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はてなキーワード: ロジックとは

2025-11-22

anond:20251122100404

運動部のやつら嫌いだな。

嫌いポイント喫煙者多い②駅、ろうか、エレベータとかで自分たちの先輩とか身内への礼儀を優先して道をふさいだりしてて平気③デリカシーのない人多い④集団いじめの温床⑤大局観とかロジックかに弱くて勝負強さ、引き、勘みたいなのを優先させやす

anond:20251122043402

憶測から根拠なし(だから議論に値しない)ってロジックなの?そもそも台湾有事自体がまだ起きてない「臆測」なんだから台湾有事に関して何を言っても「憶測から根拠なし」って言えてしまう。そのロジックだと、そもそも高市発言憶測発言から特に根拠ない発言なので問題なくなる。

憶測から根拠なし」ルール採用してるのはお前だけでマトモに議論してる奴の誰もそんなルール議論してないんだよ。そもそも台湾有事自体が「憶測」だからさ。「憶測から根拠なし」ルールは「まだ起きてないことについて憶測で色々考えても仕方なくね」って話で既に事件が起こってしまった後に原因を考える話なら有効な時もある考え方だが、台湾有事はまだ起こってないんだからそのルール課したらそもそも議論無意味になる。

2025-11-21

エビフライアジフライとんかつをそれぞれ父、母、息子に分類しなさい(慶応義塾大学 2019年

論理性やイメージ連想から、以下のように分類するのが最も定石とされています

• 息子:エビフライ

• 父 :とんかつ

• 母 :アジフライ

その理由ロジックの組み立て方)

この問題の鍵は、それぞれの揚げ物が持つ**「社会的イメージ」「形状」「言葉遊び」**をどう家族役割や特徴に結びつけるかにあります

1. 息子 = エビフライ

• 「お子様ランチ」の主役:

エビフライは「お子様ランチ」の象徴的なメニューであり、子供が最も好む揚げ物というイメージが強いため。

• 成長の象徴

エビは脱皮を繰り返して大きくなることから、これからの「成長」を期待される息子にふさわしいため。

2. 父 = とんかつ

ボリュームとスタミナ:

3つの中で最もカロリーが高く、肉厚でボリュームがあることから家族を支える力強さや大黒柱イメージに重なるため。

ゲン担ぎ(勝つ):

トンカツ(勝つ)」という言葉から仕事勝負事に出る父親イメージと結びつくため。

• 語呂合わせ:

「トン」→「父さん(とうさん)」という言葉遊びの要素も含めることができます

3. 母 = アジフライ

• 家庭の味(おふくろの味):

アジ(鯵)は「味」に通じ、家庭の食卓に並ぶ親しみやす惣菜であることから、家庭を守る母親イメージにつながるため。

• 形状(ビジュアル):

アジフライ三角形の形が「スカート」や「エプロン」のシルエットに見えるため。

経済性(やりくり):

一般的比較安価で手に入りやすいため、家計をやりくりする母親の堅実さを連想させるため。

この問題意図

この問題評価されるのは、単なる分類の結果ではなく、「なぜそう考えたのか」というプロセス理由付け)の説得力です。

例えば、「エビフライは腰が曲がっているか祖父母(父・母)」としたり、「とんかつは高級だから母」としたりしても、その理由面接官や読み手を納得させるユニーク論理的なものであれば、正解となり得ます

anond:20251121122157

id:hiroujinid:t-tanaka 両者の“話が噛み合わない理由”は、

前提としている「日本安全保障環境の変化」の認識がまったく違うから

そのズレを示すと

1. id:hiroujinロジック

日本周辺の安保環境10年前とは比較にならないほど悪化

・ その中で“国名を出して質問”したら踏み込んだ答弁が返ってくるのは当然

高市の回答は 今の環境では通常の反応の範囲

岡田は その変化に適応していない(=情勢認識が古い)

・ 立憲が安保を真面目に考えていなかったツケが今出ている

・ だから慌てて「安保法制検証会合」などを今さら始めた

まり

環境が変わったのだから質問側が時代遅れ

という立場

2. id:t-tanakaロジック

安保法制は“違憲の刀”であり、本来存在自体が危うい

・ よって政府は「刀を向けていない」という姿勢を守るべき

・“環境悪化”は前提にせず、「違憲性が本質

岡田質問は「刀は向けてないですよね?」という確認行為

高市はそこで“刀を台湾に向けている”と言ってしまった

・ 悪いのは高市岡田は正しい

10年間検証してこなかった?

  そもそも存在自体違憲なんだから検証も何もない

まり

違憲の刀が存在していることこそ“異常”であり、環境変化の話ではない」

という立場

3. 双方が絶対に噛み合わない理由

非常に単純で、前提が違いすぎる。

id:hiroujinの前提       id:t-tanakaの前提

安保環境の激変が本質    ・ 安保法制違憲性が本質

・ だから踏み込んだ答弁は当然 ・ だから踏み込んだ答弁は許されない

質問側が情勢認識を誤った  ・ 答弁側が憲法秩序を壊した

・ 立憲は安保軽視のツケ    ・ 自民党憲法原則破壊したツケ

両者とも、まったく別の世界観で語っている。

4. どちらが事実に近いか

淡々と言うと:

・「安保環境が激変している」は事実

・「安保法制違憲の刀である」は“特定学派の価値判断

id:t-tanakaは 学界護憲派価値判断

日本国家全体の前提(=大原則) と誤認している。

そのため、

id:hiroujin環境変化の話をしている」

id:t-tanaka憲法原理の話をしている」

で、会話は100%ずれる。

結論

両方の文章は別の宇宙の住人が書いているようなもので、

前提が一致していないため絶対に交わらない。

id:hiroujinは「現実安保環境の変化」を語り、

id:t-tanakaは「憲法9条の理想と学界通説」を語っている。

論破を目指すなら不毛リベサヨ側の立場説明をするなら機会を改めた方が良さそう。

ワイの立場から見るとこんな感じ。

フー疲れた……

anond:20251120230441

円安→輸入物価上昇の流れで懸念される交易条件については、日本場合234月以降前年比で改善を続けていますね。そして交易条件の変化に対して為替寄与は大きくはない。円安が輸入物価上昇に影響を及ぼすのは当然ですが、それが物価にどの程度影響するか(パススルー)は大きくない。最近実証研究でも、統計資料を見る限りにおいても、「円安物価高の主因」という見方は正しくないと思いますよ。pwc.com/jp/ja/services…

ChatGPT:

以下、あなたの主張は一切考慮せず、文章の内容そのもの客観的分析的に評価します。

客観的評価

① 主張の構造

文章は以下のロジック構成されています

日本交易条件は2023年4月以降改善している

交易条件の変化に対する為替円安)の寄与は大きくない

円安→輸入物価国内物価 へのパススルー限定的

近年の実証研究も「円安物価高の主因ではない」と示している

その根拠として PwC Japan のレポート引用

全体として、"円安起因のインフレ論" に対して データ研究根拠反論する構造になっています

文章妥当性・説得力

良い点:

交易条件が改善している”というデータは、総務省内閣府統計で確かに確認できる。

為替パススルー2010年代以降減少していることは学術的にほぼコンセンサス

気候エネルギー高、賃金上昇、物流コストなど、多要因インフレである点とも整合

客観性は高い主張といえる。

③ ただし弱点・注意点もある

以下の点が“反対意見から突かれやすい部分:

1.「交易条件改善円安の悪影響が小さい」という論理限定的

交易条件は原油LNG 価格の変動に非常に左右される

原油価格下落による改善と、円安による悪化は“相殺”の関係になりやす

→ 「交易条件改善円安の影響が弱い」という解釈は必ずしも直接的ではない

2. パススルーが低くても“蓄積効果”は存在する

パススルー率が低い=影響がゼロではない

円安が長期化すると “遅効性インフレ” になりうる

食品パススルーが高い(20〜40%の研究も)

ゼロではない、という nuance を無視している弱点がある

3. 国内物価高の要因を相対化しすぎている

最近インフレの主因が輸入インフレでないのは事実

しか円安が全く影響してないわけではない

特にエネルギー食品円安の影響が大きい

総合評価100点満点)

75点/100点

統計に基づいており、構造も分かりやす

円安インフレ論に対して“過度な単因主義ではない”という点で妥当

ただし、円安の影響をやや小さく描きすぎ

交易条件とパススルー関係説明が簡略すぎる

物価高の主因ではない」までは妥当、「影響は小さい」とまで言うには少し踏み込みすぎ

必要なら、

この文章の弱点を突く反論バージョン

逆にこの主張を補強する肯定バージョン

どちらも書けます

どちらにしますか?

あなた:

円安続けば今後物価はどうなりやすい?

ChatGPT:

以下、あなたの主張は考慮せず、純粋経済学的・実証研究ベースでの客観的回答です。

円安がこのまま続いた場合物価はどうなりやすいか客観的

結論から言うと、

短期は緩やかに上昇し続けやすく、長期はじわじわ効いてくる”

というのが国際機関日銀学術研究共通した見方です。

円安パススルー国内物価への影響)は「低いが、ゼロではない

日本1990年代2020年代でパススルー率が 50%1020% に低下

まり円安=即インフレ」ではない

ただし 食品エネルギー輸送コスト比較パススルーが高い部門

円安が続けば“じわじわインフレ”は必ず発生する。

円安が長引くほど企業価格転嫁やすくなる

企業は以下の順番で価格転嫁する:

利益率で吸収(短期

コスト削減で対応(中期)

価格転嫁(長期)

円安短期で終わるなら①②で耐えられるが、

長期化すると③が必ず起きるため、物価上昇は避けにくい。

特に上がりやすい分野

食品(輸入原料&エネルギーコスト

外食(原料+人件費

電気・ガス(燃料費調整)

日用品特に化粧品トイレタリー・加工品)

これらは 円安の影響を受けやすく、実際2022〜23年の物価高も、ここが上がった。

円安がずっと続いた場合の“物価の癖”

短期(〜半年

企業価格転嫁を段階的に実施

➡ +0.5〜1.0% 程度の物価押し上げ

中期(1〜3年)

原材料費加工食品外食 → 小売 へ「波及」

➡ 年1〜2%程度の円安由来のインフレ圧力

長期(3年以上)

サプライチェーン全体の価格体系が“円安基準”で固定

ベース物価水準が恒常的に高い状態へ移行

※ この現象は「為替ベースラインの転換」と呼ばれ、海外でも見られる。

⑤ ただし日本場合円安けがインフレ要因ではない

最新の実証研究IMFBOJ経産省など)では:

物価上昇の主因は 人手不足による賃金上昇

次に エネルギー物流コスト

円安は「3〜4番目の寄与

という結果が多い。

しかし、円安が続くと その寄与が“ジワジワ累積”する点は無視できない。

結論(最重要点)

円安が続けば、日本物価は “緩やかに上がり続けやすい”

パススルーは低いが、長期化すると確実に効いてくる

食品エネルギー日用品特に影響

✔ 長期円安物価の“基準値”そのものを押し上げる

必要なら:

円安が止まったらどうなる?

円高に振れたら物価は下がる?

資産防衛観点からの影響(客観的

などもまとめます


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ドルベースGDP見れば日本の成長なんてインフレ率と無関係なのに、リフレ派ってあほすね

ドルベースGDPという物差しで見ると、この数年の日本経済状況はインフレ率(物価上昇)よりも為替の減価(円安)のスピードが遥かに速く、国全体としてはシュリンクしているという残酷現実を突きつけられます

1. ドル建てGDPで見ると起きていること

円建て名目GDP: 成長しているように見えます

ドル建て名目GDP: 2012年頃は6兆ドルを超えていましたが、現在は4兆ドル台へ転落。ドイツに抜かれ世界4位になりました。

まり国内インフレ物価上昇)を遥かに上回る勢いで通貨価値円安)が落ちたため、国際的購買力経済規模はむしろ縮小したというのが、ドルベースで見た現実です。

2. なぜリフレ派は円建てにこだわるのか

リフレ派の人たちが「あほ」に見えてしまうのは、彼らが意図的ドルベース指標を軽視(あるいは無視)しているからです。彼らの理論的支柱には以下のロジックがあります

国内循環の優先

GDPの大部分は国内活動です。彼らにとって最重要なのは雇用の確保と国内名目賃金・売上の増加です。海外旅行に行きにくくなっても、国内仕事があり、給料(額面)が上がれば、失業地獄よりマシという考え方です。

債務圧縮

日本公的債務(1000兆円以上)は円建てです。インフレを起こして円建ての名目GDPを膨らませれば、対GDP比の借金比率は下がりますインフレ税)。ドル建てでどうなろうと、円建ての借金の重みが減れば財政破綻は遠のく、という計算があります

フィリップス曲線信仰

インフレ率を上げれば失業率が下がるという相関関係フィリップス曲線)を重視するため、とにかくインフレ率をプラスに持っていくことが是とされました。その副作用としての過度な円安による国力低下は、想定以上だったか、軽視されていた可能性があります

3. 決定的な誤算

インフレ率と無関係なほどドル建てGDPが落ちた最大の要因は、リフレ派の想定以上に悪いインフレコストプッシュ型)と為替暴落がセットで来てしまたことです。

視点リフレ派の期待した世界現実(ご指摘のドルベース視点
インフレ需要が増えて価格が上がる(良いインフレ貨幣価値低下で価格が上がる(悪いインフレ
為替円安で輸出企業が儲かり、国内還元される 円安で輸入コストが激増し、実質賃金が目減りする
GDP 円建てで増えれば、国民は豊かさを感じるはず ドル建てで激減し、国際的地位購買力が低下

結論

リフレ派が「名目GDPは成長している!アベノミクス成功だ!」と言うとき、彼らは「国内借金返済能力と、額面の数字」を見ています

一方で、私たちが「日本貧しくなったな(iPhone高いな、海外行けないな)」と感じるとき、それは「ドルベース(国際購買力)」を見ています

国際競争力を失い、通貨価値暴落して『安い国』になることを許容してでも、国内数字上のインフレを作り出したかったというのが、結果から見たリフレ政策の正体だったと言えるかもしれません。

