はてなキーワード: クトゥルフとは
でもホラー小説って人間の闇の部分を刺激するもので、嫌悪感、不浄感、差別意識とも近しくて、根っから清廉潔白・品行方正な人間には書けないジャンルでは?
少なくとも心の中にどす黒い闇のモジュールが無いと面白いホラーは書けないだろう。表に出すかは別論だが、人格低劣な作家なんてなんぼでもおるやろ。
時代もあるが、ラブクラフトも人種差別意識バリバリだし……クトゥルフあんまし怖くないけど
なので、木古氏の内心の差別意識や過去の差別発言がホラー作家としてのキャリアにどこまで悪影響かはなんとも……
木古氏の学生時代の発言をネットであげつらって炎上させてリンチするのが正しいこととは思えないが、今も差別意識あるのだとキツイかなあ……
最初からSF路線匂わせすごかったしそんなん既定路線だろ!というのは分かった上で、それでも孤星以前の鉱石病やシーボーンが「なんかよく分かんない脅威による理不尽」扱いされていた頃の方が共感できてたんだよな。鉱石病は理不尽だし社会は糞だし人間は分かり合えないかもしれないけどそれでもなんとか出来ることを希望を捨てずに頑張って行きましょうって空気が濃かった頃というか。今もその理念自体は一貫してると思うけど。
実際(8章でも盛り上がってたけど)孤星で滅茶苦茶ハネたのは知ってるし、実際孤星は単体の物語としてもイベントストーリーとしても良くできた集大成のストーリーだったとは思うが、でもあの後全体のトーンが孤星的な色付けに一気に染まって(あるいはそれまでの種明かしとして)、物語の要素がとことんSF的な世界観にどんどん回収されていく様になったのは正直ついていくのが難しい。
決定的だったのは生存航路で、勿論それまである意味メインのストリームから完全に浮いていたシーボーン関係のストーリーがちゃんとメインに合流していきそうな期待感を提示されたのは良かったのだが、ああ自分が潮汐、狂人号、統合戦略で惹かれた「クトゥルフ的な正体不明の脅威」としてのシーボーンや深海教会は最早無くなってしまったのだな……と感じてしまって少し寂しくなった。
またスケールがデカくなかった分、初期に焦点が当たっていたような一般的な感染者や天災トランスポーター達がささやかに物語に絡む隙が今までよりも更に失われている気がして、まあ結局のところ自分の推しにシナリオの焦点が当たることは多分もうほとんどないんだろうなと感じることが増えたというか(というかこれが全てなのだが)。
勿論シナリオを畳み始めているが故にというのも分かるし、実際アークナイツのシナリオ自体は評価されるに値するものだとは疑わないが、それはそれとして初期のある意味素朴だった頃から楽しんでいた身からすると、なんかアークナイツ君も随分大きくなっちゃったねと時々遠い気持ちになる。
親から仕送りをもらっていたから生活はできていたが、本を好きなだけ買える程度の小遣いが欲しかった。
時給はまあまあ、下宿からチャリで5分、夜シフトだったから静かで気楽だった。
軽薄ながら明るくて良い奴だったんだが、挨拶が日常的に若者言葉なんだよ。
「ありゃしたー」「あざーすっ」みたいな音だけの挨拶をしていて、それに違和感が拭えなかった。
最初は真似してたんだけどさ。
ある日、ふざけて「ありがとうございます」を「あざーす」じゃなくて「あざとーす」と言ってみた。
深夜テンションだったし、挨拶の中にこっそりクトゥルフを混ぜこむ背徳感が面白くて癖になる。
