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はてなキーワード: ループものとは

2025-11-13

映画ペナルティループを見た

俺の信条で採点するなら40点くらいを付けるべきだと思うんだけど心情では65点。

まぁまぁよかった。

 

ストーリーとしては

恋人を殺された主人公がその犯人殺害したと思ったらその日が終わるとまた同じ日が繰り返されてしまう。何度も殺人を繰り返すうちに主人公犯人の間に奇妙な友情が芽生え……

という話。

 

まずちょいちょい見かけた批判で「すぐにこの話がVR(現実ではない)ことがわかってしまうのがマイナス」というようなことがあったけど、俺くらいになると映画見る前からループ現実じゃなくて仮想空間だったみたいなクソSFだったら嫌だなぁ」くらいの想像はしてしまうので、今更そこでマイナスつけるような作品じゃないとは思う。

実際、中盤くらいでこれが何らかの契約によってもたらされている事態であることは明かされるので「まさかVRだったとは!騙された~~~」というつもりで作っている作品ではないことは明らかなんだし。

 

ある種のアート映画系の作品情報をかなりバッサリと切り落としてふわっとさせているので、なんでこうなったの?ってなる部分が多い。敢えて「わからせない」ようにしているはずなのに、急に「わからせよう」としてくる部分があってそのチグハグさが一番気になった。

この作品ではループの合間に過去主人公彼女の馴れ初め的な映像差しまれるんだけど、かなり自覚的に「この映像自体本当にあったことなのか仮想映像なのか」をぼやかしている。彼女に何か質問しようとすると「質問禁止」とはぐらかされるのだが、殺人ループ終了後にリハビリと称して彼女との幸せ時間VRに一度移る時にも同じように何か聞こうとすると「質問禁止」とはぐらかされる。彼女が元々そういう性格であったとも捉えられるし、仮想空間内であっても主人公本人が知りえないことは答ええないというルールだとも捉えられるように作られている。

しかし、殺人犯が主人公に「あの女は死にたがってた」と話す場面があり、そこで急に犯人視点彼女を殺した場面回想が入る。ここノイズ

そもそもこの世界主人公は何度も犯人を殺すんだけど、この犯人が「実際の犯人」なのか「VRで生成された犯人」なのかは明らかにされない。恋人との描写も実際の映像なのかVR映像なのか明らかにされない。

そして作中通じて犯人恋人のパーソナルな情報も徹底的にオミットされている。

その状況で急に「犯行時に犯人恋人はこのようなシチュエーションでした。こんな裏設定がありそうです」の回想シーンが入るから、これ何の話なんだよ!とめちゃくちゃガッカリした。急に「わからせ」に来るじゃん。いらんいらん。ふわっとさせるって決めたんならふわっとさせとけよ。

 

それはさておき、この作品ループはありきたりながらもちょっとフレッシュな部分もあって。

ループ1回目。犯人日課で飲むジュースカップに毒を仕込んで弱ったところを主人公ナイフ殺害

2回目。犯人日課で飲むジュースカップに毒を仕込むんだけど犯人はなかなかジュースを飲まない。が最終的に飲んで弱ったところを主人公ナイフ殺害

3回目。犯人ジュースを別の同僚に飲ませて同僚が苦しむさまを見て笑う。も、不意打ちで主人公犯人に襲い掛かり包丁殺害

4回目。犯人ジュース主人公に飲ませ、別のジュース自分は飲むが別のジュースカップに毒が仕込んでおり弱ったところを主人公殺害

2回目で視聴者主人公に「毎回同じループをたどるわけではない?」という違和感を抱かせ、3回目で「気づかれてね?」となり、4回目でそれが確信に変わりこのループなにかがへん?となる。

そして5回目の冒頭で刺された犯人が車の中で目を覚まし「またかよ」と呟くシーンからまり犯人ループしてる!」というサプライズがある。この5周目で急に話が展開し、これがVRであることが発覚するんだけどここの持っていきかたは流石に強引すぎてややマイナス。昨日までガチ殺し殺されしてた奴と急にボーリング行かんだろ、さすがに。さすがにもう1ループ「お互いのループ確認し合う」ループは要ったと思う。VR契約でしたサプライズは薄れるけども。

でもこの5周目の頭までの構成ループものとしてよく作られててよかった。

そしてこの5周目以降、主人公犯人は「仕組み」を理解し(主人公最初から知ってたんだけど)2人はこの殺人ループという契約遂行するある種の共同作業者として奇妙な友情が芽生えていく。

主人公犯人を殺すという契約ループされており、何をどうやっても回避できないことがわかり、二人はお互いの話を少しずつしながら「じゃあこの辺で殺されときますか」「はい、じゃあ殺しますね」みたいな感じで話が進行する。「いつも川に捨てに行くの大変なんですよ~」「じゃあボート乗っちゃう?」みたいなボートデートもあったり、後半コメディ調になっていくんだけどここが結構楽しい

ここで「あんなに憎かった犯人と急に仲良くなるわけないだろ!」という批判もあると思うんだけど、まぁ普通に4回も殺したらいい加減気も晴れるよねとか、4回も人殺すのさすがにストレスだよねとかいろいろ受け取りようはあると思う。俺はあん違和感はなかった。そしてその一方で、両者ともに「殺す」「殺される」に対してどんどん淡泊になっていくのも「慣れってあるよね~」って感じでよかった。

作中でのヒントでは「死刑何度もできる制度だよ!」みたいな感じで出てくるけど、印象としては「殺人セラピー」みたいに感じられたかな。そういう意味ではこの「死刑何度もできる制度だよ!」も逆にノイズだったかも。

復讐ものとしてシリアスな感じで進んでいく前半と種明かしがあってから急に人情コメディみたいになっていく後半のギャップが俺はうまく作用してるなと思ったかな。

 

