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はてなキーワード: 法則とは

2025-11-15

三次元うっすら嫌い

美女でもイケメンでも、小鼻から上唇までの鼻周辺が嫌い。頬骨とエラも嫌い。

汗っぽさ、脂っぽさ、産毛、ヒゲ、デキモノも嫌い。

そしてその辺加工してある写真気持ち悪さ。まぁ加工写真で一番キモいの目だけど。

コミュニケーションを伴う現実人間関係では顔なんて個体判別できればなんだっていいんだけど、顔の良さを売りにしてる商売は無理。

ジャニーズ好きの人とか本当に相容れない。そういう話題の時は必死で気配消して石になってる(余計なこと言わんように)。

そんな訳で2.5次元ミュージカルが心底嫌い。

好感度マイナス状態テニミュ見に行って、「物理法則」と「顔面」の限界があるお遊戯会を嫌ってほど体感した。そしてブロマイド販売ブラインド情報。あっ無理。超絶無理。

衣装クオリティは高いので、モデルに着せて【衣装主体】の写真集とかにしてくれた方がいいのにな。顔主体の方が売れるのは分かってんだけどさぁ、三次元人間の顔、加工前も加工後も嫌いなんだよ。

そんな訳で、また好きな作品ミュージカルに穢されて、作者がミュージカル激推しになってグッズがミュージカル系ばっかりになって、あぁもうすぐファン辞めるんだろうな自分、となっている。

友人たちは一応「ミュージカルに誘わない」と気を使ってくれてるけど、それでもたまに「これなら楽しめるかも」と提案してくれたりする。数年に一度とかのことなので行くけども、毎回「このナルシスト達のコスプレお遊戯会にこんな金額出してまで……!?」とショックを受けている。

シリアス系のシナリオだと特に役者悲劇のヒロインしがちで自分酔いドン引きかつ、衣装バキバキ原色(アニメゲーム原作準拠)でちぐはぐでもう苦痛。苦行。ギャグならまだ楽しめる気もするけど。コント見るノリで。

そして苦行に耐えたところで「どうだった?」の感想には「楽しかった」以外はない。礼儀です。マナーです。でも一言追加する「次はもういいかな」。

個人的にはパチンコ筐体になるよりしんどい

まぁ文句言ったけどnot for meというだけです。

三次元人間の顔好きな人とはなかなか相容れないって話。

anond:20251115063704

天体活動や運航は物理現象に関する情報の宝庫やで

ニュートン万有引力法則見出したのも天文学の成果があってのことやで

2025-11-14

小学生の疑問「地球から宇宙ホースCO2排出すればよくね?」

地球温暖化問題について、小学生が抱きそうな素朴な疑問をローカルLLM(テキスト生成AI)に訊いてみた。

モデル

Qwen3-VL-8B-Thinking-UD-Q4_K_XL(GGUF)

 

プロンプト:

地球温暖化問題について、地球から大気圏外までとても長くて丈夫なホースを通して、ホースの両端にポンプを設置、地球の余分な二酸化炭素宇宙放出すれば問題解決するというアイデアがあります。莫大な資金技術があれば実現できますか?

 

回答:

 

Think

(省略)

/Think

 

地球温暖化問題解決するための「大気圏外へ二酸化炭素(CO・)を放出するホース構想」は、技術的にも経済的にも現実的でないため、実現不可能です。以下に主な理由を整理します。

 

1. 物理的な困難:ホース構造材料

 

長さと重量の問題:

地球表面から宇宙空間まで(約7,000 km)延びるホースは、自身重力によるたわみや破断リスクが致命的です。

炭素繊維など最強の材料でも、張力強度は10 GPa程度ですが、ホース自重による応力100 GPa以上に達します(計算例: 1m2断面積のホース100km長の自重で約1,000,000倍の応力)。

現実材料では、物理的に存在不可能

 

圧力対策の難しさ:

大気圧は海面で約100 kPaですが、高度100 kmでほぼ0に近い真空状態です。

ポンプを沿って連続して圧力を維持するには、エネルギー消費量が膨大(例: 1kgのCO・を宇宙まで運ぶのに約900 MJエネルギー必要)。

36億トン/年の排出削減に必要エネルギーは、世界全体の年間電力生産の40,000倍に相当(約10^21 J)。

 

2. 経済的技術的制約

 

コストの非現実性:

ホース建設費(材料費+打ち上げ費用)は100兆ドルを超えると推定されます

運行コストも年間100万倍の規模で増加し、地球GDPの数十分の一を消費します。

 

技術限界:

現在ロケット技術では「宇宙へCO・を輸送」は可能ですが、連続的な大規模排出既存システムでは実現不可。

宇宙空間での漏れ保守作業リスク無視できません。

 

3. 環境影響の逆効果

 

CO・の放出効率:

宇宙放出されたCO・は瞬時に分散し、効果的な「削減」になりません。

大気中の濃度低下には、地球を含む閉鎖系内の循環処理が必要です。

 

代替案の有効性:

既存技術炭素捕集・貯蔵(CCS) や 太陽光発電による排出削減)の方が実用的かつ経済的です。

例えば、CCSで1億トン/年の除去は現実的ですが、ホース構想では数千倍のコストがかかります

 

4. 法的・倫理的問題

 

国際法の制約:

宇宙活動に関する《宇宙条約》により、商業宇宙開発は厳しく制限されています

大気圏外へのCO・排出」は、国際的規制違反となる可能性があります

 

結論現実的解決策とは違う

 

このアイデアは「科学的発想」として興味深いですが、物理法則経済観点から完全に不可能です。

地球温暖化問題は、持続可能エネルギー転換・排出削減・森林回復などの現実的対策に焦点を当てるべきであり、理論的な「宇宙ホース」は無駄資源浪費につながります

 

実現可能性のないアイデアを推進するよりも、現実解決策を優先すべきです。

 

<リ

環境問題解決には、現実的で持続可能技術の開発が鍵です。

(例: リサイクル炭素捕集技術太陽光発電の普及促進)

まずは、現状の科学的根拠に基づく方法検討しましょう。 =リ玻=リ'ン

 

(参考文献: NASA宇宙設計データIPCC報告書材料工学の基礎資料

※この回答は、技術的・経済的制約を考慮した分析に基づいています

宇宙にCO・を排出する」は、科学的に無効方法であり、誤解を招く可能性があります。 ('=リ€゙。'<リ

゚ (⇒ 正しい解決策の探求を)

https://climate.nasa.gov/ | https://www.ipcc.ch/report/ar6/wg1/ | https://www.energy.gov/energy-sources/renewable-energy-and-clean-tech/battery-storage-technology-101-2023/

※ 本件は、科学的根拠に基づく議論のため、ファンタジー要素を排除しています。 <リ

゚('

 

補足: 実際の代替手段

 

直接空気捕集DAC): 1億トン/年の削減が可能コスト:$1,000/トン)。

太陽光発電による脱炭素化: 2050年までに世界の電力を100%再生可能エネルギーに置き換える計画あり。

森林保全復元: 炭素吸収能力が高く、経済的にも実現可能

 

技術限界を超えて問題解決する」のではなく、「現実技術を最大限活用する」ことが重要です。

(例: イギリスの"Carbon Capture and Storage"プロジェクト)

 

' 結論: ホース構想は物理学的・経済的不可能

' 実践的な対策は、現時点で科学技術が導く最適解です。

=リ。ワ 環境問題は、行動と創造性で解決する必要があります

2025-11-13

anond:20251113101511

サン太陽)」+「バルカンローマ神話の火の神)」である企画当初の名称は単に「バルカン」だったが、この名前化粧品などですでに使われていたので、商標登録するためには前か後に語を足す必要が生じ、当時のスポンサーだった後楽園スタヂアムマークから「太陽」を取り入れたという経緯がある

って調べたら書いてあったけどシリーズ3作目だしこの時点では名前法則とか気にしてないだろう

[]

僕は木曜日の朝10時に、昨日(水曜日)の出来事を記録している。

朝の儀式はいつも通り分解可能位相のように正確で、目覚めてからコーヒーを淹れるまでの操作は一切の可換性を許さない。

コーヒーを注ぐ手順は一種群作用であって、器具の順序を入れ替えると結果が異なる。ルームメイトは朝食の皿を台所に残して出かけ、隣人は玄関先でいつもの微笑を投げかけるが、僕はそこに意味を見出そうとはしない。

友人二人とは夜に議論を交わした。彼らはいつも通り凡庸経験則に頼るが、僕はそれをシグナルとノイズの分解として扱い、統計的有意な部分だけを抽出する。

昨晩の中心は超弦理論に関する、かなり極端に抽象化した議論だった。僕は議論を、漸近的自由性や陽に書かれたラグランジアンから出発する代わりに、代数的・圏論的な位相幾何学の言葉再構成した。

第一に、空間時間背景を古典的マンフォールドと見なすのではなく、∞-スタック(∞-stack)として扱い、その上の場のセクションがモノイド圏の対象として振る舞うという観点を導入した。

