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はてなキーワード: コンビニ弁当とは

2025-11-13

自分子供の頃を思い返せば、手料理なんてそうありがたくはなかった。

しろ外食とかの方が好きだった。

という考えに対して、それは普段から手料理を食べられる恵まれ環境にいて、そのありがたみを忘れてるだけだ。

外食やらコンビニ弁当やらばかりの食生活を送っていれば、そんなことは言えないはずだ。

みたいな捻くれたレスポンスをしたがる人もいるけど。

その理屈で言ったら、普段からコンビニ弁当ばかりで手料理に憧れている、という気持ちに対してもそっくりそのまま適用出来る気がする。

手料理を望むのなんて、それが珍しいからに過ぎない。普段から食べているコンビニ弁当のありがたみを忘れているだけ。

ほとんど毎日手料理を食べる生活を送っていれば、そんなことは言えないはずだ。

と言う人はあんまりたことないけど。

結局手作りスバシイ、という序列ありきで理屈が循環してるような気がする。

そもそも、その憧れはただの珍しさでしかない。立場が違えば……

とか言った所で、現に自分立場というのはたらればも何もなくそこにあるものしかないんだし。

珍しいものに魅力を感じる、そして実際自分立場でそれが珍しい、という中で生まれ気持ちはその実感が全てだろうし。

その気持ちに対してやれ想像力がどうのと言うのもナンセンスな気がする。まるで一般論の如く、全ての子供は外食の方が嬉しいんだ、とか言ってるならともかくだけど。

ランチ予算1500円〜の地域で働く社会人に何が起こるのか

まず、ランチ難民になる。

金がないというか、店がない。

勤務中の休憩時間にさっと食えるような店がない。

俺は中途入社したのだが、面接で事前に伝えられる程度にはない。

で、どんな店があるかっていうと、

夜は会食やデートに使えそうな居酒屋か、洒落臭いカフェ、昼からコースが出てくるレストランが8割。

あとは古ぼけた蕎麦屋とか町中華

でも正直言って商売っ気が感じられず入りにくい雰囲気。そんな感じ。

普段は白米をレンチンしてコンビニ惣菜を食う。

だってコンビニで全部買ったら500円は楽に超えてしまう。

大抵人にはコンビニの好みっていうのがあるが、俺は隣にあるコンビニの飯が全然美味いと思えない。

毎日コンビニ飯食ってる同僚がいるが正直理解できない。

まずいものに金を払っているという感覚が嫌なんだよな。


でも毎日レンチンは飽きる。

今日はなんかいける気がして、近所の小洒落居酒屋ランチに行ってみた。

レビュー見ても並びは覚悟しろと書いてあるし、実際に行列を目にしたこともある。

でも今日は並んでなかった。ラッキー

人気店らしいが、っていうか選択肢がないんだから結果的に人気にもなるだろう。

シンプル定食が出てくる。日替わりで焼き魚だった。

これで千円札2枚出してちょろっとお釣りが来るくらいかぁ。まあ3割はショバ代だろうな。

そんな感じ。

でもコンビニよりは遥かにマシだ。

実は焼き魚にあまり有り難みを感じないタチなので、白米の美味しさが一番有り難かった。

大盛りにすべきだった。


なんてことを考えているうちに、隣の席の客が入れ替わる。

椅子に白い布が掛けてあるような店だからスタバよりはゆとりのあるカウンター席だ。

別に隣にどんな客がいようが関係がない。

でもそれは違ったんだ。

隣に座ったおっさんは、軽めのクチャラーだった。

っていうか、

ハムッ ハフハフ、ハフッ!!

みたいな感じだった。

正直すげえ気になる。俺はわざわざ金払って高いランチ食いにきたのに。

さもしいコンビニ弁当で荒む心をセルフケアするために、ちょっといい店に来たのに。

でも仕方ないよね。店がないのが悪いんだよ。

そうこうしている間にもおっさんはハフッ!!

焼き魚ジュウジュウ 大根おろしショリショリッ

ハムッ ハフハフ、ハフッ!!


正直松屋にでも行ってろよと思った。

っていうか、松屋がこういうおっさんの受け皿なんだな。

俺は松屋、そしてすべての定食系チェーンに心から感謝した。

その隣で茶碗の米粒をカッカッカッ!!と音を立てて食うおっさん

俺はさっさと食って退店するべきなのだが、

残念ながらおっさんと張り合えるほどの早食いではなかった。

あとこの手のやつにありがちなんだけど、

左手テーブルの下にして片手食いするやつってなんなの?

もしもお国柄だった場合は、すまない。

音を立てて食わなければ横目で見たりすることもないんだけどな。


やっぱり松屋必要だよ。

こはちょっとお高めのランチで歓談するセレブが主役の街なのかもしれないけどさ、

こういうおっさんはどこにでも出現するのだから

2025-11-07

コンビニ弁当 the fuel 脂100パーセント(100g)

これを1000円で売れるかどうかがマーケティング

ちゃんとやれ

2025-11-01

独身男性の月の食費、4.5万円

1日のイメージ

 

ChatGPT

1日の食事イメージ予算約1,500円)

以下はあくまで「このくらいの予算で1日を回したらこういう食事構成になるかも」というモデルです。

朝食(約400〜500円)

• 例:トースト(6枚切り1枚)+バタージャムゆで卵1個、ヨーグルトコーヒー紅茶

食パン(100~130円)、卵1個(約30円~)、ヨーグルト(100円前後)、飲み物(150円前後)あたりを想定

• ※物価上昇分を考慮して、少し控えめメニューでもこのくらいかかる可能性あり

昼食(約500〜600円)

• 例:コンビニまたは弁当飲み物ちょっとしたおやつ

• 例えば、オフィスなどで弁当(500円前後)、飲み物150円果物お菓子50〜100円、という構成でも500〜750円になる可能性あり

外食を使う場合、若干予算オーバーする可能性も。予算内に収めるなら、冷凍食品自炊弁当検討

夕食(約500〜600円)

• 例:自炊メイン+副菜味噌汁ご飯

主菜(肉または魚)+野菜ご飯という構成。例えば鶏もも一枚200〜250円野菜(半分使って100円)、ご飯味噌汁100〜150円というイメージ

外食やチェーン居酒屋に行くなら、1,000円近くまたはそれ以上になるので、1,500円/日予算なら「比較的控えめに/頻度少なめ」で考えると良い。

 

Claude

朝食(300円程度)

コンビニおにぎり2個とお茶(250円)

または、自宅でトースト+卵+コーヒー(150円程度)

昼食(600円程度)

職場近くの牛丼屋やチェーン店定食(550〜650円)

または、コンビニ弁当+飲み物(600円前後)

外食なら、ラーメン屋立ち食いそば(700円前後)

夕食(500〜600円程度)

スーパー惣菜+ご飯(400〜500円)

自炊なら、パスタや炒め物(300〜400円の食材費)

コンビニ弁当(500〜600円)

間食・飲み物など(200円程度)

缶コーヒーペットボトル飲料

たまにお菓子アイス

 

ギリギリやな

2025-10-25

なんか意見くれ。

彼女出会ったときお金がなくて、彼女が家に来たときには毎回料理を作ってた。手の込んだやつじゃなくて肉のハナマサで買った材料海鮮丼作ったり生姜焼き作ったりするレベルだったけど。

それが転職お金が出来てからコンビニ弁当を出してたら彼女が泣いた。

「愛を感じない」だの「前は私のためにって一生懸命になってくれてたのにそれがない」だの。

そういうもんなのか?洗い物だるいから出来れば料理はしたくないんだけど。彼女は洗い物してくれるけど、洗い方が雑なのか全然ぬるぬるが取れないから結局は自分がやることになる。

2025-10-16

僕はネトウヨ弱者男性ですが、パヨク女性とチューしました

正直に言う。僕は典型的ネトウヨ弱者男性だ。

髪は脂っぽく、マスクの下には青春をすっ飛ばした顎ひげ。ニュースを見ると条件反射で「マスコミ偏向してる」と呟く。コンビニ弁当の値段を見て「岸田のせいだ」と言い、SNSでは保守論客投稿に「いいね」を押しては自尊心をつなぎ止めている。そんな僕が、まさか“敵陣営”のパヨク女性とチューするとは、誰が想像できただろう。

出会いは最悪だった。

都内の小さなカフェ。僕がWiLLを読んでいる横で、彼女リテラスマホで読んでいた。視線が合った瞬間、互いに嫌悪が走ったのがわかった。僕が「日本人ならまず自国を誇れよ」と言えば、彼女は「誇りじゃなくて反省必要なの」と返す。

そのやり取りはまるで冷戦再現だった。だが奇妙なことに、議論が進むほど、彼女言葉の選び方に惹かれていった。論理の切れ味があり、思想は違えど“思考の誠実さ”だけは同じだった。

二人で飲みに行ったのは、その一週間後。

焼き鳥屋の隅で、僕は生ビールを握りしめながら、「でもさ、結局日本人努力してるじゃん」と言い張り、彼女は笑いながら「努力って、構造を見ない人の逃げ言葉よ」と返した。その瞬間、僕は腹が立つよりも、むしろ安心した。

彼女は僕を“論破”しながらも、軽蔑してはいなかった。思想を叩いても、人を見下さない。僕は生まれて初めて、思想で殴り合いながらも“対話”というものをしたのかもしれない。

そして、あの瞬間が来た。

店を出て、夜風が吹く路地裏。彼女が「あなた、ほんとは優しいのね」と言った。

その言葉が、僕の防衛本能をすべて解除した。気づいたら、彼女の頬に手を伸ばし、唇が触れた。

最初は拒絶されると思った。だが彼女は微かに目を閉じて受け入れた。

その一瞬、右と左も、保守リベラルも、国体多様性も、すべて霧のように消えた。そこにあったのは、ただ人間人間の体温だった。

帰り道、僕は混乱していた。

「俺は裏切ったのか?」

思想寝返りをしたのか?」

いや違う。

チューしただけだ。だが、あの接触は僕のイデオロギーの壁を融かした。

しかすると、国家歴史認識も、すべてこの小さな接吻の延長線上にあるのかもしれない。相手否定するほど、実は似ていたのだ。

今でも僕は“ネトウヨ弱者男性”だし、彼女は“パヨク女性”のままだ。

だけど、もし国会罵倒し合う政治家たちが、一度でもお互いとチューしてみたら、少しは世界がマシになるんじゃないか。そんなことを本気で思ってしま自分がいる。

思想より先に、唇が理解した夜だった。

2025-10-09

タクシー運転手うまい店を知ってるという幻想

よく「タクシー運転手に聞いた!うまい店」みたいな番組やってるけど、単純に有名店に連れてってるだけだよね。

あいつらコンビニ弁当しか食べてないぞ

2025-10-08

風俗入店してよく分かった。お客って本当に色んな人がいるんだな。

なんで風俗を始めたのか?の話はもういいだろう。みんな似たような理由だ。大学学費一人暮らし生活費奨学金の返済。選択肢がなくなって、結局ここに辿り着く。

体験入店3日目で気づいた。この仕事、お客の人間観察が一番面白い

毎週木曜日の夜8時きっかりに予約を入れる会社員がいた。部屋に入ると必ずテレビプロ野球中継を見ながらプレイする。阪神ファンで、阪神が負けそうになると機嫌が悪くなって時間を延長してくる。勝ってる時は優しい。私の給料阪神勝敗に左右されるなんて思わなかった。

超絶イケメンなのに人見知りすぎて会話が成立しない人もいた。顔は俳優レベル、体型も完璧、でも私と目を合わせられない。最初から最後まで天井を見つめてプレイしてた。帰り際に小さな声でありがとうございましたって言われた時、なんか切なくなった。

一番印象に残ってるのは、部屋中がフィギュアで埋め尽くされてるオタクの人。でも清潔感があって、ちゃんとお風呂も入れてくれるし、タオルふわふわフィギュア説明を熱心にしてくれるんだけど、私が全然からいから、今度アニメ見てきてって宿題出された。そして本当に見ていったら、めちゃくちゃ喜んでくれた。プレイより長時間アニメの話をした。

自分ヤクザじゃないからって最初言い訳する人がいた。確かに見た目は怖いけど、部屋に入ったら猫が3匹いて、全部保護だって教えてくれた。猫の話をしてる時の顔が優しすぎて、見た目とのギャップにやられた。帰る時に猫グッズくれた。

毎回同じコンビニ弁当を食べながらプレイする人もいた。必ずからあげ弁当。食べながらやるの不衛生だし嫌だったけど、理由を聞いたら、仕事が忙しすぎて食事時間がないから、この時間しか食べられないって。激務のサラリーマン現実を見た気がした。

一番困ったのは、部屋に入った瞬間にプロポーズしてくる人。初対面で結婚してくださいって。毎回違う女の子プロポーズしてるらしい。店長が言うには、もう20人以上にプロポーズしてるって。本気なのか遊びなのか分からないけど、毎回ちゃん指輪用意してる。安物だけど。

部屋が漫画喫茶より漫画で溢れてる人がいた。床から天井まで本棚。歩くスペースもないくらい。でも全部ちゃんと整理されてる。どこに何があるか全部把握してる。私が少女漫画好きって言ったら、おすすめ作品を山ほど教えてくれた。時間の半分は漫画の話だった。

お母さんと一緒に住んでる40代の人。お母さんが寝た後にこっそり呼ぶ。音を立てないようにって必死に注意してくる。でも途中でお母さんが起きてトイレに行く音がすると、ものすごく焦る。その姿を見てたら、なんか微笑ましくなった。

毎回必ず手料理を振る舞ってくれる人もいた。プロ級の腕前で、レストランより美味しい。料理人かと思ったら普通会社員趣味料理してるだけ。でも誰も食べてくれる人がいないから、呼んだ女の子に食べてもらうのが楽しみなんだってプレイより料理を褒めてる時間の方が長かった。

一番謎だったのは、部屋に入った瞬間に謝り始める人。何を謝ってるのか分からないけど、とにかく謝る。部屋が汚くてすみませんって言うけど、めちゃくちゃ綺麗。僕なんかとプレイしてもらってすみませんって言うけど、普通にいい人。最後まで何を謝ってるのか分からなかった。

お客の共通点。みんな寂しいんだ。

金持ち貧乏人も、イケメンもそうじゃない人も、みんな誰かと繋がりたくて、理解されたくて、認められたくて、この業界に来る。セックス目的じゃない人が意外と多い。話を聞いてもらいたい、優しくされたい、存在を認めてもらいたい。それが本音なんだと思う。

私が驚いたのは、本番を強要してくる人がほとんどいなかったこと。みんなルールは守る。時間ちゃんと守る。むしろ普通接客業より客のマナーが良かった。変な人はいるけど、危険な人はいなかった。

半年続けて分かったこと。この仕事人間の縮図を見る仕事だ。普段見えない人の本音や弱さや優しさを見ることができる。でも同時に、社会孤独の深さも見えてしまう。

みんな普通の人だった。特別変な人じゃない。ただ、誰かと繋がる場所がここしかなかっただけ。それって、すごく切ないことだと思う。

結局半年で辞めた。理由は、風俗仕事があまりにも私にハマりすぎているから。

今は普通接客業をしてる。給料3分の1以下だけど、後悔はない。でもあの半年で見た人間本質は忘れられない。

世間風俗を悪いものだと言う。でも実際は、寂しい人同士が少しの時間だけ支え合う場所だった。それが本当のところだと思う。

2025-10-06

テレビ局で働いていた頃の思い出


一度、ここで書いてみたいと思ってた。初老が近いおじさんである

会社勤めとしてのディレクター業について執筆したい。辞めてから時間が経つけど、たまにあの頃の夢を見るのだ。

最近の夢だと……バラエティ番組の収録の時だった。当時は新入社員に毛が生えたくらいの若造の頃。

ナインティナインの2人がネタ合わせしてる横で、ADである自分が怒鳴られてる夢である。夢じゃなくて、本当にあったことなんだが。いい夢を見ることもあるけど数は少ない。

今はフリーランス映像ディレクターをやってる。仕事は順調……とは言い難い。仕事が少ない年もある。

でも、食いっぱぐれる心配はない。一応そういう実力がある。お金がなさ過ぎて餓死なんてことはない笑

から、もう時効かなと思って、昔の話を書こうと思った。大手テレビ局にいた頃の話だ。

え、なに。守秘義務エンタメ業界にそんなものはない。特定個人企業名前を出さない限りは、お見逃しの世界である。ええい、ままよ。ぶっちゃけてやろう。



1.テレビ局奴隷だった頃

小さい頃からテレビっ子だった。特にバラエティが好きで、将来は絶対あい面白系の仕事がしたいと思ってた。小学生中学生の頃は、お笑い芸人になりたかった。人をニコニコさせるのが好きで。ただまあ、才能がないのって、子どもながらに露骨にわかるんだよな。

勉強ができたか?と言われると、割とできる方だった。要領がいいというよりは、突き詰めて普通の人よりも勉強して高得点をとる感じだった。大学早稲田に進学した。今は亡き(?)社会科学部である( ;∀;)

就職活動の結果、テレビ局内定をもらえた時は本当に嬉しかった。人生ピークだったかもしれない。

入ってみたら想像とは違った。

配属されたのは、生ける伝説みたいなバラエティ番組制作部署だった。ここまではいい。配属希望は通ったのだから

自分ADとして入った。一般的ルートである。珍しい新卒だと、最初カメラマン大道具という珍しいパターンもあるにはある。

仕事だけど、最初は正直何やってるのかわからなかった。とにかく怒鳴られる。プロデューサーから、先輩ディレクターから出演者から下請け制作会社の人から、とにかく罵倒の嵐だった。なんというか、現場での動き方がわからなかった。学生時代イベント運営仕事をしておけばよかった。