「〇〇円のお返しです、あざとーす」
聞き流すというレベルでもなく、そもそもバイトの挨拶なんて聞いていないんだろう。
スマホをガン見したまま、無言で立ち去る人も多い。
でも、たまに一瞬「え?」という表情をするお客もいたが、俺が堂々としているからか特に問題は起きなかった。
もしバレた気まずさでオドオドしていたら非常に嫌な空気になっていたのかもしれないが。
むしろ、稀に気付いてくれる「ちょっとした反応」が面白くて、どんどんエスカレートしていった。
「またどうぞー、あざとーす」
などと、そのうちクセになって、自然と口から出るようになった。
お客さんが気づくかどうか反応を見るのが楽しくなって、ただの小遣い稼ぐの賃労働だったバイトも張り合いが出てきた。
それどころか、バイト以外でも頻繁に口にするようになっていた。
そんなある晩だった。
夏休みのころのわりと蒸し暑い深夜だったが、見たことが無い客がやってきた。
何を買うでもなく、ただ店内に立ってじっと俺の方を見ているような感じだ。
背後のタバコを見てるんだろうと思って俺は気にも留めなかったが。
その客は何も買わずに退店する際に、いつものように一声を掛けた。
「……あざとーす」
そう口にしたとたん、首のうしろがひどく熱くなった。
その熱は背骨に沿って走り、皮膚の下で何かが蠢く感覚があった。
反射的に触れると、肉の中から何かぬるぬるとした細長いものが押し出されてくるのが分かった。
その時に俺は分かってしまった。
ああ、これ作り話だったのだ、と。
fateの英霊の座とかひっくるめた時空について物語で起こっていることとと整合するような数学的な構成を考えたらどのようなものになるのか解説した動画とかないのかねえ
その存在にとって過去現在未来が同等な存在がいるってのと、2019年だっけ?に起こったクトゥルフ世界の干渉がそれより過去にも影響を与えるっていう筋って一見矛盾するよね
だってそういう神にとっては2019年は通過するものじゃなくて常に俯瞰し得る対象でしかない。そういう神がいる時点で時空間というものが静的な存在になってしまう。
2019年になって初めて「何かが起こってかつその出来事が過去や未来にも影響を与える」というような表現は動的な時空を前提とした書き方であり、静的な存在ということとは相いれないように思う。
『逃げ上手の若君』の高師冬が死んだ
当初は仲間キャラ「吹雪」として登場するも、敵の足利尊氏の「神性」に魅入られて敵サイドへ行き、史実キャラ「高師冬」となる
足利尊氏は伝承上でも「ピンチになると何故か敵が寝返って仲間になってくれるので生存」という謎エピソードが多く
本作ではそれは「神性」によって相手を魅了し洗脳するからだと処理され、尊氏はクトゥルフ的な邪神をその身に宿している
高師冬は史実では主人公サイドと敵対関係にあり、戦いの末に劣勢に陥り自殺する
史実通りに死ぬという予測と、「高師冬」としては死んでも「吹雪」として主人公のもとに帰ってくる説があったが、結局帰ってこれずに主人公の手で殺害された
ラブクラフトのクトゥルフ神話って世界中にファンが居て日本でも根強い人気があるんだよね?
でも、そのわりには小説そのもののはそれほど面白くないような気がする。
原典に忠実であろうとすればするほど、
現代の消費者がストレートに面白いと感じられるものにはならない。
これってひょっとしてクトゥルフ神話がずっと抱えている問題点なのかな?