あとはまぁ、この作品をきっちり成立させてるのは演者のよさだよね。

主役の人は全然知らんかったんだけど柔和な甘ったれだけど狂気はらんでる役を上手に演じてたし、なにより犯人役の伊勢谷友介だよね。最初伊勢谷友介みたいないでたちやな」と思って見てたら伊勢谷友介で、生きとったんか!ワレ!ってなった。ハッパ逮捕以来の復帰作らしい。さーすがにいい役者だわ。こいつ怒らせたら怖そ~って感じと笑うと意外と笑顔がくしゃっとしてる人好きのよさ愛嬌みたいなのがあって、この人なしだったらこ企画成立しなかっただろうなと思った。

この2人のアンサンブルでこの映画の格がかなり上がってると思う。

 

アート映画的な情報意図的オミットエンタメ映画的な設定の面白さがうまくかみ合ってない部分が結構あって「で、この作品いったい何が言いたかったの?」ってなっちゃう部分は結構残念。作中で起こっていることの重厚さのわりに細部が切り取られた結果全体がふわふわしてるので、最終的な感覚が「こんな話があったらおもしろいよね~」みたいな感じで撮ったのかな?って印象になってる気がする。

もっと切り込んでもよかったのにな。面白そうな映画を見たなっていう印象に留まっちゃったのが残念に感じる程度には好きな作品だった。

2025-10-04

anond:20251003235613

そう思うならそもそも最初定義ちゃんとしてノーディベートはやったらダメだった話に戻る。

これループものなのか?ってくらい界隈は同じ話してるんだけど

数ヶ月するとだれか反差別いっちょかみ自分が話を整理してあげようみたいに入ってくる。

トランスジェンダーって今は旗色悪くなって消してるけど、身体違和がある性同一性障害だけじゃなくて、女装まで入ってたの。国連定義で。

女装を流石にトイレ入れたらあかんと思うでじょ?

当初はそうじゃなかったの。

トランスジェンダー性器は女根だから一緒に風呂はいっても平気だけど?みたいなアライがおったの。

2025-09-25

AIR完走した感想

一枚ずつ見てくつもりだったが、過去面白くて最後まで見ちゃった

ケンスケと晴子のカプありかも…と思ってたら最後和解しててホントに来るのかと焦った

劇場版から入ったかケンスケそんな重要キャラだったんかってなった

腹パン退場おじさんのイメージであった

ゴールは劇場版の浜辺で往人もいるパターンの方が好きかな ただ、あっちだと死別エンドって感じもあり、過去編含めた全体だとアニメ版かな

つか、ループものだったか

ソラが往人は知ってたが、転生的なものかと思いきや改変しつつループするとは

ローマンも思いがけずタイムリープもので、こういう時間もの?(名称がよくわからん)大好きだからうれしい

子供に手を振ってたの、ん?知り合い?って引っ掛かったけどそういうことかーって

でもさぁ!一番感動したの最終回の予告でさあ!タローマンが黒いとこ剥がした時みたいな、それ反則だろ!でも最高だろ!って

(調べたらこれは総集編の予告でDVDには予告だけ入ってループみたくなってるみたい…でも狙ってやっただろ!多少は!)

あとサマー編、現代キャラ出てこないのに面白くてすげえかった。キャラとノリがいいね特に柳也

しか霊山の僧強すぎんか 矢の殺傷力もヤバいぜ!(ノイズ)

鳥の詩は知ってたけど、これが夏影か~って。テレビBGMで聞いた気がするが気のせいか

2025-09-16

映画きさらぎ駅きさらぎ駅:Reを見た

きさらぎ駅:Reがアマプラにきてて、おっ、きてるじゃ~んと思って見た。

そしてその後、翻って1作目であるきさらぎ駅も見返した。

 

5点満点で評価を付けるなら、きさらぎ駅は3.1で、きさらぎ駅:Reは3.9って感じ。

元々きさらぎ駅は見てたんだけど、まったくハマらんB級ホラーやなぁってうすぼんやりした記憶しかなかった。

きさらぎ駅:Reが思いのほか良作で、もしかしたらきさらぎ駅も良作だったのでは?と思って見返してみたら

あんまハマらんB級ホラーだった。ただ見返してみると随所にK・U・F・Uは感じた。

 

まずきさらぎ駅

悪い点:視覚効果ゴミさ、ホラーパートの展開のつまんなさ、主観視点ゴミ

良い点:構成

まず悪い点だけどB級ホラー映画あるあるのクソチープなCG使い。人体爆発しても血痕一滴の凝らない。バカなのか。

ホラーパートも安っぽい驚かせ一択きさらぎ駅の怖さってそれじゃないじゃん。

そして前半パートは伝聞形式主観視点きさらぎ駅事件追体験できるんだけど、その主観視点の使い方がもう、ひどうてひどうて。情報を伝えたいという目的と緊迫したシーンの噛み合わせが悪すぎる。急いで逃げるシーンで妙にぬるぅ~っとした振り返りとかが入って、えろう余裕ですなぁ(京都人のため息)という感想が溢れてくるし、お前それどういう状況でどこ見てるん?みたいなシーンがてんこ盛り。もうチンチンシナシナですよ。

逆に構成はかなり頑張っていて、主観視点きさらぎ駅事件追体験する前半パートと、実際に主人公きさらぎ駅事件に遭遇する普通映画的な後半パートという構成になっていて、同じことの繰り返しだけど視覚的に飽きないKUFUがされている。

後半の主人公パートでは前半の主観視点の時の情報を活かしてきさらぎ駅事件攻略していくという展開になるのは、最近流行りのやり直しもの、繰り返しものっぽくて面白い

そして食い合わせは最悪だった主観視点視覚的な差別化だけではなく、主観的=主観者の嘘が入り込む余地があるという叙述トリック的な効果を狙っていてそれがある程度ちゃんとハマっていて驚かされる。まぁ、なんでそんなことしたん?はまったくわからんのやけど。

映像作品としてはおもんないけど、物語作品としてはよくできてるって感じ。

俺の中では前者が大きくて正直ハマれなかった。

 

