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はてなキーワード: ミッドナイトとは

2025-09-13

anond:20250913154323

懐かしい!大学生の頃レンタルで見たな。

サンセットまではみたけど、ミッドナイトもあったのか

サンライズの時の、夜のしっぽりした街の雰囲気が好きだった。

ビフォアサンライズ

ビフォアサンセット

ビフォアミッドナイト

三部作が好きで、

次も楽しみにしてたんだけど、

どうやら続編はないみたい。

かにみんないい年齢になったしなと見直そうかと思ったら、ミッドナイトだけどこにも配信されてない。

イーサン・ホークジュリー・デルピーの組み合わせ好きだなぁ。

2025-09-07

今夜もしあわせなオナニーをした

のしあわせミッドナイト

おやすみなさいみんな

2025-08-27

昔読んだ漫画タイトルがわからない

戦争か終末の感じで辺りの家が無くなっていて、多分子どもが自分の家のあった場所に着いたとき冷蔵庫が残っていてその中に親だったからのメッセージ(と食料)が入っていたという内容。

読んだのは多分40年ぐらい前でなぜか今も断片的に覚えているんだけど詳細がわからない。

多分短編で絵柄ははっきり覚えていないが横から視点で描かれていたような気がする。

みたいな内容でChatGPTに投げて聞いてみた結果

有力な候補

手塚治虫短編SF

 「タイムマシンの作り方」「ミッドナイト」「火の鳥 未来編」などの中に、戦争の子どもと親の残した痕跡という場面が散見されます手塚冷蔵庫や残骸を象徴的に使うことがあり、絵柄も緻密ではなく分かりやすい線。

藤子・F・不二雄 SF短編

 『SF短編 <異色作>』シリーズの中には、戦争後や廃墟舞台にしたものがあり、子どもが親の残したメッセージを読むエピソード存在します。藤子Fはよく横から見た構図を使うので、記憶に合うかもしれません。

楳図かずお諸星大二郎短編

 この二人も70〜80年代に終末短編を描いていますが、冷蔵庫に親のメッセージというのは少し異色。

回答を見て検索してみるとここで少し絵柄を思い出してきて、多分手塚治虫か藤子・F・不二雄っぽい気がするんだけど結局絞れず。

誰かこの内容だけでこれだって分かる人いますか?作品集を当たるしか無いんだろうか。

2025-08-18

サマソニに行ってみて

正確には、ソニックマニアサマーソニック東京ミッドナイトは不参加

音楽耳栓が普及していない

結構みんな偉いなあというか耳という消耗品を大切にしないなあという印象

特にベビーカーで来てる子らにイヤーマフつけてあげないとか逆◯じゃねって思った

海外から来てる人はちゃん赤ちゃんイヤーマフつけてあげててしっかりしてるなあという印象

耳栓っていうから敬遠されがちなのかなと思ったけど

要らないノイズカットするのとと長時間の音疲労から耳を守るのを考えたらコラボ商品だしてもいいと思うよ

サマソニロゴつけたCRESCENDO Music 20とか4000円でも売れそうだけど

今回はコラボイヤーマフは出てたな そういえば


私は今回もLoopExperience 2 Plus+Loop Linkで快適に過ごせたが

この製品はイヤーピース自分に合うやつをあわせないと効果が薄いので

CRESCENDO MusicかEarPeace Musicあたりが無難かな

# 単純に会場内のセッティングあんまり良くない(楽器メインになりがち)なので

# ボイスを聞きたい場合必須だと思ってる

長袖でも過ごせる

コンプレッションな冷感Tシャツタイツで行ってみたが意外と過ごせるもんだと思った

サマソニ2日に直射日光が強いマリンスタジアムマリーン会場にずっと居たが普通に過ごせた

30度超え始めたら日光は悪だなと改めて認識した

アミアミシャツ快適

ミレーアミアミ(ドライナミック メッシュ)のパクリイオンドライメッシュスリーブレスも使ったが

これライブTの下に着るの必須じゃねと思った 特に汗をめっちゃかいて帰り大変な人

ノースリーブと半袖、両方着たが半袖のほうがおすすめ

グンゼ Tシャツ専用インナーとかもあるがイオンのほうが安いし買い足そうと思った

モッシュ先導者の存在

私がフェスが嫌いになる要因の一つだと思ってるモッシュ

久々にサマソニヘビーメタルみたらモッシュが入るタイミング

起こす場所に色々準備してきてサークルモッシュが始まったりして

良いのか悪いのかどうなんだろうと思ってしまった

でもそういう人が居ないとプロディジーバイキングモッシュとか

発生しなかっただろうし難しい所

安定したモッシュするために発生した文化なのかなと

好感的に思えば良いか

昔はまじで殴り合いになったし

ベビーパウダー最高

足汗対策ベビーパウダーをまんべんなく塗って靴下を穿いたが

やっぱり朝から夜まで過ごすとなるとこれだけで結構変わってくる

まあ、足汗がひどい人は意味ないみたいだけど

あと防臭はほぼ無いのと足のサラサラちょっとだけ長引かせたぐらいにしか効かないので

過度な期待はしないように

昔居た所だとそこにワセリン塗るとかあるが

可能であれば靴下変えて足にベビーパウダーまぶしたほうが早いしね

2025-06-22

ジークアクスbeginning再上映を見てきた感想

何で今これやったんだろう?

