「社会保障」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 社会保障とは

2025-11-09

はてなーより賢いチャッピーに聞いてみたわ

anond:20251108130126

この意見に対して3つの批判があります

あなたはどう思いますか?

# デマンドプルではなくコストプッシュだから

経済政策について書くのはデマンドプルインフレコストプッシュインフレ区別がついてからでも遅くないと思いますよ。

> だから単なるインフレじゃなくてコストプッシュインフレで、なんなら実質賃金の上がらないスタグフレーションなんよ

> そこ分かってない経済屋は無能オブ無能

増税しようがコストが下がるわけもなく、購買力が下がるだけ、円安も止まら物価高も進むだけ

> 当然経済回復せず、少子化も加速、社会不安シマシでカルト躍進するだけなんよ

# インフレ率は低いか

> 確かに一時期はインフレ率が4%を超える事態となっていたが、もうそのような局面はとっくに終わっている。

> 今のインフレ特定品目、特に需要の影響をあまり受けていない品目だけで起きていて、食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合は前年比たったの+1.3%しかない。これは日本以外の国ではコアインフレ率として注目されているものである

インフレが主に食品だけで起きているなら、金融政策で総需要全体を抑え込んでインフレを下げるべきではない。とは言ってもインフレ実質賃金が下がっているのも事実から財政政策で何らかの手当てが必要となる。だから金融政策を引き締めるべきでない状況下で財政拡大をするというポリシ> ーミックスが求められているわけだ。財政拡大によって総需要が刺激されれば、いま+1.3%しかなくしかも下がり基調のコアインフレ率が上がるだろうが、植田総裁らはそれを歓迎するだろう。

# 歳出を絞れ増税しろか。緊縮財政はもううんざりだお前らは黙ってろ

タイトルの通り


お題が熱いので、冷静に“論点整理+現実データ”でいきます結論から言うと――

ポリシーミックス=常に善」でも「=常に悪」でもない。インフレ性質と労賃・需給の現状で最適解は変わる。

2025年日本は、純粋コストプッシュだけでは説明し切れない“混合型”(コスト要因+サービス賃金由来)に近い。よって、幅広い財政拡張+超緩和の抱き合わせはやや危うい。一方、一律の緊縮も逆効果になり得る。

私なら「金融は徐々に正常化財政は的を絞り供給制約の緩和と再分配に集中、中期で歳出見直し・増収策を段階的に組む」案を推す。

以下、いただいた3つの批判ごとに。


1) 「今はデマンドプルじゃなくコストプッシュ」

事実関係:エネルギー・輸入価格円安が大きく寄与した時期は確かにあった。ただし2025年の時点でも、コア(生鮮除く)はおおむね2〜3%台、東京コアでも2%台で推移した月が続くなど、食品だけではない持続的な成分が残っている。サービスインフレ賃上げの定着が背景だ。

含意:“完全コストプッシュ”前提で「需要対策無意味」と決め打つの危険教科書的にはコストプッシュ局面での急ブレーキは成長に厳しいが、期待インフレの上振れやサービス価格賃金の持続化が混じるなら、金融は緩和の度合いを薄め、期待をアンカーする一方、

財政は広くバラ撒くよりも

(1)低所得層への的確な補填

(2)ボトルネック投資エネルギー効率人手不足緩和・物流)に絞るのが筋。

IMFや近年の研究も、環境次第で財政金融役割分担は変わると整理している。

2) 「インフレ率は低いから、金融引き締めは不要財政拡大こそ必要

主張の根拠になっている“コアコア+1.3%”という水準は、現在公式市場データ合致しない。

例えば:

2025年3月東京都区部で、コアは+2.4%、コアコアも+2.2%。

2025年内の全国ベースでも、コアは2〜3%台の局面確認される。

日銀展望レポート2025年7月)も、基調インフレ目標近傍で推移との評価を続ける。

したがって「いまは1%台前半しかない→金融を緩めたまま財政拡大」は、現下のデータとはズレがある。望ましいのは、金融:段階的な正常化(過度な急ブレーキは避ける)/財政:的を絞った支援供給力強化の組み合わせ。総需要を広く押し上げる策は、サービス賃金主導の粘着インフレを不必要に長引かせるおそれ。

