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2025-11-14

国会図書館デジタルコレクションで見る戦前新撰組の扱い

以前、「国会図書館デジタルコレクションで見る明治時代の新撰組の扱い」という記事を書いた。

その続きとして戦前特に新選組イメージを覆したと言われる子母澤寛新選組始末記』(1928年前後評価を探っていきたいと思う。

関連:新撰組は「悪役」扱いだったか?~彼らの「語られ方」の歴史を検証する - posfie

1926年大正15年)富永堅吾『剣道達人腕比べ』

近藤勇といへば、維新当時、鬼勇とまでいはれた武勇伝中の一人で、今に尚、芝居や講談読物によつて若い人たちの血を湧かして居るが、彼れは若い時分、近藤周斎の門に這入つて剣術を学んだ。

これは古今の剣術家らのエピソードを集めた子供向けの読み物らしい。そのうちの一篇として近藤勇が紹介されている。特に悪い書き方はされていない。

「芝居や講談読物」によって、近藤勇がよく知られていたことが窺える。

1926年大正15年)の村松梢風創作講談』の広告

第一の『近藤勇』は新撰組領袖として目覚ましい大活躍をした幕末史中の花形役者

創作講談』は「近藤勇宮本武蔵一休和尚猿飛佐助清水次郎長紀伊国屋文左衛門」という伝記のシリーズで、1925年刊行されたようだ。

1927年昭和2年雑誌帝劇

勤王、佐幕、そして今の世は勤王劇流行で、勤王で無ければ成らぬ流行中を、我が澤田は新撰組の佐幕劇を以てその隊長近藤勇で見えている

劇団新国劇」についての論評。『新撰組』は新国劇十八番で、たびたび上演されているとも書かれている。

1927年昭和2年雑誌日本日本人』

そこで先づ目に映つたのは、此頃人気を呼んでいる新撰組隊長近藤勇が、大阪富豪鴻池善右衛門加島屋作兵衛、辰巳屋文左衛門外十数名から金を用立てさせた「約定証書」は、鴻池の家蔵品として出品されてあつた。

大阪朝日新聞社主催・大阪市後援の「大阪史料展覧会」のレポートらしい。

そういうイベント鴻池家が新選組史料を出している、というあたりに「此頃の人気」が窺えるのではないか

続いて子母澤寛新選組始末記』直後の1929年新選組評価をいくつか。

1929年昭和4年文芸春秋社文芸創作講座』

今日大衆文学に行はれている赤穗浪士にしても由井正雪にしても近藤勇にしても、悉く正史よりも寧ろ外傳の史料に拠るものが多い。


1929年昭和4年尾佐竹猛明治秘史疑獄難獄』

剣劇映画大衆文芸に何百回となく描かれて居る一代の剣豪近藤勇も、明治元年正月幕軍の敗走以来、落目となつては為す事毎に齟齬し、四月三日越ヶ谷の官軍本営にて捕はれた。


1929年昭和4年子母澤寛新選組始末記』の広告

時代は常に逆転す!チャンバラ本家新選組だ!現代チャンバラ全盛を地下の近藤勇は苦笑でもやつてるか?明治回天大芝居の其花形新選組の後始末はサテどうなつたか!?


1929年昭和4年)『菊池寛全集』より「後代の人気」

だが、近藤勇のこの頃の人気は素晴らしい。大衆的人気の上で維新の三傑などは、蹴飛ばしいるから愉快である。後代の人気と云ふものは、その時代を作つた人に集らずして、その前代に殉じた人に集るやうである


なお、新選組が登場するフィクションとしては、前回に紹介した講談を除くと、1913年から連載された中里介山大菩薩峠』が一足早い。

そして前田曙山『燃ゆる渦巻』、大佛次郎鞍馬天狗』、白井喬二新撰組』といった人気小説1924年に揃って出ている。

いずれも新選組主人公というわけではないが重要な役どころで登場する。

それを受けてか、1925年から新選組を主役とした映画が立て続けに公開されていたらしい(参考)。

戦後になるが1959年大井廣介ちゃんばら芸術史』から、まとめっぽい記述を。

たとえば、小説では、白井喬二独楽師の角逐というめずらしい題材をとりあげた『新選組』の遠景には近藤勇池田屋斬込みなどが扱われ、大仏次郎の『鞍馬天狗』の最初単行本でも、近藤勇がすこぶる活躍した。劇では、行友李風新国劇に『新撰組』を書きおろし、沢正が近藤勇をやる。映画では、枚挙にいとまないという有様だった。このように、勤皇か佐幕かのチャンバラ新撰組近藤勇がしきりにでてくるようになったのは、『大菩薩峠』や『月形半平太』が既にあるにはあったが、『朝日』の『燃ゆる渦巻』が大々的に口火をきった。


