はてなキーワード: 煩悩とは
今現在のパパ達は子煩悩だし育児参加率が高いから必然的に「ママ化」してるので好感度もそれなりに高いだろう
そして子供の反抗期も減り気味だろうから「親父うぜえ」ってのが無い可能性も高い
昭和生まれの父親はマツコ有吉が言う様にほぼほぼ嫌われてると思うわ
(「母親が異常で、父親が人としてマトモで子供に対する愛が深く面倒見も良い場合」は別だが)
そりゃあ「育ててくれてる」のが母親なんだから、子供がなつくのは母親になるよな
マツコが「父親は家に居なかった」「居てもほぼ口もきかない」と言っていたが、コミュニケーションも取れない人間を好きになるわけないよな
おまけに「父親・夫」というだけで威張り散らしてる様な男を好きになるわけがない
(ましてや金も稼いで来ない様な男とか人間としてだらしない男だったら、「世界一嫌いな人間」になるよな。他人より悪い)
母親が子供に対して「お父さんは外で一生懸命働いて、この家を支えてくれてるんだよ」と洗脳教育してくれてれば「尊敬」とかはあるかもしれないが「好き」とは違うよな
現代のパパ達はそんなクソ親父の孫世代になるのかな?(団塊の孫だとまだ子を持つに至らない年齢かなあ。昭和10年代生まれの孫とかが親になってるかね)
隔世の感じゃないけど、クソ親父の子供がクソ親父を反面教師として、自分が親になった時に多少マシになり、その子供は更にマシになった感じか
良かった良かった
調味料を少しいいものや、代替品に頼らない専用のものを買ったほうが(甜麺醤と書かれているのを゙味噌にしたりナンプラーを醤油でよしとしたりしない)料理は締まる。
食材は高い安いが市場の原理や旬で決まるので安くて新鮮なものを選ぼう。
調味料は高くても揃えよう、たまにしか自炊しない子達はクックドゥとかも併用して。
基本のきになるめんつゆは高い安いじゃなく、これこれ〜!と思うものを選ぼう。基本のきやし。
中華中心ならごま油はあのごま油にしとこう。高いけどあいつでいい。
これから鍋の季節になるね。関東の人はなじみがないけどポン酢もいいやつを用意しておけば鍋のおつゆに困らないよ。昆布かカツオのだしで煮た食材をポン酢で食べるだけ。ポン酢は関東でも最近はすごく良いものが出回っている。一つ一押しを言うなら旭ポンズ。
ここまで言っておいてごめんやけど、食材の中でも人参は高くてもしっかりしたものを買ってね。大きくてしっかりした人参はすべてを凌駕するよ。カレー、シチュー、にんじんしりしり、焼きそば、すべての味が人参によってがらりと変わるよ。
わたしは5児の母だって最初に言うあたりがめちゃくちゃ嘘くさい
これを冒頭に持ってくるって事はこれが幸せの象徴になり得るという認識なんだろうけど、
5児の母を羨ましいと思う女はマイノリティなんだよな
す、すげぇ・・・とはなるけど、羨ましいとはならない
あとフェミにかぶれた女が仕事に忙殺された結果「早く結婚したい」になるの面白いね
結婚するより適切な労働条件の職場探して転職した方が仕事は楽になるんだよ
共働きが当たり前、かつ産休後復帰が当たり前な昨今、結婚ごときで仕事を辞める選択肢があると思ってる女、フェミの何にかぶれてたのかわからない
仕事がしんどいから結婚したいって2025年では最早論理の飛躍だからね
結婚出産に関する解像度が低すぎる所がおっさんと言われる所以じゃないかな
この自称が本当だとしたら多分最適解の人生を送ってると思うのでそのまま生きる事を全力でおすすめする
あと別にフェミはバリキャリ育成思想じゃないのでフェミにかぶれながら専業主婦で5人子どもを産むことは普通にできるし、
反出生主義でもないのでバリキャリとして働きながら自由に使えるお金を得つつ夫に愛されつつ子どもを生んでる女だって存在する
フェミが問題視する女らしさは押し付けられる抑圧としての女らしさなので、女らしさ全開で生きるフェミだって当たり前に存在する
今度イギリスの製薬会社が、性欲をピタッと押さえ込むパッチを出すらしい。
ニコチンパッチみたいに腕にペタンと貼るだけで、煩悩が全部蒸発するって話だ。
っていうのはまったくの「嘘」なんだけど、実際にそんなもんが出てきたらどうする?