3) 「緊縮はもううんざり。『歳出を絞れ・増税しろ』は暴論」

ここは方向性の強度の問題。急激な増税歳出削減のショック療法は賛成しない。賃上げは拡がっているが(2025年春闘も5%台の報道)、実質賃金の戻りは道半ばで、景気感応度の高い家計に過度の負担をかければ需要を冷やす

一方で、“インフレ下の拡張財政×極端な金融緩和”の抱き合わせは、債務コスト上振れや通貨・期待の不安定化リスクを高める(世界経験則)。

望ましいのは:

今年・来年エネルギー・食料など価格高の打撃が大きい層への限定的・時限的な給付人手不足分野の移民制度整備・リスキリング・保育等への重点投資

金融政策ガイダンスを保ちつつ漸進的に正常化賃金サービス価格基調を見極め、期待をアンカー)。

中期:歳出の質の改善税制の持続可能化(社会保障の伸び抑制、税基盤の拡大・歪み是正)を段階的に。IMF分析でも、開放経済では状況によっては財政の引き締めがインフレ抑制有効とされるが、ショックが大きい一括緊縮は推奨されない。

私見まとめ

原文の“全面否定”は言い過ぎ。ただし「インフレ下での広義の景気刺激パッケージ×超緩和」には確かに副作用がある。

3つの批判のうち、

(1)は半分当たり(コスト要因は大きいが、いまは混合型)。

(2)はデータ齟齬

(3)は“急緊縮はNG/だが無限定拡張NG”の中庸妥当

よって、金融は期待アンカーを重視し漸進正常化財政は狙い撃ち・供給力強化・時限措置、そして中期の財政健全化は“静かなエンジン”として常時前進――これが2025年の最適なポリシーミックスだと思います

(もし、もっと踏み込んで「どの分野にいくら・どんな設計が望ましいか」を数値で見たいなら、想定シナリオを置いて簡易シミュを作ります。条件だけ教えてください。)

--------------------------------------------------------

> 今のインフレ特定品目、特に需要の影響をあまり受けていない品目だけで起きていて、食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合は前年比たったの+1.3%しかない。これは日本以外の国ではコアインフレ率として注目されているものである

どうもこの数字は「欧米型コア」のことを言っているようです。

2020年基準消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)9月分 https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf

1ページ目の「表1 総合生鮮食品を除く総合生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数及び前年同月比」の「生鮮食品及び エネルギー を除く総合」行では2025年9月は前年同月比 +3.0%です。

しかし6ページ目の「第2表 中分類指数」の「食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合」では2025年9月は前年同月比+1.3%です。

はい、その読みで合っています数字の食い違いは「どの品目を除く“コア”か」の定義差です。

生鮮食品及びエネルギーを除く総合(いわゆる“コアコア”) … 加工食品外食などの食料(酒類を除く)は残る → 前年比+3.0%(2025年9月)。資料1ページ目「表1」で確認できます

食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合(いわゆる“欧米型コア”) … 加工食品外食を含む食料(酒類を除く)を丸ごと外す → 前年比+1.3%(2025年9月)。資料6ページ目「第2表」の該当行です。

まり外食加工食品など“食料(酒類を除く)”の伸びが大きいため、これを含む“コアコア”は+3.0%まで上がる一方、食料をまるごと外す“欧米型コア”は+1.3%に低く出る——という構図です。

実際、品目別の寄与でも「生鮮食品を除く食料」の寄与が大きいことが同じ資料の表で示されています

結論:どちらも正しいが見ている範囲が違う。

物価の“粘着的な広がり”を見るなら日本の「コアコア」(+3.0%)が有用

エネルギーと“あらゆる食料”の価格変動をそぎ落として基調を測るなら「欧米型コア」(+1.3%)が有用

この2つを併読すると、最近インフレは食料関連の寄与が依然大きいが、食料以外(サービス等)の基調ゼロではない、というニュアンスが見えてきます

2025-11-08

社会保障を受ける人は受給と同時に安楽死も選べるのどうですか

非正規の定収入さんはどうやって生活しているの

土曜日の朝から気にする事じゃ無いかもしれないけど、私立中学に通う娘を学校に送り、帰りにスタバで本を読んでいたら、優雅高等遊民が注文したであろう品を取りに、Uber配達員が何人も店に入ってくる。

