はてなキーワード: ハムスターとは
京大って聞くと、賢いとか地頭いいとか、なんか勝ち組みたいなイメージを持たれがちだけど、実際はけっこう限界あるやつが多い。外から見える華やかさと、中身のリアルはびっくりするほど違う。もちろん強いやつは強い。でも「京大=優秀」は単純化されすぎてる。
まず、普通に最低賃金スレスレでバイトして疲弊してるやつがめちゃくちゃいる。学歴だけ見れば社会から一歩リードしてるはずなのに、現実は夜にコンビニで働いて、帰って寝て、課題して、またバイト行って、っていうサイクルから抜け出せない。家計の事情で働かなきゃいけないパターンもあるけど、中にはなぜか惰性だけでそのループを続けてるやつも多い。
ここで問題になるのが、本人の戦略性のなさ。添削バイトとかオンラインで稼げる仕事は大学生でも余裕でできるし、時間単価は高い。理系でも文系でも、文章書いてフィードバックするだけで時給3000〜4000円になることも普通にある。それをコツコツやれば、資産運用の原資くらい作れる。そこから回せば、生活の足しにもできるし、時間も浮く。勉強も研究もできるし、自由度が増える。
なのに、なぜかそれをやらない。行動に移さない。冷静に考えれば、学習効果も時間効率も低い最低賃金のバイトにしがみつく理由はないのに、みんな同じ場所をぐるぐる回ってる。カゴの中のハムスターみたいな状態。ラットレースに入れてすらいない。周回軌道にいるだけ。社会的な成長ラインの外側で、ずっと同じ運動を続けている。
これを見てると、京大生の地頭がすごいというより、受験というゲームに最適化された個体が多いという方がしっくりくる。受験のフレームを外れた瞬間に、何をすべきか分からなくなる。指示待ちに近い。ルールのはっきりした場所では強いけど、自分で選んで自分で動くとなると急に弱くなる。やればできるのに、やらない。考えるより先に疲れてしまう。
同時に、社会に対する信頼も薄い。だから投資や事業に対して、漠然と恐怖を抱いている。やったことないから怖い。怖いからやらない。やらないから知識が増えない。この循環がずっと続く。結果、時間だけがこぼれていく。気づいたら30歳になり、積立もしてなければ経験もない。学歴が足枷に変わり始める。
資産運用に関しても同じ。大学生の時間なんて、ほとんどが余白。毎日3時間だけでも継続すれば、金融知識は勝手に積もるし、小さい額でも投じれば回り始める。京大生は平均以上の知識基盤があるんだから、本来はほかの層より成長速度が速いはず。でも、そこに踏み出さない。思考だけで止まる。実行が遅い。やれば分かることすらやらない。
で、極論を言えば、この構造の延長線上にJTCがある。就活で何となく大企業に滑り込み、キャリアの方向性を決めないまま時間を消化し、気づけば歯車の一部になってる。そこに危機感があればまだマシだけど、ないまま続いてしまう。受験の延長で生きようとするから、会社のロジックに飲み込まれる。自分で戦略を立てないまま、他人が敷いたレールに従う。
JTCが悪いと言いたいわけではない。問題は、自分で選んでいないこと。考え抜いた結果そこに行くなら良い。でも、なんとなく就活して、なんとなく入って、なんとなく働いていたら、大学名以外の武器が何も残らない。京大生という札は、最初の数年しか効かない。30歳に差し掛かると、スペックより再現性のある成果が求められる。そこが弱いと詰む。
結局、京大生は優秀というより、「受験が得意」なだけの人が多い。地頭が強いと思われてるけど、本当に強い層はその少し上のレンジ。受験で勝った後に、自分でゲームを作る側に回れる奴。そっちが本当の意味での地頭。だから、京大生の中でも、そこで分岐が起きる。受験脳から抜け出せるか、抜け出せないか。後者が圧倒的に多い。
学歴はただの札。札をどう使うかが本質。バイトで疲弊してる時点で、札を腐らせてる。添削で稼いで原資を作り、資産運用して時間を買う方が圧倒的に良い。それができないのは、勇気と習慣がないから。受験が終わった後に、自分で戦略を組み直せなかったから。そういう意味では、京大生は強くない。むしろ脆い。受験の外は曖昧だから、止まってしまう。
京大生ほど、合理的に生きればいいのに、非合理に留まる。データも知識も集められるのに、動かない。そこがもったいない。自分で道を作ればいい。札を使えばいい。周回軌道にいる暇はない。
人間の子供は親よりも長生きするので、親が死んだあとも自活できるように就職まで見据えて育てていかないといけない。
ペットは飼い始めた年齢とその動物の平均寿命にもよるが、飼い主よりも早く死ぬであろう飼い方ができるので、責任をもって見送ることができる。自立させる、という高難度のことをしなくても良い。
人間の子供には教育費がかかるが、ペットにはかからない。大型犬は食費が結構かかるが、ハムスターなどはかなり低コストで飼うことができる。
人間は喋るし、基本的に親に口答えをするし、宮崎勤や青葉真司みたいに育つこともある。
猫やらウサギやらハムスターなんかが大量殺人をすることはない。ペットは家から出さなければよそさまに迷惑をかけることはなく、人間は家に監禁することは人権上できない。
そして人間はペットと違って生産性が高いという前提があるわけだが、今後ロボットにAIが搭載されて自律的に進歩するようになれば、多くの人間の生産性をロボットが上回ってしまうのでは。
かわいい、無害、低コスト、低リスク、そして生産性においてもすべて人間以外のものに負けるとなると、今後人間はどうなっていくのだろう?