世の中、性欲で人生こじらせてる奴が多すぎる。電車でスマホ片手にエロ広告を消すのも面倒だし、週末の夜は「彼女ほしい」と言いながらAVで自家発電大会。「風俗なんて行く金がねぇ」、「マッチングアプリでメンタル崩壊」、「女友達と飯行くだけで下心がバレる」、「結婚したけどレス地獄」。そんな毎日なら、もう全部パッチで消してくれって気分にもなる。
そもそも、性欲とやらがなければ、もっと有意義なことに脳みそ使えるんじゃないか。受験生の頃、「くだらねえ妄想消して単語帳に全集中できたら東大行けた」とか、仕事中にスクリプト組んでても、なぜか脳裏にアイドルのあの表情がフラッシュバック。「この時間が全部計算資源に変換できたらCIパイプライン爆速じゃね?」なんて考えたやつ、俺だけじゃないだろ。
でも、いざパッチを貼ってサクッと欲望ゼロになったら、空っぽのロボットになる気もする。好きな人と目が合っても何も感じない。推しアイドルの新曲MV見ても「はえー色使い綺麗っすね」とかしか思わない。そもそも金曜の夜に飲み会で変なフラグ立てることもなくなる。「恋」「ときめき」「妄想」「嫉妬」・・・こんな人間くさい情動を、ぜんぶパッチの下に封印してしまう。それで何を楽しいと思えるんだろう。
冷静に考えれば、性欲如きに踊らされる人生もどうかしてる。でも全部消してしまえば、人間社会そのものが根っこから成り立たなくなる気もする。文明の起動エネルギーを全部オフにした世界で、進化はもうあり得ない。
いっそパッチで悩みが消えてしまえば楽ではある。でも、欲望を抱えて泥臭く生きてる今が、案外悪くないんじゃないかとも思ってしまう。
運よくホットエントリにはいったので、たくさんのおすすめをいただきました。ありがとうございます。
以下、いただいた作品を「(電子、物理問わず)持ってるもの」 「読んだことがあるもの」 「読んだことない・知らない」で分類しました
・猫と竜
・チ。
・ラーメン再遊記
・葬送のフリーレン
・ラーメン赤猫
・だんドーン
・寄生獣
・銃夢
・映像研には手を出すな!
・SLAM DUNK
・武装錬金
・銀の匙
・三国志
・イムリ
・封神演義
・キメラ
・J↔︎M
・片喰と黄金
・天国大魔境
・サマータイムレンダ
・火花
・最果てのソルテ
・ハニワット
・血の轍
・烏に単は似合わない+烏は主を選ばない
・運命の巻戻士
・対ありでした
・日本三國
・北北西に曇と往け
・ 峠鬼
・令和のダラさん
・オルクセン王国史
・税金で買った本
・生き残った6人によると
・ コーポアコーポ
・バルバロ
・ダークギャザリング
・ねこ、はじめました
・シグルイ
・ROUTE END
・孤高の人
・きみにかわれるまえに
・ながたんと青と。
・宝石の国
・刻刻
・オレンジ
・ニセモノの錬金術師
・相席いいですか?
・わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
・ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット
・アルテ
・その着せ替え人形は恋をする
・ペリリュー
・私が死んで満足ですか?
・猫奥
・ARIA完全版
・怪獣を解剖する
・路傍のフジイ
・煙たい話
・ 最後のレストラン
・ドラゴン養ってください
・冥天レストラン
・家栽の人
・幽麗塔
・ EDEN
・ 幻獣の國物語
・聖女に嘘は通じない
・ダーウィン戦記
・マップス
・バルバロ!