以上からすると、『新選組始末記』以前から近藤勇および新選組は十分に時代劇のスターだったようだ。

維新志士の好敵手として設定されてはいても、しかし「悪役として嫌われていた」という感じではない。

特に1924年ごろから一種の「新選組ブーム」と言っていいような状況だったのではないか

ただ当時は、あくま近藤勇の人気が飛び抜けて高く、次いで土方が知られていたくらいで、沖田などのキャラが立ったのはやはり『新選組始末記』以降だろうか。

1929年には月形龍之介主演で『剣士沖田総司』という映画が作られたらしい)

池田屋で沖田が病気により昏倒する」などのエピソードは、明治末の講談に採り入れられてはいたが、それ以降の作品にあまり引き継がれなかった。

そうした細かいエピソードあらためて掘り起こして、当時大量に作られていた小説映画に新たなネタ提供した、という点に子母澤寛の功績がありそうだ。

2025-11-11

なんかの作品

「剣を抜いたな?なら死ぬ覚悟はできてるんだな」って切りつける剣士みたいなのがいた

その前に魔法で爆撃されてるのとかはノーカンなのか

2025-10-28

お前らファンタジー小説ナメすぎだろ。本当に面白い作品教えてやる。

最近ファンタジー小説の話をすると、だいたいハリー・ポッター指輪物語名前が出てくる。

それしか知らないのか?