以前にそれなりの熱量で考察記事を書いたこともあったが、ラストの構成はそれがスッと冷めるような内容で、正直いってビミョーだった。
上記の記事で、私は『本作における“good”の象徴が伏見さん』とは書いたが、そういう次元ではなかった。
ラスト2話の内容は「ほら、伏見さんって素敵でしょ」という作者の意図が窺えるものだった。
読者の大半が伏見さんというキャラクターが大好きじゃないと成立しない構成だ。
そりゃあ『スクールバック』の読者で伏見さんを嫌っている人はほぼいないだろう。
けれども、作者が思っているほど伏見さんのことを大好きな読者も少ないと思うんだよね。
なぜなら、本作の魅力を語るうえで伏見さんというキャラクターはほんの一要素でしかないからだ。
様々な登場人物たちの機微を描いてきた本作において、ラストで見せたいのが“そこ”ではないだろう、と。
主役を魅力的に描こうとすること自体は創作において基本的なことではあるのだが、それ自体は本作のテーマたりえない。
しかしラスト2話の構成はそれこそがテーマだったといわんばかりの内容だった。
では学生たちの葛藤は、時に振りかかる試練はなんだったのかと。
それらが結局は伏見さんというキャラクターを飾り立てる材料のように見えてきて、本作に対する評価が大分下がった。
正直なところ、そういう“素養”のある作品だとは以前から感じていたけど、その側面については今までのエピソードでは上手く馴染ませていた。
まあ、そう評してしまうのは私が作品をメタ的な構造から、時にカウンター的に読解するせいでもある。
「ああ、ここ作者がこう見せたいんだろうな」ってのを一歩引いたところから見てしまうというか。
テーマと密接に関係しているか、あくまで隠し味レベルの要素だったらいいんだけれども、それらと関係ないところで作者の嗜好とか思想があると冷めた目で見てしまう。
とはいえKAKERU氏とかの次元になると、もはや作風となって清々しいかもしれない。
けれどもそれは異例で、長年の芸風(?)と、それらを個々人が何とか咀嚼した結果であって。
普通に考えると、KAKERU氏の作品って強い思想がダダ漏れで読むのキツいやつ多いからなあ。
作風、芸風と踏まえた上で、そう割り切って見ても好きじゃないってこともある。
作者本人がどれくらいの本気度で描写しているかはともかく、描写しているという事実そのものが、描写するという判断に至ったこと自体にヒいているわけで。
まあ、そこまでのレベルの物は稀有だけど、その視点から評価するとき雲行きが怪しくなる作品はいくつかある。
先ほど挙げた『スクールバック』は最後に雨降っちゃったなって感じだけれども、最近だと『みいちゃんと山田さん』という作品もそうなってしまわないか気になってる。
理由はタイトルにもなってる山田さんというキャラクターなのだが、この人の評価が定まらない。
みいちゃんとか、他のクズキャラやダメキャラは方向性が分かりやすいから評価しやすいけど、山田さんだけは評価に困る。
なにが困るって、そんな評価の定まらないキャラクターが語り部も担っていることだ。
このキャラクターをどう評価するかで、本作への評価もだいぶ変わってくる。
メタ的にみて、語り部は作品をどう読んでいけばいいかナビゲートする役割がある。
だから、そのナビゲーターたる山田さんのキャラクター性、そこからくる価値判断は、そのまま本作の方向性を決定付けるものになる。
その視点からみたとき、山田さんは語り部として信用していいか判断に困るキャラクターだ。
彼女を通して見る、同じく主役のみいちゃんへの評価、他者や社会への是非。
時おり、それが「本当に合ってる?」って思う時が多少ある。
みいちゃんが自身の出生の是非について山田さんに尋ねる場面だ。
実際にそれで生まれた人が目の前にいるのに、ひどく血の通ってない言動だと思った。
とはいえ、これはみいちゃんの理解力では分かりにくい話であり、山田さんもそれを知ってか知らずかまるで独り言のように語っている。
もし、みいちゃんが理解できたとしたら「あなたは生まれるべきではなかった」と遠回しに投げかけているようなものだ。