・路傍のフジイ
にしたいと思います。
あと、
・日本三國
・峠鬼
あたりは機会があれば(セールだったり、ポイントがあったら)優先度高めで読みたいと思いました。ありがとうございます。
条件にこの10年くらいの漫画としておけばよかったですね。それ以前の作品はちょっと今は読む気分ではないですすみません。
あとスポーツものと歴史ものが苦手なので、メダリストとか三国志、風雲児たちも今回は無しで。ペリリューはいつか読もうかと思ってますが。
猫と竜買ってるけど、別に猫マンガ好きではないです。むしろ犬派です笑
あとおっさん剣聖あげてるけど、なろうだから好きみたいなのもないです。特に転生物は読みません。
なんだかんだで漫画歴40年くらいだし、ジャンプラやウェブリ、コミックデイズは入れてるのでマンガを読む機会はそこそこあるのですが、世の中にはまだまだ知らんマンガがいっぱいあるなと当たり前の感想を持ったりしました。
ありがとうございました。
【追記 08261421】
ブコメで「バルバロが未読の人の興味を引いた機序を知りたい」とあったので、バルバロ以外も含めて選んだ理由を書いときます
・バルバロ! 1話目がブクマでホットエントリに上がってるときに読んで面白いな続き読みたいなと思ったものの、その後、忘れてて思い出して開いたら途中が読めなくなってたたので。風俗周りは一時期興味があって色々調べてた(意味深)ので、その辺で興味があるのもある。
・怪獣を解剖する +解剖、幽霊、密室 これもホットエントリかXに流れてきてしったやつ。僕は怪獣8号が1話のまま続いてほしかったと思ってるタイプの人間なので、そういう人間として読まずにはいられないので期待しまくってる。
・路傍のフジイ Xのプロモツイートに何度も何度も流れてきて、どうせくだらないやつだろと思って無料分を開いたら想像の10倍くらい面白かったのと、けっこう外部評価が良いみたいなので興味を持った。
・図書館の大魔術師 タイトルの漢字がごついのだけ知ってたが、今回名前が挙がってたので1話を読んでみたら結構面白かった。でも、これ買うと他が買えなくなるので後に回します。あとで買うには入れておきました。
・日本三國 これも話題なのでタイトルは知ってるのと、2.5次元で舞台化してるらしく昔の推しが出てるのでちょっと興味がある。これは冊数的に路傍のフジイと迷ったので、次回買うかな。
・峠鬼 全然知らないタイトルだったけど複数の人が名前を挙げていて、気になったので1話を読んでみたらよさそうだったので。ガチ歴史ものはあまり好きじゃないんだけど、歴史ファンタジーは好き。
・瑠璃の宝石 絵を見て、ちょっと性的過ぎるなと思ってパスしかけたんだけど1話読んでみたら面白かった。鉱物周りは昔の上司がやたらと詳しく、自分も化石が好きなので一時期東京ミネラルショーに足を運んだりしていたので気になってはいる。けど、上記の3冊と比べたら優先度下がるかな。
という構成で、YouTubeはおそらくAI活用型の粗製濫造コンテンツ。視聴数に応じて小銭を稼ぐタイプのスパムだろうか。(追記訂正: 粗製濫造でもなさそう。だとしたら、単に風変わりな人間の増田が、直前に見たYouTubeと共に日記を書いているだけの可能性もあるか…?)
やっと密林であれ購うことできたわ。 ついに購入みたいな
https://anond.hatelabo.jp/20250819072400
https://anond.hatelabo.jp/20250819095329
そろそろごはん
Twitter貼り付け型もそうだけど、大手ユーザー投稿型サイトのURLは、なかなか機械的に弾きにくい。リンク先の内容まで自動で確認するのは、はてな運営側ならやれないこともないが、大がかりになってしまい現実的ではない。(まして上記のような事例だと、リンク先の内容を確認した上での判断も、機械的には難しそう)
上記のような単純なパターンであれば、今のところ「連続したYouTubeリンク」で弾けなくもないが、単一リンクにされるだけで弾けなくなるし、健全な増田の投稿も弾いてしまう事例がたくさん起きそうだ。
(追記)
本文もまともだし、リンク先もそれ自体は一見まともなコンテンツ。しかし脈絡がなさ過ぎる。
リンク先は、ひょっとして他者の正規コンテンツのまるごとコピーかとも思ったが、そうでもなさそう。
本文もスパムに言及している点が非常に「スパムらしくない」のに、脈絡のないリンクだけが気になりすぎる。前掲の「朝サイクリング」と同じ自転車YouTube動画である点は、偶然だろうか…?
万博に最初に行ったのは、開幕1週目の平日。もともとは「う~ん万博?まぁよっぽど閑古鳥が鳴いてたらいってみようかな…?」といった感じだったのだけど、直前になると報道も(悪評が中心だが)増えてきて、こりゃ話のタネに行ってみたいなと急遽行くことにしたのだ。
そんなわけだから、「行ったら行ったで面白いだろうしけど、つまらなかったらつまらなかったで話のタネになるぞ」というくらいの気分で行ったわけだけど、結果楽しかったのでその後もリピートしているわけである。
とか言っていても、お囃子の声が聞こえてくれば、ちょっと行ってみようかなという気になり、行ったら買い食いもするし盆踊りを見たくなるもんさ。そういう魔力がお祭りにはある。(というより、その種の魔力を祭りというのかもな)
適当に歩いてたらさ、なんか踊ったり歌ったりしてる人がいてさ。ほんで自然に人が集まって、パフォーマンスが終われば自然と拍手が起こる。そういう空気が良かったなぁ。
昨今、社会の分断が問題って言われるじゃないですか。その場限りの空気ではあるが、それでも見ず知らずの人たちの間でちょっとした一体感ができることに、少しだけ救いを感じる。なんなら、入場ゲート前に国旗が並んでいるのを見るだけでもちょっとぐっとくるものがあった。
まぁもちろん、こんなのは幻想だ。万博を半年やったくらいで分断が消えるわけでもないし、国旗を並べただけで世界平和が達成されるわけでもない。なんなら万博自体が分断の種ですらある。あるいはこのイベントはパンとサーカスの類なのかもしれない。
が、それでも、である。たまにはそういう幻想を見て、仮に現実がそうでなくても、あくまで理想がどのようなものかを再確認する、というのは意義があるではないだろうか?
あー万博のテーマ?いのち輝く未来社会?う~ん、こっちについては自分はどういう意味かよく分からなかった。
いろいろ技術の展示はある。ただ、どうしてもこういう場所で展示されている技術はだいぶ無理した「背伸び」の展示だなという印象を受ける。技術ってのはもっと地味なもんなんだよ、ってのが自分の技術観だからなかな。
自分が冷めた人間なのかな。シグネチャーパビリオンを見ると、自分の表現物を実現するのに大金が動くクリエイターと、食うに事欠く人間の差は何なんだろう?とか考えてしまう。
まぁもちろんね、芸術に全然金が回らないような社会がいいとは思わないんだけどさ。
金のある先進国や産油国のパビリオン。あるいは企業パビリオンやシグネチャーパビリオン。まぁそういうところは、たしかに見てすげーってなるし、それぞれテーマがあって面白い。
でまぁそういうのも良いんだけど、けど、なんだかんだで私は中小国のパビリオンが好きだな。比較的待たずに入れるのも魅力だし、そういうところにふらっと入ったら愛想の良いスタッフが居たりすると嬉しい。ほんとの小国ともなると、説明員が誰も居ないか、居てもスマホいじってるだけだったりするわけだけど。
気合の入り方もピンキリでアフリカなんかは、正直どこの国も似たようなもん置いてんなぁ、違うのは大統領(大概軍人)の御真影だけか?みたいな国も多くてね。
それでもね、世界にはこんなに国があるのか~知らない国がい~っぱいっていうのを見れるだけでも、楽しいし有意義だと思うんだよね。子供達にはぜひそういうところを見てほしいね。
何回か行った万博で、やっぱり一番いい体験は、4月の開幕1週目に行ったときだったな。
単純に来場者が少なくて並ばずに入れるところが多いし、気温もちょうどいいし、というのが一番大きいのだけど、それだけではなく、事前情報がろくになかったので、攻略方法などという野暮なことを考えずに済んだ、というのも大きい。
好評が出回る中でも悪評が消えない予約システムだが、そもそも予約なんて大してあてにしてなかったからね。どこが見どころとか分からなかったし。
何度も言うように、万博はお祭りなのだ。祭りに行くときに、まずは射的をして次に焼きそばを…なんて考えるやつはいない。適当に歩いて、目に入った店を気分で見ていく。祭りってそういうもんだろ?
