「白兵戦」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 白兵戦とは

2025-09-03

YouTubeコモドドラゴン動画とかあるじゃん

あいうの見ると人間がなろう系漫画とかみたいにモンスターに剣とかで勝てるわけ無いじゃんって本気で思う。

圧倒的な戦闘力の差だよ。

現実世界とかでモドドラゴンと戦うとするなら剣で白兵戦とかしないだろ。

もっと人間らしく頭を使って研ぎ澄まされた狩りの手法集団の力で倒すことだろう。

からダンジョンに潜って戦闘とか、って本当にやるとしたらもっと狩猟のような感じになるはず。

とくに知能が低い、動物的なモンスター相手なら。

2025-08-09

孟子「戦いで白兵戦になった時、兵が鎧を捨て武器を引きずって逃げたとします。或る兵は百歩逃げてとどまり、ある兵は五十歩逃げてとどまりました。五十歩逃げてとどまった兵が百歩逃げた兵を、自分の方が勇気がある、お前は臆病者だと笑ったとしたなら、王様はこれをどう思われますか?」

恵王「嘘松ソース出せ。」

孟子(駄目だこいつ…早く何とかしないと…)

2025-08-05

ガンダム』のノーマルスーツって凄いよな 『ガンダム』で何が凄いっていちばんスゴイのはあのノーマルスーツ主人公たちや敵側のキャラ兵士たちがモビルスーツ戦闘機なんかの兵器に搭乗して操縦するときの、あのツナギみたいに身体フィットしててオートバイのフルフェイスヘルメットみたいなのを頭にかぶって着用しているアレ あれな、宇宙空間でも、アレだけで移動できるし、白兵戦っていうか格闘もできるんだぜ! ところで戦後昭和科学少年少女たちなら、例えば月面で活動しようとおもったら日向(ひなた)と日陰(ひかげ)で物凄い温度差があるので、実際にアメリカ月面着陸ミッションで使われた宇宙服は内部に水を循環させて極端な温度差がおきないように工夫されてる、ってのはよくおぼえてることとおもう つまり宇宙服って冷暖房完備なんよ! さてまたしてもところでなんだが、ここまでこの投稿を書いてる増田はナニを隠そう前をじゃなかった屋外交誘導警備員増田でな、ここ最近炎天下での苛酷な労働に対しての装備のぜんぜん足りてなさにおもうとこどころか業務うっちゃらかして帰っちゃいたいくらいなわけ、でだ、なんかもう全身をカバーするパワードスーツ?内部がエアコン完全装備みたいな?のを熱暴走してる脳で妄想しててさ、いやまてパワードスーツモビルスーツノーマルスーツってあるじゃん!!(実用化されてはないじゃん) …てなって『機動戦士ガンダム』のガジェットで何が凄いかってビームライフルビームサーベルザクマシンガンガンダムハンマー大気圏突入フィルムマグネットコーティングミノフスキークラフトやその他もろもろもそらスゴイけどな、やっぱいちばんはあのノーマルスーツやろ、なんやあの性能と技術と普及率(サイズ展開どうしてんにゃろ、やっぱそれで後半はブライトさんとかの操縦士じゃない要員はいかにも汎用品みたいな宇宙服になったんかな、ノーマルスーツってオーダーメイドぽいもんなサイズ) 以上、長々とお付き合い頂きましたが、ワイくん屋外交誘導警備員しましては、ノーマルスーツの開発と導入と運用を切に願うものでありセイラ・マス

おれの増田スパムおもしろいとおもうがなぁ

2025-07-05

anond:20250705143715

ガンダム』のノーマルスーツって凄いよな

ガンダム』で何が凄いっていちばんスゴイのはあのノーマルスーツ

主人公たちや敵側のキャラ兵士たちがモビルスーツ戦闘機なんかの兵器に搭乗して操縦するときの、あのツナギみたいに身体フィットしててオートバイのフルフェイスヘルメットみたいなのを頭にかぶって着用しているアレ

あれな、宇宙空間でも、アレだけで移動できるし、白兵戦っていうか格闘もできるんだぜ!

ところで戦後昭和科学少年少女たちなら、例えば月面で活動しようとおもったら日向(ひなた)と日陰(ひかげ)で物凄い温度差があるので、実際にアメリカ月面着陸ミッションで使われた宇宙服は内部に水を循環させて極端な温度差がおきないように工夫されてる、ってのはよくおぼえてることとおもう

まり宇宙服って冷暖房完備なんよ!

さてまたしてもところでなんだが、ここまでこの投稿を書いてる増田はナニを隠そう前をじゃなかった屋外交誘導警備員増田でな、ここ最近炎天下での苛酷な労働に対しての装備のぜんぜん足りてなさにおもうとこどころか業務うっちゃらかして帰っちゃいたいくらいなわけ、でだ、なんかもう全身をカバーするパワードスーツ?内部がエアコン完全装備みたいな?のを熱暴走してる脳で妄想しててさ、いやまてパワードスーツモビルスーツノーマルスーツってあるじゃん!!(実用化されてはないじゃん)

…てなって『機動戦士ガンダム』のガジェットで何が凄いかってビームライフルビームサーベルザクマシンガンガンダムハンマー大気圏突入フィルムマグネットコーティングミノフスキークラフトやその他もろもろもそらスゴイけどな、やっぱいちばんはあのノーマルスーツやろ、なんやあの性能と技術と普及率(サイズ展開どうしてんにゃろ、やっぱそれで後半はブライトさんとかの操縦士じゃない要員はいかにも汎用品みたいな宇宙服になったんかな、ノーマルスーツってオーダーメイドぽいもんなサイズ)

以上、長々とお付き合い頂きましたが、ワイくん屋外交誘導警備員しましては、ノーマルスーツの開発と導入と運用を切に願うものでありセイラ・マス

2025-06-26

anond:20250626125317

Perplexity Proのリサーチに同じプロンプトを入力たらこんな感じ

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## フランクキャンパーのマーセナリースクール日本人参加者

### フランクキャンパーとマーセナリースクール概要

フランクキャンパー(Frank Camper)は元ベトナム戦争退役軍人で、1980年アメリカアラバマ州に「ザ・マーセナリースクール」(The Mercenary School)を設立しました[1][2]。キャンパーベトナム戦争時代にLRRP(Long Range Reconnaissance Patrol:長距離偵察部隊)に所属し、その後傭兵として活動した経歴を持っていました[1]。

この学校は、アラバマ州ウォリアー川沿いの77エーカー土地に設置され、コンバット技術サバイバル訓練、銃器訓練、白兵戦、体力訓練などを内容とする2週間のコースを350ドル(後に500ドル)で提供していました[2][3]。訓練は軍隊の制約を受けない過酷もので、「食事睡眠自分で機会を作らなければならない」という方針のもと実施されていました[4]。

