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はてなキーワード: パイプ椅子とは

2025-11-21

anond:20251121125215

キッチンで酒飲みながら料理して、できたものその場で食ったりスマホいじったりしてる時が楽しい。立ちっぱはアレなんでパイプ椅子用意してる。

居酒屋より安いし誰に何の気兼ねもいらない

2025-11-18

肉フェスとかつまらなくね?

キッチンカーで焼いて発泡スチロールトレーに乗った割高なソーセージとかを、わざわざ並んで買って、皿がトレーですぐ冷めるし見た目も悪いし、席も混雑した中休憩所みたいなパイプ椅子をようやく探して食べてとか

うその辺のビアバーとかの方が値段も質もマシじゃねってなる

2025-10-29

anond:20251029112723

あれ、どんな環境電話させられてるのか想像するだけでゾクゾクしないか

長机にパイプ椅子で肩が触れ合う間隔に詰め込まれてる感じだろ

カイジ的な世界なんだろうな〜

臭そう〜

2025-07-24

30年前、オジー・オズボーン武道館舞台裏で遭遇した話。

から約30年前、私が大学生だった頃、コンサートスタッフバイトをよくしていた。

武道館東京ドームなどの大きな会場で、日雇いバイトとして警備や搬入・搬出を手伝う仕事である

1998年3月5日日本武道館で警備のバイトに入った。

集合時間になると、数十名のバイト仲間が武道館の所定の場所に集まり、その日にどこの警備担当になるかが振り分けられた。

当然ながら、バイトから最前列の警備やりたいっす!」などと言えるような世界ではない。仕事なのだから、言われた通りに配属されるだけだ。

私はなぜか舞台裏に連れて行かれ、「ここにずっと座っていて。関係ない人が来たら入れないで」とだけ言われた。

そこは、武道館の中にある道場ライブ会場をつなぐ通路のドアの前。一般の人がライブとは別の目的で出入りしている場所だった。

「これじゃあ本番の音が聴けない……」と落胆しながら、パイプ椅子にただ座ってボーッとしていた。

すると突然、私の2~3メートル先に、徘徊する老人のように怪しくヨボヨボと歩くスウェット姿の男性が現れた。

よく見ると、それはオジー・オズボーンだった。人生で最も震えた瞬間だった。

オジーは近くにいたスタッフを捕まえ、私のすぐ右横にあった自販機を指差しながら、「ワンダワンダ!」と、缶コーヒーWONDAを買ってもらっていた。

その後、WONDAを手にしたオジーは、忙しく準備に走るスタッフの周りをウロウロしながらそれを飲んでいた。

想像してみてほしい。誰もが敬愛するヘヴィメタル帝王が、ノーメイクスウェット姿で、誰にも話しかけられることもなくうろついているのである

ここまで“素”のオジーを目撃した日本人は、私以外にあと何人いるだろうか。

そこへ今度は、長いブロンドヘアにベルボトムジーンズ長身男が颯爽と大股で歩いて現れた。ザック・ワイルドだった。カッコよかった。

ザックはオジーを見つけると、何やら話しかけ、そのまま二人は私の視界から消えていった。

ここまで来て、「今日の配属先、最高の大当たりじゃん!」と、一人感動していた。

やがて開演時間が近づき、私はそのタイミングトイレに行きたくなり、持ち場から少し離れたトイレへと向かった。

その道中、髪をなびかせて堂々とステージへ歩いていく一人の男性とすれ違った。オジーだった。

さっきの“徘徊老人”とはまったく別人。間違いなくそこには、ヘヴィメタル帝王がいた。

私は“スター”という存在本質を、この目でしっかりと見たのだ。

今でも忘れられない、貴重な瞬間だった。

そんな昔の思い出を、私は昨日(7月23日)の早朝、目が覚めた瞬間に急に思い出した。

その後、何気なくPCを開いてFacebookタイムラインを眺めていると、何やら海外アーティストたちが一斉にオジーのことをポストしていた。

!?」と思って、オジー・オズボーンニュース検索してみた。

↓↓↓

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250723/k10014871841000.html

驚いた。前触れもなく、夢でもなく、ただ目覚めた瞬間に思い出したオジーとの遭遇話。

亡くなった飼い犬が夢に出てくる……なんて話はよく聞くが、それに近い、なんとも言えない嬉しさがあった。

きっとオジーは、成仏される前にファンへきちんと最後挨拶をしてくれたのだと、私は思っている。

ありがとうオジー。安らかに

2025-07-18

氷河期女性就職活動体験談

Xで当時の証言がでてきてるんだけど

集団面接面接官が男性就活生にしかしかけず、女子は終了まで無視

最後女子だけ後ろ向いてといわれ、面接官全員お尻好きなので、鑑賞させてもらいましたといわれた

資生堂説明会で「女子は採らないので」と門前払い

女性名前資料請求しても送られて来ない

会社説明会で「ウチは女の人は採用してません」

女子が話すたびに全否定する集団面接

・がたがたのパイプ椅子に座らせ転んだところを指さして笑われパンツの色まで言われた

・男女雇用均等法があるから女性不可」の項目はなくて、代わりに「女性可」の項目が堂々設けられていた

派遣面接時に社長から愛人にならないか?優遇するぞと言われた

引用リプが2000以上あるからまだまだだろうけど、ざっとみてもこれ

記憶が強めに改竄されてたとしても、データでも氷河期就職率はバブルと比べ男性より女性就職率落ち込みがはるかに大きい

で、この異常な対応

男女雇用機会均等法女性職場に出てきて面白くないと思っていたおじさんたちのイジメなんじゃないか、これ

若い女を堂々と蹴落としてイジメられるのが楽しかったんじゃないのか

人事面接官は今の70代以上とかだろう

陰湿老害ジジイのやりそうなことだよ

2025-06-22

ま~た数十年使ってる木製の椅子が分解したわ

クランプ無しでホゾに接着剤塗ってハンマーで叩くだけじゃ無理だわな

45センチ幅のクランプ二つで3000円近くかかるし

これならパイプ椅子買う方が安上がりだな

選挙会場って腑抜け過ぎてない???

渋谷区とある投票会場

ものすごい爪した若い女パイプ椅子にだらしなく座りながら対応された

受付にも投票権引き換え場所にも同じような女がいて、どこからこんな人材たちを投票会場に引っ張ってきたのかとちょっと驚いてしまった

まあ、ああいうの地元のほぼ無償ボランティアみたいな人がやってるんだと思うからあんまり文句も言いたくないけど

でもねぇ・・・

2025-05-31

ジークアクスの脚本意味からない。主に8話のミゲル

ジークアクス8話を絶賛している人達みんな頭がおかしいのではないだろうか。

ミゲルという新キャラがニャアンを毒殺しようとして新モビルスーツのジフレドのビット攻撃で死んだ。

問題

暗殺者からニュータイプ候補を守らないといけないエグザベがニャアンを新居の前まで送るに留めている。同居しないにしても部屋の前まで送ってないと守るとは言えない。

・新型モビルスーツの格納庫という「監視カメラ絶対にある現場」を毒殺の犯行現場として選んでいる(ここはギリギリ、内部犯なので映像も入室記録もミゲル改ざんできる立場にあったなら話は通る)(でもニャアンが一口サイズに切っただけでポロポロ食べカスが落ちるもの職場で出すのおかしいだろ)

・ジフレドの前に展開しているケーキの大きさ、パイプ椅子、机、お皿、水筒。入室記録と格納庫内映像ごまかせる立場だったとしても廊下台車ゴロゴロやってんの誤魔化せないだろこっちは。密室内じゃないか・・・

ここらへん

そしてここ、月面なのに

ミゲルとエグザベの両名がメンテナンス用の足場にぶら下がってジタバタしてる(月面という描写コーヒーやニャアンの大ジャンプでわかりやすくやってる)

おい軍人・・・おい正規パイロット・・・

喋ってばっかりでミゲル全然撃たなくて、喋ってない時に撃った弾が一発も当たらないとかはもうロボットアニメはそういうモンですねだけど

でも廊下からミゲルの足なり背後から撃てたエグザべが声かけしちゃってたのはお前軍人として待てよって思いました・・・

で、ここまで不自然な変な描写連続なのにネットでは称賛してる人が結構いる。

お前らは歓迎会ケーキを新型をサカナに食べるのがおかしいと思わないのか

GP02並に誰でも見学できるガバガバ兵器セキュリティでこのアニメはまるでガンダムかよ・・・

2025-05-28

図書館なんか潰せば?

存在の全てが民業圧迫でしょ。

本の貸出は本屋古本屋の圧迫。

学習スペースは民間学習室、塾や予備校の圧迫。

ジジババが新聞とか雑誌読みにきてるのだってカフェの圧迫。

社会インフラってんなら、もっと割り切って民業圧迫しない形にすべきじゃないの?