局所的な場作用素代数は、従来の演算子代数特にvon Neumann因子のタイプ分類)では捉えきれない高次的相互作用を持つため、因子化代数(factorization algebras)と導来代数幾何(derived algebraic geometry)の融合的言語を使って再記述する方が自然だと主張した。

これにより、弦のモードは単なる振動モードではなく、∞-圏における自然変換の族として表現され、双対性は単に物理量の再表現ではなく、ホモトピー同値(homotopical equivalence)として扱われる。

さらに踏み込んで、僕は散逸しうるエネルギー流や界面効果を射影的モチーフ(projective motives)の外延として扱う仮説を提示した。

要するに、弦空間局所構造モチーフホモトピー理論ファイバーとして復元できるかもしれない、という直感だ。

これをより形式的に述べると、弦場の状態空間はある種の導来圏(derived category)における可逆的自己同型の固定点集合と同値であり、これらの固定点は局所的な因子化ホモロジーを通じて計算可能である

ただしここから先はかなり実験的で、既知の定理保証されるものではない。

こうした再定式化は、物理予測を即座に導くものではなく、言語を変えることで見えてくる構造的制約と分類問題を明確にすることを目的としている。

議論の途中で僕は、ある種の高次圏論的〈接続〉の不変量が、宇宙論エントロピーの一側面を説明するのではないか仮定したが、それは現時点では推論の枝の一本に過ぎない。

専門用語の集合(∞-圏、導来スキーム、因子化代数、von Neumann因子、AQFT的制約など)は、表層的には難解に見えるが、それぞれは明確な計算規則と変換法則を持っている点が重要だ。

僕はこうした抽象体系を鍛えることを、理論物理学における概念的清掃と呼んでいる。

日常についても触れておく。僕の朝の配置には位相的な不変量が埋め込まれている。椅子の角度、ノートパソコンキーボード配列ティーカップの向き、すべてが同相写像の下で保存されるべき量だと僕は考える。

隣人が鍵を落としたとき、僕はそれを拾って元の位置に戻すが、それは単なる親切心ではなく、系の秩序を保つための位相補正である

服を着替える順序は群作用対応し、順序逆転は精神的な不快感を生じさせる。

ルームメイトが不可逆的な混乱を台所に残していると、僕はその破線を見つけて正規化する。

友人の一人は夜の研究会で新しいデッキ構築の確率最適化について話していたが、僕はその確率遷移行列スペクトル分解し、期待値分散を明確に分離して提示した。

僕はふだんから、あらゆる趣味活動マルコフ過程情報理論の枠組みで再解釈してしまう悪癖がある。

昨夜は対戦型カードルールインタラクションについても議論になった。

カード対戦におけるターンの構成勝利条件、行動の順序といった基礎的仕様は、公式ルールブックや包括的規則に明確に定められており、例えばあるゲームではカードやパーツの状態を示すタップアンタップなどの操作が定式化されている(公式の包括規則でこれらの操作とそれに付随するステップ定義されている)。

僕はそれらを単純な操作列としてではなく、状態遷移系として表現し、スタックや応答の仕組みは可逆操作の非可換な合成として表現することを提案した。

実際の公式文書での定義を参照すると、タップアンタップ基本的説明やターンの段階が明らかにされている。

同様に、カード型対戦の別の主要系統では、プレイヤーセットアップドロー、行動の制約、そして賞品カードノックアウトに基づく勝利条件が規定されている(公式ルールブック参照)。

僕はこれらを、戦略的決定が行なわれる「有限確率過程」として解析し、ナッシュ均衡的な構成を列挙する計算を試みた。

また、連載グラフィック作品について話題が及んだ。出版社公式リリースや週次の刊行カレンダーを見れば、新刊重要事件がどう配置されているかは明確だ。

たとえば最近の週次リリース情報には新シリーズ重要な続刊が含まれていて、それらは物語トーンやマーケティング構造を読み解く手掛かりになる。

僕は物語的変動を頻度分析し、登場人物の出現頻度や相互作用ネットワークを解析して、有意プロットポイント予測する手法を示した。

夜遅く、友人たちは僕の提案する抽象化が読む側に何も還元しない玩具言語遊びではないか嘲笑したが、僕はそれを否定した。

抽象化とは情報の粗視化ではなく、対称性と保存則を露わにするための道具だ。

実際、位相的・圏論表現は具体的計算を単に圧縮するだけでなく、異なる物理問題戦略問題の間に自然対応(functorial correspondence)を見出すための鍵を与える。