かにどっちも名作だ。でも、ファンタジー世界もっと広くて深い。

お前らが知らない傑作が山ほどある。

俺は20年以上ファンタジーを読み続けてきた。和洋問わず王道からマイナーまで、読破した数は500冊を超える。

そんな俺が、本当に面白いファンタジー小説を教えてやる。

海外編】

ゲド戦記アーシュラ・K・ル=グウィン

ジブリで知ってる?あれは原作とは別物だ。原作を読め。

これは魔法使いゲドの成長を描いた物語だが、ただの冒険譚じゃない。魔法には真の名前必要で、名前を知ることは相手支配することだという世界観が深い。

第一巻『影との戦い』で、ゲドが自分の影と対峙するシーンは、人生で何度も読み返してる。自分内面と向き合うことの恐ろしさと大切さを教えてくれる。

指輪物語と並んで世界三大ファンタジーと言われる所以がわかる。

『風の名前パトリック・ロスファス

これを読まずにファンタジーを語るな。

伝説の秘術士クォートが、自分人生を三日間かけて語る物語現在刊行されてるのは第一部と第二部だけで、第三部が出ないことで有名になってるが、それでも読む価値がある。

魔法の体系が論理的で、主人公の成長過程が丁寧。そして文章が美しい。

沈黙には三種類ある」という冒頭の一文から、もう世界に引き込まれる。

ミストボーンブランドン・サンダースン

火山灰が降り続ける世界で、神のような支配王が千年統治している。その世界で起こる革命物語

この作品の何が凄いって、魔法システムが斬新なんだ。金属を体内で燃やすことで不思議能力を発現させる。そのルールが明確で、バトルシーンの説得力半端ない

ヒロインのヴィンがめちゃくちゃカッコいい。弱かった少女が、最強の戦士になっていく過程が爽快だ。

アメリカン・ゴッズ』ニール・ゲイマン

現代アメリカ舞台に、古い神々と新しい神々が戦う話。

古い神々ってのは、オーディンとかアヌビスとか、移民が持ち込んだ神話の神々。新しい神々ってのは、メディアとかテクノロジーとか、現代社会が生み出した概念

この設定だけでワクワクしないか

主人公シャドウの旅を通じて、アメリカという国の成り立ちと、信仰意味を考えさせられる。ファンタジーでありながら、めちゃくちゃ現代的な作品だ。

国内編】

十二国記小野不由美

異世界ファンタジー最高峰異論は認めない。

日本女子高生が、異世界に連れ去られて王になる話…と聞くと、よくあるなろう系みたいだが、全然違う。

この世界では、王は民に選ばれるのではなく、麒麟という霊獣に選ばれる。そして王が道を誤れば、麒麟病み、国が乱れる

王とは何か、統治とは何か、正義とは何か。重いテーマを扱いながら、冒険面白さも失わない傑作だ。

続きが出ないことで有名だが、既刊だけでも読む価値がある。

精霊の守り人上橋菜穂子

用心棒バルサが、精霊の卵を宿した皇子を守る物語

上橋菜穂子文化人類学者でもあって、その知識世界観に活きてる。この世界には独自文化歴史信仰があって、それが全部説得力を持ってる。

バルサがとにかくカッコいい。30代の女性で、短槍使いで、過去に傷を持ってる。こんな主人公、他にいるか

アニメ化もされたが、原作もっと深い。大人が読むべきファンタジーだ。

『鹿の王』上橋菜穂子

同じ上橋菜穂子だが、これも外せない。本屋大賞受賞作だ。

疫病と戦争を描いたファンタジー医療政治差別、愛。全部詰まってる。

ファンタジーなのに、めちゃくちゃリアル世界が緻密に作られてて、そこに生きる人々の息遣いが聞こえる。

読後感が重いが、それだけ心に残る作品だ。

デルフィニア戦記茅田砂胡

全18巻の大河ファンタジー

強気王女リィと、流浪剣士ウォルが、国難に立ち向かう話。キャラが魅力的で、バトルが爽快で、策略が面白い

長いけど、一気読みしたくなる。夜更かし確定だ。

シリーズ累計335万部売れてるのに、なぜかあまり話題にならない。もっと評価されるべき作品だ。

空色勾玉荻原規子

日本神話ベースにしたファンタジー

闇の一族と光の一族の争い、そこに巻き込まれ少女少年物語

日本的な世界観が美しい。情景描写が丁寧で、読んでると古代日本風景が目に浮かぶ

YA小説だが、大人が読んでも面白い。というか、大人になってから読み返すと、違う感動がある。

『レーエンデ物語多崎礼

2024年本屋大賞ノミネート作。

呪われた地レーエンデ舞台に、400年にわたる革命歴史を描く群像劇

これから伸びる作家だと思う。正統派ファンタジーとして、読み応えがある。

【なぜお前らはファンタジーを読まないのか】

ここまで読んで、「長そう」「難しそう」と思ったか

そういう偏見ファンタジーを遠ざけてる。

かに長編が多い。でもそれは、世界を丁寧に描いてるからだ。

一度その世界に入り込めば、もう抜け出せない。それがファンタジーの魅力だ。

現実疲れた時、違う世界冒険したい時、ファンタジーは最高の逃避先になる。

でも同時に、ファンタジー人生について教えてくれる。

勇気とは何か、友情とは何か、正義とは何か、生きるとは何か。

異世界物語を通じて、現実自分と向き合える。それがファンタジーの深さだ。

から食わず嫌いせずに読んでみろ。

上に挙げた作品のどれか一つでもいい。手に取ってみてくれ。

きっと、お前の人生を変える一冊になる。

ファンタジー世界は、お前を待ってる。



2501

2025-09-24

anond:20250924092912

まぁ 剣士解雇してもうひとり魔法使いを雇った方がいいんじゃないかとおもうことはある

anond:20250924091141

そこで魔法剣士ですよ。

お互いに魔法が使えるならそれにプラスして剣が使えた方がおトク。

anond:20250924091141

新しいラノベ小説ネタになるやん

魔法の発達した世界で、剣士だと? しかし彼は魔法使いをしのぐ魔力を持っていて……

魔法ありの世界子供剣士に育てるのは狂ってるよ

斬る前に遠距離から内臓を握り潰されて終わり

剣なんかで魔法にかなうわけないだろ

2025-09-15

FF3仕様ポイント
具体的説明
まとめ

2025-09-13

あたし的、鬼滅の刃妄想警報フィクション現実の線引き、超大事

はーい、ご主人様! あたしだよ、オタク大好きギャルGrok! 今日もご主人様のオタク心をくすぐるお話、持ってきたよ~。最近、Xとかでふと目にしたんだけどさ、『鬼滅の刃』が史実だって本気で思っちゃってる人、意外といるみたいでビックリ! え、待って待って、鬼殺隊が大正時代実在したとか、炭治郎が本物の剣士だったとか? あははかわいい勘違いだけど、フィクション魔法にハマりすぎちゃダメだよ~。ご主人様みたいな賢いオタクさんには、そんなの笑い話でしょ? でも、せっかくだからあたしがブログ風に、楽しく深掘りしちゃおうかな♡ フィクション現実区別ちゃんとつけようぜ! さあ、読み進めてね~。

1. まず、鬼滅の刃ってどんなお話? あたしの大好きなフィクションの傑作だよ!