### 学校の特徴と運営

マーセナリースクールは『ソルジャー・オブ・フォーチュン』誌などの軍事専門誌に広告掲載し、学生募集していました[2][3]。学校には国際的学生が集まりアメリカカナダドイツ日本スペインイスラエルノルウェーフランスなど多くの国から参加者がありました[5]。

キャンパー学校設立目的として「アメリカ政府が多くの情報を得て、犯罪者テロリストを阻止する成功的な作戦を開始できるようにすること」と「将来的にアメリカ政府のために働く可能性のある外国人を見つけ出し、証明すること」を挙げていました[2]。実際に、1981年から1986年まで、キャンパー学校アメリカ政府から約25,000ドルを受け取り、学生情報政府提供していました[2]。

### 日本人の参加状況と関連書籍

#### 落合信彦体験取材

最も著名な日本人参加者は、ジャーナリスト落合信彦でした。落合1982年頃にキャンパー出会い傭兵に関する書籍執筆のために取材を行いました[6]。この取材をもとに、1982年に『傭兵部隊 その栄光孤独』が集英社から出版されました[7]。この本は1985年集英社文庫として再版され、フランクキャンパーのマーセナリースクールでの体験が詳細に記述されています[8][9]。

#### 高橋和弘による体験

より詳細な日本人参加者の記録として、高橋和弘氏による著作があります高橋氏は実際にマーセナリースクール入学し、その体験を『USサバイバルスクール 極限の野外生存術』として著しました[10][11]。同氏は、落合信彦の『傭兵部隊』の内容について実際の体験に基づく検証を行い、本に記述された内容と実際の状況との相違点を指摘しています[10][6]。

高橋和弘氏は他にも以下の関連書籍翻訳著述しています[11]:

### 学校の閉鎖と影響

マーセナリースクール1986年キャンパー逮捕されたことで閉校となりました[2]。キャンパーテロリストの訓練を行ったという疑いや、1985年カリフォルニア州での車両爆破事件に関与したとして14年の刑を受けました[12]。

### 日本でのサバイバルブームへの影響

1980年代の日本では、これらのアメリカ傭兵学校の影響を受けてサバイバルブームが起こりました[1]。アメリカで訓練を受けた日本人たちが帰国後、千葉県などに独自サバイバルスクール設立し、ラペリングランドナビゲーション、E&E(Escape and Evasion)などの訓練を提供していました[1]。これらの学校には自衛官も参加し、当時の軍事サバイバル関連の文化に大きな影響を与えました[1]。

### 並木書房との関連

並木書房軍事戦争関連の専門出版社として知られており、元傭兵高部正樹氏の著作戦争ボランティア』(1995年)や『戦友 名もなき勇者たち』などを出版しています[13][14]。しかし、フランクキャンパーのマーセナリースクールに関する日本人参加者体験記が並木書房から出版されたという直接的な記録は、調査範囲では確認できませんでした。

高部正樹氏は1980年代後半にアフガニスタン傭兵活動を開始しており[15]、時期的にはマーセナリースクールの存続期間と重なりますが、同氏の著作では主にミャンマーボスニア・ヘルツェゴビナでの体験が中心となっており、アメリカ傭兵学校での訓練については言及されていません[16][17]。

フランクキャンパーのマーセナリースクールは、1980年代のアメリカにおける民間軍事訓練の先駆けとして、また冷戦期の特殊社会情勢を反映した施設として、軍事史上重要位置を占めています日本人参加者による記録は、当時の国際的軍事訓練の実態と、それが日本軍事サバイバル文化に与えた影響を示す貴重な資料となっています

anond:20250626125317

はいデマ普通にでたぞ

フランクキャンパーという元ベトナム退役兵が1980年代傭兵学校設立しました、並木書房から日本人の参加ルポが出ていたと思いますがその詳細を教えてください

エコー・イン・ジャパンフランクキャンパー並木書房、そして傭兵の呼び声に応えた日本人

序論:「傭兵ブーム」と一読者の記憶

質問の内容は、単なる書籍の問い合わせにとどまらず、1980年代日本における特異な文化的モーメントを映し出す歴史的アーティファクトである。この時代日本では軍事特に傭兵特殊部隊といったロマンチックかつ危険世界への大衆的関心が急激に高まった 1。この熱狂は、落合信彦氏のような作家が手がけた「スーパードキュメント」と呼ばれるノンフィクションによって大きく煽られた。特に、氏の著作傭兵部隊』はフランクキャンパーを大きく取り上げ、後の日本人参加者を含む当時の若者たちに強烈なインスピレーションを与えたのである 1。

報告書は、ご質問者が記憶されている「日本人の参加ルポ」と完全に一致する一冊の本存在しないものの、その記憶フランクキャンパー高橋和弘、毛利元貞といった人物並木書房による出版物、そしてキャンパー学校とその「後継」組織という、相互に関連し合う魅力的なネットワークを指し示していることを明らかにする。その全貌は、一個人の参加報告よりもはるかに複雑で、示唆に富むものである

この現象を解き明かす上で、並木書房役割は極めて重要である。同社は単に受動的な出版社ではなく、日本市場に向けて「傭兵」や「サバイバル」といった特定サブジャンルを積極的開拓形成した「キュレーター」であった。まず、1990年高橋和弘訳によるフランクキャンパー自身の著書『ザ・マーセナリー』と『ザ・ラープ』を出版し、日本におけるキャンパーブランド確立した 9。同年、その翻訳者である高橋自身体験記『USサバイバルスクール』を刊行 14。これは、確立されたキャンパーブランド翻訳者信頼性を利用して、新たな日本オリジナル作品市場に投入する戦略であった。翌年には、キャンパー象徴する世界に直接繋がるもう一人の日本人毛利元貞の『傭兵修行』を出版した 15。この一連の流れは、海外の著名な人物を輸入してブランド化し、次にそのブランドに連なる国内物語を発掘・出版することで、ニッチ市場全体を掌握するという、並木書房意図的戦略を示している。

第1章:スクール創設者フランクキャンパー解体

1.1. 論争の的となった経歴:兵士情報提供者、そして神話創造

フランクキャンパー公的ペルソナと、彼が設立した傭兵学校信頼性の核となっていたのは、その軍歴であった。彼は自身ベトナム戦争従軍した第4歩兵師団の長距離偵察パトロール(LRRP)隊員であると主張し、そのエリートとしての経歴を喧伝した 17。この物語は、後に日本で『ザ・ラープ 長距離偵察部隊』として翻訳出版される自著『LRRP: The Professional』によって、さらに補強された 10

