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はてなキーワード: 心筋梗塞とは

2025-10-10

なぞなぞ:頭の回転が速い人がかかる病気ってなーんだ?

こたえ:心筋梗塞(thinking 高速)

2025-09-24

しんぞうくるしい

たまに夜中に胸が苦しくて目が覚めることがある(まさに今)

普段生活中は耐えられないほどではないが、たまに強い違和感を感じることがある。高血圧と脂質異常があるのでそこ由来かなと思いつつ、日々を過ごしている。

心筋梗塞死ねるならそれもありと思っているのだが、変な倒れ方して後遺症とかでしんどい思いするのは避けたい。

寝直す。

2025-09-16

anond:20250916101608

せやで。長時間同じ姿勢労働従事していると、体がこわばってコリができてしまい、

血栓ができると心筋梗塞脳梗塞になってしまう。

から、1日に5回ストレッチをする。

もともとはインドヨガ太陽礼拝の動きを簡略化した形なので、

ストレッチ効果を期待してやるなら、太陽礼拝の動きを真似するといいよ。

anond:20250916004037

dorawii それは心筋梗塞前兆。血管がつまり始めてるから

心拍数が上がったときに十分な血流が確保できず、心筋細胞が酸欠状態になって痛みが発生する。

早めに病院にいったほうがいい。

2025-09-12

anond:20250911170518

野菜を食え

生姜で血行改善タマネギ血液サラサラに、キノコ納豆トマトも食え

というか俺の親父が糖尿由来で心筋梗塞になって目をやられかけたが

徹底して食生活改善して数値が一気に改善したわ

少量の雑穀米野菜スープ玉ねぎピクルスしめじシイタケまいたけキノコ炒め・トマト・茹で卵を毎日食うようになってからどんどん健康になっていったわ

味変でカレー粉やチリパウダーみたいなスパイス振って食ってた

作り方も簡単

野菜スープキャベツニンジンを雑に切ってコンソメで煮るだけ

玉ねぎピクルススライサーで薄切りにして甘酢に漬けるだけ

キノコ炒めは油を薄く引いて煎るだけ

親父は3~4日に一度作ってるわ

常備菜にして意識して食え

まだ労働してるわけだし主食カップラーメンでもいいし冷凍食品でもいいんだ

副菜を食わないのが駄目なんだ

野菜を食え

2025-09-11

anond:20250911224253

心臓脳梗塞です」っていったりするよな

末梢血管(毛細血管)の閉塞って言う方が妥当なような

それに心筋梗塞とかって言葉が昔からあるのになんでそんな言い換えをするんやろとも思うし

食事節約するのを一切やめた

今まで食料を買うとき、まず第1に安さを基準にしていた。

だが、最近目の血管が詰まって危うく失明しかけると言う経験※1をした。

原因は脂質異常症と高血圧(170/110)。

そこで、以下の様のようにした。おまえらもこれにしろてください

これだけでかなり体調が良くなった。

おまえらまじおすすめ

入院して全部で60万ぐらい吹っ飛んだけど、半額シール品とかやっすい飯とかで節約する分の20年分ぐらい吹っ飛んだ計算になる。

コスパも悪い。

注記

※1

出張先の駅で、何の前触れもなく突然左目が真っ暗に。痛みは全く無いのに電源を落としたみたいに何も見えなくなる。

駅員にどこに病院いったらいいか聞いたら即座に救急車で行くべきと呼んでもらって、いった先が大学病院眼科血栓融解療法に即応できる病院だった。

血管の中のゴミが脳に行って詰まれ脳梗塞心臓にいけば心筋梗塞、肺に行けば肺塞栓症。で、俺の場合は目に行って、網膜動脈閉塞症になった。

2時間以内に開通させないと細胞がやられて元に戻らない。俺の場合は30分で病院にいって、病院ですぐにカテーテルで点滴治療を受けたら、元のように見えるようになった。こんなことは滅多にないらしい。

そのまま2週間入院

医師脂質異常症と高血圧の指摘を受けながら通院していないことを告げると絶句された。

もし出張先ではなく地元で発生していたら、近場の総合病院には高度な眼科はないので、失明していたかもしれない。

それが二ヶ月前のことです。

今は生活改善したところ、血圧は142/95まで下がった。コレステロール値も改善方向です。

2025-09-04

痛覚レセプターがなかったらどうなりますか?

痛覚レセプター(痛みを感じる神経受容体)がなかった場合、人体にとって深刻な影響があります。痛覚は身体にとって非常に重要生理的システムで、もしそれが欠如していたら、以下のような状況が考えられます

1. 怪我病気に対する警告がない

痛覚は、危険な状況に対する警告として機能します。例えば、火傷をしたり、骨折したり、深い傷を負ったりすると、痛みを感じることによって、すぐにその行為をやめるか、手当てを施すことができます

• 痛覚がないと、自分怪我をしていることに気づかない可能性があり、傷がさら悪化したり、感染したりすることがあります。例えば、火傷をしているのに気づかず、さらに加熱を続けてしまうなどの状況です。

病気や内部の異常がある場合でも、痛みがないため、治療が遅れることになります。たとえば、内臓疾患や心筋梗塞のような重篤な疾患でも症状がわからず、命に関わる事態に繋がりかねません。

2. 自己防衛機能が低下

痛みは、危険な状況において、体を守るための重要サインです。例えば、熱いものに触れると痛みを感じて手を引っ込めますが、この反応がなければ、深刻な損傷を受けるリスクが高まります

• 痛覚がないと、危険な物や状況に気づかず、身体を傷つけ続ける可能性があり、自己防衛本能が失われたことになります

3. 長期的な健康への影響

痛覚が欠如すると、慢性的傷害や異常が進行することがあります。例えば、関節炎や筋肉の損傷などが痛みなく進行し、体の機能を損なう恐れがあります。足を引きずりながら歩くことによって関節に負担がかかり、痛みを感じないまま損傷が広がるようなケースです。