内容はやはり前と同じ。当たり前か。

流石に10回見たから知ってるし、流石に途中ウトウトしてしまった。今となっては、ジークアクス放送版1,2,3,8話で見れる内容なわけだし。

しかしたら、「宇宙世紀0079──」を最終回にでもやるつもりなのかな?でももう終わってるよな。じゃあ今度はシュウジとマチュが幼なじみになって、シュウジガンダム乗る世界に切り替わるのかな。

それともおさらいしとけってことなのかな?

今んところ解決してない問題

 

感想

 

逆襲のシャア見ようとか思ってたけど、どうも11話まで振り返りした方が良さそうだぞ

2025-05-26

ミッドナイト屋台BLドラマですよね?

BL作品BL作品宣言してから世に放つべきだという考えはどこからはじまっているのだろうか。

でもまあ、男女の恋愛作品だって基本的には恋愛ものです、と宣言して世に放つから同じことか。

ただ現実的に、BLBLとはじめから宣言することで「ゾーニング」して欲しいって声は結構見かける。

でも冷静に、同性愛表象を「ゾーニング対象です」って言われちゃったら、差別をやめろと思う。

BLを愛好すること自体も、ゾーニングするようなものではない。

ただ、BLを愛好する〇〇事務所の〇〇担です、というと、実態はどうであれゾーニングすべき事象への接続を免れないので、やっぱり影でひっそり生きている。

で、ミッドナイト屋台は直球に、普通のこととして、翔太と輝元の間にある愛を主題にしたドラマであることに疑う余地がないと思うんだけど、

それをあえてそうとは言わない姿勢に、言わないか恋愛じゃないって決めつけも違うじゃん、と思う。この話は翔太が女性だったら、あえて「友情」を強調しなければならなかったかもしれないし、どちらも男性である今と同様になにもあえては言わなかったかもしれない。

なんでもかんでも恋愛ってことにされる世の中に生きづらさを感じる人もいるだろうし、同性同士だからって男女だったら恋愛接続されがちな客観的関係性を恋愛じゃないって決めつけられる世の中に生きづらさを感じる人もいるだろうし、

からBLならBLって言ってほしいっていうのもなんか違うよねとは思いつつ

クッッッッソ萌える~~~~~~~助けてくれ~~~~~~~~~なんだこのドラマ~~~~~~~~全人類見ろ~~~~~~~~~~~~~~

2025-04-29

anond:20250429220148

ペットショップで働いている大学を出たてのミスヨウコ売れ残っていくブルドッグにいつしか自分オーバーラップなにか変だと気づいたミッドナイト

売り飛ばされるあいもあれば拾われてく愛もまたある愛着なんてわきやしない誰かのペットになる気もないこのままじゃあまりにも寂しい

おおお

ほえつづけて見たけれどだれも気づいてはくれやしない跳ね返るエコーしか聞こえない。

どんうおりーべいびー今日も。あしたも。タフに。ブルドックブルドッグ優しくほえろ。

2025-04-16

午後の紅茶バリエーションを増やしたい

・午前の紅茶

・真昼の紅茶

夕方紅茶

・夜の紅茶

・月夜の紅茶

ミッドナイト紅茶

・深夜の紅茶

夜明けの紅茶

・早朝の紅茶

anond:20250416173339

クラプトンライブは行ったことないけどこれだけで十分じゃないか

あとはこれくらい?

アイ・ショット・ザ・シェリフ

アフター・ミッドナイト

コカイン

2025-03-09

anond:20250308103929

ブコメでこの増田BL好きというよりキャラ萌え属性言われてるな。だとしたら敢えてスト重系縛りでおすすめしなくてもよいのだろうか。ちなみにBL作品でもやたら二次創作の多いのは以下の2作品である。(※国産BLのみ。海外BLは作者と読者の距離が遠いからか、作品が有名であれば二次創作が多く作られるのは当たり前なのである




『囀る鳥ははばたかない』(ヨネダコウ)

『百と卍』(紗久楽さわ)


漫画技量が傑出しており漫画としてもシンプル面白いとも言えつつ、登場人物たちがキャラ立ちしているのでBL外商漫画登場人物を愛でるノリでキャラ萌え出来る作品なのである。ただ、前者はノワール系なのでいいとして後者ラブコメなので少年漫画好きにウケるかは疑問。


ストーリー犠牲にしてもよくキャラ萌えに振っていいなら個人的にはこれがおすすめだなってやつたち。

ミッドナイトレイン』(CTK)

ストーリーはまじでどうでもいい話なのだキャラの魅力一本のみで成り立っているある意味すごいBL漫画。頭使わず読めるぞ☆


シャングリラの鳥』(座裏屋蘭丸

南の島のゲイ向けの娼館舞台とするロマンスで、微妙サスペンス要素が混じっている。謎がいい感じに深まったタイミング休載してしまった。

舞台舞台なだけに画面がとても華やかである

作者は攻めをどの作品も似たようなキャラに描きがちな人なのだが、本作品では今までにない朴訥で誠実な人柄でありつつ並々ならぬ情熱と執着の持ち主として描いている(まあ執着攻め自体は作者の十八番なんだけど)。という攻めにつられる様にか受けも個性的人物として仕上がっている。


