はてなキーワード: シティサイクルとは
四十絡みの年季が入ったボッチの俺は、金曜の夜に予定がないことなどザラである。
大抵は近くの焼き鳥でお気に入りのセットを買って、キムチとレモンサワーのマリアージュに満足する。
だが、それでは乾きが満たされない夜もある。
そんな日は、愛車(レンタル・シティサイクル)に乗って夜の街に繰り出す。
酒は厳禁だ。飲酒運転はまずい。
音楽を聴きながら飯を食べられるところへ行こう、金曜の夜とはそういうものだ。
会社帰りの人、遊びに行く人、すでに飲んで出来上がっている人、観光客、これから旅に出る人、ランニングをしている人、とにかく色んな人がいる。
知らない道を選ぶから、だんだんと不安になりつつも、さすがにこんな街中では迷うまいと、知っているビルの方に進む。
自転車を停めていると、子どもが奇声を上げながら突っ込んでくる。
まだ8時過ぎくらいか。
子どもの後ろから、もう少し大きい子どもたちがダボダボの服を着て歩いてくると思ったら、やけに背が低めの4人組で、やけにアニメ声ではしゃぎながら通り過ぎていく。
訳がわからない。
目的の店に着く。
広いスペースに複数の店舗がまたがり、DJが音を流し続けている。
ファンキーなシティポップ、1970年代後半のバカテクなバンドグルーヴ。
突然盛り上がるサックスのソロを聴きながら、ハンバーガーを食べる。
喉が渇いた気がするが、酒は飲めない。
本当はハイボールが飲みたい。
目についたかき氷でも食べようと思いたつ。
500円くらいかと思って注文しようとすると、1500円くらいする。
しまった高級品だと思いながら、せめて渋い感じのやつにするかと抹茶なんとかみたいなやつを選ぶ。
注文した後に、抹茶だとカフェインが入ってるかと思い、またしまったと思う。
さっきの席に戻ると、他の人が座っていて、さらにしまったと思う。
入り口付近の席に座って、入り口をまっすぐ見ながら、抹茶なんとかのかき氷を食べる。
友達と来ていたら、まずはその映える姿を写真に捉えていただろう。
その山嶺を切り崩し、黙々と口へ運ぶ。
濃厚な抹茶の味わい。
四重くらいの構造。
一気にいきすぎて、頭が少しキィンとする。
前来た時は、孤独とフロンティアと心の葛藤、クロスオーバーな音の世界旅行を味合わせてくれた。
湿気が少しマシになっている。
自転車を借りて、少し遠回りして帰ることにする。
頭の中にかかるのは、ウェイン・ショーターのナイト・ドリーマー。
この辺の道は、いやに曲がりくねっている。
川から離れすぎないようにしながら、裏道を通り抜けて行く。
同じレンタル・サイクルのサラリーマンと並走し、LUUPを追走する。
俺たちは自由だ!