真夏でも弱冷房会議室に、悪い長机とパイプ椅子を並べて、青空文庫だけ読めるKindle端末を100台くらい並べておくくらいでよくない?

あるいは民間と競合しないってんなら、絶落語カセットテープとか古いVHSとか点字図書とかだけ置きなよ。

2025-05-09

一般人救命救急講習(成人・幼児)に参加したメモ(ちょい追記

人命の瀬戸際にはなんの関わりない一般事務職だけど興味本位救命救急講習に参加してみた。

免許取った時にやるあれのやり直し的なやつ。

市井としていつかはやってみる?くらいの軽い気持ちで参加したけど、なかなか濃かったので自分の備忘がてら。

同じくらいのだるい熱量で興味のある人いたら全体の流れとか雰囲気とか参考にしてみてね。関東政令指定都市の話。


最初に思いついたときは直近の開催日は予約がいっぱいで取れなかった。

年間スケジュールが公開されてたのでそれに合わせて予約した。

講習にはさらっと済む入門から上級まで90分~数日間に渡って行われる何種類かがあって、

救急車が到着するまでにできる胸骨圧迫とAEDの使い方」を基本として内容や要求レベルが発展するみたいだった。

ざっと見るに基本の3時間コース大人向けと子供向けで若干内容が違うようだったのでせっかくならと両方受けてみることにした。


大人向け編


防災資料館みたいな箱が会場で、開始10分ないくらいに到着して最後から2人目の受付だった。

私の市は受講料として1,000円くらいかかったけど自治体によっては無料で受けられるところもあるみたいだから救命講習 **市」で調べたら一発で出てくるはず。


腕がない上半身だけの人形アリーナ席に並んだ実地講習場をコの字型に囲んでテキストが置かれたパイプ椅子に着席。

平日午後からの回で参加者は40人いないくらい、身なりも年齢層もバラバラ(大体30代~50代)。

時間通り開始、初めの30分くらいは配布されたテキストを元に座学。

ところどころ寝ちゃったから覚えてない(ごめん)。まさに免許取る時に受けたあれだった。

一般の人が救命活動に参加する意義、どんな状況で人間は不意に死期に直面することがあるかの説明が主だったかな。

そんな局面居合わせた時プロ救命隊が到着するまでの間にできる最低限の胸骨圧迫とAEDの使い方。


それから座学を踏まえて参加者実施講習。

前段で口頭説明された胸骨圧迫や人口呼吸、AED操作の仕方を模擬人形相手練習する。

参加者を大雑把に10数人の班に分けて順繰りに実践して、自分の番以外はほかの班の実施講習を眺める時間になる。

周辺に待機してるスタッフ(皆さん元救急救命士)数人が見ててくれて個別アドバイスしてくれる。

私は腕がない模擬人形の脇の位置勘違いしてAEDパッドを貼り付けてしまっていたのを指導された。

最後の方の着席だったからか後ろの班になって前の班の見学をしてからできたけど、

地場がコの字型なので周りの参加者に囲まれ(見られ)ながらのロールプレイちょっと恥ずかしかった。

全部の班の実地講習が終わった後は簡単な締めくくりと共に止血法とか異物が詰まった際の対応簡単な座学。

この部分は口頭と講師の方の手元にある模擬人形を元に再現して見せるだけで簡潔に終わった。

それではお疲れさまでしたということでしっかりしたプラカードの修了証を受け取って解散

閉会後にスタッフ救急救命経験者に個別質問できた。


子供向け編


体の大きさの違いか救命措置にも大人とは若干違う対応が求められるからか別枠での講習が設けられていた。

会場は大人編と別の箱だけど受講料は同じ。大人編でも見かけたスタッフがおられたので、現役を引退されて後進の教育一般人向けの救命活動指導の普及に従事される専門の部門があるんだね。

会場のパイプ椅子の上に置かれたテキスト大人編でもらったものと同じだったので持参したことを申告したら、最新版であることを確認されたうえで受講料を支払わなくて済んだ。

こちらは大人編に比べると明らかに女性が多く、仕事関係で受けに来ている方が多そうだなという印象だった。

模擬人形赤ちゃん小学校低学年くらいの大きさの2つだったけど講習の流れは大人編とほとんど同じ。

座学は大人編と重複している部分が多くて前半はまた少し寝ちゃった(ごめん)。

こちらの班分けは到着順ではなく着席位置適当に割り振られたので講師のおじさまの気分らしい。


雑感


いずれも講師を務めてくれたおじさまは柔らかい雰囲気で、参加者が緊張しないよう気を使ってくれてるのが伝わった。

とは言えさすが元救急救命士が実体験をはさみながら話すので真面目に聞くとテキスト以上の情報量がありかなりメモをとることになった。

どちらかというと子供編の方が熱心に聞いてる参加者が多かった印象。せっかくならと真面目に取り組んだけど終わった後は頭も体もぐったり。

やる気があるうちにと思って大人編・子供編を数週間くらいしか空けないで申し込んだけど子供編の大体は大人編を覚えてれば知ってる内容だったので、忘れそうになった頃に復習がてら受ければよかったと思った。

それにしても同じ市内にこんなに防災関連の施設があったのかという気づきもあった。

ちょっとした資料館の併設もあってゆっくり見たら面白そうだった。当日は疲れ切ってそんな気分になれなかった。


講習ではのっぺらぼうみたいな模擬人形相手だったから躊躇いなくガンガンやったけど、

人の胸を5㎝沈み込むほどの力を込めて押し込むってリアル想像すると結構怖いし実際自分心臓部を押してみると普通に痛い。

参加者の中に経験者がいて「怖かった」とおっしゃっていたけど、

救急車が到着するまで平均10分の間に素早い状況判断救命活動に参加する覚悟、絶え間ない胸骨圧迫を…となると自分には出来ないかもな~とは正直思った。

というような雑な不安を閉会後スタッフのおじさまに投げかけてみたところ、

「あばらが多少折れるかそのまま死ぬか、相手家族だったらどちらを選択しますか」と言われて言葉に詰まってしまった。

(やっぱ折れるよね?とも思った。)

たまに通勤途中に駅で倒れちゃって囲まれてる人見かけるじゃん?ああい光景他人相手)を無意識想像してたけど、実際心停止状態になる人の7割くらいは発生時自宅にいたらしい。まあまあ他人事ではない。

そりゃ家族なら死ぬよりはと付け焼刃でも胸骨圧迫を試みると思うけど、異物が詰まったとかで呼吸が止まった人に適切なタイミングで胸骨圧迫に切り替えなかったら救護義務を果たさなかったとかで

裁判では負けますというようなことを大人編でも子供編でも言われると、脅かすつもりはないのは分かるけど他人相手では訴訟リスクかいろいろ過って躊躇ってしまうだろう気持ちは拭えなかったかなあ。


ということで軽くその辺を調べてみたら日常で偶然そういう場に居合わせて救護活動に参加した一般人のことを医療用語で「バイスタンダー」というらしい。

今回のような救命講習を受けていたか対処できて助かったという例はちゃんとあるようだった。

というより救急車が到着するまでにバイスタンダーがいることで社会復帰率は倍くらい変わるらしい。初動大事

なまじ習ってしまたからこそ新たに芽生えた不安もあったので、メンタル面の安心感とか実例の紹介とかはもう少しほしかたかも。

帰りの電車子供編の模擬人形と同じくらいのサイズの子供を見かけて「こんなやわやわな体にあれを…?」とか想像してしまったし。

普段パソコンしか向かってないか意識してないけど人ってなにもしないと死ぬんだよね。

率直に私は生身にやりたくないと思ったから、医療従事者の方たちの職責の重さを改めて尊敬した。これからパソコンに向き合うだけの日常が続いてほしい。

でもまあ実践社会参加してる気になったという意味では有意義時間だった。気が向いたらみんなも調べてみて~。


雑感2


両日休憩なしぶっ通し3時間の非日常体験だったからまた色々出てきた。

トイレ休憩は各自タイミングでとれたよ。)