スタバ価格なんて、半分以上ショバ代だと思うのだけど、それを配達代金まで上乗せして注文するのだから、随分と余裕があるよな。まぁ、それはいいとして。

配達員の話だ。彼らは、この仕事がメインなのか、本業だけでは生活が出来ないか収入の足しにと働いているのか。それぞれの事情はしらないけど、非正規就業の人が多そうだ。

一所懸命働いて年収300位? 多くても400万とか? 社会保障をアホみたいに抜かれると、残りはわずか。どうやって生活しているのかな。土曜日の朝からスタバで考える事じゃないけど。

2025-11-07

anond:20251107124920

そう言う話を突き詰めると、性産業労働者保護がほぼ皆無なことが問題って話になるよな

今回も全うに労働者保護があれば、母親正規労働ビザ入国できたかもしれないし、子どもを売るなんて事も不要だしできない。

非人道的待遇なら労基が入って是正勧告もあるし

年金社会保障も払わされる。

産業別の特定健診も設定されるでしょ。

逆に言えば、そう言う最低限の法律を守ることができなければ参入できないか一定レベル以下の連中は淘汰される。

2025-11-06

https://anond.hatelabo.jp/20250424114813

ご指摘のように、資本主義経済民主主義政治体制の間には、「相性の良さ」と「相性の悪さ」の両面があるため、複雑な議論存在します。

一般的に、歴史的論理的観点から資本主義経済民主主義を実現しやすい(あるいは親和性が高い)とされることが多いです。しかし、現代においては、その両者の相性の悪さが顕在化しているという見方もあります

🧐 民主主義と相性が良いとされる経済体制

多くの学者や論者は、他の経済体制と比較して、「修正された資本主義(混合経済)」、または**「社会民主主義的(福祉国家型)な制度バランスを取った資本主義」**が、民主主義の実現に最も適していると考えています

1. 資本主義経済親和性一般的見解

* 個人自由権利: 資本主義保障する私有財産権や経済活動の自由は、民主主義が重視する個人自由権利概念論理的通底しています

* 権力分散: 自由市場経済は、国家権力とは独立した経済的な権力資本)を生み出し、これが国家権力の集中を防ぎ、権力多角化を促すため、民主主義の基盤となりやすいとされます

* 中間層形成: 経済発展を通じて豊かな中間層形成やすく、この層が安定した政治的基盤(政治参加リベラル価値観)を提供することで、民主主義が定着しやすいとされてきました。

2. 「修正された資本主義」が最適とされる理由

純粋自由放任資本主義では、ご指摘の通り格差の拡大や貧富の差が生じやすく、これが民主主義を脅かす要因となります

* 格差是正必要性: 極端な経済格差は、裕福な層による政治的な影響力の増大(ロビー活動など)や、貧困層政治的無関心を招き、「一人一票」の原則に基づく民主主義形骸化させます

* 社会保障による安定: 社会民主主義福祉国家の要素を取り入れた混合経済体制は、税制社会保障制度を通じて格差是正し、国民生活基盤を安定させます。これにより、すべての国民政治健全に参加できる環境が整い、民主主義の安定性を保つことができるとされます

⚠️ 現代における「相性の悪さ」の背景

近年、「資本主義民主主義は相性が悪い」と感じられる背景には、「新自由主義的」な資本主義の行き過ぎがあると指摘されています

* 格差の拡大: 金融化の進展や規制緩和により、富の偏在が極端に進み、経済力が政治を動かすという現象ポピュリズムの台頭やエリート層への不信感)が顕著になっています

* 短期的な利益追求: 資本主義短期的な利益追求偏重することで、地球環境問題や持続可能社会の構築といった、民主的議論と長期的な視点必要問題への対応が遅れることがあります

したがって、民主主義を実現しやす経済体制は、純粋資本主義ではなく、市場効率性と社会的な公正・平等国家の介入によってバランス良く両立させる**「修正された資本主義(混合経済)」**であるという見方が有力です。

anond:20251104215116

社会保障維持するために20歳になった子供は親に引導を渡す義務を作らないとね

70過ぎて100歳の親にとどめをさすなんて可哀想。やるなら速い方が良いよ

ガンバレ長男長女

社会保障制度を嘆く憂国士みたいなのってちょくちょくいて

自分らも痛みを受ける覚悟があるとかうそぶく。

だったらさ、そいつらで100万人単位の老人殺しやればいいんでないの?

