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はてなキーワード: 心停止とは

2025-11-06

オタコンの手記

全ては、あの日テロリスト集団東京ビッグサイト占拠したことから始まった。彼らの狙いは、国際AIカンファレンスに展示されていた自律戦闘AIゲヘナ」。最悪の兵器が、テロリストの手に渡ろうとしていた。

僕はハルエメリッヒスネークの唯一の外部支援担当コードネームオタコンだ。

スネーク有明コンテナヤードに到着した時、僕はまず、彼にマークII(僕が作った偵察ロボットだ)を先行させたいと懇願した。

彼への危険を避けたかった。過去トラウマが、僕にそうさせた。

「俺をただの監視カメラの台にするつもりか?」

スネークは苛立っていた。しかし、僕の判断は正しかった。敵は施設全体にマイクロ波照射システムを敷いていた。生身の人間が入れば、文字通り焼かれてしまう。

スネーク、君は入れない。施設内はマイクロ波で満たされている。マークIIで行くしかないんだ。」

彼は渋々、僕の指示を受け入れた。僕のマークIIと、僕の遠隔操作による潜入が始まった。僕の技術で、彼を守れる。そう信じていた。



マークIIが換気ダクトに近づいたその瞬間、僕の自信は打ち砕かれた。

敵はマイクロ波だけでなく、高精度の生体センサーまで使っていた。スネーク心臓の鼓動と脳波が、自身存在を敵に教えてしまったのだ。

パニックの中で、僕は狂気の指示を出した。

「生体センサーから逃れるために、心臓の動きを一時的に完全に停止してくれ!8分間だけでいい!」

普通人間には不可能要求だ。それでも、彼は僕の必死懇願に応えてくれた。彼にとって、僕の技術力が最後の望みだったからだ。

無線が途絶した。スネークが命を懸けてくれた8分間、僕は何もせず、ただ静止していた。



8分後、激しい苦痛に喘ぎながらスネーク生還した。彼は僕が何かを成し遂げたと信じていた。僕はダクトを突破したと嘘の報告をした。

だが、敵はすぐにスネークを再び捕捉した。僕は指示を出した。「また8分間、心臓を停止してくれ!」

彼は再び応じてくれた。しかし、この8分間、僕は何をしていたか

...ヤンヤンつけボーを食べていた。

さらに、その後、僕はオモコロチャンネルのチャオチャオ回を3本見ていた。合計で1時間以上。



スネークが極度の低酸素状態脳死の淵をさまよう数時間、数度の心停止蘇生で、スネークはもはや意識も定かではない状態になっていた。彼の体は、完全に破壊された。彼の声は怨嗟に満ちていた。

「...ハルエメリッヒ!...お前は...最後まで...機械に頼り...そして...裏切られた...」

彼は正しい。僕のマークIIも、この時点ではバッテリー切れで沈黙していた。僕は、彼を死の淵で孤独にしたのだ。



スネークが、全身火傷を負いながらも、最後の力を振り絞って東展示棟の搬入口に這い寄った瞬間、敵はマイクロ波照射を再開した。

僕は絶望に打ちひしがれた。このままでは彼は焼死する。そして、その最悪の瞬間に、僕は最悪の事実を伝えることになった。

スネーク...実は、僕が今いるこの隠れ家のプロバイダー料金を、先月分、うっかり払い忘れていて...この回線...5分後に完全に停止する。」

世界を救う任務の、最後支援が、僕のミスで終わる。この皮肉に、僕は涙すら出なかった。

続く。

2025-10-29

映画ファイナルデッドブラッドを見た

もはやホラー映画界のディズニーランド。観客が見たいものを見せてくれる上にサービス精神も満点、74点。

 

個人的には映画界のストレステストなんじゃないかと思っているファイナルデスティネーションシリーズの最新作。

とにかくこの作品群は視聴中、極度の集中に晒され続ける。

 

めっちゃ簡単に言うと「大事故で死ぬはずだった人が主人公予知夢などによって死に回避した結果、死がそいつらを追いかけてきてちゃん死ぬはずだった順番にサービス精神満点な殺し方で死なせていく」という話。そして概ねその死は「日常に転がっているちょっとした危険」が積み重なって死に至る。

例えばこんな感じ。

風の強い日に芝刈りをしている人の家がある。その家のガレージ前ではガキどもがサッカー練習をしており、一人は道路を背にボールを受けている。道路とガキの間にはゴミ箱が置かれており自動回収のゴミ収集車が向かっている。

ちょうど女性がそこを通りがかったとき強風が吹き、芝が舞いガキの目に入りガキのボールは目測を誤り女性シュート女性ゴミ箱ダイブゴミ収集車自動回収されすりつぶされて死ぬ

巷では「死のピタゴラスイッチ」などと呼ばれているが、こういった死のタネが作中にとにかくめちゃくちゃ出てくる上に「これ危険ですよね!!!」と自己主張が激しい。芝刈り機、ガスコンロ割れガラス、可燃性の洗浄剤ちゃんしまわれない包丁扇風機の近くに垂れている紐、前を走る丸太を積んだトラック、整備が不十分なトランポリン、虫眼鏡役割を果たしそうな猫避けのペットボトルボルトが緩んでいるシャンデリア、置きっぱなしの鍬、高所のガラスの入替作業日常に潜む危険がこれでもかと出てくる。