理解できないにしても、それをいいことに当人の目の前で「どうせ理解できないだろうけど」って具合にいってるわけだから印象が悪い。
山田さんはちゃんと感情のあるキャラクターとして彼女個人のエピソードでも描写されているのだが、それ故に他人事だったときの彼女の言動は酷くドライに見える。
それが人として決定的に欠けている部分があると感じさせ、ひいては語り部としての信用を損なわせる。
みいちゃんのことを思いやったり、より分かりやすく酷い人格のキャラがでてきた際のムーヴに、どこか血が通っていないと感じる。
気になるのは、作者がこの山田さんをどれくらい意図的に描いているのか、だ。
例えば、みいちゃんの飼っているハムスターに、DV野郎が殺虫剤をかけようとする場面。
山田さんは殺虫剤の成分や、効果・効能について長々と説明を始める。
ここはさすがに半ばネタでやっているのは分かるが、とはいえDV野郎とみいちゃんにとってはシリアスな状況なわけで。
結局、ハムスターに殺虫剤かけても死なないよって要約することになってて、それも結局は伝わらず決行されてるし。
大して意味がないと言われてなお殺虫剤をかけるDV野郎と、ハムスターを身を挺して守るみいちゃん。
当人たちはいたって真剣なのに、傍から見ると酷く茶番じみているというシーンだ。
山田さんはその状況を冷めた目で見ているのだが、「いや、読者と違って山田さんはその場にいるわけだから、その反応はズレてるよ」と思った。
結果、マトモなやつが一人もいない中で茶番じみた展開が繰り広げられるのだが、これを作者はどこまで意図的に描いているのだろうか。
山田さんをメンターないし本作のナビゲーターとして語り部にすえているのなら、ここでの描写はその信頼を酷く損なわせている。
だって山田さんを人格面で信頼できてないのに、みいちゃんのことを「この子はこうなんじゃないか」とか「こうすれば上手く接することができるんじゃないか」とか語られても、私としては「本作としては(作者としては)そういうことにしたいんだろうな」って思ってしまう。
山田さんの「やれやれ、私は間違ったこといってないんだけどなあ」みたいなムーヴが作中で功を奏したことはほぼないから、ある程度は意図的に描かれているとは思いたい。
ただ、今後の展開次第では『スクールバック』の伏見さんみたく“その世界における正解ムーヴをとるだけの綺麗なお人形”になる可能性もあるので目が離せない。
温泉が目当てだったんだけど、空き時間に花と動物がいる施設にいってみた。鬼怒川?付近ってあまりなにもないね。
そしたら、そこがあまりにも酷くて。
花については詳しくないから何とも言えないけど、動物の扱いがひどかった。
ハムスターは桶みたいな入れ物に入れられて、床にそのまま放置。
うさぎやモルモットはうんちまみれで、お互いの耳を齧ったのか怪我してる。
餌あげられます〜って書いてあったからとりあえずあげてみたけど、すごい勢いで食らいついてきて、仲間同士でよこせ!!!!!!!って感じで喧嘩。鳴き声も悲痛で、見ていられなかった。
なんでこんなところ来ちゃったんだろうか、って本気で後悔した。
この酷暑で動物たちがしんどそうなのに、(冷房とかない)水も濁ってるし、ハムスターの飲み水は出てなかった。動かしてあげたらすごい勢いで飲んでたけど本当に可哀想だった。
中には、床に置かれた桶をわざと蹴って出てこい!!なんて言う客もいたし 蹴るなよ
ハムスターがこっちに向かって威嚇してくるんだよ
ハムスターの威嚇なんて初めて見た。昔飼ってたから余計に思い出しちゃって、もう全部引き取りたくなるくらいだった。
においもひどい、くさい。掃除してるのかすら疑わしい。いやしてないなあれは
本当に酷すぎて、辛くてすぐ出てきた。動物虐待にならないのか
Googleの口コミは悪くなさそうだったから行ったんだけど、最低評価順にして見てみたら、やっぱり色々言われてた。
しかも日光の公式サイトみたいなのに「おすすめスポット!」として載ってたんだよ。あんなの絶対おすすめしないでほしい。
あまりに酷すぎる。
写真とかとっておけばよかった そしたらどっかに通報?出来たのに
どこにいえばいい?