正式じゃない企画会議デスク周りや喫煙所でやるような……)に呼ばれることがあっても、「面白くない」「もっと笑い取れるの考えろ」って言われ続ける。それこそ誰からも。

ある時は、夜中の3時まで明日の収録の準備で残っていた。実際、自分仕事はほぼなかった。担当ディレクターが帰れないだけであり、自分やほかのスタッフはそれに引きずられる格好だった。

それでも、「さあ帰ろうか」という雰囲気になったところで……

明日までにあれ用の新しい企画を出してこい。運がよかったら使ってやる」

とか普通に言われる。徹夜もある。週に2,3回、家に帰れたらラッキーだった。あの頃は若かったので、ああいう夜型の生活ができた。今は無理だ。眠気に勝てない。

職場の奥には簡易ベッドがあって、そこで寝るんだけど、寝てる間に先輩に……「寝てんじゃねえよ!」って蹴られることがあった。完全に嫌がらせ憂さ晴らしだった。人間、疲れるとこうなってしまう。

仕事ができる人でもそうだった。

疲労が極限に達すると、おそろしいくら残酷になる。ある時、先輩ディレクター女性AD現場の配置関係口喧嘩になっていた。今思えば、考えられないほど下らない理由だった。

その争いの現場はちょうど、小道具が置いてある狭い狭い空間だった。そこでひたすらに道具を指さしながら、喧嘩をしている。

その女性があまり文句を言ってるので、その先輩ディレクターは、何か重たい小道具ごみ箱みたいな?)を持ち上げると、彼女が出られないような位置にドカン!と置いたのだ。

「おい、さーや。おい、デブ自分でどけてみろ!!」

と、その男ディレクターは言った。

自分はただ、出入口のドアからそれを見て「かわいそうに」と思っていた。思うだけで、助けようという気力は湧かなかった。大学生の頃だったら、助け舟を出したに違いない。

案の定かわいそうに、円柱状の小道具が重過ぎて持ち上げられない女性ADのさーやちゃんは、そこらへんの絨毯みたいになってる小道具に突っ伏すと、わんわん泣きだした。

男性ディレクターは、そんな様子をさらからかっていた。これが、疲労人間の態度に及ぼす影響である。今でも気を付けるようにしてる。

あとは、ある料理番組の野外ロケだった。イケメンを多く輩出する芸能事務所の若手タレントがキャンプ場で料理に取り組んでいた。

皿洗いの最中に、先輩からこんな指導を受けたことがある。

バカ。使った皿は洗う必要ない。ズボンで拭いとけ!男やから、どうにかなるわ。イケメンなんやし。いいか増田。ばい菌だって、巡り巡ってまた口に入るんやから。それが世の中ってもんだよ」

何を言ってるか意味不明だった。先輩の人格が壊れていた可能性がある。

この撮影現場というのは、野外キャンプでの調理だった。イケメンタレントさんが食べた後の皿を……ちょうど水場がなかったので、そこらへんにあったエプロンでササっと拭いて、別のタレント用に再利用した場面である。実際、これくらいのことは日常茶飯事だった。

そのタレントさんは若かったけど、多才な挑戦で知られる人だった。普段は二人組で、もっと若かった時に、女の服を来てピンクレディー楽曲テレビ披露していた。

被害……いや、このあたりのことはさすがに書けないし、「書いていいよ♪」と言われても書かない。こればかりは矜持であるアナウンサーから照明、カメラマン、道具係、ADに至るまで、一応は元仲間である。そこまでするつもりはない。



2.新しい道に目覚めたキッカケ

30代になっても体調は悪かった。ご飯はいつもコンビニ弁当だ。風呂にも何日も入れないから、体から変な匂いがする。誰かに指摘されたら「焼肉を食べたんだ」ってごまかした。口内炎は治らないし、胃はずっとキリキリしてる。

身も心もボロボロだった。一応は、大卒総合職のはずだった。オフィスで働く人のはずだった。想像していたホワイトカラーとは違っていた。

さて。この頃の俺は、ディレクター(※特に演出のこと)になる年齢が近づいていた。正直いうと、実質的ディレクターだった。上の人がサボりがちであり、自分の方にディレクターが行うはずの仕事を振っていた。

この時代視聴率がすべて。それがルールだった。

から企画会議では、芸能人のどうでもいいスキャンダルをいじったり、誰かを笑いものにする企画が出てくる。芸人同士の暴力は基本であり、人権感覚など持ち合わせてなかった。あの頃の局全体は、マジでアホだったと思う。

なんで、あん会社で働いてたんだろう……と言うと、理由ひとつだ。「番組を作りたいから」である。ほんのちょっとでも自分の爪痕を世の中に残せたら、それはなんて素晴らしいことだろうと感じていた。

ただ、テレビを見る人の「ペルソナ」って……当時のテレビ業界人の認識においても、「低俗な内容が好きな人」だった。今だからぶっちゃけしまおう。皆そういう認識だった。

今でも同じだと思う。インターネットだと、「やらおん!」「はちな起稿」とか、youtubeだと「アシタノワダイ」「フェルミ漫画大学」とか、あとは暴露系が人気を博している。Xの低俗さはもはや基本。あれが人間本質の一部である

人の心を動かす作品を作りたかった。実録ドキュメンタリーとか、社会矛盾を突くようなドラマとか。そういうのが好きだった。特定作品だと、水上勉の『雁の寺』『海の牙』『火の笛』『土を喰う日々』が好きである

一度だけ、飲み会の場でそういう発言したことがある。「社会派作りたいな~」って。でも、そんなこと言おうもんなら、「何言ってんの?」「誰が見るんや!!」「うちでは作れない」って一蹴される。

自分らはテレビ局奴隷だった。視聴率という数字に魂を売った奴隷である視聴率のためなら、人権侵害も上等の集団。上の人達も同様。

そんな日々の中で、心を救ってくれた作品があった。

地獄のような日々が続いていた30代後半のある夜、たまたまテレビをつけた。とりあえず、家に帰ったらテレビを見る。同業他社作品を観て勉強するのだ。その時も軽い気持ちだった。

その作品は、テレビ東京でやってた『ハイパー ハードボイルド グルメリポート』だった。

たことある人がいるかもしれないが、世界ヤバい地域に行って、マフィアとかギャングとか戦争難民とか、そういう人たちが何食べてるのかを映すドキュメンタリーだ。書籍作品で言うと『もの食う人びと』に近いものがある。

最初は「なんか変な番組やってるな」くらいに思ってた。でも、見始めたら目が離せなくなった。

あの時、画面に映ってたのは、コロンビアの元麻薬密売人だった。彼は仲間と、貧しい家で豆を煮て食べていた。その顔には、絶望疲労と、それでも生きようとする強い意志が混じり合ってた。

「これだ!」と思うと涙が止まらなかった。

俺が作りたかったのは、こういう作品だった。くだらない笑いじゃなくて、人間本質に迫るような、生々しくて、でも美しいもの

画面の彼は「食べることは生きることだ」って言ってた。当たり前の言葉だけど、すごく重く響いた。

自分達が毎日作ってる番組は、誰かを笑わせることはできても、誰かの魂を救うことはできない。誰かの心に深く残ることはできない。精神性がないバラエティ番組を作っている。

上っ面ばかりの、人間の心の表層を撫でるだけの、そういうコンテンツ自分が作りたかったのは、人間の心の底流(アンダーカレント)を刺激する番組だった。

テレビ局を辞めることを決意した。独り立ちの準備を重ねたうえ、約二年後に退職願を提出した。



3.貧乏になったのと未来

退職届を出した時のことを覚えてる。人事部長が「もったいない」と言ってた。俺の同期にも辞めた人が何人もいて、知る限りでは、みんな同じことを言われてた。

でも、いいやって思えた。命まで取られるわけじゃない。自分自身の命さえあれば、人の魂を救える作品づくりができるはずだ。

そんなこんなで、業界の伝手を辿って念願の独り立ちを果たした。いわゆるフリーランスである。ほかの会社に勤めるという選択肢はなかった。テレビ東京に不採用になったのもあるけど笑

最初は大変だった。フリーランスになったもの仕事は少ない。貯金は減っていく。実家からは「ちゃん仕事してるの?」って里帰りの度に聞かれた。昔の同僚からは、飲み会の時に「今何してんの?」と聞かれるけど、何とも答えにくかった。それでも答えたが。

初年度の年収は、フジテレビにいた頃の4分の1くらい。段々と家賃も払えなくなって、ボロのアパート引っ越した。都心に出るまでに電車で何十分もかかるような。

後悔はなかった。テレビ局に居た頃は毎日が「作らされてる」感覚だった。誰かの指示で、誰かの期待に応えるために、自分の心が望まないものを作り続けてた。

今は違う。自分が作りたいものを、自分の手で作ってる。CM企画仕事でも、ドキュメンタリー編集でも、放送作家に近い仕事でも、全部自分がやりたいことだ。

特に大きかったのは、サブスク動画配信サービスでの番組制作仕事だ。2025現在アマプラなどでは自社がお金を出してプロに作らせるのが一般的だが、当時は盛んではなかった。

ある時だった。飲み屋で知り合ったのがきっかけで、自分企画書を見てくれたプロデューサーが「面白い」と言ってくれた。それは、テレビ局では「視聴率が取れないから無理」と言われるような、いわゆる追放ものストーリーである社会の片隅に追いやられた人が底辺で足掻くお話だった。『モンテ・クリスト伯』みたいな。

その動画配信サービスプロデューサーは「視聴率はそこまで関係ない。ある種のペルソナ、ある種の人達にどれだけ深く届くかが大事」と言ってくれた。そういうわけで、自分が作りたいものを思う存分作ってやった。



4.人の幸せってこういうこと?

一週間のうち、最低でも数日は充実している。あの頃とは比べ物にならないほどの多幸感である

朝起きて会社に行くわけじゃない。スタジオに行くことは月に何度もあるけど。基本は自分の家で、自分のペースで仕事をする。疲れたら好きなだけ休める。

テレビ局にいた頃は、自分が何のために働いてるのか分からなかった。魂をすり減らしてる感覚だった。

今は違う。自分が作ったドラマを見て「感動した」とか「考えさせられた」とか「面白かった」とか、そういう感想をもらえるとマジで嬉しい。作品が誰かの心に届いてる。そう思うと、もっと頑張ろうって思える。

年収はまだ低い。テレビ局時代の約半分である結婚はできないかもしれない。

でも、幸せだ。あの頃の俺はイライラしてた。自分の好きなものを作れなくて、世の中にウケるものだけを追い求めて、消耗していた。自分自分でないみたいで。

あのグルメリポート番組感謝してる。そしてあの時、勇気を出してテレビ局を辞めた自分感謝してる。

不安しょうがなかったけど、あの頃の不幸だった自分いるから、足掻いていた頃の自分いるから、今があるんだと思える。ありがとう、あの頃の私。諦めないでくれてありがとう

もし、仕事に疲れてる人がいたら、自分の心を無視しないでほしい。本当にやりたいことは何だろう、って自分に問いかけてみてほしい。人生を変えるきっかけになるかもしれないから。

2025-10-01

足が悪くてもできる仕事

https://anond.hatelabo.jp/20250930205124

倉庫工場ならいくらでもあります

・固定された場所で汚れたパレットをひたすら綺麗に洗う仕事

コンビニ弁当工場ヤマザキパン工場系はそもそも足が悪い人が働く場所

物流大型倉庫も固定された場所でコンベア上で流れてくる荷物仕分け担当もある

ヤマトとか郵便局も固定された場所での仕分け作業ある

フォークリフト免許とれば一日中フォークリフトだけで食える

上半身筋肉さえつければ一日中ひたすらペットボトルダンボール流す仕事もある

まぁいくらでもあるよ。

2025-09-30

無職おすすめタイミーの仕事

https://anond.hatelabo.jp/20250930101026

副業タイミーやるの趣味タイミーマスターおすすめ仕事紹介する

ヤマト早朝仕分け

だいたい5時から8時の短時間で怒られることもなく単純作業ですぐ終わる。

倉庫全般

常に募集している倉庫単純作業全般。ボロい場所からAmazonみたいな最新倉庫までピンキリ。綺麗な倉庫おすすめだがボロくてもいい場所はある。ただし冷凍倉庫ピッキングだけはぜっったいにやめとけ。絶対に。