まり想像したくないけど、本番だったら…?と思ったところを中心にまたメモメモ


それから座学を踏まえて参加者実施講習。

ざっくりと

安全確認~反応の確認~呼吸の確認~胸骨圧迫~(技術とやる意志があれば人口呼吸)~AED←→胸骨圧迫~救急隊へ引き渡し

って流れなんだけど。

例えば「目は動かせないけど手は動かせることもあるから全身を見て」みたいにそれぞれのポイント意識すべき点があって、当たり前だけど聞くのとやるのとでは全然ちがった。

おじさま「はいAEDが到着しましたよ!」→私(えっと…あっ服を脱がせる!)みたいな。

人形は軽いし着てたのもTシャツだったかサクサクできたけど、ぐったりしてる人間って普通体型の成人女性でもかなり重いよね…。

冬だったら厚着だろうし童貞には脱がせられない服みたいの着てたらムリかも~となった。

基本的にどちらの回も身振り手振り声出し、参加者のみなさんきちんと取り組んでた。


特に胸骨圧迫は軽く息が上がるほど疲れたプロの人でも数分で交代するらしい。BPMの基準も教えてくれたけど絶対焦ってしまいそう。

あとAEDアナウンス音でかなり緊迫感を煽られる。音もでかい

不謹慎な例えで申し訳ないけど津波警報が出た時にアナウンサーが努めて冷静に「安全確認して逃げてください」って言うとき雰囲気

会場中に鳴り響くこの機械音に気が急かされて胸用と脇用のパッドを逆の位置に貼っちゃったんだけど大きな問題はないらしい。

超強粘着なため貼り直しはできないから貼るときは慎重にね、とのこと。

AEDの設置場所ネットで公開されてて、さらっと調べたら生活圏内にも結構あった。これからは視界の端にそれとなく留めておこうと思った。

国が規格を統一して作って設置してるもんだと勝手に思ってたけど色々種類があるらしい。細かい仕様の違いはあるけど使い方はアナウンスが指示してくれる。


体の大きさの違いか救命措置にも大人とは若干違う対応が求められるから

大人と大きく違ったところは主に乳児に対しての胸骨圧迫とAEDの使い方の違い、異物が詰まった時の除去方法

乳児疑似人形等身大で全身あったので臨場感が高まった。

人形から軽いし硬いけど、この前会った友人の赤ちゃん想像してみたたらあんなふにゃふにゃな体にこんなことムリかも~となった。

講師のおじさまが「赤ちゃんは骨が柔らかいからすごく沈みます」みたなことをサラッと言ってて怖かった。

両講座を通してこのような実際にやったことがある人からしか出てこなさそうな言葉結構あったので大量にメモをとることになった。

スタッフのみなさんは60代前後で柔和ではあったけど人命救助の現場に立ってきたのが言動の端々から伝わってきて、歴戦の老兵的な雰囲気を漂わせていた。

テキスト

今回実地で習ったこと以外にも日常災害時問わず救護活動に携わる際に最低限必要そうなことを網羅しているので家に一冊あってもいいくらいのボリューム

コロナウイルスを踏まえたことも書いてあって、社会情勢やより良い救護活動の追求を踏まえて数年ごとに改訂されるらしい。

から復習を兼ねて講座も数年ごとに受けてみてくださいねって案内だった。私もまたやるかも。

バイスタンダー事例も口頭説明はなかったけどテキストではコラム的に紹介されてた。ネットでも色々出てくる。

流し見するにバイスタンダーに対しては「何もしないよりだいぶマシだから少しでも興味持って…!」みたいなスタンスなのかな。


軽い気持ちで参加したけど心身ともに疲れた~。

本文でも書いたけど普段人の生き死にを意識してないからこそめちゃくちゃ感化された。

親には「なんでそんなの参加したの?笑」って聞かれたけど、いざって時に多少知ってるのと知らないのとでは大違いなことばかりだったよ。

ひとつ大人階段昇ったくらいの気分になった程には。

ざっくばらんな文でごめんだけど読んでくれてありがとうね。

きっと思うところや気づきがあるはずだからさ、みんなも自分には関係ないといいなと思いつつ機会があったら是非参加してみて~~。

2025-05-04

anond:20250502201427

近くのショッピングモールが、テナント退店後次が決まらない空きスペースに

長机とパイプ椅子並べて、そういうフリースペースにしていたな

通路からよく見える状態なんだけど、学生さん結構勉強していた

2025-03-11

ホロライブ6th fesに行ったが楽しめなかった

先日開催されたホロライブリアルライブ、hololive 6th fes. Color Rise Harmonyに参加してきた。演目は2日目に開催された「CREATORS' STAGE」だったのだが、良かったところを探す方が難しいくらい楽しむことが出来なかったので、その理由反省点をここに残す。

なお、楽しめた人を否定するつもりは全く無い為、「会場にはそういう人もいたんだな」くらいに思って読んでくれると幸いだ。またもし同じ思いをした人がいたら「一人じゃないんだ」と安心したいので反応をもらえると大変嬉しい。

増田情報

20代後半女性。ホロライブは2年前に切り抜き動画から知って、今はほぼ箱推しJP・EN・IDわず視聴している。主にオリジナル曲の視聴やゲーム実況雑談配信を楽しんでいる。(いわゆる推しはいるが、名前を出すと迷惑がかかる可能性があるので割愛する。)

・様々なジャンル音楽イベントライブに参加するのが趣味。年に10〜15回参加している。

・ホロライブが好きな20代後半の恋人チケットを取って参加した。ライブイベントに参加したことはない。私同様オリジナル曲ゲーム実況を中心に視聴している。

以下楽しめなかったポイント反省点、ただの愚痴だ。

1. 何も見えない

何も見えなかった。私は身長158cm、20代女性の平均身長と同じだが何も見えなかった。メインステージは本当に微塵も見えず、たまにサイドモニターの上部が見える程度だった。アリーナ席しかないことは幕張メッセを会場と使用していることからもわかるが、ここまで見えないとは思っていなかった。サイドモニターの上の方しか見えない為、メンバーの姿は確認できなかったし、表情も全くわからなかった。メインターゲットが男性なのはわかっていたが、ここまで低身長が何も見えないとは思わなかった。なお恋人は170cm程度だが周りに高身長海外ニキが多かったこともあり私同様に何も見えていなかった。座席の運もありそう。

2. 音響も酷い

もう何も見えないなら音に集中しようと思うも、音響が酷い。ただ音が大きいだけ。これはもうこれ以上言うことがない。こんなに酷いなら配信チケットを買って家で視聴していればよかった。ライバーちゃんと高画質で見れるし。

3. 椅子邪魔

開演までの待ち時間しか使わなかった。立っていても何も見えないので座って視聴する意味はないし、何よりステージが左右に2つあるのに椅子パイプ椅子なのだから、座っていたら片側のステージしか見ることができない。背伸びしてなんとかステージを一目見ようとした時に身長のカサ増しに役立ったくらいだ。規制退場等も無かったので終演後に座る時間もなく、本当にある意味がわからなかった。途中で気分が悪くなったりしたら座れるはありがたいので椅子自体はあってもいいと思うが、方向が固定されているのは意味がないのでは?というかそもそもステージ2ついるのか?

4. センターステージもったいない

センターステージ(箱型ステージ)はすごく面白かったが、せっかくなら私のようなどちらのメインステージを見ることができない人向けに、センターステージで誰も踊っていない時はそこでメインステージのアップの映像を流すなりなんなりしてほしかった。ちなみにセンターステージ座席的に一番ちゃんと見ることができるはずだったが、近くのオタクがずっと激しくペンライトを高く上げて振っていた為ほとんど見えていない。もっと高い位置センターステージを上げて欲しかった。というかオタクペンライトを上げすぎないように「頭より高く上げないこと」等のルールを制定してほしい。ルールが無さすぎる。

5. ペンライト必須イベント

純粋パフォーマンスを楽しむつもりで来ていた為私も恋人ペンライトを購入しなかったのだが、4回くらいあったMCは全てペンライトを使ったレクリエーション時間が含まれていたので、ペンライトを持たない人間はすることがなかった。ライバーも「全員ペンライトを持ってきてる」ということを前提で話を進める為、「ペンライト持ってない人はそもそも入っていけないんだな」と疎外感を感じた。ここまでガッツリペンライトを用いるのなら、いっそチケットペンライトを付けてほしい。または「ペンライトを用いたレクリエーションが多く含まれるので購入をオススメします」くらいの文言チケットの購入ページに書いてほしい。

6. 良くも悪くも身内ノリ

「みんな、例のあれでMCを締めますよ!せ〜の!」といきなり言われて会場の全員が「カラーライズハーモニー!!」と叫び出した時は本当に驚いた。どうやらこの前の日のライブで「MC最後には「カラーライズハーモニー(今回のライブ名前)」と叫んで締める」という流れが形成されていたらしいが、前日のライブを観ていないのでそんなことは知らなかったし、説明がなさすぎて本当に怖かった。普段増田が行くライブイベントでは「今日初めて来た人もいると思うから説明しますね!」という時間が設けられることが多い為、説明のなさに驚いた。「ここに来るオタクなら全部のライブを視聴してきてますよね?」という無言の圧のようなものを感じて「身内ノリキツいな〜」と感じた。しかしそう思うのは増田のような逆張り厄介オタクだけで、会場にいるほとんどのオタクは一体感を感じて盛り上がっていたと思うので、私がそもそも身内ノリに乗り切れてないのが良くないんだと思う。

7. 収録と言われても信じる

なんというか、小綺麗に歌ってた。全力で歌ってないというかあくま音源通りのパフォーマンスなので、ライブならではの全力で声を出している感じはないし、ぶっちゃけ事前収録と言われても全然信じられるくらいライブ感はなかった。全体曲も一気に全員出てきて歌っただけなので、サプライズ感もなかった。徐々に出てきてソロで歌うパートがあったりしたら嬉しかった。何より私は視界情報ゼロだったので。

