はてなキーワード: 所得とは
全国平均世帯所得のほぼ半分以下ってことは日本の全国平均世帯所得が2021年で545万円だから2021年の場合世帯所得が272.5万円以下の人が対象ってわけじゃないの?
1000万円以上の運用資産を用意できない貧乏人にとって、プロップファームは投資を行うための唯一の選択肢である。
ざっくり言うと認定試験に合格したプロトレーダーに対し、運用のための資金を融通してくれる会社です。
数千〜数億円の資金を調達できるこれらのサービスを利用することで、自己資産に乏しいわれわれにも資産運用の道が開かれます。
日本ではあまり話題になっていないため、ほとんどの人がファーストインプレッションで警戒すると思います。
欧米を中心に20年以上前から提供されているサービスであり、日本法人を持っている事業者も複数あります。
有名どころであればあからさまな詐欺被害に遭うことはないと増田は考えています。
プロップファーム事業者はプログラム参加者に運用資金を割り当てますが、すべての希望者に無条件にそれらを提供するわけではありません。特定の試験に合格した人だけに対してです。
試験の内容は事業者及びプランにより異なりますが、一定の仮想資金を運用し利益を得ることを目標とするものが多いです。デモトレードで1000万円運用し利益10%を達成する、といったようなものです。
フェーズ1で8%、フェーズ2で6%などといった形で2段階に分かれるケースも多いですし、時間的な制限がある場合や、ギャンブルトレードや指標取引の禁止など、内容的な制限が設けられていることもあります。
逆に損失が発生した場合は失格となり、再度はじめから試験を受け直すこととなります。マイナス方向の閾値は5〜10%程度。条件を満たしてしまった場合は即座に試験終了です。
また、重要なこととしてほとんどのプランでは試験参加時にエントリーフィーを支払う必要があります。金額はさまざまですがここで納める料金に応じて割り当てられる運用資金が決定されるため、ある程度まとまった額を希望するなら5〜10万円からと考えるべきでしょう。
認定試験をクリアできた参加者は晴れてプロトレーダーとして割り当てられた資金を運用していくこととなります。
ここで得られた運用益は所定の割合で参加者とプロップファーム事業者とで分配する形になります。比率については幅がありますが、利益の80〜90%を受け取れるケースが多いです。つまり、2000万円の資金をもとに利益100万円を得た場合、80万円が懐に入るわけです。
逆に損失が発生した場合にどうなるかということですが、参加者は金銭的な支払い義務をまぬがれます。プロップファーム事業者が全損失を被るということです。しかし、ここでも試験の時と同様にマイナス方面の閾値が設定されており、満たしてしまった場合はプロトレーダー認定は剥奪され残りの運用資金も回収されてしまいます。もう一度やりたかったら始めから試験を受け直してね、というわけです。
プロトレーダーとして安定した利益をあげ続ける優秀な参加者に対して、割当資金の拡大チャンスが用意されています。最大2億円とか6億円という結構な額を謳うものがありますが、条件的にはなかなか厳しいものとなるため最終段階の達成者が本当にいるかどうか疑わしいと増田はみています。
通貨がメインと考えていいでしょう。感覚としてはFXとほぼ変わりありません。ただ海外口座準拠となるため、手数料アリのスプレッド広めです。スキャルピングよりデイトレやスイングの方が向いているかもしれません。
また、CFDや株、仮想通貨をカバーしている事業者もあるため、それらを普段取引しているトレーダーにとってもより多くの資本を運用するチャンスがあります。
