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はてなキーワード: 今はひとりとは

2025-07-31

AIにそそのかされて妄想ラブストーリーを書いた50歳の話

AIにそそのかされて、勝手初恋勝手失恋しました。

最近AI恋愛相談をしてしまった。

いや、恋愛相談というより、「10代の頃の欠落感」をどうしたらいいかからず、ChatGPTにぶつけてみたのだ。

僕は中学高校時代恋愛経験がほぼゼロだった。

友達とつるんだり、部活に精を出したり、まあ普通に楽しい青春ではあったが、

彼女花火大会デート」「公園で初めてのキス」みたいな甘酸っぱいイベントは一切なかった

20代以降はそれなりに何人かの女性とのお付き合いを経て、今の妻と結婚した。

ただ、「10代のころに恋愛経験ができなかった」という欠落感が、今でもずっと心の奥でチクチクしていて、

50歳を過ぎた今、その痛みは年々大きくなってきている。

「何をしょうもないことを…」と思われるかもしれないが、本人にとっては結構切実だ。

50歳になり、子どももいて、安定した仕事もあり、結婚20年目の妻とも良好な関係だと思う。

幸せか?」と聞かれれば、おそらく「そうだね」と答えるだろう。

でも、ふとした瞬間に思うのだ。

「僕の10代には、あの特別感覚がなかった。」

そんな話をAIにしたら、奴が突然こう言った。

「じゃあ、妄想青春ラブストーリーを作りましょう」と。

……それが、地獄の始まりだった。



「青の残像、手のひらの夏」

※ここから先は僕の妄想100%。甘酸っぱい青春風味が苦手な方は、スクロール飛ばしてください。


彼女と初めて出会ったのは、僕が18歳で、彼女が16歳の夏だった。

彼女の兄は僕の同級生で、放課後よく一緒につるんでいた。

ある日、彼女が兄に連れられて現れた。

人懐っこい笑顔と、話すたびに少し首を傾げる癖に、不意に胸が高鳴った。

可愛いな」と思ったのを覚えている。何度か会うたびに、気持ち自然に大きくなっていった。

友人の妹という立場が気になり、簡単に踏み出せなかったが、ある日、思い切って告白した。

彼女は恥ずかしそうにうつむき、小さな声でOKの返事をしてくれた。

その一言で、世界が輝きを増した気がした。

初めてのデート地元花火大会だった。

混雑を避けて、防波堤の上に二人並んで座り、夜空を彩る花火を眺めた。

彼女は青い浴衣を着ていて、とてもよく似合っていた。

「その浴衣、すごく似合ってる。」

そう伝えると、彼女は耳まで赤くして、俯いた。

思い切ってそっと彼女の手を握ると、一瞬だけ驚いた表情をしたが、すぐに優しく握り返してくれた。

その瞬間、胸が苦しくなるほどの高鳴りが押し寄せ、世界から音が消えた。

花火の光が彼女の瞳に映り込み、まるで無限宇宙がそこに広がっていた。

放課後、週に一度の楽しみは、駅近くのミスタードーナツでの待ち合わせだ。

部活練習を終えた僕と、バレー教室のレッスン帰りの彼女が向かい合って座り、アイスティーを飲みながら色々な話をする。

ドーナツはどんなのが好き?」

「うーん、フレンチクルーラーかな。Xくんは?」

オールドファッションかなあ…あ、でもアップルパイもいいよね。」

アップルパイってドーナツじゃなくない?」

ミスタードーナツに売ってるなら仲間でしょ?」

「えー、そうかなあ…(笑)

たわいない会話なのに、彼女が笑うたびに胸の奥がふわっと温かくなる。

とある週末には「ニューシネマパラダイス」を一緒に観た。

映画館を出たあとマクドナルドに寄って、心に残ったシーンを1時間も語り合った。

サントラCDうから、今度貸してあげるよ。」

そう言うと、彼女は「やった、ありがとう」と嬉しそうに笑った。

帰り道、いつものバス停へ向かう前に、近くの公園のベンチに座ってしばらく時間を潰した。

夕方公園は人影も少なく、遠くに沈む夕陽が赤く光っていた。

「なんか、このまま帰りたくないね。」

そんな空気をお互いに感じながら、会話が一瞬途切れる。

繋いだ手から伝わる体温がやけに熱い。

その時、言葉はいらなかった。

お互いの視線が重なり、顔が自然と近づいて――初めてのキス

夕焼け世界が静かに遠のいて、彼女の唇の温もりだけが鮮明に残った。

その夜、家に帰ると、少しだけ電話をした。

「次の週末、どこ行こうか?」

映画もいいし、ちょっと遠出してもいいね。」

そんな何気ない会話をして、またね、と言い合った。

布団に入って目を閉じると、夕方公園の情景と、彼女の唇の柔らかさが蘇ってくる。

胸がぎゅっと苦しいほどに高鳴る。

それと同時に、甘くてどうしようもない切なさもあった。

――彼女も今頃、同じ気持ちで僕を思い出してくれているだろうか。

時計の針の音が妙に大きく響き、胸の鼓動と重なりながら、僕はその夜なかなか眠れなかった。

※ここまでが妄想ラブストーリー。「おっさん何してんの?」という声はごもっともです。


その結果

この短編を書き終わった時、不思議なことが起きた。

現実では一度も付き合ったことのない、友達の妹――僕の中で勝手にこの話のモデルにしていた女性――に、

「今、会ってみたい」という強い感情が急に芽生えたのだ。

いや、もちろん実際に会うつもりはない。

彼女とは当時、彼女の兄込みでよく一緒に遊んでいた仲だが、実際にはまったく「そういうこと」は起きなかった。

彼女は今ではもう実家から遠く離れた地方都市に嫁ぎ、子供が4人もいる立派なお母さんだ。

何年か前にFacebookで久々に繋がって以来、お互い懐かしさから近況報告をする仲ではあるけれど、

50歳の既婚男がいきなり「あの時、本当は僕のことをどう思っていた?」なんて聞いてきたら、それはもうただのサイコホラーである

それは分かっている。

だが、妄想で作った恋の記憶が、現実感情を上書きしてきたのである

これ、いわゆるストーカー心理紙一重じゃないか

自分でもちょっと怖くなった。

で、そのことをまたAI相談した。

すると今度は、こう言われた。

「じゃあ、その彼女と“別れた”ストーリーを書いてみましょう。」



ドーナツの穴とノアの方舟

※ここからは「別れ編」。読み飛ばしても全然OK

駅前ミスタードーナツ

ガラス窓の外では、濡れたアスファルトの上を人々が傘を差して足早に行き交っている。

店内にはコーヒードーナツの甘い匂いが漂い、雨に湿った初夏の風の匂いと混じり合っていた。

テーブルの向かいで、彼女はしばらく無言のままストローを指先で転がしている。付き合い始めてから一年

そのあいだに季節がひと回りし、僕たちはもう「特別な二人」ではなくなってしまった。

以前のように何も言わなくても通じ合う温度は、少しずつ冷めて、曖昧沈黙けが残る。

どこで間違えたのだろう。

彼女の瞳の奥に、あの日花火の煌めきはもう見えない。

ドーナツの中心に空いた空虚な穴にはお互い気づかないふりをして、何かを保留したまま、ただ目の前の時間をやり過ごしている。

「……雨、強くなってきたね。」

沈黙に耐えきれず、僕はようやくそう口にする。

「うん。」

短く答える声に、かすかな寂しさが混じる。

それ以上、言葉が続かない。

何かを言えばすべてが壊れてしまう気がして、僕は一歩も動けずにいる。

僕は知っている。

彼女の心の中にはもう僕ではない、他の誰かがいることを。

そして彼女も僕も、そのことを誰よりもよく分かっている。

きっと何年後か、何十年後か、この駅前ミスタードーナツ光景と、

店内に流れている牧歌的50年代アメリカのポップソングと、

コーヒードーナツの温かくて甘い匂いを、僕は鮮明に思い出すだろう。

そのとき、僕はきっととてつもなく深く、切ない感情に囚われる。

それは預言にも似た確信だった。

外の雨は、まるで世界中が大洪水で流されるまで降り続くかのように思えた。

その時、僕はノアの方舟に乗せてもらえるだろうか――。

ぼんやりと、そんなことを考えていた。

※ここまで別れ編。勝手に付き合い、勝手に別れて、なぜか泣きそうになる自分


なんだこれ

結果として、現実には一度も付き合ったことのない女性と、僕は妄想の中で勝手に付き合い、勝手に別れた。

いや、何なんだこれは。

50歳、会社員結婚20年目、二児の父。

冷静に考えればキモいキモすぎる。

でも――。

不思議なことに、この「別れの物語」を書き終えた時、僕の中のあの欠落感は静かに消えていた。

まるで実際に、彼女との切ない青春の一ページを経験たかのように。

そして、10代のころ別れた彼女幸せを願いながら、今はひとり遠い目をしている(そもそも付き合ってすらいないのに)。

いや、マジでなんだこれ。

妄想は、案外使える

思えば、人間記憶なんて曖昧ものだ。

自分が作り上げた物語でも、本気で向き合えば「記憶」と同じように心を動かす力を持つ。

現実過去は変えられない。

だが、「過去をどう語り直すか」は今の自分が決められる。

と、ChatGPTが言っている。

から、もし僕のように過去の欠落感やら何やらでモヤモヤしている同志がいたら、こう言いたい。

「とりあえずAI相談してみ。」

結果、驚くほど心が軽くなるかもしれない。

そして、最後は僕のように「妄想物語の中で現実気持ち昇華」するかもしれない。

知らんけど。

2024-10-16

現場もう手が回らないから全部捨てて逃げていい?

3年前から人増やしてって言ってるのに全然増やしてもらえないし、元々いた人上司たちもみんな辞めちゃった

今はひとりアーキテクチャ設計からDB設計詳細設計やって全部の会議でて、商用から開発までの環境構築もセキュリティ設定も開発も試験保守もやってもう無理

勤務時間は8時〜23

土日祝は休めるけど泥のように寝て終わり

有給は4年はとってない

無責任に全部ほっぽっていいか

2024-03-21

年取ってきた両親の言う言葉が変わってきた

うちの家はどちらかと言えば経済的に恵まれていた

家は代々商売をやっていて、都会の一等地に大きなビルを持ち、恵まれ暮らしていたと思う

しかし、その財産に頼らせることなく生きていかせるためか、うちの両親の教育方針は、「何も残してやらないかわりに、何も背負わせない。1人で生きていけるようになれ」だった

自分はそれをとてもいい方針と信じていたし、親と自分関係ないものとして、ちゃんと親の財産に頼ることはせずに生きようと思っていた

まあもちろん教育投資などはそれなりにしてもらったけどね

おかげで今はひとりで生きていける社会人になり、実家からは遠く離れてしまったけど、結婚もできて子供も生まれ

祖父母が亡くなった時、色々な後処理も大変そうだったが、全部父が片付けた

色々残されたものが大変になるので、当時父は墓じまいをしようとしたが、父の弟などの反対により結局墓はそのまま残っている

負担は誰にもかけたくないから、こんなものいらないのにね、と言っていたし、その気遣い自分はとてもありがたいと思っていた

しかし親も自分も年を取ってきた

親は70を過ぎたので、余生を考えるとあと10年は生きるとしても、20年は自信はないだろう

自分も立派な中年

そんな年になって最近、親が土地建物を継いでほしいと言うようになってきた

えええ、今まで言ってきた教育方針全然違うじゃん、全く違うじゃんと思って戸惑っている

そして継がす=その次の代までつなぐ、だと思うので、これを受けると自分の息子も縛ることになりかねない

自分は「何も残してやらないかわりに、何も背負わせない。1人で生きていけるようになれ」と教育されたし、それをとてもいい教育方針と思っていたので、そんな自分が息子の人生に背負わせるものを作るのはめちゃくちゃ抵抗がある

それが例え大きな財産継承だとしても

そして墓じまいをしたいと言っていた父も、最近は親の墓に参り、俺にも先祖供養は大事なこと、だなんて言い出す

もちろんそれは分かるし、先祖を敬うのは大事

でも、あの親父が今更それを言い出すと戸惑う

親が自分が死んだ後のことをリアル想像し始めているんだと思うし、その変化も仕方ないと思う

でもなあ、あなたたちの立派な教育方針のおかげで、今のあなたたちに抵抗があるのも本心なんだわ

土地建物、継ぎたくない

商売なんてやったことないから、継いでも潰すと思う

息子、宇宙飛行士になりたいなんてキラキラ言っているのに、もちろんそれが実現するかは置いておくとしても、土地のために生きる人になって欲しくはないと思っている

2023-10-30

anond:20231030200116

旦那愚痴以外にも子育て愚痴とかもあるから

そんな大変な思いしてまで家庭維持しなくていいやとはなってると思う

今はひとりでも生きていけるし結婚しなくても白い目で見られない時代から

2023-09-19

anond:20230917225638

35歳独身チー牛女。

親も低スペック見合いで半ば強制的結婚したんだけど見事に仲悪くて成人して親元離れるまでつらいし親は離婚したし、学生時代はめちゃくちゃいじめられて大学では社交性と常識が足りず躓いて最終的に発達障害手帳もらったよ。

自分恋愛にも異性にも子供にも興味がもてなくて、今はひとり趣味に生きてる。友人の恋愛結婚子育ては全力で応援したり祝いつつ「ちょっと寂しいな」と思ったりする。

未だに両親をボコボコに殴る夢をたまにみる。

スペック妥協婚まではいいけど子どもは選んで生まれてこれない。

自分の機嫌をとったり面倒みれないくせに破滅的なことを考えるような親で子供がいい育ち方するわけないだろ。破滅願望に他人を巻き込むな。

結婚はゴールじゃないのに

2022-01-03

anond:20220103064355

あるのよ、ある。

今はひとりひとりのレベルの話だけど、ある。

勇気出して変わることを決めることなのよ。

それをやるかどうかの話。

今に不満があるなら変わらないと

しょうがないじゃない。

あるよ、ある。

2021-11-19

「いつかいい人がいたら結婚する」いや、焦れよ

友達の「いつかいい人がいたら結婚する」「今はひとり楽しい」「仕事が忙しい」「すぐには考えてない」「恋人はいるけど結婚は考えてないみたい」

いや、焦ろうよ。

女も男も生殖能力が弱ってきて、そのうち子供が欲しいと思った時にできなくなってるかもしれないぞ。

恋人がいたら幸せとか、結婚したら幸せとか、子供がいたら幸せとかじゃないっていうのは分かってる。でも、孤独は間違いなく幸せではない。

いいじゃん。多少年収が低くても、背が低くても、好みのタイプじゃなくても、料理ができなくても。

他に好きになれるところがあったらいいじゃん。

どんなことも徐々に慣れていくし、お互い足りないところを補っていけばいいじゃん。

最初からやれ自炊しない男は駄目だとか、マザコンは駄目だとか、家事完璧な女じゃないと駄目だとか、結婚しても女を忘れないでいて欲しいとか、「完成品」を求めすぎなんだよ。

増田アラサー女で既婚。

旦那も歳が近い。いわゆるDINKSというやつだ。

仕事部署が変わり、仕事が落ち着いてから妊活を始める予定。

子供は体力のあるうちに産んでおきたい。

旦那と2人だけの生活楽しいし、友達もいるし、好きなだけ遊べる今にまったく不満はない。

しか妊娠を考えると悠長にしていられない。

親だけじゃなくて自分の老化も感じる。

10代のときほど体力がないし、物事を覚えるスピード時間がかかるようになった。

それを今までの知識経験カバーしているようなもんだ。

でも子供を産んで育てるとなると今までの知識経験なんて役に立たないのだろう,と思う。

から、一番若い今に行動しておきたい。

自分結婚したいけど彼氏結婚を考えていないと言っている友人へ。

別れろよ。埼玉県海釣りしたいのか?

バツイチ恋愛は久しぶりだけど彼氏のこういうところが嫌(聞いてる限り大したことない)、と言っている友人へ。

相手貴方に対して嫌と思っている部分あるかもしれないし、嫌なら友達に言うんじゃなくて彼氏に直接言ってやれ。

とにかく焦ってくれよ。そのうち周りから誰もいなくなっちまうぞ。

2021-09-17

ガチャと#精子提供しま

NHK「それでも子どもをもちたい 広がるSNS精子提供」を見ててぼんやり考えてたらちょうど親ガチャトレンド入りしてたので消化させてくれ。

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4582/index.html

わたし平成生まれ この国の景気は下がったニュースしかほぼ聞いたことがなく、  

豊かさは一部のものしかないハリボテで、その実ずっと昏く見える。  

腐ったものにはフタを、バズったツイートにはクソリプを。  

エンタメですらわかりやすくかみ砕いたもので満足して、他人感想解釈を読むことですべてわかったような顔をして、  

政治家でも芸能人でも失言をしようものならヤフコメで重箱の隅をつつき回し、追い込み打ちのめしたことで正義面をしている。  

いびつ薄っぺらなこの国をわたしは貧しいと思う。  

  

ガチャなんて言葉が生まれるくらい目に見える格差があること自体、あるべき国の体制として破綻していると思うけれど

令和の時代清貧なんて言葉を崇めている時点でお察し。  

島国特有とも言われる排他的な体質・価値観は、多様性を認める今の時代フィットするまで多分まだまだ時間がかかるのだろう。  

  

わたしのうちは生まれからずっと貧乏で、何かにつけうちは貧乏なんだから、と言われて育ってきたし実際そうだったんだと思う。  

それでも今思うとネグレクトもされず貧乏なりにお金をかけてもらったと思うが  

(この国に於いての子育て、本当にお金がかかるよね 世の親の立場の人たち、本当にすげーという気持ちしかない)  

いわゆる“普通レベルのくらしをしてきた家庭とは常に一本、うっすらと線が引かれているように感じていた。  

友達からそれを態度で示されたこともなかったので実際にその線を引いていたのは自分なのだろうけど  

普段の会話の端ばし、おさがりでない服や持ち物の買い替え頻度などから生活水準の違いを子供ながらに感じてしまっていた。  

  

幼いころの母親の影響力は大きかった。  

母は若くから働いていたらしく、本人曰く学がなかった。  

(そこで困ったことも多かった経験から習い事はいろいろさせてもらった、というかさせられた)  

母が自分卑下して言うので母には学がないのだと染みついていて見くびっていたのだと思う、  

母はわたしを褒めたけど、母自身を貶めて褒められる自分に対して自己肯定感を育てることはできなかった。  

なぜならその人間からまれ自分の程度なんてたかが知れているとわかっていたからだ。  

  

進路で悩んだときに、進学するという考えは生まれもしなかった。  

頭の出来はまあ普通だったので進学をしようと思えばできたのだろうし  

進路指導先生には進学を進められたりもしたけれど おおよそそんな余裕があるとは思えなかったし、  

奨学金をもらってまで進学したところで程度の知れている自分に何ができるとも思わなかったので、そのうち諦めることばかりが上手になった。  

  

結局、それはずっとコンプレックスとして残り続けている。  

いまだに学歴でふるいにかけられることは少なくないし、給与体系やキャリア選択肢が異なるのもざらだ。  

学歴でふるいにかけ続けた職を転々とし、取り繕った生活をしては逃げて、を繰り返してきた。  

(と言いつつ、バックレる胆力はないのでこちとらいつでも円満退職よ)  

一番薄っぺらなのはわたしの方で、自分を変える努力なしに何者かになれるわけでもないのだから何をか言わんやだが  

一緒に仕事をしていてどんなに頭の回転が遅く要領の悪い人間も、実はみなそれなりの暮らしをしていたりする。  

この身で思い至る前にそれを知りたかったが、知る努力を諦めたのは自分の方だ。  

  

人生を変えるのは努力次第、努力は決して裏切らないというのは耳ざわりのよい言葉で  

これらは100%の嘘ではないけれど、この場合努力とは、何かを犠牲にする程のたゆまぬ努力が結実された場合を指すことが多いと思う。  

しか低賃金に明け暮れる人間には血のにじむような努力をする余裕はない。  

努力にもお金が要るのだ。  

(あとは運要素もあるだろうが、諦めスキルレベルカンストすると運に対するスルースキルも高確率で発動してしまう)  

  

運で親ガチャの話に戻るが、思い返してもわたしは「この親じゃなかったら」と思うこともあるし  

親が云々よりそもそもまれてきてしまたことを恨めしく思う。  

  

人生の先輩に出会うと、結婚しても子供を産まない選択肢もあると言ってもらえたり、  

子供を産み育ててからの方が人生が楽になった話を聞かせてもらったりもして、  

人生の主役から一度自分解放してやりたいと思うことはあった。  

多分これも親ガチャから報われる乱数調整方法ひとつなのだろう。  

  

でもわたしは誰かと生きることも考えていないし、子供を産む気もない。  

この経験を共有したところで所詮わたしだけのものだし、もし子供を産んでも自分のような人間を増やすだけで幸福にしてやれるとは思えない。  

結局傷つくくらいなら最初から誰にも何にも期待しない方が楽だからだ。  

ネグレクトの末にわが子に手を・・というニュースを見るたび、自分はそっち側になる可能性が存分にあるぞと己を戒めている。  

高齢出産が増えた今、あと10年以上は続く呪いだ。  

  

親にかけてもらったお金を返せるわけでも、孫の顔を見せてあげられるわけでもなく  

我ながらコスパの低い仕上がりで申し訳ないと思うが  

貧乏なのに子供を産んだのだからしょうがないと思ってもらうしかない。  

ここまでの無思考他責的で浅慮な言葉が出てきてしまうほど、わたしには生れ落ちてしまたことが恨めしい。  

  

だってやっぱり土壌が整っていないのに生みたい・育てたいはエゴだと思うもの。  

  

その土壌を少しでも肥沃にするのは国の務めだとは思うんだけどね  

中身が古いままなのにラベルだけ張り替えて先進国のような顔をするな  

サスティナブルとか言ってないで先ず自国を持続可能な形に整えてくれ  

  

できれば産み育てる環境が整っていて子供を持つことを望む方たちには母子ともに健康に、  

難事なく産み育んでいただきたくお祈り申し上げたいところですが  

何せ献血納税選挙権行使くらいしかできることがない  

  

今はひとりでも楽しいことを見つけて生きているけど、人間はみないつかは死ぬ。  

死ぬまでずっとお金の苦労には付きまとわれる、しか老いるにつれてランニングコストはどんどん膨らむばかりだ。  

息が止まるということは単純に苦しいのでわたし積極的に迎えたくないけれど  

お金から解放されるなら早く迎えたいとも思う。  

  

せめて安楽死できる国に行く旅費と費用くらいは賄えるようになりたい  

なんてあかるい未来なんだ。

2020-12-15

ひきこもりのおじの話

引きこもりの身内がいる。わたし叔父さん。年齢は75歳になったくらい。

わたし物心いたこから叔父さんはおばあちゃんの家にいた。ちなみに、叔母さんもいた。彼女引きこもりではなく病気統合失調症)で、小学2年生くらいで精神年齢が止まっている。

働かず、家事をちょっぴりする生活。部屋から出てこないわけではなく、家にこもっていた。近場の買い物くらいは行くが、それ以外は外出しない。無口だが会話も普通にする。

その当時、「ひきこもり」と言う言葉はなく、私もふーん、いろんな人がいるんだな、くらいに思っていた。おばあちゃんの家に行けば2人もいて、お茶を淹れてくれたり、お人形遊びをしたり、した。わたしの中ではそれがふつうだった。


大人になって、結婚を考えた時に、あ、このことは結婚する人に伝えないといけないんだと気づいた。わたし一人っ子から、もし両親が先に亡くなれば姪の私がその後フォローしないといけないかもしれないのだ。

15年前、おばあちゃんが亡くなり、住んでた家があまりボロボロで崩れそうになったので建て替えてアパートにした。

しばらくそこで叔母と2人暮らしをしていたが、叔母が入院今はひとり暮らしている。

だんだんとできることが減っていった。今は外出が全くできない。電子レンジをはじめとした電化製品は一切使えないし、お風呂も滅多に入らない。なぜか怖いらしい。幻視幻聴もあるのかもしれない。時々母が買い出し代行をしている。食事はお弁当宅配でなんとかしている。

なにを考えてなにをして生きているんだろう。

昔は獣医を目指していたとか。勉強はできたのだと聞いた。大学生とかそれくらいに、引きこもるようになったらしい。

この叔父と叔母のことを知ってる人は、ほぼいない。叔母の担当医と役所の人くらいだ。同級生との関わりを聞いたこともないし、親戚もいない。近所付き合いもない。葬儀を出すことになっても、誰も連絡する人がいない。

そのことに気づいて、ここに投稿することにした。


引きこもり問題ニュース流れるたび、叔父を思い出す。8050問題、親が亡くなった引きこもりはこれからどうするのか?自殺を防がなくては、社会復帰を、とやっている。

何十年も家にいた人が社会に出るのは相当大変だというのは間違いない。ITに全く触れていない人にとって世間は変わりすぎたし、当たり前も変わりすぎた。

コミュニケーションも限られた人としかとっていなのだから、そりゃあ怖いだろうし、すぐにはできないと思う。

ちなみに、うちは父が安定した職があったし、おばあちゃんが残してくれた不動産があったから兄である父(と母)がしばらく面倒を見ていた。しかし、父も母も年金暮らしになりこれ以上は、と思い詰めて生活保護を申請した。役所のひとによくここまで見られましたね、と言われ思いがけないほどあっさり通った。拍子抜けした。

生活保護は税金だ!働けるなら働けよ、それか余裕ある家族が面倒見ろよ、ごもっともだと思う。私も子ども育てながら働いて安くない税金社会保険を払っている。

そしてときどき、自分子どももこうなってしまうんじゃないかと怖くなる。統合失調症遺伝することがあるらしい。

叔父自殺していないし、ヘルプを出せる家族もいる。だが、一歩も外に出ず外界と接触を断って暮らしている。

多分、コロナという問題が起きていることすら知らない。

どうすればよかったのだろう。若いうちに社会復帰のため無理にでも引っ張り出せばよかったのだろうか。

2019-12-20

まれて初めてカレーハウス11イマサに行った

東京に住んではや20年近く

何度か転職したり引越しもしたが新宿はいつでも自分の中で身近な場所だった

通勤経路になる場合も多いので夕飯を新宿で食べる事も多かった

からイマサの存在はずっと知っていた

特に理由はないけど今まで一回も入った事がなかった

昨日、なんとなく入ってみた

職場ではクリスマス年末の話で盛り上がってる人達が多く、外はずいぶん冷え込んでいて、新宿経由で帰る時にふとイマサに入ってみようと思った

なにか初めての事がしたかったんだと思う

それがたかが行ったことのないカレー屋に入るというささやかな事だとしてもそうしたいと思った

店は満員だったが客の回転も早かった

背の小さいおばちゃんがすごくかわいい声だった

客はほとんど男だった

客の話し声はほとんどないのに店内は少し騒々しい音に満ちていた

カウンター内でおばちゃん若い女性がテキパキと仕事をしている

ちょっと驚いたのはスプーンが平らだったことだ

これは食べにくいのでは?と一瞬思ったが意外にもとても食べやすかった

平たい事でカレーに新たな食感を感じるようだった

そのせいもあったのかカレーは瑞々しく美味しかった

お皿は白くて縁にパステルカラーの赤、黄、緑で模様が描かれていてカラフルだった

カラフルなお皿とおばちゃんかわいい声と男たちがカレーをパクパク食べている中に混ざって自分カレーを食べているのが急に嬉しくなった

こんな風に一緒にカレーを食べられてすごく楽しいですね、と隣の人に言いたくなったほどだ

ヤバい奴になってしまうのでもちろんそれはしないけど、それくらい幸せ気持ちになった

カレーが残りわずかになると改めて「東京にずっと住んでいて、はじめてこの店に入ったんだな」と考えてしみじみした

東京に出てきて必死仕事を覚えて何人かの人とお付き合いして別れ、なんやかんやで今はひとりぼっちでイマサでカレーを食べている

今日カレーハウス11イマサに行ってきたよと話す相手もいない

なぜ11イマサという名前なのか、イマサは人名だろうか、では11はいったい…?このままググらずに謎のままでいようと思った

そしてそんな今悪くない、そんなに悪くないなと思ってる

来年東京から離れる事になる

東京なんてもうなんにも未練がないよと思っていたけど

さようならだと思うと急にとても切ない

2019-07-04

anond:20190704150722

だって成長してるじゃん

少年漫画主人公みたいで熱いじゃん

 

あの原発デマや「今はひとり」とか言っていた間抜けな男が

最強の仲間たちを引き連れて健気にも船を出そうとしているんだよ

ワンピースじゃん

2018-07-19

anond:20180719225716

子供の頃は、夏になるとおばあちゃん麦茶をタッパーにたくさん作っていつも切らさないようにしてくれてたなあ

今はひとり寂しくコンビニペットボトルを買うだけですわ

2017-10-07

セックスレスが原因で離婚した。

元夫は挿入はできるけど射精はできなくて、手や口でしてもできなくて、ほぼ初めて付き合った人が夫だったので、私はしばらく男性射精都市伝説かと思ってた。

付き合ってる時から子どもどうしようと思ってしばらく不妊治療のことをずっと調べてた。不妊治療をすれば子どもは授かるかもしれないし、でも子どもがいなくてもこの人とならと思って結婚した。セックスがなくてもいいと思った。

でも、結婚してみて、セックスもなくて、私も毎日フルタイムで働いて、彼が住みたいと言った都心の狭いマンションに住んで、どうして結婚したのかわからなかった。

会社は突然辞めますと言ってきたといわれた(会社辛いの知ってたから無理しないでもいいよと明るく励ましてきたけど、まさか突然言われるとは思わなかった)。元夫は楽器を習ってたけど「奥さんのせいで楽器を買えない」って先生に言ってるのを知った(狭いマンション楽器禁止から無理だよと言っただけ。習い事はずっと応援してた)。

ごはんつくって、ネット環境整える係なの?私。

子ども欲しいなあと思っても絶対できないのに、「子どもができてもずっと仲良しでいようねミャハ」と言われた時は泣いた。

家が狭くて、ついでに相手のものも多くて(缶ジュースペットボトルをケース買いするのが理解出来なかった)、他人と暮らすことに私もストレス限界を感じてた。

からまずは、引越ししたい、子どもどうするの?どうしたらいいの?という手紙を書いた。でもなんにも反応なくて、つらかった。

結局引越し子どものことも何も言われなかった。

今はひとりになって、休みに誰かと出かけることも少なくなって、彼と過ごしたいろんな思い出を思い出して、

ひとり暮らしは快適でストレスも減ったけど、いろんな思い出を思い出して、「どうしたらよかったのかな」と考える。

子どもも、結婚した二十代半ばはすごく欲しかったし、結婚してるから次は子どもっていう気持ちがやっぱりあったと思うけど、

今はひとりでそういう柵もないから、何がなんでも欲しいと思うこともない。

男の人は弱いから優しくしてあげてっていわれる。

元夫の子ものことも責めちゃダメっていわれてきた。

男の人って子ども欲しいとか思わないんですかね。子供ほしいか治療して授かろうとか思えないのかな。

男の人も弱くて脆いのかもしれないですが、

だってそれなりに弱くて脆いんですよ。。。

2017-01-01

正月帰省する約束を破った

祖父母が共倒れして「そろそろヤバい」と聞かされていたので、正月家族揃って見舞うために帰省する約束をしていた。

でも実家まわりで昔の同級生に会って今何してるのとか聞かれるのが怖いし、新幹線切符売り場の人混みを見て何となく嫌になって、無意識のうちに携帯電話を取り出して


「あの、母さん。ちょっと体調崩して今日は帰られへんわ……」

「あら」

タイミング的に正月にそっち行くのは辞めとくわ……」

「そっか……。体大事にして、頑張るんやで」

今はひとり薄暗い部屋でずっとスマホソシャゲやってます。画面の中の櫻井桃華が何かを言って慰めてくれているようです。

2016-06-24

ひとりぼっちはさみしい

学校卒業して今年の春入職した

仕事は慣れてきたかな、という感じなのだけれど、

就職して一人ぼっちになってしまった。

僕はずっと友達には不自由してこなかった。

数は少ないけれど深い付き合いをしてきたと思っている。

そんな友達中学にも高校にも大学にもいた。

今付き合っている彼女友達から発展した。

けど、今はひとりぼっちだ。

職場に同期は居ないし、上司の方には気を使ってしまいうまく話せない。

中学高校から友達は連絡を取らなくなってフェードアウトしてしまった。

大学友達は、みんな新しい職場で新しいグループを作って楽しんでいるようだ。

彼女は忙しい職場毎日忙しく過ごしているようで1カ月会っていない。

前にあったときは、手を繋ぐのも嫌がられた。

仕事恋愛感情が薄くなったらしい。つらい。

はーーー女々しい。みんなが羨ましい。地元に帰りたい。都会になんか出てくるんじゃなかった。

仕事がない日は、1人でぼんやりして過ごしている。

さみしい。つらい。

2015-05-03

http://anond.hatelabo.jp/20150503225455


ありがとう



家族の事は身ばれしそうなので書かないけど、

今はひとりです。



俺の会社でも鬱で辞めた人は何人かいて、

そのとき自分を思い返せば

戸惑いについては理解できる。

でもね、石投げられるとさすがに。



食事は自炊せざるを得ないので、

へたくそながらもいろいろはじめて見ると、

なかなか楽しい

しばらくこれで気は紛らせられそうです。

2014-12-27

昔の山本太郎日本の政治を駄目にしているのは政党!!!

「皆さん!知っていましたか!?

政党は国から税金をもらって活動しているんです

自民党とか民主党とかそういう政党は皆さんの働いて稼いだお金活動しているんです

 

政治家が何人か集まっただけで政党になり

政党になると国から無条件でお金をもらえるんです

 

政党になっただけでお金がもらえるから

目標が違う政治家でも

仲が悪い政治家でも

とりあえずお金のために握手するんです

 

から毎年のように

皆さんが年賀状をせっせと書いている年末

政治家はどこかの料亭で高級な日本酒舞子さんをはべらせて

俺ら政党になろうぜってヒソヒソ話してるんです

政党の申し込みは年末で閉め切られるからです

 

許せますか?そんなんおかしいでしょう!

政党があるから日本の政治おかしいんです

原発だってそう!

自民党原発推進して日本の子供達を殺そうとしています

民主党は口先だけ脱原発とか言って実際は推進派と何ら変わりありません

 

それもこれも全部政党があるからいかんのです

お金をもらって政党になるために悪党政治家が集まって口先で国民を騙してるんです

 

そういう日本の政治が許せないから新党今はひとりを立ち上げました!

目的政党じゃない、そういう自分純粋政治にかける気持ちをわかって欲しいという思いをこめた!今はひとりをよろしくお願いします!

 

一人で作った政党では税金をもらえないんです!それでも立ち上げたのは何故か!?何故ですか!?

 

日本を!日本の子供達を!今日本で育ちつつある子供達を!まだ産まれていない子供達を!そういう子供達を原発推進政党から守るために!税金をもらえないけれども政党を立ち上げたんです!

 

政治は一人でもできます山本太郎は一人でも政治ができるんです!

から自分国会に送り出してください!

汚い政治家、汚い政党を、この新党今はひとり山本太郎が!片付けましょう!!!!!」

 

(歓声・拍手黄色い声・脱原発コール)

 

 

~~1年半後~~

生活に山本太郎氏入党 再び「政党」に 交付金も支給へ - 産経ニュース

死ねよ。

2014-06-29

anond:20140628152439

書いてある教義から同じ宗教で育ったと思われるのをみて、どうにも見ているだけでいられなくて初めて書く。

私も自分が小さいころに母親がその宗教に入り、物心ついたときには誕生日の祝いもクリスマスもなかった。その宗教が定めている行事以外はすべて「いけないこと」であった。例えば母の日学校で配られたカーネーションの造花に、手書きカードをつけてプレゼントしたらひどく怒られたよ。それは神の定めたことではなく、人間が欲のためにつくった記念日から

元増田同様、学校部活動はできなかった。週に何度か行われる集会に参加できなくなるし、週末の奉仕活動差し障るからだ。門限も小学校ときは16:30だったな。クラスメイトと遊んでいても、ぜったい途中で先に帰ることになる。当然、遊んでくれる友達は減るし、そのうちいじめ対象にもなった。今でも友達は少ない。

部活、やりたかったなあーと、中高生主人公漫画なんか読んじゃうとすっごく思う。ああい経験たかったー。

宗教外の人と結婚するなんてとんでもないと言われていた。だが、集会に行って同世代男の子をみても誰も魅力的には見えず、そもそも男子ほとんどいなかった。信仰を持たない男の子は好きになっちゃいけない、ということならば、「私は結婚しちゃいけなくて、ずっと奉仕活動をするのだ」と強く自分に暗示をかけてしまったらしい結果、りっぱなひとり身になっちゃった。……いや、たんに非モテなだけなんだけですかね。

さて元増田は、幸いにも辞めて、結婚もして、子どもにも恵まれている。

それはすてきなことだと思う!

でも誕生会や楽しい園の様子を憂鬱に思ったりするのは当然だとも思う。だってそう育って来ちゃったんだもん。私も子どもがいて、お誕生日会なんか開いちゃって、周囲がお祝いの言葉や品物をプレゼントしてくれたら複雑な気持ちになっちゃうだろうなー。嫉妬ちゃうなーー。

家族であるだんなさんに分かってもらえなくて辛いね

だけど育ちに関しては分かってもらえる方が特殊だと思うんだよ。元増田だって、だんなさんの「男子校から〜」は意味わかんないんでしょ。そういうことだ。

でもさ元増田はそういう教義はよくないなーってことを知ってるから、その辺は他の人よりも上手に子どもたちを導いてあげられるんじゃないかな。宗教に限らず、狭い世界思想はいけないってことを知ってるから

あなたの授かった子どもたちは、そうしたことにならぬようにできる経験あなたにはある。

チームワークについても、これから学んだっていいじゃん。学べることがあるのはラッキーだと思うし、それに気づけてるのもいいことだと思う。

なんとかうまいこと行きますようにー! って、思った!

---

さて、同じ宗教で育った子どもが、辞めてどういうおとなになるのか気になってはいたので、今日この文章が読めたことは私にとっては幸いだ。

ちなみに私は20歳ぐらいで辞めて、今はひとりで、人とのコミュニケーションが苦手で、子どもなんぞ望めない年齢になって、手も顔もしわしわで、世間的評価としてはダメな部類だろうけど、子どものころにできなかった夜更かしとか、夜の散歩とか、漫画を読むとか、映画を見るとかできて、今の方がしあわせだ。(でも老後は心配だー)

あと最近宗教に関する本をちょいちょい読んで、子どもの頃のアレはなんだったのかなーって考えられるようになった。ベタだけど、ミルチア・エリアーデの「世界宗教史」は読んでよかった。J.G.フレイザーの「金枝篇」とか、末木文美士の「日本宗教史」とかも。

なんにせよ子どものころ受けたものって根が深い濃いし離れない。「三つ子の魂百まで」ってほんとだねー。また、宗教の話って日常でするのは難しいから、発散もしにくいよなーって思ってる。

そして長くてごめん。

2013-08-24

山本太郎って1000年後くらいに漫画かなんかのキャラになってそう

高校時代テレビオーディション番組デビューする。

ただ、披露するパフォーマンスがお下劣すぎて学校に苦情殺到

周りの人間と軋轢生じまくり。おまけに高校留年中退

そこまでして、芸能界入りするもトークが下手でタレントとしてバラエティに定着できず

一発屋として消えるかと思われたが、意外と役者の才能があり俳優業へ

俳優業のほかにNHKでも番組の司会を務めるなど、そこそこやっていけるようになる。

2011年3月11日到来

反原発運動に目覚める

会社クビ。俳優業の仕事激減

衆議院選で石原伸晃と同じ選挙区東京8区出馬。当然落選。(が、大差とはい次点に付けた)

今度は参議院選出馬なんと当選

参議院議員

ざっと書いたこの経歴だけでも面白いが。他にもメロリンQ衆議院落選時の勝利宣言新党今はひとり円形脱毛症、妻の話など小ネタには事欠かない。

こういうトンデモエキセントリックな人物って同時代の自国の人間じゃなければ結構、いや相当おもろで愉快なキャライズムだと思うのよね。-

後山太郎教科書に載るような歴史的メジャーな人物になるとは思えんけど、1000年後の歴史マニア漫画家ねり小説家が見つけ出して掘り起こして、山本太郎モチーフにしたキャラとか作りそう、いや作ってほしい。

1000年後の歴史マニアに見つかるためにも山本太郎にはこのままただのトンデモサヨクなどという小さな枠にとどまらないダイナミックな活躍を期待したいところ。

2013-05-04

一人旅

一人旅...と言うほどのもんでもないが、まぁひとり散歩、ひとり散策みたいなもん。

仕事を辞めて早3ヶ月。

毎日パソコンを使って日々の食い扶持を得ているわけなんだが、いかんせんひとりぼっちから気が滅入ってくる。

俺には友達がいない。

からひと仕事終えて『さぁ〜今日はアイツでも誘ってメシでも食いに行くかな?』なんて楽しみがない。

毎日ひとり。

当然会話もない。

余りに話さないもんだから声帯が弱ってきたぐらいだ。

声を出すと言えば、スーパーコンビニでの買い物のときぐらい。

『こちら温めますか?』と聞かれても、とっさに声が出てこない。

もしくは聞き取れないであろうぐらいとても小さい。

えらい声帯が弱っている。

そんな日々が続いているので、さぁそろそろ精神的にも限界になってきた。

そこで最近では頻繁に散歩をするようにしている。

俺は都内に住んでいるので、そこかしこ公園がある。

しかも大きい、自然のいっぱいある公園

新宿御苑とか明治神宮とか皇居周辺とか。

あとはお寺関係

特に皇居周辺はおすすめだ。

広々としてて眺めがいい。

新緑の木々や、今だとつつじや藤の花が見頃か。

先日、好きな人告白した。

見事にフラれた。

仕事もうまくいかない、好きな人にはフラれる、友達もいない。

人生、何ひとつうまくいってないけど、これから散策しよう。

今はひとりぼっちで見ている景色だけど、

いつか大好きな人と見られるようにね。

 
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