神話世界の設定そのものは面白いんだけど肝心の物語が「ない」、、、みたいなやつ。
だったら、ある意味狙い目ではあるんだろうな、って思う。
原典からエッセンスを抽出したうえで、なおかつ新しい原点になれるようなクトゥルフ神話の物語。
ならこれ読んどけ(見とけ)みたいな、、、代表作になれる。
と、考えてみんなクトゥルフに手を出すんだろう。
ガノタというかファースト原理主義者というのはそういう化け物だと思っていた。
45年も前のアニメを延々と語り続けてるなんて理解不可能だし、そもそもあの崩壊した作画のアニメを見て面白がってるなんて感性が異常。
と思っていた。
最近見方が変わってきたのは君の予想通り原因はジークアクスを見たこと、それとメカ部の動画。
ジークアクスのお陰でファーストを見たくなってつい見てしまった。確かにあのいかにもなキチガイじみた作画の割に設定練られてる感じもするし、ドラマもよく出来てるなって感じで未見時の印象ほど悪いものではないと感じた。
メカ部はジオリジンの動画について言及してるのを見てなんかつい共感しちゃった。理論としてはクトゥルフ信者がダーレスの体系化に関して文句言ってるのと対して変わらないなと思ったからだ。あと、この手の続編出てくる作品でなんだかんだ言って一番最初が面白いってのは自分の感覚とも共感するところだった。
そう考えると、「なんだファースト原理主義者とか物々しい言い方してるけど、ただの厄介オタクじゃん」って気づいてしまった。
あれは「機動戦士ガンダム」ってアニメが好きなただのオタクだ。
東方信者みたいな宗教信者でもないし、SFオタクのような理解不能なクリーチャーでもない。ボカロ信者みたいないつ暴走するともしれない火薬庫でもない。
こいつらは俺より歳が上なだけのオタクでしかない。10、20代にハマったアニメを何十年も好きなだけのただのオタク。単に歳食って荒々しさが取れただけかもしれないけど。まだ現在Twitterで見かける腐女子なんかに比べると話が通じる感じがする。
まあ、ジオン軍のMSが好きって感性は理解できないけど。ガンプラ界隈はなんかまた別な闇だね。
意外に恐るるに足らずって感じに認識できたけど、他のロボットアニメにも出張ってきて場を荒らすのは勘弁して欲しいな。そこは何とかしてくれよ。
おおむね魚系はクトゥルフ化しそう
一般的に言うと漫画という創作形態の高尚度合いは低くなりがちだ
ハイコンテクストで多方面の専門的な分野の知識があったほうがより楽しめる作りにする点で、やはり作家個人が創作の主体となる漫画よりは、プロの脚本家チームが作るオリジナルアニメやドラマ、さらに大規模な製作チームを組んで作るゲームや映画の方が有利だ
中でもアニメ系の文化背景を持つゲーム作品は、大作であればとりわけ高い文化的教養度が求められ、長期にわたって考察に興じるファンが現れやすい/複雑な世界設定を作り込みやすいジャンルでもある
アニメや映画系のサブカルチャーの歴史にどっぷり浸かった人が作るものなので過去の名作やミームのオマージュが散りばめられることが多い上に、サイエンスやテクノロジーが世界観に組み込まれていることも多く、更にメジャーな神話(北欧ギリシャインドケルトエジプト中国日本)やマイナーな概念、クトゥルフやグノーシス主義などのテイストを加えつつ、現代社会を反映したシニシズムが込められることも多々あり、一人ですべての元ネタを理解するのは困難という状況が起こりやすい
このような広範な教養が求められるものほど高尚であると感じられるはずだ
もちろん教養的要素が少なくとも、思想の強い漫画であって人間的崇高さをキャラクターに仮託している作品であれば高尚「っぽい」作品を作ることは個人規模の漫画やインディーゲームのシナリオでも可能だし、主流の創作メソッドでもある
現に意識の高い作家は「取材」期間を設けて、専門家に近い知識や考え方を作家本人の頭にインストールしようとする
これも作品をより真実味のある高尚「っぽい」ものにするためのプロセスだ
だがそのような付け焼き刃的アプローチを駆使したとして、人間一人の脳が掌握できる視野は限られており、洗練度や完成度という面では高尚さを出すにも限度がある
そのため結果として小規模な創作形態では、破綻のない程度のリアリティを見せつつ思想性や作家性を軸にすることで高尚っぽく見せることになるのだが、思想性や作家性に寄りすぎると安っぽくなることが多い
熱心なファンはストーリー構成部分から受け取った感動に従順になるがゆえに、その安っぽさが目に入っていないパターンが多いと予想される