• 体の使い方の不正確さが積み重なり、体のバランスを崩し、他の部位に異常を引き起こすことがあります

4. 感情面・心理的影響

痛みを感じることは、身体だけでなく、心理的な影響を与える重要役割も持っています。痛みがあることで人は「不快感」や「危険を感じる感覚」を持ち、行動を調整します。痛みがなければ、無意識に過度に体を使ってしまい、ストレス不安を感じやすくなることもあります

• 痛覚が欠如すると、身体的な危険だけでなく、精神的にも不安定になる可能性があります

5. 痛覚がない疾患の実例

• 無痛症(Congenital insensitivity to pain)は、遺伝性疾患の一つで、痛みを感じない状態です。この状態の人々は、身体に損傷を与えてしまうことが多く、また事故や外傷に対しても非常に鈍感です。例えば、無意識骨折しても痛みがないため気づかず、治療が遅れることがあります

• 痛覚がないと、体の状態を感知する能力が低下するため、適切な生活習慣や注意深さを持つことが難しくなります

6. 痛覚がないと「病的無痛」になりやす

無痛症の状態では、痛覚がないことによって、治療を受けるタイミングを逃してしまうことが多いです。また、慢性疾患や先天的障害を持っている場合、痛みの感覚がないことで、病気が進行しても気づかないことがしばしばです。

結論

痛覚は単なる不快感や不便さではなく、身体健康を守るために欠かせない機能です。痛覚レセプターがなければ、身体危険を察知できず、自己修復も遅れ、健康に重大なリスクをもたらすことになります。痛みが存在するからこそ、適切に体をケアし、早期に治療を受けることができるのです。

2025-09-03

anond:20250903172233

A(低摂取糖)だからB(心疾患)だ、という主張は、

Bの傾向がある人はA(糖摂取を控える)、という説明の方が説得力が高い。

———

「逆因果関係(Reverse causality)」とは、**通常考えられる原因と結果の関係が逆転している状態**を指します [1]。つまり、**結果(従属変数)が原因(予測変数独立変数)を引き起こす**場合に発生します [1]。広義には、特定の交絡因子(Confounder)が結果と密接に関連しており、その交絡因子が結果と原因の両方に同時に影響を与える状況も逆因果関係に含まれます [1]。

この問題は、特に栄養学や疫学の多くの研究を悩ませており、その程度は十分に検討されていないようです [1]。

「追加糖摂取と7種類の心血管疾患発生率との関連性」に関する研究 [2] に対して寄せられた論評 [3] では、この研究結果が逆因果関係問題を抱えている可能性が指摘されています

以下に、逆因果関係がこの研究でどのように現れていると考えられているか、主な点を説明します。

**最低摂取カテゴリーでのリスク増加** [4, 5]

* 元の研究では、「大部分のアウトカムにおいて、最高の心血管疾患(CVD)リスクが最も低い追加糖摂取カテゴリー(非アルコールエネルギー摂取量の5%以下)で認められた」と報告されています [5]。

* 論評では、このようなU字型やL字型の曲線は、既知の生物学メカニズム説明できない場合、または示唆されたメカニズムと逆の場合に、逆因果関係によって発生する可能性があると述べています [5]。

* 追加糖の摂取量が最も少ないグループサンプルのおよそ21%)は、極めて特殊な行動(追加糖のほぼ完全な排除)をとっており、このグループで観察された有意健康リスクの増加は、**健康状態悪化食生活改善の決定(追加糖の削減)を促した**と解釈する方がより plausibility が高いとされています [5]。

* つまり、低糖摂取病気引き起こしたのではなく、病気(または病気リスク)が糖摂取量を減らす決定の理由となったという可能性です [5]。

**ベースライン除外の不十分さ** [6, 7]

* 元の研究では、がん、自己申告による糖尿病、または特定の8種類のCVD(虚血脳卒中脳内出血くも膜下出血心筋梗塞心不全、心房細動、大動脈弁狭窄症、腹部大動脈瘤)の既往歴がある患者ベースラインで除外されました [6]。

* しかし、論評では、この除外リストには、末梢動脈疾患や冠動脈疾患など、他の一般的なCVDが含まれていなかったと指摘しています [6]。そのため、研究サンプルには、研究対象とは異なるものの、一般的なCVDを持つ人々が最初からまれていた可能性があります [6]。

* さらに、肝臓関連疾患や腸関連疾患など、CVDリスクを高め、かつ食生活改善動機となる他の様々な疾患も除外されていませんでした [7]。

**選択的な摂取量の過少報告** [8]

* 別のメカニズムとして、**選択的な過少報告**という現象が考えられます [8]。健康問題医療上の推奨がある場合被験者は追加糖の摂取量を過少に報告する傾向があるため、見かけ上の低糖摂取グループが実際にはより多くの糖を摂取していた可能性があります [8]。

**交絡因子の制御不足** [9]

* 研究では、高血圧血糖値ナトリウム摂取量、脂質レベル家族のCVD歴、経済状況などの重要な因子が制御されていませんでした [9]。

* 例えば、高血圧はCVDの頻繁な原因であり、同時に高血圧の診断は追加糖摂取量の削減など、食生活に大きな変化をもたらす可能性があります [9]。これらの制御がなければ、最低糖摂取量の回答者が単に病気の人々であるかどうかを判断することは困難です [9]。

**「甘いお菓子(Treats)」の奇妙な結果** [10]

* 元の研究では、週に14回以上甘いお菓子摂取するグループの方が、週に2回以下のグループよりもCVDリスクが低いという、さら説得力のある逆因果関係証拠示唆されています [10]。

* 特に腹部大動脈瘤のリスクに関して、最も極端なケースでは、週に14回以上摂取するグループリスクが最低摂取グループ比較して0.5であり、これは甘いお菓子の「魔法のような保護効果」を示唆しているように見えますが、同じ研究の全体的な追加糖モデルでは高摂取リスク増加の傾向が示されています [10]。

* この矛盾は、逆因果関係と、健康に悪いイメージのある食品(甘いお菓子)の系統的な過少報告によって最も plausibility が高く説明できると論評は述べています [10]。