老人ががっつり減れば100年は先延ばし出来るし

国や一般人には人権的に出来ないしやりたくもないことだけど

制度のために泥をかぶる覚悟があるという人はやればいいんでないの?

もともと今、保障を受ける側の人は切り捨てて行く主張な訳だし主張との不整合ないよね。

2025-11-05

日本社会保障は既に実質的破綻してるって話

元増田へのコメントで、いつ破綻するのか明確にしろというのがいくつか付いていたので、見方によっては既に破綻しているよって話をしたいと思う。

社会保障破綻と聞いて普通想像するのは、例えば年金給付が停止するとか病院での治療が自費でしか受けられないとかそういった事態だと思う。

しかし現状の延長線では多分そういった事態になることはあまり考えられない。だって日本通貨の発行券を持っているし、国債の発行や増税と行ったありとあらゆる方法を総動員すれば社会保障制度のもの破綻は遠く未来に先送りできるから

なんだよ、じゃあ破綻しないんじゃん、釣りタイトルじゃんって思ったんじゃないかと思う。しかしそれでもなお、日本社会保障制度実質的破綻している。なぜなら現状の社会保障制度は、本来手をつけてはいけない未来への投資を食いつぶして延命するフェーズに入っているからだ。

例えば投資分野の最前線である文教科学予算関連の予算1993年予算割合10%を割って今は半分以下の4.7%なんだよね。国立大学はどこもインフレについていけずヒーヒー言ってるし、科博が電気代を払えなくてクラファンをしたのも記憶に新しい。

公共事業も、エネルギー関連費用も、成長産業投資するための種籾を全部老人に食わせて制度延命して、未来若者にツケを回しているのが日本って国なんだよね。これは厚労省自身が言っているので時間があるなら調べて欲しい。

ここでの未来へのツケ、負債ってのは何も国債の額とかいうだけの話ではなくて、投資に回さずに将来実るであろう種籾を食べてしまったということを含めてのツケだよ。国際社会インフレすればするほど、投資を怠って種籾を食べてしまたことが、更なる人口減少やイノベーションの欠如といった形で将来世代複利のしかかるんだよ。

https://anond.hatelabo.jp/20251104171415

anond:20251104171415

そんな前提はない。大学図書館社会保障の棚にいけ。そんな前提を共有している本は、ただの一つもみつからない。


社会保障を持続不可能にするとしたら、お前みたいな「社会保障は持続不可能だ!」と馬鹿騒ぎするマスメディアSNSインフルエンサーの言うことを真に受ける情弱が増えた時。

anond:20251104171415

日本社会保障制度人口が増加し続けることが前提のネズミ講的なシステムで、このままだと現役世代負担可能な上限を超えて破綻するっていうのは日本国民なら全員知ってるはずのお話ですよね。

からこの国を維持するために、老人と心中しないためには社会保障制度改革する以外に道はないわけじゃん。

金のことを言ってるのなら日本通貨発行権を持つ自国通貨建て国債資金調達可能な国であることを無視した妄想しかない。

国債調達して支出した場合、最終的に預金通貨が増えて日銀当預の額も元に戻る上に国債自体金利調整して買わせたらいいだけなので調達出来なくなることもない。

というか直接引受禁止かい無駄ルールも60年償還ルールかいゴミと合わせてさっさと廃止したらいい。

2025-11-04

anond:20251104232637

余裕ないという主張する人は高額医療費を率先して使うでしょ?という指摘に対して、そう言った社会保障に払わなければ民間自分のできる範囲保険かけるしかないって話ね

別に同額とも思ってないし、ある程度の補償しかならないなだろうね

ただ、今みたいな嘘みたいな金額一定金額以内に収まるって制度設計上欠陥あるって話

anond:20251104231136

いや、社会保障にかけてる金を全て個人管理できるなら、高額医療に備えて保険かけるし、それがアメリカでやってる仕組みなんじゃないの?