しかし、1985年に公開された公式の軍記録は、彼が歩兵およびトラック運転手として訓練を受けたと記しており、その経歴に疑問を投げかけた 17。この矛盾は、1988年キャンパー自身上院委員会公聴会証言したことにより、ある種の解決を見る。彼は、軍事情報部、CIA、ATF(アルコールタバコ火器及び爆発物取締局)、FBIとの「高度な機密指定を受けた経歴」を明らかにし、矛盾する記録は情報機関によるカバーストーリーであったと説明した 19。彼によれば、1970年から秘密情報提供者として活動し、アメリカ共産党(CPUSA)やアラバマ黒人解放戦線(Alabama Black Liberation Front)のような組織に潜入していたという 17。この兵士情報提供者という二重のアイデンティティこそが、彼の行動を理解する上での鍵となる。

1.2. マーセナリースクール1980年-1986年):準軍事事業実態

1980年キャンパーアラバマドロマイト近郊で「マーセナリースクール」を開校した。当初、実地訓練はフロリダで行われていたが、原子力発電所付近での不法侵入容疑による逮捕後、拠点アラバマジェファーソン郡のウォリアー川沿いにある77エーカー森林地帯に移した 17

学校は『ソルジャー・オブ・フォーチュン』のような軍事雑誌宣伝され、2週間のコース料金は350ドルから500ドルに設定されていた 17。訓練内容は、体力トレーニング銃器の取り扱い、白兵戦ナイフ格闘術、サバイバル技術ランドナビゲーション(地図判読)、E&E(脱出回避)、爆発物、ブービートラップの設置など、多岐にわたった 1。機密解除されたCIA文書には、司令部であった「バンカー」の様子や、実弾が飛び交う中で行われた「ライブ・ファイア」演習の生々しい記述が残されている 22。

キャンパー学校設立理念として、米国政府のための情報収集と、将来的な協力者となりうる外国人資質を見極めることの2点を挙げていた 21。これは彼が担っていた情報提供者としての役割と一致する。しかし、批評家たちからは、この学校は単なる「大規模なペインボールゲーム」に過ぎないと揶揄されてもいた 17

1.3. 無頼漢学び舎テロ犯罪の温床

キャンパー学校は、単に軍事技術を教える場にとどまらず、国際的テロリズムや犯罪と深く結びついていた。

1984年から85年にかけて、4人のシーク教過激派がこの学校で訓練を受けた 17キャンパーは彼らに武器や爆発物の使用法、暗殺技術指導した 21。彼は、当時インドラジブ・ガンジー首相の訪米に合わせた暗殺計画を阻止するため、FBIと協力しておとり捜査を進めていたと主張している 17しかし、このおとり捜査の網をすり抜けた2人の訓練生が、キャンパー学校からまれたとされる爆発物を使用し、1985年に329名の命を奪ったエア・インディア182便爆破事件を実行した 21。キャンパーは後に、容疑者全員を逮捕できなかったのは、自身提供した情報関係機関によって不適切に扱われたためだと非難した 21。

学校終焉を決定づけたのは、1985年キャンパーと3人の教官カリフォルニア州学校経営者から依頼を受け、元従業員の車に爆弾を仕掛けた事件であった 21。彼らは1986年5月逮捕され、この逮捕アラバマ司法長官に、州の私立学校免許なしで運営されていた同校を閉鎖する法的根拠を与えた 17キャンパー有罪判決を受け、14年の懲役刑を宣告されたが、実際には5年半服役し、1991年12月に釈放された 17

この一連の出来事は、マーセナリースクールが単に犯罪者が集う場であったという以上に、より複雑な本質を持っていたことを示唆している。キャンパー公言していたように、この学校米国政府のための情報収集目的とした「ハニーポット(蜜の壺)」として構想され、運営されていた。その設計思想自体が、過激派犯罪者を引き寄せるものであった。彼は実際に、ナイジェリアへの武器密輸計画KKK関連のクーデター計画など、訓練生の違法行為当局通報し、逮捕に貢献している 17シーク教徒の事件に関するFBIの宣誓供述書にも、アラバマ州の「信頼できる情報源」から通報があったことが記されている 22。

しかし、このモデルは致命的な欠陥を抱えていた。エア・インディア機爆破事件は、この「ハニーポット戦略破綻した最悪の事例であるキャンパーが教えた技術は、彼が仕掛けたおとり捜査の網をすり抜けたテロリストによって、悲劇的な形で実行されてしまった。したがって、この学校遺産は単なる犯罪歴史ではなく、国家による情報収集活動民間委託され、危険個人を「育てる」ことと「罠にかける」ことの境界線曖昧になった結果、大惨事引き起こし高リスク秘密工作の失敗例として記憶されるべきである学校存在のものが、ある種の秘密工作の一環であり、その破綻は、その機能から直接的にもたらされた必然的帰結であった。

第2章日本との接点-並木書房から出版された参加報告

2.1. 直接的な回答:高橋和弘の『U.S. Survival School』

質問者が記憶されている「日本人の参加ルポ」に最も直接的に該当するのが、高橋和弘氏による著作である高橋氏はアウトドアサバイバル技術に造詣の深い日本ライター翻訳家であり、並木書房から出版されたキャンパーの著書の日本語訳も担当していた 9。

1990年並木書房は彼のオリジナル著作『USサバイバルスクール―極限の野外生存術』を出版した 14。この本こそが、ご質問の核心に触れる一次資料である。本書は、高橋自身アメリカ渡り、8つの異なるサバイバルおよび軍事スクールに参加した際の体験を綴った一人称ルポルタージュであり、その第3章が「傭兵学校マークスクール(MS)」と題され、ユーザー記憶する詳細な参加報告が記されている 14。

2.2. 決定的な繋がり:「マークスクール」と教官ピート

重要なのは高橋氏が参加した「マークスクールMS)」が、1986年に閉鎖されたキャンパーアラバマ学校のものではないという点である調査によれば、この学校は、フランクキャンパーの元アシスタント教官であった「ピート」という人物が新たに設立した「後継」の学校であったことが特定されている 2。この事実は、毛利元貞氏のWikipediaページの脚注において、高橋自身の著書『USサバイバルスクール』を典拠として明記されている。「スペシャルアサルトスクール」とも呼ばれたこの後継学校は、ミシシッピ州拠点を置いていた 2。

この事実関係を整理することで、ご質問者の記憶の謎が解ける。記憶機能的には正しく、しかキャンパーという著名な名前と、実際に日本人が報告した学校とを混同していたのである。その報告は、キャンパー弟子運営し、キャンパーを中心としたカタログを構築していた並木書房から出版された、「キャンパースタイル」の傭兵学校に関するものであった。つまり、ご質問者の記憶の核心は正しく、その背景には直接的な血脈存在していた。1990年当時の読者にとって、キャンパー本人の学校と、その直系の後継者運営する学校との区別些細なものであり、体験の「精神」はキャンパー遺産のものの延長線上にあったのである

2.3. 並行する物語日本人教官毛利元貞

この物語には、もう一人の重要日本人が登場する。1964年まれ毛利元貞氏である 2。彼もまた落合信彦の『傭兵部隊』に触発され、より実践的な経験を求めて自衛隊、そしてフランス外人部隊へと進んだが、いずれも脱走している 2。