**感度分析限界** [11]

* 元の研究実施された感度分析(追跡期間の最初の3年間に発生したCVD症例の除外)は、一部の逆因果関係を軽減したかもしれませんが、ベースライン除外の不十分さや、高血圧などの他の重要な要因の制御不足といった、より重要な逆因果関係の要因は感度分析でも残っていたと指摘されています [11]。

論評では、アルコール健康に関する過去研究が、逆因果関係問題により、少量のアルコール摂取が非摂取よりも著しく健康であると誤って示唆した例を挙げています [12]。近年のより堅牢研究手法メンデルランダム化など)により、この問題が緩和され、「少量のアルコール保護価値」は存在しないか、当初考えられていたよりもはるかに小さいことが判明しています [12]。

したがって、逆因果関係問題は、研究解釈において**慎重な検討必要**であり、誤った結論を避けるために、研究デザイン分析方法改善する必要があると強調されています [13]。

声の大きいネットの言説にはこれが多い

砂糖摂取量が多いほど心疾患のリスクが低くなる」という主張に対して、それは研究デザインの不備による「逆因果関係」が見せるまやかしである、という批判

興味深いことに、この批判は、医学研究者ではなく、法学研究者によりなされた。

かつて、低容量のアルコール摂取健康に良いとした主張も、逆因果関係に基づく誤解である

このような耳触りの良い主張をメディアが流すことについて、研究者の倫理的責任が追求されるべきである

————

研究では、**心血管疾患(CVD)**に分類される以下7つの疾患の発症を「アウトカム(結果)」として分析対象としています

虚血脳卒中(Ischemic stroke)[1, 2]

出血脳卒中(Hemorrhagic stroke)[1, 2]

心筋梗塞(Myocardial infarction)[1, 2]

心不全Heart failure)[1, 2]

• 大動脈弁狭窄症(Aortic stenosis)[1, 2]

• 心房細動(Atrial fibrillation)[1, 2]

• 腹部大動脈瘤(Abdominal aortic aneurysm)[1, 2]

以下では、これらの「アウトカム」に関する元の研究の主な知見と、それに対する解説記事から批判をまとめています

元の研究:「添加糖の摂取量と7種の心血管疾患発症リスクとの関連」に関する主な知見

この研究は、スウェーデン人の男女69,705人を対象に、添加糖の摂取量と7種類のCVDの発症リスクとの関連を調査したものです [1, 3]。

• 疾患ごと・摂取源ごとの違い:

 添加糖摂取とCVD発症リスクの関連は、疾患の種類や糖の摂取源によって大きく異なることが示されました [4–6]。

• 添加糖総摂取量との関連:

 - 虚血脳卒中と腹部大動脈瘤では、添加糖摂取量発症リスクとの間に正の直線的関連が認められました [5, 7, 8]。

 - しかし多くの疾患では、リスクが最も高かったのは、最も摂取量が少ない層(総エネルギー摂取量の5%以下)であり、5〜7.5E%の摂取量では、虚血脳卒中心筋梗塞心不全、大動脈弁狭窄症、心房細動のリスク有意に低下していました [8]。

 - 一方、出血脳卒中との有意な関連は見られませんでした [8]。

• 糖の摂取源ごとの関連:

 - 加糖飲料摂取は、虚血脳卒中心不全、心房細動、腹部大動脈瘤のリスクと正の直線的な関連があり、週8回以上の摂取は、これらの疾患リスク1131%高めると報告されています [5, 7, 9]。

 - 菓子類ペストリーアイスクリームチョコレートなど)の摂取は、全ての疾患において負の直線的関連を示し、週2回以下の摂取で最も高いリスクが見られました [5, 7, 10]。

 - トッピング類(卓上砂糖はちみつジャムなど)は、心不全・大動脈弁狭窄症とは負の関連が、腹部大動脈瘤とは正の関連が認められました [7, 10]。

人工甘味料入り飲料との関連:

 2009年データを使った感度分析では、人工甘味料入り飲料摂取が、虚血脳卒中および心不全リスク増加と関連していることが観察されました [11]。

解説記事による元研究への主な批判

解説記事では、元の研究結果について「極めて予想外な内容」であるとし、特に「添加糖摂取が最も少ない群でCVDリスクが最も高かった」点や、「菓子類摂取が多い群ほどリスクが低かった」という結果に対して、**逆因果関係(reverse causality)**の可能性を強く指摘しています [12]。

• 逆因果関係の指摘:

 - 健康状態悪化した人が、健康を気遣って添加糖などの摂取を控える傾向があるため、「摂取量の少なさ」が疾患の原因ではなく、「疾患の兆候や診断」が摂取量の減少を引き起こしている可能性があります [13]。

 - 研究では、がんや糖尿病、一部のCVD既往者は除外されていましたが、肝臓病や腸疾患など、食生活改善動機となる他の病歴がある参加者は除外されておらず、逆因果関係リスクが残ったままだと指摘しています [14, 15]。

 - また、高血圧、血糖、ナトリウム摂取、脂質、家族歴、経済状況といったCVDのリスク因子が統制されていなかったことも、逆因果関係可能性をさらに高めていると述べられています [16]。

菓子類に関する不可解な結果:

 週14回以上の菓子類摂取群の方が、週2回以下の群よりもCVDリスクが低いという結果については、逆因果関係に加えて、選択的な過少申告(健康上の理由で甘い物を控えている人が摂取量を控えめに報告した可能性)も説明要因として挙げられています [17, 18]。

• 感度分析限界

 研究では追跡開始から最初の3年間の発症例を除いた感度分析を行っていますが、それでも逆因果関係の影響を十分に除外できていないと批判されています [19]。

• 他研究との類似性

 かつて、低用量のアルコール摂取健康に良いとされた研究が、逆因果関係により誤った結論を導いていたことと重ね合わせ、同様の問題が繰り返されていると警鐘を鳴らしています [20, 21]。

• 誤解を招く報道への懸念

 この研究結果が、「添加糖は摂らないよりも摂ったほうが良い」といった誤解を生む恐れがあるとし、研究者側は逆因果関係可能性についてより明確に説明すべきだと提言しています [22]。

ソース: https://www.frontiersin.org/journals/public-health/articles/10.3389/fpubh.2025.1592684/full

2025-09-02

欧州では仕事9-17時、春1w(イースター)、夏2w、冬2wの海外旅行をして、貯金も貯まる。

ある年の冬、オフシーズンギリシャに行った。空港から地下鉄ストライキをしていて、駅員に聞いて乗り換えた。アテネ建物は古く、中心部はあまりれいではない。

とはいえ地区によっては瀟洒アパートきれいなブティックもある。当時、ギリシャ経済は最悪だったが、丘の上から夜景を眺めると、確かに明かりはG7の国の首都に比べれば控えめだが、それほどでもない。

博物館収蔵品は見応えがある。

アテネでは観光客らしくパルテノン神殿ホテル屋上からも見える。夜はライトアップされる)やそこらに点在する遺跡プラ地区の店やカフェを冷やかして周ったあと、車で時計回り国土の南三分の二を一周することにした。

コリントス地峡を渡って(シーサイドの道中、橋の夜景が絵になる)水かきのついた手の形をしたペロポネソス半島に着くと、酒屋で赤ワインを買って宿でバッカス乾杯した。なお、近所にバーはない。ギリシャ北部で作られる、クシノマヴロという葡萄品種の酒は、中重口で優美でおいしく、瓶熟成も期待できそうな、輸出できる味だが、伊仏のそれと比べて安い。

朝は煮出した濃厚なギリシャコーヒーで目を覚まし、近くの透き通った海で英気を養う。

この半島は、内陸部はオリーブしか生えないような岩と乾燥土の荒れ地で、岩山のてっぺんに砦があったりする。寝坊したので、古代遺跡に着いたらすでに入り口は閉まっていたが、柵を乗り越え中に入って古代競技場の観客席に腰掛けたりはしない。

半島の先端に行ってみたが、住人のいない迷路のような道の村に羊が歩いていた。

スパルタの町は、道路信号がなく、交差点では左右の車を阿吽の呼吸ですり抜けた。外国人でも通じるらしい。博物館彫像は、ことごとく首なしか鼻欠けだった。征服に来た古代マケドニア人仕業らしい。

いくつか小さな町に立ち寄ったが、海に近いのでシーフードがおいしい。

オリンピア遺跡を見た。

国道は片側一車線だが、路肩を使って二車線になっている。

夜、給油すると、係が、20%の消費税をぼやいていた。「政府が俺らを殺しているんですよ、メリークリスマス

風が強かったが、フェリーに車を乗せてザキントス島に着いた。イオニア海きれいな緑色をしている。ここは、夏場は欧州一円から来たパリピ若者が夜通し遊ぶところだが、冬はクラブも閉まって静かだ。何もないので、カフェバービールゆっくり飲む。

翌日、浜辺に難破船のあるシップレックビーチまで、道を間違えつつ辿り着き、崖の上から眺めた。鮭の切り身のような形の岩壁が突き出し、ここだけ色がひと際鮮やかなエメラルドブルーの海を区切っていて、有名な写真スポットだ。晴天だが風が強く、帰りのフェリー欠航まちがいない。島を一周して宿に戻る道すがら、レストランで久しぶりに鯛を食べた。

半島に戻ると、橋を渡って、本土西側イオニア地方の丘の上の遺跡を歩いた。この辺りの国道はなにもない丘と低木の生えた乾燥地を抜けていて、車は時速100km以上ですっ飛ばして行く。

実はギリシャ本土は北に行くほど山がちで、スキーリゾートがある。これを知らず、車はノーマルタイヤだった。なにしろ比喩的心筋梗塞に襲われ、旅行の前日に思い立って航空券を買ったのだ。

メテオラという、ビルほどの巨大な奇岩が連なっている天辺修道院が乗っている所に来た。修道院には、ロープウェイ物資を運んでいるらしい。

その後、オリンポス山を見に行ったのだが、雪に煙って見えなかった。バーに入って酒をたのんで話をしたあと、覚えていない。

ギリシャトイレ水道管は断面が狭いらしいので、トイレットペーパーは流さないでかごに捨てることになっているところが多い。

朝食では、濃厚なギリシャヨーグルトに特産蜂蜜をかけて食べた。いろいろギリシャ料理があったが、名前は忘れた。

一方通行路地の片側にはびっしり駐車してあり、しかも一台分の割り当てが短い。慣れずに苦戦していると、「きみ、出るのか入るのか、どっち?」

この日、神殿を見にデルフォイまで行くつもりだったが、途中、雪が散らつき車を飛ばせず、峠に向かうと夜になり、固く引き締まった雪道に空は吹雪いていた。実は、車屋の親父が調子のいいやつで、タイヤチェーンをトランクに入れてくれたのだが、サイズが合わない。峠で唯一のホテルの前で、明かりを頼りに苦戦していると、主が出てきて、中でコーヒーを飲ませてくれた。結局、諦めてアテネに戻ることにした。途中の高速道路新雪と融雪が斑なシャーベットになっていて、一台だけ時速60kmで進んだ。アテネに近づくと、辺りは雪の気配さえない。真夜中、アパートホテル場所を探すのに、手間がかかった。

結論として、今度ギリシャに行く機会があるとすれば、北部都市テッサロニキを見てみたいが、気温40度になる夏、あるいはたくさんあるうちの島のいくつかのビーチで寝そべって過ごしたいかといえば、よく分からない。もしかすると、クレタ島もいいかもしれない。

2025-09-01

誕生日だった

44回目。

もう何処に出しても恥ずかしくない立派なおっさんだ。

なのに精神的には20代の頃と何も変わってない。実際、生活も変わってないかそんなもんだろうと思う。

変わったのは両親か。数年単位しか会ってないが確実に年老いしまった。そろそろ危ないのかもしれない。

結婚しろとかしないのかとか特に言われてこなかったけど、この前、結婚資金として数百万用意してたんだよ、と言われて普通に言われるよりも謎のダメージを食らった気がした。

