かったと思う。

何度か私と姉妹を連れて出て行こうとしていたが…というのは置いておいて…

とりあえずそういう家庭で育ったので、私はずっと「収入なんかいらない、とにかく優しい男性結婚してあたたかい家庭を作るんだ」と考えていた。

願いが叶い今の夫と出会うことができた。

人の悪口を言わない、というかもうそういう発想すらなく、料理上手でおおらかで人に手を差し伸べることになんの躊躇もない。感謝気持ちをいつも私に伝えてくれる。

決して裕福ではない家庭で育ち昔からご両親の手伝いをしていた苦労人。

感情の起伏が激しい私が基本穏やかに過ごせているのは夫のおかげでしかない。まだ子はいないけど、もう100%いい父親になるのが分かる。

そんな夫にお金のことでイライラしてしま自分がいる。本当に嫌で仕方がない。当たり前に自分が。

例1:「子供のことは、女性のほうが負担が大きいか増田に決めてほしい。どんな決断でも大切な増田気持ち尊重したいし、自分にできることは全力でサポートする」という100点の夫の言葉に「お前の収入でできることなんか限られてるだろうが。選択肢少ないのに選ばせてやったみたいなツラすんじゃねえよ」と思ってしまう ※選ばせてやってるなんて夫が思ってるはずがない

例2:夫のご両親に「車買うの?確かに大変ではあるけど楽しいし楽だよ~」と言われ、「どっちにしろ私が買うことになるので口出すんじゃねえよ。お前らのせいで私が一家大黒柱になってんだろうが」と思ってしまう ※口出されてない、ご両親は良い人、大黒柱になったのは私の判断

例3:たった5000円くらいのものを夫に対して「貯金少ないくせに買い物してんじゃねえよ」と思ってしま

例4:夫の趣味のものを置いておくスペースを見てイライラしてしまう。「私がほとんど家賃出してるの分かってんのか?」と…

もちろん夫が大切なので口に出すことはないが、思ってしまう。思ってしま自分が嫌だ。自分の父と同じじゃないかと。

それに自分と同程度の収入家事何もしないモラハラ気質結婚したいか?と聞かれたら夫のほうが10000倍いいに決まってる。

というか人間性とかトータルで見たら超絶上方婚自分には夫以上の人などいないことはわかっている。

わかっているのになぜこんなにお金関連でイライラしてしまうのか。こんなに大切なのに。

今は抑えられてるからいい。でも自分病気になったり仕事がうまくいかなくなったり、妊娠出産メンタルブレイクした時に夫にライン超えの言葉を投げかけるのではないかと思うとライフステージを進めるのが不安になってしまう。

自分あんなに苦しんだ冷たい家庭を再生産するのではないかと。

たとえ私がライン超えの発言を夫にしてしまっても夫は「ごめんね、そんな風に思わせて、できるだけ頑張るから」と心の底から思って言ってくれていつも通りお茶を淹れてコップまで洗ってくれることだろう。

私がたとえ心身ともにボロボロになっても死ぬまで支えてくれると心から信頼できる。そんな信頼を与えてくれる人に対して自分お金のことだけでなぜ…

ああ( ^)o(^ )タスケテ…

(追記)

やっぱり私がおかしいのだと思うとなんだか安心した( ^)o(^ )ありがとう

おかしいってことはマシになる可能性があるってことだもんね

100問中1問間違えただけで父に机バンバン叩かれながら「レジ打ちになりたいのか」と怒鳴られて育ち

そんな父を心の底から軽蔑してたはずなのに似たような感じになるの、辛い

多分、お金価値を置きすぎなのはわかるんだ

でも、お金があれば愛が豊かになるのは事実だと思うんだ

いい落とし所を見つけられたらと

というか何人かの方が指摘してくれた通り、もしかしたらというかもしかしなくてもお金が原因じゃない気がする

はあ

(追記2)

正直に書くと

今回の爆発のトリガーになったのは夫に「今すぐに仕事辞める気ないけど、将来的にはクリエイティブ仕事をやっていきたい」と言われたことだった

クリエイティブ仕事とはVtuber系で、それを聞いて私は「自分家計を支えてるのに何言ってんだ?今まで結果出せてない人が嫁に寄りかかって夢追い人するつもりなのか?それが甘えじゃなかったらなんなんだ?」と考えてしまった

もちろん言ってないけど

でも多分お金うんぬんではなくやりたいことをやりたいと言える人に色んな意味嫉妬してるんだろうな

自分も少しずつ休みたい時に休んでやりたいことをやろうと思う

夫は「自分の才能を認めてくれた増田のおかげで人生選択肢の幅が広がった。もっと自分のいいところを見つけていきたい」と言う

そう思えることは素晴らしいと思うけど、ただ自分結婚して生活に余裕ができてウェーイしてるだけじゃねえかと思ってしまってしんどい

かといってお金カツカツで夫にみじめな生活させたいかと言われたら正反対で美味しいもの食べて不安を感じることな幸せ暮らして欲しいと思ってる

難しい

ちなみに身バレ気にして嘘ついてるとかではなく親子共に医者ではないです…

医学部行ける胆力があればもうちょっとマシだったかもしれない

リアルトランス女性増田のこと

トランス歴15年くらい。

性別違和

幼稚園くらい。

・診断

受けてる。時間かかった。

ホルモン

使ってる。一日一回ディビゲル一包だけど、たまに忘れる。

・手術

ボトム手術だけ10年くらい前にした。

・豊胸、その他の美容整形

興味ない。

・声

ちょっとボイトレしたけど、低い声の方が好きだなって思って低めの声のまま。ガラガラ感は減らしてると思う。もう元の声の出し方がわからなくてよくわかんないけど。

戸籍

変えてる。裁判所に提出する用の診断書作成かにめちゃくちゃお金がかかって、「診断とホルモンと手術以外にまだこんなにかかるの!?」ってびびった。親にも支援してもらったのに、ほぼ貯金が壊滅した。