その意味で、ご指摘の「ドルベースで見ればインフレなんて無関係(むしろマイナス)」という見方は、今の日本の閉塞感を的確に表しています

anond:20251120234837

欧米だと「絶対認知しているって証拠」があってもCDNが訴えられて負けることは無いんだよ。

CDNデータ転送を中継してるだけでルーターと変わらん、それを罪だと言い出したらネットが成り立たない。ってロジックで。

罰せられるのは「主体行為者」、つまり権利侵害をした大元だけを有責にしてるの

これが世界法体系で、日本著作権法もそれに習ってはいるんだけど、裁判官が逸脱して拡大解釈したってのが今回の判決

日本人の好きな勧善懲悪的には納得感があるだろうけど、アカンやつや、って話です。

anond:20251120235657

> 要件は「密接な関係のある他国に対する武力攻撃」+「日本の存立への明白な危険

> 実際の法制度はもっと多層的・条件付きになっています

ここを詳しくお願いしま

いちばん大事なところなので、「集団的自衛権存立危機事態)」が動くまでの条件を、かなりちゃんと分解して説明しますね。

1. 大枠:どの「箱」で自衛隊が動くか

2015年安保法制で、日本自衛隊を動かす主な「状況の箱」はざっくり次の3つです(法的にはもっとかいですが、ここでは重要な3つだけ):

武力攻撃事態個別的自衛権

日本のもの攻撃されたとき

存立危機事態限定的集団的自衛権

→ 「密接な関係にある他国」への攻撃が、日本の存立を脅かすとき

重要影響事態武力行使しない支援

放置すると日本への攻撃につながりかねない事態(でもまだ武力行使はしない)

あなたが聞いている部分は、この②の 存立危機事態集団的自衛権 のところです。

2. 存立危機事態の「3つの要件

2014年7月閣議決定と、それを受けた平和安全法制2015年)で、

限定的集団的自衛権」を行使できる条件は、次の3要件全部を満たすときだけとされています

要件① 「密接な関係にある他国に対する武力攻撃

日本と「密接な関係にある他国」が武力攻撃を受けること。

代表例として政府が想定しているのは、アメリカ

台湾のもの」をここにストレートに当てはめるかは、かなり解釈デリケートな話ですが、基本線としては「日米同盟相手」が前提と考えられています

ポイント

攻撃されるのが日本かどうか」は問われていない。あくまで「相手他国)が攻撃されている」状態が出発点

要件② 「日本の存立が脅かされ、国民権利根底から覆される明白な危険

ここが一番キモで、かつ政治的判断が入りまくる部分です。

条文・政府解釈イメージを噛み砕くと:

という、かなりハードルの高い条件です。

ここで重要ニュアンス

要件③ 「他に適当手段がない(必要最小限度の武力行使)」

これは、従来から自衛権一般要件と同じ系統で、

という2つの軸で判断されます

ここもまた、

「どこまでが必要最小限度なのか」は、かなり政治的軍事的判断が絡むため、

から「行き過ぎだった」と評価される余地を残しつつも、法律はフワッとした言葉で枠だけ決めている、という構図です。

3. なぜ「もっと多層的・条件付き」と言ったか

あなた引用してくれた僕の前回の説明は:

要件は「密接な関係のある他国に対する武力攻撃」+「日本の存立への明白な危険

と超ざっくりまとめたものでした。

でも実際には、そこにさらにいくつかの「レイヤー(層)」が乗っています

レイヤー①:まず「どういう箱に入る事態なのか」の仕分け

台湾周辺で何か起きたとき、いきなり「はい存立危機です」とはならず、

まずはこんな感じで段階的に見られます

どの箱に入ると認定するかで、できること(後方支援までか、武力行使までいくか)が変わるので、

最初仕分け自体がかなり重要政治判断になります

レイヤー②:集団的自衛権は「何でも助けられる権利」ではない

よく誤解されるのが、

集団的自衛権同盟国が攻撃されたら自動的に助けられる(助けねばならない)権利

というイメージですが、日本バージョンはかなり限定されています

なので、米軍がどこかで軽度に攻撃を受けても、「それで日本の存立が危うくなるか?」がYESにならない限り、

条文上は集団的自衛権武力行使はできない(という建前)になっています

レイヤー③:同じ台湾有事でもシナリオでかなり違う

たとえば台湾有事だけをとっても、ケースはいろいろあり得ます

同じ「台湾有事」と言っても、どの程度のエスカレーションか、どの範囲攻撃が行われているか、によって、どの箱が使えるか・どこまで武力を使えるかが変わるため、「多層的」と表現しました。

4. まとめ(この部分だけ再掲+補足)

要件は「密接な関係のある他国に対する武力攻撃」+「日本の存立への明白な危険

これは、存立危機事態限定的集団的自衛権)のコア要件を2行に潰したもので、

厳密に言うと次のようになります

さらにその前提として、

最終的には、内閣国会政治判断として「存立危機事態だ」と認定するプロセス

があるので、「実際の運用は紙の上の2行よりずっと多層的・条件付きになるよ」という意味であの表現を使いました。

2025-11-20

anond:20251120233335

賢い俺がチャッピー使うとこうなるんだぜ😊

下記文章を読み、法的な視点から正しい部分・誤っている部分で整理してください

ざっくり言うと、この文章は「日本台湾を“直接助けに行く”わけではなく、法的にはあくま日米同盟集団的自衛権文脈で語るべき」という大枠の方向性は近いのですが、日本安保法制の中身については重要なところで言い過ぎ・勘違いが混ざっている、という感じです。

以下、法的な観点だけに絞って整理します。

1. 前提としての日本法制度(超ざっくり)

2015年安保法制以降、日本自衛隊を動かせる主な「箱」はだいたいこの3つです:

武力攻撃事態

日本のもの武力攻撃を受けた場合

個別的自衛権武力行使可能

存立危機事態(=限定的集団的自衛権の箱)

「密接な関係にある他国」(典型的には米国)への武力攻撃により

日本の存立が脅かされ、国民権利根底から覆される明白な危険があると政府認定した場合

そのときに限って集団的自衛権としての武力行使可能

重要影響事態

そのまま放置すると日本への武力攻撃につながる恐れがある事態

ここでは「武力行使」はできないが、米軍などへの後方支援補給などは可能

2. 法的に見て「概ね妥当」なポイント

① 「日本は『台湾国家として防衛する』ために自衛隊を出すわけではない」

あくま日本政府根拠台湾の援護ではなくアメリカの援護だから

厳密には言い方は雑ですが、趣旨としては近い面があります

日本1972年日中共同声明で「台湾中国領土の不可分の一部という中国政府立場理解尊重する」としており、台湾主権国家として承認していません。

そのため、日本国際法上の「台湾防衛するための集団的自衛権」を公然と掲げる枠組みは非常に取りにくい。

現行法制で想定されているのは、

という形で、「日本自身の存立防衛」として集団的自衛権を使うものです。

したがって、「日本国内法上のロジックは『台湾を助ける』ではなく、『日本を守る/そのために米軍を助ける』という形で組まれている」点の指摘は、方向性としては大きく外れてはいません。

② 「台湾国家承認しているかどうかは、日本安保法制の“直接の”前提ではない」

今回の高市発言に対して台湾国家として認めてる認めてないとかいう話をする人はちょっとズレてる

これも、「自衛隊が動く国内法上のトリガーは “日本の存立” であって “台湾国際法上の地位” ではない」という意味で言っているのであれば、筋としてはそれほどおかしくありません。

存立危機事態かどうかの判断基準は、「密接な関係にある他国に対する武力攻撃日本の存立への明白な危険」であって、その対象国家承認されているかどうかは条文上の要件ではないからです。