老後の生活のために結婚するとか不毛すぎるから自分はこのまま孤独死コースなんだと思う。

その前に両親をきちんと送れるのか。家族と疎遠すぎるし上手くできる気が全くしない。まずはそこから何とかしないといけないのか。

どうしてこんなに成長しないんだろうな。

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ありがとうありがとうクーポン付きのダイレクトメールしか祝われないから驚いた。ケーキを食べるという発想すらもうなかった。週末にでも買ってこよう。

精神年齢を20代で区切った意味はあまり意味はなかった。言われてみれば10代の頃と変わってる気もしなかった。

年代はさておき、精神的には昔と何も変わっていないのに身体健康は確実に悪くなってきていてこのギャップが人を狂わせるのだと思う。(今年はじめて人間ドック行ったら脂肪肝疑いで精密検査コースになりました。酒も煙草もしないのに)

結婚資金結婚費用だと思ってたので結婚式って高いんだなと思ってたが、念のため結婚費用相場を見てみたら随分と余裕を見たなというかシンデレラ城でやる気か?みたいな感じだった。いや相談費用とか含んだものかもしれない。結婚資金の無心に来るまで待ってたのかと思うと申し訳ないにも程がある。

色々考え方はあると思うが、多分自分結婚というか共同生活自体に向いてない気がするんだよなー、というのは単に慣れてないだけなのだろうが結婚しようと思う動機特に見付からない。

猫でも飼うかと思うこともあるが脳梗塞心筋梗塞で倒れたら猫様を危険晒ししまうので無理だった。

2025-08-21

anond:20250821063115

「急患です!心筋梗塞女性!」

「あー今女性先生いないから待ってくださいねー」

😇

2025-08-18

anond:20250818085211

そう言うメカニズム的なことではなく、統計的事実としてと言う話ですね。

本文を一部引用するとこう

近年では検診によりリスクが高い患者の早期治療介入を行うようになったことと医療の発展で大血管障害治療薬や予防薬が確立されたため、脳卒中心筋梗塞による死亡率が大幅に低下しました。
その結果糖尿病の治療を受けていてこれまで冠動脈疾患になったことがない人は、糖尿病がなくて冠動脈疾患にかかったことがある人よりも死亡率が低い=長生きできた、というデータが得られました。

と言う事で、寿命が延びるという説に対して述べているだけで、統計的寿命が伸びると肯定しているわけではないね


さらに、詳しく知りたいな日本糖尿病学会でやってる調査とか

https://www.jds.or.jp/modules/journal/index.php?content_id=68

死亡年齢の調査なので、今やっている治療が実際にどれぐらい効果があるかがわかるのは10年~20年ぐらい遅れて現れてくると思われる。

糖尿病のものや、3台合併症と言われる病気のもの死ぬ人より、癌などになって死ぬ人が増えている、ただし非糖尿病症例に比べて癌になる割合が大きい、と言う事を示している模様。

2025-08-17

糖尿病専門医カイセツ! ドカ食いダイスキもちづきさん を糖尿病患者が読んだ感想

これな。

https://togetter.com/li/2590658

https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ01435633.html

3行で感想

といいながら、奥付にある一文を載せておく。

本文中にはかなり衝撃的な内容も一部含まれます
何を見ても大丈夫な方以外の閲覧はこ遠慮ください。
本文で不快になった場合責任は一切お取りしませんので
こ了承ください。

ワイのスペック

正直、結構糖尿病には詳しいと思いますが、素人感想以上でも以下でもない事にきをつけてね☆

0章 生活習慣病について

生活習慣病に関する基本のき。たぶん健康診断で引っかかるとパンフレットとかで保健師からいわれるやつだと思う。病院にもよく置いてあるよね。(最近中身がどうなってんのかな?は知らんけどたぶん変わってないと思う)

ただ、ここで「生活習慣病になった人が100%悪いわけではない と言うことが強調されているのが遺伝要因が強いワイとしてはありがたいなあ。

二型糖尿病場合アメリカ人対象にした遺伝糖尿病患者の推計だと、白人で3割から7割、黒人で2割から4割が遺伝的要因が強く影響しているとされている。で、実はアジア系ではよりこの率が高いと言われているが、欧米人に比べるとアジア系はその全体が二型糖尿病高リスク群になる遺伝子を持っていると言われているため、推計ができないくらいになっていると言う話もある。

一方で、生活習慣によらないイメージが強い1型糖尿病は、実は遺伝的要因はあまり関係が無いと言われている。実は原因がはっきりしている場合の方が珍しい。

そして、完全に遺伝因子の影響があると言われる糖尿病があり、MODYと言う名前区別される。ただ非常にまれ


そう言った遺伝とは別に、親が子どもに与える生活習慣についても触れられているのは、糖尿病本や生活習慣本では結構珍しい気がする。

また、一生薬を飲み続けるのか?と言う質問に明確にそうだ、といっているのも珍しいかも。他の本では、ちゃん治療すれば薬をやめられる場合もあります、とだけ言って誤魔化しているものはあるけど、早いかいかだけだよね。

そんで、生活習慣病糖尿病歴史の長い病気。なので、長期に渡って副作用が小さい薬というものが既にわかっており、薬価もめちゃくちゃ安いので(血圧が、血糖値が気になる方へ、などというサプリよりよほど安い)正直、減薬はともかく休薬は目指さず、素直にお医者相談して基礎的な薬は飲んでるのがよい、ってのがワイの意見だけど、それにも一致してる。

第1章, 第2章

ここは実際のシーンを呼び出しながら、キャラとP(筆者)が対談方式カイセツしているところで、たぶんこの本を買う人が最も期待している部分かと。

ワイも単行本と見比べながら楽しく読みました。

ドカ食いに定義があることとか、血糖値スパイクの話とか、なんで生活習慣病クラスタが騒いでいたかということが分かりやすく読めると思うよ。

また、書いてある事も王道的な解釈をきちんと沿っていて、低糖質ダイエットとかそう言う話は出てこないのもバランスが取れていると思う。

あと、帰宅してから寝る前の深夜に飯を食うより、遅くなるなら帰宅前に食べてたほうがいい、と言う話とか、お酒はいいわけけないとか。

第3章、第4章

そして、ここら辺から段々とガチ雰囲気が流れ始める。

対談方式記述が減って、段々とマジモンに。健康診断の項目解説は、マジ分かりやすくて、世の中こええぐらい分かりやすかいてありゃいいのになあと思いました。なんで引っかかったら受診すべきなのかが明確で若いりゃすい。