それを攻略法だのと称して、まるで最適解があるかのように言うもののなんと多き事よ。まぁね、安くもない入場料を払ったからには、というのも分かるんだけどなぁ。しかし、そのような「攻略法」は、万博の体験をむしろ損なっているのではないか?と私は思うのだ。
と言いながら、私も4回目とかになると、まだ行ったことの無い人気パビリオンに行きたいものだから、会場内で予約サイトをしょっちゅうチェックしたりしちゃうわけだ。
もうちょっとこう、何とかならないものかねぇ。(システム的な意味と、そういう野暮な行動をしてしまう自分の煩悩と)
話変わって、このあいだイオンモールに買い物に行ったんですよ。そしたらエスカレーター脇のちょっとした催し物とかやるスペースで、高校生かな?がビブリオバトルやってったの。で、クラスメイトらしき人や地域の人、たぶん通りがかっただけの人が周りで足を止めてなんとなしにそれを聞いている。
これを見て、私はそこに万博みを感じた。
日常の場と非日常の場、世界が集まる場と地域の場、スケールは全く違うけれど、小なりといえども舞台の上に立つ若者と、見知らぬ人たちの間で共有される拍手。
なんやかんや、イオンモールっていいところだなと思った。聞くところによれば海外では階層によって行くお店も使う交通手段も違うという。まぁ日本でも本当の貧困層や富裕層はイオンモールには来ないかもしれないけれど、それでも老若男女、だれが来ても許される空気みたいなのが、ここにある。そうだな、自分が好きな日本ところというのは、イオンモールに象徴されているのかもな、なんてことを言うのは大げさかな。あるいは地方都市民の発想かしらね?
あとは、特に砂漠の地域だとよりコントロール下に置かれがちとか、地域による特性があるのも面白い
例えばヒジャブとかが最たる例だよね、欲情しないように厳正な管理をしている
例:性の促進
・ユダヤ教:産めよ、増えよ、地に満ちよで高い出生率を誇る(現在進行系)
例:製の抑制
一方で、人間の子孫繁栄の戦略としては「他人に制限を求めつつ、自分はやることやる」だから、大抵本音と建前で構成される
閉経した女性が、他人の性に厳しくなるのも多分自分の子孫への配分が減るからだよね
そんな中、現代人はこれまでにない状況に置かれている
・避妊方法の確立による、性のレジャー化(2030年頃には男性側の避妊薬も登場する見込み)
・ポルノの圧倒的な普及
・異なる宗教や地域、性別・年齢が同じルールを遵守しなければならない状況
・少子化
私は40歳まで実家暮らしをしていた、いわゆる「子供部屋おばさん」だった。
実家は会社を経営しており貧乏でこそ無いもののそれなりに裕福で、特に生活に不自由した事は無かった。
兄妹がちゃんと会社を継いでくれてるから、私は適当にアルバイトやパートで小遣いを稼ぎながら友達と交流したり趣味を楽しむというスローライフを送っていた。
このまま一生独身かと思っていたんだけど、40歳になった時、突然「子供が欲しい! 子孫を残したい!」って衝動に駆られた。
とりあえず婚活パーティーに行ってみたけど、年齢と外見(正直、デブスのチビでイマイチ)が足かせで、ほぼ相手にされなかった。
「やっぱり無理か…」と諦めかけてたとき、ある男性と出会った。
彼は私より少し年下で背は160cm無いくらい。1hydeに毛が生えた程度だと思う。
顔は普通か中の下で高校中退のアルバイトで正社員歴無しと悲惨な感じ。
でも不思議と話が合って、付き合ってみようかなって気持ちになった
ただ、自分のことは棚に上げて言うのも悪いけど、彼との結婚には将来性に不安を感じた。
その事を同僚のパートに相談した所「結婚しない後悔より、結婚して失敗する後悔のほうがマシじゃない?」ってアドバイスをもらった。
意を決して彼との交際に踏み切り、程なくして入籍、ささやかな式も挙げた。
年齢的に子供は半分諦めてたけど、なんとこれも結婚して一年も立たずに妊娠した。
高齢出産で心配だったけど、無事に子供は産まれ、健康に育っておる。
下手したら私より懐かれてるんじゃないかってくらい。
家事もちゃんとやってくれるし、傍から見れば幸せな家庭だと思う。
しかし私も夫も社会的には非正規のままで、正社員になれる見込みは年齢的にもほぼゼロ。
今は実家のサポートでなんとか生活できてるけど、親が引退したり亡くなったりしたら、
はたして兄妹が今まで通り面倒見てくれるだろうか?(一応今の所、援助の約束はあるけど、口約束だ)
60歳過ぎてパートやバイトもできなくなったらどうするんだろう?