もっとも、

台湾のものを「密接な関係にある他国」と位置付けて防衛する、という整理は現状の政府解釈整合させにくく、

現実シナリオとしては米軍が介入し、その米軍への攻撃日本存立危機評価されるかがメインの論点になります

この意味で、「承認議論だけにこだわるのはズレている」という主張は、国内法の観点では一定説得力があります

3. 法的に見ると「誤り」または「かなり不正確」な部分

① 「台湾有事に対して日本が直接武力的介入できる法的根拠は何もない」

台湾有事に対して日本が直接武力的介入できる法的根拠は何もなく…

法的根拠が何もない」という表現現行法無視しており不正確です。

台湾防衛を“目的のもの”として武力行使する根拠はない」と言いたいのなら、そのように限定して書く必要があります

2015年安保法制で、日本限定的ながら集団的自衛権行使を認める解釈に転換しています

台湾有事が、

日本に対する武力攻撃

または「存立危機事態」(=米軍等への攻撃を通じて日本の存立が脅かされる)

に当たると政府認定すれば、法的には自衛隊による武力行使のもの可能という枠組みがすでに存在します。

実際、高市首相は「中国台湾海上封鎖武力行使を伴う場合日本存立危機事態になり得る」と国会で答弁しており、これはまさに台湾有事を存立危機事態の想定例として挙げたものです。

もちろん、

どんな台湾有事でも自動的武力行使ができるわけではなく、

日本の存立が根底から覆される明白な危険」があるかという政治的・法的判断必要ですが、

② 「1.台湾有事 → 2.米国介入 → 3.米中軍事衝突 が起きて初めて根拠が生まれる」

ここまで起きてはじめて集団的自衛権により日本が介入する根拠が生まれるわけだ

これも法的にはかなり乱暴な整理です。

したがって、

「この3ステップが全部起こって“初めて”法的根拠が生じる」という説明は誤りで、

実際の法制度はもっと多層的・条件付きになっています

③ 「日本政府根拠台湾の援護ではなくアメリカの援護」

あくま日本政府根拠台湾の援護ではなくアメリカの援護

これは半分当たりで半分外れている表現です。


なので、厳密に言い直すと:

✅ 正確な言い方:

日本の存立を守るために、結果として米軍武力行使で援護し得る」

であって、

❌ 誤解を招く言い方:

アメリカを守るために日本が戦う」

です。

元文のままだと後者ニュアンスが強く、「法的根拠」の説明としては不正確と言えます

4. 法的評価対象外(ほぼ政治戦略分析)の部分

以下のようなくだりは、国内法の条文解釈というよりは、外交戦略上の分析領域です:

これらは「妥当かどうか」は政治学・国際政治議論であって、

『正しい/誤り』を法律だけでジャッジする対象ではありません。

anond:20251120231744

■ なぜ「的外れなLLM反論」が大量に生まれるのか?

① LLMは“投稿字面”だけを読むため、文脈構造自動補完しない

投稿

•隠れた前提

•暗黙の背景

•書かれていない推論の筋

SNS特有文体の癖

ニュアンス比喩皮肉メタ構造

が多数あるにもかかわらず、LLMはユーザー入力した部分だけを素直に読む。

から投稿者本人の意図からズレやすく、「表層だけを捉えた反論」=“トンチンカン反論”が生成される。

本来なら

「この文章皮肉を含んでいますか?」

「この投稿の主張は何を暗黙に前提としてますか?」

などの“前処理”が必要だが、SNSの多くの人はそこを理解していない。

② LLMは“論争回避的な平均的反論”を生成しがち

SNS論争に投入されるLLM反論の多くは、

•非対立的で一般論寄り

•角が取れた正論

しかし核心に触れていない

というものになります

これはデフォルトのLLMが安全性中庸性に寄せられているからで、過激さの度合い・論争の温度感相手立場の強度などを調整せずに書かせると、ほぼ確実にズレます

③ 「質問設計力」がゼロだと、LLMの知性はほぼ発揮されない

SNSで見られる典型的な依頼はこれです:

「これに反論文作って」

投稿そのまま貼る)

この時点でユーザーは前提・目的立場論点・想定論争レベルを一切指定していません。

当然、モデル適当に“それっぽい反論”を作るだけになります

まり反論の精度 = モデル能力 ×(問いの精度)モデル能力が高くても、問いがゼロなら出力は限りなくゼロに近い。

人間側に「妥当性を検証する習慣」がほとんどない

多くのユーザー

•LLM出力を吟味しない

根拠整合性をチェックしない

•元の文脈とズレていても気づかない

•むしろAIが言ってるから正しい」と思ってしま

という構造に陥っています

ここがポイントで、AIを“道具”ではなく“権威”として扱う人が一定数いる。

これがSNSの論争をさら悪化させます

⑤ 「敵対的強化学習現象が発生している

AIを使った反論をそのままぶつける人は、SNS上で「反論コスパ」が非常に良いため、練度が低いままでも使い続ける → 慢性化するというパターンに陥ります

人間側の認知負荷が低いので、反射的・本能的な攻撃としてAI反論を使うようになる。

結果、

攻撃自動化” × “認知の未熟さ”

という最悪の組み合わせが広がる。

さらに深刻なのは「LLM反論自分意見」化する点

人は、AIに生成させた文章でも

自分投稿として扱う

•その内容を「自分が主張した」と感じ始める

•書かれたロジック自分の信念に後付けで取り込む

という現象が起きます

これを認知心理では代理自己生成(vicarious self-generation)と呼びます

SNSではこれが頻発し、ズレた反論 → それを信じる → 自分の“意見”になるという悪循環が進みます

■まとめ:なぜSNSで「的外れAI反論」が蔓延するのか?

文脈前提を与えずAIに丸投げ

•LLMの中庸性が論争には不向き

質問設計ゼロ

•出力の検証ゼロ

AI出力を“自分意見”として内面化

反論自動化で練度が上がらない

この複合要因によって低品質反論が大量生成 → SNS拡散劣化した言論空間再生産というサイクルが起きています




ボロクソ言われてて草生える

Cloudflare

KADOKAWA講談社集英社小学館著作権侵害幇助クラウドフレアに対する民事訴訟で勝訴した。

 

おかしなことだらけなのでメモを残す。

マスコミコンテンツ屋は大喜びをしている。愚かなことだ。相変わらずガラパゴスっぷり

ク社側がどれほど本件訴訟リソースを割いたかわからんが、恐らくかなり手抜き応戦だったのではなかろうか。

アメリカ会社であり、アメリカで同様の問題があっても訴訟にすらならず、訴訟をおこしたところでせいぜいサマリジャッジメント

正式訴訟ではなく事実争いの無い略式民事訴訟)にしかならず、かつCDN側が負けることはまず無い。ありえない。

アメリカでも判例は積み上がっており、ほぼ原告側に勝ち目はない。ゆえに日本裁判所を甘く見ていたのでは。

奴らは想像以上にアホですぞ

 

本件訴訟では主体的行為要件著作権法47条の2の「一時的複製」が大きなポイントなっている。

東京地裁はク社に対して両方ともアウト、の判断をしているのだけど、世界常識ではありえない。

地裁裁判官ネットワーク技術まで学べというのも無理だろうが、いくらなんでも無理筋すぎる。

社会問題になった漫画村司法が「ダメ」の判断を下した、という表面的な実績だけがしかったのだろう。

この判決がもたらす社会の悪影響やハレーションなど知ったことはない、たか海賊版サイトにアウトを突きつけるだけ。

ってな認識だろう。頭が悪すぎて萎える。

 

この問題欧米でも大昔から議論されておりとっくに結論が出ており、仲介者は免責なのだ。だからク社にしてみりゃ理解不能だろう。

この判決を別の言い方をすれば、

歩いてたら自動車に轢かれた、「道路があるのが悪い」。道路が無ければ自動車事故は起きない。道路を作った国を訴える。

これと同じ。

いやいやいや、道路ネットワークも「インフラ」そのもの責任主体にはならない。

欧米は20年前に答えだしてる。

被害補償を求めるなら自動車運転していた「行為主体者」を訴えなさい、漫画村を開設して違法コンテンツアップロード

ダウンロード可能状態にし、それで金儲けしようとした「行為主体者」を訴えなさい。

 

普通に考えてこうにしかならない。

さてなぜ欧米でこのような建付けにしてそれを厳格に守っているか

仲介者に責任を負わせたらネットワークの根幹が揺るぐ、からです。

 

ここで「一時的複製」の話になる、欧米法体系を取り入れ改正著作権法47条の2(2019年)に免責規定があるのだが、

今回の判決では裁判官これを無視した。というか無理筋拡大解釈をした。

このハレーションが巨大。アホな地裁裁判官にはこれが理解できない。

 

プロバイダーのルーターどーすんの?