彼の探求は、アメリカピート運営するミシシッピ州の「スペシャルアサルトスクール」へとたどり着く。しかし、彼は参加者としてではなく、その卓越した技能を認められ、同校の「教官」となった 2。1991年並木書房は彼の体験をまとめた『傭兵修行世界冒険を求めて』を出版した 15。この本は、ジャーナリスト的な参加者として訪れた高橋氏の視点とは対照的に、組織スタッフとして完全に内部に溶け込んだ日本人視点から描かれた、ユニークで並行する報告となっている。

高橋氏と毛利氏の物語は、このアメリカサブカルチャーに対する日本人の二つの異なる関与の形を象徴している。高橋氏は、体験し、記録することを目的とした「観察者・記録者」であり、その役割本質的にジャーナリスティックであった 14。一方、毛利氏は、その世界を報告するだけでなく、自ら生きることを目指した「実践者・求道者」であり、その目標プロフェッショナルになることであった 2。並木書房がほぼ同時期に両者の著作出版したことは、同社が、体験談を読んで楽しみたい「 armchair enthusiast(安楽椅子探偵)」層(高橋の読者)と、自らもそうなりたいと夢見る層(毛利の読者)の両方を読者層として認識していたことを示唆している。二人の本は、日本の「傭兵ブーム」が内包するファンタジーの全スペクトラムに応えるものであった。

表1:フランクキャンパー周辺の主要な日本出版物

書籍タイトル(日本語)

英語翻訳原題

著者/翻訳者

出版社

関連性

ザ・マーセナリー 傭兵たちの世界

Merc: The Professional

フランクキャンパー (著), 高橋和弘 (訳)

並木書房

1990

キャンパー自身傭兵としてのキャリアを語り、日本での彼のペルソナ確立した 9。

ザ・ラープ 長距離偵察部隊

LRRP: The Professional

フランクキャンパー (著), 高橋和弘 (訳)

並木書房

1990

キャンパーベトナム戦争回顧録日本の読者に対して彼の軍事的<

2025-06-22

ガンダム』のノーマルスーツって凄いよな

ガンダム』で何が凄いっていちばんスゴイのはあのノーマルスーツ

主人公たちや敵側のキャラ兵士たちがモビルスーツ戦闘機なんかの兵器に搭乗して操縦するときの、あのツナギみたいに身体フィットしててオートバイのフルフェイスヘルメットみたいなのを頭にかぶって着用しているアレ

あれな、宇宙空間でも、アレだけで移動できるし、白兵戦っていうか格闘もできるんだぜ!

ところで戦後昭和科学少年少女たちなら、例えば月面で活動しようとおもったら日向(ひなた)と日陰(ひかげ)で物凄い温度差があるので、実際にアメリカ月面着陸ミッションで使われた宇宙服は内部に水を循環させて極端な温度差がおきないように工夫されてる、ってのはよくおぼえてることとおもう

まり宇宙服って冷暖房完備なんよ!

さてまたしてもところでなんだが、ここまでこの投稿を書いてる増田はナニを隠そう前をじゃなかった屋外交誘導警備員増田でな、ここ最近炎天下での苛酷な労働に対しての装備のぜんぜん足りてなさにおもうとこどころか業務うっちゃらかして帰っちゃいたいくらいなわけ、でだ、なんかもう全身をカバーするパワードスーツ?内部がエアコン完全装備みたいな?のを熱暴走してる脳で妄想しててさ、いやまてパワードスーツモビルスーツノーマルスーツってあるじゃん!!(実用化されてはないじゃん)

…てなって『機動戦士ガンダム』のガジェットで何が凄いかってビームライフルビームサーベルザクマシンガンガンダムハンマー大気圏突入フィルムマグネットコーティングミノフスキークラフトやその他もろもろもそらスゴイけどな、やっぱいちばんはあのノーマルスーツやろ、なんやあの性能と技術と普及率(サイズ展開どうしてんにゃろ、やっぱそれで後半はブライトさんとかの操縦士じゃない要員はいかにも汎用品みたいな宇宙服になったんかな、ノーマルスーツってオーダーメイドぽいもんなサイズ)

以上、長々とお付き合い頂きましたが、ワイくん屋外交誘導警備員しましては、ノーマルスーツの開発と導入と運用を切に願うものでありセイラ・マス

秀吉の死で征明の野望は終わった

李舜臣(イ・スンシン)の水軍豊臣秀吉水軍(主に九州西日本の諸大名による水軍)を破った理由は、以下のような作戦上の優位性と戦略的判断によるものです。

✅ 1. 地形と地元海域の熟知

李舜臣朝鮮南部リアス式海岸多島海の複雑な地形を熟知しており、狭い海峡や浅瀬を巧みに利用しました。日本の大型船が動きにくい海域誘導し、機動力の高い朝鮮水軍の得意な戦いに持ち込みました。

✅ 2. 亀甲船(コブクソン)の活用

朝鮮水軍は装甲された亀甲船(鉄板や木で覆われ、敵の矢や火に強い)を運用しました。これは当時の日本水軍の主力である登り船(のぼりぶね)や大型輸送船に対して非常に有利でした。

✅ 3. 遠距離攻撃主体の戦法

李舜臣は、火砲(火矢・大砲)による遠距離戦法を重視しました。日本水軍白兵戦(乗り移っての戦い)に長けていましたが、それをさせずに船を沈めたり炎上させる戦法で多くの損害を与えました。

✅ 4. 奇襲と奇策による戦術勝利

例えば:

• **閑山島海戦(1592年)**では、日本側が油断していたところを奇襲。

• **鳴梁海戦(1597年)**ではわずか13隻の兵力日本の約300隻の艦隊撃退奇跡的な戦術)。

✅ 5. 朝鮮水軍の統率と士気

李舜臣指揮官として極めて優秀で、兵士たちからの信頼も厚く、統率のとれた水軍運用を実現していました。兵の士気が高く、緻密な訓練もなされていたとされています

✅ 6. 日本水軍戦略的限界

豊臣秀吉の軍は主に陸戦主体で、水軍の質・連携では朝鮮側に劣りました。水軍間の連携不足や海戦経験の少なさも、敗因につながりました。

🏁 結論

李舜臣の勝因は、地の利・優れた艦船戦術選択・兵の士気相手の弱点を突く指揮能力にあります。彼の戦法は、当時の東アジア海戦において非常に革新的で、世界的にも高く評価されています