んで、続編のきさらぎ駅:Re。

悪い点:CGのチープさ。

良い点:構成

正当進化した、いや正当変異した続編って感じでかなり好印象だった。

まずあいかわらずアホみたいなCGは健在なんだけど、1作目よりレベルは上がっていてため息レベルは下がってる。

なにより今回は人体爆発したらちゃんと血痕が残る。エラい!まぁ、なにその血痕?ってレベルなんだけど。

そして今回も構成頑張ってて、前半は1作目できさらぎ駅から脱出成功した本田ぼうけつのその後に密着したドキュメンタリーパート。ぼうけつは行方不明から帰還した奇跡の子として祀り上げられた後1作目の主人公を救うためアレコレした結果、キチガイだとネットで叩かれて苦労してて、1作目に登場した人物たちのその後もなんか悲惨な感じだったり、前半パート主観視点おばさんがやっぱりキチガイだったことがわかったりして1作目その後、として満点を叩き出してる。

そして、後半パートではやっぱりきさらぎ駅に挑むわけだけど面白いのはここでぼうけつは1作目の後半パートに戻ること。つまり、1作目の主人公(主観視点おばさん情報あり)と2作目主人公きさらぎ駅2周目)がタッグを組むんできさらぎ駅を全力攻略するという展開になる。

しかもその後、ぼうけつが2周目なのでNew Game+になってしまっていて難易度が激上がりして1周目では存在けが匂わされていた隠しボスとの戦闘まで発生するし、1作目では疑似ループだったのが全員死んだらまた1からやり直すという本格ループものになっているなど、ゲームとしてのサービス精神がすごい。

また、今回は記憶持越しでガンガンループするのでゲーム攻略性が高まっているのと、モブキャラたちとの絆も強まっていく激エモ展開まで加わっていて序盤中盤終盤隙が無いよね。

そして1作目同様、単なる説明パートだと思われていた前半パートを最終的に大回収するラストの展開。ここはもう完璧

1作目には特になくて、今作から盛り込まれテーマ性という点でも前半の提示を後半でしっかり回収していたのも好印象。

 

1作目ありきの2作目としてはここまでちゃんとしてる作品ってそうそうない気がする。

しかもここまでたっぷり入って81分。ちなみに1作目は82分でよりコンパクトに。

 

俺の中で1作目のきさらぎ駅は工夫を凝らした展開は評価できるけどぶっちゃけ陳腐でチープなB級ホラーしかない印象だった。しかし、2作目のすばらしさは明らかにこの1作目を踏み台にしているため、遡って1作目の評価を上げざるを得ない。

これまで映画見ててこういう体験したことあんまなかったから、これはかなりいい映画体験だった。

ぶっちゃけ1作目も2作目もちょっとびっくりするところはあるけど怖くはないのでホラー苦手勢にもオススメ

2作見ても2時間半とかだかし、なんかの拍子で見つけたら見てみてほしい。

2025-06-27

anond:20250626195208

それ逆シャア種デス以外は単品で酷いだけで済むじゃん?

ジークアクスが酷いのは、平行世界ループものをぶち込んで今までのガンダム根本から覆した点にあるんだから単品では語っちゃ駄目だろ

2025-06-22

ガンダムジークアクスのシュウジ関連ララァ関連の話はFGO第二部の異聞帯の解釈で見るとわかりやす

FGO並行世界(異聞帯)