8. 本当に事前に公開していた曲しかほぼやっていない

唯一パフォーマンスする曲を事前に公開していた演目だったとはいえ、「and more…(他にも曲を披露するかもという匂わせ)」と書かれていたのに、プラスでやった曲が全体曲の2つだけというのは満足感としてかなり微妙だった。これはバーチャルライバーライブ普通の生身のアーティストと同じパフォーマンスを期待した私が悪いかもしれない。せっかく曲提供したアーティスト名を書いていたのに、本当に事前に公開していた曲しかやらないとは思っていなかった。堀江晶太田淵智也名前が書かれていたのを見て『灼熱にて純情(wii-wii-woo)』を期待していたし、GigaとTeddyLoid名前を見て『AWAKE』『Let's End the World』を期待していたのがアホらしく思える。アーティスト名は客寄せパンダだったのかもしれない。まんまと釣られた。悲しい。

どうなってたら満足できたのか

以下言うだけタダ希望だ。

・サイドモニターもっと高い位置に置いて欲しい

これは技術的に不可能ではないと思うので是非そうしてほしい。

・全員座って鑑賞して欲しい

多分これは不可能オタクは全身を使って盛り上がりたいので。MCの内容からも立ち上がることを想定されているので難しいと思う。

・2階席、3階席がある会場を選んで欲しい

これもあまり期待できない。おそらくEXPOと同日開催するとなったら今後も幕張メッセの展示場をライブ会場にし続けるだろう。何よりメインターゲットである男性はあまり視界の悪さを覚えていないだろう。

ペンライト必須と書いてくれ

ペンライトがあったらまだもう少し楽しめたかもしれない。ペンライトが無いとレクリエーションに参加する資格すらもらえないのなら、そうと書いていて欲しかった。

座席ランクをつけて販売してほしい

メンバーソロライブのように、SS席、A席、B席のようなランクをつけてチケット販売してほしい。そうすれば私のような低身長でもまだマシな席で鑑賞できたかもしれないので。

ステージひとつでいい

メインステージひとつでいい。本当に。

反省点・感想

昨年までの映像ちゃんと予習して、SNSでの情報収集をしていたらここまで残念な思いをしないで済んだのかもしれない。(今調べたところ、調べ方が悪いからかマイナス面の感想ポストひとつも見つけられていないが。)

1階席しか存在しないことも、メインステージ無駄に2つに分かれていることも、事前に公開されていたマップで把握することが出来たので調査不足だったともいえる。まさかここまで人がギチギチに詰まっていて、だだっ広い会場だとは思っていなかったが。

私がライブを楽しめなかっただけならチケット代を勉強代だと思って潔く受け入れることができたが、恋人も私とほとんど同じ感想だった為、初めて行く音楽ライブで辛い思いをさせてしまたことを心から申し訳なく思っている。もっといいライブ存在するので連れて行きたい気持ちがあるが、「ライブってつまらないんだな」とこのライブで思ってしまったようでとても悲しく思う。初見で楽しめないライブに連れて行ってしまってごめん。

今後おそらくfesに参加することはないだろう。会場が幕張メッセじゃなくなって、2階席が生まれて、サイドモニターの高さが生まれて、全員座って鑑賞できるようになったら行くかもしれないが現実的ではない。そもそも何度か書いたが男性向けのニッチコンテンツなのは間違いない。150cm台の身長人間が来る想定ではないし、コアなファンじゃないのにライブに行くべきではなかったのだ。

図らずも普段行っているライブクオリティパフォーマンスレベルの高さを改めて再確認できて良かった。それくらいしかポジティブ感想が出せない。

「何も見えなかったけど生歌が聴けて最高!」と言えるほどコアなファンではないのですごく残念な体験となってしまった。

他の演目配信チケットを買って視聴しようと思っていたが、もうそういう気分になれそうもない。

無断欠勤常習犯の部下を叱ったらパワハラ扱いされてしまった。 感情を込めずに淡々と伝えたつもりだったが。。。

パワハラダメというのは理解している。

どこからパワハラなのかがわからない。

上官からパイプ椅子を投げつけられたり頭を掴まれゴミ箱シュートされたりする職場で育ってきたせいでそこらへんの塩梅全然からない。

2025-02-03

俺の腰痛戦記

10年くらい前から慢性的腰痛持ちだった。

我慢できないほどではないが、腰が重い、ずっと誰かに押されてるような感覚

座り仕事中、何時間もそんな状態が続く感じだった。

そして、4年ほど前、コロナ禍になって1年ほど経ったころにぎっくり腰をやった。

そこから半年ほど1時間も続けて座れない状態が続いた。

そこで色々対策した。

結果的に今では腰痛ほとんどなく過ごせている。

子育てのような「腰痛持ちには地獄作業連続もこなしている。

同じく腰痛に苦しむ人用にやったことと効果体感シェアしてみる。

やったこと1:ストレッチ

効果10点中1点

ストレッチは2年くらいかなり真剣に続けた。

1日2回、朝晩15-30分ずつ程度。

腰痛が酷い頃は、朝晩両方入浴して、そのあとにストレッチしていた。

オガトレ等の有名youtuberメニューの中から、よさそうなもの、合ってるものを組み合わせてメニューを膨らませていったら、20分以上かかるようになった。

結果的に、2年くらいほぼ毎日続けたが、腰痛が良くなった感覚はなかった。

しろ、合わないメニューを試すと、丸一日腰が痛くて仕方なかった。

柔軟性もほとんど向上しなかった。

朝の入浴は腰痛効果があったが、どうしても日中眠くなったり、疲れやすかった。

副交感神経が優位になるとか、そういうことだったのだと思う。



やったこと2:整形外科

効果10点中0点

自己ストレッチの前に、もちろん医者にもいった。

座っていることが苦痛なのに、予約時間から平気で1~1.5時間くらいの待ち時間があった。

ジジババの通院がくそ多い。

痛みで通院していて、待ち時間に安いパイプ椅子に座って余計腰が痛くなって帰宅した。

そして、結局、リハビリでもストレッチ実践しつつ、「家でこれをやって」とメニューを教えてもらうだけなので、ストレッチと同様に役立たずだった。

通院に時間がかかる分、自己ストレッチ以下のコスパタイパだった。

やったこと3:整骨院

効果10点中5点

自分一人では伸ばせないところを伸ばしてもらい、一人でのストレッチ整形外科以上の効果を感じた。

それと、インナーマッスル重要性の指摘されたのだが、目からうろこだった。

増田腰痛の原因は筋肉不足と。

実際、コロナ禍で運動不足になったり、リモートワーク中にぎっくり腰をやったので、その通りだったのだと思う。

コロナさえなければジムに行ったり、運動習慣はある方だったから、盲点だった。

EMS(電気インナーマッスル鍛える機械)があるところはおすすめ

ただし、続けて通院するには金と時間がかかるので、もったいなくて最悪の状況を抜けたら辞めた。


やったこと4:筋トレ

効果10点中7点

整骨院で「インナーマッスル運動不足です」と言われてからジム通いを再開した。

コロナ前までは、数年のジムでの筋トレ経験もあったから、いわゆるベンチプレス等のBig3メニューを中心に始めた。


いたことに、昔は出来てたデッドリフトが全くできなかった。

そもそも姿勢が取れない。

身体が固すぎる。

5年前の1/3程度しか上げられない。

それと、プランクも全くできなかった。

30秒が精いっぱい。

それにもかかわらず、ベンチプレススクワットだけは5年前と同じくらい上がるんだ。

身体バランスが崩れていた。

「なるほど、これが運動不足や体のバランスが崩れか」と得心した。

そこからジムに通って、デッドリフトや腹筋等を軽い重量でやり続けた。

これを2、3か月続けると身体ちょっとずつ柔らかくなるんだ。

ストレッチではほとんど柔軟性なんて変わらなかったのに!