昨夜書き残したノートには、導来圏のある種の自己同型から生じる不変量を用いて、特定ゲーム的状況の最適戦略を分類するアルゴリズムスケッチが含まれている。

これを実装するにはまだ時間がかかるが、理論的な枠組みとしては整合性がある。

僕の関心は常に形式実装の橋渡しにある。日常儀式形式実験場であり、超弦理論の再定式化は理論検算台だ。

隣人の小さな挨拶も、ルームメイトの不作法も、友人たちの軽口も、すべてが情報理論的に扱える符号であり、そこからノイズを取り除く作業が僕の幸福の一部だ。

午後には彼らとまた表面的には雑談をするだろうが、心の中ではいものように位相写像圏論随伴関手の組を反芻しているに違いない。

日刊嫌儲新聞の33283266とやら…対保守速報法則を乱したりするまいね

無敵の致死病原が上等下等判断気取り噴飯おおこれが考えるとやらか?

ミラーテスト「絶好調」? 全力で ぶっこむタイプ

なおロンクハラライス認識して考えるのを…

ジャパン蔑称啼き喚きに蕩尽幾年月て

中生代のこびりつき自慢だたかも?

ジェイ表記出来てた百年前未満乙めでてぇ

啼害界隈こそが「破滅させる」しか出来てないが

ハイパーザボエラ無惨はすみとしこぶりガンギマリですって?

おのれら自身所業のケジメの微塵も果たさずで

のたうってもなあバーリトゥードでヨロシサンのェビデンスじゃあないか寧ろ

腐ってもおのれらなりの正解とやらのエビデンス語ってこそだろうに

生涯ん中で得られとるはずであろう?上等な真の武勇伝語り今でも待っている…が…

啼き喚く野球選手とやらぞへの「正しい姿勢語り」とかいかが?

2025-11-12

anond:20251112180642

上位男性>>>>>>>>>>上位女性>>>下位女性>>>>>>下位男性・極下位男性>>>極下位女性

 

これは割と自然法則レベルなのでしょうがないんよ

anond:20251112145344

読解力全一のワイがちょっと補足してあげると

この増田は頭悪くて説明も下手なんだ

法則とか言う言葉使ってるけどこの増田が言いたいのは法則なんかじゃない

334法則とか262の法則とかそういうののことを言ってない

どっちかと言うと社会実験みたいなやつのイメージ別に法則なんて名前はしてない

法則と言う表現ノイズなんだ無視してやれ

たぶん最後上司資料には法則のことが書いてある

増田頭が悪いから話は整理できないし理解曖昧なんだ

anond:20251112145344

法則というなの与太がいくつもあるとして

別にそれぞれの法則言及否定する意味で作られてる訳ではなく、単に独立した与太が矛盾を起こすというだけのこと。

そこに知識の順序性見いだすのって

自分が知った順序でしかものを測れない感じするな

会社レベルが低くてしんどい

例えば

「よく言われる〇○っていう法則ありますよね?

→でもその法則は嘘だっていう△△の法則もあるじゃないですか。

個人的にはその嘘だって言う△△の法則検証が足りてないし、やっぱり〇○の法則ってあると思うんですよね」

みたいな会話をしたときに、一番最初の「〇○の法則」をそもそも知らない、みたいなスタートラインなんだよね

「△△の法則を知らない」っていうレベルならまだ会話できるんだけど

さすがに「○○の法則を知らない」っていうレベルだと会話が成り立たないし

頑張ってその辺を説明したとしても結論としては「○○の法則はありそう」っていう結論ぐらいしか理解してもらえない

異動してきた会社がこのレベルで、上司説明資料

「実は、○○の法則というのがあります!」

みたいにデカデカ書いてあって

それを他の社員が見て「へー!そうなんですね!」みたいになってるのがすげーしんどい

2025-11-11

変態と会話した

あるセミナーで、アイスブレイクサイコロトーク

好きな楽器はなんですか?

と言う話になって、ある方。


「それはもちろんバイオリンです」

おっハイソか?

「非常に完成度の高い楽器です」

まぁそうだよな

「なにより、非常にエネルギー効率がいいからです」

ん?

「まず張力でプリストレスを与え、指で共振周波数を操ります

うん?

「次に、弓つかって自励振動を引きおこすことで、もっと効率の良い共振周波数で弦が振動することで、少ないエネルギー振動が増幅され」

お、おう

シンプル物理法則であれだけの音を出すこができる、すぐれた楽器です」

な、なるほどねー??