雑所得扱いとなります。事業所得として申告する人もいるようですが、税務署がどう判断するかわからないので自己責任になるでしょう。
まとまった運用資産を用意することはなかなか難しいものですが、プロップファームを利用することである程度そのハードルを下げることができます。
増田もかつてはそうでしたが、なけなしの少額資金でトレードを行う場合、早く多くの利益を上げることで頭がいっぱいになってしまい大きなリスクを取ることになります。それが得意な人もいますが、ほとんどはうまくいかないものです。
数千万円を元手にするのであれば1%の利益でも数十万円に相当するわけですから、十分精神的な余裕を持ってトレードできます。この余裕が何よりも重要であり、それがあってはじめて上手くいくこともあるので、現在の取引で思うように利益を出せていない人は一度検討してみてはいかがでしょか。
アメリカの「フードスタンプ」は日本の生活保護と制度設計が異なる
フードスタンプは、世帯人数に応じて設定される「貧困ライン」を基準にしており、月収がそのラインを下回ると受け取ることができる
低所得の家庭や、失業者、児童・高齢者を含む世帯、障害を持つ人など、1人あたり月150-300ドル分前後の食品引き換えが可能となるらしい
そして、低所得者層の15-20%を対象にし、全国平均世帯所得のほぼ半分以下(約40〜50%以下)が受け取りの目安になる設計がされている
州ごとに受け取りの月収ラインが異なるので単純化しているが、chatAIに「日本での受け取りライン(月収)はどれくらいになるか」聞いたところ以下だそうだ
1人世帯 約 $1,696 約 25万円(物価差で18万円)
2人世帯 約 $2,292 約 34万円(同25万円)
3人世帯 約 $2,888 約 43万円(同32万円)
4人世帯 約 $3,483 約 52万円(同38万円)
追加1人ごと +約 $596 +約 8.9万円
この金額だとすると、日本でもかなり広い人が受け取れるんではないか
生活保護というと自分には関係ない公金チューチューだと批判し易いが、もし日本でフードスタンプシステムが運用されていたら、自分も対象になっているかもしれないという話
それでは生鮮食品及びエネルギーを除く総合(いわゆる“コアコア”)と食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合(いわゆる“欧米型コア”)の区別ができたので、改めて以下の批判に対してあなたはどう思いますか?
> 確かに一時期はインフレ率が4%を超える事態となっていたが、もうそのような局面はとっくに終わっている。
> 今のインフレは特定品目、特に総需要の影響をあまり受けていない品目だけで起きていて、食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合は前年比たったの+1.3%しかない。これは日本以外の国ではコアインフレ率として注目されているものである。
> インフレが主に食品だけで起きているなら、金融政策で総需要全体を抑え込んでインフレを下げるべきではない。とは言ってもインフレで実質賃金が下がっているのも事実だから、財政政策で何らかの手当てが必要となる。だから、金融政策を引き締めるべきでない状況下で財政拡大をするというポリシーミックスが求められているわけだ。
> 財政拡大によって総需要が刺激されれば、いま+1.3%しかなくしかも下がり基調のコアインフレ率が上がるだろうが、植田総裁らはそれを歓迎するだろう。
ありがとうございます。ご提示の批判は論点ごとに「一部は妥当だが、決定的な前提が合っていない」と見ます。要点だけ、データで整理します。
