サウジ増産主導、原油安で財政ダメージ 「痛み」覚悟でシェア追求
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【ドバイ=福冨隼太郎】石油輸出国機構(OPEC)と非加盟のロシアなどで構成する「OPECプラス」有志国が3カ月連続で大幅増産を決めた。世界経済の減速で需要が減るなかサウジは生産シェア維持のために供給拡大を進める。原油安はサウジ財政にダメージを与えており、「痛み」覚悟の判断を余儀なくされている。
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サウジなど有志8カ国は、5月31日のオンライン会合で7月の原油生産を日量41万1000バレ
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