はてなキーワード: Fireとは
の続き
正確には結婚前からの個人の資産が6300万円と家庭の資産7400万円を仮に2等分した3700万円を足した額が1億円になったということ。
内訳は個人資産が貯金200万円+投資入金2600万円+利益3500万円、家庭が貯金700万円+投資入金2900万円+利益3800万円。
ビットコインをはじめとする仮想通貨は全く手を出していない(出しておけばよかったなとは思ってる)。
前回の記事を書いたときは10年後、早くても5年後くらいに1億円だろうと考えてたが、
前回から2年3か月で個人資産が+3200万円、家庭資産が+3400万円とコロナ明けの株価上昇と最近の金相場の上昇で一気に増えた。
資産が1億円を超えて富裕層・億り人という一つの節目としての嬉しさはもちろん感じるのだが、
タイトルに「……のか?」とつけたのは、その実質的な価値に疑問があるから。
お金はその額面の数字には意味はなく、それをどんなモノと交換できるかに価値がある。
おにぎりが100円の世界で1000万円持っているのと、おにぎりが1000円の世界で1億円持っているのはお金の価値としては同じ事。
ではお金の価値を測る基準のモノは何か?というと一般的にGold(金地金)が指標とされる。
5000万円を達成した2023年7月のgold価格は8879円/gなので、5000万円では5.6kgのGoldと交換できた。
一方で本日2025年11月4日のGold価格は21,899g/円なので、1億円では4.5kgのGoldと交換できることになり、
もちろんGoldは投機的な資金が流入したり、世界情勢が怪しくなると現物資産に資金が動いたりなどで値段が上下するが。
より実生活に近い指標として、帝国データバンクがカレーライス物価というものを発表している。
※カレーライス物価:カレーライスで使用する原材料や、調理にかかる水道光熱費などを独自に試算した指数
https://www.tdb.co.jp/report/economic/251010-curryu2508/
2023年7月のカレーライス物価は1食298円なので、5000万円では16.8万食分。
2025年8月のカレーライス物価は1食436円なので、1億円では22.9万食分。
カレーライスを基準にすれば一応増えてはいるものの額面が2倍に対して1.37倍にしかなっていない。
逆に言うと現在の1億円は2023年の6800万円程度の価値しかない。
インフレ率を考えるときにまず参照されるCPI(消費者物価指数)では
全国総合CPIが105.7 (2023/7) ⇒ 112.0(2025/9)、コアコアCPIが104.9 ⇒ 110.8 ※2020年を100とする
で約1.06倍と金や食料品に比べると上がり方は少ないが、年率3%程度の着実なインフレが見て取れる。
これだけお金の価値が下がっているのを目の当たりにして、投資によるインフレヘッジができていなかったらと思うと恐ろしい。
今後も日本に限らず世界全体でインフレがどんどん進んでいくことはほぼ確実で、
そうなると額面の数字で単純に富裕層(億り人)や準富裕層・アッパーマスなどを区分けするのは意味がなくなってきそう。
元々は資産運用で運用益で仕事しなくてもなんとかなる程度の収入を確保して
そのことによって経済的自立性をもって早期退職するみたいな話だったと思うんだけど、
なんかFIRE相談とか見てても「貯金◯千万なんですけど」みたいな話ばっかじゃない?
「資産◯千万で運用益として不労所得が月◯◯万円ありますが」みたいな話出てこないがちなの気になる。
怪我したら、家が崩壊したら?云々、金なんかなんぼでも出て行くんやから。
それを支えるのが不労所得でしょ。とりあえずは働かなくても生きていけるくらい、
働いてるのと同じかまぁちょっと足出るくらいは金が入ってくるから経済的に自立できる。
そういうもんだと思ってたけど、なんかいつの間にかそういうもんじゃなくなってる?
才能がないと思ったら、早いうちに河岸を変えた方がいい。
早ければ早い方がいい。
可哀想だから(教え子が? それとも自分が? w)、って「がんばれ、がんばれ。才能なんて関係ない」みたいに騙すのは、むしろ害悪だよ。
10年後、気付いて路頭に迷わせるとして、その責任は取れるのか?