もう本当にめちゃくちゃ出てくるのでどれが本当に死に関わるタネでどれがブラフなのかがわからない。出てきたはいいけど何もありませんでした~のパターンもある。

なので観客は「どれだ、どれで死ぬ、これか、いや違うのか、こっちか、いややっぱりあっちなのか」と常に身構えた状態で画面を見ることになる。そして見事な手順をたどって死に至りスッキリして「整う」のだ。

これが気持ちいいと思えない人はまず向いてない。

 

作品シリーズ通してほぼすべて同じパターン構成されており、まず最初に多くの人が「死ぬべき」大事故が発生し、多くの人の悪趣味な死にザマをたっぷりしっかり見せてくれる。ウェルカムドリンクならぬウェルカム虐殺をお出しされる。しかしそれは主人公の見ていた予知夢主人公はそれを訴えて周囲の人間を救う。

その後、それで助かった人たちが愉快な死に方をしていき「これは助かったやつが本来死ぬべき順番で死んでいっているのでは?」と発覚しなんとかかんとかそれを避けようと奮闘し最終的になんとかなる。

そしてようやくみんな助かったねよかったよかったハッピーエンドと思った瞬間に最後のやつがめちゃくちゃ愉快な死に方をしてギャー!終わり!というデザートまで完璧な配分になっている。

今作は最後のギャーの規模がめちゃくちゃデカくなっていてフルコース食い終わったらサーティーワン店舗ごとプレゼントされたような気分になった。ありがてぇ。

 

今作ではこの予知夢を見るのが助かる本人ではなくその孫となっているのがこれまでとの違い。

祖母もその大事故を予知夢回避しており、大事故の時点で妊娠していたため彼女の子供、そしてその子供たち(孫)も本来まれるべきではない死の対象だったということで一族全員死亡するまで帰れま10という展開になる。

 

大事故で死ぬべきだった主人公祖母田舎にずっと引きこもって襲い来るピタゴラ死を研究予兆を見抜く能力を身に着けそれを回避し続けることで「死の次に順番を渡さない」という形で家族を守っていた。

でも主人公過去予知夢を見て祖母に助けを求めたことで「死が狙っている」というゴリゴリオカルト主人公に信じさせるために家を一歩出た瞬間、愉快な死に方をしてしまう。このことで死のファミリー連鎖が始まってしまうのだが、ババア家出なかったら死の連鎖まらなかったよね!?と思ってしまった。ガンでもうすぐ死ぬって言ってたからなんにせよ次に回るしなぁって判断だったのかな。死の対象老衰で死んだらどうなるのかの言及がなかったからここはよくわかんなかった。

今作は「血のつながり(原題はbloodlineで血族を表す)」で人の死の順番が決まっているので「じゃあ次こいつやな」と思っていたら実はその子不倫でできた子だからセーフでした~という世界一嫌なスティングがあるんだけど、結局そいつ面白死しちゃう。ここは批判ポイントなんだけど

不倫でできた子って言ってたけど実はちゃん父親の子だった

・死を誤魔化そうとするやつは酷い目に合うというセリフがあったのでそれで死んだ

のどっちかだと思う。ちゃんと血が繋がってたら順番通り死ぬはずだから、多分後者心停止してから復活したらいけるらしいという情報を元に弟を仮死状態にしたろ!と奮闘していた結果、死を怒らせたというのが一番筋が通る展開だと思う。

まぁ、今作では最後のギャー!のために何十人も死んでると予想されるので「死は対象者以外狙わない」というのはかなり眉唾ではある。

 

このシリーズサービスポイントでありここが面白い部分でもあるんだけど、今作ではさすがに気になったかなっていうのは、「膨大な前振り」「死のピタゴラスイッチ」を見せなきゃいけないという使命感(サービス精神)が出すぎていて、「逆に」まだ死なないなが予想できてしまうシーンが多かったこと。

サービスシーンはいっぱいあるんだから途中に1個でも「前振りの途中でいきなり死ぬ」シーンがあるともっと緊迫感が増したんじゃないかと思う。

あと、さすがにアメリカ建物機械規格外すぎるだろ。セレモニーで人集まったらどんどんボルトが抜けるスカイツリーとかドア越しの自動販売機の巨大スプリングを引っこ抜く磁力を発揮するMRIかめちゃくちゃすぎるだろ。さすがに笑う通り越してドン引きですわ。面白いからいいけど。

 