クトゥルフみたいな古いゲームは長時間(6時間とか)かかるのが通常の遊び方
冒険企画局(シノビガミなど)やFEAR(ダブルクロスなど)などの最近のTRPGはゲームシステムが(ターン数制限などで)シナリオを終わらせてくれから、プレイ時間が大きく伸びる事は普通ない
まじでこれは個人の意見で書いてる。ので、そこを念頭によろしく頼む。
私はTRPGとはいえクトゥルフ神話TRPGを楽しんでるタイプのヲタクなんだが、どこにも吐けなくてここに棄てる。
よし。
普通にゲームしたいだけなんだけどやたらめったら通るシナリオが長時間だわ作者ヤバって思うような構成だわ、同卓者がとんでもないわで魔境かよって思ってる。特に大人気有名シナリオ。
作者が有名だか通ってる人が多いと行ってみたくなんのよ。いやだって面白いんだろうなって思うから。んで通ってみたら関係事故かシナリオがとんでもねーぶん投げだかでえぇ!?ってなる。これが多くて困る。私が我慢するかスルーすればいいんだけども。
んでシナリオ長時間だと日程無限調整編が始まる。おいおいおい何月空けとけ言ったのになんで他卓入れてんだよ!というか予備日って言ってんのにその日に別の卓いれるなよ!とかが起こる。なんでだ?日本語通じてないのかもしれない。
生き急いでる人間が多いなってのと、あとシナリオ作者はこれどういう神経で書いたんだろってなる時がある。注意書き見てるよちゃんと。読んでて事故るからなんだ?唐突にトラックに撥ねられた気分になるわ。
その作者の描写が駄目なんだろうな。あとはなんかこう、NPCしゃしゃりすぎて萎える。
プレイスタイルあってないシナリオなだけだろうからこの人のシナリオは通らんってやってるけど、もはやこう、俺の創作キャラ見てくれ!!!みたいなの多すぎんか?かなり前から言われてるから今更だけど。
これって他のTRPGスタイルでも起こるもんなのか教えて欲しい。シノビガミとかダブルクロスとかなんでもいい。他のTRPGってここら辺どんな感じ?詳しい人よろしく頼む。
■追記
ビガミとダブクロについて教えてくれた人ありがとうございます。
クトゥルフで6時間くらいは割と普通だなとは思うんですけど30時間想定とかなんかびっくりする数字がごろごろあって他も…?となってました。
感謝。
メタファーのシステム&デザインでロマサガ2 リメイク『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』が出てくてりゃ、日本のゲームやJRPGの未来は明るかったのにな
『アトラス(とセガ)』と『スクエニ』、どうして差がついたのか・・・慢心、環境の違い・・・・・・と思いつつ、
『メタファー:リファンタジオ(Metaphor: ReFantazio) 』の1周目をクリアしたので、前回(https://anond.hatelabo.jp/20241020022808#)の感想の続き
一般的なコマンド型のJRPGなら、緊迫した状況でも以下のことができる
しかし、ロマサガ2には年代ジャンプがあるため、無計画にこういった行動を続けると、状況が変わり取り返しがつかなくなることも(放置した場所が滅ぶなど)
これが、メタファーの『カレンダーシステム』では更にシビアになっている
ちなみに、メタファーのカレンダーシステムは以下の仕様で、ひとつひとつの行動に非常に緊張感がある。
『これだよこれ!本当にやりたかったロマサガ2のリメイクはよぉ!!!』ときゃっきゃ楽しんでいたのだが、
異常にそそっかしいワイ氏、 期待を裏切らず や ら か す !!!!!!!!
ファーーーーーーーーーーーwwwww
その瞬間は、『へへ、やっちまったぜ・・・』と思いつつも、まぁノーマルの難易度なら魔職でゴリ押しできるでしょとタカをくくっていた
ところが、重要そうな依頼イベントをクリアする時間が半日分足りない!!!!(クリアした後に依頼が新たに追加されて日付計算が狂うパターン)
どうやら最序盤の王の資質上げで無駄な行動をしていた模様・・・
い、いやでも、イベント取り逃がしても、エンディングには影響しない要素かも知れんし?と、おそるおそるネットの攻略情報を特別解禁したところ、
(自分で試行錯誤せず、攻略情報見ながらゲームをプレイするのは好きじゃないので、基本的にクリア前は攻略情報を封印している)
テテテテテテテテテ・テーーーン