秋山くん』(のばらあいこ

凡人オブ凡人な弱々高校1年生が、一つ年上のヤンキーグループの中心人物である秋山くんに惚れてしまうも、秋山くん一味に拉致られ酷い目に遭わされるという衝撃のオープニングから始まるラブコメ

フェティッシュな魅力のある秋山くんを、後にじわじわとその異常性が明らかとなる主人公の柴くんが圧倒していく様が面白い、(とか書くとサイコホラーみたいだが)どこまでもふわふわとした少女漫画チックなラブストーリーである

倫理上の観点からはてなーには1話切りされそうな内容ではある。


スリピングデッド』(朝田ねむい)

大体ストーリーのみに注力するかキャラに全振りするか己の欲望に忠実にフェチを極めるかという三つの極振りのどれかをやっている作者には珍しく、上記の三つの要素をバランスよく表現された作品

主人公1話でいきなり殺害され人外として生き返った背景に何があったのか? という謎めいたサスペンスでありつつ極上のBLラブロマンスでもある。

ハゲヒゲメガネ三拍子揃ったサイコパスという負の要素しかないキャラクターを「世界一かわいい受け」として描写しきる手腕が素晴らしい。


『辺獄のカレンデュラ』(ハジ)

少年漫画好きな人にはもっともウケそうな作風少年漫画風といってもGファンタジー系で、今風ではなく00年代風のちょっと懐かしい感じ。厨二病罹患者の好む要素全部載せである

作者が重度の設定厨であり、ハジワールドとも呼べる広大な世界観のなかでそれぞれの作品がゆるく繋がっており、本作品登場人物の親戚が別の作品に登場していたりする。

そのせいかなんなのか、キャラ世界観を描いて何かしら事件が起き一悶着あって解決したらいきなりストーリーが終わってしまいがち。だが本作品比較物語がいい感じの尺に纏まって終わった。

作品よりも更にキャラ萌えを重視するなら『坊主蜘蛛』や『Badass』がよりおすすめかな。

2025-03-07

[]神社のシーンのがVTuberの歌なのかと思ってた

興味なかったんで今日まで知らなかったんだけど、例のぶいちゅーばーが歌ってる曲

クランバトル中の歌だった様子

https://youtu.be/vv7mq4dGm4o?si=Nbey4j7vl5Oc4fC4

 

俺はてっきりあの屋上社のシーンで流れる雰囲気に似合わないごり押しポップな曲かと思ってたわ。

まあ、これに比べりゃ目立たないからマシかなぁ。

っていうか、米津といい、ミッドナイトリフレクションといい、えらいごり押し感あるよな。作中音でけーし。

なんでこんな無理やり差し込みました感出してんのかな。

これなら「もうどうなってもいい」の方が、ラストの鍾離演出と相まってマッチしてる感がある。

2024-07-04

食べ物が出てくる曲

なんとなくYoutube食べ物が出てくる曲のプレイリストを作っている。

★★★★★★★★

くるり - 琥珀色の街、上海蟹の朝

veno - ミッドナイト魯肉飯

xiangyu - ミラノサンドA

PUFFY 『渚にまつわるエトセトラ

ORANGE RANGE - SUSHI食べたい feat.ソイソース

打首獄門同好会 ファミチキ

chelmico Sokenbicha No Rap

Yukopi - ナン食べたい (feat.歌愛ユキ)

吾妻光良 & The Swinging Boppers やっぱり肉を喰おう

★★★★★★★★

仕事BGMとして昼頃に聴いていたいのだけど、食べ物がある日常風景を切り取ったような曲が理想で、具体的な商品名が出てくるとより輪郭シャープいなっていい。

シャ乱Qラーメン大好き小池さんの唄ちょっと微妙

というとYukopiのナン食べたいはどうなんだと言う感じだが、ショートボカロ曲現代音楽の立派な一大ジャンルであると思ってリストに加えた。

くるりのばらの花をリストしてた人がいて「あの曲食べ物あったっけ?」って思ったら冒頭に「気の抜けたジンジャーエール」が出てきて「なるほど!」と思ったけど、ちょっと存在感が薄い。

米津玄師のLemonは審議。明らかにレモンが登場するが、感情が重い。

YUICHE.R.RYかわいい曲で好きだけど、食べ物さくらんぼではない。惜しい。

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レギュラーメニューを張れるフードソングを探している。

2024-06-20

filmarksが600本ほどになってきたんで死ぬまでに観たい映画1001本を見てみたら、92本分しか観てなかった

基本的に有名所ばっかり攻めてたつもりなのに

でも載ってたやつでも面白いやつばっかりじゃなかったし、あんまりアテにならんなと思った

ブルースブラザーズもリトルショップオブホラーズもミッドナイトインパリもランボー最強のふたりナイトメアビフォアクリスマスバグダッドカフェリトルダンサーブラッククランマンビッグフィッシュアメリカンサイコも載ってねえしよ

2024-06-17

久々にミッドナイトインパリ観たけど、やっぱ同じようなテーマのオトナ帝国よりも好きだなって思った。

共に懐古厨テーマではあるんだけど、オトナ帝国の方は未来には志向しつつその原動力を割と保守的社会規範美徳に置いてる気がする。

大人としての責任」とか、子供が入り込めない懐古に逃げ込んでないで一緒に家族の絆を育んでいきましょうよ、とか。

舞台装置としての)社会文化的な懐古と内面の懐古を混ぜつつ、その殻からの打破を子供をダシにしつつ描いてる。

そこはクレしん映画のものがまあそういうもんというか、それが良さというか持ち味なんだと思う。おれはあまり好きではありません。チャコもいなければ計画性も実行力もなく、野原家と会う事もないケンなので。

ミッドナイトインパリの方はと言えば、懐古厨の夢が叶い古き良き時代満喫して、さらには気の合うガールフレンドも出来たと思ってたけど、彼女もまた更なる過去に憧れていたっていう。

自分が思い焦がれた過去だって、その時代の人にとっては退屈な現代かもしれない。そして現代だって未来の人にとっては素敵な過去かもしれない。

普遍的な満たされなさがあって、それを追っかけ続ける虚しさもままならねえなあ。今を生きていくしかねえかなあ。っていう。

懐古というテーマに対して純度が高いアンサーのような気がする。

2024-05-12

anond:20240512200453

ニンテンドースイッチゲームまた50本遊んで感想書いたのでまとめ(部門別ランキング)

●好きなボーカルベスト3

Golden Mission

金色ラブリッチェのOP

明日宇宙飛行士になって大気圏外で愛を語ろうか」の歌詞主人公が夢を持って職業を選ぶことがルート分岐重要な点になるストーリーと密接に関係しているのが大好き。

ファンディスクオーラス流れるのも感動的で大好きな曲。

旅路の果て

アカイイトED

「長い道のり超えてたどり着いた私たちの“先達”」

伝奇ものストーリーを踏まえたいい歌詞がすぎる。

どのルートでもしっくり来るが個人的にはサクヤルートを踏まえて聞くのが好き。

アカイイトは泡沫のボーカル版もいいんだけど、これはゲーム内には未収録なので選外。

・星の瞬くこんな夜に

魔法使いの夜ED

星が瞬くこんな夜にひとりぼっちが二人」

魔法使いの夜を端的に表したいい歌詞

この続きを読みたいなあ。


●好きな男性キャラベスト3

根津御影

AMBITIOUS MISSION主人公

ハートとため息を盗む怪盗ミスアルテに一目惚れ、もといハートを盗まれから自分も同じ信条を掲げて怪盗を始める導入から、かなり色々なエピソードがありこの信条の重さがどれほどの物かを理解するシーンは胸が激って熱くなった。

女性キャラだけでなく男性キャラからも惚れられる展開もあり、その際に割と躊躇せず行くのも貪欲で大好き。

タイ

LOOPERS -ルーパーズ-の主人公

宝探しゲームが大好きで、彼が考えるアクティティ楽しいことが、周りの人間をどんどん引っ張って行くのが前向きで凄くいい奴。

このシナリオライターさんの主人公はみんな同じキャラ批判されるのを見たことがあるが、その点をうまく脱臭してシナリオに落とし込めていると僕は思う

・静希草十郎

魔法使いの夜主人公

電話すらない田舎から引っ越してきた純朴な青年で、慣れない街に四苦八苦しながら一生懸命生活をする様が格好いい。

疑わないぐらい当たり前のことが当たり前じゃないことを気づかせてくれる彼の独白は非常に興味深く、それが魔法と同じぐらい特別で異質に見えるその境遇が重たいし考えさせられる深さがあった。


●好きな女性キャラベスト3

・怪盗ミスアルテ

AMBITIOUS MISSIONヒロインで、ハートとため息を盗む怪盗。

作品の大きなテーマであるハートとため息を盗むを実現し続ける様は、カッコよすぎて開幕から一気に引き込まれた。

そんな格好いいキャラが中心だからこそ、最終盤で彼女ハートとため息を盗むように盤面をひっくり返すあのシーンは堪らなく燃える最高のシーンだった。

スバル

Dear My Abyss主人公

マイナス思考で陰気で自分勝手な、世間一般価値観ではよくないとされるキャラで、作中の言動も度が超えてる程に度し難いシーンが多い。

しかしその自分勝手さもここまで一貫すれば見事と言うしかなく、彼女の働かず誰とも交流せず美味しいフルーツ牛乳だけを飲み食いし自然を愛で続けたいという欲望を、ガチドン引きするぐらい繰り返すくだりは圧巻だった。

・小熊真央

FatalTwelveに登場する主人公ヒロインの友人キャラ

デスゲーム参加者じゃないのに参加者よりも忙しそうに活動し続け、ヒロインメンタルケアし、主人公に察することを教えと、縦横無尽活躍する名脇役

恋のキューピットと言えば聞こえはいいが、主人公ヒロインの二人のために献身的が過ぎるので、彼女彼女自身幸せを見つける追加ファンディスクなども遊んでみたい。


⚫︎エッチキャラベスト3

・葛

アカイイトの年下ヒロイン

小学生ながら廃屋一人暮らしをしているため、夏の蒸し暑い時期なのにお風呂に入っていない。

しかも、彼女攻略ルートに入ると主人公もお風呂に入れないため、蒸れが蒸れ蒸れになるのはエッチがすぎる。

笹川こずえ

ナイトハイクメインヒロイン主人公

アウトドアが大好きなため、汗臭いのは当たり前と割り切っており、キャンプ場でシャワー浴びたいとゴネる友人を冷たい目で見るシーンがたまらない。

その証拠に、シャワーを浴びるルートに入るとスリラーサスペンスな展開が始まるが、シャワー浴びずにいると男性と急接近し恋愛ルートに入るため、恋愛においてもお風呂は入らない方が良いことが示唆されている。