足元をドブネズミが駆け抜けていく。
まぁ一度どんなもんか行ってみたんすよ。なんかサイクリングロードとかいうのもあるらしいし。
日頃のランニングコースが淀川堤防沿いの河川敷で、そこにサイクルランの表示があった。淀川・大川沿いは信号なんてない快適なサイクリングロードなので(大川沿いは少し狭いが)、割と快適に会場までいけんのかな?って
万事適当な人間なんで、まぁ最終的にたどり着ければいいやって、事前に市が出してるマップをさらっとみただけ。
https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu170/cyclingroad/
この真ん中あたりにあるやつ
したら、なんか天満橋あたりでごちゃごちゃっとなって、中之島の北側通って野田阪神にっては?そんなコース快適には走れんだろう?と思ったのだが、毛馬から高見のあたりといえば、淀川左岸線の大工事やってるのな。元々万博用に整備って話だったが、色々トラブって遅れに遅れてるやつ。ここまっすぐ走れたら相当気持ちいいのにって思いながらまぁしょうがないな、と。
結果、野田阪神近辺から土地勘ほぼゼロなこともあってさんざん迷いながら、舞洲への橋(常吉大橋)手前まで、サイクリングロードから逸れて普通の道を走る。普通の変速付きシティサイクルで(クロスやロードじゃない)もう全然車道走る気がしない(それでも走れそうなところは走ったが)。路駐大杉で怖いし、そもそも(車道に)自転車ゾーンの設定もない部分が多い。さっきの市のページに標識一杯つけてわかりやすくしました!とか言ってたが、 もう中之島のあたりから狭い道の路面以外で全く標識観た記憶がない。
酉島の大ガスの施設あたりこえると、産業道路越しの堤防上をサーっとロードバイクが逆向き(川をさかのぼる方向)に走っていく。あれが淀川リバーランか、と思いつつあんまり状態の良くない地道を行く。
常吉大橋(此花区の先端から咲州へ渡る橋)からは「世界で一番美しいゴミ処理場」と言われることもある舞洲の工場がみえる。これは結構いい感じでテンション上がったんだが、常吉大橋の上で止まって写真撮ろうとしたら、大型車両が通るたびに橋がびよんびよん揺れよるの。高所恐怖症だしこわくてもういいやってなって先に進む。チャリンコ乗ってたらあんまり揺れてる感じしないのな。
整然とした舞洲をちょろっと走って夢舞大橋へ。こっちのほうが常吉大橋より高い。例によって高所恐怖症なのでなるだけ左端を行く(左端は下が見えないようになってるので怖くない)。常吉大橋よりは揺れない。そして正直万博のリングの上なんかよりよっぽど景色が良い。来てよかった。ただ高すぎて怖い。
夢舞大橋を降りれば万博駐輪場までは信号1つ渡るだけですぐだ。キャパは600台というものの、とまってるのは(平日昼間だったからか)精々50台。現金も使える精算機がおいてあって、もう予約必須でもなくなったみたい。
で、この日は入場の予約してないので、駐輪場観るだけで引き返した。
引き返すときはサイクリングロード沿いに、43号線と交差する伝法あたりまでは、淀川沿いで信号無し。滅茶苦茶快適だった。本当は「淀川リバーラン」だともう少し先までいけたのだが、ここから43号線沿いに南下して、(サイクリングロードを無視して)北港通沿いに、国道2号線・1号線で梅田あたりを抜けて東へ向かう。結局、行きの半分位(結構迷った)の時間で帰宅。ビジネスで混まない時間なら自転車でもそこまで詰まりはしなさそう。
正直、長時間万博会場にいると相当歩く事になってしまうので、それを考えると帰りにさらに1時間以上チャリンコ漕ぐのはきっついなぁと(ロードやクロス勢ではない身としては)。滞在時間短めにしたらまぁありか???淀川左岸線の工事が終わってて、淀川本流の堤防沿いにずーっと快適に走れるなら相当楽なのになぁって思うものの、ないもんはできないのである。
ちなみに、万博会場の駐輪場にはレンタサイクルがあり、30分165円で利用可能である。90分未満で到達できる場所なら地下鉄使うよりは安上がりになりそうではある。
都内でフラットバンドルのクロスバイク通勤約10年続けてるけど、電動とかシティサイクルより圧倒的に満足度高い。
最寄駅まで徒歩10〜15分かかる家なので、それだけ歩くなら片道自転車20分漕いで通勤の方が楽だった。
自転車一度買い替えて今2台目2年ほどでこの自転車になってからパンクは一度だけ。逆にチェーンの繋ぎ目が外れたのが2回。
前の自転車はパンク多かったかわりにチェーンのトラブルはなかったからこの辺機種の差かも?