あとでご職業を聞いたら、自動車関係エンジニアさんだった。

なるほど。

2025-11-09

anond:20230115235927

エントロピー低下=情報生成、エネルギー消費」「エントロピー増大=情報喪失エネルギー生成」という枠組み(これは熱力学情報理論を結びつけた、生命現象理解するための一つの考え方です)を前提とした場合生命がこの系をコントロールするための良い戦略は、情報効率的な獲得・利用による、外部へのエントロピーの最大放出であると言えます

生命開放系であり、周囲の環境との間でエネルギー物質をやり取りすることで、自らの内部の低エントロピー(秩序立った状態情報)を一時的に維持しています

💡生命基本的戦略:外部へのエントロピー放出

熱力学第二法則エントロピー増大の法則)は、孤立系のエントロピーは常に増大することを示していますしかし、生命開放系として、この法則に対抗しています

1. 外部からエントロピー物質エネルギーを取り込む

生命は、太陽光植物)や、複雑で秩序立った有機物動物)といった低エントロピー(利用可能価値のあるエネルギー)なものを取り込みます

これは、ご提示の「エントロピー低下=情報生成」に相当するプロセス必要な「情報」の原材料や、そのための「エネルギー消費」の元手となります

2. 体内で「情報生成」と「エネルギー消費」を行う

取り込んだ低エントロピー資源を使って、生体高分子の合成(DNA複製、タンパク質合成など)や、細胞構造の維持・修復といった秩序立った状態(低エントロピー情報)を作り出します。

この過程で、生命エネルギーを消費し、体内のエントロピーを低下させます(ご提示の枠組み)。

特にDNAなどの情報を持つ分子を複製・維持することは、この戦略の核となります

3. 高エントロピーの熱・物質を外部に捨てる

体内で資源を利用・代謝した結果、生命は熱や単純な分解生成物(老廃物)といった高エントロピーもの無秩序で利用価値の低いもの)を周囲に排泄・放出します。

この「周囲のエントロピーを大きく増やす(捨てる)」という行為によって、生命自身は内部の低エントロピー状態を維持し続けることができます

🔑良い戦略を支える具体的な行動

生命が長く存続し、進化していくための「良い戦略」は、「情報の獲得」と「効率的情報利用」に集約されます

1. 情報効率的利用と維持

動的平衡の維持: 体内の物質を常に作り変え(分解と合成)、故障した部分を迅速に修復・交換します。これは、エントロピー増大の法則がもたらす「秩序の崩壊情報喪失)」に先回りして対処する自転車操業のようなものです。

情報DNA)の複製と継承: 完全にエントロピーの増大に抗うことはできないため、「自己複製」によって、低エントロピーな「情報」を次の世代へと継承します。

2. 環境からの「情報」の獲得

センサーフィードバック: 光、化学物質、熱などの環境情報を正確に取得し、それに基づいて代謝活動や行動を調整する「情報処理能力」を進化させます。これにより、最小限のエネルギー消費で最大の秩序維持効果エントロピー低下)を得られます

適応進化DNAという「情報」をベースに、環境の変化に応じて形質を変える「適応」と「進化」を行うことで、系(生命体+環境)の中での生存確率を高めます

 

まり生命は「局所的なエントロピーの低下(秩序の形成情報生成)」を、「系全体のより大きなエントロピーの増大(熱・老廃物の放出)」という形でコストとして支払い続けることで、生存を維持しているのです。

2025-11-08

量子力学の測定問題とは、ざっくり言えばなぜ波動関数が結果を持つのかという問いだ。

数学的には、量子系はヒルベルト空間というベクトル空間の中の状態として記述され、時間の進行はユニタリという厳密に可逆な変換によって動く。

この法則の中では、確率的な飛びや選択は一切起きない。

ところが、実際に観測をすると、必ずひとつの結果、例えば粒子がここにあった、という確定した現実が現れる。この確定が、理論形式からは出てこない。これが測定問題の核心である

量子状態は、通常、いくつもの可能性が重ね合わさった形で存在している。

観測装置接触させると、系と装置相互作用して一体化し、双方の状態が絡み合う。

結果として、宇宙全体の視点では、系と装置ひとつの巨大な純粋状態として存在し続ける。

しかし、観測者が見る局所的な部分だけを取り出すと、それは確率的に混ざり合った混合状態として見える。

まり観測者にとっては、ある結果が確率的に現れたように見える。

だが、ここに重要区別がある。この見かけの混合は、真に確率的な混合ではない。

宇宙全体では、全ての可能性がまだ共存しており、単に観測者がその一部しか見られないというだけの話である

から確率的にどれかが起きるという現象を、ユニタリ時間発展からは厳密には導けない。数学的には、全体は今も完全に決定的で、崩壊も起きていない。

ではなぜ、我々は確定的な結果を経験するのか。

現実観測では、周囲の環境との相互作用によって、異なる可能性の間の干渉がほぼ完全に消えてしまう。

この過程デコヒーレンスという。デコヒーレンスは、我々が古典的世界を見ているように錯覚する理由説明してくれるが、それでも実際にどの結果が選ばれるのかという一点については何も言っていない。