・保村

Night of the Crabz ~カニの頭に気をつけろ~のヒロイン

常にふざけており下品なことも平然というキャラクタだが、温泉旅館に泊まりに行くのに変えの下着を持ってこず同じものを履き回すというエッチな技を披露する。

風呂に入ってがっかりさせた後、下着の履き回しで興奮させる高等テクニック感謝


⚫︎結婚したいキャラベスト3

小林つばめ

AMBITIOUS MISSIONの友人キャラ

男子学生なのだけどとある事情からプライベートでは無理矢理メイド服を着せられている不憫キャラ

かなり流されるタイプで押せば普通にエッチなことできちゃいそうな様が可愛かった。

レイ

災難探偵サイガ~名状できない怪事件~のワトソン役を務める助手キャラ

性別不明なため男女どちらかは作品内で明記されておらず、ビジュアルもその通りどちらとも解釈できるデザインになっている。

路上生活を長く続けていたため、お風呂に入る頻度も少なかったに違いなく、その点を深掘りしていきたいと考える。

・翔太

アーキタイプ・アーカディア攻略キャラ

成人済みの男性ながらオンラインゲーム内のアバターでは女性キャラを使い、他のプレイヤーに媚びを売って所謂姫プレイ」を楽しんでいる。

サークルクラッシュしてからも、色々なキャラ依存心高めに媚を売る様は普通にエッチで、可愛いキャラだ。


●好きなトリックベスト3

ダンガンロンパV3の第4章の王馬小吉のすべて

ロシアイ学園生活というダンガンロンパの根幹をなす設定をおちょくりまくる、シリーズ屈指の名エピソード立役者の一挙手一投足。

V3だけでなく、1と2も含めた今までの学級裁判が如何に黒幕恣意的誘導であったか理解できる設定の妙が面白かった。

マヨナカ・ガランの死者にまつわる設定の開示と岡田黒洲

死生観に関する非常に独特な設定が開示されると共に、その異端キリスト教解釈否定する岡田黒洲の有り様は驚いた。

特にオーラスオーラスで、作品タイトルの意味独白しながら彼が叫ぶ慟哭は、物語のために作られたミステリらしいトリックで、謎解きやパズルではなくミステリとして優れた作品だったと感じた。

ワールドエンドシンドローム主人公名前入力にまつわる仕掛け

プレイヤー自分名前を付けるのは、テレビゲーム黎明期からあるありふれた仕様だが、この点を見事にトリック昇華しており驚いた。

さらにこれが叙述トリックサプライズの類ではなく、フーダニット過程に用いられるのがたまらなく決まっていた。


⚫︎好きなカップルベスト3

・ルストと翔太

アーキタイプ・アーカディア主人公独自ルートがある男性キャラ

彼のルート選択すると密接な関係値のエンディングを迎えられる。

カップルか否かは議論余地があるかもしれないが、依存心が強く自立できない翔太と、他人固執せず内に篭りがちなルストはまさに割れ蓋に閉じ蓋、幾つもルート選択があるゲームだがこの組み合わせがベストカップルだと感じた。