これは衝撃だった。

他の種目でも実感するが、筋トレは"うまくやれば"柔軟性を上げられる。

すると、フォームもどんどんまともになって、半年もすれば重量が再開した時の倍になった。

そのころには腰痛ほとんど感じなくなった。

まり重いものを持つのは怖いので、重量よりも回数を重視して筋トレした。

ただ、筋トレの弱点は腹筋を鍛えにくいことだった。

プランクは楽しく無さすぎる。

やったこと5:フットサルバスケ等のスポーツ

効果10点中9点

これも絶大に良かった。

運動不足」を自覚してから、楽しく運動生活に取り入れるように社会人サークルネットで探して色々参加した。

ジム筋トレだと中々腹筋等のインナーマッスルが鍛えづらい。

プランクだと地味で怠い。

その点、フットサルバスケ等のスポーツ自然体幹を使う。

どんどんインナーマッスルがついて、姿勢が良くなった。

肩や首のコリもとれた。

社会人サークルに入って、友達も増えた。

やったこと6:パーソナル・トレーニング

筋トレが出来なさすぎるときには、パーソナルトレーニングを受けた。

特にジム経験が無い人やフォームおかしい人にはパーソナルお勧め

一回5000円くらいなので、安くはないが、まあ治療費を考えれば、2,3万円分くらいお願いしてフォームを仕込んでもらうのが良い。

特に良かったのは、資格持ちの人。

アスレチックトレーナー(AT)という資格は、主に身体を治すための筋トレ資格

この人たちは身体機能おかしいかどうか、そしてどこがおかしいのが原因か、悪いところをどう直すか指導してくれる。

ゴールドジムとかのマッチョ系のトレーナーより、AT資格もちのトレーナー腰痛持ちには頼りになる。

あとはこういう人たちはプランク以外の体幹トレーニングも色々教えてくれる。

やったこと7:朝一のスクワット

効果10点中10

ストレッチの代わりに朝にスクワットやランジみたいなトレーニング自重でやるようにした。

せいぜい2,3分

ジム通いをしてるので、自重トレーニングなんて屁みたいなもの

それにストレッチと比べたら所要時間が超短い。

たった自重スクワットとランジを10回やるだけで、腰の不安感が大きく違う。

他にやったこと:

1.グルコサミン等のサプリ効果も実感しないし、飲み忘れ等で自然消滅した。

2.サポーターコルセット:お世話になったけど根本的な解決にはならない

3.ランニング:割と良い。スポーツが嫌だったり、出来ないときには代替策に多少なる。

まとめ:

結局、運動が一番効いた

しかも、慢性的解決

腰で困ってる人の参考になれば。

2024-12-04

なんかふと思い出したんだけど

うちの小学校は5年生も6年生の卒業式に同席させられたんだけど、前に座ってた卒業生女の子パイプ椅子の背もたれにスカート引っ掛けちゃってて式の間ずっとパンツ丸見えだったんだよ。

