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高市政権の行方

自民党の高市早苗総裁が初の女性首相に選出されました。高市政権の行方を追います。

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「資源国に頭を下げる」政策に終止符を 高市氏が考えるエネルギー論

「初の女性総理へ」とののぼりを傍らに立てて記者会見に臨む高市早苗前経済安全保障担当相=衆院第1議員会館で2025年9月19日午後2時44分、後藤由耶撮影
「初の女性総理へ」とののぼりを傍らに立てて記者会見に臨む高市早苗前経済安全保障担当相=衆院第1議員会館で2025年9月19日午後2時44分、後藤由耶撮影

 自民党と日本維新の会が連立入りを含めた政策協議を進めている。両党が合意すれば、高市早苗総裁が新首相に選出される見込みだ。高市氏の総裁選の公約や出馬記者会見を振り返ると、高市氏が進めたい政策が見えてくる。太陽光や原子力発電など、エネルギー政策をどのようにしようと考えているのか。

電力を安価に、安定的に

 「超円高時代に海外に出て行った企業の国内回帰を促すためにも、日本国内のものづくりをしっかりと守るためにも、(工場や商業施設などに事業用の)電力を安価に、安定的に供給できる対策を講じる必要がある」

 高市氏は9月19日に開いた総裁選の出馬会見でこう強調した。エネルギーと産業政策を一体として考えている姿勢を示した。

 具体的にはまず安全の確保を前提に原発の再稼働を進め、さらに次世代の「革新軽水炉」に移行。2030年代に核融合炉を稼働させる方針だ。

エネルギー国内自給率100%「目指す」

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