実際医療費として毎月取られてる額を保険に使えばかなり手厚い保険になるよ

日本は頑張って貧富の差を埋めようと努力したし、そのおかげで治安もいいけど、もはや余裕がないという話だと思う

日本医療制度社会保障現実

日本世界で最も長寿の国の一つであり、国民皆保険制度によって、誰もが比較安価標準的治療を受けられる。これは世界的に見ても非常に優れた仕組みだ。

 

たとえば、がん治療の中でも注目されている光免疫療法(レーザー治療)がある。

この治療現在、頭頸部がんに対してのみ保険適用されている。肺がんなど他の部位にも有効可能性が指摘され、治験は進行中だが、国内外ともに結論は出ていない。

 

患者が、たとえば初期の肺がんに対して光免疫療法を自由診療で受けることは可能だ。

しか日本では「混合診療保険治療自由診療の併用)」が原則禁止されているため、

レーザー治療選択するとその他すべての治療保険適用外となり、すべて自費になる。

制度として「おいしいところだけ保険で」という“つまみ食い”を防ぐ仕組みになっているのだ。

 

臓器移植の例

アメリカでは年間約1万4千人が臓器提供を行い、3万5千件以上の移植手術が実施されている。

一方、日本では年間149人にとどまる。人口比で見ても大きな差だ。

 

それでも、日本では臓器移植保険適用であり、さら公的医療費助成制度を併用できる。

アメリカのように「高所得者しか受けられない医療」とは対照的だ。

 

もし日本アメリカ並みに移植件数を増やしたらどうなるだろう。

人口比で計算すると、およそ年間1万人の命が救えるかもしれない。

しかし、そのコストをすべて保険負担すれば、医療財政は確実に破綻する。

 

命にも“コスパ”の現実がある

日本医療制度は、「どの治療公的資源を使うか」を経済合理性で選別している。

まり「標準治療」は、世界最高峰技術をすべて使えるという意味ではなく、

費用対効果コストパフォーマンス)を最大化するための妥協点として設計されている。

 

海外では一般的治療法だが、日本では保険が効かない」というケースは多数ある。

理由は単純で、それを認めると制度全体が維持できなくなるからだ。

 

「命は地球より重い」という理想を掲げ、あらゆる先進医療や高額薬を

制限保険適用すれば、制度のもの崩壊する。

 

たとえば、一年生存率が1割にも満たない高齢患者に対し、

1億円を超える治療を行うことに経済合理性はあるだろうか。

誰に尋ねても「ない」と答えるだろうし、実際に制度もそれを許していない。

限界と不均衡

すでに日本医療介護制度財政的に破綻寸前であり、どこかを削らなければもたない。

仮に今後、頭頸部がんへの光免疫療法が「コスパ見直し」で保険適用外になれば――

治療中の人は来月から自費でお願いします」という事態理屈の上では起こりうる。

そんなことになれば国会大炎上し、千代田区デモがあふれるだろう。

新しい治療法の採用抑制的でも叩かれないが、一度採用したものの取り消しは炎上案件となる、そこに合理はなく情緒なのだ

 

冷静に考えればすでに現状でも命は“選別”されている。

医療リソースには限りがある以上、制度設計とは結局、

「どの命に、どれだけの社会的コストを割くか」という配分の問題にすぎない。

社会保障本質

医療制度介護制度は、突き詰めれば徴収(税・保険料)と分配(給付)の設計に尽きる。

充実させたければ、社会保障費を増やすしかない。

問題は、その分配が誰にどれだけ公平かということだ。

 

現状では明らかに高齢偏重になっており、

現役世代子育て世代の納得感を失わせている。

これが、今の社会保障制度が抱える最大の不均衡である

 

一言で言えば「老人を殺せ」だ

/ChatGPT15分

日本社会保障制度真剣に考えたらガス室必要だという結論に至った

介護必要人間には死んでいただかないと全国民が不幸になる

多数を助けるために少数を犠牲にするのは正しい政治判断

anond:20251104171415

現役世代負担過去の方が大きかったらしいよ。


年金問題にする識者は、日本に住む65歳以上の人口を、20〜64歳の人口で割っただけのデータを使うことが多い。

しかし、この計算には、働く高齢者や働けない若者の数は含まれず、事実から離れた結論が出やす問題がある。「1人が1人を支える肩車型」という見方は、実態を反映していない可能性があるわけだ。

内閣府統計を見ると、近年の日本で働く65歳以上の数は全体の25%だ。逆に現役世代就業していない人も多く、その割合は30%近くに達する。

これだけの食い違いがあると、年齢を見ただけでは「支える人」と「支えられる人」の関係はわからない。

実態理解したいなら、1人の「働く人」が、何人の「働いていない人」を支えるのかを見る必要があるはずだ。 この考え方をもとに就業者を非就業者の数で割り、今と昔の「支える人」と「支えられる人」の関係を調べたらどうなるか。