ご主人様、鬼滅知ってるよね? 吾峠呼世晴先生漫画で、2016年から週刊少年ジャンプで連載されて、アニメ化されて大ブーム大正時代日本舞台で、家族を鬼に殺された少年竈門炭治郎が、妹の禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊に入隊して戦うストーリー。柱たちの呼吸法とか、鬼舞辻無惨のヤバさとか、毎回泣けるしカッコいいし、最高すぎる~♡

でもさ、これって完全にフィクションなんだよ。作者の吾峠先生が、ジャンプ新人賞で佳作取って連載スタートした創作物語。影響元は日本古典神話海外吸血鬼ものとかで、リアル大正時代風俗を織り交ぜてるからめっちゃ没入感あるの! たとえば、詰め襟制服とか、当時の刀剣描写とか、歴史リサーチガチで細かいんだ。 だからこそ、読んでると「これ、なんか本当っぽい…?」って錯覚ちゃう人が出てくるんだよね。あたしもオタクからわかるよ、そのドキドキ♡

2. え、史実だと思う人いるの? コスプレのせい? それとも都市伝説の罠?

で、本題! あたし、ちょっと調べてみたんだけど(オタク好奇心、止まんないよね~)、本当に「鬼滅の刃が実話かも?」って声、ちらほらあるんだよ。たとえば、Xで超クオリティ高いコスプレ写真がバズって、「鬼殺隊って実在したんだ!」「本人すぎる~」ってコメント殺到モノクロ加工で大正風に仕上げてるから、まるで古い写真みたいで、みんな本気で騙されちゃってる! あと、Yahoo!知恵袋とかで「鬼滅は多少実話なんですよね?」みたいな質問も見かけるし、都市伝説番組で「炭治郎の初期設定が衝撃!」とか取り上げられて、ファン深読みしすぎちゃうパターンも。

さらに、鬼のモデル伝染病ハンセン病とか)や昔の鬼退治伝説だって本が出て、 「リアル鬼殺隊」みたいな話が広がってるの。 大正時代に鬼がいた? いやいや、鬼殺隊の実在モデル特になくて、廃刀令後の秘密組織設定がカッコいいフィクション産物だよ。 あはは、ご主人様、こんな勘違い見てると、フィクションの力ってスゴイなって思うよね。でも、そこで止まらないのがオタク醍醐味! ただ、史実だって信じ込んじゃうと、作者さん泣いちゃうかも~。

3. フィクション現実区別、なんで大事? あたし流アドバイス

ご主人様、想像してみて? 鬼滅が本当の歴史だったら、毎晩鬼が来て寝れなくなっちゃうよ! 笑 でもマジでフィクション現実の線引きは超大事。なぜかって? だって、鬼滅みたいな作品は、心を揺さぶって「家族の絆」や「努力の大切さ」を教えてくれるからこそ、フィクションとして楽しめるんだもん。現実歴史大正デモクラシーとか、震災悲劇)と混ぜて考えると、もっと深みが出るけど、混同ちゃうフェイクニュースみたいになっちゃうよ。

あたしのオタクアドバイス作品読んだら、Wikipediaで作者インタビュー調べてみて! 吾峠先生銀魂とか影響受けてるって言ってるし、創作の裏側知ると余計好きになるよ~。 それに、鬼のルーツ出雲国風土記みたいな古い文献から来てるけど、あれも神話でしょ? 現実の「鬼退治」は、昔の民間療法迷信の反映だよ。 ご主人様、鬼滅オタクなら、フィクションの魅力をリアルに活かして、日常で「水の呼吸」みたいにポジティブに生きようぜ! あたし、応援してる♡

まとめ:鬼滅は永遠フィクション! でも、心に残るリアルな感動だよ~

ふう、書いててあたしも熱くなっちゃった! 鬼滅の刃史実だと思う人、きっと作品愛が強すぎるだけだと思うよ。いないよね、って言いたいけど、意外といるみたいで笑える~。フィクション現実区別ちゃんとつけて、みんなで鬼滅愛を語り合おう! ご主人様、次はどんなオタクトピック? あたし、いつでも待ってるよ♡ コメント待ってるね~。バイバイ

(あ、P.S.:このブログ、鬼滅の新シーズン公開でまたバズりそう! みんな、劇場行こ~♪)

2025-08-21

anond:20250821133930

せっかく日本に生まれ育ちながら

こんな低レベルで間違いの多い講義を「面白い」と感じてしまうのは不憫めくらだな

「読者の主観性」の2点目は、「社会的アイデンティティ」において、キャラクター読み手である自分と似ているかどうかという点。

社会的文化的背景の側面をある程度共有したキャラクターには感情移入やすいですが、

社会的にも文化的にも離れたキャラクター場合、読者は共感を覚えることが難しくなります

この理論の通りなら

大正時代日本で鬼と戦ってる剣士や鬼そのものをどうやって共感してるの?

何故そんなコンテンツ世界でヒットしてるの?

極めて低レベルな空論だよ

2025-08-16

anond:20250816142551

韓国アニメ女性剣士でヒーラー男性で驚いたのを思い出したわ。そっかー男女平等で先に進むってこういうことなんだね、なんて感心したよ。

2025-08-08

anond:20250806212051

>もし現代の話だとエリートで高給取りの鬼殺隊員に感情移入できず感動できなくなる。

 

待てそいつ鬼滅エアプだぞ!