そんなこんなでシリーズものだけど基本単話完結で今作は過去シリーズの原点話だから余計に予習する必要はなし。

人が露悪的に面白い死に方をして行くのが見たい人はオススメ

2025-10-16

anond:20251016141123

知り合いの官僚結婚式当日に過労で心停止したわ

現場は騒然としてるのに「ああこれよくある事なんで」って割って入った別の官僚ドン引きした

2025-09-26

anond:20250926101324

そうかそうか、服の上から聴診器当てて診断してやるぞ

何も聞こえないので心停止ですね

手遅れです

2025-08-07

先日親が死んだ

心臓疾患で入院中に心停止だったので死に目にはあえなかった

前々日に見舞いに行ったときは少し元気になっていて、楽しそうだった

退院したら何をしたいかの話なんかもした

今も今度見舞いに行くときは何を話そうか、と考えてしまうことがある

お互い似た仕事をしていたので、仕事関連のニュースを観ると親に話して意見を聞きたいな、と思う

長いこと心臓を患っていたのでいつかこの日が来るとはうっすら思っていた

でもこんなに早いとは思わなかった

悲しいというよりは寂しい

寂しい、まだ話したいことがいっぱいある

2025-08-03

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250802-OYT1T50195/

お前ら馬鹿だなぁ…

あのな、自然死する直前の人間は決して走りません。

何故って自然死は通常心停止・心静止で定義されるから、ということは死の直前は血圧は下がるわけ。血圧が維持できない状態で走るほど、ヒトは統合性・恒常性がない存在ではないのよ。

それはゾンビアンドロイドだ。

2025-07-25

anond:20250724145647

何を言ってる、全然消えてない。

しかさらに悪質になってる。

ただの英文スパムではなく

注目エントリに入った増田コピーして

変なURLタイトルを付けたのが出回ってる。

交通事故から心停止」で増田検索すると31件出てくる。

https://anond.hatelabo.jp/search?word=%E4%BA%A4%E9%80%9A%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%8B%E3%82%89%E5%BF%83%E5%81%9C%E6%AD%A2&search=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

7月24日の「死」を経験した という増田コピーされてる。

 

はてな仕事しろ

こんなのに何故手こずってるのか。

2025-07-24

「死」を経験した

4ヶ月くらい前、交通事故から心停止になったっぽい。しかも2-30分以上

多分生物的にはそこで死んでたのかもね。今の医療技術感謝

まだ障害が残ってる(というか今後の人生ずっと残りそうだ)が、スマホ弄れるくらいには回復したのでここに記す。

まず、記憶は全くない。

当日家を出た記憶もない、が事故の前日の晩御飯は覚えてる。

からその日の朝から記憶が欠落している。

当然事故の瞬間なんて何にも覚えていないんやが、夢を見てた。どんな夢かというと、ただただ暑かった

暑い暑い、いや熱い熱い。ずっと熱い。景色なんて流れない。熱いという知覚だけを感じる夢をずっと見てた。

そして、ノイズ?というかずっとうるさかった。

あれは夢だったのかな。

そして事故から2日後、意識は取り戻したらしいんだが、そこあたりの記憶もないんだよな。

夢は覚えてるのに、ここら辺の記憶はない。不思議だよな。

まあ、夢を見てたと後から想像で補った可能性もあるがな。

記憶が定着?し始めたのは目が覚めてから4日後くらいから。

そこから結構鮮明に覚えてる。

とりあえず、みんな、交通事故に気をつけてな(詳細は特定防止のため書かないが、歩道で歩いていたら僕に、車が突っ込んできた感じの事故)

追記:証拠もあげてないしリテラシー的に疑うのが正しい姿勢だと思う。

ただ、本当の話です。ごめん。証拠出せなくて(裁判証拠うんぬんは事故後の写真ですらまだ公開したらダメって弁護士から言われてるの)

全てが終わったら、なんらかのブログサービスにて詳しく書きます。吐き出したかっただけです。

「変な体験したわ」って体裁で書いてるけど、本音を言うと慰めてほしかったの。公開できそうな範囲で吐き出したかったの。そして慰めて欲しかったの。めんどくさくてごめんなさい。本当にごめんなさい。もう返信もしません。

嘘と思われるなら思ってください。反論の術を持っていないです。ごめんなさい

2025-05-22

考察マッスル北村の死因は餓死か、PEDsか、それとも両方か【DNP

あくまでもこれは「推測」であって、事実を断定するものではありません。彼がPEDsを使用していたという物的証拠は無いです。ただ、なるべく医学的な整合性に基づいた話にしたいと思ってます

餓死

まずは、「餓死」ですね。いわゆる過度の減量、エネルギー糖質の極限カットによって身体限界を超えてしまったという説。これはかなり根強い意見ですし、実際にそれっぽいエピソードもあるんですよ。

亡くなる数日前にも北村さんは倒れて救急搬送されてるんですね。そのとき、妹さんが「せめて飴をひとつだけでも舐めて」と懇願したにも関わらず、本人は「そんなわずかなカロリーすら摂りたくない」と拒否していた。これ、正直言って、減量に対する本気度というか、もはや信仰に近いものを感じます

で、この時点で身体は相当ボロボロだった可能性が高いです。筋肉は分解されて、ホルモンバランスは崩れ、心筋すら萎縮していたかもしれない。電解質もぐちゃぐちゃだったでしょう。カリウムマグネシウムナトリウムが大きく乱れていれば、それだけで突然の致死性不整脈に繋がるのは十分あり得ます

ただ、それでも餓死っていうのは、基本的にゆっくり進行するんですよ。今日今日で急に倒れて心停止するっていうよりも、意識朦朧としてきて、何日もかけて衰弱していくイメージです。家族と一緒に暮らしていた北村さんが、それに気づかれずに急死したというのは、少し説得力に欠ける部分もあります