まず、FGOFate/Grand Order)について少し説明する。

FGOの第二部では、「異聞帯」という特別世界が登場する。

これは、歴史本来とは違う形で進んだ並行世界のようなもので、本来歴史を脅かす存在だ。

FGO主人公たちは、この異聞帯を消滅させ、本来歴史を守るために戦う。

ガンダムジークアクスもこのFGOの異聞帯の解釈に当てはめて考えるとわかりやすい。

まり、作中の世界が「偽物の世界」なのではないか、という見方だ。

シュウジララァ、そして「偽物の世界

シュウジは、「時間凍結したララァが、このジークアクスの世界を作り出した」と言っている。

これは、このジークアクスという世界が、ララァが見ている夢のような「偽物の世界である可能性が高い、と解釈されている。

さらに、ララァは「メビウスの輪」(=終わりのないループ)に囚われており

シュウジララァを「救う」というのは、この無限ループから解放することだと考えられている。

(補足)シャアとマチュの目的

次に、シャアとマチュという登場人物目的を見てみよう。

シャア自身が「偽物の世界」を生きていることに気づいており、

その歪みを正すためにララァを「消滅させる」、つまり元の世界に戻そうとしている。

マチュはシュウジが想いを寄せているララァを救うことを決意している。

マチュって最初は狂犬とか言われたのに、いつのまにやら

失恋しながらも、好きな相手の想い人を救おうとする姿が主人公っぽくなってやがる。

このように、シュウジシャア、マチュの3人は、それぞれ違う立場理由があるものの、「ララァを救う」という点では目的が一致しているように見える。

ジークアクス世界消滅FGO異聞帯との共通点

しかし、シュウジ言葉が示す「ララァがこの世界を作った」という点が重要になる。

もしジークアクス世界が本当にララァ夢ならば

ララァが目覚めることは、この世界消滅することを意味する可能性がある。

FGOの異聞帯の剪定=つまり並行世界消滅する」という考え方に似ていると指摘されているのはこのあたりの部分だ。

ララァ側が勝つならFGO主人公サイド。

ジークアクス世界が勝つなら異聞帯側が勝利するFGOとなるので大変興味深い。


最終決戦の予測テーマ

もし世界消滅するなら、その世界の住人は抵抗するはずだ。

この抵抗を抑えるために、シュウジが「向こう側」から原作デザインガンダム召喚した・・・と思う。

ララァを救う VS 偽物の世界消滅抵抗する

この状況だと、登場人物たちの目的は大きく2つに集約される。

最終的に誰がどちらの道を選ぶのかはまだ不明だが、いくつかの可能性が示唆されている。

例えば、シュウジガンダムに乗って世界消滅させようとするのか、シャアやマチュがそれにどう対抗するのか、といった具合だ。

「ニセモノの世界」で生きる意味

このあたりが物語テーマなんだろうか。

もしこの世界が「偽物」であったとしても

「ここは自分たち世界だ、守るんだ!」と登場人物たちが決意するなら、

ゼロ年代によく見た名作アニメのようの系譜に連なる何かになるかもしれない。

富野由悠季監督が作った「原作ガンダム世界」を「ホンモノ」

そして庵野秀明氏や鶴巻和哉氏といったクリエイター世代が描いた「ジークアクス世界」を「ニセモノ」と対比している。

最終シーンでは「ホンモノのRX78ガンダムが、富野御大意思を受けてニセモノたちの二次創作抵抗を潰しに来た」と解釈できる。

もし「ニセモノの世界」で生きることを肯定するならば、

それは「私達の世代にはホンモノがなく、全て模倣だ」という諦めの感情に対する答えにもなる。

この物語の展開は「ループもの」や「胡蝶の夢」といった

本来ガンダム世界観にはあまり合わないような「禁じ手」とも言えるメタ的な要素を多く含んでいる。

「ホンモノを作ってきた世代に対して、ニセモノしか作れない俺たちの世代」というテーマを絡めることで

そういった要素も「アリ」になってしまうかもしれない。

2025-06-06

anond:20250606081733

実はループものでしたは

大抵最初主人公主人公の座を追われて

ループしていた奴こそが真の主人公になるという主人公乗っ取りも兼ねるから

さらに嫌いになる

anond:20250606082042

その、邦画ループものってどういうの?

最初からループものとして呈示されてるやつなら避けられるし別に気にならないんだが

後出しは気分最悪になるからやめてほしい

anond:20250606081733

初期の段階でそれと明かしてるループもの

終盤になって初めて発覚するループもの

別の括りにして欲しいと常々思う

ループものより世界改変しておーわり!の方が嫌だよ

ループもの流行るのはオタク幼児性の表れって言われてたらしいけれど、

合ってる気がしないでもないなー

ゼロや東リベみたいに最初からそういうコンセプトなのをバラして、ループ能力を使って攻略していくぜって話は別にいいんだけど

話が終盤まで進んだ段階になって実は誰それがループしてましたこ世界は○周目ですって

何が面白いのそれ?今までの話が全部茶番じゃん

最後はその死に泣いたキャラも復活してみんな幸せですとかをやられても白けるだけ

2025-04-17

ループもの創作の始祖って何なんだろう ※ネタバレ注意

ふと気になった。いわゆる「ループもの」、同じ時間を繰り返す物語って、一番最初はどの作品なんだろう?

わたしが知ってる中で一番古いのは、フレデリックポールの『The Tunnel Under the World』 (1955) 。短編だけど、後世に影響を与えてそうなSF要素が詰まってる。でも、もっと古いのがあるはずだ、と思って。

気になったので、ちょっと調べてみた。

まず Wikipedia 英語版を覗くと、1915 年発表のピョートル・ウスペンスキー著『Странная жизнь Ивана Осокина (英: Strange Life of Ivan Osokin)』が time loop 創作の古い例として紹介されていた。内容は最近放送された『ブラッシュアップライフ』みたいで、『The Tunnel…』よりうんと古い。

ちなみに同ページには「Japanese popular culture」という見出しもあって、『時かけからシュタゲ』までしっかりカバーされてる。日本ループもの結構知られてるんだな。

Time loop - Wikipedia

次に、創作パターンを集めた海外サイト TV Tropes を見てみると、英語圏だと 1993 年の映画『恋はデジャ・ブ』 (Groundhog Day) が「ループもの」の代名詞存在らしい。その証拠に、この trope (創作パターン) は「Groundhog Day Loop」と呼ばれている。日本ほどジャンルとして確立・浸透しているわけではないのかも?

"Groundhog Day" Loop - TV Tropes

その TV Tropes で紹介されていたのが、1904 年初版という古さの『愚者の渡しの防御』(The Defence of Duffer's Drift)。なんと兵法書新米少尉が失敗から学んでループし、最終的に任務成功...って、これ完全にループものプロットじゃん。しか夢オチ。これは読んでみないと。

愚者の渡しの防御 - Wikipedia

一方、Wikipedia 日本語版では、映画素晴らしき哉、人生!』が「人生過去に戻って別の世界を疑似体験する」アイデアの例として挙げられていた。厳密なループとは少し違うけど、これもルーツの一つと言えるのかも。『BTTF2』の「1985A」はこの作品元ネタだと思ってる。

ループもの - Wikipedia

色々な情報が出てきて、結局どれが「始祖」なんだ? と思い始めたところで、シンプルgoogle:time loop story earliest とググってみた。

すると、検索結果の一番上に表示された Literature Stack Exchange という Q&A サイトに、あっさり (おそらくの) 答えが載っていた。

history of literature - What is the earliest work with the time-loop trope? - Literature Stack Exchange

なんだよ、最初からこうすれば良かったのか……。

延々と起源を探してネットサーフィンしてた小一時間が、ある意味ループ体験だったのかもしれない。答えが見つかった途端、急に現実に戻された感じ。

……さて、明日自分がこの調査結果を覚えているかは、また別の話。

覚えてなかったら、たぶんまた同じ検索ワードググるところから始めるんだろうな。それこそ無限ループだ。

おまけ: 無料で読める作品

2025-04-10

俺だけレベルアップな件にハマった人におすすめウェブトゥーン紹介

要約

傾向についてもうちょっと詳しく



俺だけレベルMAXビギナー

あらすじ

難易度が高すぎてプレイヤー人口ほとんどいない塔を登る系クソゲーを唯一クリアした主人公11年越しのエンディングを見たら、なんと現実世界にそのクソゲーの塔が出現!ゲーム世界人物たちが現実にも侵食しはじめてきて...。

ゲーム世界知識を使って最強を目指しつつ、世界危機とか、陰謀に立ち向かっていくマンガ

魅力

メディアミックスを考えるなら次はこの作品バズると思う。名前が俺レベと似ているけど、中身は全然違うしコメディよりの明るい作風なので、いろんな人に受けると思う

序盤は知識チートで最強スキルを独占したり、特殊イベントキャラや歯向かう敵を下僕にしていく唯我独尊プレイが爽快!