嫌いだな〜と思いながら素通りしてる。でもやっぱモヤモヤする。
たしかにいわゆる上級者向けのペット(この言い方も嫌いだが)はいる。温度管理が難しいとか、野生みがあるので人間が怪我しやすいとか、餌代がとにかくかかるとか、病気になりやすいとか、運動量が半端じゃないとか、鳴き声が尋常じゃないとか、求められる飼育スペースがめちゃくちゃ広いとか、飼育方法があまりよくわかってないとか諸々。
カブトムシとかザリガニとかアカミミガメとかハムスターとかセキセイインコとかはそりゃそいつらに比べたら簡単だろうよ。
生きてんだよ。世話を怠ったら長生きは出来ないし当然あっという間に死ぬんだよ。死なせておいて泣きながら庭とか公園に埋めるな。ひと夏の思い出にしようとするな。
飼う前にちゃんと情報を集めろ。飼育本があるなら買え。ネットの情報ばかり鵜呑みにするな。軽率に増やすな。机の中で飼うな。気軽に逃すな。気軽に捨てるな。
ほんとに。まじで。
ジェンダーかどうとか、
「(自分に投げかけられた他意のない、ごく普通の発言に対して過剰反応して、勝手に被害妄想っぽく傷ついて、さもそれが正当であるかのように長々と文章書き連ねて挙げ句に)モヤッとした…」とか、
育休が取れなくて社会がどうだの、
通勤時間帯の電車でベビーカーがうんちゃらで社会がどうだの……
お前らは暇さあればそういうことについて熱心に論を張っちゃうけど、
結局同年代の東京特別区職員(日大卒わんさか)以下の金しか稼げてないわけやないですか。
もう足りない脳みそ使うのやめたら?
社会問題に対してクダ巻いたり、あれこれ足りない脳みそ使って賢人気取っても別にいいことなかったろ。
人生変わらなかったろ。
労働の土俵から降りてない以上、低年収は言い訳できないからな?
デモ行進やってる無職と同じくらいダサいオジサン、オバサンだからなお前らは。
人生変わらなかったろ。
新卒にセクハラして泣かれたけどシャレですんで社会的に助かったとか、
だらしなさすぎてホムセンで買ったハムスター放置気味に飼ってたらなんか3日で死んでて死体の目から寄生虫ニョロニョロ出てきたの目撃して震えたとか、
えー、バツイチで、子どもはいるけど、その、しんけん?は、元旦那さんにあると…。
ふむふむ…。
でも、月に1回は会ってて、仲良くやってる…。お泊まりも来る…。
スゥゥゥ…。
えぇ〜…。なんか、それだったら、結構、いいんじゃないかなぁって、僕なんかは、思っちゃいますけどねぇ。
ダメなんですかねぇ…。
周りの人に、なんか、引かれちゃうんだぁ…。なんでだろう…。
『わたしに…ゆう…せき?…の、げいいん…があった』
スゥゥゥ…。
なんか、色々、あったんですねぇ…。この方は。はい。
でもねぇ、この、「何か問題がある人」って思われちゃう感じ、なんかぁ、分かりますよぉ。
僕もねぇ、昔、ハムスター飼ってたんですよ。キンクマハムスター。名前は『ジャッキーチェン』っていうんですけどぉ。
はじめのうちは、可愛くって、毎日ヒマワリの種とかあげて、お世話してたんですけどもぉ、なんかぁ、だんだん、面倒になっちゃって…。
スゥゥゥ…。
ほんで、母親に「もう無理だから、あとヨロシク」って、ケージごと、押し付けちゃったんですよ。
そしたら、母親に、めちゃくちゃ怒られて。
いや、悪気はなかったんですよぉ、悪気は。
でも、なんか、僕が、すごい、とんでもない悪い人みたいに言われて…。
この人の、なんていうか、『ゆうせき』?が、あった、みたいなやつ?それと、なんか、一緒だなぁって、思いましたねぇ。はい。
だから、この人もぉ、なんていうか、周りの人に、もっと、こう、今の楽しそうなところを見せていけばいいんじゃないですかねぇ?