数学的には、干渉が消えたあとも、依然としてすべての可能性は存在している。

この状況を抽象代数言葉で表すと、量子の全体構造の中からどの部分を古典的とみなすかを選ぶことが、そもそも一意に定まらない、という問題に突き当たる。

まり、何を観測対象とし、何を環境とみなすかは、理論の外から与えなければならない。数学構造のものは、観測という行為自動的には定義してくれない。

さらに、確率とは何かという問題がある。量子力学では確率波動関数の振幅の二乗として与えられるが、なぜそうなのかは理論の内部から説明できない。このルールを外部から公理として置いているだけである

確率起源論理的説明しようとする試みは多数ある。対称性から導くもの意思決定理論から導くもの、あるいは典型性の議論を用いるものなど。だが、それらはどれも追加の仮定必要とする。

開放系理論リンブラッド方程式など)は、系が環境と関わることで混ざり合い、最終的に安定した状態に向かう過程記述できる。

しかし、これは統計的な平均の話であって、単発の観測でどの結果が現れるかを決定するものではない。数学的な形式は、あくま確率分布を与えるだけで、確定事象を選ぶメカニズムは含まれていない。

多世界解釈は、この問題をすべての結果が実際に起きていると解釈する。つまり、我々が経験するのはその分岐の一つにすぎず、波動関数全体は依然として一つの決定論的な構造として存在している、とする立場だ。

ボーム理論では、波動関数が粒子の軌道を導く実体的な場として扱われ、結果の確定は初期条件によって決まる。

崩壊理論では、波動関数物理的なランダム崩壊を導入して、観測に伴う確定を確率的に再現する。

しかし、いずれも新たな公理パラメータを導入しており、なぜそうなるかを完全に説明したわけではない。

したがって、測定問題本質は三つにまとめられる。

第一に、量子の基本法則は常に可逆的で、確率的な選択を含まない。

第二に、観測によって現れる確率的混合は、単に部分的しか見えないことによる見かけの効果であり、真のランダムな決定ではない。

第三に、確率法則のもの、なぜ振幅の二乗なのかは理論の内部からは出てこず、別途の公理哲学的前提を必要とする。

まり、量子測定問題とは、単に波動関数がなぜ崩壊するのかという素朴な疑問ではなく、物理理論がどこまで現実出来事自力で生成できるかという根本的な問いなのだ

数学は、全ての可能性を厳密に記述することはできる。

しかし、どの可能性が実際に起こったと言えるのか。その一点だけは、いまだに数学の外に、あるいは意識観測という行為の奥に、置かれたままである

経済学学問ではない」というのは自分の学の無さを宣伝する行為なんだけどな

 

経済学人間社会の中での資源配分や行動を、理論データに基づいて体系的に分析する社会科学で、自然科学のように実験室で再現はできないけど、仮説を立て、データを用いて検証する科学手法を取るわけだし

物理学が「摩擦のない世界」で法則を考えるように、経済学も「合理的人間」という前提でモデルを作って、そこから現実とのズレを検証して修正する

実験が難しい分、統計分析シミュレーションを使って再現性を確保している

 

そういう構造や知見の積み重ねを全部無視して「経済学学問ではない」と言い切るのは、専門性の軽視であり学問の軽視だわな

2025-11-06

anond:20251106110326

こういうのは出来る、出来ないって言葉曖昧さに依存してるだけやで。

なんか上層部の好みで「出来ない」のか

予算の制約なのか

物理法則関係なのかで全然妥当性は変わる

2025-11-02

私を救ったのは、誰も理解しない『ホモロジー』だった

全ては「次元の多さ」から始まった

私は、昔から宇宙の真理とかに中二病的に憧れるタイプオタクだった。当然、物理学の究極の理論である超弦理論」に手を出したわけだ。

しかし、すぐに気づいた。これは物理学のフリをした、超絶ハードコア数学だということに。

超弦理論が語る世界10次元とか11次元とか言われる。我々が知る3次元空間(+時間)以外に、極小に丸まった余剰次元存在するらしい。この「余剰次元の形」が、この世界物理法則電子質量とか、力の種類とか)を決めている、と。