ただ中盤以降敵対組織とか、守るべき仲間みたいなのが増えてくるとちょっとずつその力の使い方について考えるようになっていき、最新話付近だと頼れる主人公という感じに成長していく。

他にもライバルヒロインたちもそれぞれ強化イベントがあったりして、キャラ個性がしっかりしている。なによりキャラデザがいい

ジャンプ本誌で掲載されててもまったく違和感がない

この作品特有のニカって感じの悪い笑顔が好きだ!!

知的な読者の視点から

あらすじ

まりにも設定が膨大なマイナー長期連載なろう系小説をただひとり読み続けた主人公電車の中で最終回を読み終わり感傷に浸っていると...なぜか電車が急停止。先ほどまで読んでいた小説「滅亡した世界で生き残る3つの方法(滅生法)」の冒頭シーンが現実に出現したのだ!おそいかかるモンスターと、崩壊していく世界。巻き込まれた人々の運命いかに!!

魅力

ウェブトゥーンで一番面白い作品はなにかといえば間違いなく名前が上がる作品

アニメ企画も進んでいるようで楽しみ。しっかりクオリティの高いアニメにしてくれれば俺レベ並にバズる可能性は高い

この作品の魅力を一言でいうなら、設定の作り込みがすごいこと!

たとえば、この世界には主人公キムドクシャの他に、原作滅生法の主人公存在している。原作小説はReゼロのようなループもの+上位存在たちが主催するデスゲーム作品で、序盤の原作主人公はなにかいやなことがあるとすぐに死んでやり直そうとするクソ効率厨なのである。それでいて、原作主人公俺様唯我独尊系のクソなのでドクシャ陣営と度々衝突する。本作はこのダブル主人公の奇妙な協力関係や、時にはライバルな感じで進んでいくのが面白い

もう一つ面白いギミックで言えば、知識チートものではあるけど、主人公以外にも断片的に知識を持っているリアルの人々がいる。途中下車組と呼ばれる原作途中でリタイアした人々や、なぜか自分以外読んでいないはずの原作の結末を知っている人物がいたり、こうした人々も生き残るために好き勝手動くので展開が読めない。

今回紹介する作品は全体的に人間関係を丁寧に描写しているものが多いが、この作品はとりわけそのあたりが魅力。

また展開が大胆なのもおもしろポイント!序盤はサバイバルホラー感が強いが、なろうっぽい成長パート、濃密な人間ドラマインフレ能力バトル、なんかSF的な敵とのバトルなど、多種多様な展開になる。テンポもよいので読み進める手がとまらないよお

300年後に復活した大魔法使い

あらすじ

300年前にラスボス手前で無念の瀕死状態に陥った賢者こと主人公コールドスリープ魔法治療のため眠りについたら...なんと300年の時が経過していた。しかもなぜか別人の少年の体に転生していたのだった!世界一見平和を取り戻したように見えるが、どうもラスボスは倒されていないっぽいし、何人か自分の正体を知っているらしき勢力がいたりと謎は深まるばかり。

仲間たち一行のその後の痕跡を追いつつ、前世で成し遂げられなかった伝説賢者を目指して学園に入学したり、謎の勢力と戦ったりするマンガ

魅力

初見は「一人だけ生き残ってしまった勇者パーティお話」と聞いてフリーレンっぽいなと思ったけど、読んでみると違った感想になる。フリーレンはエルフ特有時間の流れとか無常についてのテーマ性を感じる。

この作品世界にたった一人だけになってしまったけど遠い過去にあったあれこれは確かに存在していて、それが今の自分を形作っているんだ的な、人の営みの美しさみたいなのがよりフォーカスされている。

この作品の当面の目標は、勇者が残した手紙を読むために、学園の学年トップを目指すというもの。それにあたって修行したり青い若者たちと触れ合いを通して少し大人視点で見守ったり、年相応に成長したりしながら、かつての⚪︎⚪︎が暗躍しているのがわかったり...という感じ。日本マンガにかなり近い作風なので、ウェブトゥーン初心者おすすめ!!

ガチ勢初心者に生まれ変わる

あらすじ

人口ほとんが熱中しているとんでもないフルダイブMMO人生をかけたおっさん主人公は、思うように成り上がれず借金破産人生どん底にいた。そんなある時、なぜかそのMMOサービス開始直後に回帰する。今世ではゲームの全ての称号を独占して最強のプレイヤーになってやる!的なお話

魅力

逆になろうっぽい無双もの好きな人オススメ

ゲーム攻略解像度が高いのが好み。ゲームバランス崩壊させるチート装備が存在するわけではなく、かつてのガチ勢たちが攻略した結果判明した最強デッキとか組み合わせを独占していくので、この装備がどう強くなっていくんだろう?と興味を引き立てられる

たこゲーム世界RMT公式存在するので、ゲーム攻略するたびにどんどん社会的にも成功していく。現実ゲームの二軸で話が進んでいく感じは日本マンガだと珍しいかもしれない

主人公の行動原理は大好きなゲームで最強になりたい!で一貫している。そのために寝る間も惜しんで攻略するし、将来ゲームe-sports業界に悪影響を及ぼしかねない事件企業にも喧嘩を売っていく。ゲームを通して友情が芽生えたり、かつての〇〇とも和解したりと人間的な成長も魅力。ゲームっていいなぁ!