圧倒的に軽いからちょっとした段差や歩道橋の階段なんかは担いで移動できるのもいい。
難点はカゴがないのと雨天時の泥はね。カゴも泥除けも付けることは可能だけど軽さを優先してる。
あとは尻のサドルが当たる部分ズボンの生地が痛みやすいのと、夏場の汗と日焼けくらいか。
通勤以外でもちょっと遠くのショッピングモールまで走ったり、街巡りで歩くにはちょっと億劫な範囲を自転車で探索したりしてるよ。
「ぶつかりおじさんってのは女性側の予測能力がうんたら〜」みたいなことを言って自転車の右折を例に出してたポストに無理があると思ったので書く
https://x.com/transjyokyu/status/1695267379604025713?s=61&t=ARqfm4MiJ4p0S6vIEvVLIg
(アーカイブ) http://archive.today/HTndT
ようは「ぶつかりオジサンは女性の幻想!予測能力がなくてぶつかってしまうだけ!」とあまり論拠のない「女性側の責任」を説いてる(と読んだ)
自転車が自分の側に右折してくるときに「自転車は遠心力で外に膨らみつつ曲がる、という予測ができない女性が避けようと思って結局自転車の前に出てしまう」どどこから持ってきたか分からん例を出してる
この例の想定している「自転車が右折時遠心力で外に膨らむコースを通る」がそもそも無い。
どうしても抗えないほどの遠心力は、生活道路で走る自転車だとそうそう発生しない。そんなに高速じゃないから
というか遠心力の有無に関わらず、自転車の車道左側通行の原則を考えればそもそもインコースは通らない(通ってはいけない)。イン切ったら対向の車両とぶつかるので。
なので「ぶつかりおじさんはまやかし」という言説に、あの図と説明文は使えない。
ご存じのとおり生活道路では自転車の車道左側通行を守ってるシティサイクル(ママチャリ)は半々ほどで、インコース右折そのまま右側路側帯直進の3人乗り自転車なんてものに遭遇するのだって珍しくない。
何が言いたいかというと「この図の女性は、自転車を視界に捉えた瞬間によく向きも観察せずに『自分と同じようにインコースを曲がってくるな、危ないから避けよ』と思って横に動いてしまう」と「道交法に対する無知もしくは遵法意識のなさ」と「観察能力の低さ」を説けるというわけです。
基本的にシティサイクルを買うならブリジストンやらなんやらシティサイクルがたくさん置いてるショップ。
ロードバイクやクロスバイクを買うならスポーツ車がたくさんあり置いてるショップを選ぶべき。
用途も違うので壊れ方が違う。パーツも違う。なので修理の知識もそれぞれ違うので、どっちかに特化した店のほうが安心である。
以前は「シティサイクルは見ません」とかこだわったスポーツサイクルショップがあったけど最近はワイズロードくらいしかない。
そっちのほうが誠実ではあるけどそこまで言い切れる個人のショップはほぼない。
あと買うなら家の近くの実店舗で買うべき。
ネットショップで買うとか、遠方のショップの通販で買うとかして、メンテナンスだけは近所のショップ というのはやめたほうがいい。
もちろん、工賃を払えばたまに「他店購入は割増」とか言われるけど修理やメンテナンスはしてもらえる。
でもショップがほんとうに修理やら改造に親身になってくれるのはその店で買った車体になる。
オーナー次第ではあるけど人情として自分の組んだ自転車のほうが理解もあるし愛着もあるのだ。
なにより、テキトーな組み立てをするネットのショップは多いと聞く。そういうものをショップは嫌がる。
そして、これは大切なことなんだけど自転車ショップのオーナーは「たくさん自転車を修理した経験のある人」であって、自転車の修理メンテナンスの正しい知識や技術があるわけではないということだ。
一応自転車の組み立ての資格はあるけどなくてもショップは開ける。
料理人を考えてもらえばわかるけど、料理人の能力は勤めた年数によらない。
才能ある人なら店を出して1年目で有名店になるだろうけど、何も考えずに料理を作っているだけで20年30年やっている人もいる。