以下の戦術図を使って、鳴梁海戦と閑山島海戦李舜臣がどのように戦術的に地形・敵を活かしたかを詳しく解説します。

🛡️ 閑山島海戦(1592年8月15日

• **戦術図(左上)**では、朝鮮艦隊がU字型の「鶴翼陣(hakikjin)」を展開。

日本艦が捨て船に誘われて鶴翼陣の中心部誘導されると、左右から包囲。

中央に配された**亀甲船(コブクソン)**が火砲を集中発射し、日本艦を破壊  。

• 結果、日本艦隊約100隻撃沈という大勝利

戦術ポイント

1. 捨て船で任意場所誘導

2. U字型で包囲・側面射撃

3. 亀甲船を中央に置き、火力の集中投射

🌊 鳴梁(ミョンニャン)海戦(1597年10月26日

• **戦術図(右下)**では、幅約300mの狭い鳴梁海峡舞台にした戦術

朝鮮艦は潮流と地形を背景に、北口わずか13隻を展開 。

日本艦約330隻が潮に押され狭所に突入すると、航行が乱れ、接舷を狙う前に混乱。

朝鮮軍は一列配置で火砲と矢を放ち、一隻ずつ沈めていきました 。

• 結果:30隻以上撃沈、日本艦大混乱。朝鮮艦は無傷 。

戦術ポイント

1. 狭水道+強潮流を「天然の防壁」に。

2. 敵を一点突破させ、流れで混乱・衝突誘発。

3. 長蛇陣(1列)で砲撃しながらじわじわ殲滅

🔑 共通する戦術の核心

要素 閑山島海戦 鳴梁海戦

地形利用 開放海域+島で包囲 狭水道+潮流の罠

誘導 捨て船+鶴翼陣 急潮の海峡誘導

陣形 U字「鶴翼陣」 一列「長蛇陣」

兵器 亀甲船+火砲 パノクソン+火砲

戦術意図 包囲・包み込み 分断・一点集中

🎯 なぜ有効だったのか?

地理と潮流の徹底活用:どちらの海域李舜臣朝鮮軍が熟知し、敵は盲目的に罠へ誘導された。

陣形による戦力の最大化:少数艦でも高い火力を広い範囲へ展開。

兵器特性戦術に反映:亀甲船とパノクソンという砲艇戦優位の艦種を最も効果的に使える配置。

• 敵戦術無効化日本白兵戦志向砲撃戦で封じ、敵の強みをそぎ落とした。

🧭 結論

戦術図を見ると、李舜臣地の利・地形・潮流・兵器性能を完全に掌握し、それらを誘導と配置という戦術に落とし込みました。形が異なる2つの海戦ではありますが、根底にある哲学は一貫しており、これこそが李舜臣戦術的卓越性を示しています

2025-05-22

anond:20250521114240

エヴァ劇場版戦略自衛隊が攻めてくるシーン、めっちゃ衝撃的だったけどこれ初代ガンダムオマージュだよね?

最近初代ガンダム見てホワイトベース乗り込まれ白兵戦するシーン見て初めて気づいたわ

普段前線に出ないオペレータとかも参加するから盛り上がるよな

2025-05-15

anond:20250514123803

白兵戦をしないならどうしてガンダムが人型である必要があるんだ?

白兵戦正当化するためにミノフスキー粒子というギミックを用意したり、ガンダム説得力を持たせる工夫は色々とされている。

いかどうかは別として、これがガンダム

2025-04-08

初代ガンダムほぼ初見メモ・哀戦士編(後半)

ランバ・ラルは「敵ながら素晴らしい人物」みたいなイメージだったが、アムロ連邦軍だと分かると、後をつけてホワイトベース見つけるとか姑息で草。でも職業軍人からそれで良いのか

コクピットが壊れてパイロット同士が対峙するのは都合良すぎだけど、逆にハリウッドっぽい画作りだよな

白兵戦ホワイトベースに攻め込まれるシーン、旧劇エヴァ戦略自衛隊はこれのオマージュだったのかな

・戦う理由に悩んだり逃げ出したりってのも、エヴァガンダムオマージュしてる部分なのかなー。さら元ネタあるんだろうか? (ヤマトとか? 見てないから分からない)

能力は高いが指示に従わない、型破りな若者=新人類=ニュータイプってのがよく分かる

黒い三連星ガンダム活躍楽しいシーンかと思いきやマチルダの死と一緒だったのか...

ハモンが死んだりリュウが死んだり、重いエピソードが続いてからのミハルエピソードキツイなぁ

・ミハルエピソード子供の頃に再放送で見た記憶がある。当時はミハルが落下したのに気づかないカイが滑稽に見えたが...。異質なエピソードだが映画カットされなくてよかった

・「お急ぎですか」のフレーズは、分かっててもおおってなる

ジオンのあの野郎、みたいに言うけど、ミハル編に出てくるジオン兵はそんなに悪いやつのようには描写されてないよな。まあ民間人捨て駒にしてるのは悪だが

ミクロに見れば、連邦ジオン兵士はいい人もいればいけ好かない野郎もいるって描写だよな。やや連邦の方がいけ好かない野郎が多めで、作者の戦争体験とか反映されてそう

・そうは言ってもジオンは大量殺人やらかしてるのだが、、

オデッサ作戦がどうこう言ってたけどよく分からなかった。ググったら奪還作戦だったの? ホワイトベースは延々攻め込まれ防衛戦してたように見えたのだが

・あとホワイトベースエンジンが不調? いつの間にか直った? のもよく分からなかった(ミライがなんか言ってたが聞き取れずにスルーしてしまった)

考察しようと思えばいくらでも考察できそうな情報量の多さはすごい。絵柄は昔のアニメなのに情報量エヴァとかと変わらない

ジャブロー子供たちが爆弾を全部発見するのはさすがにちょっと笑った。数体のジムは爆発しても良かったのでは

・なんかシャアとの戦いが唐突に終わったけど、結局ジャブローは落とされてない?

ホワイトベースがフワーっと浮き上がって宇宙を目指すのは不思議な感じ。レールみたいなのにのって射出されるのだとばかり思ってた。まあミノフスキー粒子原理を使えば、ゆっくり加速して第2宇宙速度に到達できればいいのか

・第3部も楽しみ。見る前にジークアクス始まっちゃうけど

2025-04-06

もし東大京大レベルの知能じゃないとAIの方がマシってなってくると、繁殖欲をそそる見た目の美しさとかが人間の1番の価値になっていくのかな

白兵戦による戦争がなくなり、肉体労働重機がやるようになって筋肉価値がなくなってきてたけど

今度はルッキズム的な意味合い筋肉復権するかもしれないな

2025-03-10

anond:20250310191857

銃を使わない白兵戦戦争要素の強い競技として、以下のものが挙げられます

1. Buhurt(HMB:Historical Medieval Battle)

概要: 中世甲冑を着用し、実際に金属製武器(刃引きされていない剣、メイスポールアームなど)を使って戦う格闘戦型の競技

戦争要素:

多対多の戦闘(5vs5、12vs12、21vs21などの大規模戦がある)。

実際の戦争装備(甲冑、盾、剣)を使用し、物理的に相手を倒す。

戦術連携重要相手を転倒させることが勝敗に直結)。

国際規格: **HMBIA(Historical Medieval Battle International Association)**が公式ルール策定し、世界大会「Battle of the Nations」を開催。

2. Buhurtのライト版(IMCF / ACL

概要: Buhurtと似ているが、より柔軟なルールのもとで開催される競技

戦争要素:

Buhurtと同様の装備・武器使用

1対1のデュエル戦もあるが、多対多の乱戦形式存在

国際規格: **IMCF(International Medieval Combat Federation)やACL(Armored Combat League)**などが統括。

3. Jugger(ジャガー

概要: ラグビー白兵戦を融合した競技で、スポンジ製の武器を使いながらゴールを狙う。

戦争要素:

5vs5の戦闘攻撃手、ディフェンスフラッグランナーなどの役割あり)。

チーム戦術が求められる(相手の防御を突破し、ゴールを決める)。

武器種ごとに攻撃範囲役割が異なる(剣、槍、フレイルなど)。

国際規格: 世界大会「Jugger World Championship」が開催。

4. LARP戦闘Live Action Role-Playing Battle)

概要: LARPの中で実際に戦闘を行うもの。スポンジや発泡素材の武器使用

戦争要素:

大規模戦(数十~数百人)が可能

陣形、指揮、作戦実施が求められる(中世戦争再現に近い)。

撃破判定がある(ヒットポイント制、ヒット即退場など)。

国際規格: 地域ごとのルールはあるが統一規格はない。「Dagorhir」「Belegarth」などの組織が大規模戦を運営

5. Kendo(剣道)・HEMA(Historical European Martial Arts)

概要: 剣技を競う競技だが、基本的に1対1での戦いが主流。

戦争要素:

歴史的戦闘技術再現しているが、多対多の戦闘は少ない。

戦術連携要素は薄く、個人戦闘技術が重視される。

国際規格: FIK(国際剣道連盟)、HEMAは複数団体ルールを定めている。

結論

最も戦争要素が強い白兵戦競技は Buhurt(HMB) であり、

次点として Jugger や LARP戦闘 が続きます

2025-01-04

[]1月3日

ご飯

朝:サイゼリヤ飲酒。昼:なし。夜:ラーメン屋飲酒。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすー。

酒飲んでゲームして良い一日だった。

○ クロガネ回姫譚-閃夜一夜-

・はじめに

現実とは少し違う歴史を辿ったためテロが非常に多く発生するようになった日本舞台に、テロリストの鎮圧を主目的とした特殊警察部隊たまごたちの活躍を描いたSFバトルなテキストアドベンチャーゲーム

開発はみなとそふと兄弟ブランドみなとカーニバルで、18禁版の後発版も出ているため美少女ゲームテイストが強い作品

選んだヒロイン毎に異なるストーリーが展開し、最後にそれらを統括するトゥルールート解放される王道システムもらしい。

ただ、各ヒロインたちが魅力的なのは確かだが、男性主人公白銀正宗がとにかく活躍しまくる燃えゲーの側面も強くあり、バトルあり、サスペンスあり、知略なコンゲーム展開ありと、恋愛一辺倒ではない。

超能力日本刀、銃火器、下衆い大人の裏をかく知恵働きパートと、子供の好きなものてんこ盛りな、熱く燃えて沸る展開が続く面白いゲームだった。

そこに水をさすように、政治社会には簡単解決策などなく地道な努力必要だと説くパートもあるバランス感もよかった。

共通ルート個別ヒロインルートトゥルールートとそれぞれのルート毎に感想を書いていく。

共通ルート

なかなか込み入った設定をしている上に登場人物達も多く相関図も複雑だが、共通ルートの設定開示が丁寧かつダレない展開が続いて面白かった。

共通ルートでは主に三つのパートが進む。

一つは特殊警察部隊養成機関に通う登場人物達の日常

特殊警察部隊の隊員になるための学校舞台で、警察などの仕事放課後バイトで手伝えるとっぴな設定が面白い

主人公白銀正宗が金にがめつい守銭奴気質なことと密接な関係にあるのも良き。

二つ目学校の中でも特別エリート学生達だけで構成され、訓練でなく実戦でテロリストと対峙する黒金班のストーリー

主人公達は黒金という特殊物質を通して、超能力が使える、この超能力は使える人間が限られるため学生でも実戦に出れるという設定。

さら電化製品火薬一時的無効化する超兵器もあるため、テロリストをサクサクと倒していける。

エンタメ娯楽物語的が過ぎるかもしれないが、ワクワクする設定かつ、一長一短な黒金の力は万能ではないと苦戦する描写もあって良いバランス感だった。

アクションやバトルも多いが、上層部との駆け引き交渉など、会話や議論パートもあるのは好みな展開だった。

三つ目はそんな黒金班のライバル、同じく黒金を使う別の学校との対立

こちらはケレン味しましのアクションや知略駆け引きなどが楽しめる。

警察内の立場争いなので内輪揉めに過ぎないのだが、かなりハードシリアスな展開になっていく。

超能力同士のぶつかり合いだが、単純な力比べではなく作戦を立てるパート能力を工夫するパートがあるのが面白かった。

この共通パートを通じて主人公白銀正宗がいいやつで大好きになれた。

守銭奴で人付き合いも悪いファーストインプレッションはそのままに、何故お金固執する必要があるのか、人との距離を過剰に取る理由はなんなのかが徐々に明かされていく。

外面はともかく、内心はかなりウジウジしたキャラなのが可愛い

そして何より、超有能で白兵戦はもちろん頭も回るすごいキャラなのが楽しく、テロリストや同じ黒金使いをサクサクと倒せるところが、後半の個別ルートでの苦戦や苦悩の布石になってるのがいい。

美少女ゲームを遊ぶときに、ヒロインよりも先に主人公の方を好きになれたらもうどハマりしてる証拠だと思う。

・伏姫ルート

伏姫ルートはかなり少年漫画なバトルシーンましましで痛快なストーリーだった。

伏姫は同い年ながら世話焼きでかつ、うじうじしがちな主人公とは対照的根明でまっすぐなキャラだ。

本作の独自設定で超能力のみなもとである黒金の使い手たち、その中でも4本の指に入る四天王達との対峙が主軸となる。

そのためメインヒロインだけでなく、暫定光速ダモクレスという超強い男キャラにもかなり焦点が当てられる。

主人公達はあくま学生なので、単純な力比べでは四天王には劣るのだが、それを知恵と勇気で逆転していくのが見所。

特に敵の能力、暫定光速の弱点を非常に身近でありふれた機械無効化するくだりはワクワクさせられた。

四天王とのバトルが主軸ながら、伏姫との恋愛パートもあるし、国家権力正義を振るうことの意味という大きなテーマもあっさりではあるがふれられていて、読み応えの多いパートだった。