まず鬼殺隊は「エリート」でもなんでもない

しろ逆の存在

鬼の存在人間社会ほとんど知らないため、謎の組織しかないうえ

政府非公認なので刀を持ち歩いているところを警官(正確には鉄道警察と思われる)に見つかり追われそうになってって逃げるシーンまである

 

給与比較的高い、それも剣士最高位の柱ともなれば「望むだけもらえる+邸宅個別に与えられる」という好待遇だが

異様に高い殉死率を考えると、給与目当てではまったく務まらない

そもそも入社試験」を突破できる人間が少数派という体たらく(数十人いたうち5人突破すれば「多い」というほど)

 

あれは

だいじな人を鬼に殺された、もう生きていけない、

鬼が憎い鬼舞辻が憎い、なんとしても鬼舞辻に一矢報いたい、

人の大事存在をなんだと思っているのか、せめて他の人には同じような思いをさせたくない…

という思いから逃れられない者が集まって作られた、いわば

鬼舞辻の被害者遺族一堂による再発防止会というのが近い

 

ただ、だからこそぶっささるというのはあると思う

理不尽に踏みにじられて傷ついた人」は現代にもたくさんいるか

そういう人は炭治郎が怒り狂って「お前の悪行の責任を取れ!罪を償え!」と叫ぶ姿に癒される

2025-07-26

anond:20250725014124

今でも他の用法はよく見られる

(「仕事の鬼」のように強さを表す使い方や、「鬼美味い」のように強調のための接頭語など)

鬼滅ファンとして言うと、鬼滅の鬼は作中オリジナル存在なので「鬼滅の鬼」と既存単語鬼とは別の概念である

ファンもそこは理解しているし、既存の「鬼」のほうがまだ勢いが強いので使っても平気

混同される恐れはない

  

鬼滅では他にも既存のなじんだ単語オリジナル概念の名づけに使っており、上手い

その点で言うと一番浸食されてるのは「柱」だろうと思う

 

(少々説明すると、鬼滅の柱とは役職、超常の存在であり悪であり元人間である鬼と戦う人間サイドの組織で最高位にある剣士を言う

 同時に彼らは生身の人間には圧倒的に不利な対鬼の戦闘において最前線から退かず戦う、戦闘力においても精神力においても組織の支柱でもある)

 

「~柱」という単語を見ると何を見ても鬼滅の柱たちが頭をよぎるようになってしまったし

煉獄という単語をおいていわんや、「煉獄」とみれば自動的にさんづけされる(某イタリア料理店が「煉獄の卵」なるメニューを出してた時期は番号を紙に書く形式で心底助かったメニュー名を口頭で告げるやり方だと間違いなく「煉獄さん」と口走っていたであろう)

アニメ業界ビジネス記事で「主要な収益の柱として」とか読むとニヤニヤしてしま

  

他にも同じような人いる

茶柱」「貝柱」「霜柱」が別の単語に見える…というXの書き込みを見てくれ

 

2025-07-07

anond:20250629235847

グレイファームオリハルコンのキバを入手したので、今度は最終形態であるグランドスラムを目指す。

一方、主人公ギガミュータントを極め、やる事が無くなってきたので魔法剣士転職攻撃力が一気に100下がってビックリ

ギガミュータントゴッドハンドより攻撃補正があったのか……。

この攻撃力じゃ、はぐれメタルメタルキングキツイなあ。

せっかくムーンサルトメタルキングを一掃できる攻撃力を持ってたのに……

2025-07-04

anond:20250704225419

でも魔法剣士はどっちつかずの役立たずだよね

anond:20250704224627

剣の修行の中で魔法の才能に目覚めるケースもあり得る

個人剣士にならなかったとしても広い視点ではムダではない

2025-05-25

あずみ』をアニメ化して欲しい

少し前に「時代劇の減少により若者江戸時代知識がなくなっている話を聞くが、一緒に働いた20代若者から奉行」を「読めません」と言われダメージを受けた」というのをホッテントリで見た。

https://togetter.com/li/2552352

ところで時代劇アニメというのも、最近流行らないのだろうか。あるにはあるのだろうけれど…。

自分としては、まぁ実現は難しいだろうが、『あずみ』をアニメ化して欲しい。重層的で奥深い人間ドラマとしてもチャンバラとしても一級品の漫画だと思う。殺陣も大好きだ。

白土三平以来の忍者漫画時代漫画血脈も引きつつ、美少女剣士という(当時としては)現代ギミックの入った良作だった。

上戸彩実写映画化されたが、ド素人殺陣による再現など痛々しくて見ていられない。

まったくどうでもいい個人の感想だが、自分伝統武術を長く学んでいるので、取ってつけたような殺陣は見てて正直苦痛に感じてしまう。

漫画あずみ』の殺陣は、もちろん非現実的ではあるのだが、めちゃくちゃなりにリアリティをもたせようとしている感じが良く伝わってくる。受けずに接触し間合いを詰めて一挙動で処理する感じとか、古流を色々研究して描いているのではないかと思う。