また、もちづきさんの例は若干太り始めているので、テーマとは話になってるけど、ここでちゃんと、日本人糖尿病肥満を伴わない例の方が多いと言うことも書かれている。

もちづきさんは暴飲暴食でなる話をテーマにしているけど、日本人は暴飲暴食など関係なく糖尿病になる人が「大半」という表現になってて、個人的にもここは強調したいと思った。

気になってるのはもちづきさん、ご家族肥満の人がいないんだよね。太るというのは才能だとよく言われるけど、これは何故かというと太る前に内蔵がやられて太れなくなるから

著者も触れているけど「インスリンが足りなくなると、細胞栄養が届かなくなって痩せる」ので、もちづきさんはドカ食いを繰り返している割には急激に太っていかない、ある程度のラインから太らないのは、既に糖代謝異常が始まっているからではないかとおびえている。

まぁ漫画的な都合だろは思うが。

なので、太ってないか糖尿病と縁がない、と思うのは危ないんだよね。ちゃんと検診受けて、自分の体に敏感になってほしい。

あと、ありがちなのは、糖尿病デブがなる病気だと思ってそれを前提に糖尿病患者に何も考えず「痩せろ」とか言うのもちょっと待ってほしい。むしろ太れなくて、筋肉がつかなくて悩んでる人の方が多いのだ。ワイもそっちのほう。最近特に


そして、高血圧。俺は糖尿病患者ではあって、高血圧モニタリングしてるけど薬は飲んでないのであんまりチェックしてなかったけど、塩分量の話もキッチリ出ててすごい。

漫画の誇張表現マジで検証しつつ、どれぐらいの問題になるかを検証しているけど、そこにさらっとベーコン2枚で塩1gとかヤバイ数字があって、もっとちゃんと気をつけようと思いました。

それから個別化医療ことなどにも触れられていて、すげえなあと。


そして、なんだけど…

たぶん先生糖尿病関係で、他の病院では手の施しようがなくなった重症患者対応するギリギリのところで活躍されているガチ臨床医なんだろうなと言うことが分かる話がこのあとゴロゴロ出てくる。

なんかやたらと糖尿病を煽った健康本を出しまくって、プレ○デントとか東洋○済とかおっさんむけ週刊誌に出てくる暇な開業医とは違って、現役バリバリ、今にも三途の川渡りそうな人をがっちり引張り上げて、こうやって暮らせば今後も楽しい事あるよたとえばアイマスとか、ってやってる人なんだろうな。論文とかウォッチしてるとこう言う人が日本にも多くいて、活躍してくださっていることはよく分かるんだけど、一般向け(?)で出す本をこう言う人が書いていることはたぶん結構珍しくて。

たとえば、腎不全で呼吸がおかしくなってから受診するケースがあるとか、もうそういう話はたぶん、最後最後、押し戻せるか戻せないかギリギリラインを頑張る先生からこそ接している事例だと思う。

それだけでも読む価値あるよこれ。

糖尿病になると寿命が延びる?

特に気になったコラムがこれ。

これね、n=1だけど、ワイの体験談でもそうなんだよ。親戚で40代糖尿病診断うけたおばあちゃん、そのあとずっと真面目に糖尿病治療を続けて、109歳で老衰で亡くなった。

ありとあらゆる病気デパートで色々な細かい病気を沢山たくさんやったけど、いずれも早期発見ができていて、治療は大変だったけど103歳で約35年前に膝に入れた人工関節が寿命で壊れるまでは自分の事は自分でできていた。

無病息災の時代じゃなくて1病息災の時代。これだけ予防医療が発達した今、一定の年齢になって一個も持病もってないやつ、俺は病院なんていったことないぜ!っていやつは逆にヤバイと思う。どんなに本人の自認が健康でも、健康診断は嘘つかないから。

ちゃんとやっていくことはマジ大事だよなと。

第5章 もちづくさんの今後の展開予想

エグい。

たぶん、この本の真骨頂がこれ。

これね、非医療関係者向けの患者本じゃ絶対に、絶対にこんな風に書かれないほどエグい。

そして、残念ながら、これまじでほっとくとこうなるんだよね。「よくある」と書いてあるのは、先生がこういう事例を扱う先生からよくあると言う事なんだと思うけど、

これはランダムにこうなる「よくある」じゃなくて、ほっとくと確実にこうなって、たまにほっとく人がいるから「よくある」と言う話だという事を認識して読むと言いと思うよ。つまりね、しっかり読んで正しく怯えることが大事だってこと。

あとね、編集者フィルタはいってないので「これは医療者として非常に許せない行為です。」とかズバリバリバリ書いてあって、これがちょっと凄みを感じる。

そして、121ページ…。これな。これな。

実際にはもちづきさんの世界人間はこの世界人間と同じ体の構造をしているかどうかは分からないとしても、漫画日常が描かれている上で地続きにかかれているのでヤバイ

あとさらっとブラック企業の害も出ててヤバイ

なお、糖尿病ありとなっているのは最初だけで、残りは糖尿病以外の病気であるのにも意図を感じる。ワイは糖尿病患者だけど、それだけじゃねーぞって話である

まとめ

ネタのつもりで読み始めて、最後健康診断ちゃんと受けよう、治療は中断しないようにちゃんとやろう、って思える本だと思います

筆者や関係者の皆様に感謝を申し上げ、増田を閉じます

ただ、一つだけ要望があります

ページ番号、付けてください。おながいします

2025-07-29

ラーメン屋で太った客が冷房効かせろって文句言ってた

お気に入りラーメン屋行ったら、デブオヤジ会計の時に

店のママに「細い人達に合わせて冷房控えめにしてるんでしょ?修行ですわー」とか言っていたんだけど、デブってほんと堪え性がないし甘ったれだよな

痩せて筋肉つければその分涼しくなるのに。

体が保温効果抜群の脂肪まみれになってるから暑いんだろうが。

ラーメン食ってる場合じゃねえよ。

そのうち高血圧から心筋梗塞コンボ死ぬぞ。

万が一生き残っても病院で数ヶ月入院して修行より酷い目に遭うんだがまあ甘ったれで脳も脂肪でできてるバカから分かんないだろうな。

2025-07-13

なぜフェンタニルで人が死ぬのか、をGPT先生説明してもらった

なぜフェンタニルで人が死ぬのか

フェンタニル(Fentanyl)は、医療用に開発された強力な鎮痛薬であり、本来はがん性疼痛や術後の疼痛緩和など、限られた医療用途に用いられる合成オピオイドであるしかし、近年この物質違法薬物として流通し始め、アメリカを中心に世界各国で深刻な社会問題となっている。