(ビーバップ・ハイスクール 高校生極楽伝説のゲームオーバーのBGM https://www.youtube.com/watch?v=5AKM0fHc2Ps&t=48s)
たまたま上書きしていないデータもあったものの、それはメタファーのカレンダー上で30日も前のデータ
リアルの雑用対応中ゲーム付けたまま放置した時間や、プレイ中に寝落ちして放置した時間も含まれているが、約20時間くらいの巻き戻しだ
一晩考えたが、エンディング差分回収を2周目に回したり、動画で差分回収済ませると熱が冷めそうなので、20時間前のデータからやり直すことにした・・・
前回(https://anond.hatelabo.jp/20241020022808#)の感想にも書いた通り、序盤で適当にクラスやスキルを取ったせいで、
上位職のクラスを取得するためのポイントがどう考えても足りなかった
地形が楽で高額アイテム売れる洞窟でポイント稼ぎを 数時間 して挽回したのだが、数時間をもう一度やり直すことになり、かなりきつかった・・・
まぁおそらく、ワイと似たような失敗をしたんじゃないかなぁ・・・って思います😅
カレンダーシステム自体は緊張感があってとても面白いので、今後も是非続けて欲しい
だけど、うっかりセーブミスをする愚か者のために、個別データセーブに加えて、定期セーブシステムもあるとめっちゃ助かる・・・
例えば、個別データセーブとは別に、週の始めに『定期セーブ』を自動でシステム作成、
最大で3週間前の週はじめまで戻れるとかあるとめっちゃ助かるので、ゲーム中の快適を追求する開発陣のみなさま何卒・・・🙏
ワイが終盤の展開に入り込めなかった一番の理由は、属性過多で矛盾だらけのラスボスのルイが好みじゃなかったからやね・・・
結論だけ書けば、貴族枠の女性軍人だったら、矛盾も魅力に映ったかなぁって思う
順を追って書くなら、
特権階級をぶち壊す象徴は『叩き上げ』じゃないとダメなんだよ!!!!!で譲らないにしても(過酷な現実と日々向き合って、あんな抽象的な思想や混沌への憧れを持たないと思うが)、
ルイには、おもしれー男 要素まで盛り込まれている。たとえば、
などなど、確信犯的におもしれー描写が続く。でも、ルイがバットマン のジョーカーのように混沌と無秩序そのものを楽しんでいる風でもないんだよね
そもそもルイのような叩き上げの軍人にとって無秩序や混沌といった要素は本来、相性が悪いはずだし、ジョーカーみたいな気質のヤツが真の目的を隠して縦社会で勝ち上がっていけるイメージがわかない
属性過多はこれだけでは終わらず、ルイには『絶対的な力の象徴で信奉者』という設定もあり、常に落ち着き払っていて感情を露わにすることがない
そのため、突然叫び出したり、会話を一方的に打ち切るようなこともなく、紳士的で不気味さがないんだよね
キレどこがわからない怪異やクトゥルフの上位存在が不気味で怖いように、対話が成立しないキャラのほうが恐怖感はあるよね
まぁワイとしては、ルイがあまりにてんこ盛り属性で一貫性を欠いているため(現役軍人、女性的な外見、理想主義者、エキセントリックな行動、紳士的な態度など、相反する要素が詰め込まれすぎ)、シリアスさを感じなかったし、最終盤はただただポカーンとした
せめて、ルイが上位貴族という設定であれば、独自の行動や破壊的な思想、突飛な振る舞いも『特権的な気まぐれ』として説明がつき、てんこ盛り属性でもまとまりのあるキャラクターになった気がする
あと、女性的な外見ではなく本当にお嬢さんだったら、賭ケグルイ の 桃喰綺羅莉 のように、『怖さ(狂気)』と『おもしれー』を自然に両立できたと思う
桃喰綺羅莉は、冷酷な暴君でありながら優雅さを保ち、狂気と不気味さが同居しているキャラだ
危険分子を放置したり、突飛な行動をとって自らの命を掛けたり、自らが支配していた学園のシステムやお気に入りの人物を壊されても『失うから面白い』と笑っており、
混沌を楽しむおもしれー女としても成立している
貴族的な立場からくる特権と傲慢さと少女の無邪気さがあってこそ、エキセントリックな行動も説得力を持つと思うんです
最終盤のストーリーは若干気になる点があって、これたぶん、個人的な好みではない違和感だと思うので書いとく
→ 人の心、どこかに置き忘れた?と思うが、理性的で高い志を持つ人物の主張としてギリわかる
→ 復讐が無益なのはそれはそうだし、負の連鎖を断ち切って未来だけ見つめられるなら大変素晴らしいことだ
→ じゃあ、不安を持ち主に返そうとするルイ討たずに、放っておいてもよかったんじゃね?