回帰した鉄血の猟犬

あらすじ

ある貴族は大量に産んだ子供地獄の特訓の末「猟犬」こと冷酷無比な兵士へと育てて力をつけていた。主人公はかつてそれなりに強くなったが貴族のオトンに殺されて死んでしまった。なんか生き返ったので、今世では最強の存在となって偉大なるオトンに復讐したる的な話

魅力

回帰ものばっかりな気はするが、その中でも復讐中世世界観でかなりダークな作品

でもモンスターとかはでてくるし、剣と魔法世界観なのでちゃんファンタジーしてる。わりとサクサク人が死ぬ

復讐回帰もの親玉作品

この作品もかなりテンポがよくて、まだ100話未満の連載話数だけど結構話が進んだな感ある。個人的には余計なサブストーリー人物の掘り下げとかをするくらいなら本筋をガンガン進めてほしい派なので、こういう目的に向かってまっすぐ進んでいく感じの話はかなり好み。

知的な〜並に章ごとの場面転換が大きく、最初領地での成り上がり編、次は〇〇編、学園編、みたいな感じでいろんなストーリーがある。そういう多面的作風ラノベっぽさもあるかもしれない。ストーリー全然違うんだけど、どことな無職転生っぽさはやっぱり感じる。

テムパル〜アイテムの力〜

あらすじ

無職のしがないゲーム中毒者の主人公は、大好きなオンラインゲームの中ですら雑魚中の雑魚としてNPCにこき使われる毎日だった。ある時伝説級の転職書を見つけたことでゲーム世界で初めての伝説ジョブ(めっちゃ強い鍛治職人)プレイヤーとなった。本来なら難しいクエストクリアしないと手に入らないげきつよアイテムを鍛治できるようになり、最強装備でどんどん成り上がっていく的な話

魅力

こちらもウェブトゥーン界隈では有名な作品

珍しい鍛治職人もので、 オリジナリティの高い作品となっている。登場人物がとにかく多いし、基本的にみんな性根が善良なので、なんというか俺つえー系作品なんだけどどことな品性がある...?感じの作風。ちなみにウェブトゥーンに珍しく性的描写がある。(エ口くはない)

若干の説教くささであるとか、かなりクセの強い戦闘スタイルの人がいるとかで、人気の割には若干人を選ぶ感じはする。あとは最新話までである程度の目的は達成するので、自分ちょっと読むのに疲れてきた感はある。


レア度★1の英雄として生き残る方法~PICK ME UP~

あらすじ

とある放置ソシャゲ世界ランカーだった主人公は、あるとき謎の存在ゲーム中で出会いゲーム世界へと引き摺り込まれしまった。実は今までゲームだと思っていたのは、いろんなマルチバースから連れてこられた人々がガチで生きている世界だったのであるしか主人公まさかの星1雑魚キャラ...。死にものぐるいの特訓で生き残りながら、このゲームの謎に迫るといった話

魅力

個人的にはイチオシマンガ

設定が新しいし、世界観シビアすぎるので登場人物コロコロ入れ替わるのが最高。マルチバース世界によっては剣と魔法世界からやってきたキャラ大勢いるが、主人公地球のふつーのイケメン特殊能力を持たないのも面白い

放置ソシャゲなのである程度はゲームキャラたち手動で決められるが、肝心な意思決定には画面外のプレイヤーの協力が必要だったりする。この画面外のプレイヤーがへっぽこ初心者プレイヤーだったり、引退危機だったりで一筋縄はいかなかったりする。

ひたすら生き残るためにクエストを進めていく感じのストーリーで、今後はどうなるかはまだわからないけど、続きがかなり気になる作品ではある。

anond:20250410101517

一ノ瀬は内容が重すぎるというより謎あるループもので週刊で見るにはしんどかったんじゃないかなと思っう

月刊とかで1話長ければもう少し何とかなってた感

2025-02-12

ループもの年寄りと話すのに役に立つ

90ちかい祖母がいる

ちょこちょこ顔を出すのだが、その都度同じ話をされるのな

旦那側のひいじいさんが死ぬ間際に祖母名前を呼んで寂しいって言った話とか

(ひいばあさんはおだいしさん[弘法大師のこと]の熱心な拝み屋で拝むことで病気とか治してたらしく、それに必死旦那相手をまともにしなかったらしい)

爺さんが飲んだくれて1銭もお金を家に入れなかったせいで自分が働いて家族を養った話とか

何種類かループする内容が決まっているんだが、

それを聞いてうちの母は毎回話がループしてるし長いと言って愚痴ってくる

かにその通りなんだが、ちゃんと聞いたり質問してると同じ話の中に少しづつ新情報を混ぜてくるわけよ

俺が若い頃はやったエンドレスエイトとかオカルンがまゆしーがどうのみたいなやつと同じように。

こういう年寄りループする話ってループモノの話みたいに実際のところを推測して楽しめばいいんだって思った

変なところから変に何かが役に立つことってあるって話。

サンデーで連載してる廻天アルバスという

タイトルの付け方といい連載開始時期といい内容といい

どう見ても「葬送のフリーレンの代わり」を宿命付けられた可哀想作品

 

現実時間軸(問題発生)→回想→現実解決)というフリーレンのテンプレ展開をパクりなく踏襲するために

ループものという設定を持ってきたのは感心させられたが

まり作品の向こうにフリーレンの影がちらついて「廻天アルバス」を読んでいる気がしない

サンデー編集部から休載中の葬送のフリーレンの代わりにどことなく似た雰囲気作品ファンタジー欲を満たしてね!」と言われている気分になる

2025-01-30

Netflix】イン・ザ・トール・グラス -狂気迷路-

ホラー映画見慣れてる人からしたら「なんかこのカス作品!」ってなるのかもしれんがホラー映画普段見ない己的には「平日の夜に流すにはいいんじゃないでしょうか」ってなった

・先が見えず同じような草原が続くってこええよな!今求職活動中だからか己の「先が未確定な不安・心細さ」を投影してそこそこ楽しめた

まさかループものだと思えず「ええやん!」ってなった延々と続くってことはエブリシングエブリウェアオールアットワンスなんすよな…そりゃループも起こり得るよな…

男性性へのdisも大きなテーマの一つなんだろうけどインセストニキはどういうテーマ意味を担わせたかったのか解らん…

・終盤、草が根っこ土から出して普通に足みたく使ってて草

・夏空の下での教会〜道〜草の壁の画、なんかジョジョ感あってよかった

作品を完成させるのがすごい!