とはいえ餓死による急死がまったく起こらないかと言われたらそうでもないです。

極度の電解質異常が引き金になって、突然の心室細動が起こる可能性はあるし、精神的・肉体的ストレス最後の一押しになることもある。

なので単純な事実上の餓死説を完全否定することはできないです。

...が、あの「急激な死」の説明としてはやや弱いのかなとも思います。何かもう一段階、外からの強烈な要因が重なっていたと考える方が自然じゃないかと私は思ってます

DNP

そこで出てくるのが、DNP(ジニトロフェノール)です。これは本当にやばいです。歴史のある化合物なんですけど、現代では毒物に分類されてもおかしくないレベル危険性を持ってます

そもそも薬と言って良いのかもわからないです。本来は防腐剤や農薬原料などといった工業用の薬品なので。(現在はその高い毒性と危険から工業用途でもより安全代替物質に置き換えられています。)

この作用機序なんですけど、簡単に言うとミトコンドリアでのATP合成を邪魔します。要するに「エネルギーを作れない状態にする」わけですね。代謝エンジンを回しながら、ガソリン空っぽっていう、もう自殺行為に近い代物。

その結果、どうなるかっていうと、体温が爆上がりします。40度超えることも普通にあります。大量の汗が出る。脱水が進む。ミネラルが抜ける。乳酸が溜まる。肝臓腎臓悲鳴を上げる。そして、何よりヤバいのが、気づいたときにはもう手遅れなケースが多すぎるってこと。

DNPの特徴は、ちょっとした不調を「効いてる証拠だ」と勘違いして続けてしまうところにあります。そしてそのまま、高体温が止まらなくなって、昏睡心停止、死亡という流れ。拮抗薬はありません。時間との勝負ですが、勝てる勝負じゃないことが多いです。

90年代から2000年代初頭にかけて、DNPは裏ルート普通に出回ってました。今よりも遥かに情報も少なかったですし、食べても痩せるという魔法言葉に飛びついた人も多かった。

北村さんほどのストイックさがあれば、DNPを使っていた可能性はゼロではないでしょう。

インスリン

もうひとつ可能性として語られてるのが、インスリン誤用。これは減量中でも使われることがあります

糖質カット中にインスリンを打つと、血糖値が一気に下がって、低血糖昏睡が起こる。これがマジで危険なんですよ。

最初は手が震えたり、冷や汗が出たりするんですけど、そこから数分〜十数分で意識がなくなることもあります。最悪、何も対処できずにそのまま死にます

ただ、北村さんは医療系のバックグラウンドもあるし、普通の人よりはリスクを知ってたはずなので、知名度の高いインスリン単体で死亡するということは少し考えにくいかもしれません。

■ 最悪のシナリオDNPインスリンの併用

で、もしここにDNPインスリンを同時に使っていたとしたら…これはもう最悪のコンボです。

DNPATPが作れない状態にして、さらインスリンで血糖を下げると、細胞エネルギーを作ることも取り込むこともできません。特に脳と心臓が真っ先にやられます

脳はグルコースが主な燃料ですし、心臓は膨大なエネルギーを消費する臓器。

そのどちらもエネルギーが来ないとなったら、本当に数分で心停止してもおかしくないです。

DNPの高体温がさらに追い打ちをかけて、酵素は変性、タンパク質は壊れて、臓器はどんどん死んでいく。

そのスピード感は、もはや人間の手でどうこうできるレベルじゃないんです。

インスリンはよく知られていましたがDNPとの組み合わせ結果の予測は、当時の時代背景を考えるとかなり難しかったのではないかと思います

総合的に見て、何が一番可能性高いのか?

ここまでを全部踏まえて言うなら、私としてはDNP単独、もしくはDNPインスリン併用が最も現実的な推測だと思ってます

餓死単独での突然死もありえなくはないけど、短時間で急変して心停止っていうあの特徴の説明としては弱いように思えるんですよね。

インスリンだけでも急死することはあります。ただ、そこにDNPが加わることで、致死リスクは跳ね上がります

制御不能な高体温と、エネルギー枯渇のコンボ。これはもう即死級であまり危険すぎます

そしてなにより、北村さんの性格精神性を考えると、効果のためなら多少のリスクは飲むという判断をしていても不思議ではないですね。

逆に制御できるという自信があった可能性すらあります

あくまでもこれは「推測」であって、事実を断定するものではありません。彼がPEDsを使用していたという物的証拠は無いです。

2025-05-11

anond:20250511105435

具体的には気道に異物が詰まった時の除去方法を習ったときなんだけど、

異物除去のための方法背中叩いたり)を何度かとっても反応がなかったら直ちに心肺蘇生の手順に移るのが正しいのに、

その判断をせずにいつまでも背中を叩き続けても心停止してるから意味ないよねって流れで。

「適切なタイミングで胸骨圧迫に切り替えないと”裁判で負けます”」っておっしゃったんだよね。

理由までは提示してくれなかったから救護義務云々は私の推察なんだけど。

ほかの時間は応急処置の話しかしてなかったから(突然の裁判?!)って印象的だったのと後から受けた子供編でも同じ言い方だったからよく覚えてる。

自分でも調べてみるね。言及してくれてありがとう

2025-05-09

一般人救命救急講習(成人・幼児)に参加したメモ(ちょい追記

人命の瀬戸際にはなんの関わりない一般事務職だけど興味本位救命救急講習に参加してみた。

免許取った時にやるあれのやり直し的なやつ。

市井としていつかはやってみる?くらいの軽い気持ちで参加したけど、なかなか濃かったので自分の備忘がてら。

同じくらいのだるい熱量で興味のある人いたら全体の流れとか雰囲気とか参考にしてみてね。関東政令指定都市の話。


最初に思いついたときは直近の開催日は予約がいっぱいで取れなかった。

年間スケジュールが公開されてたのでそれに合わせて予約した。

講習にはさらっと済む入門から上級まで90分~数日間に渡って行われる何種類かがあって、

救急車が到着するまでにできる胸骨圧迫とAEDの使い方」を基本として内容や要求レベルが発展するみたいだった。

ざっと見るに基本の3時間コース大人向けと子供向けで若干内容が違うようだったのでせっかくならと両方受けてみることにした。


大人向け編


防災資料館みたいな箱が会場で、開始10分ないくらいに到着して最後から2人目の受付だった。

私の市は受講料として1,000円くらいかかったけど自治体によっては無料で受けられるところもあるみたいだから救命講習 **市」で調べたら一発で出てくるはず。


腕がない上半身だけの人形アリーナ席に並んだ実地講習場をコの字型に囲んでテキストが置かれたパイプ椅子に着席。

平日午後からの回で参加者は40人いないくらい、身なりも年齢層もバラバラ(大体30代~50代)。

時間通り開始、初めの30分くらいは配布されたテキストを元に座学。

ところどころ寝ちゃったから覚えてない(ごめん)。まさに免許取る時に受けたあれだった。

一般の人が救命活動に参加する意義、どんな状況で人間は不意に死期に直面することがあるかの説明が主だったかな。

そんな局面居合わせた時プロ救命隊が到着するまでの間にできる最低限の胸骨圧迫とAEDの使い方。


それから座学を踏まえて参加者実施講習。

前段で口頭説明された胸骨圧迫や人口呼吸、AED操作の仕方を模擬人形相手練習する。

参加者を大雑把に10数人の班に分けて順繰りに実践して、自分の番以外はほかの班の実施講習を眺める時間になる。

周辺に待機してるスタッフ(皆さん元救急救命士)数人が見ててくれて個別アドバイスしてくれる。

私は腕がない模擬人形の脇の位置勘違いしてAEDパッドを貼り付けてしまっていたのを指導された。

最後の方の着席だったからか後ろの班になって前の班の見学をしてからできたけど、

地場がコの字型なので周りの参加者に囲まれ(見られ)ながらのロールプレイちょっと恥ずかしかった。

全部の班の実地講習が終わった後は簡単な締めくくりと共に止血法とか異物が詰まった際の対応簡単な座学。

この部分は口頭と講師の方の手元にある模擬人形を元に再現して見せるだけで簡潔に終わった。

それではお疲れさまでしたということでしっかりしたプラカードの修了証を受け取って解散

閉会後にスタッフ救急救命経験者に個別質問できた。


子供向け編


体の大きさの違いか救命措置にも大人とは若干違う対応が求められるからか別枠での講習が設けられていた。

会場は大人編と別の箱だけど受講料は同じ。大人編でも見かけたスタッフがおられたので、現役を引退されて後進の教育一般人向けの救命活動指導の普及に従事される専門の部門があるんだね。

会場のパイプ椅子の上に置かれたテキスト大人編でもらったものと同じだったので持参したことを申告したら、最新版であることを確認されたうえで受講料を支払わなくて済んだ。

こちらは大人編に比べると明らかに女性が多く、仕事関係で受けに来ている方が多そうだなという印象だった。

模擬人形赤ちゃん小学校低学年くらいの大きさの2つだったけど講習の流れは大人編とほとんど同じ。

座学は大人編と重複している部分が多くて前半はまた少し寝ちゃった(ごめん)。

こちらの班分けは到着順ではなく着席位置適当に割り振られたので講師のおじさまの気分らしい。


雑感


いずれも講師を務めてくれたおじさまは柔らかい雰囲気で、参加者が緊張しないよう気を使ってくれてるのが伝わった。

とは言えさすが元救急救命士が実体験をはさみながら話すので真面目に聞くとテキスト以上の情報量がありかなりメモをとることになった。

どちらかというと子供編の方が熱心に聞いてる参加者が多かった印象。せっかくならと真面目に取り組んだけど終わった後は頭も体もぐったり。

やる気があるうちにと思って大人編・子供編を数週間くらいしか空けないで申し込んだけど子供編の大体は大人編を覚えてれば知ってる内容だったので、忘れそうになった頃に復習がてら受ければよかったと思った。

それにしても同じ市内にこんなに防災関連の施設があったのかという気づきもあった。

ちょっとした資料館の併設もあってゆっくり見たら面白そうだった。当日は疲れ切ってそんな気分になれなかった。


講習ではのっぺらぼうみたいな模擬人形相手だったから躊躇いなくガンガンやったけど、

人の胸を5㎝沈み込むほどの力を込めて押し込むってリアル想像すると結構怖いし実際自分心臓部を押してみると普通に痛い。

参加者の中に経験者がいて「怖かった」とおっしゃっていたけど、

救急車が到着するまで平均10分の間に素早い状況判断救命活動に参加する覚悟、絶え間ない胸骨圧迫を…となると自分には出来ないかもな~とは正直思った。

というような雑な不安を閉会後スタッフのおじさまに投げかけてみたところ、

「あばらが多少折れるかそのまま死ぬか、相手家族だったらどちらを選択しますか」と言われて言葉に詰まってしまった。

(やっぱ折れるよね?とも思った。)

たまに通勤途中に駅で倒れちゃって囲まれてる人見かけるじゃん?ああい光景他人相手)を無意識想像してたけど、実際心停止状態になる人の7割くらいは発生時自宅にいたらしい。まあまあ他人事ではない。

そりゃ家族なら死ぬよりはと付け焼刃でも胸骨圧迫を試みると思うけど、異物が詰まったとかで呼吸が止まった人に適切なタイミングで胸骨圧迫に切り替えなかったら救護義務を果たさなかったとかで

裁判では負けますというようなことを大人編でも子供編でも言われると、脅かすつもりはないのは分かるけど他人相手では訴訟リスクかいろいろ過って躊躇ってしまうだろう気持ちは拭えなかったかなあ。


ということで軽くその辺を調べてみたら日常で偶然そういう場に居合わせて救護活動に参加した一般人のことを医療用語で「バイスタンダー」というらしい。

今回のような救命講習を受けていたか対処できて助かったという例はちゃんとあるようだった。

というより救急車が到着するまでにバイスタンダーがいることで社会復帰率は倍くらい変わるらしい。初動大事

なまじ習ってしまたからこそ新たに芽生えた不安もあったので、メンタル面の安心感とか実例の紹介とかはもう少しほしかたかも。

帰りの電車子供編の模擬人形と同じくらいのサイズの子供を見かけて「こんなやわやわな体にあれを…?」とか想像してしまったし。

普段パソコンしか向かってないか意識してないけど人ってなにもしないと死ぬんだよね。

率直に私は生身にやりたくないと思ったから、医療従事者の方たちの職責の重さを改めて尊敬した。これからパソコンに向き合うだけの日常が続いてほしい。

でもまあ実践社会参加してる気になったという意味では有意義時間だった。気が向いたらみんなも調べてみて~。


雑感2


両日休憩なしぶっ通し3時間の非日常体験だったからまた色々出てきた。

トイレ休憩は各自タイミングでとれたよ。)

まり想像したくないけど、本番だったら…?と思ったところを中心にまたメモメモ


それから座学を踏まえて参加者実施講習。

ざっくりと

安全確認~反応の確認~呼吸の確認~胸骨圧迫~(技術とやる意志があれば人口呼吸)~AED←→胸骨圧迫~救急隊へ引き渡し

って流れなんだけど。

例えば「目は動かせないけど手は動かせることもあるから全身を見て」みたいにそれぞれのポイント意識すべき点があって、当たり前だけど聞くのとやるのとでは全然ちがった。

おじさま「はいAEDが到着しましたよ!」→私(えっと…あっ服を脱がせる!)みたいな。

人形は軽いし着てたのもTシャツだったかサクサクできたけど、ぐったりしてる人間って普通体型の成人女性でもかなり重いよね…。

冬だったら厚着だろうし童貞には脱がせられない服みたいの着てたらムリかも~となった。

基本的にどちらの回も身振り手振り声出し、参加者のみなさんきちんと取り組んでた。


特に胸骨圧迫は軽く息が上がるほど疲れたプロの人でも数分で交代するらしい。BPMの基準も教えてくれたけど絶対焦ってしまいそう。

あとAEDアナウンス音でかなり緊迫感を煽られる。音もでかい

不謹慎な例えで申し訳ないけど津波警報が出た時にアナウンサーが努めて冷静に「安全確認して逃げてください」って言うとき雰囲気

会場中に鳴り響くこの機械音に気が急かされて胸用と脇用のパッドを逆の位置に貼っちゃったんだけど大きな問題はないらしい。

超強粘着なため貼り直しはできないから貼るときは慎重にね、とのこと。

AEDの設置場所ネットで公開されてて、さらっと調べたら生活圏内にも結構あった。これからは視界の端にそれとなく留めておこうと思った。

国が規格を統一して作って設置してるもんだと勝手に思ってたけど色々種類があるらしい。細かい仕様の違いはあるけど使い方はアナウンスが指示してくれる。


体の大きさの違いか救命措置にも大人とは若干違う対応が求められるから

大人と大きく違ったところは主に乳児に対しての胸骨圧迫とAEDの使い方の違い、異物が詰まった時の除去方法

乳児疑似人形等身大で全身あったので臨場感が高まった。

人形から軽いし硬いけど、この前会った友人の赤ちゃん想像してみたたらあんなふにゃふにゃな体にこんなことムリかも~となった。

講師のおじさまが「赤ちゃんは骨が柔らかいからすごく沈みます」みたなことをサラッと言ってて怖かった。

両講座を通してこのような実際にやったことがある人からしか出てこなさそうな言葉結構あったので大量にメモをとることになった。

スタッフのみなさんは60代前後で柔和ではあったけど人命救助の現場に立ってきたのが言動の端々から伝わってきて、歴戦の老兵的な雰囲気を漂わせていた。

テキスト

今回実地で習ったこと以外にも日常災害時問わず救護活動に携わる際に最低限必要そうなことを網羅しているので家に一冊あってもいいくらいのボリューム

コロナウイルスを踏まえたことも書いてあって、社会情勢やより良い救護活動の追求を踏まえて数年ごとに改訂されるらしい。

から復習を兼ねて講座も数年ごとに受けてみてくださいねって案内だった。私もまたやるかも。

バイスタンダー事例も口頭説明はなかったけどテキストではコラム的に紹介されてた。ネットでも色々出てくる。

流し見するにバイスタンダーに対しては「何もしないよりだいぶマシだから少しでも興味持って…!」みたいなスタンスなのかな。


軽い気持ちで参加したけど心身ともに疲れた~。

本文でも書いたけど普段人の生き死にを意識してないからこそめちゃくちゃ感化された。

親には「なんでそんなの参加したの?笑」って聞かれたけど、いざって時に多少知ってるのと知らないのとでは大違いなことばかりだったよ。

ひとつ大人階段昇ったくらいの気分になった程には。

ざっくばらんな文でごめんだけど読んでくれてありがとうね。

きっと思うところや気づきがあるはずだからさ、みんなも自分には関係ないといいなと思いつつ機会があったら是非参加してみて~~。

2025-04-16

anond:20250416105756

普通に考えて高校生の8%でも12%でもいいけど、

膨大な人数の心停止が発生して実際に使いました!なワケないんだよな。

そんなに心停止高校生の前で起きる訳ないってバカでも分かるはずなんだが。

2025-04-15

anond:20250415000929

からそれは間違いですね

日本赤十字プロトコルでもアメリカンレッドクロスプロトコルでもAEDをつける前にまず心停止確認です

呼吸停止で心臓が動いてるなら気道になにか詰まっていないか確認して詰まっているならハイムリック法等とりま

免許でやる講習でもそうだと思いますが?

元増田

AEDの前に心臓マッサージや呼吸の確認知識もない奴がAEDAED騒ぐなよ、AEDがない場所だって多いしやっても必ず心臓が動くわけじゃないのに、てか義務教育でやったのになんでしらないわけ、AEDデマだけを飲み込んでるだけあって基礎リテラシーが低い

がどんどん光ります

anond:20250415000617

心停止確認プロでも難しいので機械確認することはすでに言った。何度言わせれば済むのか。

anond:20250415000440

ここのだれもAEDにないとは言ってません(AED心停止とは言いませんが)

心停止確認してからAEDです

2025-03-30

anond:20250330081034

A 周辺人物の行動や漏れ伝わるコメントからさらに深掘りしてください。

Q 非常に重要視点です。中川昭一氏の「酩酊会見」から死に至るまでをより深く理解するためには、周辺人物言動漏れ伝わるコメントから読み取れる「見えない力学」に注目する必要があります。以下に、複数観点から深掘りします。