→ 『溜まった不安を一気に返すと狂化して化け物になるんだよ!』なら、ルイに交渉して少しずつ持ち主に返せばよかったのでは?
わざわざ冷静沈着で会話出来るヤツにしたんだし
というか、ルイがあくまで一気に不安を返して化け物化させることにこだわっているなら、結局、世の中への復讐心が動機ってことでいいの?
あと、やっぱりジュナだよなぁ
パーティメンバーのみんな命を掛けることになった納得感ある理由があるのに、ジュナだけ自ら諜報活動(当然命のやり取りがある)を始めた理由が、
歌の真剣み?深み?を持たせるためとか言う理由なのだが、後半で『歌だけでいいのかしら』、『歌だけじゃ寂しい』とか言い出す
どういうことなの・・・?せめて歌キチだけは貫いてよ、救われた命・拾った命を自らわざわざ張ってるんだし
あと、三下に対する態度が酷かったのに、パーティに加入したあと個別イベント等では、善人通り越して聖人モード
あんなに心広いなら、三下永井豪眉にも、もう少しまともな態度は取れなかったもんなぁ・・・
終盤の展開とルイとジュナといくつかの事柄に対する態度は気になりつつも、ゲームとしてはすこぶる快適で、派手で挑戦的で面白くて、1000000点なので言うこと無いっす
(しいていうなら、うっかり上書きセーブしちゃう愚か者のために、個別データセーブとは別に、週の始めに『定期セーブ』を自動でシステム作成、
最大で3週間前の週はじめまで戻れるとかあるとめっちゃ助かる)
『幻想は無力なんかじゃない』もそうだねって思うね、あと考えるきっかけを作ろうって野心的な姿勢は感動した
仮に嘘でも本当でも、これは「詰み」やね。
アドレナリンでも承認欲求でも面白でも愛情でも何でも、脳内物質を過剰分泌するのは麻薬なんや。
これが仮に反AIじゃなくて、例えばクトゥルフでもスパゲッティモンスターでも、そういう何かを崇め、それに反した異端者を叩くマジモンの偽カルトだったとしてもや。
そこでしか「本当の自分」を出せない……まあ要は、ストレスから来る攻撃欲求とか崇拝欲求とかを発露するのにハマれば、それから抜け出せないのは人間の性(サガ)なんや。
そうじゃなきゃ、煙草も酒も誰だって依存なんかせぇへんわな。なんでも自制できなくなれば依存症なんやで!
どんだけ脳がポンになっとっても、こういうカルトは薬と違って、脳が壊れるまではいかんのが逆にアカン。
ハマった奴が簡単に抜け出せることはないし、仮に教祖役が「全て嘘でした〜!!」とか言うたところで「教祖が乱心した!」だとか「教祖は殺されて偽物に入れ替えられた!」とか色々な理屈で自分らに都合よく解釈され。
なんなら嘘だと理解したところで「この裏切り者めがああああ!!!」って逆恨みするだけなんや。なんなら、その関係者にも恨まれるんちゃうか?知らんけど。
当然、この文章を見せたところで重度の依存症になっとるやつらは「はあ?そんな工作を間に受けてアホちゃうか???」とか言うだけなんやで。ちゅうのも依存症に罹患した輩は、依存するのに都合の悪い情報を受け付けん脳に改造されてくんや。
やから実際に投稿頻度を落とそうが、嘘の証拠を自白しようが、そんなもんは意味がないんや。
薬の依存症治療に、より軽い「薬品」を使うように。より弱い刺激しか与えんようにして、少しずつ依存症から抜け出すように誘導せな……唆された輩の人生みんなポンや!おもろいなぁ。
今の法律に「カルト依存症作成罪」みたいなのは無いし、「カルト依存症外来」なんてモンも無い。
もしマジで自分らが唆したんとしても、捕まる事はないやろけど……多数の人生を狂わせた上で楽しく生きれる神経があるなら、まあ好きにすれば良いんちゃう?としか言えんですわな。ホンマ。