その危険性の本質は、「ごく微量で致死的」「他の薬物に混入しやすい」「高利潤かつ流通やすい」という点にある。本記事では、なぜフェンタニルが人を死に至らしめるのか、その薬理的特徴、社会的背景経済的利潤性の観点から詳しく解説する。

フェンタニル薬理作用と致死性

フェンタニルは、オピオイド系の合成麻薬であり、モルヒネの50〜100倍、ヘロインの30〜50倍の鎮痛作用を持つ。脳のオピオイド受容体作用することで強力な鎮痛効果をもたらす一方、呼吸中枢を極めて強く抑制する。

1回の致死量はおよそ2mgとされ、これは米粒ほどの量である使用量のわずかな誤差が、使用者にとって命取りになる。また、フェンタニルは速効性が高く、使用直後に呼吸抑制が始まり、数分以内に意識喪失や死亡に至るケースも多い。

このため、使用者本人が過剰摂取に気づかずに死亡する例が後を絶たず、「静かなる死」とも呼ばれる。さらに、依存性も非常に強く、反復使用の中で無意識のうちに致死量に近づいていく構造的な危険性がある。

他の薬物との比較:致死性・依存性・中毒死の要因
薬物 致死性 依存 呼吸抑制 主な中毒死原因
--------------------------------------------------
フェンタニル ◎(即死レベル 呼吸停止
ヘロイン 高い 高い 強い 呼吸抑制
コカイン 中程度 高い なし 心血管障害心筋梗塞脳卒中
LSD 低い 低〜中 なし 精神症状による事故自殺

フェンタニルは、非常に小さな摂取量で致死的な効果をもたらすという点において、他の薬物と一線を画している。

密売構造と混入リスク

近年ではフェンタニルが他の違法薬物や偽造医薬品(OxyContin、Percocet、Xanaxなど)に混入される形で流通していることが問題となっている。外見上は合法の処方薬に酷似しており、ユーザーフェンタニル入りであることに気づかないケースが多い。

これにより、本人が意図せず致死量摂取して死亡する「非意図中毒死」が急増している。違法薬物においては「どのような薬が届くか」を完全にコントロールすることは不可能であり、この構造のものが致命的なリスクとなっている。

アメリカにおける実態対応

アメリカではフェンタニルを含む合成オピオイドによる中毒死が爆発的に増加している。以下はCDC米国疾病予防管理センター)の統計を基にした概要である

主な要因は、中国メキシコから違法フェンタニル流入SNS暗号通貨を利用した密売の拡大、偽薬の氾濫などである

これに対し、アメリカでは以下のような対策が進められている。

これらの政策により一部地域では過剰摂取死が減少傾向にあるが、根本的な流通遮断は未達成である

製造コストと1回の使用量の比較

フェンタニル拡散を加速させている大きな要因に、「製造効率の高さ」「1回あたり使用量の少なさ」「高利潤性」がある。

薬物名 製造コスト(1g) 1回使用使用回数(1gあたり) 備考
----------------------------------------------------------------------------
フェンタニル 数十〜数百円 約2mg 約500回 合成容易・最強の利潤効率
LSD 数千円 100〜200μg 約5,000〜10,000回 原料入手困難・高効率
メタンフェタミン 数百〜数千円 20〜50mg 20〜50回 合成しやす
ヘロイン 数千〜1万円 1020mg 約50〜100回 精製に手間
コカイン 数千〜1万円 30〜100mg 10〜30回 農業依存性が高い

フェンタニルは、違法薬物の中でも「最も効率よく稼げる麻薬」とされており、製造者・密売人にとって極めて魅力的である一方、使用者には極端なリスクをもたらす。

日本におけるリスク展望

日本国内では、現時点でフェンタニルによる大量死は報告されていない。しか医療フェンタニル普通に流通しており、盗用や転売さらには海外から密輸・混入のリスクは年々高まっている。

特にダークウェブSNSを経由した薬物入手が若年層に広まりつつある中、アメリカと同様の事態日本でも起こる可能性は十分に考えられる。早期の教育・啓発、テストキットの導入、ナロキソンの配備体制整備が急務である

結論フェンタニルがもたらす「静かな死」

フェンタニルは、ただの強力な鎮痛薬ではない。それは、高い利潤性と即効性、そして誤差がそのまま死につながる構造を持った「現代社会毒」と言える。使用者にとっては、1回の使用がそのまま命を奪うリスクはらみ、社会全体にとっては中毒死の波を生む原因となる。

我々がこの問題に取り組むには、個人の「自己責任」だけでなく、政策教育医療のあらゆる側面から包括的対応する必要がある。

2025-06-28

たっくん氏(@BaroqueHeat1983)のイラスト制作過程について

主にメギド72のイラスト投稿されている、たっくん@お仕事推し事用氏(以下たっくん氏)の作品発言について、以前からAI生成やトレスなど、いくつか疑問の声があがっています