性的指向

ヘテロセクシュアルよりのパンセクシュアル。デート女性の方が楽しいしドキドキすることもあるけど、性的には男性でないとあまりうまくいかない。ノンバイナリーは付き合ったことない。トランスジェンダーと付き合いたかったが出会いがないままシス旦那ができた。

風呂

女友達などに誘われたら行くが、目立ってないかとか気を使うのが嫌で積極的には行かないし、部屋に一人で使える風呂がないところに泊まったことはたぶんない。トラブルになったことはない。というか、こっちは気を使うけど周りは見向きもしない。たまにおばあちゃんが「背が高いね」って話しかけてくる。

トイレ

トイレに並んでたつもりが後ろに女性待機列ができてしまったという出来事があって以来、女性トイレ使用。その前も増田の後ろで女性客が間違って男性用に入ったり、男性客が謝りながら慌てて外に出て女性トイレに入り直そうとしたらといったことが起きていた。小便器見ればちゃん男性だってわかるだろうに。

普通に使えるようになる前は、誰でもトイレや個室になってるカフェトイレを細かく記憶してやりくりすることも多かった。外出時にできるだけ水分を取らないのもコツ。トランス膀胱炎経験率は非常に高いらしいんだけど、幸い一度もならなかった。

スポーツ

中高と体育に参加できなかったかそもそも体の動かし方がわからなくて、いまさら会社健康診断健康のために運動しろと言われて困ってる。トランス友達に使いやすジムアドバイスとかを聞いているものの、行ったことはない。プロスポーツは興味ないけど、健康維持のためのスポーツは参加しやすくしてほしい。

トランスジェンダー友達

たぶん4-5人。ほぼ女性

シスジェンダー友達

たぶん5-6人。ほぼ女性

トランスジェンダー同士で集まったとき話題

最近面白かった本、映画ドラマとか。あとは受けたハラスメントの話をして愚痴り合う。知らん人に体を勝手に触られたとか、同僚のマンスプがやばいとか、そういうの。

家族

夫がいる。子供なし。ペットなし。犬飼いたいけど面倒見れる気がしなくて、責任ないことしたくないから諦めてる。

仕事

デスクワーク系。戸籍女性から誰も何も言わないけど、気づいてる人もいるっぽいし、自分からも信頼している相手には普通に話してる。

・埋没したい?

別にかな。ネット差別発言とか見ると怖くて埋没したくはなる。

・女らしくなりたい?

これも別にたまたま女だっただけで、そもそもあんまり趣味性格も女らしくないし、いわゆる女らしいファッションとかもほぼ興味ない。移行したてのときは新鮮で面白かったけど、いまとなってはむしろメンズライクな格好をしたい。

トランスジェンダーについてどう思う?

実際にイベントに行ったりして会ってみると、想像を超えていろんな人がいてびっくりする。別に女扱いされたいわけではないトランス女性別に男扱いされたいわけではないトランス男性が意外と多い。スムーズに移行できていない人は伏目がちで暗く自信がなさそうな人が多い。移行歴長い人ほど図太い。というか、もはや普段トランスであることを意識する機会が減るから、仲間が集まると楽しそうにしてたりする。

・悩んだこと

就職ときに困った。学歴男子校が入ってるから、誤魔化すべきか打ち明けるべきか悩みまくった。あと働くトランスジェンダーって、オカマバー風俗イメージしかなくて、どこに申し込んだらいいかからなかった。

・いま悩んでること

健康人間ドック受けるとき事情説明して男性用と女性用の検査を織り交ぜたりしてるけど(前立腺検査乳がん検査とか)、これで正解なのかわからない。健康診断の結果で男女で数値が分かれているもの判断がわからない。医者からは「女性の数値でいいでしょ」と言われたりするけど、明確な根拠のある医者に会ったことがない。

普段大変なこと

物価高で貯金が少しずつ削られてるから節約するか昇給まで粘るかしないといけない。

・いま興味あること

ブルーボーイ事件って映画が見たい。メンズ服をうまく取り入れたい。

トランスジェンダーコミュニティについて

若い人のサポートになりたいというのを思う。大抵目が死んでるし。

2025-11-17

そろそろ次の仕事を見つけないといけない。

貯金は3年以上生きられるくらいはある。

ただ段々と精神の余裕が無くなってきたような。

家庭が無いのは数少ない自分長所だなと。

何か勉強をして資格を取るか。

ただAI興隆している時代では取る資格も選ばないといけない。

ホワイトカラーは危なそう。ブルーカラーは体が持つかわからない。

キャリアとかそういう上流の人たちの話はついていけない。

スキルも無いのに何がキャリアだと。リクルート陰謀だろと。

もうみんな働かなくていいじゃない。もしくは週3日勤務くらいで生きていたい。

手取り60万あるけど生活厳しい

家族四人

子ども幼稚園小学2年

週末の出費は土日合わせて5万くらい

普段自炊

で、結構カツカツになる。

頑張れば貯金もできるけど、気を抜いたら普通にカツカツ

皆どうやってやりくりしてるんだ。

PS:嫁は専業

土日はでかけての買い物、外食とかしてたら合わせて5万くらいに

この時期は冬物買ったりするから余計出費がかさんだりする

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