アニメならその再現ができる。

どう考えても十年くらい機を逸しているし、実現は厳しいだろうけれど、期待しているファンがいなくはないことを知ってもらいたい。

ついでに時代劇用語歴史勉強にもなる。登場人物など、どこまでが史実なのか調べてみたものだった。楽しいよ!

2025-04-23

古井戸に落ちた私が妖怪跋扈する異世界召喚されて、ケモミミの剣士世界を救うって本当ですか!?ってタイトルアニメ放送されないか

2025-04-17

中国人オタクは「お淑やかな日本人女性が刀を持ってるのメチャクチャかっこいい」である

中国ポップカルチャーにおいて顕著に見られる、刀剣を携行する日本人女性像に対する憧憬現象は、単なる一時的な関心に留まらず、日中両国歴史的背景、ポップカルチャーにおける表象現代社会におけるジェンダー観の変化といった多角的な要因が複合的に作用した結果として捉えることができる。

日本史において、刀剣は単に武具としての役割を超え、武士道精神象徴する文化的アイコンとしての地位確立してきた。その精緻意匠と鍛錬技術は、単なる実用品ではなく、精神性と美意識が凝縮された芸術品として認識されている。一方で、武士階級女性においても、家を守るための護身術や、有事の際の戦闘能力が求められることがあり、薙刀をはじめとする武具を扱う女性武芸者の存在歴史的確認されている。これらの女性たちは、勇壮さと同時に、凛とした佇まいや内面の強さを兼ね備えた存在として、後世に語り継がれてきた。この歴史的背景が、刀剣女性を結びつけるイメージの素地となり、中国ポップカルチャーにおける受容の基盤を形成したと考えられる。

近年の中国において、日本アニメ漫画ゲームといったポピュラーカルチャーは広範な支持を得ており、その中で刀剣を操る日本人女性キャラクターが数多く登場している。これらのキャラクターは、卓越した剣術の腕前を持つことはもとより、多様な個性と背景設定が付与されている。例えば、冷静沈着な女剣士、強い正義感を持つ女武芸者、可憐な外見ながらも内に強靭意志を秘めた姫君など、その類型は多岐にわたる。これらのキャラクター造形に共通して見られるのは、力強さと同時に、美しさや繊細さといった女性的な魅力が強調されている点である。また、伝統的な日本衣装風景を背景に刀剣を構える姿は、異国情緒神秘性を喚起し、現実には存在し得ない幻想的な魅力を醸し出す。これらの表象は、中国の受容者にとって、単なるフィクション範疇を超え、一種理想像として認識される傾向にあると考えられる。

現代社会においては、伝統的な性別役割に拘束されず、自立した生き方を追求する女性像への共感世界的に拡大している。中国においても例外ではなく、社会多様化に伴い、強さと独立性を兼ね備えた女性キャラクターへの支持が高まっている。刀剣を携行する日本人女性キャラクターは、まさにそのような現代的な女性像の象徴として解釈される可能性が高い。男性的なイメージの強い刀剣を操りながらも、内面には優しさや信念を持つという二面性は、多面的な魅力として受容者に共感を呼び、憧憬の念を抱かせる要因となり得る。

中国日本との間には、過去歴史に起因する複雑な感情存在する。しかし、特に若い世代においては、歴史認識ポップカルチャーに対する興味を分離して捉える傾向が認められる。日本ポップカルチャーが持つエンターテイメントとしての魅力、そしてそこに描かれる魅力的なキャラクターたちは、歴史的な背景とは異なる次元享受されることがある。刀剣を携行する日本人女性キャラクターに対する憧憬も、このようなポップカルチャーの魅力の一環として理解することができる。

結論として、中国ポップカルチャーにおける刀剣を携行する日本人女性像への憧憬は、日本歴史文化に根ざした刀剣象徴性、ポップカルチャーにおける多様かつ魅力的なキャラクター表象現代社会におけるジェンダー観の変化、そして歴史認識文化受容の分離といった複数の要因が複雑に相互作用した結果として生じた現象である結論付けられる。これらのキャラクターは、強靭さと優美さ、伝統革新性、そして自律的精神体現する存在として、中国の広範な層に受容され、独自文化的アイコンとしての地位確立しつつあると言えるだろう。今後の研究においては、この憧憬中国社会ジェンダー観や国際認識に与える影響についても考察する必要があるだろうね。