・この映画、作られてたのが最近だったら一部AI使った?ってなったろう

2024-12-07

日韓関係韓国政権が変わるたびに振り出しに戻るのがツライな

何を合意しても政権が変わると振り出しに戻る、だからな。

なんかループもの、みたいにさ。

2024-11-13

俺史上、最も良かったエロ同人ゲーム8選

去年くらいかエロ同人ゲーム(「ジーコ」という業界用語がある)の世界にハマって、DLサイトバンバン買っては遊んできた結果、これは!と思ったものリストアップする

なお、俺はショボいMacBook仮想マシンを入れて無理矢理Windows向けのゲームを遊んでおり、プレイ環境は信じられないほど悪いため、まっとうなスペック必要ゲームについてはそもそもプレイできていないという点には注意が必要

ゲーミングPCを買って、3Dエロゲームをやる

それが俺の目下の目標かもしれない

魔法少女セレスフォニア

概観

名前のとおり、魔法少女モノだ

高校生魔法少女であるアマネちゃんとなって、怪人と戦っていく その過程で色々とエロい目にあう

個人的には、全体的なバランスを見たときもっとも出来がいいと思うのがこのゲーム

ボリュームが高くて、自由度があって(やりたいことがやれて)、エロクオリティゲームクオリティが両立されている

エロ同人ゲームなのに、クリア後にしばらく時間をおいてまた始めたりすることがある

なんなら俺はDLサイト版に加えてSteam版も買って、中国人有志が作った大型modを怪しい海外コミュニティに上げられていた怪しいクラウドから落として、英語翻訳パッチをあてて英語で3週目をやっている そのくらいの熱を注げる作品

こんど次回作体験版がでる予定で、マジで楽しみ

エロ要素

現代モノ、魔法少女モノとして欲しい要素をほとんど取り揃えている感じで、シチュ網羅性が高く、またエロシーンそのものの質も高くて、端的にいってシコれる

個人的ポイントが高いのが、戦闘に組み込まれエロや、雑魚的に負けてしまうと見られる、されたことのログランダムに流れていく形での"敗北者の末路"エロ自分で匙加減を選べる公園露出イベントや、電車でのミニゲーム的な痴漢エロなど、インタラクティブだったりゲーム要素を取り入れたりしているシーンが多いところ

シーンに入ったら決まったテキストCG紙芝居再生されて終わり、というだけではないシーンの数がそれなりにあるのが、セレスフォニア世界に生き生きとした風を吹き込んでいるように思う

舞台となる街のエチノミヤ市とかいうクソみたいな名前もかなり好きです

竿役としてはなにせ種蒔先生がよかった

種蒔先生との一連のシーンはもう、僕の心のど真ん中という感じで、時折思い出してはシーンを見にいくことがある

ゲームプレイ

普通にRPGとしても面白くて、敵を倒して得た、金とも経験値とも違うリソースを使ってスキル武器を強化していく要素が楽しい

じっくりやれば主人公がクソ強くなり、高難易度でも戦闘で負けようがないくらいになってくるのも愛嬌ひとつですね

そんで、導入のハードル結構高いんだけど、通称CN modと呼ばれる上述のModもかなり良い

原作では結構、本気で魔法少女としてのロールプレイをやってれば引っかかりようのない罠とか、かけられようのない呪いみたいなのがあるんだけど、そのあたりに手を加えてくれて、クソ強くなってもう負けねえわと慢心してるところでガチの敗北を味わされたりするので、チンチンに良い

余裕で勝つつもりでボスに挑んだらいきなり弱体化の首輪をつけられて追い込まれ、負けたとき、俺の心は完全にセレスフォニアになっていた

夏色のコワレモノ

概観

今の俺のメインの性癖(誤用)はNTRで、なかでもこう、「男主人公目線寝取られていることを匂わせるものだけを見せられる」的なのがすげえ好きなんだけど、じつはそれに本格的に目覚めたのはこの作品きっかけだと思う

素晴らしい作品です

ほぼNTRシーンのみのNTRゲーで、現代田舎町を舞台に幼馴染と過ごすひと夏の青春、そこに忍び寄る間男達の影……という感じだ

エロ要素

なんせ男主人公で、直接的なエロシーンは回想部屋的なところでしか見られない(寝取られルートに入っていても、ラストを除けば直接のエロシーンを見ずにクリア可能)というところが素晴らしい

没入感が違うんだ

幼馴染をほっぽって村をブラついてたら、幼馴染がきったねえ浮浪者みてえなエロオヤジの住んでる小屋に入っていくのを目撃してしまい、近くに寄ってみると衣擦れの音とか微かな嬌声が聞こえるんだけど、実際に何が起こっているのかは分からない そういうのを重ねていける

チンチンが…爆発する!! 

ゲームプレイ

RPGの形をとってはいものの、実態としてはアドベンチャーに近いため、難易度とかそういう概念はないんだけど、その中でちゃんと「これは俺の選択だ」と思えるようなつくりになっていて、この形式作品としてはちょっとこれ以上の正解は出せないんじゃないかと思う

ぐるぐる痴漢電車

概観

作品サムネイルマジでウンコみたいであることで有名な作品

しかし名作とされていて、なにせ内容がいい

内容がいいっつうか、まあ、エロいですよね

エロ要素

毎朝電車で乗り合わせる美少女マークして、ひたすら痴漢する それだけだ

ストーリー的にはちょっとしたツイストがあって、シンプル現実性犯罪としての痴漢を描いているわけではない

俺は現実にはぜってえ痴漢とかやりたくない(相手気持ちを思うと申し訳なさすぎてチンチンが勃つどころではない)んだけど、今作では序盤から「これはただ性犯罪者がなんの縁もない被害者無差別に襲っているわけではなさそうだぞ」というのを感じさせてくれるので、ノりやすかった

実際のところこのゲームですら最初のほうはやや躊躇があったというか、「何もしない」を何回か選択したりもしてたんだけど、そういうこともできる作りになってるのもイイ要素ですよね

通学電車という限られた時間の中で、また衆人環視という制限された条件の中で、こっちを敵視している相手を少しずつ懐柔していく まあファンタジーなんだけども、ファンタジーとして乗っかれるだけの強度があるんですよ