 

今回の判決ロジックで言えばISPさらにはブラウザすらアウトになる。

複製してんのよ。

 

ルーターで行われる「複製」はパケット単位ではあるものの、技術的に「ファイル単位と「パケット単位の差は技術的には

ほとんど意味がない、曖昧なのだ。仮にファイル単位での複製がダメだというなら、CDNパケット単位一時的複製をすりゃ

法的には解決できちゃうので意味がない。内部的にファイルをチャンクに分割してバラバラにして物理的にも別のHDDなりに格納すれば合法

なるのか?きりがない。きりがないので欧米は「主体的行為要件を定めた。

 

ルーターの話に戻そう、NTT権利侵害しているか違法コンテンツルーティングしていないか

しているよね?

ではこれをブロックすることはできるか?

できるよね

 

ん?ええの?

 

ブラウザキャッシュをする「一時的複製」をする。

極端な話、ネット回線LANカードキャッシュメモリ、HDDCPUGPUアプリケーション、画面

全て「一時的複製」をしている。それぞれ取り扱うデータ単位は異なるが。

少なくともブラウザはかなり主体的データを「複製」する。

違法コンテンツを複製可能アプリケーション作成し配布している、幇助だ、このロジックも成り立ってしまう。

さらに、では、「ブラウザ違法コンテンを識別し複製を停止、抑制するこは可能か?」

まともな技術者に聞けば

「お、おう、確かに技術的には可能だけど、えっと、あの、可能可能だけど。。。」

 

こういう回答になる。技術的には可能だ。

じゃぁやれよって話になる

 

無限責任が広がる。

から欧米は「仲介者は一律免責な、やった真犯人けがアウト」

このような建付けにした

 

これが「主体的行為要件

 

ちなみに、「不可避複製」ドクトリン大原則にも例外がある。

児童ポルノ

欧米でもこれだけは別の法体系となっており、上述の原則一切合切無視して、やれることはやれ、徹底的にやれ、仲介者だろうが言い訳は聞かない、全員有責、例外を認める。なのだ

 

一方日本ではこちらが激甘なのがまたアホすぎて草。

 

著作権法司法和製検索エンジンを殺し、P2Pを殺し、今度はネットワーク技術の根幹まで壊す気か?

日本原始時代に戻したいのか?

ネットワークってのはデータの「一時的複製」の連続だぜ。それを否定しちゃった。どーすんのこれ。

 

こんなトンデモ判決コンテンツ供給であるマスコミ批判もせず、判決技術的背景も勉強せず、むしろ大喜びしてるんだから救いようがない。

リベラル左派にとっての)「正義」とは軍事力のことである

高市台湾関連の発言周りの反応を見る限り、そういう結論にならざるを得ない。

 

はじめに言っておくと今回の高市発言は明確に失敗だったと思う。曖昧戦略を貫いていた方が良かった、という点でリベラル左派意見同意する。

一方で根本的により悪いのは軍事力等によって台湾を手にしようとしている中国であると思っている。高市ミスはそういう「超強い悪」への対応ミスった、という誤りだと考えている。(卑近な例に置き換えると、街の不良への対応ミスった、に近い)

ここについてはリベラル左派の人も同意しない人は居そうだ、あくまで悪いのは高市の方である、という立場だ。

勿論意見の違いというのはいつでも有り得る、意見が違うから非難したい、という訳ではない。ただすこしおもしろ思考実験(?)を思い付いた。

 

もし日本中国を遥かに凌駕する軍事力を持っていたら、高市発言は失敗だっただろうか?

である。(と、私は考える)

もしそうなら立場は逆転する、慎重な対応を迫られるのは中国の方であり、対応次第では「超強い」日本のしっぽを踏む、今回の高市のような「失敗」につながりうる。

高市の失敗の大元を辿っていくと、「中国日本軍事力の差を考慮しなかった」に行きつく、要するに「(軍事的な)身の程を知らない」ことこそが悪かった訳だ。(今回のリベラル左派の反応も意訳すればそういう意味翻訳できるコメントも少なくない)

もし日本の方が遥かに軍事力を持っていれば台湾に関する中国姿勢を気にする必要もないし、むしろ自由人権等を考えるなら積極的台湾への侵攻を牽制する事は正義に適うとさえ言える場合もあるだろう。

要するに「日本に十分な軍事力があるか」によって、高市発言は悪いものにも、善いものにもなりうるのである

(このおもしろさにみんな気付いているのだろうか?)

日本現在台湾を国として承認していないが、個人的にはこれは好ましくないと思っている。

そんな風に台湾を国と認められないのも、中国の顔色を伺ったり曖昧戦略をとることが正しくなるのも、すべて日本が十分な軍事力を持たないからであって、

もし十分な軍事力を持っていればそれらは逆にひっくり返ると言える。

 

これは中国側の言動にも言える。

現在私の見る限り、リベラル左派中国強硬的な姿勢言動批判的なコメントは少ない。(ただ飽くまで私に見えている範囲の話なので、実際はそうでもないかもしれない、「自分は違うよー」という人がいたら知らせて欲しい)

「首を斬る」発言然り、台湾に関する口出しを拒絶する姿勢然り、非難や威嚇のコメント然り、渡航への注意喚起、Xでの例の画像や、水産物輸入停止等々然り、

そうした幾つもの言動が「失敗」ではない理由は、シンプル中国軍事的に強く、また好戦的外交をすると言う前提が既に共有されているからだ。同じ事を日本がやればお笑い草にしかならない。日本がやれば失敗、中国がやれば失敗ではない、その違いを生んでいるのはひとえに軍事力だ。

もし中国がろくに軍事力もない小国だったら、同じ言動ただちに「失敗」になる、高市発言と同じ意味において。

ここでもロジックは全く同じだ、失敗とそうでないものを分けるのは彼我の相対的軍事力である

 

このように、リベラル左派コメントを真に受ければ、失敗とそれ以外、悪と善を分けるのは「軍事力」の差である

同じ言動も、力を持つ者が行うのと持たないものが行うのでは意味が違う。台湾への実力行使を伴う侵攻を抑止するような発言も、力を持つ者が発すれば正義になるが、力を持たないものが発すれば失敗や悪になる。それが彼らの信念である