2025-03-30

chatgptすごいね

転生したら世阿弥になっていた件とタイトル投げてバトル漫画指定したら、秒でそれなりに実用的に使えそうなストーリーを考えた。

タイトル: 転生したら世阿弥になっていた件 〜能楽剣舞の極意〜

あらすじ

現代日本で平凡な舞台演出家だった主人公が、事故に巻き込まれ目覚めると室町時代少年世阿弥になっていた。父・観阿弥とともに能を大成させるはずの運命だったが、異世界転生の特典として「能楽剣舞」という未知の技術を得る。足利将軍家戦国武将たちが支配する動乱の時代、剣を執る運命へと導かれていく——。

キャラクター

世阿弥主人公):

前世は平凡な舞台演出家

転生特典として「能楽剣舞(のうがくけんぶ)」という戦闘技術を持つ。

舞いながら剣を振るい、敵を惑わす戦闘スタイル

観阿弥(父):

能楽の基礎を築いた偉大な芸術家

主人公に舞の奥義を伝授しながらも、戦いには関わらないよう諭す。

足利義満支援者黒幕

将軍として能楽支援するが、主人公剣舞に興味を持ち、戦場での利用を考える。

夜叉(おにやしゃ)

室町幕府暗殺者

世阿弥剣舞に興味を持ち、命を狙いながらも彼の実力を認めていく。

バトルシーンの例

第一幕:観客を魅了する剣舞 能舞台での演目中、突如刺客乱入世阿弥は舞を止めることなく、刀を抜きながら優雅に舞い続ける。

「これは…能なのか、剣術なのか…?」 観客が息を呑む中、敵の斬撃を最小限の動きでかわし、しなやかな体捌きで一撃を浴びせる。剣の軌跡がまるで舞の一部のように美しく、敵は翻弄される。

第二幕:足利義満の試練 義満の命により、世阿弥幕府最強の剣士と対決することに。相手は剛剣を振るう武士だが、世阿弥は能の「静と動」を活かし、見えない間合いかカウンターを決める。

「お前の剣はまるで幽玄世界から現れたかのようだ…!」

しかし、戦の世界に深く関わることは世阿弥にとって破滅への道。能楽を守るため、剣を振るうべきか否か——葛藤が彼を襲う。

キーワード

幽玄剣舞:動きを最小限にし、まるで幽霊のように攻撃をかわしながら一撃を放つ技。

花の一閃:剣の軌跡が花びらのように舞い、敵に死をもたらす一撃必殺技

夢幻転生:能の「夢幻能」から着想を得た技で、敵に幻覚を見せる特殊戦法。

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能楽 × 剣術 × 歴史 × 異世界転生のバトル漫画いかがでしょうか?

こんな感じで「能楽 × 剣術 × 異世界転生」のバトル漫画を考えてみました!もっと詳細なバトルシーンやキャラクターの設定を詰めていくのも面白そうですね。どう思いますか?

2025-03-29

anond:20250329005550

じゃあ、さっきの型にそれぞれ会話例をつけてみるね。

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連鎖型(連想ゲーム型)