ショップの修理の技術を知るには、作業をしてもらうしかないわけだけど、問題としてそもそもユーザーは作業ができないからショップに任せるんけであって、その技術が正しいか分からんというのがある。
そこでショップのSNSかブログかを読んでメンテナンスや修理の内容があるか調べるといい。
メンテナンスなどはその店のこだわりが出るところだ。
また写真を取りながら作業して記事を書くという手間をかけるということは、それだけお客さんに知ってもらいたいという意志があるということである。
いままで何件かショップを回ってきたが「入荷しました!売れました!」という内容だけのブログのショップは残念なことが多かった。
https://anond.hatelabo.jp/20200218234717
なんか伸びたので、ブクマコメへの返信を少し。元記事に足そうとしたのだけども、なぜか更新に失敗するので追記を別記事にします。
ストレッチャーは全体伸ばすのではなく、ポイントストレッチャーを想定してる。あと、原因のすべてではないので、「可能性」という形に留めている。
なお、日本人はタイトフィットを好むけど、海外ではそうでもないって話。伝聞だけど(ビスポーク界隈の話)
サイズがないって人にはビスポーク(オーダーメイド)をお勧めしたくはあるが、お高いので沼に引き込まれていない人にはちょっとお勧めできない。
ほら、趣味って採算度外視だから見合うんであって、実用一本勝負の人には向かないからね。
中国のビスポークとか比較的安いし、彼らも手先が器用なので、実用かつサイズなしって人には良いのかも。これも自分では試してない。伝聞です。
日本製で最初に試すなら宮城興業かなぁ。一応サイズ展開を貼っておくので参考にして欲しい。
https://miyagikogyo.co.jp/cms/original#step4
テクシーリュクスが1足6千円、シューキーパーが2千円とすると、2足分でも16000円。
一時的な出費は多けれど、交代で履くから最低でも倍は長持ちになるので、ランニングコストは変わらないはず。
で、なぜ1日休ませるかといえば、靴が湿気を吸っているから。
詳しく知りたい人は以下のまとめ辺りから調べてみて欲しい。
https://matome.naver.jp/odai/2142953842048043801
これによって、倍どころか3倍くらいの期間持つようになる(ランニングコストが安くなるね!)
なお、流石に出張云々は真似しなくても大丈夫です。日常的に毎日同じ靴を履くのを止めた方がいいということでよろしゅう。
あと、シューキーパー自体は買わなくてもいいけど、靴以上にロングスパンで運用できるものだから、買っといて損はないよ。
シューキーパーは靴を長持ちさせてくれるお得なアイテムである(故に高級靴では必須ともいえる)
追記:隙間時間で書いたから言葉足らずで誤読されたようなので補足。
1足履き続けたら100日目で再度購入になる。
2足交互で履いたら200日目で2足購入になる。
どちらも2足履きつぶすまで200日だからランニングコストは変わらないというのが前提。
で、交互に履くことで劣化速度が鈍化し、1足あたりの寿命が150日に延びるからトータルでは300日持つからお得だよみたいな話でした。
具体的な日数を示せるほど検証されている訳ではないですが、そういう傾向にあります。
先に挙げたクロスバイクの例でいくと、余り安めの靴を買っても、シティサイクルに毛が生えた程度で、痛みに耐えてまで履きたくないって話になる。
なので、少しお高め(GIANTかFUJI辺り?)くらいのを考えたほうが良いと思う。いわゆるミドルレンジね。
それでも、最初から高いものは買えない、安く済ませたいというなら、レイマー辺りだろうか。
レイマーは靴職人PCがレビューしてたので動画を貼っておこう。彼は靴修理を生業にしており、かつ靴に誠実であるため、動画のコメントは信頼に値する。