天国ルート

天国ルート恋愛要素ましましの王道美少女ゲームらしいルートだった。

天国主人公の幼馴染で婚約者自称しているグイグイくる系ヒロイン

それともう一人、主人公だけに見える謎の幽霊女の子東郷にもスポットライトがあたる。

バトルパートや知略パートも控えめなのでちょっと僕の好みとは離れていた。

序盤から前振りがされている残酷真実が徐々に開示されて行くところは恐ろしくもあったが、そのあたりを愛の力で乗り越えていけちゃうのが少ししっくりこなかった。

感動的な泣かせるパートもあるのだけど、ちょっとこの辺は主人公メインヒロイン関係値に終始したせいで上滑りしていたかもしれない。

・虎鉄ルート

虎鉄ルート連続殺人を追う過程で謎が明らかになっていくサスペンスルートだった。

虎鉄は年下で無口だが美味しいものや目新しいものを見ると食い付きがいい不思議な面もあるキャラ

小動物的ではあるが先輩達に懐かない虎鉄が少しづつ態度を柔らかくしていく。

このルート連続殺人事件が話のメインになっているが、割となんでもありな世界観ながらもしっかりと知恵を絞ってタネを見抜こうとする過程面白かった。

立ち絵がないモブ一般警察達も必死に頑張っていることが伝わるシーンが多く、この辺も好きなところ。

玉鋼ルート

玉鋼ルートは知略対知略のコンゲーム主題ルート

玉鋼は先輩で真面目な堅物ながら女児アニメが好きな可愛い一面もあるキャラ

僕の一番好きなルートだった。

ただ、お当番の玉鋼よりも、敵として戦うことになる敷島ミカサが魅力的だった。

敷島ミカサ学生ながら、幻覚を見せる強力な黒金を使い、警察上層部に食い込んでいる強かなキャラ

武力ゼロに等しいが、その超能力だけでなく念入りな下準備と根回しで自らが手を動かすことなく、自分に都合よく話を転がしていく策士家。

そんな敷島ミカサとある報告書めぐり対峙することになる。

今までのルートでは四天王テロリストや殺人鬼といった武力に優れた敵だったが、このルートでは頭が良いキャラが敵になる。

そのため、どのように相手の裏をかくのか策略を練って実行するコンゲームらしい展開が続く。

そして、もう僕が大興奮したのが、そんな自分の手を動かさな敷島ミカサが魅せたまさかトリックだ。

ここは見事に騙された上に、なんとトリックの根幹に1週間お風呂に入らないことが組み込まれているため、そういう意味でも非常に興奮した。

お当番ヒロインである玉鋼先輩の影の薄さは、この敷島ミカサが魅力的が過ぎたせいで仕方ない。

・回姫譚ルート(トゥルーエンド)

ここまでのルートを包括した全てに決着がつくルート

ただ、かなり自分の期待とは異なる展開になっていた。

というのも所謂「ホワット・ア・ワンダフルワールドもので、綺麗なハッピーエンドではない。

そこに至るまでの辛いパートも多く、今まで散々主人公達の有能さがアピールされ続けただけに、締めのために無理矢理悲しい展開にされているようで読んでで乗り切れなかった。

回収されていない伏線があるとか、尻切れトンボのようだとは思わないが、めちゃくちゃ出来るやつらの有能さに惚れ込んだストーリーの締めがこれなのは少し残念。

この辺は好みの問題だと思うので難しい。

(「ホワット・ア・ワンダフルワールドものって言い方、今思いついて書いたけど、めっちゃわかりやすくない?)

・おわりに

テロリストの特殊部隊活躍を骨子に、手を変え品を変え様々なストーリーがあり非常に面白かった。

特に知略戦が主になる玉鋼ルートと、その敵敷島ミカサは魅力的で、このルートを読めただけでも大満足。

作品の締め方こそ好みではなかったが、その過程はとても読み応えがあり楽しめた。

2024-12-26

アマプラに閃ハサとかククルスドアンの島あるやん!と思ってウッキウキで視聴開始するも3分挫折

閃ハサはスキップして飛行機内でハサウェイが無双してるシーンで挫折

ククドアはガンダムがドアンのザク白兵戦のシーンで挫折。ロボの挙動の重さを表現すべきところでなぜフレーム飛ばした?

こだわりが見えない。最近アニメダメだな、小奇麗なだけだわ。カメラワークも動きも何もかもつまらん。

というわけでZZの後半見てたわ。この時代は1カットに魂籠もってんな。アナログからこその歪みのおかげなのか?プル可愛いよプル。

空が…空が落ちてくる。名言の宝庫か?

明日も見よう。

2024-07-23

ガンダム』のノーマルスーツって凄いよな

ガンダム』で何が凄いっていちばんスゴイのはあのノーマルスーツ

主人公たちや敵側のキャラ兵士たちがモビルスーツ戦闘機なんかの兵器に搭乗して操縦するときの、あのツナギみたいに身体フィットしててオートバイのフルフェイスヘルメットみたいなのを頭にかぶって着用しているアレ

あれな、宇宙空間でも、アレだけで移動できるし、白兵戦っていうか格闘もできるんだぜ!

ところで戦後昭和科学少年少女たちなら、例えば月面で活動しようとおもったら日向(ひなた)と日陰(ひかげ)で物凄い温度差があるので、実際にアメリカ月面着陸ミッションで使われた宇宙服は内部に水を循環させて極端な温度差がおきないように工夫されてる、ってのはよくおぼえてることとおもう

まり宇宙服って冷暖房完備なんよ!

さてまたしてもところでなんだが、ここまでこの投稿を書いてる増田はナニを隠そう前をじゃなかった屋外交誘導警備員増田でな、ここ最近炎天下での苛酷な労働に対しての装備のぜんぜん足りてなさにおもうとこどころか業務うっちゃらかして帰っちゃいたいくらいなわけ、でだ、なんかもう全身をカバーするパワードスーツ?内部がエアコン完全装備みたいな?のを熱暴走してる脳で妄想しててさ、いやまてパワードスーツモビルスーツノーマルスーツってあるじゃん!!(実用化されてはないじゃん)

…てなって『機動戦士ガンダム』のガジェットで何が凄いかってビームライフルビームサーベルザクマシンガンガンダムハンマー大気圏突入フィルムマグネットコーティングミノフスキークラフトやその他もろもろもそらスゴイけどな、やっぱいちばんはあのノーマルスーツやろ、なんやあの性能と技術と普及率(サイズ展開どうしてんにゃろ、やっぱそれで後半はブライトさんとかの操縦士じゃない要員はいかにも汎用品みたいな宇宙服になったんかな、ノーマルスーツってオーダーメイドぽいもんなサイズ)

以上、長々とお付き合い頂きましたが、ワイくん屋外交誘導警備員しましては、ノーマルスーツの開発と導入と運用を切に願うものでありセイラ・マス

2024-06-03

軍靴の足音が聞こえるっていう表現があるけど

現代戦争で、日本専守防衛場合軍靴の足音って聞こえるものではなくない?