・空木恭平織原真琴

探しものは夏ですかの主人公ヒロイン

一夏のボーイミーツガールものだが、とあるSFガジェットの登場により、随分と歳の差カップルになる。

この歳の差に苦悩するところがいじらしく面白いので、アフターストーリーとして少ししか読めないのは物足りなかった。

・佐知子と貴呼

SeaBed主人公たち。

二人の関係値は話の大きな主題にあるため、このゲームが好きということは自然とこのカップルが好きになる。

女性同士だからこそのアクティティもあったりして、とても幸せそうなカップルで素敵だった。


⚫︎好きなスチル絵ベスト3

・怪盗ミスネルバが登場するスチル絵

2枚あるがどちらも最高で甲乙は付け難いが、2枚目に出てくる方が好き。

ミスアルテ、ミッドナイトに続く3人目の怪盗だが、まさかここで来るかと驚かされ、さらに背景にちらっと映るある事情を抱えた前作のヒロインたち。

今作の仕掛けが一点にあつまる万感の想いがこもったいいシーンな上に、前作への気配りもされた完璧な一枚絵だった。

・島の電気が復旧するスチル絵

ATRI -My Dear Moments-の最後の方に出る、主人公ヒロインは後ろ向きで、電気で明るくなる島の家々がメインのスチル絵。

今までの苦労が報われる上に、電気が付く背景の美しさが合間って非常に感動した。

その上で、これは日本の小さな離島電気が復旧しただけで、世界はまだまだ苦難が多く、これを第一歩にするという決意に繋がるのも良きシーンだった。

・死の線が見えない月明かりに照らされたアルク

月姫-A piece of blue glass moon-の志貴がアルクに惹かれる印象的なシーン。

直死の魔眼という得意な能力のせいで人とは違う生死感を持ってしまった主人公が、美しく見えるヒロインが登場するのは非常に納得感があり、一気に話に引き込まれた。

個人的には原作の際は琥珀さん派で、他のキャラにはあまり思い入れがなかったのだけど、リメイク版はここだけでアルク派に鞍替えした。


⚫︎美味しそうな食い物ベスト3

・月の涙

ファミレス享受せよのドリンクバーで飲める飲み物

味についても言及されているが、現実世界には無いので飲みたくてしかたなかった。

サンドイッチ

SeaBed病院屋上で食べるサンドイッチ

食事に舌鼓を打つシーンは多いゲームだが、前後文脈も相まって印象的でお腹が空くシーンだった。

チョコボール

金色ラブリッチェのテーマ金色象徴するお菓子

実のところ繰り返し登場するわけではなく、要所で数回出るだけなのだが、印象的なシーンが多いため読了後にコンビニに買いに走った。


⚫︎続編やスピンオフが遊びたいタイトルベスト3

魔法使いの夜

ストーリーとして綺麗に終わってはいものの、設定や未来が知りたいことが多すぎる。

特に周瀬律架については蒼崎姉妹と何か関係値がありそうなので深掘りを期待したい。

名探偵ピカチュウシリーズ

ポケモン買い切りゲームはいくらあっても困らないので半年に一回ぐらいは何かリリースして。

素材使い回しでいいから1時間ぐらいの短編を定期的にリリースするのが向いてると思うんだけど、難しいか

心霊ホラーシリーズ

第三弾死噛で遂に覚悟を決めた主人公や、NGの面々と交流など気になることが多……

!? 追加DLCが夏に出るの!? やったー!

ゲーム大好き!!!

[]5月12日

ご飯

朝:納豆たまごかけごはん豚汁。昼:フライドポテト。夜:餃子もやしにんじんしいたけの鍋。ネギたまごおじや。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすー。

○AMBITIOUS MISSION

・はじめに

原作SAGA PLANETSから2022年に発売された18禁美少女ゲームの全年齢移植版を遊んだ

北海道沙幌市を舞台クラーク博士が残した伝承12個の宝石とそれを収める台座で構成されたお宝を巡り、怪盗、探偵警察、盗人、泥棒などが入り混じるクライムサスペンス

金色ラブリッチェとは同じ世界のようで、ちらほらと見知った顔が登場する。

メーンヒロインの怪盗ミスアルテが掲げる「みんなのハートとため息を盗む」というポリシーを実現する様に、主人公根津御影共感し協力することになるのが導入。

怪盗が犯罪者であることは口酸っぱく言及され続けるが、法律よりも優先すべきことがあるキャラクタの心情に共感でき始めてから物語の本番。

めちゃくちゃ面白くて最高に楽しいゲームだったので、感想を書いていきたい。

・みんなのハートとため息を盗む怪盗ミスアルテの格好よさ

主人公根津御影一人称基本的視点になるが、まず彼が怪盗ミスアルテに一目惚れ、もといハートを盗まれエピソードから始まる。

そのため、まずはこのメーンヒロインミスアルテが魅力的でないと話に入り込みに食いのだが、めちゃくちゃ格好いいキャラで、これに惚れない男はいないと納得させられる。

自身の行いが法律で裁かれる悪であることを強く自覚し、しかしその悪を持ってしか成し得ない大志を掲げる。

義賊的な振る舞いをしながらも、結局は自身個人的大志のために悪を成すミスアルテの立場は、口で言うのは容易いものの、具体的に納得するのは難しい。

しかし、本作では一番最初エピソードで、早速主人公が抱える大問題自分を育ててくれた養護施設の取り壊しを阻止するという目標を、ミスアルテがかなりあっさりと成し遂げてしまう、それも自身ポリシーを実戦しながら。

もうこの最初エピソードから一気にのめり込まされ、物語の要素がたっぷり詰まっていて面白い。

夜の街を飛び回る怪盗の痛快さ、腕力や体力だけでなく知恵を使った騙しのテクニック、怪盗部と呼ばれるミスアルテをサポートする面々のプロフェッショナルさ、そして幾度となく繰り返し語れるハートとため息を盗むというポリシーの格好よさだ。

段取りを立てるパートがちょうどいい塩梅の文量なのが心地よく、怪盗目線事件を起こしていくのが面白物語なんだとすごく伝わってくる。

この段取りの部分では後に書くミスアルテの仲間たちも活躍するのが特に良きだった。

リアリティラインがわかりやすく引かれ、かなり無茶なことをしているが、開幕のエピソード作品自己紹介として読者もまさにため息をする暇もないし、ハートを盗られたと感じさせられた。