https://www.youtube.com/watch?v=QM5pXJqwqOk
こういった本格的な革靴は形がしっかりしてるため、大事なことは自分の足型に合った靴を履くこと。どのブランドというより、試着してフィット感を気に入ることが一番大事である。
この価格帯の靴は、1月と7月辺りにセールを行うことが多いので、本格的な革靴の最初の1足は、セールで検討してみてはいかがだろうか。
あとはファミリーセール。これは規格外品を安く売りだすもので、スコッチグレイン、大塚製靴、GMT Factoryなどが不定期に行っている。
毎年同時期にやってるから、前の開催時期を確認して、今年はいつぐらいにやるだろうって調べればわかる。
例えば、2019年11月にGMT Factoryでやったファミリーセールでは、ジャランスリワヤが2万円で買えた。4割引きくらいだろうか。
なお、個人的に好きなブランドはオリエンタル。以下の記事で一位になってたので、俺が持ってる靴とは違う型式だけど、興味があれば見てみてください。
https://io-shoes.jp/posts/1600261619/
沼に落ちますと、
道具として、埃落とし用馬毛ブラシ、磨き用豚毛ブラシ、仕上げ用馬毛ブラシ(コードバン用)、ハイシャイン用のヤギ毛ブラシかグローブクロス、ペネトレイトブラシ
消耗品として、クリームとワックスを靴ごとに色が違うので複数種類、リムーバー、ネル布等の生地
辺りを揃えて1足あたり累計1時間くらいかけて磨いたりします。
詳しい手法はここに書くには余白が足りないので自重しようと思う。
或いは磨き沼から這い出て俺の代わりに書いてくれる人が現れることを期待しつつ。
ここもお返事があったので追記。
リムーバーは皆大好きステインリムーバーと、コードバン用にステインクレンジングウォーターを所持してる。
あとは、鏡面落とすためにコロンブスのハイシャインクリーナーも。
ブコメでも、靴磨き芸人の奥野はスタンダードな磨き方してると書いた。
紹介した以下の動画ではステインリムーバーは使っている。そして私もほぼ同じやり方をしてるので、リムーバーの重要性は理解している。
https://www.youtube.com/watch?v=5cPc0XV3NIE
物は試しということで、その昔テクシーリュクスをリンス使って丸洗いしてみたが、
やはり乾燥機とかの各種ツールがないと辛かったり、乾き具合に応じてデリクリ入れたりと結構シビアだから、
お高い靴は流石にその道のプロに任せようというと考えてる。
ソール交換とか、普通はプロに任せる訳じゃない。同じことだと思う。
自分でやるのはビブラムのシートを買って、自分で切って張り付けるくらい。
なお、クリーナー周りの話を一切せずにナイトリキッドだけを勧めたのも、未経験者に向けてお勧めするにはレベルが高いという判断です。
そのため、リムーバー使わない前提で寿命が来るまでのメンテをするのであれば、2か月毎くらいがちょうどよい塩梅だろうという考えでした。
あとは、1年に1回くらい靴修理店などで靴磨きして貰うとか、手間を余りかけずにやる方法もレベル感に合わせてご案内したいところだけど、
これまた話だすと元記事を超えるくらいに長くなるので、今回はやめておこうと思った次第。(流石に元増田への言及からかけ離れるしね)
某大学内の南北を縦断する学内の道路を、自転車で縦断中、とあるロードバイク乗りの男女2人組が、前方にいた。
彼らは、かなり遅めの速度で運転していたので、何気なく追い抜きをした。
この追い抜きに煽りの意図は特になく、純粋に遅めだったので、追い抜きをしただけなのである。
自転車で運転していれば、これは良くある光景なのである。抜かすこともあるが、抜かされることもある。
その瞬間、ロードバイク2台が後方から凄まじい速度で、自分の自転車を遥か後方に置き去りにした。
「おれたちは、お前のようなシティサイクルには負けませんよーーーっ!!!(笑)」
という心の声が吹き出しとなり、彼らの頭上に現れるのを、自分は確かに見たのだった。