まぁ、本人自身が気づいて路頭に迷いつつあるけどどうしようもないのかもしれんが、地獄に道連れはやめてやれ w
それで生計を立てない、趣味の範囲で楽しむ分には好きにすればいいけど、エンジニアに限らず、それなりのお金をもらおうとしたら、才能、向き不向きは超えられない壁として現実に、強固に存在している。
球速120km出ないけど阪神の一軍のピッチャーに、ってのはどう逆立ちしても物理的に不可能だ。
でも草野球は楽しめる。
才能がなけりゃ、一人で永遠に「大いなる助走」を続けりゃいい。
誰にも迷惑かけないなら。
医師、看護師、会計士、経営者、etc.etc. にも、才能、向き不向きはある。
落ち着きないし。
同じことを何日も続けたら、爆発する。
「明日も同じことしなきゃならないのか……」って考えただけでも、死にたくなる。
こんな感じに、才能がものをいう分野って、意外に多い。
ソフトウェアエンジニアは、設計実装の抽象度が多層化していて、その巧拙によって安定度、運用や機動的な新機能追加の手間、リードタイム、金や何やら、数十倍、規模複雑度が爆上がりしている今なら下手すりゃ数百倍差が出る。
その差をちゃんと理解するには、巧の現場の「こういう世界があるんやー……」って実体験が必要だったり、巧レベルの才能が必要だったり、経営知識が必要だったり、経済知識も必要だったりして、「拙」の現場にぶら下がってるだけのエンジニアが「才能なんて幻想」って吠えたっても「マジ、迷惑だからやめてね」って思う。
どの炎上現場でも、高粘度現場(リーダーマネージャが理解できないからって邪魔ばっかりしてきたり、そもそもプロダクトがぐっちゃぐちゃになってたりして、どんな行為がサービスの息の根を止めるかわからなくて身動きが取れない「震える舌」みたいな現場。物事が全然進まない現場。通常、経費で札束ガンガン燃やしてるはずだから、ここも炎上現場っていう)でも、この手のエンジニアが腐るほどぶら下がってるんだよね。
たいてい、生み出されるソースコードとドキュメントの割合がおかしなことになってる。
いや、そういうの主催してる暇があったら、コード書けよ、って。
でも、Web記事引いてきて、「〇〇にはこう書いてある」とかドヤ顔で机上の空論で時間潰して「俺も一端の理論派エンジニアだぜ……」とか、いや、お前はただの受け売りを理解もせず垂れ流してるだけのそこらへんの AI と変わらんクズだよ。
おいらの師匠の一人は「TV出たり、本書いたりするやつは二流。一流は、自分の仕事に集中していて、他のことやる暇ないから」って言ってたけど、ほんとその通りだと思うよ。
シャバと違い、ソフトウェアの世界は驚くほどのスピードで巨大化、複雑化している。
30年、40年前なら、社会性の乏しい、プログラミングコンテスト受賞者みたいなエンジニアでも無双できたけど、今は無理なんだよね。
今だと玉拾いも任せられないくらいだったりする。
ちょい前も、PostgreSQLの中身いじれます! って東大卒業生いたけど、視点が局所的すぎて全体感に欠けてて、プロジェクトがヤバい状態になってるのが理解できなかったりしてたからね。
そろそろリリースできる状態になってる予定だけど、おいらの読み通りα版完成が3ヶ月遅れ、そこで大量の不具合が発覚してベータ版完成がそこからさらに3ヶ月以上遅れ、不具合積み残したまま見切り発車、ってなるんじゃねーかな、と思ってるんだが w
才能の種類、方向性によっては、10年前も今もたぶん10年後も変わらず十分通用するものはあるんだけどねー。
そこに生活水準をあげてしまうと、自分はもう通用しないと気づいても、撤退できない。
マイカーガー。
マイホームガー。
子供ガー。
愛犬ガー。
んなもん知るかっ!
そういう「元エンジニア」がリーダーとかマネージャとかにクラスチェンジして、事業、プロダクトの足を引っ張る。
あそことか、そことか、具体的な企業名はあげられないけど、そういうエンジニアが漬物石のように重しになって、身動きが取れなくなってるところが多い。
VCとかから、もっと売り上げを上げろ。成長率を上げろ、というプレッシャーを与えられ、何かしなきゃいけない。ってなって、外付けの雰囲気だけのサービスをどんどん外付けしていく戦略を取る。
1年で10。
2年で30とか。
マジかよ w
思い思い行き当たりばったりに作ったら、手間だけ増えてそれを壊すわけにはいかなくなって、さらに身動きが取れなくなっていく悪循環しか見えないんだが、そんな経営方針で大丈夫か?