【1】同行記者財務官僚の不可解な行動

● 会見直前まで一緒にいたはずの財務官僚たちが何もフォローしなかった

• 通常、国際会見の場で大臣が明らかにおかしな様子であれば、同行の官僚が止めるか代理で出席するなどの対応を取るのが常識です。

• にもかかわらず、周囲の財務省幹部や同行者はそのまま会見に出させた。これは「失態を止めなかった」のか「わざと出させた」のか、疑念を呼びました。

帰国後の説明責任曖昧

財務省からの明確な経緯説明は行われず、責任所在不明確なまま。

• 会見の場には「酒」が提供されていたという情報もありますが、それを誰がどう準備したかについても曖昧です。

【2】周辺政治家の冷淡な反応

麻生太郎首相(当時)の距離の取り方

麻生首相中川氏の盟友であり、同じ保守派グループ出身です。

しか事件後は距離を置き、「体調管理が不十分だった」と中川氏本人に責任押し付け姿勢が目立ちました。

• 一部では、政権へのダメージ回避のために切り捨てたという見方もされました。

与野党ともに追及姿勢過熱

民主党はこの件を「政権批判の材料」として大々的に取り上げましたが、中川氏本人の健康や背景事情配慮した言及ほとんどなかった。

自民党内部からも「自業自得」という声が出ていたとされ、身内の支援がなかった孤立状態がうかがえます

【3】生前発言精神状態

●「殺されるかもしれない」発言

• 死の数か月前、中川氏は知人に「自分は殺されるかもしれない」と漏らしていたという報道もありました。

• また、彼は外資との距離を強調する財務政策を取っており、国際金融から「目障りな存在」と見られていた可能性もあります

● 妻・中川郁子氏の発言

• 「夫は繊細な性格で、あのような会見の後は非常に落ち込んでいた」「睡眠もまともに取れていなかった」と証言

精神的に非常に追い込まれた状況だったとみられます

【4】死亡当日の状況

発見時の姿が「うつ伏せ」「吐しゃ物」「薬の瓶」

• 死亡時の状況は、ベッドにうつ伏せで倒れ、周囲に吐しゃ物があったとされています

• 薬の瓶も見つかっており、急性の薬物反応や心停止可能性があるとされましたが、**死因は「病死扱い」**で詳細は不明のままです。

司法解剖はされたが結果は公開されず

• ごく簡単な解剖が行われましたが、アルコールも薬物も致死量ではなかったと報道されました。

• それにもかかわらず、なぜ急死に至ったのかは未だ不明で、闇に包まれています

【5】中川氏が敵視された可能性のある背景政策

IMFへの10兆円支援提案した一方、国内財政主権を強調。

• 「財務省主導の政策から独立模索し、財政規律よりも日本国益重視の立場

• 国際金融資本外資メディア外資金融との摩擦があったとの見方

【まとめ】

官僚対応】会見前後対応に不可解さ = 放置or策略的だった可能

政治的孤立麻生氏を含む自民党の冷淡な反応 =「見捨てられた」印象

言動】「殺される」発言精神的圧迫 = 強いストレス下にあった

【死亡時の状況】薬物と吐しゃ物、うつ伏せの姿勢 = 急性死の原因は不明

政策背景】財政主権外資との対立 = 権力闘争に巻き込まれ可能

2025-03-08

結局、AED必要なくてもAEDを当ててみるしかないんだけど

その場合でも訴えないと言われないと、とても使えない。

救急隊も心停止判断AEDで行うらしい。

配慮しろ」が馬鹿なのは当然として、

通報してからAED必要かどうかを聞け」、とかいうよくわからないことを言ってる人が多い状態だとAEDは使うべきではない。

君子危うきに近寄らず。

2025-03-07

anond:20250307073601

もしかして病院に緊急搬送されてそのまま何年も寝たきりで胃ろう栄養流し込まれながら意識はあるのか無いのかよくわからず体中がやせ細り床ずれもしてある日心停止するような人生をお望みですか

変わった趣向の方ですね

2025-02-17

AED問題課題設定から間違っている

そもそも論なんだけど、女性AEDが使われない、自体問題設定のミスなんだよね。

結論から言うと、家族ガンガン脱がせてAED使えって課題設定するべきである

 

約35万例の心停止調査したところ、AED使用されたのは男性3.2%、女性は半分以下の1.5%だった。

っていうのが熊本大学病院調査の結果で出てくるんだけどさ(https://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2023-file/release230706.pdf

市民によるCPRを受けたOHCA患者割合は、男性では49.2%、女性では54.1%女性が多い結果でした。

まず倒れた時に救助されるケース自体は男女でほぼ同じ、というか女性のが助けられやすいくらい。

だけどAED使用率は少ないってのが一番の問題なのだが、

心停止の場に居合わせたのが家族であった人は64%を占めていました。

心停止した時に2/3は家族そばにいる。

それなのにAED使用されたのが女性は半分以下の1.5%になる。

心停止した時に家族が男女ともに同じように助けるようになるだけで

男3.2%、2.5%まで改善する(非家族家族でのAED使用率の差については調査がないので仮に同じとしたらだが)

 

どう考えても優先して解決すべき課題家族女性AEDを気軽に使うようにするでしょ。

心停止した時に非家族で男しか居ないケースは単純計算でたったの18%

常識的に考えれば男女共にいる状況のが多いわけで10%もないでしょ。

 

こんなごく稀な男のみいる状況を想定してAED使うだの使わねえだの議論してるの、最初にやるべきことか?

メディアの呼びかけ自体が異常だって疑うべきだろ。

まずは圧倒的に多い、家族間で積極的AEDを使うようにしようと呼びかける話だろ。

 

その時に「女性にも配慮すればAED使えます」は逆効果なんだよね。AEDで訴えられるデマより悪質な間接的な殺人だよ。

ネット議論大好きな君たちは配慮を知ってるだろうけど、その辺の100人に

女性AEDを使うとき必要配慮は?」って聞いたら70人くらいは答えられないよ。

でも「女性AEDを使うとき配慮必要」くらいなら多分60人くらいは知ってると思うんだよな。

よく分からない配慮をすればAEDが使える、なんて半端な状態使用できる人は更に減るよ。30人はAED使えなくなっちゃった

 

シンプル配慮とかクソ食らえ、とにかく最速で女性にもAED使って命を救え」が最適解なのが当たり前なのに

女性の服を脱がせるのに抵抗があるから使わない人たちに配慮まで要求してマジでバカなんじゃねーの。

どう考えても躊躇せず救命しようって呼びかけしてないだろ。

配慮」は理論上は素晴らしいことだから消えない足枷になったよ。

気軽に救命させる気のない連中が綺麗ごとだけで救命妨害してる事実にも向き合って欲しい。

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