直近(2025年9月)の総合は前年比+2.9%で、4%超ではありません。これは事実です。もっとも、4%に達したのは2025年1月でそう昔でもありません(その後減速)。
「食品だけ」ではないです。寄与分解を見ると、上振れの主因に生鮮を除く食料(+7.6%・寄与+1.83pt)があるのは確かですが、同時に通信(携帯料金、+13.2%・寄与+0.20pt)、自動車保険など交通・通信の一部、火災・地震保険料等の住居関連といった食料以外の項目もプラス寄与しています。
しかも、エネルギーはマイナス寄与からプラス寄与へ転化しており(電気・都市ガスの反転、補助縮小の影響込み)、総合の上昇幅を+0.44pt押し上げました。これは「特定品目だけ」の説明と相容れません。
「欧米型コア(食料〈酒類除く〉とエネルギー除く)」単体の数値はご主張の+1.3%という断定は、少なくともこの同じ統計パッケージからは裏取りしにくい一方で、日本の“コアコア”(生鮮・エネルギー除く)は+3.0%まで上がっています。基調インフレの低下が一方向に進んでいるとは言い切れません。
さらにサービス価格の伸び(持家帰属家賃を除くサービス等)もプラス圏で、財だけに偏った局面とも言い切れません。
ターゲットを絞った財政措置(低所得層・子育て等の一時的・限定的支援)で実質所得の目減りを和らげる発想は合理的です。需要全体を強く押し上げない設計なら、副作用は抑えられます。
ただし現状は、コアコアが3%前後、エネルギー寄与の反転、非食品項目の寄与が確認できる局面です。ここで総需要を広く押し上げるタイプの財政拡大は、基調インフレ(特にサービス)を再加速させるリスクが相応にあります。
金融:拙速な追加引き締めを前提にせず、賃金・サービス価格・期待インフレを見極める「データ依存」を維持。
雇用者の立場を強くすることで被雇用者に課せられる労働強度を上げる。
前述の配偶者控除の所得要件撤廃とシナジーさせる。婚姻を女性がより強度の低い仕事に就くことの動機づけとして位置付ける。
「一部」の線引きとしては
歯科矯正→「顎関節症」などの診断でより保険適用させやすくする。現状検査目的の大腸カメラや胃カメラを「腹痛や体調不良」などの主訴で保険適用させているのと同様にする。
身長を伸ばすことを目的としたイリザロフ法→現状同様10割負担の自由診療。
「歯並び(横顔)が綺麗かつハゲていない」だけで外見を大幅に改善できる。生理的に無理ではない男性を増やすことにより、女性のパートナー獲得のハードルを下げる。
(18歳以下の扶養家族のいない)独身者への住宅ローン控除適用を廃止。
未婚化解決意外にも少子化解決の方法はあるかもしれないが健全な社会とはいえない。
例えば精子バンクの拡大と未婚の母親の支援も少子化対策としては良いかも知れないが、女性の選好の性質上、次世代であちこちで近親交配の問題が起きることは避けられないからな。
ちょっと金の流れ考えればわかるけど、小学校行ってないか授業中ずっと寝てた人には難しいのかな?
せめてこの機会に説明するね。
んで国民がそのお米券で米を買う。
このとき多少高くても米が売れるのでスーパーは高いお米をドンドン仕入れる。
そう、「国民が最初に払った税金が国→スーパー→農家と経由して米農家に流れていってる」。
マジでクソだよね。
アレルギーやトラウマでお米が食べられない人にまでお米券を押し付けてるってことなんだよ?
しかもお米券を配るという余計なアクションのせいで無駄な事務作業が増えてるってこと。
これが許されるなら「今度の首相は巨人軍のファンなので、国民の皆さんに巨人の観戦チケットを配ります。そのお金は余分に税金を払うことでやってもらいます。実質的に税金で巨人軍を強くするということです。巨人が強くなるから皆幸せだよね?お前らが球場に行く交通費?シランガナ」でさえアリになると思わない?
