はてなキーワード: 仕様書とは
ワキガは直して、風呂キャンは論外。ちゃんと歯も磨こう。胃が悪い人は医者に行って直して。
雑巾臭のする服は着てくるな。
洗剤等の香りがキツいのも勘弁して(ちゃんと仕様書を読んで容量守れ)。
TPOに応じ合っている香水やフレグランスを付ける。夜のクラブみたいなのやめろ。
食後は手と顔を洗え。カレー食べたの丸分かりだぞ。
②食事は綺麗に食べよう。
クチャラーとか論外。鼻直してこい。
こいつは客先に出せない→出張に出せない→出世させられない→リストラ候補入り。
逆に綺麗に飯を食うだけで社内評価は爆上がり。
③字は綺麗に書こう。
汚い字で書かれると、判読するのに時間が掛かる。
出世すると手書きが増える。字が汚いと影で馬鹿にされる。辛い。
④遅刻だけは絶対に絶対にするな。あと重要案件の期限は必ず守ろう。
アイツは約束を守る という上司の評価は、仕事できる以上のポイントだったりも。
言われてた事は守れ。言われてない事はやるな。
突発が起こったら、上司に直ぐ連絡しろ。これだけ評価が上がる。
⑤身だしなみはちゃんとする。
人は見た目9割。無能でも見た目さえ避ければ生き残れる。
セミ・オーダーメードで背広を作る。美しく見えるので、これだけで評価が上がる
ワイシャツとネクタイは良いものをしろ。高くてもノーアイロンシャツ一択。
ズボンプレッサーは超楽だし、折り目きっちりついたズボン周りの評価が高い。
ズボンのポケットに重いものを突っ込むな。だらしなく見える。ポーチを使え……。
バスタオルと替え下着はロッカーに入れておこう。汗だくになり乳首が浮き出る姿を周囲に晒すのはNG
散髪は高くで評判が良い店で一度切ってもらって写真を撮る。常連の散髪屋に見せて切ってもらうと安上がり。
⑥言葉遣いに気をつける。
これも専門書があるんでそっちをあたれ。
⑦時計、手帳、カレンダーをいかに味方につけるかが勝負。Todoリストも使いこなせれば最強。
こうなると超有能な秘書を24時間365日自分の側で雇ってる状態になる。強い。
奥が深いのでそっちをあたれ。
⑧机は綺麗に使おう。
借りた資料は速攻で返す。会議等で貰った配布資料は課のバインダーに閉じるかシュレッダーへ。
机の上の玩具は5つまで。
スマホの充電等、盗電行為は、目立たぬように周囲からの死角を作りコソコソと。
⑨会話は手短に
だからシステムの変更自体は容易にできるっつってんだろ!!!!
「8から10に変えたのと同じように10から5に変えるだけだからテストいらんだろ」って思うだろ?
ただたまーーーーに出る時は出るんですよ障害ってやつは。
「絶対大丈夫だと思ったら変な障害発生してシステムダウンした」なんてことにならないように念入りにチェックする必要があるんですよ!!
もちろん税率変更の時のチェックリストとか仕様書の方はあるから一年かかるなんて言わねえよ!?
もちろんおめーらみたいな情弱が想像もできないような自動展開のタスクも組んでますよ?
それでもワークライフバランス捨てて2ヶ月3ヶ月、よければ半年くらいは欲しいわけですわ!!!
「電卓でも税率変更できた!」ってそれは電卓だからだよ馬鹿!!!単一のノードの設定変更でシステム全体の変更を語るん邪魔ねえよ馬鹿!!
おめーらみたいなITドカタが作ったインフラに乗ってるだけの「はてな匿名でモノ書いてる俺はIT強者w」みたいなパソコンの大先生は大反省してください!!!
これ面白いな
https://togetter.com/li/2624182
IT業界の方がよく起きている、要は「完成品っぽいものを渡して「こんなふうに作って」はありかなしか」
なんだけど、ベンチャーとかで特によくある、もうできてるやんみたいな
でも細部見てみるとツッコミどころが多々あって、話を聞いてみると考慮漏れが沢山あって、この絵はどっから持ってきたの?って聞いたらパクリだと言い始め
つまりリバースエンジニアリングしてから、仕様書をおこして、再度作るみたいになる
まあ、だから「じゃあ最初から仕様をくれよ」とレベルの低いエンジニアは言い始めるんだけど
初心者が作った仕様書を元に作ったら「これ違う、アレ違う、そうじゃない」が発生して仕様変更が発生しまくって揉めるだけなんだよね
結局どっちもあったほうが良いし、やることの面倒くささはどちみち変わらない
でもモックが合ったほうが完成品のイメージのズレは減らせるからあった方が事故らんけどね
そんな日々の中で最も厄介なのは、CxOたちだ。
──CIO、CTO、CDO、CISO、CPO……肩書きは違っても、やっていることはだいたい同じ。
PowerPointを開いて「DXを推進している」と言う人たち。
うちのCxOはこう言った。
翌日、僕がPull Requestの内容を説明したら、「Goってタクシーのサービスの?」と返された。
その瞬間、何かが切れた。
──ケーキではない。
CxOたちはコードを読めない。
それ自体は罪ではない。
だが、読もうとしないことは怠慢だ。
よく聞く反論がある。
確かにそうだ。
ただし前提が抜けている。
つまり、コードを読めという話ではなく、読めるだけの構造理解を持てという話である。
「技術的なことは詳しくないが、成果は出している」
それはたまたまだ。
「上が言ってるから」「今期の方針だから」「スピード優先で」。
Pull Requestは読まないのに、Excelの進捗バーだけが毎日更新される。
これもよく聞く言い訳だ。
しかし、リソースが限られているならなおさら、理解の精度が重要になる。
僕が書いたAPIは、リクエストごとに外部APIを叩いていた。
「キャッシュを挟もう」と提案したが、PMは「リリース優先」と言った。
CxOたちは言った。
「想定してなかったのか?」
──想定してた。
だが、理解できないのは説明の問題ではなく、聞く姿勢の問題だ。
Slackの“#incident”チャンネルだけが、いつも一番アクティブだ。
CxOたちは「コストを切れ」と言う。
切れるのはコストだけ。
削ったコストの穴埋めに、技術的負債の利息を支払うのは現場だ。
Goで書かれた美しい構造体も、やがてはコメントだけが動くレガシーになる。
CxOたちは「我々はデジタル変革を進めている」と言う。
だが変わっているのは、スローガンのフォントと会議資料の配色だけだ。
クラウド導入もAI活用も、認知が変わらなければ儀式でしかない。
──違う軸を持つのは構わない。
現場を理解しない経営視点は、地図を見ないドライバーと同じだ。
「コードなんて書かなくていい。これからはノーコードの時代だ。」
だが、それは“コードをなくす”技術ではなく、“コードの抽象度を上げる”技術だ。
だが、隠したコードが消えるわけではない。
ボタンの裏にも、ワークフローの下にも、API呼び出しやロジックは確実に存在する。
それを理解せずに使えば、「コードを書かずにバグを埋める」だけの仕組みになる。
「ノーコードでいい」と言うCxOは、
「物理を知らなくてもロケットは飛ぶ」と言っているのと同じだ。
理解しないまま導入するノーコードは、“ノーコード”ではなく“ノーガード”である。
人を楽にするどころか、誰も直せない仕組みを量産する。
DXとは、ツールを導入することではない。
それを理解しない限り、
理解しないことだ。
真っ先に切られるのは、
──コストだけ。
CxOたちは「未来を見ている」と言う。
未来とは、仕様書ではなく、Pull Requestの積み重ねだ。
人件費と手の速さ以外は同じだと思うんだけど。
SIerのその手法が上手くいかなかったから内製回帰した歴史があったと思うんだけど、本質的に同じなら同じ理由でまた失敗するんじゃないの?
それとも本質的に同じという自分の考えが間違っているんだろうか。
でも、仕様書をきっちり書くとか、レビュー疲れとかの話を聞いていると、本質的に同じなんじゃないかと思ってしまうんだよな。
それとも低コストで高速に何度もやり直せるなら人海戦術でもうまくいくの?
教えて偉い人。
最近、SNS上では「BLは性的消費なのにフェミは男性の性的表現を叩くのはダブスタじゃないか?」というスレッドがトレンド入りしていた。
だがこの議論、よく見るとアーキテクチャの層が違う。つまり、話しているプロトコルが合っていない。
オタク文化圏では、「女性が描くBL」と「男性が描く女性向け性表現」を同一のAPIとして扱う傾向がある。
しかし実際には、両者は別レイヤーで動いているアプリケーションだ。
フェミニズムの文脈で語られる「性的表象の問題」は、主に「社会的リソースの不均衡」や「ジェンダー権力の構造」についての議論であって、単なる「表現内容」の良し悪しを審査しているわけではない。
つまり、BLを「性的に描いてるからフェミ的にアウト」と言うのは、仕様書を読まずにバグ報告を出すようなものなのだ。
歴史的に男性中心に最適化されてきた社会システムに、女性視点のパッチをあてて再コンパイルする運動と言える。
だから、「男性と女性を同じように扱うべき」という一般論をそのまま適用しようとすると、互換性エラーが出る。
たとえば「女性の性的表象は抑制されるべきだが、BLはOK」とされるのは、「権力構造上の対称性が存在しない」という前提で最適化されているからだ。
一方、「普通の女性はフェミと違う」「まともな女はそんな主張しない」という定番フレーズが出てくる。
だがそれは多くの場合、ユーザーの気分を和らげるためのUX的演出にすぎない。
実際、ほとんどの人間は制度的優遇(レディースデー、女性専用車両、離婚時の親権バイアスなど)という「プリインストールされた特権OS」の上で動いている。
たとえ本人が「私はフェミじゃない」と言っても、使っているAPIがすでにフェミ思想ベースで動作しているのだ。
つまり、「私は違う」という自己申告は、ただのUIレイヤー上の装飾にすぎない。
平等を掲げるなら、優遇措置をアンインストールする覚悟が必要になる。
だが現実には、多くの人が「平等という概念を口では支持しつつ、既得権のキャッシュを維持」している。
これはエンジニアリング的に言えば、「レガシーコードをリファクタリングすると言いながら結局コメントアウトで誤魔化している状態」だ。
男女平等を“動作保証付き”で実装しようとするなら、既存の社会制度をルート権限で書き換える必要がある。
だが、ほとんどの人はroot権限を持つどころか、ユーザーレベルの設定すらいじる気がない。
もっと根本的に言えば、日本社会の多くの仕組みは、女性優遇をデフォルト設定としてビルドされている。
その構造はあまりにも自然化されていて、誰もコードレビューをしようとしない。
アンチフェミを自称する男性すら、「女性は守るべき対象」という社会的テンプレートを内面化していることが多く、それが構造の永続化を促している。
結果として、「BLは性的消費」「フェミはダブスタ」という批判は、異なるフレームワーク間の非互換問題にすぎない。
BLは「個人の妄想の自由」をレンダリングするローカルアプリだが、フェミニズムは「社会構造の更新」を目指すサーバーサイドのシステム。
同じメソッド名を呼んでいるように見えても、実行される関数の意味がまったく違う。
つまり、「BL=性的消費」「フェミ=ダブスタ」という批判構造は、コードのバージョンが違うままマージしようとしている状態に近い。
根本的にAPI設計思想が違うのだから、いくら議論を積み重ねても互換性は取れない。
はてな民に愚痴を聞いてほしい。本日午前に有給を取って書き上げた。
自分は40代後半。小売の仕事をしてて、ホームセンター系だ。仕事帰りに居酒屋に寄ることがある。
お店の名前はここで出すわけにはいかない。昔のドラマに出ていた、北のメジロ(仮称。以下メジロ)としよう。
看板(暖簾)には可愛らしいイラストが描いてある。カウンターとテーブルと座敷がある、こじんまりとした店だ。
常連客もだいたい同じ顔ぶれで、マスターは騒がしくて、男女の店員が数人いる。年代はバラバラだ。若い子が多いような気はしてる。
メジロは、俺にとっての「逃げ場所」だった。国道沿いの高架下にある。寂れた飲み屋街のすみっコ。
ホームセンターの仕事で鉄筋とかワイヤーメッシュを陳列する作業で疲れたり、自転車を早く直したい我儘客に付き合ったり、役場の見積り入札で惜しくも敗北して店長にネチネチ言われたり……ラジバンダリ。そんな、家に帰りたくない気分の時にフラッと立ち寄るのだ。
気の置けない常連客とくだらない話をして、店員さんと少しおしゃべりをしてさ。1人で静かに焼酎をソーダ割りで飲む。梅干しを入れるのだが、なんとも安っぽい梅干しが場末の雰囲気を出している。
そんな時間が、俺の心の平穏を保ってくれてた。ここ数年間は。コロナ禍が落ち着いた頃に発掘したお店だった。
常連ではないんだろうが、お店に行くと3回に1回くらいいる。そいつが店にいると、なんだか落ち着かない。
俺はそいつを、心の中で「東大」と呼んでる。なぜなら、一度だけ店員さんとの会話で「大学どこですか?」「東大です」と言ってるのを聞いたからだ。「誰にも話さないなら」と留保を付けてたけど、俺がいるのは見えてなかったのかとイラッときた。
普段、そいつは作業服で来てることが多い。道路を作る、測量とかの仕事をしていると。
たまに私服で来ることもある。金曜日か土曜日が多い。白っぽい見た目だ。
年齢は30代くらい?いや、顔のしわを見ると、もっと上かもしれない。全体的に純朴そうで若く見える。
そいつを気持ち悪いくらいウォッチしてると思う。でも、それくらい視界に入るレベルで嫌な奴なのだ。
ある夜だった。俺はカウンターの隅で1人、焼酎を飲んでいた。東大卒は、俺の数席だけ隣に座っていた。すると、店で一番愛嬌のある若い店員さんが東大の隣に立って、楽しそうに話していた。
個人情報?別にいいよ。減るものでもないだろ(減るものだろ、というツッコミはなしで)。
「測量のシゴトってすごいですねー」
「私は直接しないんですよ。測量士ではあるんですけど、民間企業に委託するんです。仕様書と図面を作って」
「難しそう」
その女子店員が、東大の注文を聞いてる時に、自分の身体をピタッとくっつけていた。まるで、ヤツに甘えるように。
思わずグラスを握りしめたよ。うす暗い感情が胸の奥からジワッと出てきて。悔しいような、むなしいような気分だった。
少し前に流行った増田で言うと、あの時の俺の表情はメイジバピラスみたいだった。ふしぎなぼうしを所持していればよかったのに。
別に、あの若い店員に恋愛感情があるわけじゃない。あの子は誰にでも優しい。俺にも優しく話しかけてくれる。でも、あの男と話す時は、いつも以上に楽しそうに見える。
他の常連客もそうだ。いつも俺と他愛のない話で盛り上がる気のいい兄ちゃんや、物知りな年配の男性も、東大が来るとそいつを意識している。隣になった人は、なぜか彼と話をしたがる。
先々月だと、「最近のドローンはレーザーで距離を測るんですよ」「なるほどー」みたいな会話があった。ドローンだって?ウチのホームセンターでも売ってるよ。俺の月収の半分くらいするけどな。測量用のドローンだったら、きっと50万くらいはするんだろうな。
結局のところ、俺は悔しいんだと思う。このままでは俺の居場所がなくなるかもしれない。けっこう常連のつもりだったんだけど。
いや、メジロは元から俺だけの居場所じゃない。それは分かってる。でも、俺の心の拠り所があの男に奪われていくような気がして、たまらなく嫌だ。
あの男が嫌いなわけじゃない。むしろ羨ましい。東大卒で、頭も良くて、きっと仕事もできるんだろう。約98%の確率で、俺よりも年収が高い。
だったらさ!わざわざこんな場末の居酒屋に来る必要はないだろう。
スナックとか、ラウンジとか、もっと綺麗な店でホステスと楽しく飲めばいいじゃないか。どうして、こんなカウンターの狭い、常連客ばかりの居酒屋を選ぶんだ?
この居酒屋はさ、俺みたいな平凡な40代のおっさんでも、少しだけ特別になれるような場所なのだ。それが、俺にとってのメジロだった。しかし東大は、そんな俺の特別な場所を悪気もなく侵食してる。
奴はきっと自覚がないのだ。だから無邪気に笑いながら、マスターとバカ話をして、男女の店員と話して、さらに他の客と話している。その無自覚さが、俺をより一層イライラさせる。
明日もメジロに行こうと思う。仕事が忙しい日なので、きっといい感じに肉体が疲労している。梅酒ソーダがきっとおいしいはずだ。
もし、あそこにあの男がいたら、俺からは何も話さない。黙って酒を飲むだけだ。でも、ひどくないか?あいつ。自分とは場違いの環境に来てさ、俺みたいな平凡人の居場所を掻っ攫っていくんだぞ。ひどすぎるだろ。
申し訳ないけど、ああいう男に居酒屋に来てほしくない。頼むからさ、お金持ってるんなら、ほかの高い居酒屋とか、女の子が接待するお店に行ってくれよ。そう願うことしかできない。
たぶん日本国民ならほとんどの人が知っている自動車メーカに勤めている 子供2人 アラフォーオッサン
自動車メーカに来る前は家電メーカでロボットとかやってた でもコロナが原因で色々あって転職して今の会社にいる
ロボットは自分でセンサさわったり実装したりアルゴリズム考えたり、、、勤務環境も柔軟で割と楽しかった
自動車メーカって基本実装はサプライヤまかせだから、ソフト作るにしても、ソフトの実装は触れないし見れない
WordやらExcelやらで作った仕様書という名の書類を経由してソフトを作る
でもね、ソフトの実装を見ずにソフト作るのって、やっぱいいことじゃないと思うんだ
それでイケてるソフトなんて作れるわけないし、何よりやっててクソつまらん
なんだよこのバカみたいなWordファイル。。差分管理もしづれぇし。
誰にでもできるようなベンダーの製品仕様書をひたすらに読み込んで、サービス企画する業務。専門性もクソもない。
https://tensor.art/articles/913235140468054387
https://tensor.art/articles/913236789735507176
エンジニアとテクニカルアーティストの応募者に対して現場サイドからの面談に結構な回数出たことがあるので、特に業界外からの転職希望者の方に求めていた要素(1+)2つを書いてみようと思う。
当たり前だけれど一応。募集要項に書かれている言語やらツールやらのどれか一つくらいは精通してないと面談までいかない。
ゲームは動く絵を作るのでアーティストさんでも科学的思考が大事。時間/空間方向に変化する画面を破綻なく成立させるには理屈がないとしんどい。
嘘物理やセルルックのような非現実なら不要かというとそんなこともなくて、むしろこんなトリックでなら実現できますというマジシャンのような思考が必要でなおさら難しい。
といっても別に数式とかそういう話ではなく、例えばエンジニアならのシミュレーションの話、アーティストなら色の錯視の話など、それぞれの得意分野での理屈をスコープにあわせて説明できれば良い。
面談としては、ポートフォリオから技術的に苦労した点を聞いてその返答から測る事が多かったと思う。
日頃から分析グセがあったり、それを他人に説明するのが上手い人は貴重。天才がトップに居でもしないかぎりゲームは仕様書通りに作っても完成せず、下につく開発者が制作中からフィードバックを返したり企画書に書かれていない部分を補間しながら作る必要があるので。
わかりやすい例でいうとプレイヤーキャラクターのジャンプ。スピーディなゲームといっているのに丁寧な踏み切りモーションの指定が来たら作業開始前に発注側に確認したいし、ジャンプの細かな挙動に対する"ゲーム上での"気持ちよさを作業者が感じ取れないと何度も差し戻しになったりする。
幸いこのあたりの話は、桜井さんの動画のおかげで必要性がだいぶ伝わりやすくなった。
こちらは、最近遊んで面白くなかったゲーム、あるいは楽しんだけれど言いたいことがあるゲームを聞いてどう返すかで判断していた。
マジな話、「ひらめき」みたいなものだけで生きている人は多い。どういうことかというと「考える」という習慣がないんだ。とにかく直感的で、物事をパッと見たときに得られる直感だけを頼りにして判断している。そんな人はマジにいる。そして恐ろしいことに、そういう生き方でもある程度は普通に生きることが出来るんだ。
まず、彼らは資料を読まない。企画書だろうが仕様書だろうが、最初の数行を見ただけで「あー、わかったわかった」とか言って勝手に解釈する。で、後から全然違う話をしてきて、「え、そんなこと書いてありました?」って平気で言う。頭の中では自分の直感が正解だと確信してるから、文字なんてどうでもいいんだ。
次に、議論ができない。論理的に積み上げて結論を導くってことが理解できない。「なんとなくこっちがいい」「直感的にこれは違う」「雰囲気でわかる」。こういう言葉しか出てこない。根拠を求めると「感覚でしょ?」って逆ギレしてくる。
直感で相手の感情を読むのは得意だから、上司に気に入られるのが上手い。会議でも的確な場面で「そうですよね!」って相槌を打って、味方についてくれそうな人を嗅ぎ分ける。論理的思考はできないが、政治的思考は天才的だ。
さらに、失敗しても責任を取らない技術も身につけてる。「直感だったから」「なんとなくそう思っただけ」って言い訳すれば、周りも「仕方ないか」って思ってしまう。論理的に組み立てた提案が失敗した時より、責任が軽く見られるんだ。
恐ろしいのは、こういう人間が管理職になることだ。部下が論理的に説明しても「で、結論は?」「要するに何?」って直感レベルまで話を単純化させる。複雑な問題も「やってみればわかる」で片付ける。
でもな、もっと恐ろしいことを教えてやる。
こういう直感人間の方が、実は成功してることも多いんだ。論理的に考えすぎて動けなくなってる俺たちを尻目に、彼らは「なんとなくいけそう」でどんどん前に進む。分析に時間をかけてる間に、直感で動いて結果を出してしまう。
結局、世の中の大部分は論理じゃなくて感情で動いてる。顧客だって、商品の機能より「なんとなくいい感じ」で買い物してる。そういう世界では、直感人間の方が圧倒的に有利なんだ。
俺たちみたいに考えすぎる人間は、彼らを馬鹿にしがちだが、実際は負けてることの方が多い。論理的思考が必要な場面なんて、仕事全体の2割もない。残りの8割は直感とコミュニケーションで決まる。
だからこそ腹が立つ。頭使って考えてることが、結局は無駄だったりする。直感だけで生きてる奴らが、のうのうと成功してる現実を見ると、自分が馬鹿みたいに思えてくる。
でも諦めるな。論理的思考ができる奴は、最終的には直感人間より深いところで価値を生み出せる。ただし、それを相手に伝える技術も身につけろ。直感レベルまで落とし込んで説明する技術をな。