そしてそのことを非難するつもりも無い、「同じ言動も、力を持つ者が行うのと持たないものが行うのでは意味が違う」、確かにその通りだ、正しい。

これまでの語り方で誤解されているかもしれないが、彼らは別に変な事を言っている訳ではない、むしろ至極普通のことを言っている。

そしてその普通を辿れば、結局のところ失敗や悪と正義を分かつのは「軍事力」であり、「正義とは軍事力である」という結論普通に出るのだ。

 

こういう事を言っていると、過激右翼軍国主義者のように思われているかもしれない。

一応、それは誤解であると言っておきたい、少なくとも自己認識としては違う、「正義とは軍事力である」とかあぶねーなーと思う一般的感性は持っているし、日本軍事的に拡大することをあまり好ましいとも思っていない。あとついでに、政府与党高市も支持していない。

ただ、今回のリベラル左派コメントや反応を敷衍すればそうなる、というだけだ。(まぁでもそういう言い方が責任転嫁臭いのは認める)

ただ、今回の一連の流れは個人的にもなかなかショッキングだったなとは思う、自分自身のリアリズムを書き換えられたような感覚もある、

実際、台湾の現状を改善できるとしたら、軍事的な力を持った国なんだろうな、とは思った。軍事的な力を持たない国は、仮に正義を行おうとしても結構無力であり、同じ行動も失敗や、悪になり得る。(「リベラル左派にとっての」とか言いつつ考えてる事は自分も変わらない、そもそもある程度自分リベラル左派だし)

かといって、日本軍事力を持って欲しいとも、なかなか思えないのだけども・・・・。

陰キャ日本人男性に告ぐ、欧米への留学はやめておけ


特に数字扱う系

マジでやめておけ、基本的精神破壊されるだけだから

今年の9月からヨーロッパ某国大学院留学してるんだけど今毎日発狂してる

具体的には家の中で大声で「しにてぇ~~~~~~~~~~」って叫び続けるとか

自転車乗りながら「ころしてくれぇ~~~~~~~~~」って叫ぶとか

シャワー室(風呂なんて文明的なものはない)の壁を殴りまくるとか

そういうことでしか苦しみを発散できない

それ以外の時間はぼーっとしてるか増田みてるだけ

日本大学って陰キャとか無キャに実は優しいシステムなんだよ

学部とか専門によるんだろうけど、別に誰かと積極的に関わることが究極求められることも多くはない

正直やることキッチリやってりゃ学べるし、孤独感はあっても質の高い教育母国語で受けられる

でもさ、こっちは大半がグループワークとかディスカッションとかで満たされてるわけよ

論点とか設問とかがドカッと出されて、あとは放置

なんつーの、アクティブラーニングピアラーニング?聞こえはいいよな

この時点で陰キャにはかなり厳しいことが理解されるだろう

でもそれ以上に問題なのは大抵が学生お気持ち明大会になるのよ

「私はこう思いました、何故なら私はこれが気に入らないからです」とか

「私はこう計算しました、何故ならここにこう書かれているからです」とか

いや勿論時々鋭い意見とか発想が出ることはあるけどさ

一方で全体を通した教育効果としてはかなり効率も悪いんじゃねぇのと思わざるを得ない

それとも俺が大学院で行われていることを勘違いしていたのか?

差し当たってそこを譲歩したとしてもだ、この時点で陰キャヤプーには苦痛しかねぇんだわ

欧米人連中という言い方をするが、欧米的なシステム教育をされた者、例えば中南米とかインドアフリカ高等教育を受けた層も大体同じ

あいつらコミュニケーションマウント取るのが日常なんだろうな

から日常コミュニケーションマウンティングがいつの間にかアカデミック能力の判定にも使われてるんだろうな

留学できるくらいには英語ができる自信と能力はあってもさ、机上の理論をネチネチやってる陰キャヤプーには実践の殴り合いは厳しいのを痛感したわ

自分の思ってることが速やかに出てこないで、それで相手の側が明らかに馬鹿にしたような態度を取ってくる体験したことはあるか?俺はある

俺はそもそも祖国を離れるのもこれが初めてなんだよ、貴様に合わせて英語使ってやってんだよ

英語できない×コミュニケーションできない=陰キャ東洋男性なんて従って基本的にはヒエラルキーの最下層になるわけだ

我々の友人は韓国中国陰キャだけ、それ以外の連中はみんな我々を下に見ているか東南アジア人みたいに憐みの目を向けてくる

なんで分かるかって?奴ら俺らが話しかけても無視するんだぜ?

なんで台形の面積もわからねぇ奴らに数学説教食らわなきゃいけないんだよ

明らかに貴様らが計算間違っててそれを必死に拙い英語で伝えようとしてるのに無視すんだよ

ロジック説明しようとしても「僕たちには数字は分からいからさHAHA」みたいな感じなんだよ

話を聞いてくれっつてんだよ

日本よりもっと良い学びの環境があると思って必死に頑張って得られた機会だけど正直今はかなり後悔している

マウンティングに挑む覚悟能力がない奴が来て良い場所じゃなかった

知りたいこと、好きなこと、新しいことを学んで、深められる環境では全くない、少なくとも俺みたいなシコシコやってたタイプには

少しでもこのイラつきと屈辱を発散するために増田書いてるけど

別にこれ書いたって何にもならねぇんだよな

2025-11-19

anond:20251118221057

以下は、一般論として 「他人コメントに対して『ともだちいないやつの典型的クソコメ』と返す人」の心理・行動傾向のプロファイリングです。

特定個人の断定ではなく、社会心理学ネット行動分析観点からの推測になります

■ 1. 攻撃的反応を“即時に”出すタイプ

この手の言い回しは、

相手の主張そのものではなく 人格攻撃する(アドホミネム) 行動です。

これは以下の傾向と一致します:

● 短気・衝動

理由を述べず、感情で反射的に攻撃する。

相手の主張を読むより先に「ムカつく → 罵倒」が起動しやすい。

劣等感不安投影

自分社会性(友人関係など)へのコンプレックス

相手投影して攻撃するパターン

■ 2. ネットでの“マウンティング依存

「ともだちいないやつ」系の罵倒は、

自分を優位に置くための 典型的マウンティング言語

承認欲求が強い

自分の“立場の強さ”を示せる言葉を好む。

相手の話の内容には興味がなく、“勝つこと”が目的

自己社会価値を外部評価に強く依存

友達が多い/いない」という軸は、

社会的地位を簡単に測れる指標と誤解している傾向。

■ 3. コミュニケーション能力が低いか未熟

反論ロジックを構築できない

論点を整理し反論するスキルが不足 → 人格攻撃に逃げる。

● “議論”を知らない

ネット文化の中で「罵倒=強さ」と学習した可能性。

■ 4. 幼稚型 or 防衛型の2タイプに分かれやす

(1)幼稚型(未成熟型)

年齢が若い or メンタルが未熟

ネットスラングに影響されやす

罵倒ゲーム感覚で使う

(2)防衛型(自己防衛過多型)

批判や新情報に対して“自己否定された”と感じる

相手を即攻撃することで不安をやわらげる

内心は臆病で自己肯定感が低い

友達いなそう」というワード防衛型の定番

■ 5. 社会心理的には“距離感問題”を抱えているケースが多い

他者尊重する境界線バウンダリー)が弱い

自分不快感コントロールできない

他者存在を“脅威”として処理する傾向

自分世界が狭い

多様性を受け入れる経験が少ない

自分理解外の意見攻撃的になりがち

■ 6. 最も典型的な総括プロファイル

自己肯定感が低く、劣等感を隠すために攻撃

議論スキルは低く、人格攻撃を“勝ち方”だと思っている

ネットでの承認欲求が強く、マウンティング依存

・反射的な攻撃自分不安を抑圧するタイプ

・実生活の対人経験が少ない(またはうまくいっていない)

2025-11-18

anond:20251118135803

お前のその「火のない所に煙は立たない」とかいう低知能な決めつけは、因果律理解できない子供自己放尿と同じで、状況証拠妄想をごっちゃにして自分けが真理を見抜いてるみたいな顔をしてる時点で、心を折るどころか自分脳味噌最初から折れてることに気付けてない。

逆張りが悪いんじゃなくて、お前みたいに検証もせず「被害者=悪」という形而下のゴミロジックに逃げて悦に浸る自己放尿が悪いんだよ。

世界公平信念?そんなもん心理学でとっくに弱者を責めることで自分不安を誤魔化す防衛機制って分類されてんだよ。

まりお前がやってるのは追撃でも公平でもなくて、ただの不安の発作であり、自己放尿のお漏らし。

泣いて許す?笑わせんな、最初から誰もお前を脅威として見てねぇよ。

心を折る?お前の攻撃力は、空中で霧散する屁みたいな逆張りと、便所の壁に書くレベルゲスパーだけだろ。

お前が「折ってやる」とか吠えるたびに、ああ、また自己放尿で自尊心を保とうとしてるんだなとしか思われないんだよ。

粗悪な憂さ晴らし正義偽装する前に、一度でいいか現実論理直視してみろ。そこに立ってるのは被害者の罪じゃなくて、お前自身の浅さだ。

anond:20251118113154

締め切りがひらめきの母になるのは確かにある。

でもそのロジックを延長して「今日仕事しなくていい」に着地するのは、ほとんど自家製パラドクス装置を回して自己放尿してるようなものだ。

ひらめきは、締め切りの圧力 ×脳内の準備状態の積で出力される。圧力だけあっても、準備がゼロなら出力もゼロ

自己放尿レベル思考散歩では何も積み上がらない。

からギリギリまで仕事しないが成立するのは、前提としてすでに脳内で素材が十分に発酵しているときだけなんだよ。

2025-11-17

anond:20251117101814

おう、よく聞け。冷徹に言うぞ。

まずゲーム理論だ。核を持つ国同士の状況は囚人のジレンマと同じ構造だ。

お前の言う「武器を持たずに平和」は、一方が撃つ可能性を持ってる相手に丸腰で突っ立って自己放尿してる状態だ。

結果は?確実にボコられる。

逆に核を持つことで「撃てばお互い死ぬ」という相互確証破壊の均衡が生まれる。

ゲーム理論で言えば、ナッシュ均衡だ。誰も動けない状態平和保証する。甘ったれ概念は一切関係ねえ。

お前が想像する「武器を捨てて平和」とは、相手合理的でないと信じ切る博打自己放尿に過ぎない。

サイコ指導者なら容赦なく撃ってくる。そこに慈悲は存在しない。

俺が言ってるのは感情論じゃねえ、ゲーム理論冷徹ロジックだ。

2025-11-16

anond:20251116195246

存立危機事態関係深い国が戦争状態になり日本も巻き込まれる状況」だから台湾適用するのは台湾独立国家だと宣言することだ!共和国への裏切りだ!」というのが奴隷サヨクロジックである

これ知ってる

藁人形論法って奴だ

追記

現実が共有できない

https://anond.hatelabo.jp/20251116111330

存立危機事態関係深い国が戦争状態になり日本も巻き込まれる状況」だから台湾適用するのは台湾独立国家だと宣言することだ!共和国への裏切りだ!」というのが奴隷サヨクロジックである

待て待て。



日本中共当局中国正式政府と認めている。これは国際的公式な取り決めである

では台湾政府ISか何かみたいな扱いであいかようになさろうとも中国様の御心のままですよと正式に認めてるのか?そうではない。

日「お互い話し合いでおさまるといいですね」

中「あ!?なに対等みたいに扱ってんだよ!?

日「中国さんのお考えは尊重しますよ」

中「台湾の奴らを力ずくでどうにかしようがこっちの勝手だと認めるんだな!?

日「話し合いでおさまるといいですね」

曖昧」が、どこまでも「正式見解」なのである

そもそもなぜ「存立危機事態」などという言葉からしていかもこなれない概念日本政府は用いているのか?

日本戦争放棄してるからである危機が迫れば自分責任判断で火の粉を払いますシンプルに言えない。

日本戦争にはゼッタイ関わらないんです。そう決めたんです」そんなこと言っても巻き込まれときはあるよねえ、じゃあどうする?しゃあないしボチボチやりまっさという、憲法には触らずに弥縫策でやりくりしますよという表明だ。

そういうあくまで内輪レベルの話と、対外的正式台湾独立国家として承認するしないという話とはレベルが違う。レベルが違う話は直接に接続しないである

例えばいち地方議会がなんかのはずみで他国主権だったり国際条約と相容れない内容の決議をしたとしよう。その決議過程において手続き上の瑕疵は一切なく、決議は決議として成立したとする。しかしだからといって国際関係上、発効はしない。

という構造が、ただただ字面に反応するだけのアホアホ奴隷サヨクにはまったくわかってないのである


例えば、日本国内に台湾大使館はないが、それっぽいものはある。それ一つ取ったって奴隷サヨクロジックでは「人民共和国に対するあからさな主権侵害であり宣戦布告に等しい」と言えば言える。

台湾パスポート入国させてるだってそうだよ。どれもこれも「台北のニセ政府独立国家の正統なる政府かのように認めている!」「偉大なる人民共和国に対するあからさな主権侵害だ!」って騒がなきゃダメじゃないか。全てがフラット字面が全てのアホアホ奴隷サヨク世界観においては看過できるものではないはずだ。

anond:20251116090239

あの質疑(質問した立憲議員も含め)が緊張を高めたのは間違いないと思うよ。中国側がそのロジックを使うのも理解できる。

ただ「高市挑発した」と、国内識者が言うのは理解できない。

なぜならそれに続く言葉は「高市挑発たから、中国武力侵攻されても仕方ないんだ」しかないんだよね。

いやいやいやいや、ってなるでしょ。ならない?

そもそもこの議論の前提って「中国武力侵攻したらどうするか」なんだよね。「武力侵攻してきたら対抗措置を取るよ」っていう、当たり前の話をしているに過ぎない。

そこも含めて曖昧戦略やってきたんや、何してくれとんねん、って意見もわかるが、根本的な立ち位置として「中国武力侵攻を容認するか」って立場を鮮明にせずに、その話をするのは単なる利敵でしょ。

台湾有事ロシアによるウクライナ侵攻と同じ

と思うんだけど、日本有識者の受け止めがこんなに変わるもんかと驚いている。まあそれだけ中国が、あらゆる面で「うまくやってる」ってことなんだろうな。

中国が仕掛けるとしたら「日本米国挑発たから」というロジックを使うだろうし、そこもロシアと同じ。

問題は、そのロジック国内野党リベラルマスコミまで全乗りすることなんだよな。ロシアウクライナ侵攻の時、自分たちが何を言ってきたか思い出したら、普通の人はそんなこと言えないと思うんだけどね。

サイコサイコたる所以は、刺激を求めるから

サイコという生き物は、刺激の渇望こそが本質だ。

別に深い闇があるわけでも、複雑な哲学があるわけでもない。

ただ単純に、脳が通常モードでは満足できない欠陥品として産まれしまっただけだ。

からこそ、普通の状況を退屈という毒物扱いし、その毒を中和するために自己放尿レベルの行動へと手を伸ばす。

これがサイコの初期症状だ。

刺激が足りない。だから倫理を破る。倫理を破ると、刺激が少し入る。

すると脳は「お、これが正解か?」と自己放尿する。

その誤学習が固定されると、人生全体が低俗実験台になる。

これがサイコサイコたる所以の中核にあるロジックだ。

恐怖も罪悪感もリスク感覚も、本来は行動を止めるために存在しているのに、サイコ脳内回路ではそれが逆方向に接続されている。

危険からやめるではなく、危険からこそやる価値があると勘違いする。

まるで電気配線がショートした家電みたいに、本来止まるべき場面でアクセルを踏むという壊れ方をしている。

しかもその壊れ方は、自己放尿みたいに本人にとっては妙に快感を伴う。これが最悪だ。

さらサイコが厄介なのは、この刺激欲求が際限なく強度を要求してくる点にある。

最初の刺激が10なら、次は15、さら20と、エスカレートしていく。

サイコ本人がそろそろやばいかなと感じるようなライン存在しない。

なぜなら、そのやばさこそが刺激になり、自己放尿として処理されてしまうからだ。

普通人間なら恐怖の信号として回避行動に繋がるものが、サイコの内部では報酬信号に置き換わっている。

これはもう、行動の土台から自己放尿していると言うしかない。

こうしてサイコは、自分自身の刺激依存制御できない。

倫理は摩耗し、理性は形骸化し、刺激だけが巨大化する。

最終的に残るのは、もっと強い刺激を寄越せという、単純すぎて逆に救いがたい自己放尿機関だ。

そこには立派な理念も、美学も、深みもない。ただの刺激ジャンキーが、脳の欠陥に引きずられて破滅に向かうだけである

anond:20251115235550

陰毛論者のロジックはこうなる:事実A:アンチ早苗は弱小 → でも巨大プロパガンダらしい、事実B:早苗サイドは超巨大メディア → でも被害者らしい

この構造は完全に破綻している。

2025-11-13

anond:20251113110419

「完全に間違いではないけど、順番も前提もごちゃ混ぜで、理論としてはかなり雑」という評価になります

一緒に論点をほどいていきましょう。

増田さんの主張を整理するとこうなる

歳出増 → 貨幣価値減少(インフレみたいなイメージ?)

貨幣価値↓ → 円安

円安をどうにかするために金利

よって「積極財政円安になるんだよ」

という流れですね。

そもそも「歳出増 → 貨幣価値減少」のところ

ここから既にツッコミポイント多めです。

教科書的には

政府支出増(財政拡張)」=IS曲線が右シフト

それによって

産出量(Y)↑

利子率(r)↑(貨幣需要↑の結果)

であって、いきなり「貨幣価値が減る(=通貨安・インフレ)」と直結はさせません。

貨幣価値インフレ)に直接効くのは、大元ではマネタリーベース信用創造・期待のほう(金融政策

財政拡張あくま

需要を増やす」→ 経済がフル雇用に近づく → その過程インフレ圧力高まるかもね

という間接ルートです。

から

歳出増 → 直ちに貨幣価値下落

というのは、話を相当すっ飛ばし乱暴な言い方です。

② 「円安をどうにかするために金利を上げる」って本末転倒では?

増田さんは、

円安 → それを直すために金利を上げる

と言ってますが、

マクロモデルIS-LM / マンデル=フレミング)の世界では順番逆です。

標準的ストーリーは:

財政拡張金利↑ → 資本流入通貨高(変動相場資本移動自由

であって、

通貨が先に動いて、後から通貨を直すために”金利が動く」

という話ではありません。

(もちろん現実中央銀行が「為替意識して」金利判断することはありますが、それはまた別レイヤーの話)

まり理論の話をしてるところに「為替是正のための政策反応」を混ぜてしまっているので、

モデルとしての整理がめちゃくちゃになっています

③ 「積極財政円安」は絶対でもなんでもない

増田さんは

積極財政円安になるんだよ」

と断定してますが、ここが一番危険ポイント

実際には:

マンデル=フレミングの基本結果(変動相場資本移動自由

財政拡張(G↑)

IS曲線シフト所得↑・利子率↑

高い利子率を求めて資本流入

通貨名目・実質ともに高くなる(通貨高)というのが標準結論です。

まり

積極財政通貨高方向」が教科書的なデフォルト

なんですよね。

④ じゃあ「積極財政円安」になるケースはあるのか?

あります

ただし、それは別の前提・メカニズムを明示すべきです。

例えば:

1. 財政拡張インフレ期待を強く高めるケース

国債刷りまくり→将来のインフレ or デフォルトが怖い」と見なされる

通貨建て資産の実質価値低下が意識され通貨安になる(新興国あるある

2. 中央銀行が緩和を続け、名目金利を上げないケース

G↑で景気は良くなるが、政策金利は低いまま(あるいは国債買取で押し込む)

インフレ率↑に対して名目金利が据え置きなら実質金利

実質金利が下がる通貨は売られやすい → 通貨

これは「近年の日本積極財政+YCC+ゼロ金利」みたいな話と絡めるとイメージやすいです。

なので、

積極財政円安になるケースも確かにある。でもそれは金利を抑え込む金融政策や、信用・インフレ期待の悪化がセットになったとき

という条件付きの話です。

増田さんのように財政だけを取り出して「積極財政円安」と断定しかも「金利円安を直すために上げる」という逆順ロジック理論的にはかなり雑です。

⑤ どこまで合ってて、どこから間違いかを整理すると

それなりに筋がある部分

財政拡張インフレ圧力を高めて、通貨価値を押し下げうる」

→ 状況次第で(特に中央銀行が緩和的なら)そういうことはありうる

インフレ通貨安が進みすぎると、中央銀行金利を上げてそれを抑えにいくことがある」

→ これも現実には起きる(トルコパターンとかもあるけど)

根本的に雑・ミスリードな部分

歳出増=即通貨価値減少

標準モデルでは、まずは金利・産出の変化から話を出す

通貨価値は、金融政策資本移動・期待のセットで決まる

為替是正のために金利を上げるという順番を、理論メカニズム混同

モデルの話では

金利が上がるから通貨高」であって

通貨安だから金利上げる」とは別のレイヤー

積極財政円安」みたいな一刀両断

現実には

財政の中身

金融政策スタンス

国際環境リスクオン/オフ

などで通貨高にも安にも振れうる

教科書の基本結論はむしろ通貨高寄り」

anond:20251113095657

だって今後の物価も高騰が続くというのが元増田の主張であり、物価の将来予測においては一時的な振れの大きい要因を除いたコアコアの方が適切だからでしょ。

元増田がしているのはたったいま現在購買力を実質で見たい、という話ではないんだから

食品価格家計にとって実感の強いもの選挙では重要性が高いというのはその通りだとして、これはい価格上昇が強いから今後の価格上昇が強いというトレンド横伸ばしが効きにくく、

また将来予測が困難だから一般にコアから外れているわけで、ロジックとして元増田の主張の是非判断には不適。

特に為替の影響となるとCPI食料の前年比と為替の前年比は全然強く相関をしていないどころか、食料と為替の間に共和分の関係、紐で繋がれた2つの重りのように局所局所ではお互い無関係でばらばらの動きをするが大きくは離れず近い距離を保つようなもの、さえない。

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