・怪盗部が仲間になっていく過程の楽しさ

怪盗ミスアルテに助けられた主人公は、自身も怪盗ミッドナイトとして、怪盗業に勤しむことになる。

この自身名前を名乗るシーンのポエミーでキザったらしい部分で、ヒロインだけじゃなく、なるほど主人公根津御影も大きくフィーチャーされると、予見できるのが面白い。

ミスアルテとミッドナイトは、高校生をやりながら放課後に隠れて怪盗を行う。

そのため協力者達と表向きは文化系部活を装いつつ、その実は怪盗をするので、怪盗部という謎部活感のある設定が登場する。

この怪盗部の面々との交流パート面白かった。

顧問カリス先生ラッキースケベ枠兼鬼教官キャラで、訓練の最中エッチハプニングが起こるわかりやす美少女ゲームらしさが楽しい

訓練でのお茶目なシーンがあるからこそ、怪盗パートでの頼れるサポート役とのギャップが良いキャラ

男性ながらメイド服を着てお給仕もしてくれる小林つばめ君は情報解析やオペレーター仕事をしてくれる。

怪盗部の男性は彼と主人公だけなので、最初から距離感が近いし、何より押せばすぐヤレそうな気の弱さが可愛いキャラだ。

そして攻略ルートもある虹夢はメイク担当

彼女メイク道具は特殊な素材でカメラビデオ撮影してもボヤけて焦点が合わないというSFガジェットなので、決して無駄職業ではない。

この辺のSFガジェットによる怪盗の理屈付けも面白かった。

夜の街を駆けるために強力な足の補助具やグライダーなどの怪盗道具を練習するパート結構長くあるため、所謂修行パートのような楽しさがあった。

金色ラブリッチェとの設定リンクのおかげで、あいつよりはまだリアリティのある設定だとある勘違いしてしまうの設定の妙もある。(あちらでは完全にすこしふしぎ領域に入っていたので)

北海道舞台ご当地ネタが入っていたのも面白かった。

特にジンギスカン流儀でモメるエピソードが好き。

そうして怪盗部の面々との交流を通じて、主人公は怪盗ミッドナイトとして成長していき、各ヒロイン毎のルート分岐していく。

SNSが浮き彫りにする資本格差

僕がプレイした順序だとまずは、メイク担当にしてギャル本郷虹夢ルート

共通ルートでは怪盗が主役の痛快エンタメだったが、個別ルートでは諸々の事情があり怪盗の動きは控えめになる。

ここは正直言ってストレスの溜まる部分で、共通ルートではアレだけ自由だった怪盗部が社会的圧力で身動きが取れない展開はモドカシイ

虹夢のルートでは、SNSで様々な人の暮らしが容易に見えるからこそ、資本格差を感じる人の辛さがテーマになっていた。

共通ルートエンタメ一辺倒から一転して、結構真面目なテーマを扱っているし、作中での言及安易に極論や結論に飛び付かず丁寧な議論が多く、作風の違いはあれどこれはこれで面白かった。

もちろん怪盗が身動き取れないことや、議論のくだりはタメの展開で、最終的にはテーマ通り、みんなのため息とハートを盗むことになる。

そこにメイク担当ギャル虹夢が当番のルートであることを踏まえた仕掛けがキマるのが、美少女ゲームにおける怪盗の書き方になっていて面白い。

虹夢はSNS強者フォロワー大勢いるアルファツイッタラー(今はインフルエンサーというらしい)なので、その立場を利用した仕掛けは現代ならではの仕掛けで、部品現代的になり、かつその根底ヒロインの可愛さがあるなら納得の出来で良かった。

彼女ルートで悩みの種になっていた、SNSのせいで浮き彫りになってしま格差が、それでもそうやって誰かに映える魅せ方をすることを前向きに肯定する明るいシナリオなのも良いポイント

・血よりも濃い関係

続いてプレイしたのは、盗人を自称する第16代石川五右衛門ルートだ。

見た目は小さい後輩女子なのだが、盗人を盗む盗人を生業とする端的に言うと忍者キャラ

忍者なのでミスアルテやミッドナイトが使うガジェットなしでも技術と筋力だけで同等のアクションをやれちゃうすごいキャラ

怪盗部を取り締まる側の立場ではあるが、ミスアルテの口八丁に巻かれて仲間になってしまう。

彼女ルートでは血よりも濃い家族関係テーマになっている。

主人公は親がおらず孤児院で育った経歴を持つが、彼女先祖代々の石川家を継ぐために母親の蜜子の命令絶対視している。

そんな対象的な二人の恋愛エピソードが主で、他のエピソードとは結構毛色が違うかもしれない。

ヒロイン母親蜜子さんの存在感が大きく、正直言って途中これもう蜜子ルートでは? と思ったところもあったぐらいだ。

(実際、原作では蜜子さんとのシーンもあるそう)