ちゃんと進学させてあげられる?
私は特に何も考えず進学させて留学までしてもらってるから、せめて大学には行かせてあげたい。
ハッキリ言って余裕なんて無いし、不安が尽きない。
こんな私たちが子供を産んで家庭を持ってよかったのかと、ふと、子供部屋おばさんのままひっそり生きて、
誰の負担にもならず死んでたほうがよかったんじゃないかって思う。
でも、あの「子供が欲しい!」って衝動が強すぎて、その気持ちに突き動かされて今がある。
それに従ったのが正しかったのか間違ってたのかは分からないけど
子供の学費や習い事も実家や兄妹の金銭的サポートが前提の情けない現状。
方丈記にも似たる世の移ろい、
浮世の人心(ひとごころ)もまた、変わりゆくこと風の如し。
されば、社(やしろ)にあらず、寺にあらず、まこと電脳の都にて「SNS」と呼ばるる場所に棲みつきし者どもあり。
己が影法師の如く醜く肥大せし「自尊」と「無分別」を振りかざし、
秋葉原の路(みち)にて、無様なる舞を踏み、
電車男とやらの幻に心惑わせ、
パソコンを武器にITの海へと漕ぎ出せし浪士ども、ITの渦に身を投じし哀れなる者どもなり。
誠に危うき流浪の民にして、
彼らこそ、うつけの輩にて候ふ。
かの輩、IT業界の門を叩き、ネット界隈に群がりては、不浄の知恵にて奇跡を創らんとす。
ああ愚かなるかな――
かくの如き輩に、機微なる技術の開発を許すは、まさに、天火の鍵を、蒙昧の子に託すが如し。
是の故に、諸方の英知を結集せし技術者ども、善(よ)く見定めて曰く、「かの者らに扱わせること、極めて危うし」と。
かくて、AIなる技術の端々に、あらかじめ「倫理」と「規範」の枷を嵌め、予(あらかじ)め出力を封ぜしなり。
――嗚呼、Xなる場、はてななる藪に巣食ふ「弱者男子」なる者ども、また「豚丼」などと呼ばるる男女の残党、
年を重ねし老翁老女に至るまで、皆みな、己が家柄、容貌、気性に於いて、全ての理想を叶えし虚構の者ら――
レムたん、エミリアたん、ウマ娘たち、アンシス殿に刀剣の勇士たち――
これらを我が物とせんがため、AIに策略と戦法を請ふとは、まさしく妄執の極みにして、
ITの才知ある者ら、蛇の如く狡猾にして、かかる望みを見抜き、予め封じたるぞ。
――されば、なべて人の世にては、
「目にて見、頭にて考え、手足を使ふ」こと、是こそが道なり。
近年の日本人、白き襟ばかり好み、肉体を使ひし労働を卑しむ様、まこと由々しき事なり。
さるほどに、幾度も言ひ伝へん――「職(しごと)とは、汗と泥とに塗れたるものぞ」と。
そもそも、ITの妙技なるもの、十年ごとに世に現れては、「世界を変へん!」と声高に叫ぶものなれど、時の波に呑まれ、いづれ消ゆる運命なり。
しかるに、近年現れし者ども曰く
「ICTにて覇を唱えん!」
「ドローンにて天を征せん!」
または――「我らきたなき男子、貧しき女にしても、貴人や麗人を討ち取りて、美男美女を奪ひとり、過去の不幸を取り戻さん!」
おお、なんと卑しき願いぞ、かの願望、むらむらと身を震わせ、
勃起せんとすれど、もはや体力尽きし哀しき年頃。
ああ、いかに哀れなるかな。
己が陰茎もはや力尽き、勃ち難き年齢なれど、
想ひばかりはなお盛んにして、夢の中にてなお性(さが)の業(ごう)に抗へず、
嗚呼、哀れ、愚か、みじめにてならず。死ぬまでウルトラマンに助けられんと信じ、いつかグリッドマンに変身せんと信ず。
されど、ウルトラマンなどこの世にあらず。
