はてなキーワード: 永代供養とは
父が亡くなったのは、去年の十二月のことだった。
ネットで調べて「小さなお葬式」という格安系の会社に連絡した。ホームページには“直葬:税込み139,000円~”とある。
思ったより安いなとその時は少し安心した。だが、それはほんの気休めだった。
病院からの搬送費がまずかかる。深夜料金が入って38,500円。
搬送先は提携の安置所で、冷却管理費が一晩9,900円。二日預けたので19,800円。
火葬だけのプランにしたつもりだったが、お別れ花が必要だと言われ最小単位で22,000円。
ドライアイスも一日分がついてくると思ったら追加で7,700円。
こうして気づけば総額210,000円になっていた。
「シンプル葬ですから」と営業の人は笑っていたが、こちらは頭が真っ白で、葬儀の相場感すら全くわからない。
そして火葬場の使用料は自治体によって違う。うちの市では市民料金で12,000円。そこに骨壷代が別で8,800円。
係の人に「こちらのが美濃焼で人気ですよ」と言われて断れなかった。待合室で出されたお茶とまんじゅうが一人660円。
親戚三人で1,980円。そして思い出したように市役所の手数料、死亡届、戸籍抄本、火葬許可証、それぞれ数百円ずつ。
手間の総量に比べて、数百円だけでも腹が立った。
火葬だけの直葬なのに最終的に25万円近く払っていた。そのあと納骨先を探す段階でまた現実にぶつかる。
都内の納骨堂を見に行けば、「カード式で自動でご遺骨が出てきます」と案内されてロッカーのような設備に80万円の値札がついている。
死んでもなお、月額管理料が2,000円。死んだあとまで、サブスクなのかと思った。
こういうことに文句をつけるのは野暮だと言われる。
最近、日本で暮らすイスラム教徒の方々が「土葬できる場所がない」と困っているので、作ると行っていたが、宮城県知事が断念したってニュースがあった
https://www.khb-tv.co.jp/news/16035821
これに対して「イスラム教徒の土葬拒否は差別偏見以外にあり得ない😡」みたいなコメントが付いていた。
まぁいつもの連中なんだけど、あんまりにもあんまりなのでコメントしとくな。
なぜ日本では受け入れが難しいのか。その背景を、世界の墓文化と比べながら。
日本の墓は伝統的に「家単位」で作られ、子孫が続く限り管理するのが前提。
つまり、日本人にとって「同じ墓に何人もの遺骨が入る」「同じ墓穴に入る」ことは自然で、墓を繰り返し使うことに違和感はない。それこそが家の結束ともされる。
もちろん現代的に少しずつ変わってきている部分はあるが例外は例外。
一方で、イスラム教では火葬は認められず、土葬が義務とされている。
メッカやサウジアラビアのメディナのように戒律が厳しい地域では再利用は行われず、結果的に都市周辺に果てしなく墓地が広がる「都市型墓地」が形成されたりしている。
で、この墓地は家管理じゃなくて共同体が管理する。家が永代供養するのではない。だから墓地を訪れる人がいなくなっても墓守と呼ばれる人がずっと管理する。
もちろん、人口の多い都市部(カイロやイスタンブールなど)では、そんなこと言ってられないので、25年ほど経って遺体が土に還ったと判断されれば再利用されることもあるにはある。
この文化を前提に墓が作られている。もちろん現代的に少しずつ変わってきている部分はあるが例外は例外。
キリスト教文化圏でも「個人墓」が基本。ただしイスラムほど厳しくはなく
ここでも「家ごとに永代にわたり墓を守る」という考え方の日本とは違う価値観である。
日本も明治期までは土葬が一般的だ、だから受け入れろと言う輩がいる。
が、これは問題があったから今、火葬が普通になっていると言うことを無視しすぎ。
これらの諸課題を解決するため、火葬が広まった。イスラムとの違いは、同じ場所に何度も墓穴を掘るので、前の遺体が出てきてしまうと言う様な事もあったというのもあるだろうがね。