チンチンが勃つんですよ……

ゲームプレイ

選択肢(どこをどう触る、あるいは何もしないなど)を選んで痴漢をしていく、ひとつ行動するたびに時間が経ち、また周囲からの注目度も変動する

周りにバレないように、限られた時間のなかで何を成せるか そういうゲーム

ループものでもあるので、一回あたりの時間は限られているとはいえ日数は無限で、ゲームオーバーにもなり放題 かなりforgivingな作風

難易度設定は「じっくり」がおすすめで、それはエロには「溜め」が大切だという俺の信念に基づくもの

妹せいかファンタジー

概観

同棲モノの雄だ

同棲モノのジーコには四天王的な存在があり、その一角なんだが、俺にはこれが一番刺さった

同棲モノにして妹モノだ

エロ要素

同棲している妹に夜這いをかける 基本的にはそれがメインだ

昼のパートで妹との心理的距離を縮める一方、寝ている間に身体を触ったりもする(睡眠薬を飲ませて無理やり襲うみたいなこともできるらしいが、俺はやってみたことがない)

ファンタジー世界に生きるカスの兄となって、冒険者をやりつつ妹を手籠めにする そういうゲーム

全然手籠めにしないこともできる それもいいところだ

わかりますかね 妹に手を出してるのは不可抗力でもなんでもなく、俺がクズからなんですよ そこが徹底されてるのが嬉しいですよね

ゲームプレイ

ときメモとかパワプロ的な感じなんだと思う(どっちもやったことない)

日数経過式で、選択肢を選んで能力を高めたりしつつ、要所要所のイベント(バトル)をこなす

それもやりつつ妹にも手を出さなきゃいけないってのがツライところだな

実際バトルのバランス結構シビアなので、妹に手を出してたら強くなりきれずに詰む、みたいなことは全然ありうる感じがする

性欲に負けず、鍛錬に励め!

Lilitales

概観

レジェンド級のジーコ

レジェンドってことはまあ、古いってことでもあるんだが、いまでも全然現役でいけると思う

騎士ルナとなって(なお、エル・ブランカという家名には個人的に思うところがないでもない…)、攫われた主君親友である王女を救う、という王道ファンタジー

全体としてTRPGとかDRPGとか、そういう昔の(古き良き)ゲームの影響を感じるのが特徴だ

エロ要素

マジメにやっても負けうる、初見殺しの多い戦闘

負けたときの敗北エロシーン

これがいいですね

シチュの数とかはそんなに多くないんだけど、なんというか精選という感じがする

心に響くシーンがあるだろうと思う

ゲームプレイ

ジーコとしては歯応えがあるほうだと思う

ボス戦で普通に負けうるので注意が必要

しかし、やっぱ、普通に真面目に戦ってギリギリ負けてエロシーン、というのがいちばんチンチンにくるからホントいいバランスだと思う

ホントいいバランスなんスよ……

駆錬輝晶 クォルタ エメロードEG

概観

戦闘エロに特化した作品

自分普通に戦ったらまず負けないクソ強魔法少女なのに、卑劣エロ攻撃で少しずつ戦力を削られて、気がついたら手も足も出なくなってしまっている

ゲームからできる表現 ゲームからできる表現

エロ要素

戦闘エロ(戦闘中に敵からエッチ攻撃をされる要素) これにつきる

全ての雑魚的が固有のエロ攻撃をしてきて、差分の数がすごい

コンシューマーゲーでもあまり見ないような、コマンドバトルとテキストシームレスな融合がポイント

そしてこのゲームエロ要素はゲームプレイに直結している

長いダンジョンに、敵の仕掛けた罠を解除するための仕掛けが散財している

解除して回るのは正直めんどくさい(多分意図的にめんどくさくなるように作ってある)

めんどくさいから横着する 俺はクソ強いんだから、多少の罠くらいなんとかなるという慢心が裏にある

はたして罠を使われて、少しずつ追い込まれ

アレ…これやばくね?となる

そのとき、チンチンが勃っているのだ

ゲームプレイ

上述のとおり、ゲームプレイエロ要素に直結している

純粋RPGとして見るとめんどくさい部分もあるが、そのめんどくささにも意味がある

ミラージュの離反

概観

これはかなり最近出た作品で、広く知られた名作ジーコというほどの知名度はないが、俺には刺さった

NTRゲーだ

俺のことが大好きな最強褐色従者が寝取られ

その一方で、俺はあきらかに怪しいサキュバスっぽい女の子に誘惑されて、愚かにも籠絡されてしま

そういうダブルNTRテーマにしている

エロ要素も大きいが、その裏でけっこう骨太ファンタジー戦争を描いているのもイイ

エロ要素

ふたりとも心を乱されない正規ルート ②ヒロインだけ寝取られルート主人公ヒロイン寝取られルート の大きく分けて3つがある

主人公操作するパートヒロイン操作するパートがあって、それぞれの選択によって話が進んでいくんだけど、あまり厳しいフラグ管理なんかはなくて、ルート選択は俺の胸先三寸だ 

ヒロインバンバン汚されていくのを楽しむこともできるし、逆にヒロイン意思を強く持ってるのに俺だけ敵にアッサリ籠絡されて、それでヒロインの方も結局堕ちてしまう…みたいなシチュエーションをやることもできるため、一粒で2度美味しい

エロステータス的なものも完備しており、男主人公ものNTRのよさ(夜寝たら、翌朝ヒロインの性経験が増えてる…!)も味わえる

ゲームプレイ

実質アドベンチャーみたいなもので、ゲーム性はなかば飾りだ

でも正規エンドは普通にアツいRPGしててよかった

シリーズものであり、次回作が気になる!!

まれ快感

概観

これも比較マイナーで、NTRゲーだ

ファンタジー世界で、俺のことを好きなヒロインが、俺の見ていないところでチャラいクズにヤられてしまう…という感じだ

NTR展開は不可避で、そんなにボリュームがあるわけでもないが、俺には刺さりました…

エロ要素

エロステータス これにつきる

部屋にいるはずのヒロインが見当たらないな

しゃーないから寝るか…

翌朝、ヒロインステータスを見ると性経験が増えている

その美しい流れをこれでもかというほど味わえる

このゲームもまた、回想部屋でしかエロシーンを直視できないタイプ

ヒロインの性経験回数という、プレイヤーだけがメタ的に見られる数値で興奮する その素養が求められる

俺にはその素養があった

君はどうかな?

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