あれが卒業生の思い出。

2024-10-23

anond:20241023014801

けっこう良くあることだぞ。

前にアイドルライブで同じ事があって、最後尾のパイプ椅子になった人が居たけど、

全額返金+別のライブ最前確約だった気がする。


イースポーツの場合、また別の講演があるのか微妙から全額返金して貰えれば良いほうかな。

2024-10-21

夫側から見た「産後の恨みは一生」

https://anond.hatelabo.jp/20240830213900

これに触発されて書いてみる。

うちも夫側の増田育児の多くを担っている。

育児をして「産後の恨みは一生」というのはマジだと実感した。

今後、子供希望している男性諸君気を付けてくれ。

状況

増田:フルリモートワーク。仕事は超まったり。定時確実。

嫁:かなり激務。平日子供が起きてる時間帰宅することはほぼない

子供:2人、2歳と0歳。どちらも既に保育園に通ってる

増田実家:超遠距離。全く頼れない

実家:片道3時間。ただ、緊急時にほぼ確実に助けてくれる。

平日は基本的に朝晩ともに増田ワンオペ

嫁は週末も緊急トラブル対応に追われたりしているし、それ以外の外出(通院、美容系、最低限の友達との外出等)で週6ワンオペ常態化

正直、「増田がフルリモートワークなので、多くの共働き家庭に比べたら、育児は楽勝だろ」と思ってました。

間違ってました。

楽勝なんてことは全くないです。

育児の大変さ1:体力、身体的不調



子供が歩くようになるまで、10kg弱の赤ちゃんをひたすら抱っこで移動。

特にの子は歩くのが遅かったので、1歳4か月で歩き始めたくらいだったと思うので重かった。

筋トレ趣味増田でも、10kgを常に抱えることは大変だった。

土日だけ、高い高いして遊んであげることと、育児のすべてを担う大変さはまるで違う。

慢性的にズーンとした疲れがくる。

たまに、「グキッ」と肩や腰をやってしまうわけだが、それでも抱っこから解放されるわけではない。


歩くようになると多少楽になる。

「おいで」と言ったら移動してくれるし。

とはいえ、抱っこは続く。

愛情表現として抱っこしてあげたい」という気持ちもある。

ただし、重い子どもをずっと膝にのせてると、腰が徐々に破壊されていく。

男性なんて、妊娠出産身体負担ゼロなわけど、それでも育児ダメージデカい。

育休ゼロ実家の助けゼロ出産から育児してる母親バグってる(誉め言葉)。


育児の大変さ2:謎の労働



子供と過ごしていると、ずっとあくせく家事育児をしていても「あれ、今の1時間何してたっけ?」と、何も進んでいないときが多々ある。

実際には、

子供絵本をせがむ

・読んであげるが、2,3ページで飽きたので、その絵本を片づける

・次のおもちゃを出してきたので相手をする

・また飽きたので片づける

・たまにおむつ交換や子供の水分補給

以下、無限ループ

これを一時間みたいな。

その間、自分的には「一生懸命育児と片付けをした」つもりなのだが、実際は何も進んでいない。

育児の大変さ3:寝れないきつさ



うちは、元々夫婦の寝室が分かれていた。

今は、子供と寝るのは交代制。

子供と寝ると、まったく安眠出来ない。

うちは夜泣きが酷いわけではないと思うが、寝言で「うにゃー」みたいなことを大きな声で言ったり。

子供の声って、親は目が覚めるようにDNAインプットされてるのか」ってくらいすぐ目が覚める。

そして、寝相が良くない。

不意に顔や腹にかかと落としがくる。

仕事の疲れがたまり慢性的身体の不調を抱えながら、夜中起こされる生活はきつい。


育児の大変さ4:土日の休みのなさ



土日の休みというもの存在しない。

しろ、平日は保育園任せに出来る分、土日の方が大変。

大体、何かしなければいけないことがある。

子供が発育が順調なのかをググって確認したり、育児本を見たりする時間

・良い季節なので、子供をおでかけに連れて行ってあげたい

・季節が変わったので、子供の服・靴を買いに行かなければならない

子供が大きくなったので、新しい家具(たとえば子供椅子)が必要になった

子供発熱したので、病院

等が、それぞれ概ね3か月おきに発生する。

プラス自分たちの仕事や体調のトラブルだってある。

当然、自分たちの服の買い物、美容室、家電が壊れたから新調などのやることもある。

半年一年に一度友達と遊びに行ったりもある。

そうすると、どちらかがワンオペになり、平日以上の負担になる。

フルリモートワークの増田からすると、基本的に土日の方がよほど大変。


育児の大変さ5:倍増する家事



まず、子供がいると洗濯が倍増する。

特に離乳食期はあっちこっち汚す。

おむつ漏れもある。

大変。

食事も朝食や昼食なんて、大人だけなら10分で終わるかもしれない。

しかし、子供食事20分以上がザラ。

それを付きっ切りになったりする。

離乳食が始まると、常にご飯粒が床に落ちてる。

毎日掃除機をかける必要性がある。

洗濯も増えるから、室内にホコリも増える。

それと、「大人のいる生活にとって片付いてる部屋」と「子供がいるうえで片付いてる部屋」は違う。

腰より低い高さの扉のない収納が無力化する。

同様に、「大人だったら触らない」部屋の隅や角の汚れも綺麗にする必要性が出てくる。

例えば、大人だけの生活ならテレビ台なんて年に一度程度拭けば十分かもしれないが、そういう訳にもいかなくなる。

それに子供の衣類も増えるから収納等も必要

部屋がすごく狭くなる。

まして、子供は散らかす天才

常に散らかる。

育児の大変さ6:病気



もうね。やばいね。

こども体調壊しすぎ。

一番ひどかったのは一人目の初めての胃腸風邪

最初子供嘔吐から始まった。

その深刻さを理解しておらず、まったく除菌等をしなかったら、家族全員うつった。

翌日、増田は、1回で2L近く嘔吐したと思う。

結局一晩吐き続けた。

確か、その翌日、嫁も発症して履いてた。

見てないから知らないが、結構やばそうだった。

それほどのパンデミックは他にはないが、定期的に熱を出す。

2,3か月に一度は38.5℃以上出して、夜間病院や土日の緊急病院に行ってるように思う。

緊急病院ばかり行ってるが、保育園でもらう病気って大体週末に発症する気がするわ。

そして、そのたびに自分たちも多少は感染してしまう。

頭痛咽頭痛、咳、鼻水、微熱等。

うちの場合、こういう緊急事態では義実家が助けてくれて、預かりに迎えに来てくれる。神。

助けてもらえなかったら、マジで詰む。

仕事やすまなきゃいけないし。

助けてもらえない場合体調不良の上に、寝れない、休めない、肩腰痛いってなるんだろうな。

それと、子供入院した場合、付き添い入院地獄

子供用のベッドに無理やり寝転がる以外は、ひたすらパイプ椅子

うちは簡易ベッドも無かった。

現代拷問

参考用:https://www.asahi.com/articles/ASR6Z5TCXR6VULLI00B.html


育児の大変さ7:夫婦の不仲



人は追い込まれていくと、イライラする。

冷静な時はそれが理解できるし、我慢もできる。

でも、子供号泣して、他のイライラたまると、爆発が多発する。

そして、子供が寝た後は、夜中静かに過ごすため、夫婦の会話も控えめになる。

まり夫婦仲をリカバリーする時間が乏しくなる。

すれ違ってるような感覚がすごく増す。


結論



一応、増田子供が生まれる前は、午前様も続くような仕事環境だったので、キツイ仕事経験もあるつもり。

それでも、育児ワンオペ身体的にはその仕事並みに大変。

育児メンタル面で追い込まれることはないのが、仕事との大きな違いだけど、休めない点は同じだった。

仕事以上に、「なんだこれ?」みたいな徒労感は大きいときもある。

あとyoutube等で丁寧な暮らしをしてる子持ちママさんヤバいよ。

あんなの無理だよ。

すごすぎ。

正直、上の子が生まれる前までは「専業主婦産後鬱?え?育児なんて誰だって出来ることでしょ?」と真剣に思ってた。

ただ、実際に体験してみると、「あ~そりゃ、産後鬱になる人もいるわ」って実感した。


産後の恨みは一生」はマジだと思う。

それは今後子供を望む男性諸君は胸に刻んだ方が良い。

最後に、これだけ悪いところを並べても、「だっこーーーー」と、自分の胸元に走ってくる姿で、子供の悪いところ全てが消し飛ぶことだけは付記しておく。

2024-09-03

エンジニアに学ぶダイエット

昨年、一念発起して100kgの大台から70kgまで、30kgの減量に成功した。

それをもっぱら食事改善によって果たした。

やたらと知見を共有したがるのはエンジニアの美点の一つだが、私もその例にならい、ここにダイエット中に学んだことを共有しようと筆を執っている。


ダイエットとはそもそも日常食事のことを指し、それが転じて食習慣の適正化意味するようになった。

減量の本質もそこにある。

人は食べたものからできている。食習慣を適正化すれば、自然健康的になる。

そこで、ここでは食習慣の適正化に焦点を当てて解説する。


30kgもの減量に成功した最大の要因は、自分エンジニアであったことだと思う。

そもそもプログラミングとは、入力されたデータに対して任意の出力データを得るために加工する、その計算方法設計し、実装することを指す。

料理もまた同じで、食材という入力に対して、調理実施し、料理という出力を得る。

そのため、体重と食習慣の適正化というプロジェクトに対して、プロジェクトマネジメント手法が応用可能なのだ


環境投資する

環境への投資重要だ。

メモリ4GBのオンボロPC抱えてパイプ椅子で開発すすめても、ろくに進捗しないのと同じだ。

ただし、闇雲に金をかければよいというものでもない。投資すべきものというのは、だいたい決まっている。



どれも無くても減量自体可能ものばかりだが、あったほうが効率が良い。

そもそも減量はモチベーション管理ゲームなので、自動化、簡易化できるところはやったほうがいい。

金を払って健康を買っていると考えればよい。


アーキテクチャを固め、規約を定める

まったくアーキテクチャを考えず、行き当たりばったりでファイルごとに違う設計プロジェクト悲惨な結果を招く。

最初にこのアーキテクチャで行くと決め、ひとまずはそれを続けることが大事だ。

減量で言えば、ローファットでいくかローカーボでいくかということだ。

日によって低脂質でいったり低糖質でいったりするのは全く良くない。

自分は低脂質でいくことにした。そのほうが筋肉量の減少を抑えられるし、コレステロール値の改善にも効果的だからだ。


また、コード規約重要だ。

金融プロジェクトありがちな細かすぎるコード規約有害無益時間と金無駄だが、余りにフリーダムなのも混乱のもとである

減量でいえば、目標カロリー量とPFCバランスだ。ここがいい加減だと、到底うまくいかない。

カロリー量はハリスベネディクト方程式から出される基礎代謝の1.5倍とかに設定すればよいだろう

そのうえで、低脂質ならP:30%, F:20%, C:50%のように割り振ろう。

たとえば1600kcal目標なら、P: 480kcal = 120g, F: 320kcal = 35g, C: 800kcal = 200g、といった感じだ。

この規約を守るためにも、あすげん/カロミルがあれば、計算が楽だったというわけだ。


コンピュテーションタイミングをずらす

プログラミングでは、実行時に行うと重すぎる計算ビルド時など事前に行ったりすることがある。

初代スーパーマリオブラザーズジャンプは、1フレームごとに重力係数をかけて計算しているわけではなく、加速度ハードコードされている。

ブロック崩しでさえ物理演算するような現代においても、似たようなことをすることはある。

ダイエットで言えば、時間的余裕のあるタイミングで、できることをしておけということになる。

キャベツを千切りにしたり、きゅうりトマトを切ったり、オートミール材料混ぜておくことは事前にできることなのだ。

夜寝る前などにやっておき、明日調理工数を最低限にしておくことが大事だ。

処理したものジップロックコンテナにでも入れて、冷蔵庫しまっておこう。

よく食べる鶏むね肉や牛もも肉なんかもキロ単位で大量買いして、1食量ごとに切り分け、ジップロックバッグに入れて冷凍庫に入れておこう。

次の日に食べるものを、前日に冷蔵庫に移せばいい。


キャッシュする

適切なキャッシュがもたらす実行速度の向上効果は非常に大きい。

これは料理についても言える。

毎食ごとに献立を考え、材料を揃え、包丁で切ったり、コンロで焼いたり…などの調理を行うのは非常に効率である

冷蔵庫の中身をレンジで温めるだけなら、5分で終わる。

いわば冷蔵庫メモリキャッシュであり、冷凍庫ディスクキャッシュのようなものである

よく1人分作るのも3人分作るのも変わらないよ〜などと言うが、同じ理屈で1食分作るのも、3食分作るのも、手間としてはたいして変わらない。

から10食分まとめて作って、保存しておけばよいのだ。

大きなジップロックコンテナを用意するのはこのためだ。


ライブラリ活用する

エンジニア車輪の再発明を嫌う。

すでに広く使われ、実績のあるライブラリがあるのに、なぜ一から作らなければならないのか。

これはダイエットについても言える。

安価で大量に手に入るカット野菜などは、買ってしまえばいいのだ。

たとえばきんぴらごぼう。作ると面倒なきんぴらごぼうだけど、その面倒さの9割はごぼうを千切りするところにある。

千切りして水にさらし終わったら、きんぴらごぼう調理工程の9割は終わっている。

しかもこの部分は、工数が量に依存しているため、大量作成恩恵を受けづらい部分だ。O(n)である

一方でカットごぼうを大量買いすれば、あとは炒めるだけなので量に依存せず、大量作成が容易になる。O(1)にすることができる。


他にも、オイコスヨーグルトとか、サラダチキンとか、Baseブレッドなどの外部サービスを使うのも良い。

オンプレミスにこだわる必要はないのだ。

挫折して健康を害することに比べれば、安いものだ。


コピペマンに徹する

プロジェクトの初期段階、リードエンジニア重要クラス群とサンプルとなるクラスをいくつか作った後は、それをひらすらに横展開していくことになる。

この段階では天才エンジニアなど必要なく、コピペマンでじゅうぶんになる。むしろ下手に独自の考えを持たず従順に開発してくれるぶん、そのほうが良いことさえある。

ダイエットについても同じことが言える。

なぜ毎食毎食、独自健康メニューを考え出さないといけないのか。食事の都度、栄養成分を計算し、調整しなければならないのか。

あすけんで一度100点をとったらあとは、ひたすらそれをこすり続ければいいだろう。

例えば以下は、ある日の自分食事である


オートミールきのこ

オイコスヨーグルト

納豆キムチ、卵を混ぜたもの

きんぴらごぼう

しかぼちゃ

キャベツトマトきゅうりサラダ

ふかしたさつまいも

低温調理したささみ

きんぴらごぼう

しかぼちゃ

キャベツトマトきゅうりサラダ

オートミールきのこ

りんご(皮ごと)

わかめ味噌汁

もも肉を焼いたもの

きんぴらごぼう

しかぼちゃ

キャベツトマトきゅうりサラダ


毎食似たようなものを食べていることがわかるだろう。

これは日単位でも同じで、別の日は牛もも肉が刺し身になったり、さつまいも蕎麦になったりはするが、その程度の差だ。

それで痩せるのだから、それでよいのである

どうしても違うものが食べたくなったら、そのときに改めて計算すれば良いのだ。

そうすれば手持ちのカードが増えていく。


インシデントで人を責めない

インシデントが発生したとき必要なのはリカバリーであって、そんな時に人を責めても何の役にも立たない。時間無駄だし、士気も下がるだけだ

ダイエットにおいてもインシデントは時折発生する。

ラーメン我慢できずに食べてしまう、アイスが、飲み会が…。

こうしたとき自分を責めても仕方がない。自分をクビにはできないし、ダイエットは長期戦なのだ

ある日に食べすぎたからと言って、次の日にその分を減らすと、必要糖質や脂質が不足して代謝が落ちてしまったり、だるさが抜けなくなったりするため、そういう方向でのリカバリーはやめよう。