「その丸まった形って、一体どんな形なんだ?」

この素朴な疑問に答えるために、私は抽象数学の沼に両足から突っ込むことになった。

世界を決定する「ありえない空間の形」

この余剰次元候補の一つに、有名な「カラビ・ヤウ多様体」がある。 こんな、SF映画に出てきそうな、美しくて複雑怪奇な図形が、実は電子の動きを決めているというのだ。

この「形」を数学的に扱うには、通常の微積分なんて全然役に立たない。必要になるのは、

* 多様体論: 空間自体を「なめらかさ」で定義する数学

* 代数幾何学: 複雑な図形を方程式の解として扱う数学

* そして、位相幾何学トポロジー)。

トポロジーは、空間を伸び縮みさせても変わらない性質(穴の数とか)で分類する。「コーヒーカップドーナツは同じ形!」という、あの有名な学問だ。

超弦理論では、この余剰次元の「穴の数」や「ねじれ具合」といったトポロジー的な性質が、物理学重要な定数に対応することがわかっている。

純粋な「形」が、現実世界の「法則」を決めている。これ以上の恐怖と感動があるだろうか。

ホモロジーという「無意味な美」

私が最も戦慄したのは、このトポロジーで使われる概念の一つ、「ホモロジー群 (Homology Group)」だ。

これは簡単に言えば、空間の「n次元の穴」を数えるための、めちゃくちゃ抽象的な代数的な道具だ。

例えば、ドーナツには「ぐるっと一周する穴」が一つある。ホモロジー群は、この穴を代数的に(群という構造を使って)記述してしまう。

この概念は、元々、誰がどう考えても「何の役にも立たない」純粋な遊びとして生まれた。ひたすら抽象的で、自己目的的な美しさしか持っていなかった。

しかし、超弦理論研究者は気づいた。

「このホモロジー群こそが、余剰次元空間存在する『ひも』の巻き付き方を完全に記述している…!」

純粋数学創作物が、数十年後、この宇宙の最も深い設計図キーコードとして機能している。

これを目の当たりにしたとき、背筋が凍ったね。

結論世界数学の「後書き」ではないのか

抽象数学は、人間世界記述するために作り出した「道具」ではない。

そうではなく、抽象数学こそが、この世界が構築される「ルールブック」であり「設計図」だったのではないか

そして、我々人類は、その設計図を、何の目的もない純粋思考実験数学)を通して、たまたま発見してしまっただけなのではないか

超弦理論の沼にハマって得たのは、物理的な知見ではない。「この世界は、あまりにも美しく、冷徹数学必然性によって成り立っている」という、人生観を揺るがす確信だった。

最後に一つ。

ホモロジー」、ちょっとググってみてくれ。理解できなくて全然いい。その概念が持つ、純粋絶対的な美しさに、少しでも触れてみよう。そうすれば、世界が少しだけ違って見えるはずだ。

anond:20251102075909

勘違いされがちだけど

清潔感がある、さわやかさがある、みたいなのって足切り・消去法の基準であってモテるかどうかとは別だと思うんだよね

婚活ときにはそれが生きてくるんだけど、モテは全く別の軸が存在していると思う(しかしこっちは語られない)

 

個人的にはとにかく人数こなした方が良いと思う

遊ぶレベルのことを数十人数やっていけば法則が見えてくる

むずいけど

2025-11-01

[]11月1日

ご飯

朝:納豆たまごかけご飯。昼:柿の種チョコボールアイス。夜:カレーバナナヤクルト。間食:お団子。

調子

むきゅーはややー。お仕事おやすみ

……だが、少し書かないていけない書類があり書いてた。

マジで5分あれば書けるのだが休日に書かされるストレスで5時間かかった。

辛い。

グランブルーファンタジー

月末の箱開け20おしまい

あと天井する気もないのにメーテラ欲しくなり回したらめちゃくちゃ浅いところに居て歓喜

うれしー

プリンセスコネクト

その代わりアラクネは天井でした。

フェス限は引くの法則から仕方ないね

ウマ娘

温泉シナリオ女将さんのサポカ無凸で良いのが楽しいね。

久々にチムレのメンツちゃん更新しようかな。

○旧シャドウバース

TSローテが旧モノがいる環境じゃん。

旧モノ大好きなんだよね、ファーストワンアンロック気持ちよさがシャドバにハマった入り口なので久々に遊ぼうかな。(普段アンリミしてる)

シャドウバースWB

環境、殴り合いの人が多くて楽しいね。

フェイスドラゴン結構やるらしいけど、流石に資産が心許なくなってきた。

課金ちゃうか悩み。

2025-10-31

anond:20251031054948

この主張は「例外を設定することが理論妄想化させる」と言っていますが、特にタルムード思考観点から見ると、まったく異なる理解の体系が存在します。

ユダヤ教おいて、「例外」や「条件分岐」は論理破綻ではなく、むしろ真理をより正確に掘り下げるための手段とされます

タルムードはその典型で、単純な法則提示した後に、無数の「例外」や「場合分け」が登場します。たとえば:

シャバットに火をともすことは禁じられている」

— では、もし病人を助けるためなら?