お子さんと会ってる時に、なんか、動画とか撮ってぇ、それを、YouTubeとかに上げちゃうとか!どうですかねぇ!
『バツイチ親権なしだけど、子どもとめっちゃ仲良しVlog!』みたいなタイトルで。
…あ、でも、炎上しちゃうかなぁ、やっぱり。うーん、難しいですねぇ。
スゥゥゥ…。いやぁ、でも、難しいですねぇ、人間関係って。家族とか。
いつか、僕も、誰かの『しんけん』を…持ちたい…?いや、なんか、使い方違うか。えへへ。まぁ、いいや。
https://anond.hatelabo.jp/20250529112656
ハムスターとか体温のある動物なら部屋の温度調節もしてあげなければいけないのかもだけど、コイツは真夏の小松菜畑出身。外の気温には慣れてるだろうと思って室温に関してはあまり気にしていない。寒けりゃ冬眠し、暑けりゃ夏眠するだろう。
カタツムリはまた少し大きくなった。殻だけですら、もうそこらのビー玉よりよほどでかい。どうすんだこれ。
先日、たわむれに掃除の間だけ蜂蜜金柑のど飴をあげてみたらペロォ…ペロォ…と食べていた。ここまで甘いものをあげたのは初めてだ。
コイツも多分人生初の膨大甘味量だろう。ベタベタした飴は水分の多いカタツムリと相性が悪かったようで、「うう、つらい、でも何これ…あまい、食べたい…食べたいよう…」という感じで欲望と嫌悪の渦が私にも伝わってきた。
野菜とかはすぐむしゃむしゃ食べるけど、蜂蜜金柑のど飴はおそるおそる口先だけつけてベタベタするのを最低限に抑えつつ食べてるなどしてちゃんと工夫してた。かしこい。
体に合わせて脳みそも大きくなってるからだと思うけど、家に来た頃よりも思考の流れが複雑になってる。本能的な「こうしよう」から「こうだから、こうしよう」の2段階くらい踏んでる感じ。…いやそれはちょっと言い過ぎかも。せいぜい「お、じゃあこうしよう」くらいかな。
暑っ、おなかすいた、これおいしい、キケン、これいらん、のどかわいた、サムっ、ひぇええ、え、なに?くらいの思考パターンは完全にあると思う。案外思考量があることに毎回ビックリする。
私は妊娠経験がないので実際のところどんなもんかわからないけど、きっと人間の胎児もこのくらいの大きさの時からもういろいろ考えてるんだろうなーなどと思う。カタツムリと人間を一緒にしたら怒られるかもだけど。
我が家のカタツムリは、胎児なら多分妊娠8〜9週目くらいのサイズっぽい。指とか顔ができてくる頃だそうだ。赤ちゃん、そのときにはこのカタツムリと同じくらいのことは考えてるんだろうなーって思うと胎児もかしこい。「これうまっ」「え、暑ッ」くらいは思ってるはず。
睾丸って椅子に接触しているというか、椅子に重量を預けている感じになるものなの?
この間職場の同僚男性と座って向き合って話してたら、スーツの股関部分が、うまくあの状態を例えるオノマトペを知らないんだけど、でぷん、って感じになっててなんかびっくりしてしまったんだよね。
多分夏用のスーツとかで生地が薄くて目立ってしまってたのかな?
大きめのハムスターかなんか入れてます???みたいな質量を感じて、自分にはないパーツだからかその状態にギョッとして数秒ほど見てしまった自分に自己嫌悪を感じる。
だって椅子と睾丸の間に手を入れて、たふたふって持ち上げたいなぁと思ってしまったから!
座ってる猫の前脚と体の間に手を入れて、下っ腹をホヨホヨ......と持ち上げさせてもらったときのあのなんとも言えない手のひらが喜ぶような重量感と似た感覚が味わえそうと脳が勝手に思考したんだよ。