こうして、今では火葬率は99%を超え、社会全体で「火葬が当たり前」という前提になった。日本は高いコストと長い時間をかけて問題を解決するために火葬化を進めてきた歴史的経緯があるんだよ。
だからこそ「宗教上の理由だから」と言われても、いや知らんし、お前らも早く近代化しろよ、としか言えない訳だ。なんでそれが許されると思った?ってな具合の反応が普通。
我々もできたんだからお前らもやれ、地理的条件も全然ちがうんだら、と言う事になる。
最近亡くなった友人の墓参りで勝手にもやもやしてる、こんな事リアルで誰にも言えないからここに残す
若くして友人が亡くなったのだが身寄りもなく、親戚の人がお寺に永代供養したと聞いた
親戚からは基本お線香やお悔やみは遠慮願いたいと言われている状態なのでGW帰省の時に別の友達とお寺にお参りだけでも行こうという話をしていた
お寺の場所を遺族の親戚の方に確認をしているときに「可能であれば早く教えてほしい、別の友人達と明日先にお参りをする」という連絡がきた
確かに早い方が良いとは思うし何も間違った事を本人は言ってない。でもなんか、先に約束してたのに別の友人達と先にお参りに行くんだ、相談もないんだと複雑な感情を抱いた。自分が行く日までにわかればいいのかなとおもってたから、親族の人にも申し訳ない
正直複雑な感情抱いた理由の一つとして先にお墓参りにいく友人の一人が過去に自分が田舎を出るときに新しい土地の悪口や生活に対して関係ないのに突っ込んできたことに対して許せてないからもあると思う
本人達にはどの寺になるのか解れば教えようと思うし、このことに対して特に何も言わないし自分が帰省する時もその友達と一緒に行こうと思う
年収270万程のアラフィフ主婦。(夫の収入は生活費や子の教育費、保険等に使うし夫が管理しているので、ないものとして考えている。自分の収入からも生活費は出てる)
私の母が亡くなり葬儀をしたり(遠方なので往復何度もした)、墓じまいや永代供養をしたりしたらあっという間に百万以上かかってしまった。
貯蓄や義両親が援助してくれたお金では足りず、足りない分キャッシングで賄ったけどボーナス時に繰り上げ返済しても全然元本減らなくて、
まずいと思って社長に相談したら最初から言ってくれたら…と無利子でお金を貸してくれたので、毎月給与天引きで2万を返済にまわしている。
あと3年したら返済し終えるけど、その後その2万を普通に貯蓄するか、NISAに回すかで迷っている。
老後の生活費の足しになればと思うけど、詳しい方どちらがいいかわかりますか?
3年後の話だけど、今年始めたと仮定して銘柄見ておいたほうが始めるときの参考になっていいのかなと思ったので…教えてくれるととても嬉しいです。
(追記)
教えてくれてありがとう
考えを整理がてら書き殴ったものなので読みづらいのはすみません。
父は日本料理の板前でしたがなぜか喫茶店の雇われ店長をしていた時期もありました。あまり長続きはしませんでしたが。
小学生の頃に仕事場の喫茶店に招待してもらい、甘いカフェオレを飲ませてもらったことを覚えています。
また休日に色々なパスタを食べたいとお願いするといつも作ってくれました。
父のパスタは格別おいしくて、いまでもこれを超えるものを食べたことはありません。もちろん思い出補正込みです。
酒好きだった父は、いつ頃からか、休日の朝から晩まで飲むようになっていました。
そのうち仕事に行かなくなり、職場も転々と変えるようになりました。
最終的に平日の昼間から居間で酒タバコテレビという状態で、反抗期に入った私は父と何度も喧嘩をしました。
喧嘩直後はしばらく真面目になるのですが半年も経つと元通りになり、それが数回続くことで家族も諦めの境地になりました。
当時、病院のアルコール依存症外来の存在を知っていたら何か変わっていたのでしょうか。