私は特定の誰かを批判したり攻撃する意図はありませんが、公開されている情報をもとに、冷静に事実を整理し、疑問に思った点をまとめておきたいと思います

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■ 1. 絵柄や制作工程の不自然な変化について

【絵柄のばらつきが大きいこと】

たっくん氏のイラストは、作品ごとに線の太さや塗り方、顔や体のバランスが大きく異なっています

もちろん、試行錯誤を繰り返すことで絵柄が変わることはありますが、短期間でここまで大きな違いが生まれるのは、少し不自然に感じます

【完成間近の段階で解像度を4倍にすることの違和感

たっくん氏は、ほとんど完成に近い段階のイラストで「解像度を4倍にした」と投稿されています

通常、イラスト制作において解像度最初に決めるものですので、このような工程は少し不思議に思いました。

AI生成画像や、低解像度の素材を元に加工している場合ありがちな行動とも重なるため、疑問に思っている方がいるのも理解できます

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■ 2. キャラクター設定無視AIらしさについて

ネフィリムリリム身長や体型の違い】

たっくん氏が描かれているメギド72のキャラクターネフィリム」は、公式設定では185cmの高身長キャラクターですが、イラストでは普通の成人女性程度に縮んでいるように見えます

また、「リリム」は130cmの幼児体型という設定ですが、成人女性寄りの頭身や体型で描かれているケースが多く見られます

こうした公式設定を無視した描き方は、二次創作ではよくあることですが、AI生成画像でよく起きる頭身の崩れとも一致するため、疑いの目を向けられる一因になっていると感じます

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■ 3. ibisPaintと制作過程不透明さについて

【「アーティスト不明作品との類似アカウント名の設定について】

たっくん氏はibisPaintを使用していると公言されていますが、同アプリ内の表示では「アーティスト不明」となっている作品も見受けられます

通常、ibisPaintではアカウント名がきちんと表記される仕組みですので、もし意図的にアカウント名を「不明」と設定しているのであれば、誤解を生んでしま可能性があると思います

こうした誤解を避けるためにも、できるだけ誤解のないアカウント名や設定にされたほうが、疑念を持たれにくくなるのではないでしょうか。

タイムラプスを公開しない理由不透明さ】

ibisPaintには、制作の全過程を記録できる「タイムラプス機能」が標準で搭載されています

AI生成やトレスを疑われた場合タイムラプスを公開すれば制作過程が一目でわかり、疑念を晴らすことができます

しかし、たっくん氏はタイムラプスだけは頑なに公開せず、進捗画像文章だけで説明をされています

これでは、余計に疑いを持たれてしまうのも無理はないと思います

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■ 4. コラージュや不自然な加工の例

・背景とキャラクター解像度や質感が異なる部分がある

・体のバランスやパーツに違和感があり、AI生成画像既存素材の組み合わせを疑わせる部分がある

こうした要素が重なると、純粋な手描きかどうか疑われてしまうのは仕方がないと思います

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■ 5. 発言と行動について

たっくん氏は、

・「AI生成ではなく真面目に描いている」

・「AI学習対策に詳しい」

・「血圧が170まで上がった」「弁護士相談した」

・「誹謗中傷に悩まされている」

といった発言をされています

ここで一点、健康面について補足させていただきます

血圧が170台というのは、医学的には「Ⅱ度高血圧」に分類される状態です。

この段階になると、心臓や脳、腎臓などへの影響が強く懸念されるようになります

特に心筋梗塞脳卒中といった重大な疾患のリスク高まるため、速やかに医療機関受診し、生活習慣の見直し必要治療を行うことが推奨されています

このような健康状態であれば、まずはご自身身体を最優先に考え、SNS創作活動よりも休養や治療を優先されたほうが良いのではと感じます

また一方で、

SNSnote他人アカウント発言を名指しして晒す行為

noteの内容を後から削除・修正する行動

AI生成に過剰に詳しいため、かえって自身AI利用経験を疑われる

制作途中のタイムラプスは公開せず、進捗画像だけで説明を済ませる

といった行動が目立ち、かえって疑念を強めてしまっているように思います

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■ 6. まとめとお願い

現在のところ、確定的なAI生成やトレス証拠はありません。

ですが、絵柄の違和感制作工程不透明さ・公式設定の無視タイムラプス未公開・noteの内容の編集といった要素が重なり、疑問を抱く方が多いのも自然なことだと思います

疑念を解消するためには、

制作工程の詳細な公開(ラフ途中経過・元資料タイムラプス)

トレス既存素材、AI使用の有無についての明確な説明

誹謗中傷と正当な疑問を混同せず、冷静で誠実な情報発信

このような対応必要だと考えます

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■ 7. 最後に(余談)

この投稿は、断罪誹謗中傷目的ではなく、公開情報と行動をもとに冷静に問題を整理したものです。

創作活動を続けていく中で、疑問や不安が出た際に、制作者の方が納得のいく形で説明責任を果たすことが、周囲の信頼につながると私は思っています

また余談ですが、電子書籍漫画スクリーンショットSNSなどにそのままアップする行為は、基本的著作権侵害にあたる場合が多いです。

自身誹謗中傷に悩まれているのであれば、他者権利侵害するような行動は、余計に誤解や批判を招く原因になると思いますので、慎重に対応されたほうが良いのではないでしょうか。

たっくん氏ご本人や関係者の方が、冷静で丁寧な説明をしてくださることを願っています

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2025-05-28

anond:20250528142733

血がつまり始めてますね。

その塊が血流に流れて、心臓で止まれ心筋梗塞、脳で止まれ脳梗塞

ほぼ一発退場です。はい

2025-05-26

シンガポールで突然死が増えているのは本当

心筋梗塞症例数が2011年の約8,000件から2021年には約12,000件までに増加。

心臓突然死(Sudden Cardiac Death: SCD)の発生率は、1998年人口10万人あたり26件から2007年には34件に増加

 

ちなみに理由高齢化が進んで人口比で老人が増えたか

周囲で8人の知人が心臓突然死したX-Menはおそらくおじいちゃんなんだと思われる

2025-05-22

anond:20250522045451

牛糞バケツ一杯食って死ねってとこ

チー牛食いまくって高脂血症になって心筋梗塞死ねとか

二郎食いまくって糖尿で苦しんで死ねとか

そういう現実的な方向でアプローチしないと

2025-05-19

anond:20250519104012

麻酔科医がその日、心筋梗塞で倒れた場合リスク考慮したとしても、無痛分娩すべきと考えるだろうね。

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