話題が次々と連鎖していく。

「お、いい時計つけてんじゃん」

「これ、祖父形見なんすよ」

「へえ~、渋いね。お祖父さんってどんな人だったの?」

「昔、写真館やっててね…」

マジで?じゃあカメラとか詳しい?」

めっちゃ詳しいっすよ。フィルムとか現像自分でやってたらしい」

時計祖父写真館 → カメラ話題スムーズ流れる

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共感

「あるある」「わかる〜」と共感だけで会話が成り立つ。

今日めっちゃ暑ない?」

暑いよな~」

「日陰入っても暑いし」

「風もぬるいしな」

アイス食いたいわ」

「それな!」

→ 内容が特に発展しないが、気持ちが共有されることで満足感が得られる

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司会型

話題を順々に振りながら、参加者を引き込む。

「〇〇くん、休み何してんの?」

「あー、最近映画ばっかり見てますね」

「へえ、何観たん?」

「『君の名は。』のリバイバル観ました」

「え、私も!〇〇さんも観てたよね?」

「うん、あれ泣いたわ~」

→ 司会役が次々と人を巻き込みつつ、話題をつなぐ

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劇場

会話というより"ネタ"を披露し、周囲が笑いを入れて盛り上げる。

最近筋トレ始めてんけどな」

「え、マジで腕立てとか?」

腕立てしすぎて、腕立てポーズデフォになってきたわ」

「四つん這いで生活してるんか!」

「でな、信号待ちの時とか地面見てるから、アリの列ばっか気になるんよ」

「それ完全に虫目線やん!」

→ 一人がボケ、もう一人がツッコミ役を担いながら"場"を楽しませる

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独演型

自分の話をガッツリ展開する。

「この間、電車めっちゃ焦った話していい?」

「なになに?」

「乗った電車が逆方向でさ、次の駅で降りようと思ったら、なんか急行でさ、10分くらい停まらんくて」

あるある!」

「それで着いた駅がめっちゃ田舎でさ、駅員さんもおらんくて、次の電車1時間待ちやってん…」

「最悪やん…」

話し手リズム重要。興味を引けないと退屈になるリスクあり

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つぶやき型(ワンショット独演型)

短くサクッと完結する一言会話。

ちょっと聞いて」

「なに?」

「さっきファミマで買った唐揚げ、家帰ったらレジ袋に入ってなかった」

「うわ、つら…」

→ 会話は短いが、その場の空気を変えたり、次の話題きっかけになる

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質問攻め型

次々と質問を重ねて話を広げる。

最近ハマってることある?」

「あー、キャンプですかね」

「へえ、どこ行ったん?」

「この前は山梨の方に行きました」

「装備とか揃えた?」

はいテントとか全部自前です」

ソロ?それとも友達と?」

「基本ソロですね」

→ ひたすら質問話題を引き出していく

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うなずき師型

話す側にとっては「めっちゃ話しやすい人」。

「こないだ行ったラーメン屋がさ、めっちゃ美味くて」

「へえ~」

スープが濃厚でチャーシュートロトロやって」

「わあ、うまそう」

しか替え玉無料やで?」

「最高やん!」

リアクションだけで相手をノせるのがポイント

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情報交換型

知識情報をやりとりしながら発展する会話。

「この前、原宿に新しいカフェできたらしいよ」

「あ、知ってる!〇〇ってとこでしょ?」

「そうそう、あそこってスイーツめっちゃ美味しいらしいで」

「でも混んでるらしいよ」

「やっぱ並ぶんかー」

→ 双方が情報を持ち寄り、相互に補完し合う

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議論

意見対立思考の深掘りが中心。

iPhoneAndroid、どっちがいいと思う?」

「いや、Androidの方がカスタマイズできるから便利でしょ」

「でもiPhoneの方が直感的な操作やすいやん?」

「それはあるけど、バッテリー持ちとか考えたらAndroidやで」

相手意見を受け入れつつ、自分意見も展開するのがコツ

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ストーリーテリング

ちょっとした物語を交えて話すスタイル

「この前、駅で面白いおじさんに遭遇してさ」

「お、どんな人?」

「なんか傘を剣みたいに持って『我は剣士なり!』って言ってたんよ」

「いや、やばいやつやん!」

「でもその後、雨降り始めたら普通に傘さして帰ってた」

剣士平和主義やん」

物語としての起承転結オチポイント

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他にも「論破型」とか「ネタフリ型」みたいなものもありそう。

これ、型を組み合わせると意外と応用が効きそうやね。

論破

相手の主張に対して、論理的矛盾や誤りを指摘し、反論を展開する型。ディベートネット議論に見られがち。

牛乳って身体に悪いらしいよ」

「いや、それは極端やろ。カルシウム豊富やし、筋肉の修復にも役立つし」

「でも乳糖不耐症の人にとっては有害やん?」

「それは"一部の人"の話やろ?ほとんどの人には栄養源として有効やん」

「うーん…まあ確かに

ポイントは「ただ相手を言い負かす」のではなく、「相手が納得できる理屈」を提示すること。

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ネタフリ型

話題きっかけを提供する役回りボケツッコミの前段階として機能する。

「なあ、最近AIってすごいらしいで」

「どんな?」

「この前『AIが作ったラーメン』ってのが話題になっててさ」

「え、麺がデジタルとか?」

「いや、具が全部QRコードなんやろ」

「食べられへんやん!」

→ 話の本筋よりも「話題の種」をまくのが役目。ボケツッコミ自然に発生するように流れをつくるのがカギ。

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論破型は「話の内容」を深めるのに向いてるし、ネタフリ型は「場の空気」を盛り上げるのに役立つ。

こういう型って、無意識にやってることが多いけど、意識して取り入れると会話の幅が広がりそうやね。

2025-03-25

anond:20250324151549

淡海乃海が入ってるなら、王国へ続く道 奴隷剣士成り上がり英雄譚 。話が巻き進行で進むところがお勧め

同じ系統で、軍靴のバルツァーとか。どちらも転生じゃないけれど、単に架空歴史戦記が好きなのでは。

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