しっかりと痩せる食事スタイル確立しているなら、それを続ければ良いだけだ。

どうせ1食程度ではそんなに太ることはできない。


計測する

計測は減量期間中だけでなく、むしろ減量終了後にこそ必要になる。

観測監視運用フェーズにこそ必要なのだ

そもそも、減量前の食事が減量前の体重を作り上げてきたのだから、減量前の食事に戻せば、体重も戻るのは当然のこと。

もとの体重に戻りたくないなら、新たな食習慣を作り上げる必要がある。

ダイエットは一生続くとはそういう意味だ。

プロダクトリリース後、つまり減量後の運用フェーズうつったら、減量飯でもデブ飯でもない、心にも体にも良い食習慣へと移っていこう。

急激なUI変更がユーザーの反発を招くように、急激な食事変更は体重の反発(リバウンド)を招く。

そこで、オートミールだったところを玄米ごはんにするとか、ささみだったところを蒸し鶏にするとか、ちょっとずつ維持するためのご飯へと変えていき、どのくらいの量なら大丈夫なのかを見つつ、ソフトランディングしていこう。

2024-06-25

泡沫候補をおだてて事務所開票速報を見守るあの時間

凄まじい娯楽なんだけど流行らないね

いるじゃん。奇人変人の類。支持者皆無の。

そういうのをおだてて、事務所借りさせて、マスコミ呼んだりして、

だるまとか樽酒とかオードブルとか発注させて、

部屋中にポスター貼らせて花輪を飾って。

開票日には借りてきた70インチテレビの前にパイプ椅子並べてニュースを見守るの。

おれとそいつそいつの父母とか数名な。

本人はその気になって当選確実と思い込んでるけど、

速報値はすぐ伸び悩み、開票から10分もしないで落選確実になるのね。

だるま、樽酒、オードブルポスター花輪

あればあるだけ痛ましい空気になるのよね。

いやもう最高。

YouTuberの皆さんにぜひやってほしい。

共感羞恥で数万人を悶えさせてほしい。

2024-04-10

故・宮崎氏との思い出

D4の今までより広いフロアに入ると「強者男性」と銘打たれたおおきな黒い箱がぽつんと置かれていた。要するに箱の中身は空っぽなのだ現代人は自分に拘りすぎる一方で他人の痛みに無関心である、その態度が架空イメージをあたか存在しているかのように振る舞わせることを批判しているのだろう。

頭をぶつけないよう首をすくめながら内部に入るとそこには宮崎駿がいた。…おい話が違う!振り返ってみるとまるで最初から入口など存在していなかったが如くのっぺりとした壁がこちらを見つめている。「まあ、座りなさい」エプロンの紐を直しながら宮崎は先刻まで座っていたパイプ椅子こちらに薦めた…

宮崎の話はまるで要領を得なかった。怒鳴りつけたかと思えば言い淀んで、数分の間空を見つめまたふっと降りてきたかのように喋り出す。一度宮崎は大きく咳き込んだ、顔が紅潮しこのまま死んでしまうかと思われた。見かねて俺は水を飲ませてやった。宮崎はサイドテーブル象印水筒を用意していた。おそらく放っておけば自分解放される。だというのにも関わらず俺は子犬を慈しむ母犬のように宮崎の喉に優しく水をながしこんだ。

四、五時間ほどの演説の末宮崎はついに俺を解放した。最後宮崎は去り際の俺にむかって「堪え性のない男だな」と言った。おれは仕返しに今日初めて口を開いた。「あなたありがとうと言えない人なんですね」といってやった。やつは咳き込んで水を飲ませてもらった後、命の恩人に対して「どうも、失礼」としか言わなかったのだ。するとどうだろう、宮崎の顔が変わっていくような気がした。彼の顔はみるみる光を失い、最終的にその辺の老人特有の何を考えているでも考えていないでもないような無表情になった。そこでようやく気づいた。先程までの宮崎の眼は少年のように生き生きと輝いていたのであった。

2024-04-07

タライはこのままずっと参加者良心頼りの席配置を続けるのか

はてな匿名は数年に1度くらい愚痴日記に使わせてもらってる。

今回はあんスタの3Dライブ、スタライの現地参加に関しての愚痴だ。

いつまで参加者良心に頼るだけの座席配置を続けるんだろう。

会場が平らなインテックス大阪幕張メッセでぎゅうぎゅうに詰められたパイプ椅子の前に立ちあがるのだから、前の人たちが自分より身長が高ければ場合によっては本当に何も見ることが出来ない。

規約ヒールが高い靴はご遠慮くださいとあっても、Xに上げられてる現地この服で参戦しま写真を見ればわかる通り、どう見ても厚底参加が多い。

でもこんな、参加者良心制御なんてどうにか出来るわけないでしょう。そもそも、厚底じゃなくても素の身長高い人だっているわけだし。

収容人数減らしてでも、座席もっと隙間を空けて欲しいし、なんとかして席に坂を付けて欲しいよ。それかもう、コンセプトとしてその場に本当にアイドルが来てるってのを再現するためだとわかってはいるけど、映像位置を全員の頭を超えるくらい高くしてほしいよ。

じゃないと本当に、規約を律儀に守るチビは現地に行く意味が見出せなくなってきてる。ライビュや配信と違ってカメラが追ってない推しを見たくて行ってるのに。

1は良かった。何の情報もなく、内容もわからないけどただ好きなソシャゲの初の3Dライブって事でチケットとって、Zeppという完璧環境(当たり前だが観客席が坂になってる)で信じられないくらい生き生きと動いてる好きなキャラを見て、目が足りない、本当に良かった凄すぎた以外の感想が出てこなかったあの初めてのライブ

あの時の衝撃と感動が忘れられずに行ける時はずっと現地に行ってるけど、もうこのまま観客の良心に頼ったままの状態で続くなら、ライビュに絞って行った方が楽しい思い出だけ残るんだろうな。

そんなわけで、改善を期待して現地に行って落胆するのをいい加減やめようかなと思った。

2024-03-18

車椅子を押す側 の ぼやきと一部の生活

車椅子を押す側のとある所感、一例として書いてみる。

あんまりまとまってないけど、ご容赦ください。

  

――――――――

  

自分車椅子押す側の健常者。

身内が車椅子。元は歩けてたけど、病気車椅子になった。

押す側の人はわかると思うんだけど、車椅子ってちょっとぶつかっただけで超痛い。

から押す側はだいぶ神経使う。重いし。

  

で、身内は結局あんまり外に出たがらなくなった。

繊細な人なんだなとか思われるかもしれないが、身内は人並に大雑把で人並に優しく人並に理不尽な人だ。

  

――――――――

  

そんな身内の言い分を聞いてちょっと唸ったことがある。

例えば、人混みを通らなければならないとき

介助者の自分は当然「すみません」って声をかけて通るんだけど、

乗ってる側としては「何で謝らなきゃならないんだ」って悲しくなるらしい。

  

そんなことで?ただの声かけじゃない?と思った。

大体人混み通るときって健常者だって「すみませーん」ぐらい言うし。

で、よくよく話を聞いてみると、そもそも「頭を下げないと道も通れないことが悲しい」というような旨を言う。

それは意味が違うと思うけどなあ…と思い、

そのときは「SorryじゃなくてPardonの意味から、受け取り方が違うよ!」と慰めた。

  

そういうことを言う人でもなかったので、何となく引っ掛かりを覚えた。

よくよく考え、「そういう風に考えてしまう」こと自体が、身内の内情を表している、そんな気がした。

  

――――――――

  

人間というか生き物は、自立したい生物だと思う。

金銭的に依存したいとか、恋愛的に依存したいとかは健全じゃないながらあると思うが、

身体を動かす点において依存したい』という人間は、多分いない。だって不便じゃん。

自分身体が突然制御不能になったら嫌でしょ。

最初は周囲に助けられてなんとかなるかもしんないけど、それがずっと、死ぬまで続くなら本当に毎日毎日うんざりすると思う。

周囲だって毎日毎日世話することに疲れてくると思う。そう考えちゃうのも、周囲を信用できていないみたいでいやだし。

  