「ださっっっっ!!!」
何てダサいやつらだ。例えるならこちらは普段着の民間人。あちらは、フル装備の軍人だ。
何て、ダサいやつらなんだ。
瞬間、あのような「いきりロード」勢に負けたくないという意識がメラメラと湧き出した。
まだ、本気を出せばロードに追いつけるかもしれない。
抜かされてから追いついてやると決意するまでに、この間数秒。
フルスロットルでペダルを漕ぎ、シティサイクルを爆走させる自分。
正直なところ、あいつらは速い。フル装備のガチ勢に勝つのは至難の技。
前方を爆走するロード2人組を観察していると、男は女よりも遥か前方に位置し、女の方はそれよりも後ろに位置していた。
正直なところ、男に追いつくのはもう無理だと思ってしまった。
本当は2台とも追い抜かしたいのだが、もはや心拍は異常なほど高まり、太ももは悲鳴をあげていた。
「女だ、女に追いつきさえすれば良い!」
グループの誰か一人でも追い抜かすことが出来れば、この出来事が彼らの中で共有化される。
ロード乗りがシティサイクルに負けた、という屈辱を与えてやるのだ。
街中でシティサイクルを見かけるたびに、自分たちは敗者であるという、トラウマを植えつける。
これは勝てるっっっ!!!
息も足も限界。意地だけでシティサイクルを漕ぎ続け、ついに女を捉えた!
そして、抜かした!!!
おまえらがダサいと思うもの(シティサイクル)に、おまえらは負けたのだ。
こんな、ダサいお前らに煽られ、無駄な体力を消耗している自分もダサいのだが、それ以上に、お前らはダサい。
人を見下し、フルスペックでオーバーキルして、いきっているやつほどダサいものはない。
決して、ロードがダサいのではなく、またシティサイクルがダサいのではない。
お前らの性根がダサいのだ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.mu/jss/n/na102e3abebcf
https://anond.hatelabo.jp/20181112183902
これ見て思い出しただけどさ、こないだ撤去されたのよ。自転車。
俺悪くないんだけどさ。
いや、分かるよ。普通は自転車撤去されるやつが悪い。でも、今回まじで俺は悪くなかったのよ。
ちゃんと停めてたもん。
街中の駐輪場はわりと満車なことが多いんだけど、その日は運良く停められた。
なのに、用事済ませて戻ってきたらないのよ。
俺の白のクロスバイク、21番に停めてたんだけどさ、見たことない黒のシティサイクルに変わってんの。
うーわ、まじかよって。ASAHIで買った29800円の入門用クロスバイクだよ?
いや、コスパは良いけど、わざわざ盗むほどのもんじゃねーだろって。
仕方ないから、その足で街中の交番いってチャリ盗まれましたーって。
どこどこの駐輪場に置いてたんですけど、なくなってましたーって。
そしたら、何か警官が歯切れが悪いのよ。
「もうちょっと探してみた方が」とか。
「あとから出てくるかもしれませんし」とか。
いや、盗難届受け取ってくれなきゃ出てくるわけねーじゃん。とか思いながらちょっと聞いてみたら、
要は、
【1】俺が自転車を置く
この流れだと。
まじかよ。30分無料のお得な感じがアダになってんじゃん。
で、実際その通りだったのよ。
何日かしてから自転車撤去のお知らせが届いて、自転車受け取りにいって、一応弁明してみたんだけど、
「その話、よく仰るんですけど、私らではどうすることも出来ません」みたいな。
そりゃそうよね。こっちも証明できないし、そっちは基準通りに撤去しただけだしね。
で、当たり前だけど、罰金も払うのよ。2300円。
一応、盗難届けも出してたんだけど「盗難届けの受理日」と「撤去日」が同じだと免除されないのよね。
そりゃそうだ。
そういう仕様にしとかないと、撤去された奴みんなが盗難届け出すことになる。
でも、それじゃマナーを守らず、人のチャリ勝手に出すやつの1人勝ちじゃん。
「今回の件、どうすれば良かったんですかね?」って。