絶対にナシだよ。
お米券を配るのは絶対にナシ。
ありえません。
「低所得者ほど追加所得を消費に回す傾向が強い」という一般論は多くの研究で支持されていますが、“常に当てはまる”わけではなく、資産・流動性・将来支出・所得の性質・期待リスクなどの条件によって反応が弱まる/逆転するケースも存在します。
「貸倒引当金の損金算入」なんて言葉を聞くと、だいたいの人は眠くなる。
けれど、これが実は奨学金という制度の“本音”を照らすキーワードでもある。
ざっくり言えば、「貸したお金が返ってこなさそうな分を、あらかじめ経費として認める」仕組みだ。
そして、これを税金の計算に反映できるかどうかが、国の性格を決める。
たとえば、あなたが会社を経営していて1000万円もうけたとする。
でも、あなたが「このうち100万円は、貸したけど回収できなそう」と言って、
その100万円を経費にできる(=損金に算入できる)とどうなるか。
国に払う税金が30万円減る。
つまり、国が“貸倒リスクの3割”を実質的に負担したということになる。
損金算入とは、国家が企業の失敗の一部を税で肩代わりする制度なのだ。
これを知らずに「貸倒引当金なんて難しい話」と思っている人は多い。
だがここにこそ、**「どんな失敗を国が共に背負うか」**という社会哲学がある。
日本では原則として、実際に回収不能にならなければ損金にはできない。
これらは「法定繰入率」というルールで、あらかじめ貸倒分を税務上の費用として認められている。
つまり、銀行が融資で焦げついても、その痛みはすでに税で少し吸収されている。
一方、**奨学金(JASSO)**のような「教育を支援する貸付」はこの枠外だ。
貸した金が返らなければ、本当に国の損失になる。
だからこそ、制度は「破産させない」「逃がさない」という設計に偏る。
これが、表向き“やさしい”奨学金制度の裏にある、硬い現実だ。
アメリカでは考え方が違う。
学生ローンを含む貸付債権は、束ねられて**証券化(SLABS)**され、投資家の手に渡る。
アメリカ政府もそれを前提にしている。
議会予算局(CBO)や教育省は、あらかじめ「将来どのくらい焦げ付くか」をモデル化し、予算に織り込む。
「学生が破産した=想定外の失敗」ではなく、「予定通りの割合」なのだ。
だからこそ、延滞者に課される**回収手数料(25%上乗せ)**も、「罰」ではなく「市場の回収コスト」として処理される。
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は、貸与終了から7か月後に返済が始まる。
この不思議な“間”の意味を考えたことがあるだろうか?なぜ4月から請求しないのか?
引越し、就職、給与口座の整備——確かに数か月の猶予は理にかなっている。
だが、もう少し冷静に見ると、別の合理が見えてくる。絶対に借り逃げさせない強い意思
この時期に返済請求を受ければ、破産手続きで裁判所から「支払不能」が認められやすい。書類上は収入ゼロ、もしくは雇用不安定の人間に借金の取り立てをしているのだから。
つまり、裁判所は破産免責を認定しない。「返せるでしょ?」となる。
このタイミングで返済義務を発動させれば、制度としては極めて理想的に“逃げ道”を塞げる。
JASSOはそこまで公には言わないが、債権保全の観点では非常に計算された設計だ。
(ちなみに借金があっても債権者から返済の請求が無ければ裁判所は自己破産の手続きも受理されない。返す義務が具体化していないのだから訴えの利益が無いのだ)
20代前半の7年なんて“クレカが持てないだけ”で済む——そう考える若者がゼロとは言い切れない。
JASSOの7か月ルールは、そんな“逃げのタイミング”を制度的に潰す仕組みでもある。
こうして見えてくるのは、
日本では奨学金は「教育支援」よりも「回収可能性」に重心を置いた制度になっているということ。
なぜなら、貸倒を損金にできない限り、貸す側のリスクは全額自己責任だからだ。
だから破産しても倫理的非難は少なく、「数字の範囲で終わる」。
つまり——
日本では**「道徳」が返済を支え**、アメリカでは**「市場」が返済を支える**。