エピソードとしてはラブコメらしいラブコメで、怪盗のお話ちょっと添え物感があったかもしれない。

小林つばめ君がよい子

攻略ルートが無いサブキャラ達にも魅力的なキャラが多いが、中でも男性キャラ親友ポジション小林つばめ君はとても可愛い

かぐやに仕える従者で、男が年頃の女性の側にいることを問題視され、嫌々ながら女装をしているキャラ

怪盗の仕事でもオペレーターとしてサポートしてくれ、平常時の知性面では非常に頼れるキャラだ。

その上で怪盗部の中では、唯一の男友達なので、主人公と気安い関係を築いていく。

聞き分けが良い性格を逆手に取られて下品なことをされてしまうのがコメディながらもエッチ可愛い

設定解説パートを任されることが多いので、一生懸命セリフを喋るのも頭良い可愛い

押しに弱いところが非常にエッチで、義務女装なのに下着まで女性ものにさせられるくだりはとても良かった。

18禁版ではお楽しみエピソードを補完する追加パッチ配信された人気キャラなのも納得。

彼が主役のボイスドラマなどもあり、要チェックしたい。

・「かぐや」と「あてな」姉妹の分かち難さ

そして、本作のメーンヒロインミスアルテこと有瀬かぐやルート

虹夢と石川ルートは怪盗のエピソードが控えめだったが、こちらではたっぷり楽しめる。

共通ルートの延長線にはなるが、そちらの感想の通りの面白さが続く。

それと並行しながら、かぐや大志、姉のあてなを救うことの難しさが少しずつ開示されていく。

有瀬かぐやは有瀬家という北海道の要所に親族を多く送り込んでいる超金持ち家系の跡取り候補

この有瀬家の跡取りを巡る騒動が話の主軸になっていく。

ここは「もう詰んでいる」ことを理解させられるため、かなり息苦しいお話だった。

設定が繋がっている金色ラブリッチェの理亜ルート彷彿とさせるどうしようもなさで、法律に縛られない怪盗であったとしても方法が思いつかない。

しかし、SFガジェットの登場でそこが大きく動き出すことになる。

クワクする導入で、かなり後半の登場なので、ここからまだひっくり返すのかと驚いた。

しかし、ここは正直文量に物足りなさを感じてしまった惜しいところでもあった。

SFガジェットによってすごく大きな変化が起きるため、もっと色々と掘り下げを読みたかった。

もっとじっくり読みたかったところだが、あくまでそのガジェットにまつわるセンスオブワンダーを楽しむのはストーリー主題ではないのだろう。

このルートヒロインかぐやが怪盗ミスアルテとして姉を救いたい、その感情の掘り下げと描写こそが本懐だと感じられ、情緒的な文章たっぷり読める。

そして、その先にある助けたい感情の対になる感情

助けられる姉側の感情の掘り下げ、姉妹の怪盗への想いがブレないことが、最初から首尾一貫し続ける。

この二人が何が起きようと分かち難い関係だったことが判明するシーンは、今作屈指の名場面だ。

ここの仕掛けの妙は、声優小高志季(安玖深音)さんの演技力も光っていた。

このシーンは視点人物が妹のかぐやになっているため、地の文彼女フィルターがかかっていること、スチル絵のインパクトとと、あの仕掛けに向けての工夫は各所にあるのだけれど、声優の演技次第では興醒めも良いところなので、難しい設定をしっかり演じ分けていて、とても素晴らしかった。

「あてな」の掘り下げこそあったものの、裏の裏をとっていったとき、どこまで踏み込んで良いのかのバランスをうまく演技が補強していて、すごく印象深かった。

そんなわけで、怪盗ミスアルテのエピソードはこのルートで終わるものの、作品全体を通じての大きな謎は次のルートに持ち越される。

・みんなのハートとため息を盗む怪盗ミッドナイトの格好よさ

全てに決着が付くトゥルールート

あてなのルートということにはなっているし、恋愛エピソードもあるものの、主演は主人公根津御影こと怪盗ミッドナイトだ。

彼が何者なのか、あのSFガジェットとの関係はあるのかなどの謎が全て解かれる綺麗なエピソードになっていた。

ばら撒かれたパーツがしっかりと全て必要場所にハマっていく快感が流石の構成力だった。

彼が、みんなのため息とハートをどのように盗むのか、本作最後の怪盗パートでそれが明かされる。

この仕掛けが明らかになるシーン、最初からここに集約することが決まっていたであろう綺麗さで、物語の全部がこの一点に向けられているような万感の思いがこもってすごく良かった。

前作金色ラブリッチェへの目配せも意識したシーンになっていて、シルヴィア達の選択すらも内包した力強いメッセージ性、格好つけることの大切さすらもあった。

ハートとため息を盗む。

繰り返し、繰り返し何度も言及される言葉だが、本当に端的にこのゲームの内容を示していて、良い言葉だった。

・おわりに

最高に面白かった。

感想を書き足りない気持ちはかなりある

敵役感想ほとんど書けていないし、SNS以外の社会派テーマエピソードが獣害や環境問題など他にもいっぱいあったし、仮想通貨などの現代的なガジェット面白味、金色ラブリッチェからゲストキャラがあの二人であることの意味など、まだまだ語りたいことは沢山ある。

特にどのルートでも敵役になる弥吉はいキャラだった。

執着の感情がわかりやすく、弁が達者で、かつ作戦がかなり泥臭く、そして彼なりの愛の形もあった多様な面がある良い敵役だった。

悪を成す点では主人公たちと同じだが、その有り様が相反する点があることで、より立体的に怪盗が成すべき思想が見えてくるのが好き。

良かったシーンを全て書いていくと、物語全てを書き下すことになってしまうぐらい、本当に面白作品だった。

導入では魅力的に誇張されたキャラクタ達が、中盤では社会的に地に足をつけて生きなければいけないもどかしさで溜まったストレスを、一気に解放する完璧オーラスの展開は、本当に爽快で気持ちの良いスカッとした面白さだった。

特に三人目の怪盗、ミスネルバにまつわるスチル絵が出てくるシーンはどれも最高にキマっている印象深いシーン揃い。

声優さんの演技、立ち絵と背景絵、スチル絵、BGMSE、そしてテキストテキスト主体アドベンチャーゲーム構成するそれら全てのどれもが、完璧クオリティで、ゲームって楽しいなあと、胸が熱く滾りながらプレイできた。

ハートとため息を盗む怪盗達のエピソードもっと沢山読みたいと思わせる、良い意味での余白がモドカシくもある。

とにかく面白かった!!!

大好きな作品です。

2024-02-26

anond:20240226143156

オタク向け作品マイナーも含めて上映するしミッドナイトとか言って深夜まで上映する

メジャータイトルもそれなりにやるし立地以外は大体良い。足りない部分も新宿ピカデリーとTOHO新宿カバーできる

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