— では、命に関わらないが苦痛を和らげるためなら?

— では、機械自動で火をともす場合は?

このように、例外を探ること自体トーラーを「生きた法」とする営みなのです。

神は人間に理性を与え、「境界線思索」を求めたとされます創世記 2:19)。例外検討することは、神の創造多様性に応答する行為です。

タルムード議論はしばしば結論が出ません。

なぜなら、ユダヤ思考では、「例外」は理論を壊すものではなく、現実の複雑さを正直に反映させるための器だからです。

例:「人は自由意志を持つ」と「すべては神の計画である」は矛盾して見えますしかし、ラビたちはこの二つを「両立させよう」とします。

神の完全な知と人間部分的自由、その間にこそ真理の緊張があるのです。

あなた提示した主張では、「例外」は理論を守るための防衛反応とされますが、ユダヤ教ではむしろ逆です。

例外を問うことは、理論現実に照らして再検証する道徳的責任です。

律法を学ぶ者は、ただ行うために学ぶ」(アボット 4:5)

まり理論(法)は現実に生きる人を導くものであり、もし法が現実を傷つけるならば、例外を探すことが義務です。

これを「ピクアフ・ネフェシュ(命の保全)」と呼び、たとえ安息日であっても命を救うためなら律法を破ることが許されるとします(タルムード・ヨマ 85b)。

例外を設ける」ことは、理論の腐敗ではなく、真理を現実に根づかせる努力です。

しろ例外を認めない」理論こそが、生命倫理から遊離した「妄想」に陥ります

律法は命のために与えられた。死をもたらすためではない」(エズキエル 20:11 に基づくラビ解釈

anond:20251029191331

自分は逆に最近AIに助けられた。

とあるメーカー営業職なんだが、ウチの会社でよくやりがちなとある見積もり作業で「要領掴めばそこまで難しくはないけど単純に都度確認作業の発生はどうしても避けられない」ってプロセスがあってさ。

その都度確認作業の部分で必要情報だけ最低限打ち込めば適切な選択肢勝手に表示されるってツールExcelとかで作れないかなってふと思った。

けどそれって、ただ単にExcel上に一定法則のIF関数並べて「これの時はこの数値を出す」ってやってはい終わりって単純な物が作れない構造になってる。

から枠組みというか骨組みというか、Excelシート全体の基礎部分は自分で工夫してこういうものにするって考えなきゃいけない。

俺は奇跡的にそこの枠組み部分は思いついたんだけど、恥ずかしながらExcel関数知識がてんで無い。

そこでGeminiに「このセルに入れる関数を作って欲しい。数値がこれからこれの間の場合はこの表示をするものを…」みたいな指示を延々送り続けてそのツール作成をめちゃくちゃ助けてもらい、最終的に社内にそれを配布できた。

なんていうか今の時代って「中身の構造的な部分で最適解を導き出すことに長けた有能」はAI仕事を奪われかねない反面、自分みたいな「基本的無能だけどたまにアイディアの骨組みだけはふと思いつく」みたいな思い付き野郎はむしろAIに助けてもらいやす時代なのかなって思った。

2025-10-30

記憶力のある程度の低さが抽象思考に役立つの

記憶力の高いサヴァンは、単に個別事象をすべて暗記することで色々なことに対応する

だが、記憶力が低い人は、物事共通するパターンを見つけなければ対応できないのではないか

もちろん、ここにはグラデーションがある

サヴァン入力情報を一対一で保存するが、抽象思考者は入力情報構造化し、数式や概念という圧縮形式に変換する

前者はデータベース後者理論である

東大教育が生み出すのは高精度なデータベース人間であり、アインシュタイン的知性は高次の圧縮アルゴリズムを備えた理論生成装置である

試験で測られる賢さは、あくまで既知情報再生能力に過ぎず、未知の問題への耐性を測るものではない

記憶多寡は知の方向性を決める。記憶に頼る者は世界例外の集合として見るが、記憶に頼れぬ者は法則の体系として世界を捉えるしかない

前者は百科事典をつくり、後者物理学をつくる

記憶限界からこそ、抽象思考という進化が生まれるのである

2025-10-28

いくらSNS用途チェス的に先読みしても「このゲームに参加しない」が最適になってしま

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