母との喧嘩も増えたある日、父は家からいなくなりました。心配しつつも、家の雰囲気を悪くしている存在がいないことにホッとしている自分もいました。
音信不通になってから半年もすると、父と母の共通の友人経由で、実は○○県の日本料理店で板前をしているみたいな情報が入ってきました。
しかしそれも長続きせず、1年も経つとなぜか悪びれもせず家に戻ってきていたりして、父のことがますます理解できなくなりました。
母が勧めたこともあり、私は遠く県外の大学に進学しました。母方の実家が関西ということもあり大阪の大学を選びました。
なお私が大学寮に入る時も、父はN回目の県外逃亡中でした。
しばらくして大学3年ごろ、母から突然「離婚した」という連絡がきました。
「こちら(父方親戚)とは縁を切って住居も大阪に移すから」と言われた時には驚きはしましたがさもありなんと納得もしていました。
でもさすがに「あなた(私)の住民票と本籍も大阪に移しておいたから」の一言には物言いをつけたくなりました。相談もせずに勝手に何してくれてんのと。
実際これで故郷から完全に離れることになり、父方の実家とも完全に疎遠になってかなりの年月となります。
月日は経って、私も30代後半になりました。
一昨年前に全然知らない市から父の生活保護の扶養照会がありましたが、20年近く会ってもいないので今更無理だと断りの返事を出しました。
そして先々月、親戚経由で、父が肺がんで死亡したとの連絡が来ました。
父の最後の知り合い(おそらく仕事の上司)が火葬や身の回り品の処分などを終わらせてくれたそうで、遺灰だけでも受け取るかという問い合わせです。
なぜでしょうね。断ればいいのになぜかYESと答えてしまいました。
先日、母と一緒にその方を訪ね、お礼を伝えて、遺灰壺を受け取ってきました。
ただ、父の最後については詳しく聞きませんでした。先方も無理に話そうとはしなかったので、薄々事情を理解していたのだと思います。
母は嫌がったので、今は私が小さな遺灰壺を預かっています。父の写真はないので壺だけが本棚の上に鎮座しています。
嫁入りした以上将来自分が入る予定の墓のこととはいえ、よそ者が決定権や口をはさむ権利もないのでこのことは全く触れないでいたら、なんか義母が最終的に墓石を買っていた。
なんというか、永代供養の家族版?のような奴で、永大供養されるからお墓の日々の管理はしなくていいけど、寺の集合墓じゃなくて親戚筋までの人が入れる墓地になるらしい。
義実家は義母とその姉夫婦の仲がいいので、その両家の墓としてその血筋の人はそこに入るとのことで。
え、よくわかんないけどそれって墓じまいって言うのかな?
私てっきり墓をなくすんだと思ってたから、自分たちは家を買った先でまた時期が来たら考えようね~って夫と話してたんだけど
なんか話を聞いてたら私も夫もその墓石の下に入れられるらしい。
今は同じ関東圏に住んでるから墓参りなんかもまだできるしいいけど、私たちの子どもがもし地方へ移住してしまったら?そして今は仲いいから両家の墓として共有してもいいけど私たちと叔母夫婦の子供が将来仲たがいしたら?私たちの子供とその子供が仲たがいしたら?結局墓の管理やあれこれは残っているのでは・・・???
なんだこれ?
小田全宏って人なんだけど、松下政経出身の肩書多数の“社会教育家”で大臣もやってた自民党の深谷隆司の娘婿。
公式サイトにも掲載されてる多数の肩書の一つに“真言宗 大本山 弘法寺 管長”というのがある。
で、この弘法寺にもずいぶんきれいな公式サイトがあって、そこの“僧侶紹介”をみると、僧侶としては小田全眞と名乗っているのがわかる。で、奥さんも尼僧の小田海光として載ってる。
で、この弘法寺という寺、同じ住所に龍生院という寺があったようで、で、この龍生院という寺についてネットで調べていくと、デイリー新潮の“永代供養に落とし穴 高野山の名刹「120億円」納骨堂ビジネスの破綻”という記事にヒットする。日付は2017年11月07日。
これは一体何があったたんだろ?