でも車椅子の人って実際こうなんだろうなと。

傲慢な人だとか、人を使役することに慣れている人なら、「でも俺は動けないし」で済むかもしれない。

本当~に一般の、どこにでもいる普通の人が突然そんな状況に置かれ始めたら、段々だんだん申し訳ないな…」って気持ちになるのは必然な気がする。

自分要求のために絶対人が動かなきゃならない」が毎日毎日、この先もずっと…って考えたら、しんどくなるわそりゃ。

いくらこっちが善意でも、いや善意からこそ。

  

まり、身内の中に蓄積された「また頼ってしまった」「また助けて貰ってしまった」という無力さと、

「それに対して自分が返せるものが何もない」という良心の呵責、周囲が自分をどう思っているかへの不安

それらが蓄積した結果、「何で謝らなきゃならないんだ…」という最初言動のものになってるのかなと思った。

  

――――――――

  

いや、これはマジでよくない。と思った自分は「もっと外に出て元気でいて欲しいな」と安易に考えた。

だってずっと家にいるってことは、やっぱり生活に彩りがなくなるし、体力も筋力も落ちてくる。

これって、人によっては段々生きる気力が減退する場合もあるし、ネガティブになることも多くなると思う。

外に出て沢山刺激があった方が、色んなことが塗り替えられるじゃない。

  

でも、それも難しいんだよね、車椅子だとさ…。

  

簡単な例でいえば、トイレだ。当然多目的トイレしか使えない。

から多目的トイレを探さなきゃならない。で、もし使用されてたら使用が終わるまで待たなきゃならない。

車椅子トイレ使用中で、仕方なく待つことはある。大体お仲間だったり、赤ちゃんだったりする。

ただ、10分後ぐらいに水を流す音もせず、ばっちりメイク決めたJKが出てくると流石にムッとする。

いや確かに多目的だけれども…苛つく気持ちは理性では抑えられない。

しかしたら彼女も何か抱えているのかもしれないので口汚く言いたくはない。

かもしれないが…しれないが…しかし…世の中には多目的トイレセックスをするアホもいたりするからな…。

健常者なら、許容できる範囲かもしれない。だってそんな苛立ちも抱えず他のトイレに行けば済むのだ。

  

車椅子の人だって介助者だって別に自分関係なければ許せるかもしれない。

本来なら…病気になったり、事故に遭わなければ…。

そういうありもしない未来過去がそのたびに去来し空しくなる。

心の許容範囲の在り方、理不尽に変わってくる。必死だ。

  

――――――――

  

他の例だと、地方美術館では2階に行けないこともあったし、砂利道はガタガタしすぎて危ないから通れないこともある。

外出の選択肢として楽なのはアウトレット舗装されてるし広いから一人当たりの占有面積もゆったり。でも数は限られてるし場所によっては早々行けない。

海辺の砂浜なんて車輪がもたれるから絶対だめだ。山を登ることも、ハイキングもできない。

  

エスカレーター階段も使えないから常にエレベーターを探さなければならない。

エレベーターって意外と辺鄙なところにあるから、実際探し当てるまでもかなり大変な目に遭ったりする。

一度エレベーター縛りで移動してみると、面白いと思う。それをこの先ずっと続けるとなると辟易だと思うが。

見つけたとしても、必ずしも乗れるわけではない。混んでたりするからね。

降りて譲ってくれる優しい人がいると、この先この人に今の五万倍の幸せがあるといいな!と思う。有難いことこの上ない。

  

実際バリアフリーは沢山あるし、色んな公的機関では配慮されてることが多い。

障害者オンリーの観覧日を設けてくれる美術館などは本当に助かる。

若ければ車椅子サッカーとかバスケとか、そういった活動もあるかもしれないが、年をとるとインドアなことしかできなくなるので。

  

ただ「使える」バリアフリーかっていうと難しいときもある。

とんでもない角度の段差の補助?だったりすると「あーっ惜しいですね」となってスルーせざるを得ない。

エレベーター行くのに遠回りしなきゃいけなかったりするし。まあ、仕方ないんだけどね。やってくれるだけ有難い。

(この「やってくれるだけ有難い」も、身内の「何で謝らなきゃいけないんだ」の一部だとは思うが…)

  

施設は、入場料がいらなかったり、半額になったりする。

でもまあそれは「平等サービスを受けられないことによる減額」なのかもなと思う。

美術館だと照明が反射して、絵がよく見れなかったりする。健常者と見る位置が違うから

コンサートなら車椅子用の席は固定で、「可も不可もない中間よりちょっと遠い席」が普通かも。

たまに逆にえらい良い席なときもあるけど。最後尾があたる可能性もないが、最前席があたる可能性はない。

  

本人は車椅子に乗ったまま、介助者の自分パイプ椅子…なんてこともあった。

クラシックコンサートだったが、ずっと尻が痛かった。ちゃんとした席が横にあるんだからそっちにして欲しかったなあと思ったけど、まあ仕方がない。

「尻が痛かった…」と少し溢すと、申し訳なさそうな顔をされて「しまった」と思ったりする。

楽しむために行くのに、悲しい気持ちになるのは本末転倒だ。

  

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マジで行ける分いいと思うのだ。行ける分良い。でも、ざっと書いただけでもこれだけ大変なことがある。

自分車椅子だったらと考えると、そりゃ外出たくないよなって思う。

望んだわけでもないのに、同じサービスが受けられない。周りに迷惑だと思われているし、介助者にも迷惑がかかる。遠回りさせる。自分いるから存分に楽しめなかったりする。そもそも自分の行動や欲求に付き合わせている。

そういった事実によって生まれ葛藤が『何で謝らなきゃならないんだ』、ひいては『何でいちいち感謝しないといけないんだ』になるのは、わからんでもない。

そういう立場体験していない自分が、その感情否定することはできない。

  

ただ「しょうがないよね」って茶を濁して共感することしかできない。無力だなあと思う。

身内の気持ちは身内にしかからいから、ここまで考えているか感じているか実際は知らないけど、まあ大外れではないと思う。

  

当初は「そんなことで?」と困惑した自分も、もう肯定するほかないなと思ってる。

だって事実事実で動かしようがない。

すみません」って言わないと通れないんだから

  

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設備が悪い!とか周りが悪い!って文句もあるときはあるけど、

社会に生きる人間は良くも悪くも社会にある程度迎合しなきゃならないというのが個人的な持論。

人間は全員が「違う」から。違うから、お互いを譲歩し適切な距離を保って、険悪にならない距離コミュニケーションをとる。

これは最近トランスジェンダー関係の話でもそうなのかなと思う。

自分のすべて受け入れてほしい!と思うなら、そういう社会に行くか、新しく作るしかないんじゃないだろうか。

平和に生きてる人たちを脅かしてまで自分を押し通したいと思う人と、手を取り合いたいなんて思わないだろう。

  

からまあ、身内の心情に心をいためつつも仕方ないよな、なんて思う自分もいて、

なんていうか…罪悪感じゃないけど、申し訳なさを感じたりもする。

  

身体不自由だろうと身内には元気でいてほしいから、

色々人生楽しめるものを用意できるよう、無理じゃない程度にやっていきたい。

無理させてると思わせるのが一番、本人にもよくないと思うので。

  

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そういうわけで(?)

車椅子を押す側として思うのは、優しく見守ってくれる人がたくさんいてくれればいいなと思う。

助けてくれなくたっていい、通り過ぎたって全然良い。

舌打ちしたり、からかったり、邪魔になることはしないでくれれば。

  

こんなん、健常者でも当然のマナーだと思うんで、改めて言うのも変な話だけど。

  

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おまけ

  

これは最近の空しかった話。

テレビの某野外音楽フェス特集を見て「一回ぐらい行きたかったなぁ」と言われた時は「それは…無理だな…」と思った。

  

「そりゃ車椅子なんだから無理でしょ」って当然のように言う人はいると思う。

いや無理なんだよ。そりゃそう。無理なの。物理的に。

かに頑張れば行けるかもしんないけど。知らないけど、配慮もされてると思う。

でも立ち見の音楽フェスに行くというハードルそもそも高い。そこに行くまでの道程ハードルも高い。

立ち見だから見るとしても多分後ろの方でしっとり見るしかない。車椅子にぶつかると怪我させちゃうだろうし。

何より、身内と自分の体力や精神力が持つとも思えない。

そういったリスクをひっくるめて考えて「無理」となる。勿論フェス非難してるわけではない。

  

でも行きたいなって気持ちは誰にだってわくもんだし。

「金がないから無理」とか「忙しいから無理」とかと違って、「車椅子から無理」は本人にはどう努力もできない「無理」だ。

から「行きたい」じゃなくて「行きたかったなあ」になる。

  

介助人としては軽く「え!行きたいなら頑張るよ!」なんて返したりするけど、身内は難しいことを知ってるから、何も言わずに首を横に振る。

  

こんな無力なこと、ある?

自分はまあ行こうと思えばいつでも行ける。

身内はこの先あの景色体験することはないんだ。と思ったら無性に悲しくなった。

  

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やっぱりあんまりまとまらなかった。

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