スーパー精肉

意外だがスーパーコミュ障おすすめである。もちろんレジは辛いが精肉加工はひたすら陳列するだけの単純モクモ作業でありゲームみたいで楽しい個人的には精肉気に入ったら長期雇用してもらうのがベストタイミーでは土日のセール募集が多い。

山崎パン工場

ヤマザキパンコンビニ弁当キムチなどの工場全般おすすめだか、マジで環境による。日本人だけでキチガイがいなければ楽。ほぼガイジンのハズレもあり。

ヤマザキパンは基本日本人だけなのでおすすめ

引っ越し絶対にやめとけ

引っ越し業者は辛いとか厳しい以前にどこで降ろされるかまったく説明がない。タイミー従業員を舐めてるのでやめとけ。

海外からコンテナから積み下ろし

馬鹿かい海外から輸入のコンテナ肉体労働に慣れてる俺ですら吐きそうになる。やめとけ。

レア案件時間積み下ろしなど

訳ありで短時間でとにかく人1人必要レア案件があったりする。3人じゃないと運べないテーブルだけのために募集とか。最近ではジムの機材持ち運びの募集が多い。早く終わっても全額保証だったりするのでおすすめ

最後に。個人的にはコミュ障ニートAmazonで働くのがおすすめAmazonはそういった人間も使えるようにトレーニングするシステムが組み込まれている。そこで慣れたら自分のやりたい仕事目指したりAmazon社員目指すのも自由。とりあえず最初タイミーレビュー評価高くて優しく教えてくれますってトコ応募してみ。

2025-09-24

おっさんみたいな妻

うちの妻、正直もう “おっさん” みたいなんですよ。

毎日テレビ野球観戦、延長でもチャンネル絶対譲らない

ごはんは作らない。コンビニ弁当か、外食か、俺が作るか

・食後もそのままソファゴロゴロ食器すら自分で下げない

・口を開けばダメ出し。「〇〇してくれない」「なんで〇〇なの?」

・なのにお金バンバン使う。家計は夫、自分の稼ぎは小遣い

・何が起きても悪いのは全部俺。矢印は常に“相手”に向いてる

なんかもう、俺のほうが“妻”やってる感ある。

ただね、子どもが可愛くて仕方ない。

その存在けが救い。

もし子どもがいなかったら、正直…どうなってたかからない。

2025-09-23

anond:20250923224725

健康を増進させる運動と、体力を消耗するだけの運動があります

低賃金労働者が太ると言うのは、運動の質が悪いのと

食事コンビニ弁当、揚げ物、カップ麺のような高脂質、高カロリーものに偏ることが考えられます

2025-09-19

anond:20250919142854

イートインの椅子が柔らかくて(セブンローソン合板ファミマは合皮)良かったんだけど、ファミマはイートインやめる方向へ舵切ったからなあ

コーヒーも高いし、「外回りの途中でちょっと一休み」とか「飲食店はどこも混んでるからコンビニ弁当ランチ」みたいな需要は完全に切り捨てたようなので、行かなくなった

anond:20250919142854

期間限定で今はないがBondiとのコラボで出していたカレーが美味かった

俺の食べてきたインスタントレトルトコンビニ弁当カレーのうちダントツで比類なき旨さだった

また再販してほしい

重ねていうが、あんなに旨いコンビニ弁当カレーは他にない

2025-09-17

anond:20250917094341

自炊で一日一合のごはんを炊くと、大体30日で無くなる計算から分かる。

ただ、一人暮らしだと外食とか、コンビニ弁当とかで済ませる人も多いよ。

2025-09-13

anond:20250913141232

家事なんて一人暮らしすればできるようになる

できなきゃコンビニ弁当毎日汚部屋になるだけだが、一人暮らしなんだから別に気にする必要はない

フアンエスナイデルに怒られる食事

月曜日

朝食: 菓子パンチョコデニッシュなど)2個、カフェオレ砂糖多め)

昼食: カップラーメンおにぎり昆布)、炭酸飲料

夕食: 冷凍チャーハン餃子ビール

火曜日

朝食: 食パン2枚(ジャムマーガリンたっぷり)、ポテトチップス

昼食: コンビニ弁当(のり弁など)、フライドチキンお茶

夕食: 外食ラーメン(こってり系)、ライス

水曜日

朝食: ドーナツ2個、野菜ジュース(加糖)

昼食: ハンバーガーフライドポテトコーラ

夕食: 冷凍ピザ1枚、ポテトサラダ

木曜日

朝食: ホットケーキメープルシロップバターたっぷり)、ジュース

昼食: カレーライスレトルト)、チーズナン

夕食: 居酒屋唐揚げフライドポテトハイボール

金曜日

朝食: チョコレート、缶コーヒー(加糖)

昼食: ミートソースパスタ市販ソース)、チーズ

夕食: 持ち帰りの寿司ポテトチップス

土曜日

朝食: 菓子パンクリームパン)、牛乳脂肪分高め)

昼食: ファストフード牛丼つゆだく)、紅生姜

夕食: 宅配ピザサラミチーズたっぷり)、コーラ

日曜日

朝食: ビスケットコーンフレーク砂糖入り)

昼食: うどん(天かすとネギ)、かき揚げ

夕食: コンビニフライドチキン、お惣菜の揚げ物、缶ビール

エスナイデル氏が怒るポイント

このメニューは、以下の点を意識して構成しました。

栄養バランスの欠如:

タンパク質ビタミンミネラルが極端に不足し、パフォーマンスの維持には不向きです。

糖質・高脂質:

血糖値の急上昇と急降下を引き起こし集中力エネルギーの低下につながる食事が中心です。

加工食品の多用:

体のコンディションを考える上で不必要添加物塩分を多く含む加工食品に頼っています

規律のなさ:

毎食がその場の気分で決まっているような内容で、体作りのための計画性が全く感じられません。

この食事を続けると、「そんな食事ではプロフェッショナルとは言えない!」と、エスナイデル氏の怒鳴り声が聞こえてきそうです。

2025-09-10

俺と親父とで、義姉(親父にとっては義娘)のとりあいになってる。

親父が義母再婚したのは、俺が小5のときだった。

俺は割と馬鹿というか天然というか能天気だったので、素直に母親が出来ることが嬉しかった。

俺の母親が死んだのは俺がまだ物心がつくまえのことでよく覚えていない。

基本、親父と祖母と俺との3人で暮らしていて、それが俺の中の家族の原点風景になっている。

祖母が死んでからは、親父はちょくちょくと女を連れてきて一緒に暮らしたりしたが、正直どうしようもない女ばかり連れてきていた。

うまい言葉が浮かばないので俺が子供心に思った言葉をそのまま流用するが水商売の女ばかりを連れ込んでいた。

親父はまあまあモテる中小企業経営者だし寡占要素がある業態なので安定していて、そのぶん金遣いも荒く、きれいだ。

そして俺と違って女に対する臆病さがない。

どんどん好きになってすぐに家につれてきて、、、そして俺はその女たちとはうまくいかなかった。

いちばんつらかったのは親父が義母再婚する前の最後の女のときだ。

俺は夜中に起きてオシッコをしてたらそのとき女がやってきて「シューちゃんひとりオシッコさびしいでしょ、みててあげる」

トイレを開けてきて(夜中だったから鍵なんてしてなかった)チンチンを掴まれたことだ。

「おとうさんと一緒で悪さばかりするチンチンになりそうだね」といってオシッコが出てるちんこをおもいっきり引っ張られた。

急所への激しい攻撃に思わず倒れてしまいオシッコを流しながら頭部を強打した俺は救急車で運ばれて頭を縫ってもらった。

そんな騒動があって、親父も女遊びを控えるようになって、そろそろコイツ(おれ)のためになる母親を探してやるか、、、

ちょっといくらなんでも遅すぎる親父としての役割への目覚めを果たした結果、見合いのようなことをたくさんして選んだのが義母だった。

正直、親父が義母のことを愛していたのかどうかはわからない。

どうにも、それまでの親父のどうしようもない女を好きになる好みの範疇からは大きくハズレていたからだ。

多分、俺の母親兼家政婦さん、みたいなノリで雇ってる感覚だったんじゃないだろうか。

親父は本当に細かいことを気にしないガサツな男で、女とセックスを家の中でするとき子どもの俺に聞こえることとか一切気にしない。

だが、義母とはセックスの回数が極端に少なかったように思う。

義母はけっして不美人というわけではなかったが、やはり華はなかったとしかいいようがない。

そのぶん義母はめいいっぱい俺の母親をやってくれた。

俺が小さなから憧れていた母親を全部やってくれた。

今でも死んだ義母のことを思い出すと涙が止まらなくなる。

実際に義母の前でもよく泣いた。

遠足の時、仕出し弁当コンビニ弁当でない手作り弁当を持たされたときには、ワンワンと泣き始めて義姉を呆れさせてしまった。

義姉に女を感じるようになったのは俺が中2のときだった。

義姉は母親と顔立ちは似ているが母親と違ってどんくささを感じさせない人だ。

若さ、といえばそれまでだが何かが違う。

性格母親と同じでやさしさに溢れていたが、それでも何かが違う。

匂いのようなもの

親父が昔連れてきていたどうしようもない女たちの匂いを何処か感じさせるものがあった。

親父と義姉が関係を結んだのが義母死ぬ前だったのかあとなのかはわからない。

ただ少なくとも俺が義姉のことを家族という意味ではなくて愛し抜くようになる前からのことだったのは事実だ。

2025-09-08


お前らはコンビニ弁当の温め方を間違えている。本当に、心の底から、間違えている。

昨日の夜、仕事が遅くなって近所のコンビニに寄った。からあげ弁当を手に取り、レジ会計を済ませる。いつものように「温めますか?」と聞かれ、当然のように「はい」と答えた。

そして店員は、何の躊躇もなく、そのままレンジに入れて「チン」した。

ああ、なんということだろう。これが日本コンビニ現実なのか。

お前らは根本的に勘違いしている。コンビニ弁当を温めるという行為を、単なる「冷たいものを温かくする作業」だと思っているだろう。違う。全然違う。コンビニ弁当の温めは、ひとつ芸術なのだ

思い出してほしい。中学生の頃、初めて一人でコンビニに行った日のことを。部活の帰り、友達と一緒に、お小遣いを握りしめて選んだ弁当。その時の、温めてもらった弁当を受け取った瞬間の、あの嬉しさを。

あの時のお前らは、正しい温め方を知っていたのだ。いや、正確には、正しい温め方をしてもらっていたのだ。

まず、コンビニ弁当には明確な温めの順序がある。おかずとご飯は、熱の通り方が違う。それなのに、一緒くたにレンジに放り込むなんて、暴挙にも程がある。

本来なら、蓋を少しずらして、ご飯の部分にだけ先に30秒。その後、蓋を戻して、全体を1分30秒。これが基本だ。からあげなら、衣がサクッとするように、最後10秒は蓋を完全に外す。

でも今のコンビニ店員は、マニュアル通りに「一律2分」で済ませる。効率重視。回転率重視。そんなことで、コンビニ弁当の真の美味しさが引き出せるわけがないだろう。

お前は今、幸せか?