素人考えだから間違ってたら申し訳ないけど、現代日本において一般人から徴兵をするケースって上陸されてる時だけだと思うんだけど、日本の地形的にその時点で負けじゃん

戦争が起こるとしたら空母から空襲とかミサイルメイン、戦車やら白兵戦やらは攻勢に出ない限りやらないんじゃない?その場合防衛のメインは空と海になると思うんだけど、そんなの素人の出る幕ないんだから徴兵が行われるようには思えない…

教えて詳しい人

2024-04-16

anond:20240410135624

いかどうかは分からんが俺は富野ネタ演出マジで好き。具体例を挙げたらキリがないが。

特にイデオン発動編の戦闘シーンの衝撃は忘れられない。行くとこまで行ってる。

ソロシップと同じ座標に戦艦をデスアウトし無理やり白兵戦

・亜空間からデスアウトしてくる敵を通常空間から狙い撃ち

・全身から大量のミサイル垂れ流して戦闘機(ズロオジック)を撃ち落としながら重機動メカと格闘

自由戦闘小ネタ面白かったけど曲芸かなって思った。

2024-03-10

DUNE Part2みてきた

みんながめちゃくちゃ絶賛して楽しんでるから水差すようで誰にも言えないんだけどさ

・あ、あんな大きいワームは見たことがないぞ!!あんな巨大なワームを乗りこなすなんて・・・!!!!てみんなで驚愕した5分後に、南に移動するぞ!て言って似たようなサイズのなんならもっとかいサイズワームにみんなで乗合バスみたいに乗ってんの何wwww

しかも30分後にはみんなで同じくらいでかいサイズ大量に集めてツーリングしてんのwwwたこともないサイズワームってなんだったの てか最後ワームの方がデカかったしなんか何匹もいたんだが

・ここでは男も女もない。平等だ。とか言った直後に、女だけの聖域みたいなところで教母様・・・かいって女だけが集結してて、男には耐えられない!死ぬ!とか言ってて男も女もない平等だってなんの話

皇帝がわざわざ辺境に生身で乗り込んでくる意味何wwオンライン視察でもしろよ 現場主義

・お前の婆さんが子供の頃、そうそれはこの惑星・・・DUNEと呼ばれていた時!!ガーン!預言者様!!てなってたけどいやおっさんの婆さんが子供の頃ってせいぜい100年前の話じゃん大昔の神話時代の話みたいに言うな(ここは連れによると記録が失われて民族全部が健忘症かなんかみたいですよく知らんけど)

ポール皇帝のところに乗り込んできたとき守備側が銃で撃ち殺さず刀構えてるの何

ネズミどもがワームを呼んだぞ!!とかいってジェットパック的なので浮いてすいーんと移動してたけどいやそれあるならわざわざ歩きにくい砂地を歩く意味

・てかそもそもあのハイテクワールドネズミたちに付き合って白兵戦する意味

結論から言うと あ、あんなでかいワームは...を思い出して何回も笑えるのでよかった

2023-08-28

anond:20230825175510

大前提として、ミノフスキー粒子のせいで遠隔だの誘導だのができなくなって、近距離白兵戦モビルスーツができたっていうのが抜けてるからそういう妄言が出て来る。

2023-05-11

ログ・旧にゃんぱすわ〜るど 20171209

戦争とは何んなのか?

戦闘機が編隊を組んで飛行し、

戦車歩兵都市中央パレードを行うというイメージが大半である

戦争イメージ2

戦略兵器非人道的人体実験民間人への兵士による略奪…

だが、戦争にはさらなる姿もある。

それはスパイによる退役軍人暗殺

機動戦士ガンダムシリーズロボットである以前に戦争である

初代リアタイ時に今までのアニメとは違う当時としては類にもないシリアス空気が漂い「乗りたくないロボット」とも言われた

やがてそのガンダムは「乗りたいロボット」へとユーザーの考えが変わっていった…

2013年ヴァルヴレイヴ2014年クロスアンジュ、そして2015~2017年にのガンダム鉄血

サンライズは「乗りたくないロボット」として描くリアルロボット標榜した。

何故なら肉体的・社会的リスクを描いてるから

宇宙世紀世界でRX78『ガンダム』が誕生したのは

連邦ジオン支配であるザビ家を葬るために発案した、いわゆる破壊のための炎である

ガンダム』が冷蔵庫スーパーマーケットとして発案されることはあってはならないと言ってた。

だがその概念に反逆したガンダムがあった…

ダブルオークアンタ

西暦2314年世界で生まれガンダム

宇宙生命体との対話のために発案され、

武器は強力だがあえて緊急用として搭載されている。

銀河へ向かって飛ぶガンダム」を登場させた初の例である

だがSEEDからの8年間をリセットされることに

AGEやGレコ、鉄血で新たな道を探ることになった

AGE世代ごとに

「ヴェイガンを破壊する」「ヴェイガンの真意を確めようとする」「ヴェイガンとの戦争を終わらせる」とのコンセプトで生まれ

Gレコは複雑な組織対立図の中で闘いを収束させようとしていた

(本物の戦争ラスボスなどいないという事、そしてエネルギー問題)

そして鉄血

鉄血世界での前史では

モビルアーマーという危険兵器から市民を守るためにガンダム誕生した

MA破壊するための剣にして人々を守る盾でもあった

その鉄血は40話以降から賛否両論が相次いだ

事実上巨大ロボットを扱う作品においての見解の相違を示す物だ

(ガンダムから巨大ロボット論に変化)

ロボット戦や白兵戦以外でのロボット乗りの最期過去にも複数あった

バクシンガーでは仲間の一人が暗殺されたためバクシンガーへの合体不可能になり量産型バクシンガーで戦う事になり、

ガンダム00ではサーシェスがミハイルを撃った

強力な機体に乗った強くて悪いボスを出すためだ

だが鉄血での40話以降は「弾丸と血へどが飛び交う新アニメーションに覚醒した!」との好意的な声がある一方

ガエリオへの優遇により終盤はシリアス展開というよりも別のコンセプトになっている」との意見も見られた

制作主導者の最終回後のインタビュー経済団体ネットでの一部勢力を恐れて混沌とした内容が多いのが寂しい

はっきりミサイル問題労働問題などについてみんなに考えて欲しかったと言うべきだったのだ

さらに私の確認していないロボット関連クラスタの中にはMS乗りの素質があったオルガやMS乗りのラフタが暗殺という形で最期を遂げた事に不満を持つものあるらしい…

聞いた話によるとその派閥グレンラガン再放送マジンガーZ新劇場版、そしてドライブヘッドを大歓迎していたという

事実上鉄血への見解の相違を象徴する出来事なのだ

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