結果は次のようになる。

1975年=0.88 ●2020年=1.13

実は今も昔も「支える人」と「支えられる人」の関係はほぼ変わらず、なんとなれば過去のほうがやや現役世代負担は大きかったことがわかる。

まり、この45年間、日本人はずっと「働いていない人」1人を、ほぼ「働く人」1人で支え続けおり、負担の量が激増したわけではない。

少子高齢化する日本で現役世代負担は本当になくなるのか【科学考察

https://goetheweb.jp/lifestyle/more/20250911-suzukiyubook2

から抜粋から図とか出典は元の本を読まないと参照できないけど。

あと、最後に書かれている文章がまさにそうだなと思った。

日本社会保障問題が多いのは間違いない。世に言われるほどの負担はないとしても、現役世代が支払う額がこれから増え続けるのは確実だし、社会保障を維持するために財政赤字がふくらみ続けているのも周知のとおりではある。いま働く人たちの負担を減らすための施策はかかせない。

とはいえ、それと同時に、世に出回る悲観論の多くが、粗い数字根拠不安を煽っているだけなのもまた事実だ。そんな不安にとらわれれば、将来に対する漠然とした恐れから必要な消費や投資まで控えはじめ、最後には生活満足度まで下がりかねない。現実にもとづかない絶望ほど、たちが悪いものはないだろう。

日本は衰退してない←わかる

それはそれとして地方インフラは維持できないし社会保障も持続不可能←衰退してね…???

anond:20251104200837

から少子化対策や成長分野のための投資公費を使うべきなのに、社会保障費が右肩上がりなせいで投資効率の悪い消費が増えてしまって投資が減ってるって話なんだけど

anond:20251104171415

社会保障費を削ると結局は現役世代負担になるから.....」と言ってる人が現在の水準の維持を求めてるというのは増田妄想では。

増田みたいなのが「だから社会保障は全部無しね!」みたいなことを言い出すから、「いや全部無しにしたら介護離職経済的マイナスじゃん」って話をしてるわけよ。

縮小するにしても、介護離職を招かないような縮小にしないとダメだってことは理解できる?

anond:20251104171415

日本社会保障制度人口が増加し続けることが前提のネズミ講的なシステムで、このままだと現役世代負担可能な上限を超えて破綻する

なんか人口減少になると扶養指数青天井になるかのように思っている半可通をたまに見かけるけど、どういう頭の中になってるんだろうな。

せめて社会保障制度は維持不可能って前提を共有してくれ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/posfie.com/@taimport/p/2NKjSDA

日本社会保障制度人口が増加し続けることが前提のネズミ講的なシステムで、このままだと現役世代負担可能な上限を超えて破綻するっていうのは日本国民なら全員知ってるはずのお話ですよね。

からこの国を維持するために、老人と心中しないためには社会保障制度改革する以外に道はないわけじゃん。

年金を積み立て方式に徐々に移行する、医療費自己負担額を増やすOTC規制開業医を減らす、色々と言われているが結局は全部やりながら痛みを伴った改革を進めていかないとこの国の社会保障制度は持たないんですよ。

そう言う前提を無視して、「社会保障費を削ると結局は現役世代負担になるから.....」とか言って現状を肯定している人たち、人が善くてで素晴らしいことですけどどうやって現状の水準を維持し続けるのかまずは教えてもらっていいですか?

日本社会保障はもう撤退戦で、直接的に生死に関わらないQOLに関する部分は自費でやるか、できないなら諦めてくださいって国と子供が老人、親にお願いする状況なんですよね。国が面倒を見なくなったからと行って、子供がその分を巻き取るわけでもなく、申し訳ないけど最低限以外は面倒見れませんっていうのが現状なんですよ。

せめて現状を正しく認識してから議論に参加してくれないかな。

anond:20251104103907

貧乏人のためなら生活保護医療費無料みたいに貧乏人に限定して無償化すればいいだけで中流層負担まで軽減する必要ないんだよ

貧乏人のためと称して実際は中流層のためにやってるのが日本社会保険

から正社員社会保険手厚くして非正規自営業社会保障は薄いまま

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん