はてなキーワード: リア充爆発しろとは
いきなり、連絡を取ること会うこと全てを終わらせたいと一方的に連絡をした。その決断に至るまでたくさん悩んだ。
誰にも言えないことなので、気持ちの整理をつけるためにも、ここに彼との出会いから終わりまでを長々と書いていく。
長すぎて読むの時間かかると思うので盆休み中の暇な人だけ読んでね。
それはまだコロナ禍になる前の2019年の秋のことだった。当時の私は昼職と夜職の掛け持ちをして働いていた。
夜職での源氏名は「ますちゃん」ということにしておこう。「ますちゃん」として働く飲み屋に彼が職場の人たちと来店したのである。
彼はいかにも先輩に連れられてきたという感じで、最初はフリーでついたものの途中で場内を貰い、そのまま先輩方と同じく延長してもらった。
店内での彼はますちゃんを気に入った様子でいた。スキンシップが多め露出が多めの飲み屋(察してくれ)であるため、私は彼にボディタッチ多めに愛想を振りまいた。それが仕事なのでね。
いわゆるクソ客でもなく、その時は普通に「接客する上で気分の悪くならない良客の部類だが団体客の枝なので次に繋がらんだろうな」という感じだった。(夜職経験者なら分かってくれるだろう)
彼はやや人見知りでおとなしめであったが、接客している時間で彼といろいろな話をして、ますちゃんはとても楽しかった。
そして彼の顔や雰囲気が私のドストライクだった。そんな人がますちゃんのことを気に入ってくれているのである。
ますちゃんはますちゃんという作られたキャラであって、「私」ではないのだが、私は少し嬉しかった。
来店の後からしばらくLINEのやり取りをしていた。最初は普通にますちゃんと客のやり取りであった。
当時は仕事に対するモチベーションもあったため、嬢のますちゃんとして次回の来店へ繋げるようにメッセージ内容も考えつつ、他愛もない会話をした。
彼はますちゃんに対してゾッコンのようで、毎日連絡がきた。最初の来店から1週間後、彼からLINEで「今日休みなの?さっきものすごく会いたくなってお店行ったらますちゃん休みだって言われた(泣の絵文字)」ときた。
急にますちゃんに会いたくなって一人で仕事終わりに店に行ったらしい。いや、ますちゃんレギュラーじゃないので休みの日もあるんですけど、、
なぜ行く前に「今日今からお店行っていい?」とか「今からお店行くね」とか一言連絡くれないのか。
そして、早いうちに「よければお店ない日にお出かけしませんか?」と店外誘う連絡がきた。正直とても残念だった。せっかくいい客だったのに、結局お前も店外要求するクソかよと落胆した。
やんわりと昼職もあるからと断りつつ、LINEを続ける。次第にますちゃんではなく一人の女として彼とやり取りをするのが楽しくなってきた。
「本当の名前を教えてほしい。ますちゃんじゃなくて本当のあなたのことをもっと知りたい。」と真剣なメッセージがきた。
客からそういう連絡きたり直接聞かれたりしたら、普通であれば「○○さんのこと信用してるから絶対内緒だよ」とか言って嘘の本名を教えるのが通例だが、もうその頃の私はますちゃんではなく一人の女としての気持ちでやり取りをしていたため、正直に本名(名前のみ)を教えた。
しかし依然として彼は「店にも行くから!ますちゃんのこと卒業できるように支えるから!」とか「欲しいものとか買ってあげたい!」とか言いつつも時折店外要求を続ける。
私ももういいかと思い、店外要求をOKした。最初(で最後)の来店から約1ヶ月後のことである。
私にゾッコン中の彼は「平日でも休み取れるから!」と言い、私も平日の方が昼職の都合がつきやすかったので、忘れもしない11月11日に会うことにした。
彼に車で迎えに来てもらって、遠方のショッピングセンターへ出かけた。
道中からスキンシップ多めだった。出会った店が店だし仕方ないと思ったが、内心ドキドキしていた。まだ少しますちゃんでいたい気持ちと一人の女の子でいたい私の気持ちが葛藤している。
ショッピングセンターではVRで遊んだり、タピオカ飲んだり、ウィンドウショッピングをしたりして過ごした。たまに手を繋いでとてもドキドキした。
そう、当時プライベートでまだ誰ともお付き合いをしたことがなかったのだ。だから、大人になって仕事外で男性と手を繋いだのはその日が初めてだった。仕事ではそれ以上のこともしてるのに。
夕方になり駐車場へ戻り、人気のない駐車場の車内でスキンシップを取るなどして「次どうしようか、どこ行こうか」など決まらない相談を続けていたが、彼はその後のことを考えているようだった。とりあえず私の家の方向に向かって出発した。2時間近くかかるので日も暮れて暗くなってきた。車内でのスキンシップも盛り上がってきた。
しかし、私はその先の事に対して心の準備はしているものの、この帰るか抱かれるかの瀬戸際で駆け引きをしているような時間が新鮮でドキドキしてとても良かった。
途中で夜ご飯どうしようとなったが、緊張でお腹が空かなかったので、食べなかった。
そして、私の家の近くまで来たところ、「もう家に着くよ。まだ帰したくないな。」とベタなことを言われてとても気持ちが昂った。そこから、どうやってホテルに行ったか覚えていないが、その日は綺麗な満月だった。
彼が信号待ちの時に「綺麗だね」と満月を見ていたその横顔は今でも忘れられない。なんか文学チックになってしまって恥ずかしい。
ホテルでは、最初ソファに二人で座っていたが、途中で彼がベッドを指差して「あっち行こう」と言い、言われるがままに移動した。ベッドを指差した彼の手が少し震えていたことも鮮明に覚えている。
全てが私の初めてだった。正直飲み屋ではない夜職(察してくれPart.2)も経験あるので行為自体はしたことあるのだが、それはますちゃんであって、私ではない。
当時24歳。実質処女だった。
流れのままにしてしまったが、終わって後悔した。この日から地獄の5年半が始まった。ますちゃんから私になってしまったのだ。
一般論として「女は抱かれたら好きになる」、「男は抱くのがゴール」なんて言うけど、本当にその通りだなと痛感した。
私は彼に対して好き好きビームを送っていた。それに対して、彼からは前のような情熱を感じなくなった。
11月11日以降LINEのやり取りの9割が下ネタになった。ホテルでどういう事がしたいかそういう話ばかりになった。私も好き好きビームを出してるあまり、彼に合わせて気に入られるような下ネタをたくさん言った。そういうことになっちゃったのは私も悪い。
翌月の12月末に2回目会う事になった。既にこの時点で完全に都合のいい女に成り下がっていた。
夜に彼の最寄駅まで私が電車で行き、最寄駅まで彼が車で来て、そのままホテルに向かった。
そしてホテルで事が済んだらそのまま車で彼の最寄駅まで送ってもらい、私はそこから電車で帰宅。
これがいけなかった。というか前回ホテル行った時点で都合いい女の始まりではあるんだけど、これを許しちゃったことで彼の私への扱いがさらに雑になっていった。私はピルを服用するようになった。
年明けても相変わらず下ネタばかり。写真要求もされて送ったりもした。
それでも彼の気持ちに応えたかった。彼の甘ったるい声を聞けるだけで嬉しかった。
現時点(最後に会って3週間経った)ではまだ声を覚えているけど、いつか声を忘れてしまうのかな。寂しいな。
ところが2月に入り、段々と彼が冷たくなってきた。私が好き好きビームを出しすぎたか。
私は彼と出会った夜職の飲み屋を辞めて昼職に専念しようか悩んでいた。普通に閑散期で稼げないのと一番の太客で良客だったおじがガチ恋化して過剰要求するようになってきてかわしながら接客するのがしんどくなってきた。あと、普通に彼のことが好きで、好きな人いるのに夜職を続けられるメンタルじゃなかった。(今までは好きな人もいなくて処女ゆえに割り切って仕事できてたけど)
彼に辞めることを後押ししてほしかったし、悩みも聞いてほしかった。相談したけど、期待したような答えは返ってこなかった。
彼に会いたいと何度か連絡して会う約束を取りつけようとしたが、「仕事が何時に終わるか分からない」などと言われなかなか会えずにいた。
私の会いたいに対して「会って何がしたかったの?」なんて言われたが、会いたいだけじゃダメなのか。一緒にいたいだけなのに理由が必要なのか。
そうこうしていると、LINE未読スルーされるようになってしまった。
追いLINEもしたし、ブロックされてるか確認するために彼の好きなアイドルのスタンプをギフト送ったりした。
スタンプギフトした時はさすがに返事きた。1ヶ月ほど無視された。もう嫌われて終わりだと思った。
「既読スルーでいいから未読スルーだけはしないで」「終わりにする時はフェードアウトしないでちゃんと伝えて」と伝えた。
「仕事が忙しくて会う暇ないけど、LINEしてると会いたくなっちゃうから」という言い訳が返ってきた。意味が分からない。さすがに恋愛初心者の私でもそれはただの苦し紛れの言い訳でしかないこともわかる。
そんなこんなでコロナ禍。店にも客がなかなか入らなくなり、レギュラー出勤じゃない私は出勤調整されて出勤ができなくなって、最終的にクビになった。その後数ヶ月経って系列店なら働けるという事で系列店に移籍したけど。(系列店移籍したけどコロナ禍もあって指名客3人しか残んなくて、昼職に専念したい時期でもあったので結局移籍後3ヶ月で辞めた。例のガチ恋化太客はコロナ禍を理由に向こうから切れた。)
彼ともコロナを理由に会えない。「コロナ怖いね、落ち着いたら会おうね!」なんて言うけど、なかなか会えない。
いつだったか覚えていない(それより以前のことは日付まで覚えているのに)が、感染者数が少し落ち着いてきた頃に一度会った。その時も同じように彼の仕事終わりに合わせて彼の最寄駅まで電車で向かい駅で合流してホテル直行し帰りはまた電車で帰った。
とても虚しかった。
私は次第に彼に自ら連絡を取って断られることが怖くなり、彼からの連絡を待つだけになった。
その後も、なかなか会えない日々。コロナ禍で会った日よりも感染者少ないはずなのに会えない。
そして2021年の夏、久しぶりにまた会う約束をした。同じく彼の最寄集合解散の流れになりそうであったが、私は楽しみだった。しかし、私はその日の朝体調を悪くして病院に行ったらコロナ陽性になった。正直に「コロナになった」と伝えるのが怖く、「濃厚接触者になった」と嘘をついて会うのをキャンセルした。私がこの5年半で唯一キャンセルした日である。
コロナ禍が始まって2022年夏までの間、彼に何度会ったか覚えていないが、片手で数えられるくらいであった。
もう完全にセフレだなという自覚はあったが、彼から言われた「平日休み取れるから!」や最初の頃の私(ますちゃん)への情熱を忘れられずに、いつかは関係がよくなると思っていた。
生理中に一度会えたが、夜に彼の最寄まで行ってそこから彼の車でドライブしながら私の家の方向へ。約1時間くらい会話をしてとても幸せだった。しかし、私の家付近で山の方に向かった。
山奥に連れて行かれ、小さい神社?みたいななんか祀られてるところの横の公園みたいな広場のところに駐車して、車内で口で奉仕させられた。罰当たりそうじゃんなんて思ったり。
ことが済めばすぐに私の家に直行して下ろされた。私は何者なのか?とても辛い出来事となった。
また、別日には彼が会いたいと言うので、今は生理だと言えば「やっぱりやめとこう」と言われたり。
相変わらずLINEでは「ヤリたい」だの「あれしたいこれしたい」だのそういった下ネタばかりだった。
そして、2022年夏、整形をした。整形した理由に彼のことは直接関係ないが少なからず「可愛くなったら変わるかも」と思っていたところはある。埋没やリフトアップにヒアルロン酸といったプチ整形ではあるが、可愛くなったことに気づいてくれるかな?と思った。
8月の終わりのある日、また久しぶりに彼に会うこととなった。
しかし、「早く会いたい!かわいい自分を見てほしい、気づいてほしい!」と思う反面、とても彼に会うことが億劫でしんどくなっていた。
LINEでは下着フェチの彼から持ってる下着を持ってきてと頼まれていたのだ。原因はそれだけでなく、今までの雑な扱いが積み重なってしんどくなっていたのはわかっていた。
私の返信にテンションがないことを察したのか、「会うのいや?」「○○が遠くにいきそうでこわい」とか言ってくる。以前会った時も帰りの車内でも私に同じこと言っていたのに、具体的に何かを直そうとしたり解決しようとしたりはしないんだね。
正直にちょっとしんどいと話をしたが、結局会うことになり彼の最寄駅まで向かった。
いつも通りホテルへ直行するも、ホテルの駐車場の車内から出たくなさすぎて、硬直してしまった。
そして、車内で1時間半近くだろうか、今までしんどかったことなど気持ちを泣きながら彼に全てをぶつけた。彼は「ごめん」とか「○○のこと好きだよ」とか「今度ホテル行かずに普通にお出かけしよ」とか言ってくるけど、内心めんどくさい早くホテル行きたいとしか思ってないんだろうなと感じた。どうせお出かけもいかないだろって信じていない。
しかし、本質に迫るような「会うのをやめたい」とか「今日このまま帰る」とか言い出せなかった。
こちらは泣いているのに、「○○だからしたいと思ってる。誰でもいいわけじゃない」とかなんとか言ってキスしようとしたり体を触ってきたりしてくる。私は拒んだが。
すると「嫌いじゃないならキスして」と言われ、まだ好きの気持ちは残っていたため、拒否することができなかった。
1時間以上経つとだんだん「ホテルに迷惑だよな、、」と頭で焦りが出てきた。私は悪くないのに。
結局彼に説得される形でホテルに入室した。
さすがにここまで泣いて気持ちを伝えたんだから、少しは優しく愛を持って抱いてくれるかなと淡い期待をした。
まずテレビでAVつけられるし、一緒にシャワー行ってそこで擦り付けられたりとかムードもくそもなくて。AVは消してと言い消してもらったが、普通そこでAVつけるかよ??
ベッドでもほとんど私が奉仕するだけしてそのまま私が上に乗って終わり。
奉仕してる時も一人で気持ち良さそうにしてこっち全然見ないし、私に「上に乗って」と言い、ゴムつけたいと言っても無視(これは私の声が勇気出ずに小さすぎたのかもしれんが)。
結局そのままで上に跨ったら、たいしてこっちの顔も見ずに勝手に一人で気持ちよくなって終わり。
私はデリの過剰嬢なんか?お前はデリヘル呼んだんか?ってくらい、そこには愛も何もないどころか人としての尊厳さえなかった。
終わったら終わったですぐシャワーして着替えて最寄駅まで私を送るだけ。
とても悲しい気持ち、傷ついた。
自分の家まで帰る電車の中で泣いたし、もう会わない決心がついた。
その日の夜帰宅後すぐに「もう会うのやめたいし連絡も取りたくない」とLINEした。
彼からは「会いたくなったらまた連絡してほしい」とだけ返ってきて、引き止められもしなかった。引き止めてほしい気持ちは少しあった。
彼と会うのをやめることを連絡してから1ヶ月くらいして、彼からブロックされてないか確認するような未練あるようなメッセージがきた。無視すればよかったものの少しだけ私も未練があったので簡潔に素っ気ない返信した。
その後しばらく彼から連絡くることもなかったが、1年ほどして「やっぱりまたご飯だけでもいいので会えませんか。」と連絡が来た。
このメッセージを見て何かが変わると思った私は承諾して会うことにした。
私の家まで迎えにきてくれて夜ご飯食べに行ってそのまま私の家まで送ってくれた。初めてホテル行かずに健全なお出かけだった。
彼は少しホテルに行きたそうな感じもあったが、彼の方から「送るね」と言って何もせずに送ってくれた。嬉しかった。
彼とセッがしたくないわけではない。好きな人と一つになれるのは幸せなことだなと思う。
ただ、私はセッ以外でも関係を築きたいと思っていて、普通に話したり手を繋いだり頭ぽんしてくれたりそういう普通のコミュニケーションやスキンシップが好きでその時間を大事にしたかった。彼氏彼女の関係でなくても、人としての関係を育みたかった。
彼とのセッは愛の営みじゃなくてプレイみたいだなと思って、好きになれなかった。
食事しただけで解散した前回から、1年間また会わない日々だった。連絡は月1くらいで彼から来てやり取りをするものの、会う約束までには至らなかった。
ようやく2024年の10月にまた会うことができた。
この時も彼から会わないかと言われ会うことになった。彼が迎えにきてくれた。前回と同じ定食屋に行って、その日はホテルも行った。
初めて心の底から行ってもいいと思えたし、行ってよかったと思えた。
初めて会った日以上に優しく抱いてくれた。嬉しかった。
「前回会った時からまた1年も経ってるよ、もう少し会う頻度多くしたい。あと、もう少し時間ある時に長く会いたい」と伝えた。前の状況であれば言い出せなかっただろう。
そして11月か12月か忘れた(まだ1年経ってないのに)が、ランチから会うこととなった。
ランチ食べてドライブして隣県の中心部まで行った。そこでは私が31の商品券1000円分持っていたので、彼を誘って一緒にアイスクリームを食べた。
普通のデートみたいで嬉しかった。夜はやはりホテルまで行ったが、その時も優しく抱いてくれて嬉しかった。
今までは虚しさで事後に涙が出ることが多く、終わって賢者モードの彼に背を向けて隠れて涙することや彼のシャワー中に少し泣いて出てくるまでに気持ちを切り替えることが多かった。
しかし、今回や次回(今年)には行為中に幸せで感情が昂って涙が出てきた。彼にバレないようにすぐに拭ったが気づかれていそうな気もする。
朝から遠方の観光地までドライブ行って、水族館に行った。全国的にマイナーな小さめの水族館ではあるが、水族館好きとしては普通に行けてよかった。
彼と水族館デートという普通の恋人のようなことができてとても嬉しかった。
水族館では彼がくっついてきたが、私は人前でイチャイチャするのは無理だなと思った。昔から「リア充爆発しろ」と思っていたような喪女であったので、その立場に自分がなることはありえないと思った。
しかし、お魚の写真や彼とのツーショット写真とか撮れば良かったなと後悔している。結局この5年半で一度もツーショットを撮ることがなかった。
そういう思い出があると捨てられないと思うので、結果的には撮らなくてもよかったのか。
水族館のあとは近場でパン食べたりしてゆっくりしたあと、中心部までまたドライブした。中心部に着いてからは百貨店で彼のショッピングに付き添った。
「こういうのが好きなんだな」とか「この香水つけてんだな」とか知れて嬉しかった。好きな人の香水を知りたがる女性の気持ちが分かった気がする。
そして帰りの車内で私にSABONのギフトセットをプレゼントしてくれた。何でもない日である。「○○に何もあげたことなかったから」と。
一緒にお店には入っていたが、ショッピングの邪魔になるかなと思って店内ではほとんど別行動をしていたため、まさか私に買っていたなんて思いもしなかった。
とても嬉しかった。
帰りはホテルに向かった。プレゼントまで貰ったら断れんよなと思いつつも、断る理由もなかったので。
この日は今まで致してきた中で一番盛り上がったと私は感じた。好きな人とするって素敵だな。『愛の営み』だと思えた。
行為中の雰囲気に任せて彼に「大好き」と言った。こういう時だからこそ正直に自分の気持ちを伝えることができた。行為中に幸せで涙が溢れた。
朝から布団が俺を離してくれない状態だけど、根性で起きる予定だお。
二度寝したら午後まで寝落ちコースになりそうだから、俺がんがる(´・ω・`)
午前中は近所のコンビニに行って、いつものやつを買い出しするお。
店員さんに「ポイントカードお持ちですか?」って聞かれるけど、毎回持ってない俺負け組www
帰り道に公園のベンチでぼーっとして鳩観察するかもしれん。まあ俺の孤独タイムだなw
並ぶのがダルいけど、ここで引き返したらただのヘタレwww。食べ終わったら「うめぇぇぇ!」ってひとりで叫んで帰るお。
午後はネットサーフィンしながら、最近のVIPスレでも見て笑う予定www
面白いスレ見つけたらずっと見てしまって、気づいたら時間が溶けてるやつwwww
あと、気が向いたらちょっと掃除でもするかもだけど、9割やらない未来が見えるw
夕方は友達いないやつ集合みたいなオンラインゲームにログインするかもな。
とりあえずフレンドリストを確認するけど、相変わらず誰もいないwww
でも、たまに知らないやつが手伝ってくれて感動するwww
お前この増田を見てもブクマしないつもりか?正気かよ……いや別にブクマしなくても配偶者がオオアリクイに殺されることもないと思うし、仮に何か不幸があってもこの増田とはなんの関係もないよ。ただブクマしてくれたら増田は喜ぶよね。増田を喜ばしたいという気持ちありませんか?ない?そうか……じゃあ仕方ないか……無意味な長文考えるのキツくなってきた……もう限界だ……それはそれとしてお前はブクマされたいのか?されたくないのか?ブクマってなんですか?トラバって何ですか?見つけにくいものですか?カバンの中も机の中も探したけれど見つからないのに。話を戻すと「増田を喜ばしたいという気持ちありませんか?」って書いたけど実は個人的に他人の幸せを願うことってあんまりないんだよね。別に不幸を願ってる訳でも無いけどね。"リア充爆発しろ"とかも実際にはあんまり思わないよね。他人にそこまで関心ないのかもしれない。実害あったらその限りでは無いけどね。その割には変な正義感みたいなのがあるのがやっかいだよね。ここはひとつ他人の幸せを願ってみようか。この増田を見た方々のご多幸とご健勝をお祈り申し上げますん。すんすんすんすんすすすん(499文字)
2004年に「リア充爆発しろ!」とか言ってた厨房も2014年には何だかんだで彼氏彼女がいて就職してやがて結婚とか会社でのポジションの変化だとか今後の人生プランを考えるようになり2024年には新入社員を指導したり育児やってたりするんだよね
増田気づくの遅くない?
そういう古い感覚持ってるならある程度の年齢だろうけどそしたら10年くらい前から繰り返し遠い目でTLの結婚報告を見送ってきてない?
2024年にこのテンションで「腐女子は非リアなものでしょう!?何で彼氏とかいるの!?」ってキレられる感覚の人がまだいたんだ
若い世代なんかリア充爆発しろ期を経ずに最初からキラキラリア充とオタクであることを両立するのが当たり前になってて
今や「オタク」は非モテを表す言葉ではなくなってる(陰キャ、チー牛に置き換わってる)し
いつまでもアップデートできない古いタイプのオタクで社会不適合者で異常な人間としてぽつんとやっていくしかないんだ
釣りじゃないならお互い頑張ろうな
流石にこれは厳格すぎっていうかそんなやつほぼ実在せんぞ…
リア充爆発しろだとかクリスマス中止のお知らせだとかを真に受けたのかもしれんが
あれみんなノリで言ってるだけだからな
残念狂いません
40超えても楽しいし子供いなくて良かったという気持ちも年々高まっている
(ネットではここで羨ましがったり辛がったりしないといけないことになっているがまったく理解できない。ってかあれリア充爆発しろと同じただのネタだよね?誰も本気で思ってなくない?)
これまで趣味とかに使っていた時間や金が他人(子供は他人)に吸われていた可能性を考えるとゾッとする
命への責任が取れないからペットも飼うのを躊躇しているくらいなのに
寿命が長く教育難度も高いホモサピエンスの子供なんかなおさら無理無理
SDGsなんか知らんけど確かに地球規模での人口は問題ないんだからうちの国だけきちんと機能するように考えるべきだね
んでいろいろ考えてどうしても子供が増えないとだめなら子供大量生産+育児する施設を全力で作るくらいじゃないか
もちろん「産みたい女性」を集めたら貧困女性狙い撃ちでそれこそ「産む機械」扱いになるんで
そういうところに投資してるって話は聞かないがあるのかね?
「ぼっち・ざ・ろっく!」、通称「墓石」が、アニメ作品としてヒットすれば、まんがタイムきららは危ない。ヒットしなくても危ない。
当たり前のように使われてるが、どう考えても良い言葉ではない。胸を張って「私は陰キャだ」と言える人なんて居ない。ネット上(に限らないが)で「陰キャ」という言葉が出たとき、その言葉を言われた対象が賞賛の的になっていることは皆無と言っていい。明らかに「陽キャ」こそ上位の存在だと見做している。「陰キャ」であることを短所と見做すしかなくなっている。「ぼっち・ざ・ろっく!」の主人公を見て、名誉ある人物だと思う人はいない。そういう風にこの主人公は作られている。
昔は「リア充」「非リア充」という言葉がよく使われていた。ネット民である「俺」や「お前ら」は、まず「非リア充」の方に位置していた。しかし昔のネット民は「リア充爆発しろ」だのと攻撃的な姿勢でいた。それは冗談でもあり虚勢でもあったが、俺達こそ素晴らしいのだという感覚を得ることができた。「非リア充」であることに誇りをもっていたと言ってよい。またリアルでの充実というのは、恋人の有無に限らないことであって、趣味に熱中することができるならそれもリアルでの充実と言えた。「陽/陰キャ」という言葉の場合、現実が楽しいかという次元の話ではない。ただ人間性について判断しているのであって、いくらネットで面白いことができても、趣味に熱中したところで、「陰キャ」と言われれば「陽キャ」には勝てない。現に「リア充爆発しろ」に相当する言葉をまとに見たことがない。
「陰キャ」という言葉は、かつてインターネッツではほとんど使われていなかった。しかし2015年前後から急速に当たり前の語彙となった。この言葉はインターネッツ発祥の言葉ではないだろう。しかし今、こうして当たり前の言葉となった原因はネット民に、ネット掲示板にある。それはなんでも実況Jが2ちゃんねるの都となってからのことだ。その時期といえば、とある炎上に関わった弁護士が大いに叩かれていた。かつてのネット民の意識であれば、「俺達は弁護士よりも上」だと言っていただろう。しかしいつしか、「弁護士は俺達よりも下」になっていた。
そもそも人間の性質を二つに分けることは乱暴なことだ。世の中に、完全に「陰キャ」でしかない人はほぼ存在しない。完全に「陽キャ」でしかない人もいない。人間には必ず陰と陽とがある。5対5のように、両方のバランスによって成り立っている。そのバランスは時と場合によって3対7や1対9のように変化していく。誰を相手にしているか、どの場所にいるかによっても変わる。本人の気分によっても変わる。学校では無口でも家では饒舌なら、それだって本人の「陽」の側面が強まっていることになる。ネットでは強気になれるなら、それも「陽」と言っていい。ただし、そんな時にも「陰」の面はある。また、自分では「陽キャ」だと思っていても、他人からは「陰キャ」だと思われていることもある。自他の認識によって、人間の性質は変わる。
我々は、「陰キャ」という言葉を見たとき、「陰キャ」と呼ばれる人を見たとき、絶対に自分の中にある「陰キャ」の側面を実感している。全員が共感できるから、「陰キャ」という言葉はここまで当たり前の言葉になっている。「陰キャ」という言葉が捉える範囲があまりに拡がりすぎている。使う人のさじ加減によっても変わってくる。
人が自分や他人を判断する材料が、「陰キャ」か「陽キャ」かしかないとは、短絡的なものだ。我々の人を見る目は蒙昧で貧弱なものになってしまう。
現在まんがタイムきららでは、「陰キャ」という言葉を全面に押し出している作品が三つある(正確にはその一つの連載は終了している)。「ぼっち・ざ・ろっく!」と「ななどなどなど」と「むすんで、つないで。」のことだ。いずれも主人公が「陰キャ」と言われたり自称したりしている。しかしこの主人公三人は、同じ「陰キャ」であるにもかかわらず、共通点がない。「陰キャ」である状態が異なっている。
「ぼっち・ざ・ろっく!」の主人公はまともに人と話すことができない。言葉を発すると緊張の度が過ぎて、たどたどしい滑稽な姿になる。
「ななどなどなど」の主人公は、問題なく人と会話が出来る。ただ、自尊心が強く、気高く、高圧的に人と接してしまうため、人との不和を起こす。そういう人間性から、この彼女は「陰キャ」と呼ばれた。
「むすんで、つないで。」の主人公は、自分のことを「陰キャ」だと思っているが、周囲からは憧れの的となっている。容姿端麗で、成績優秀だとして賞賛されている。間違っても「陰キャ」とは言われていない。このように、自己へ下す認識と、他人から与えられる認識に差異がある
「会話が困難な人」「会話は出来るが人格に問題がある」「会話もできるし人格も整っているが、その人自身は不安を消せないでいる」。これらは完全に別物であり、違った性格を持った人物の集まりだ。それなのにこの三人は、「陰キャ」だと一つにまとめられている。こうした乱暴な処理がなされた結果、「陰キャ」の意味は広く曖昧なものになった。
「まんがタイムきらら」の枠に留まらず、今や日本では、人間は「陰キャ」と「陽キャ」のどちらか二つに分類されるようになった。しかし人間はそこまで簡単に分類できるほど、単純に造られていない。漫画の登場人物ですら、多種多様な性格をもっている。繊細な性格によって表れ出ている人間の姿を、真っ二つに分けることなど、とうてい出来ない。出来るとすれば、相当に乱暴な作業と言うほかない。
ひどく曖昧な意味をもっている言葉を平然と使う。普通の人が日常会話でつい使ってしまうのならまだしも、漫画家という表現者が使うのはいかがなものか。使うのであれば、考えた上でやらなければならない。考えた上で使うことが出来ている作品は、「むすんで、つないで。」しかない。
こういう考えもあるかもしれない。「陰キャ」がもう当たり前の言葉となった以上は仕方がない。その言葉をあえて使うことで、読者の共感を得ることが容易になる。確かに「ぼっち・ざ・ろっく!」は、「陰キャ」という言葉によって、現代の我々の思考を写し取った作品になっている。しかし、それがまんがタイムきららにとって、いかに異質で危険なことか。それを考えなくてはならない。
一時期のまんがタイムきららは、多くの嘲弄を受けてきた。きららからアニメ化される作品は「日常系」と呼ばれ、「中身がない」だの「美少女動物園」だの散々言われていた。
そういった意見に間違いがないわけではないだろう。一つの正解であるとも言える。
しかし面白い作品のあり方はさまざまであってよい。劇的な物語がなければ、作品として成立しないなんてことはない。キャラクターが死ぬのを見れば、それは悲しいシーンとなる。涙を流すこともあるだろう。しかしその涙は、純粋な感動のためではなく、感動という暴力を受けて涙を流しているだけかもしれない。
何気ないことに心を動かされることがある。そのことを追求したのが、過去のまんがタイムきららだった。何気ない瞬間の美しさを、美少女キャラクターに託していたのだ。そのためには、細心の注意を払ってキャラクターをつくらなければならない。例外もあるとはいえ、人の死があるわけでもない、激越なバトルがあるわけでもない、何か大会で勝ち上がっていく過程もない。ただそこにはキャラクターがいる。読者の感性に訴えかけるキャラクターを描かなければならなかった。それがかつてのまんがタイムきららの様式だった。そうしてきららは、いくつもの作品を世に送り出してきて、少なからぬ成功を収めた。
そんなきららが、今では「陰キャ」「陽キャ」という、曖昧かつ極端な言葉にとらわれてキャラクターを作ろうとしている。これは創作の妥協であり、怠慢だ。きららが今まで築いてきたものを否定している。いわゆる「なろう系」や異世界転生もののように、圧倒的な成功を得られるならまだ良い。しかし「ぼっち・ざ・ろっく!」に圧倒的な成功や勝利や名誉の獲得はない。
きらら編集部は、人々の口に上ることの多い「陰キャ」という語を、訳もわからず商機と見做して漫画に取り入れたつもりなのだろう。しかし、この「陰キャ」という言葉は、近年の「インターネッツ」の売り物の一つなのだ。「陰キャ」の隣には「ショウガイジ」があり、「すき家でチーズ牛丼を注文する男性」も陳列されている。周囲を見渡せば大量の炎上コンテンツがある。「ゲイ向けのビデオ」があり、「大物YouTuber」もあり、「ネットに強い弁護士」もある。
きらら編集部がもし「ショウガイジ」を選択していたら、問題視されただろう。しかしさすがに、きらら編集部は「ショウガイジ」がまずい意味をもっていることを知っている。だから「陰キャ」を選んだというのか。特定の人種を差別しているわけではないと判断したためにか。「陰キャ」という語が、「ガイジ」と紙一重の意味合いと動機で使われていることをきらら編集部は知らないのか。知っていてやっているなら邪悪でしかない。知らないからといって、何でも認められるわけではない。「陰キャ」を使っていいのは、人の気も知らず、自分のことも顧みず、悪口でも何でも好き勝手使うネット民だけでよい。
まんがタイムきららの編集長は、「雑誌とは社会の公器であることを認識しなければならない」という教えを守っているのだという。「常に新しいことにチャレンジする」ために、「意識的に尖った作品を多く掲載するようにしている」側面があるのだという。その「尖った作品」の第一として挙げたのが、「ぼっち・ざ・ろっく!」だった。まんがタイムきららは、尖った作品を作るために、社会の公器であるために、ネット民の小競り合い、煽り合いを利用したということだ。
きららアニメは、今までニコニコ動画で散々「ゲイ向けビデオ」のコンテンツと共演させられてきた。きらら作品のキャラクターが「ガイジ」扱いされることも多かった。きららアニメの大元であるきらら編集部は、ついに自ら「インターネッツ」の汚れた部分に浸かることを決めた。しかも「社会の公器」であるから、「ガイジ」のような過激なものは使えず、なるべく穏当な「陰キャ」を手に取って、「インターネッツ」の人々と仲良くすることを選んだ。
編集長のインタビュー記事 https://www.mashiro-writer.com/interview-houbunsha70th
もし「ぼっち・ざ・ろっく!」がアニメとして成功すれば、今後も「陰キャ」「陽キャ」という観点でキャラクターが作られるだろう。人間の性質を無理にでも二極化して行くだろう。過去の伝統を振り捨てて。
もし「ぼっち・ざ・ろっく!」がアニメとして成功しなければ、新たに売れそうな漫画を作り出さなくてはならない。約五年前のように、一年に三つも四つもきらら出身のアニメが放送される時代は終わっている。過去に人気を博した作品も続々と完結している。現状のまんがタイムきららに見込みがありそうな漫画は数少ないと言ってよい。アニメ化が決定した「星屑テレパス」を含めれば、あと四つほどだろうか。「ぼっち・ざ・ろっく!」はきららの最終兵器とよく呼ばれている。最終兵器とはまるで後がないかのような言い回しだ。
俺が密かに婚活を考えていて、お前は独身貴族を謳歌していたとき、
いつも会うならサイゼリヤだった。
「リア充爆発しろwww」などとと、今となっては古語を垂れ流しながら
夜遅くまで飲んでいたっけ。
あれから十年たって今、こうして、たまにお前と飲むときもやっぱりサイゼリヤだ。
ここ何年か、こういうファミレスに一人で行くのはお前と一緒のときだけだ。
別にお一人様が悪いというわけじゃないが、ファミレスというのは文字通りファミリー(家族)で行っても構わないだろう。
一昔前だったら立派な家庭を築いていたはずの年齢じゃないのか、俺たちは?
でも、今のお前を見ると、
婚活で連戦連敗した挙げ句「ツイフェミ」だの「ミサンドリー」だの、小難しいカタカナ語を並べて
俺の目の前で女嫌いを拗らせているのを見ていると、妻や子供のいる立場としては何も言えなくなるんだ。
お前がネットストーカーみたいなことをしているの聞いたよ。とあるイベントを出禁になったのも知ってたよ。
両親も実家も失ったのに、水際作戦で生活保護が却下されドヤ街に流れ着いたらしいというのも分かっている。
だけど、もういいだろ。
昔の「リア充爆発しろ」と何が違うんだっけそれ
箱根駅伝の駒大アンカー、17歳の女子高生とみだらな行いで逮捕に関連して。
刑法 第176~177条
第百七十六条 十三歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、六月以上十年以下の懲役に処する。
十三歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。
第百七十七条 十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、五年以上の有期懲役に処する。十三歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。
要するに、13歳未満の子どもに対しては、『暴行または脅迫を用い』なかったとしても、わいせつな行為をすると罪になる。
流石に「10歳の女の子と合意の上でエッチしました。合意しているんだからレイプではないです」というのは性知識の差を考えると”真正な同意”とは言い難いので、(『年齢以外で区切るべき』や、どの年齢で区切るかという議論は別にして)この点については増田も深くは取り上げない。
だが無論、日本では飛び級は基本的に存在しないので、13歳未満の女子高生は存在しないはずだから『女子高生とエッチ=逮捕』のような認識をする理由にはならない。
第四条第1項柱書 この法律で、児童とは、満十八歳に満たない者をいい、児童を左のように分ける。
(略)
第三十四条第1項柱書 何人も、次に掲げる行為をしてはならない。
(中略)
(以下略)
児童福祉法の児童は十八歳未満であり、学校教育法に定める児童(小学生)とは別物である。まずそれを前提として。
1985年~1996年まで、この法律は『誰かが、児童(繰り返すが18歳未満である)に対し、自分以外の第三者と淫行をさせる』行為に限ると解釈されてきた。
これが1996年の高裁判決で解釈が大幅に変更され、『誰かが、児童と自分(←で言う”誰か”)と淫行をさせることも含む』と解釈されるようになった。
というより、婚姻年齢(註:現時点では女子は16歳から結婚できる。まもなく引き上げられるが)との兼ね合いもあるので、解釈が変更された上述の1996年の判決でも『一定の程度を越えて児童に影響力を及ぼして児童に淫行をさせるに至った場合に限る(意訳)』という解釈になったため、
長野県(後述する)のような場合を除いては”影響力”の立証の困難さからか、あまり使われない。
表題に書いたような「未成年と、体の関係を含む交際」を取り締まるほとんどは、『青少年の健全な育成に関する条例』における淫行処罰規定(長野県を除く46都道府県にある)だ。
が、この条例は地方によってピンキリである。やたらと範囲を広くとっている例として静岡県を挙げよう。
第14条の2
このようなシンプルな条例の文章になっていて『高校生と体の関係があったら真剣な交際であっても全てアウト』のように読める道県は決して少なくない。
一方で、千葉県や大阪府のように、罪刑法定主義に則り、条件をある程度限定している都府県もある。
第20条 何人も、青少年に対し、威迫し、欺き、又は困惑させる等青少年の心身の未成熟に乗じた不当な手段によるほか単に自己の性的欲望を満足させるための対象として扱つているとしか認められない性行為又はわいせつな行為をしてはならない
第34条 何人も、次に掲げる行為を行ってはならない。
(1)青少年に金品その他の財産上の利益、役務若しくは職務を供与し、又はこれらを供与する約束で、当該青少年に対し性行為又はわいせつな行為を行うこと(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(平成11年法律第52号)第2条第2項に該当するものを除く。)
(2)専ら性的欲望を満足させる目的で、青少年を威迫し、欺き、又は困惑させて、当該青少年に対し性行為又はわいせつな行為を行うこと。
以上の府県に共通するのは、『専ら性的欲望を満足させる目的』のみを条件としているということだ。
このような規定が無いとどうなるか、というと。たとえば飲食店の店長をしていた男性が、女子高生(当時17歳)と交際していたことについて、本人たちは恋愛感情があったのに女子高生の母親が被害届を出し、男性が逮捕されたような事件になった(その後無罪が確定)り、19歳の男性が17歳の女子高生と性行為をして男性だけ逮捕されるような話にもなってくるわけだ。いや、リア充爆発しろというのは置いておいて、2歳差はどう考えてもセーフだろ。これが18歳と16歳ならばセーフ(註:神奈川県の条例には、未成年を罰しない規定がある)だし20歳と18歳でもセーフなのに19歳と17歳ならば逮捕になるというのは合理的だろうか?
(この Q&A はフィクションです、多分)
質問1:「私は千葉県に住む19歳の大学生です。高校時代の後輩だった17歳の女子高生と交際していて、
体の関係もありましたけど相手も同意していたし結婚も考えていた真剣な付き合いだったのですが、関係が相手の親にばれて被害届が出され、逮捕されました」
回答1:「その場合、真剣な交際だったと認められたら無罪になる場合もあります」
質問2:「最終的には真剣な交際だったと認められて無罪になったのですが、『大学生、女子高生と淫行で逮捕』という記事で名前が全国に報道されてしまいました。私の就職に影響しますか?」
↑このような条例の規定はそもそも自由権を著しく侵害していませんか? どうなんでしょうその辺。
意見1:いや、静岡県のような条例でも問題ないだろ。そもそも未成年の間は学業やスポーツによって成長するべき時期で、恋愛などにうつつを抜かすべきではない。
回答1:意見としては伺いますが、では何歳からは恋愛しても良いとお考えですか?
意見2:安易な恋愛は禁止し、結婚して家庭を持つのも収入などの条件を満たした33歳以上に限るべきだ。
回答2:また随分と、文が鮮明ですね。