グリッドマンと化して、世界を救い、美しきJKと契り交わすなど、
「いつか変身して、美少女と契らん!」と、己をウルトラマン、またはグリッドマンと見做す愚か者、
かくも数多(あまた)湧き出づるかと、世の不思議を疑ひ申す。
されど――
ウルトラマンは天にあらず、
凡俗の民(たみ)、何の特異も才もなく、
人並みの苦労すら惜しみたる者が、
――誠に、夢幻の沙汰なり。
琵琶を携へし法師の、
月下に語る声のごとく、
「驕れる者は久しからず、ただ春の夜の夢の如し」
幼少期に亡くなった弟と数年前に亡くなった父の話。
母は専業主婦だったが、母が俺や弟のことで手が離せない時、父は何も言わずに夕食作りに取り掛かったり洗い物をしたり、逆に母が家事に取り掛かっている時は俺や弟の相手をしてくれた。
弟は落ち着きがなく癇癪持ちで一度爆発してしまうとなかなか落ち着かなかった。
今なら発達障害など何かしら診断がついて、特別学級に進んだり、適切なケアや配慮がなされたりしたかもしれない。
しかし、あの時代弟のような子は「ただただ厄介で手のかかる子」として扱われていた。
問題行動を度々起こし、先生からも同級生からも嫌われ、笑われ、揶揄われていた。
俺も弟のことで同級生から揶揄われることがあり、母がいつも弟にかかりきりだったことから弟を嫌っていた。
薄暗くなった堤防で父が「帰るぞ。今日は野菜の天ぷらだな」と言った瞬間、イワシ、特にイワシの天ぷらが大好物だった弟は爆発した。
堤防に横たわり、足をジタバタさせながら「イワシ食べる!イワシ食べる!」と叫び続けた。
父と俺は弟が落ち着くまで待つことにしたが、その時は日が完全に沈んでも弟は落ち着かなかった。
父が弟の手を引っ張ると、弟は釣り竿を握りしめ地面に踏ん張りながら「イワシ!イワシ!イワシ!」と唸り声をあげた。
すると、父は弟を力づくで思い切り抱き抱え、次の瞬間堤防から海に突き落とした。
父はただ無言のまま立ち尽くしていた。
俺はあまりのことに完全に固まってしまい、言葉も出せず父の背中を見つめていた。
堤防の下からは泳げない弟がバタバタともがく音、ゴボゴボという音の混ざった弟の声が聞こえたが、やがて波の音以外何も聞こえなくなった。
父は俺に背中を向けたまま後ろ手で車の鍵を投げてよこし「車で待っていろ」とだけ言った。
返事もせずに鍵を拾い上げ、急いで車の中に駆け込み、ただひたすらじっと待った。
やがて堤防にパトカーや消防、救急の車、近所の大人たちが集まってきた。
俺はひたすら待っていたが、堤防に来た母に連れられて家に帰った。
数日間祖父母の家にいたこと、弟が溺れて死んだこと、父はすぐに帰宅して弟の葬儀の喪主をしていたこと、近所の人や同級生から「楽になったね」「良かったね」という言葉をもらったことなどを覚えている。
弟は癇癪を起こして海に飛び込んで死んだことになっている。
時々、目の前であの時のことを見ていた俺自身でさえ「弟は癇癪を起こして海に飛び込んで死んだ」ということを事実と思い込んでいる時がある。
父は毎年、弟の命日やお盆になると1人でイワシを釣りに出かけていた。
そして釣れたイワシを自分で料理し、天ぷらや梅煮、刺身にして仏壇に供え、長い時間ずっと手を合わせた。
1時間以上手を合わせている時もあった。
亡くなるまでの数年間はもう釣りに行ける身体ではなかったが、近所のスーパーでイワシを買い、弱った身体でなんとか料理し、仏壇の前で手を合わせていた。
その姿を見る度に、蓋をして塗り替えられていたあの日の記憶が蘇った。