ちなみにGoogleストリートビューで弘法寺の住所を見てみると、6年前の画像で“龍生院”と書かれたお寺が見えた。
なにがどうしてどうなっているのか知りたいなぁ。
まさかね。
お墓がいらない
どっかのお寺のロッカー式の納骨堂に払う永代供養のお金もいらない
ただ、遺骨が残らないレベルまで大人の骨を焼ききることができる火葬場は限られているらしい。遺灰は火葬場が処分してくれるらしい
私には娘が二人いるが、将来娘たちがどこに住むのかなんてわからないし
わたしが死んだときに葬式はやってほしいけど、わたしの骨は焼ききってしまってほしい
お墓参りはしなくていいから、娘たちが私の死後ときどき私のことを【良い印象で】思い出してくれたら嬉しい
葬式のときだけプロジェクターで画像を表示してくれたらいいのに
玄孫くらいまで子孫がうまれたら、きっと私のことを覚えている人はいなくなるだろうから私の遺影なんてあってもしょうがないでしょ……
旦那の両親の遺骨、私の両親の遺骨は各々が永代供養のお金をはらって自分の骨が眠るところは自分のお金でけりつけてほしいわ
放置されたお墓が残るわけで
はてなーって順調に高齢化してんだけど、言ってもまだ初老くらいで、墓を買った買わないって感じの歳ではない
早く墓を買う感じの歳になってほしいんだ
そうして、「墓を掃除する人がいない」「永代供養が実際には永代じゃない」みてえなタイトルのお気持ち増田を書いてさあ!!!
妻の樹木葬選択を応援したいけど、ボクちんは同じ墓に入りたかったんだピョン!!みたいなことを書いてさあ!!!
そしたら、はてブッカーのみなさんが、続々、「わかる。私も死んでから入るところを決めないまま70になった。他の生き方ができた気はしないけど、どうしようもなく寂しくなることがある」みてえな、ミジメ〜なブコメを書いてさあ!
それにスターがいっぱいついてさあ!
煮てさ、焼いてさ、食ってさ…
俺は、「〜さ」という文章をある程度以上つなげると、『あんたがたどこさ』を唱えることを回避できないな
よくないな
まあそれはいいとして、墓っすよ墓!!
はてなブックマークを見ている時点で畳の上で死ねるワケねえんで、ブクマカのジジババが骨になったら、まあ野ざらしになるわけじゃんさ
まあ野ざらしにならなくたって、イマドキらしくITで管理された納骨堂で極小スペースに収まってるかもしんねえし、そもそも骨の引き取り手がいないから自治体の無縁塚に埋まってるかもしれない
となると、はてブッカーに墓が買える確率のほうが低いということになってくる
入る墓がねーことを嘆くエントリ、見たら本当にいい笑顔になれること請け合いなんだよな
マジで楽しみすぎる
・不幸だと嘆きたい気持ちはある程度理解できる(理がなくはない)
こうなったときの、はてなのみなさんの苦しみが見たくてたまらない
墓なんていらない、なんて言わないでほしいんだよな
全員心から大きな石の墓に入りたいと思っていてほしい
全員心から立派な墓に入りたいと思っていて、それを人生のメイン・パーパスにしていて、そこを裏切られて、絶望しながら老いていってほしい!!!
老いていってほしすぎる……
諦めてるのは共通してるけど、もともと親戚も少なく兄妹従兄弟も全員負け組で独身。まあ引きこもりがいないのが救いだけど、甥っ子なんかも一切いないから最後どうするかだけが気になる。
親連中を墓に入れるまでぐらいは頑張るけど、今の長生き状況を見るとこっちが先にくたばりそうだし、なんとか墓に入れたら、あとは永代供養して墓も家も全部処分して、どうやって最後を迎えるかが心配。家も再建不可とかそういう感じなんでうまく処分できるかが気がかり。うまく改築かなんかして貸せたら一番いいかな?
あとは資産ってほどのものはないけど、狭い住宅とクルマとか、相続人がいないときに処分が難しいものの後見人とか遺書とかそのへんを整備したい。
望むのはこのへんの改善だね。なんか生前のうちに一筆書いてマイナンバーで行政に登録しておけば、孤独死後のあとは行政や業者でパーッと処分できる感じの法律やあらかじめそのへんの費用を一定額で預けておけるような生前遺産処分制度。これはほしい。あとは遺体の扱いなんかも含めて。いまはそういう想定があまりされていないので、やるとしたらかなり複雑だし民間だとこっちが死ぬ前に業者が倒産とか夜逃げとかありそうだから行政でやってほしい。