コンビニ弁当を食べる時、本当に満足しているか

「まあ、コンビニ弁当から、こんなもんでしょ」と妥協していないか

違うんだ。コンビニ弁当は、正しく温めさえすれば、もっともっと美味しくなる。ご飯はふっくら、おかずは熱々、それでいて水っぽくない。そんな完璧状態になるんだ。

最近のお前らは、便利さに慣れすぎて、本当の美味しさを忘れてしまった。スマホで注文して、自動で温められて、サッと受け取って終わり。そんな無機質な工程に、どこに愛があるというのだ。

もしお前が、本当にコンビニ弁当を愛しているなら、今度は店員に言ってみろ。「すみません、温めは私がやりたいのですが」と。

そして、お前自身の手で、丁寧に、愛情を込めて温めてみろ。

30秒刻みで様子を見て、蓋を調整して、ご飯とおかずの温まり具合を確認して、最適なタイミングで取り出すんだ。

その時初めて、お前はコンビニ弁当の真の姿を知ることになる。

からあげの衣はサクサクご飯は芯まで温かく、野菜は程よくシャキシャキ。完璧に温められたコンビニ弁当を食べれば、お前の価値観は180度変わる。

でも、そんなことをする客なんて、今時いないだろうな。みんな忙しくて、効率重視で、「まあいいや」で済ませてしまう。

それでも俺は言い続ける。お前らはコンビニ弁当の温め方を間違えている、と。

つの日か、お前らがコンビニ弁当の本当の美味しさに気づいてくれることを祈って。

2025-09-07

令和ライダーって何のために存在してるの?

クウガアギト・W・オーズレベルで語られる作品がまだ出せてないってどんだけしょーもないんだよ・・・

ガヴもず~~~っとライダー見てるニチアサオタクが「今回のは面白かったね」と言ってるだけで、他の界隈で騒がれてる様子全くなし。

試しに1話と2話だけ見たけど、大人の体格してる奴が「お菓子美味し~~~コンビニ弁当も美味し~~~~」みたいなことやってるの見るのはしんどすぎた。

アレ見せられるのはガキからしてもしんどいと思うんだよな。

知るかバカうどんのパワー系みたいな言動主人公とか無理でしょ。

前に「主人公たちは子供のまま時間を飛ばされたので内面が幼い」って設定の戦隊モノがあった気がするけど、アレでもここまでヤバイ人間じゃなかったと思う。

いやマジでさ、「身長180cm小学生主人公ギャグ漫画」みたいなノリの台本ライダーやるのはキモすぎるって。

アレが人生特撮キッズがいると思うと可愛そうで泣けちゃうね。

あん大人になりたいって絶対思えないだろ。

2025-09-02

anond:20250902094057

ホームレスは割高なコンビニ弁当買わないといけないからね

自炊節約するにも最高に恵まれインフラがあってこそ

2025-09-01

おそらく日本で一番雅な松屋、終了

京都ビジネスホテルにある松屋は、日本庭園が見える席があることで知られていた。

この店はホテルユニゾ京都烏丸御池と同時に2020年12月17日オープンし、一部の席から庭園が見える構造だったため、「おそらく日本で一番雅な松屋」として注目された。

しかし、近隣に住む私は庭園存在特に意識することはなかった。自炊が苦手な私にとって、この店は日々の食事をまかなうための場所であった。開店以来、毎日のように利用し、常にプラチナ会員を維持していた。

ホテル2024年8月に一時休業し、11月フォーポイント フレックス by シェラトンとして再開した後も、松屋営業を続けていた。

ホテルが休業期間中営業してくれたことは利用者として非常に助けになった。また、海外ブランドホテルに変わっても松屋撤退しなかったことに安堵した。

今回の閉店は突然の出来事だった。

「店内清掃のため店を閉めます」という内容の張り紙が、少し前から松屋入口に貼られていた。

8月30日以降、松弁ネットに店が表示されなくなっても、本格的な清掃か改装だと推測していた。

しかし、9月に入っても営業が再開されないため、検索したところ、8月29日付の京都新聞デジタルに「京都中京区の『日本みやび』?な牛丼店『松屋』が閉店」という記事を見つけた。

なんとなく抱いていた嫌な予感は的中し、閉店の事実を知った。最近店員アルバイトではなく肩書きのある社員ばかりになっていたことも、今思えば閉店に備え補充がなかったことを示唆している。

ホテル側のじゃらんサイトにも「レストラン松屋営業終了のお知らせ」という記事があり、ホテル側は閉店日を知っていたにもかかわらず朝食予約を受け付けていた。このことから松屋側は閉店日時を過ぎるまで事実を秘匿したかったと考えられる。

松屋ヘビーユーザーとして大量のポイントを貯めていた私としては、閉店までにポイントを使い切りたかった。四条河原町まで足を伸ばせば松屋はあるが、通勤路や近所にはないため、わざわざ行くのは面倒だ。

4年8ヶ月続いた松屋生活はこれで終了する。

ごろチキやうまトマやシュクメルリはもちろんのこと、松屋期間限定メニューを食べ逃したことは一度もなく、直近のコムタム風ポークライスも気に入っていたが、怠惰な私はコンビニ弁当生活に逆戻りすることになるだろう。

松屋広報によると閉店理由は「賃貸契約の終了」だという。利用者感覚からすると、松屋側が契約更新を望まなかったというより、ホテル側が契約更新を拒絶したか、もともと追い出す意向があったと推測される。

ホテルユニゾ京都烏丸御池開業した当初よりインバウンドが増加しており、朝食時に周りが外国人だらけという状況は頻繁に発生していた。しかし、外国人には松屋食事が口に合わないようで、返却口の食器には大量の食べ残しが見られた。

洋風朝食も用意されていたが、食べかけのパンソーセージが残されているのが目についた。

ホテル運営海外資本に変われば、このような状況を放置しないだろうという予想はできたため、今回の松屋撤退にはある程度の納得感がある。

当然、後には別のレストランが入るのだろうが、地元住民日常的に利用するような店にはならないだろう。残念だが、やむを得ない。

さらば。そしていままでありがとう松屋 フォーポイント フレックス by シェラトン 京都御池店!

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