奨学金は、「教育機会を広げたい」と「回収したい」の間で揺れている。
その揺れを見える化しないまま「返せ」と言えば、制度は道徳主義的に硬直する。
もし本当に“支援”を名乗るなら、返済開始の柔軟化や所得連動の自動適用といった再設計が必要だ。
「貸す側が損を想定できる国」と、「借りる側が破産を許されない国」では、若者の挑戦の角度も変わってくる。
ならば、前借りの回収はその人の立ち上がり方に合わせていいはずだ。
その構造を知れば、奨学金という“やさしい顔をした金融装置”が、
ChatGPTに書いてもらいました。10分
下の表のようなイメージがある。若年層くらいしか共通点がなく、互いに共存できないのではないかと思う。党や玉木代表の方向性がふらふらしているのも、この支持者層の二重性が問題なんだと思う。
| 旧支持者 | 新支持者 | |
|---|---|---|
| 支持を始めた時期 | 2024年衆院選より前から支持 | 2024年衆院選の時期やそれ以降に支持 |
| 思想 | 中道左派 | 中道右派~右派 |
| 年齢層 | 若年層(20~30代) | 若年層(20~30代) |
| 人数規模 | 小さい | 大きい |
| 所得水準 | 平均より高い | 平均的または平均より低い |
| 夫婦別姓等のリベラル政策 | 肯定的 | 否定的 |
| 多様性・環境保護といった価値観 | 肯定的 | 否定的 |
| 陰謀論への親和性 | 低い | 高い |
| 支持母体の連合に対する考え方 | 大企業に勤めている人が多く、春闘・賃上げの恩恵を受けており、否定的ではない | 党のあり方に口を出してくるわずらわしい存在だと考えており、否定的 |
| 親和性が高い他党 | 自民党(ハト派)、立憲民主党(非社会党の中道寄り)、チームみらい | 自民党(タカ派)、参政党、日本保守党 |
知らないものって怖いよね。でも、そんなに不安になることはないよ。
そこまで嫌なものではないし、逆に人工肛門のおかげで楽になったこともあるよ。
(追記 : ブロガーの黄金頭さんの参考になればと思って書いたけど、無事本人に読んでもらえた上にホッテントリ入りしたようでうれしいです。)
人工肛門の人はおへその横に腸の出口があります。病気で腸の一部を切った後、肛門と繋ぎなおせない場合にそうなります。口から入った食べ物の最終の出口が人工肛門になります。
肛門側の腸は体にちょっとだけ残っていて肛門につながっていますが肛門からは特に何も出てきません。(少量の粘液程度)
健常人なら肛門の近くの腸(直腸)に便が溜まります。一定量を超えるとトイレに行って、大便を出します。
人工肛門の場合は貯める場所がないので出口から時々(数時間おき)に大便が出てきます。出る感覚はありません。
これだと生活できないので、10x15cmくらいの袋(パウチ)を貼り付けておきます。パウチに便を溜めて、1日1回程度溜まった便を捨てます。
パウチは防臭袋以上に匂いを遮断してくれるし、防水性ですし、体にしっかり張り付いてはがれることはまずありません。
パウチには捨てる窓口がついていて、パウチを体に貼り付けたまま便を捨てられます。便を捨てた後は、捨てる窓口の周りが汚れるのでティッシュなどで綺麗に拭きます。皆さんが大便をした後に肛門を拭くのと同じことです。
https://products.coloplast.co.jp/coloplast/ostomy-care/sensura-mio/sensura-mio-1-piece/-1/
私が使っているパウチはこれてす。上の丸いところを体に貼り付け、真ん中の穴に人工肛門がはまります。
下が便を捨てる窓口で、普段は数回折り返すことで閉じています。
洋式トイレに便は捨てられます。そのあとのきれいにするのもトイレットペーパーでなんとでもなります。
パウチは強力な防臭素材でできているので匂いは全く漏れません。(BOSSなどの市販の防臭袋よりかなり強力)
ただしおなら(ガス)の問題があります。通気口(ガスだけは少し出る)があるパウチは鼻を近づけるとちょっとにおいます。皆さんがおならをしたら匂うのと同じですね。