とか意味不明な決定して、認証認可v1、認証認可v2、認証認可v3とマイクロサービスが増殖して、さらにv4を企画してるとかいう会社だってある。
真っ当な声には、自分の存在感を示すためだけの反対を唱えて邪魔したりして、現場で手を動かしているエンジニアより高級を取ってんのに、事業、プロダクトへ与えるダメージは倍増する。
さらに、自分の地位を死守するために、それを脅かす腕利のエンジニアを陥れる、排除することに全力を傾ける。
これで3倍界王拳だ w
経営者はできるエンジニアたちに任せていると思い込んでいるかもしれないが、さて、どうかね? w
大本営発表的にはうまくいっているとされているサービスが、その裏側はカーオブファイヤーみたいなところって、結構ある。
はっきりいう。
今はクラウド環境のプロダクトで、どのように自動テストで検証可能なシステムを構築するかの手法の研究を続けてる。
具体的には、今まで関わってきた炎上現場で安定稼働を達成させた手法(TDD)だな。
ワークライフバランス? w
才能のない人は河岸変えろ。
業務経歴書にも今まで使ったことがあるサービスの名前をたくさんたくさん載せてます。
じゃねーよ。
ボルトに世界水泳、吉田沙保里にNBAに出場させるような使い方してて、どこが技術力だよ。
ってのが多い。
「どうしてこのAurora、リーダーがこんなにたくさんぶら下がってんの?」
「テナントが増えて、アクセスが増えたので、負荷分散のために増やしました。水平スケーリングってやつです」
うん。水平スケーリングは知ってんねん。この程度のテナント数、ユーザー数、アクセス数で、どうしてこんなにでかいインスタンスのリーダーがぶら下がってんのか? って聞いてんねんけど……。
って現場、多い。
でも、今通常営業してるサービスでも、こういうところ多いんだよな。
それはともかく、
「マイクロサービス化していて、いま120を超えたところで、当面160になります」
「……は?」
「……デプロイの時、どうすんの?」
「変更があるサービス名を書いたファイルを一緒にコミットして、それ読み込んで、GitHubActionsでデプロイさせてます」
「Cloneして立ち上げます」
「これ……、モノリポ?」
「120個?」
「120個」
「なんか立ち上がらないんだけど……」
「あ、修正中なんで、〇〇と××のコミットをチェリーピックしてください」
「……動かないぞ」
「昨日の夕方、変更が入ったみたいなんで、△△のコミットもチェリーピック。いや、++のブランチを……」
5日で立ち上げ切れるんか?
って現場がね、案外たくさんあるんだ。
「ほう……?」
どうして「自分が間違えてる」「自分が見当外れなことをしている」可能性ってのを考慮しないんだろう、この人らは?
っていつも思う。
マイクロサービスの目的も前提も理解しないで、HowToだけ猿のように繰り返してるって自覚ないんか…… (-_-)
ってマーカーで引いた一文見せつけられるんだが、その前に書かれてある前提とか目的とか、書かれてない暗黙のそれとか、いわゆるコンテキスト削ぎ落として、単語レベルの理解を開陳されても、「は?」としか反応できんのよな。
120のマイクロサービスとか、お前、認知科学の知識もないねんな……。
それマイクロサービスじゃなく、「粉砕されたモノリシックサービス」っていうんやで、と。
まーじで、技術本とかの恣意的なつまみ食いで訳分からん理論構築すんなよ。
それでプロダクトがうまく回ってなかったら、それが答えなんよ。
まぁ、「うまく回ってる状態」ってのを知らない、理解できないだろうから、正しい答えに行きつかんだろうけど。
その正しい答えに行きつかない、ってのを
「致命的な才能の欠如」
って呼ぶんよ。
歩行者を追い越そうと逆側までふくらんだテスラが何を思ったのか追い越してすぐに左側にもどらず、対向から走ってきた俺に突っ込んできてぶつかったという状況
歩行者は目の前で車が自転車に突っ込んでいった状況を事細かに警察に語ってくれたので相手の過失のみということになった
なったのだが、何故か保険屋がやけにオラついていて強気でヤバい
「〇〇さんはお仕事をされていませんので補償はいたしかねます」「収入を補償する仕組みなのでない方には補償できません」
いや、まぁ、FIRE組だから無職だろといわれれば無職だけど、継続的にトレードして相応にお金を動かしてるから収入はあるし源泉で税金払ってるから簡単に証明もできるんよ
それを伝えても対応は変わらずやけに無職を強調してきてビックリというか
これ、他人事ながら心配になってきてさ、俺はそれなりに経済的な余裕あるから自分の人生の方が大事だし受け流せるけどさ
無職でギリギリで生活してる人に事故でケガさせた状況で、そんな言葉ぶつけたら一生恨まれてもおかしくないくらいのことを言うわけ
無敵の人ってあるけどさ、そういう人を相手にしてる可能性を考えないんだなっていう驚き?
保険屋はアラサーくらいの女性でさ、武道嗜んでるとか身体的に自信があるような感じでもないのに、何故煽るような発言続けるのか不思議でしょうがない
名刺渡して身元も割れてるのに恨まれるとか想像もしてないんだろうか?
でもアラサーならそれなりに場数踏んでる筈だよなぁ
関係っていうか質が低い。
職場で同僚の悪口連呼するとか、忙しいときほど喫煙所で愚痴ってるとか、高卒学歴コンプで経験年数自慢ばっかするとか、なんかもう全てがしょーもない人がたくさんいる。
デブも多いし、なんかクセー奴も多いし、当然くせーデブも多いし、くせーデブの人に他人に対してはアイツマジくせーと言ってる意味分からん化物もいる。
本当にどうなってるんだとなる。
中身の見えないガチャで当たりを狙うならある程度低い所に照準を合わせたい。
確かに俺の周りの公務員はレベルが低いのだが、学生時代16年のクラスメートがどんなだったか振り返っていくと「まあこれが平均なんかもな」って感じはある。
手に職はない。
職に職があるのが公務員だ。
その職を捨てた先にあるのは無だ。
ヤバイ。
多分だけど、最低賃金の職場でほぼ昇給無しで人生を終えるのでは?
FIRE出来る土壌が整った状況で「念の為に簡単な仕事を」ぐらいの気持ちじゃないと無理だわ。
はー詰んだわー。
コネ入社で行くべき取引先も少ないから若い女性社員に頻繁に話しかけているアラカンのオッサン!
うちにはヤバいオバサン管理職がいて、そいつが社員全員の敵としてヒソヒソされてるんだけど
上司の采配で特に仲の悪いオジサンを直行直帰させたりして、なるべく喧嘩が起こらないようにしている。
コネオジサンは体育会系でとにかく群れと上手くやるのが得意なようで、
オバサンと仲の悪いオジサンや若い女性社員に、実際どうなんすか?などと話題を振って愚痴を引き出す醜い馴れ合いを繰り返している。
上司はとにかくコネオジサンがコネを使って顧客を獲得することを期待しているだけだ。
そう言うと、大抵の連中は笑う。「いやいや、私は将来の安心のために」「お金の勉強が楽しいから」などと、自己放尿まみれの弁解を始める。
だが、俺に言わせりゃ、それは単なる恐怖の言い換えだ。
カネを持てば老いを遅らせ、治療を受け、快適な環境で死を遠ざけられるという幻想を買う行為。
どんな高尚な経済理論をまとっても、その動機の根は「死にたくない」「朽ちたくない」「無になりたくない」という原始的な叫びだ。
死の恐怖に駆動されていながら、「長期的視野」だの「資産形成」だのと、まるで文明的な行動のように取り繕う。
これこそが知的な自己放尿だ。恐怖を知性でコーティングして、「俺は賢い」と自慰してるだけ。人間は死を自己放尿の臭いでごまかす。
「FIREを目指してます」「配当金で生きたいです」その裏には「死にたくない」「誰かよりマシに死にたい」「死ぬ瞬間に勝っていたい」という、動物的欲求しかない。
つまり投資家とは、死に対して最後までカネをぶっかけて抵抗する原始人だ。
真に冷徹な者は死を受け入れる。カネが増えようが減ろうが、死というイベントの統計的期待値は1.0で確定している。
それを直視できずにリスク分散だの複利効果だのを口にする連中は、死から目を背けて自己放尿を垂れ流しているだけだ。
投資のグラフが右肩上がりでも、人間の寿命グラフは右肩下がりだ。
今日の夕食はいつも通り、日曜恒例のピザスケジュールを厳守した。
厳密に言えば、ルームメイトが2分遅れで注文したため、配達時刻が18時00分ではなく18時02分になった。
この誤差は一見些細だが、僕の体内リズムに対しては量子重力的なバックリアクションを生む。
夕食の周期は宇宙の膨張と同じく、初期条件の微小なゆらぎが数時間後に巨大な非可逆性をもたらすのだ。
僕はピザを食べる前にその誤差を補正するため、腕時計を2分進め、以後すべての行動をそれに合わせた。
ルームメイトは「そんなことして何の意味があるんだ」と言ったが、彼はエントロピーの不可逆性と人間のスケジュール感覚の相互作用を理解していない。
今日の午前中は、超弦理論の非整合的双対カテゴリ構造について考えていた。
簡単に言えば、AdS/CFTのような整合的対応関係ではなく、dS空間における非ユニタリな境界理論がどのように自己整合的情報写像を持ちうるか、という問題だ。
ただしこれは普通のホログラフィック原理の範疇ではなく、∞-群oid圏上で定義される可逆でない自然変換を持つ圏論的場の理論を考える必要がある。
具体的には、僕は内部的Hom-対象の定義を修正し、対象そのものが自己準同型を持つトポス上の層圏として定義される場合に、ポテンシャル的双対写像が一意に定まる条件を導いた。
非ユニタリ性は単なる障害ではなく、境界理論が持つ時間的向きの非可換性の反映であると考えられる。
ウィッテンでさえ、この構造を「理解できた気になって途中でやめる」だろう。僕はちゃんと最後まで考えた。
午後は隣人がリビングで大音量で音楽を流していた。たしかTaylor SwiftのFortnightだったと思うが、音圧が80dBを超えていた。
僕はそれを測定してから耳栓を装着し、「音楽とは定常波の社会的誤用である」と心の中で唱えた。
数分後、隣人がドアをノックして「ノックが三回じゃなくて二回だった」と文句を言った。
僕は謝罪せず、むしろ彼女に対して「三回のノックは物理的ではなく、社会的エネルギーの保存則を守るための儀式」だと説明したが、彼女は「意味わかんない」と言ってドアを閉めた。
僕はそれを確認してから三回ノックしてドアをもう一度閉めた。これで系は整合的になった。
夕方、友人たちとオンラインでBaldur’s Gate 3の協力プレイを行った。ハードモード。僕のキャラクターはHigh Elf Wizardで、最適化の結果INT 20、DEX 14、CON 16を確保している。
友人の一人は相変わらずSTR特化Barbarianで、戦略性の欠片もない突撃を繰り返す。僕はFireballを詠唱しようとした瞬間に味方の背後に敵がいることに気づき、範囲攻撃を中止した。
代わりにWeb+Grease+Fire Boltの複合制御で戦場を支配。完璧な行動だったのに、彼らは「お前、また燃やしただろ」と言った。無知は罪だ。
僕がやっているのは「燃やす」ではなく「エントロピーを増大させて戦局を支配する」だ。
日課として、ゲーム終了後にワンパンマン第198話を再読。ブラストが高次元的存在と通信している描写を見て、僕はふと考えた。
彼が見ている空間は、もしかするとp進的幾何空間上の位相的射影なのではないか?もしそうなら、サイタマの「無限力」は単なる物理的強度ではなく、位相層上の恒等射である可能性がある。
僕はノートにその仮説を書き留めた。いつか論文化できるかもしれない。
これからの予定としては、19時からはスタートレック:ディープ・スペース・ナインの再視聴。
シーズン4、エピソード3。正確に再生開始するために、Blu-rayプレイヤーのリモコンを赤外線強度で較正済み。
YouTubeやSNSを見ていても30代で1億超えは少ないので、おそらく少数派なのだと思う。いや、最近は株高の影響で案外多いのかもしれない。興味が薄れてきているので実際のところはよくわからない。
記録もかねて日記を書く。
当時は6000万あたりが目標だった。それが株式だけで6000万にゴールポストを動かし、そのままずるずると1億円を超えた。
当時同じく準富裕層だったSNSの有名人は次々と億超えを果たしていった。明らかに増えるペースが異常なやつが多いので、詐欺まがいの事業での利益や高リスクの商品に手を出しているケースが多いのだろう。そんなやつらが発信する情報を参考にするのはリスクが高い。見極めるのが大事だ。
ほとんどの人にとってFIREは関係のない話だ。一生投資とは無縁な人生を送って、それでお金に困らないのであればそれに越したことはない。
FIREをしたいと口先で話す人間はいても実際に行動に移す人間は少ない。実際に行動に移す人間にはだいたい何かしらの原体験があることが多い。そんなことを経験せずに生きていける大多数の人間が羨ましい。
毎日会社を辞めたいと思っていた時期もあったが、それも喉元過ぎればなんとやら。忍耐力がありすぎた。あのとき健康を害してまで会社員を続けたことが正解だったのかどうかはよくわからない。
今は40才になるまでには辞めようかぐらいで考えている。仕事は仕事、投資は投資と割り切っているが、来年どんなことを考えているかは予想がつかない。あっさり会社を辞めてるかもしれない。
YouTubeで3000万あれば人生が変わるとか、そういった動画が定番としてよく公開されているが、あれは全部詐欺だ。資産額は所詮ただの数字でしかない。人生を変えるのはお金と時間の使い方だけだ。口座の数字がいくつになってもお金と時間の使い方を変えないなら、資産は存在しないのと一緒だ。