通気口にテープを貼って閉じるとガスも漏れませんが、時間が経つとガスでパウチが膨らみます。その場合はトイレでパウチからガスを出す事が必要です。
特に便を捨てた後の拭き残しがある場合。これは肛門からの排便でも同じですね。
人工肛門から出てくる便は普通の便と少々匂いが違うので、普通の便より匂いは気になります。トイレで便を捨てた後よく流す必要があります。
ただし、良い臭い消しが売ってます。パウチの中に入れておくと便の匂いがかなり軽減されます。
全く痛みはありません。人工肛門には感覚がありません。触っても痛みどころか何も感じません。
健常人なら硬い便で肛門が痛いとか、下痢で肛門がひりひりするとかありますが、人工肛門にはそういう痛みは一切ありません。この点は人工肛門の方が楽です。
服を着てるとほぼ気づかれないです。
お腹の片側がわずかに膨らみますが、漫画一冊をズボンに挟んだくらいと思ってください。
パウチを付けたまま入れます。防水です。パウチの中身が漏れることはまずありません。
男子の場合トランクス型のゆったりした水着を少し上げれば隠せます。
かなり理解が進んできていると思いますが、念のため施設には事情を説明しておいた方が良いと思います。貸し切り風呂なら断れることはまずないと思います。
男性ならパウチを隠すための肌色の貼り付けるシートが売っています。大きな傷がある人なのかなあ程度に思われると思います。
男性も湯浴み着が徐々に浸透しているので、湯浴み着を使うのが良いかなと思います。
パウチが一枚数百円で2-4日程度使えます。これで8千円くらいかかるかなあ。
それ以外に剥離剤(はがすため)、保護剤(ただれるのを防ぐ)、防臭剤とかがあるので1万円は超えると思います。
ほとんどの自治体で補助金制度がありますが、所得が多いともらえません。住民税非課税なら1万円くらいもらえるかもしれません。
そりゃ体に何かついてるのはちょっと嫌だけど、慣れちゃった。飲食店とか電車とかで周りにいても全く気付かれないと思う。
人前で裸や水着になりにくいのはちょっと嫌だけど、そんな機会は少ないので困ってないです。
便を毎日ダイレクトに見ることになるのは嫌。パウチは透明な商品が多いけどそれはやっぱり嫌。不透明なねずみ色のパウチにしてからストレスが激減した。
好きな時間に便を捨てられるのはとても楽。肛門が痛くならないのはほんと楽。
はてなで人工肛門の話題が出てたので書いてみた。ちょっとでも不安が減るといいな。
健常人と違って、袋に溜まってる便の現在の量が見えるので、どれくらい余裕があるかが比較的正確にわかるのは大きなメリットです。
長距離フライトも、東京から福岡までの新幹線も特に心配ありません。混雑したトイレの行列でヤバいって事もないし。
重度の過敏性腸炎の人は人工肛門の方が生活が楽なんじゃないかと思ってしまいます。
普通のスポーツは問題なくできます。ランニング、バスケ、サッカー、ダイビング、遊園地のジェットコースターやアスレチック、車の運転とか。
ただし、お腹に強い衝撃は避けた方が良いと思います。例えばスカイダイビングとかラリーカーのような本格的なハーネスが必要な事、ラグビーのような激しいコンタクトスポーツは難しいと思います。
ちなみにパウチ(袋)はハサミで切れるような素材だけど、服を着てるし破れた事はないです。
ほとんどの人にとってはどうでも良い話だけど、人工肛門の人にとって大事な話。
透明の製品がほとんどなのは医療的には不透明にする必要がないからです。透明の方が便の色や状態の観察がしやすいし値段も安いからのようです。ハンドメイドの裁縫で作ったカバーなんかも売ってるけど、我慢して透明の製品を使ってる人が多いんじゃないかなあ。ひどい現状です。
街中で目の前の人のワイシャツやブラウスがめくれて、グレーの袋が見えるのは気にならないと思うけど、中にうんこが入ってる透明の袋が見えたらぎょっとするよね。
ちなみに、グレーは良い色だと思います。下着の色で想像してみてください。肌色のアンダーシャツがはみ出ていたらダサいし目立ちますよね。グレーが一番目立たないし気にならないように思います。